が ん ば ろう 秋 田!元 気 な 企 業 を 応 援 す るビ ジ ネ ス マ ガ ジ ン [ ビ ッ ク あ きた ] 2 経営探訪 歴史を重ねつつ、 新鮮であり続ける 株式会社 横手開発興業 4 I N F OR M AT ION 6 経営さぷりメント 8 プラザ通信 CENTER コンセプトづくりをしてみよう 平成27年度 秋田県よろず支援拠点 ほか センター活用事例 株式会社 カネイ溶接 有限会社 雄物川印刷 公 益 財 団 法 人 あきた企業活性化センター T E L 018 - 8 6 0 - 5 6 0 3 ht t p:// w w w. b ic - a k it a .o r.j p/ 6 2 015 Vol.407 地域 のために、 前 に進 む BUSINESS 経営探訪 management report 株 式 会 社 横手開 発 興 業 歴史を重ねつつ、 新鮮で あり続ける 02 J R 横 手 駅 東口を出て 、すぐ右手にある横 手プラザホテル 。 立体 駐 車 場を挟 んで ホテルプラザアネックス横 手 、横 手 駅 前 温 泉ゆうゆうプラザと3棟の宿泊施 設 が並ぶ 。経 営するのは 、 地 元・横手の株 式会社横手開 発興 業 。 ■ 横手駅前で歴史を重ねる ■ 館内だけでたっぷり楽しめる 横手開発興業の細谷賢一社長は、ホテル経営を通し 横手プラザホテルは、ウエディングや宴会用のホー て地元・横手の地域活性化に力を尽くしてきた。 ルを備えた正統派ホテル。ホテルプラザアネックス横 横手プラザホテルがオープンしたのは、1984年。 手は天然温泉付きの都市型ホテルで、源泉かけ流し露 細谷社長の父であり、当時、株式会社横手プラザホテ 天風呂付客室は特に人気がある。岩盤浴やジャグジー ルの社長を務めていた信一氏(現・横手開発興業会長) 付きのスパ、エステなどもあり、観光のお客様のほか、 が創業した。その後、ホテル駐車場の工事中に温泉が ビジネスでの利用も多い。ゆうゆうプラザは、天然温 湧出し、90年に賢一氏が社長を務める横手開発興業 泉と湯上がりにゆったりできる空間、料理にこだわっ が横手駅前温泉ゆうゆうプラザを、2006年にホテル たくつろぎの空間。それぞれの持ち味を活かし、連携 プラザアネックス横手をオープン。11年横手プラザ することによって、観光客からビジネスマン、地元の ホテルと横手開発興業が合併し、新生・横手開発興業 冠婚葬祭から宴会まで幅広い客層を取り込んでいる。 となった。 館内・敷地内の飲食店は、 和食、 寿司、 洋食、 郷土料理、 横手プラザホテル、プラザアネックス横手、ゆうゆう 比内地鶏と地酒の店がそろい、バリエーション豊富。 プラザの特徴は、駅から徒歩1分、秋田自動車道横手イ 館内での食べ歩きも楽しい。「温泉から食まで、館内 ンターチェンジから車で約5分という好立地と、天然温 だけでたっぷり楽しめる」とはお客様の評。施設の充 泉、館内に設けられた多種多様な7つの直営飲食店に 実化を図ることで、お客様を飽きさせない魅力を築い ある。 てきた。 2015.6 経営探訪 management report ■ 地元・横手への強い思い 定ランチバイキング、SNSを活用した情報発信など、 横手プラザホテル開業から数えて31年。その間、 さまざまなアイデアによる販促を実行している。現 横手駅前の景色は大きく様変わりした。1970年代 場スタッフが積極的に案を出し、サービスを追究して から80年代にかけては、賑わいを極めた時代、連日 いる。 活気にあふれた。やがて訪れる人の波が郊外へと移 ■ り、衰退傾向が続いた。こうした浮き沈みの中で長 年同じ場所で変わらず営業を続けることは容易では 変わり続けて歴史を重ねる “お客様を飽きさせない工夫”は他にもある。ここ ない。しかし、細谷社長の信念が揺らぐことはない。 数年は毎年館内の改装を行っている。