浦河で始める「地方創生」 浦河で始める「地方創生」 浦河で始める「地方

浦河で始める「地方創生」
∼しごと・ひとの流れを呼び込み、まちを元気に∼
「地方創生」とは、加速度的に進む人口減少に歯
て、地域特性を踏まえた「地方人口ビジョン」
(人
止めをかけるため、地方へ「ひと・しごと」の新し
い流れをつくることで、地方が活力を取り戻す取り
口の現状分析や展望)や、地方版の「総合戦略」を
策定していくことが求められています。
組みをいいます。
浦河町では今後、地
国は、昨年 12 月に地方創生の方向性を示した「ま
方創生にどのように取
ち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。
り組んでいくのかをお
それにともない、それぞれの地方公共団体におい
知らせします。
当町でも人口減少が続く
25
ていく必要があります。
以前より取り組んでいる人口減少対
策等をさらに広げ、地方創生の取り組
地方創生推進本部を設置
地方創生への取り組み
平成 年度国内平均は1.43、北海
人口減少を食い止めるためには、少
女性1人が一生のうちに産む子ども 子化対策や雇用創出、移住定住の促進
の平均数を示す﹁合計特殊出生率﹂の、
など、様々な取り組みを継続的に行っ
8700万人程度に、さらに2110
道では1.28であり、浦河町におい
人口減少・高齢社会を迎えているわ
が 国 の 人 口 は 今 後、20 6 0 年 に は
年には5000万人を割り込むとの推
ては1.33と道の数値を若干上回っ
ています。
計があります。
・住民が地域防災の担い手となる環境の確保
・ふるさとづくりの推進
みとして集中的に進めていくため、4
・中山間地域等における「小さな拠点」
(多世代
交流・多機能型)の形成
・人口減少等をふまえた公共施設・公的不動産等
の適正管理
人口が減ると、働き手の減少による
地域経済の縮小だけでなく、地域社会
●時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守
るとともに、地域と地域を連携する
月に企画課内に地方創生推進室を設置
好循環による「まち」の活性化を進める
しかし、現在の出生率や転出などの社
会減が続くと、2040年には現在の人
の実現、働き方改革
の弱体化を招きます。そしてゆくゆく
・若い世代の経済的安定
・妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援
・仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)
し、また、町長を本部長とする﹁浦河
方採用・就労の拡大
・地方大学等の活性化
●若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
町地方創生推進本部﹂
を組織しました。
人程になると推計されています。
推進本部では、管理職を本部員とし
町では以前より、人口減少を重要課 て、人口ビジョンや総合戦略等の策定
題と捉え、
移住交流推進室を設置して、
に連携して取り組んでいきます。
・企業の地方拠点機能強化、企業などにおける地
対策に取り組んできました。
●地方における安定した雇用を創出する
・地域経済雇用戦略の企画・実施体制の整備
・地域産業の競争力強化
・地方への人材還流、地方での人材育成、地方の
雇用対策
・情報通信技術の利活用による地域の活性化
●地方への新しい「ひと」の流れを作る
・地方移住の推進
口から4500人余り減少し、8500
「しごと」と「ひと」の好循環をつくる
は、大都市の衰退にもつながっていき
4つの基本目標
ます。
①「東京一極集中」の是正
②若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現
③地域の特性に即した地域課題の解決
そこで国は、将来にわたって活力あ
る日本社会を維持していくため、地方
基本的な考え方
創生の取り組みを開始しました。
国における「まち・ひと・しごと創生総合戦略」
広報うらかわ
2
浦河町議会議員選挙結果
72
無所属・現職
3
当
小原 庸行
66
無所属・現職
4
当
米谷 友光
63
無所属・現職
3
当
斉藤 隆
76
無所属・現職
3
当
飯田美和子
48
無所属・現職
2
当
武中 憲士
53
無所属・現職
6
当
荻野 節子
74
共産党・現職
11
当
木下 浩一
52
無所属・新人
1
当
佐々木孝雄
71
無所属・現職
6
当
神原富三夫
69
無所属・現職
4
当
中山 康子
56
無所属・現職
3
当
鎌田 信一
65
無所属・現職
2
当
佐藤 利明
57
公明党・現職
4
当
櫛桁 秀男
59
無所属・現職
2
当
辻 芳明
66
無所属・現職
7
当
岡崎 明弘
72
無所属・現職
5
﹁まち・ひと・しごと創生﹂の取り
組みは、すぐに確かな結果が現れるも
古江 政昭
年内に総合戦略を策定
当
のではありません。
人の町議会議員が決まる
1
国や道、市町村がそれぞれの立場で
役割を果たし、連携して長期的な対策
無所属・新人
今年度は、浦河町における地方創生
初年度となります。
30
を講じるとともに、この人口減少社会
武藤 拓也
の中で地域の活力を維持し、住民ひと
当選人は、4月 日に開催された
選挙会において、正式に決定されま
当
年内には浦河町の将来に向けて人口
ビジョンを策定し、これを踏まえて平
任期満了にともなう浦河町議会議
員選挙が4月 日に告示され、定数
4
りひとりが心豊かに暮らしていける浦
した。
無所属・現職
成 年度までの5年間を見越した﹁浦
人に対して、現職 人、新人2人
71
河町を創りあげていきたいと考えてい
今後4年間、議会活動を通じ、町
民の代表として町づくりをリードし
井上 理人
ていただくことになります。
当
河町地方創生総合戦略﹂
を策定します。
の 人が立候補し、立候補者が定数
を超えなかったことから、無投票と
27
18
16
当選回数
ます。
21
所属・新現
なりました。
(届け出順)
18
年齢
︵KPI︶
この中で具体的な成果目標
働団体、メディアを含めた連携のこと
1
* を定めます。併せてPDCAサイ
* 3 産官学金労言……産業界、行政、研究機関に金融、労
18
候補者氏名
︻お問い合わせ先︼
浦河町議会議員選挙当選者
地方創生推進室︵役場企画課内︶
|
継続的な改善を推進すること
|
* 2 PDCAサイクル……PLAN(計画)、DO(実施)、
クル 2
* により毎年度、施策効果や達
成状況を評価・検証し、総合戦略の推
CHECK(評価)、
ACTION(改善)の4つの視点により、
0146 26 9013
評価指標。政策ごとの達成すべき成果目標のこと)
進・改善を行っていきます。
また7月には、あらゆる世代のご意
見をいただくため、住民アンケートを
実施します。
さらに、町内外の﹁産官学金労言﹂
3
* の考え方に基づいた﹁地方創生推
進会議﹂を設置し、人口ビジョンや総
合戦略、施策目標や達成状況等につい
May 2015
3
て、定期的に意見や評価を行っていた
だくこととします。
* 1 KPI……Key Performance Indicators(重要業績
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