今年の春は、ゆ 「地元横手に賑わいを創出することで人を呼び込み、 うゆうプラザのエントランスをシックなデザインに。 地域を活性化する」。地元への強い思いは、社員1人 スペシャリティーコーヒーの専門店「gita」もオープ 1人がカードで携帯するクレド(企業の志、信条、約 ンした。この改装を手掛けたのは、3代目にあたる細 束)にも記されている。細谷社長は、毎月定例の会議 谷拓真氏だ。 を開き、社員の声に積極的に耳を傾ける。 今年6月にはゆうゆうプラザの客室をリニューア “地域活性”という使命の下、社員はどのように統制 ルし、 「HOTELplaza迎賓」として新たに生まれ変わ を取り、現場を盛り上げているのだろうか。 「マニュ る。今後は中庭も一新の予定だ。また近年は、社員の アルがないのが1つのポイント。型に縛られること 若返りが進んだことで、若いスタッフのアイデアが現 なく、それぞれの持ち場で自主的に考え、行動や工夫 場で発揮されている。 をする。もう1つは、3つの施設の連携を密にして、 駅前は再開発が進み、2011年、横手駅は新しく生 情報をしっかりと共有すること」と同社の鈴木大介常 まれ変わった。地域活性の核として、同社はこれから 務は話す。 も駅前で歩みを続ける。 ウエルカムドリンクのサービスや月1度の土日限 A A リニューアルしたゆうゆうプラザのエントランスホール。 B ゆうゆうプラザの建物前には温泉が湧き出るモニュメントがある。 C ホテルプラザアネックス横手の源泉かけ流し露天風呂付客室。 D 上記客室の露天風呂。 E 横手プラザホテル1階・日本料理鳥海(とりうみ)。 F 今年4月にオープンしたスペシャリティーコーヒーの専門店「caffe gita yokote」。 E B F C 株式会社 横手開発興業 〒013-0036 D 秋田県横手市駅前町7番7号 Te l .0182-32-7777 Fax. 0182-32-0900 ● 設 立/平成2年5月 ● 資本金/1,000万円 ● 従業員/167名 ● 事業内容/ホテル業、飲食業 2015.6 03 県内ものづくり企業の販路を拡大するため、首都圏及び東北地区担当の「販 路開拓アドバイザー」を配置し、発注企業の情報提供やマッチング支援を行 います。 センター活用事例 販路拡大支援 お問い合わせ あきた企業活性化センター/ 販路拡大担当(018-860-5623)まで。 株 式 会 社 カネ イ溶 接 ゼロか ら 事 業 を ス タ ー ト 首都圏 を 中 心 に 販 路 拡 大 金 属 の 溶 接 のな かで も 、 高い 技 術 が 求 められ る「 薄 物 溶 接 」。 そこにあえて 挑 む 、女 性 社 長 が い る 。 “隙間産業”を狙って勝負 た。そして、自ら会社を設 立。親のコネには頼らず、顧 「『溶接』と聞くと、男性の仕事と思われがち。だから 客無し、実績無しのゼロからのスタートを切った。その 『私を含めて女性2人で溶接をやっています』と話すと、 当時の父からの唯一のアドバイスが、 「あきた企業活性 『女性だけ?しかも、あなたが溶接をやっているの?』と 化センターを利用すること」だった。 「最初は、何から手 驚かれます」と笑うのは、カネイ溶接の門脇早江子社長。 をつけたらいいのか、需要があるかどうかも分からない 自宅敷地内にあった作業小屋を改装し、2009年に起業 状態。さっそく活性化センターに相談したところ、『東 した。以来、経営者兼溶接工として会社を切り盛りして 京で開催する合同商談会に参加してみては?』とアドバ いる。 イスをいただいた」 カネイ溶接が得意とするのは、非鉄金属(アルミ・ステ ンレス・銅など)の薄物溶接。板厚1mm以下の溶接は、 イベント参加で顧客獲得 技術的に難しく、手間がかかって極めて作業効率が悪い 2010年、初めて参加した商談会での営業が奏功し、 ため、受注に難色を示す業者が多い。あえてそこに目を 首都圏に取引先が見つかった。その後も、各種商談会や つけた。小型で薄い金属ならば、女性でも作業が容易 情報報告会など、当センター主催のイベントに積極的に だ。力で勝負できない分、技術と女性ならではの細やか 参加し、着実に顧客を増やしている。 「活性化センター さ、小規模だからできる小ロット対応で生き残りをかけ を利用しなければ、ここまで順調に販 路を開拓できな ている。 かった。当社は、まだ営業を雇う余裕がなく、首都圏の 取引先に頻繁に出向けない状態だが、取引先へは活性 コネ無し、実績無しでスタート 化センターの販路開拓アドバイザーがフォローしてくれ 起業前は、溶接とは無縁の仕事に就いていた。だが、 る。非常にありがたい」と話す。 溶接工である父の姿を見て育ったため、 「子供の頃から なお、今年度は、6月4日に「首都圏・中京・東北地区 溶接には興味があった」という。 発注等情報報告会」 (会場:秋田県産業技術センター)、 元溶接工で、現在は 精密板金 会社を営む父に溶接 7月2日に「青森・秋田・岩手3県合同商談会」 (会場:東 技術や経営の基礎を学び、その後、独学で技術を磨い 京流通センター)を開催予定。詳細は、当センターまで。 株式会社カネイ溶接 〒018-5201 秋田県鹿角市花輪字上中島82番地 Te l.0186-25-8234 Fax.0186-25-8235 同社が行っているのは「TIG(ティグ)溶接」。 アルミ/板厚0.5mmの溶接例(角溶接後サン 左から、仕上げや研磨を担当しているベテラン 強い光を放つが火花が飛び散ることはない。 ダー仕上げ)。アルミ0.5mm厚の溶接は高い技 職人、兎澤義信さん。溶接担当の門脇社長と石 術を要する。 04 2015.6 井寛子さん。 http://www.yousetu.co.jp/ センター活用事例 設 備 貸与 制 度 県内小規模企業者・中小企業者が導入を希望される機械設備を当センターが 購入し、割賦販売またはリースする制度です。 お問い合わせ あきた企業活性化センター/ 設備貸与・応援ファンド担当(018-860-5702)まで。 有限 会 社 雄物川印 刷 時 代を読み 、変 化 に 対 応 変 革 の 時 を 迎 えてい る印 刷 業 界 。 その 中 で 、時 代と顧 客 のニーズ に 応 え 、 全 国 に 取 引 先を 拡 大してい る 。 最新色校正システムを導入 ルで制作できるビンゴカードがある。一般的なカードは、 オフセット印刷、オンデマンド印刷、印刷製本の加工 1枚ごとに配列を変えた数字だけが印刷されているが、 や企画・編集・デザインなどを手掛ける雄物川印刷は今 同社の商品はその部分に顔写真や商品写真、イラストな 年4月、当センターの設備貸与制度を利用して最新の色 ど自由にデータを配置し、オリジナリティを追求すること 校正システムを導入した。色校正とは、多色刷りの印刷 が可能。データを升目にランダムに配置するオリジナル を行う際、求める色調が忠実に印刷されるか確認し、色 のプログラムも開発した。オリジナルビンゴカードは販売 調を整える作業のこと。 「刷り上がった印刷物の色と、 を始めて5年ほどだが、インターネット経由で話題を集め、 お客さまの求める色が異なることで発生する色トラブル 大手企業の販促キャンペーンやイベントのツール、社内 を防ぐために導入した」と社長の高橋富男さん。今、印刷 研修や二次会の宴会ツールなど、さまざまな用途に用い 業界は、紙媒体の減少や価格競争の激化など厳しい現 られている。販売は、関連会社である東北プリントワー 実に直面している。 「その中で生き残るためには、技術 ルド(株)が行っている。 面やアイデアで優れていないといけない。自分たちは何 ができるか常に考え続けてきた」 「オリジナルビンゴカード」がヒット 時代に合わせて変化 このほかにも、納期、価格、品質など、顧客からの要 望に対して、きめ細やかに応える姿勢が評価され、取引 創業は1992年。印刷システムのデジタル化を見据え、 の継続に繋がっている。また、インターネットを活用し 印刷会社に勤めていた高橋社長が独立してスタートした。 た営業活動に力を入れており、時代のニーズに合わせた 同社は小規模型の家族 経営であり、事業規模は決して ビジネスを展開している。 「紙媒体の情報メディアは規 大きくはない。また、周囲は田園地帯であり、商業圏に 模が縮小され、印刷物が減っていくのは明らか。これか は距離がある。しかし、経営規模や立地、業界全体の低 らは、ますます“インターネットの時代”になるだろう。そ 迷もものともせず、近年、名立たる大手企業や、話題の れに伴い、我々のビジネスの領域も変化する。時代に取 新興企業まで全国各地に取引先を拡大している。 り残されないように模索する日々」と冷静に今後の抱負 同社が全国から注目を集める理由の1つに、オリジナ を語る。 有限会社雄物川印刷 〒013-0481 秋田県横手市雄物川町薄井字東神谷地26 Te l.0182-23-1641 Fax.0182-56-2012 工場で印刷の作業を担当しているのは、高 設備貸与制度で導入した色校正システム。実際 オリジナルビンゴカード。さまざまなデザインに 橋社長の息子さん。家族の息の合ったチーム の仕上がりとほぼ同様の濃度や色調を再現。色 仕上げられる。写真(上)のカードはハガキサイ ワークで仕事に取り組んでいる。 トラブルを予防する。 ズだが、様々な大きさへの対応が可能。 http://print-w.jp 2015.6 05 ● コンセプトは魅力を伝える源泉 今回はデザイン作業の一番入口の部分、コンセプトづく りのお話です。コンセプトは何かをするときに初めに考 える作業で、設計や営業といった他の部署との共通認識 になる指針となります。また、途中で行き詰まったとき、 考えに迷った時のより処にもなります。 作り出すコンセプトは、これからすることの魅力を伝え る源泉となりますから、 ● 新しさや得られるメリットを伝える コ ン セ プト づ くり を して み よ う ● 気がついていない切り口(着眼点)を教える ことが必要です。キャッチコピーではないので、きちん と伝わる文章でなければなりません。仮に表現力が不足 していると、考えていることが、きちんと伝わらないこと がありますので、注意しましょう。 vol.2 ● コンセプトをつくる 1 情報収集をする コンセプトをまとめる前に、これから取組むことにつ いて情報を集めます。知識だけではなく、可能であれ ば、実際の現場を見たり、人の動きを確認するなどを したいものです。 例として、 「若い女性をターゲットにした 新 し い 緑 茶 」に つ い て 考 え て み る 。 寝る前でもいいかも…カフェインレス お茶パーティ きっと香りが いいだろうなぁ 眠れなそう…カフェイン カテキン、ビタミン、 タンニン がばがばいけるかも 昔、お茶は薬だった カロリーオフ 手間を楽しむ あえてお茶をたてる 緑茶について 売場にて・・ 国内だけでも産地が沢山 「和」のイメージが強い ⇔ 小分けにしたら 自分だけの ブレンド茶 「洋」のイメージ??? アフタヌーンティー 選ぶのも楽しい 贈り物でもいいかも 寝る前のお茶って…ありかも 今日の気分の味とか… 例:マインドマップ( ※ )で キーワード・キーフレ ー ズ を 探 し 出 す ※「マインドマップ」は、英国ThinkBuzan社の商標登録。 キーワードやイメージを中央に配置して、そこから放 射状にキー ワードやイメージを自由に広げ、つなげて思考を展開する方法。 06 2015.6 ● 使われる場の状況 ● 対象物の魅力、性質など … 2 キーワード・キーフレーズを探し出す かなか慣れない作業だと思います。私はコンセプトを イメージ 味がそれぞれ違う、産地の特徴がある コンセプトを言葉にして文章にまとめあげるのは、な 体に良さそうな効用 ペットボトルが沢山 手軽さが目立つ ● ターゲットとなる人についての分析 作る前に、伝えるシンプルな一言を探します。魅力を 表す言葉(キーフレーズ)を、できるだけ沢山リストアッ プしていきます。質よりも量が大切です。些細なこと でも、とにかく挙げていきます。ポイントは、ターゲッ トとなる人のメリットにつながる言葉を言い当てるよう に心がけて考えることです。 仮説のキーワード・ キーフレーズ例 緑茶は心の滋養強壮剤 3 イメージを具体的に膨らませる 4 コンセプト評価~新しい何かが感じられたか? キーワード・キーフレーズを変えずに、イメージを膨 ● いままでにないモノに見えるか? らませていきます。想定する場面や登場人物などを具 ● 新しい意味(価値)を感じるか? 体的にしていくことで、文章として整えていきます。 ● 新しい効用が見える、もしくは判るか? ❶ 具体的場面(シーン)の想定 ● 新しい面白さを感じるか? ● どういう場所(場面)で ● 新しい世界が見えるか? ● どういうとき(機会、時間帯、時期)に使われて ● 新しい生活を感じるか? いる(買われている、利用されている)などの場 作ったコンセプトから、これらを感じる事ができたなら、 面を具体的に設定してみる。 エンドユーザーに、 「早く手にしたい、是非やってみたい」 ❷ 人物の設定 と思わせることになります。 対象とするターゲットを、より細かく設定する。 そして、次の段階としてコンセプトを具現化するのがデ ● 年齢、職業、背景、グループ等々 ザイン作業です。 ❸ コンセプトの文章づくり コンセプトをつくることは、例えば新しい会社を立ち上 以上をもとに、文書に整えます。特に意識する点は げようとしている人、事業やイベントを仕掛けようとして ● 何のために(動機、ニーズ、欲求) いる人、営利企業でなくても、NPOの立ち上げや、大学 ● 何を求めて(期待して、関心・動機) の学園祭やサークルのイベントを考えている人など、商 ● どのくらい(予算、コスト、値頃感,頻度) 品開発に限らず、あらゆるスタートアップの場面において ● どんなふうに(使用方法、利用方法) 有効です。機会があれば、是非ご自身で考えてみてくだ など、理解のきっかけを作る内容になっているか? さい。 です。これが満足されていると、商品の概念や全 体像を理解しやすい、相手の心に届きやすいコンセ プトになります。 ※文章量の参考 グッドデザインの審査要件にも、デザインコンセプトの 記述が求められておりますが、文字制限として50文字 株式会社アルテ 以内となっています。文章量の目安にしてみてください。 代表取締役 時 田 和 幸 ときた かずゆき 仮説のコンセプト例 【略歴】 昭和40年 秋田市生まれ 働く女性のための、明日の元気を取り戻すカフェインレス緑 茶は、手軽に茶を立てて、就寝前にリフレッシュするひととき を与えます。 秋田大学卒業後、株式会社五洋電子にて移動体端末や半導 体製造装置の設計を担当。在職中に、秋田公立美術工芸短期 大学(現秋田公立美術大学)に入学、産業デザイン学科1期卒 業。秋田情報ビジネス専門学校にて情報デザインの教員を経 て、平成15年デザイン会社 株式会社アルテの代表取締役 に就任。 複 数の日本 国内産の銘 茶が入った小分け緑 茶 セットは、茶 葉の特 徴を見ながら、自分の好みでブレンドしてオリジナル 茶を楽しめる贈り物です。 平成20年からはNPO法人ほっとアートあきたを立上げ、まち のにぎわいづくりや人材教育に取組んでいる。 秋田市工芸振興協議会 会長 2015.6 07 プラザ通信 PL A Z A COMMUNIC ATION あきた企 業 活 性化センターより 平成27年度 秋田県よろず支援拠点 中小企業や個人事業の経営者が抱える 経営上のあらゆる相談に応じます。 相談 無料 売上 拡大 経営 改善 ※具体的な支援の段階で自己負担が発生する場合があります。 経営上のあらゆるお悩みの解決を支援 丁寧なヒアリングによる的確な解決策を提案します。 労務/雇用、 原価管理、 デザイン、 IT/WEB関係を 強化しました! 成果が出るまでフォローアップ 定期的なフォローアップをおこないます。 事業者の課題に応じて、 複数の支援機関・専門家がチームで支援 適切なチームを編成し、他の支援機関と連携しながら支援します。 地域の支援機関とのネットワーク活用 セミナー、金融機関での出張相談会の開催で地域支援機関との情報を共有化します。 サテライト (県北・県南) ・巡回相談によるきめ細かいフォローアップ 秋田県よろず支援 拠 点 設置場所 大館市役所 本庁舎1階(年金相談所を使用) 設置日時 毎月第1・第3金曜日 10:00~15:30 開催中 秋田県よろず支援 拠 点 2015.6 平成 2 8 年 3月まで サテライト湯沢 設置場所 湯沢市役 所 2階(21相談室を使 用) 設置日時 毎月第2・第4金曜日 10:00~15:30 開催中 08 サテライト大館 平成 2 8 年 3月まで 巡回相談 秋田市 秋田市役所 山王別館 (第一会議室を使用) 場 所 毎月第2水曜日 10:00~15:30 開催中(~当分の間) 日 時 横手市 よねやMGビル2階 (Bizサポートよこてを使用) 場 所 毎月第1・第3木曜日 10:00~15:30 開催中(~当分の間) 日 時 ※上記設置日時、場所については、現時点の予定であり変更する場合もあります。 PL A Z A COMMUNIC ATION プラザ通信 私たちが相談に応じます! お気軽にご相談ください! コーディネーター 300者(社)以上の中小企業・小規模事業者の方の売上拡大、経営 小室 秀幸 (こむろ ひでゆき) 改善、新商品開発、新分野進出、資金繰りなど幅広い相談に対応。 得意 売上拡大、経営改善、 分野 創業、広告戦略、資金繰り 国の経営革新等認定支援機関として、また、ライフワークとする創業 サブコーディネーター 相談者の強みを引き出し、それを活かすための指導には定評あり。 支援でも多くの実績を有し、創業支援セミナー講師としても大活躍。 小笠原 浩之(おがさわらひろゆき) 中小企業診断士、特定社会保険労務士として、経営強化のための人 得意 経営改善、事業計画作成、 分野 人事・労務管理 応。特に経営改善や労務管理に多くの実績を有する。事業計画の サブコーディネーター 事制度構築や業務改善など、経営や労務に関する幅広い相談に対 策定から実行までの支援にも注力。 柿崎 博美 (かきざき ひろみ) 売上拡大、商品開発、ものづくりなどを始め、多岐に渡る相談に対応。 得意 売上拡大、商品開発、 分野 ものづくり、創業 ションマネジャーとして、創業者支援では県内の中心的な存在。 サブコーディネーター 鎌田 晶子 (かまだ あきこ) 得意 売上拡大、店舗運営、 分野 経営改善、資金繰り サブコーディネーター 樋渡 忍(ひわたし しのぶ) 特に、製造業の売上拡大に多くの実績を有する。シニアインキュベー 商業分野を得意とする中小企業診断士。独立行政法人 中小企業基 盤整備機構の事業等で小売店・飲食店への販売戦略策定や店舗改 善など多くの指導実績を有する。全国商店街支援センターのよろず 相談アドバイザーであり、カラーコーディネーターの資格も有する。 建設 分野で経営改善を得意とする。特に原価管理(工程管理・実 行予算)による実績多数。丁寧な対応とフォローアップには定評あり。 得意 原価管理、経営改善、 分野 売上拡大 一方、小売業、飲食 店への販 売促 進策による売上拡大支援にも実 サブコーディネーター チラシや看板、WEBサイト、パッケージなどのデザインを手がける 宮崎 昌裕 (みやざき まさひろ) 得意 売上拡大、IT活用、 分野 デザイン、広告戦略 績あり。 グラフィックデザイナー。大手流通業のチラシや店内POPの制作を 経験。現在はデザインを通して秋田県内の企業や個人事業主に販 売促進やブランディングの提案を行う。WEBやSNSなどのITに関す る相談にも応じる。 お問い合わせ先 公益 財団法 人 あきた企業活 性化センター 秋田県よろず支援 拠 点 〒010- 8572 秋田県秋田市山王三丁目1-1県庁第二庁舎2階 TEL:018(860)5605(直通) FA X:018(863)2390 E-mail : [email protected] ホームページ : http://www.bic-akita.or.jp/ 2015.6 09 プラザ通信 PL A Z A COMMUNIC ATION あきた企 業 活 性化センターより 「青森・秋田・岩手3県合同商談会」の開催について 当センターは、(公財)21あおもり産業総合支援セン 商談会参加費 ター及び(公財)いわて産業振興センターとの合同により、 「青森・秋田・岩手3県合同商談会」を開催します。 日時 会場 (東京都大田区平和島6-1-1) 内容 開 催 内 容 平成27年 7 月 2 日(木) 13:00 ~ 17:10 TRC東京流通センター 第1展示場 Aホール 13:00~13:20 開催セレモニー (主催者挨拶、商談方法説明等) 13:20~17:05 個別商談 (発注企業と受注企業との個別面談) 会場までの 交通費は各自 負担となります 発注企業との指名面談及び フリー面談、名刺交換 ● 13:20~14:40 指名面談第1部 ※1 ● 14:50~15:35 フリー面談 ※2 ● 15:45~17:05 指名面談第2部 17:05~17:10 名刺交換 ※1 発注企業様と受注企業様の双方から、あらか プラスチック製品製造業、ゴム製品製造業、鉄鋼 対象 業種 無料 じめ面談したい相手企業様を指名していただ 業、非鉄金属製造業、金属製品製造業、一般機械器 き、事務局が調整した時間割により面談をし 具製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器 ます。 具製造業、電子部品・デバイス製造業、輸送用機械 ※2 受注企業様が発注企業様の席へ並んだ順番に 面談します。 器具製造業、精密機械器具製造業、機械設計業 ※ 本商談会に参加できる受注企業は、青森県、秋田県及び岩手県内に本社や工場がある企業様です。 お問い合わせ先 経営支援グループ 販路拡大担当 TEL 018(860)5623 FAX 018(860)5612 あきた企 業 活 性化センターより 平成27年度 あきた企業応援ファンド事業 地域資源を活用した創業、 新役務・新商品開発または共同研究などの 取組を支援します 応募 締切 平成27年度 第1回目の募集中です 6月17日(水) 平成27年度 あきた農商工応援ファンド事業 農林漁業者と中小企業等の連携による 新商品開発等を応援します お問い合わせ先 10 2015.6 応募 締切 平成27年度 第1回目の募集中です 6月10日(水) 経営支援グループ 設備貸与・応援ファンド担当 TEL 018(860)5702 TAX 018(860)5612 PL A Z A COMMUNIC ATION プラザ通信 独 立行政 法 人 高齢・障 害・求 職 者雇 用支 援 機 構 より 平成27年度版 高年齢者雇用安定助成金のご案内 高年齢者が意欲と能力がある限り年齢に関わりなく 高年齢者活用促進措置 いきいきと働ける社会を構築していくために、高年齢 者の活用促進のための雇用環境整備の措置を実施した 事業主に対して、助成金を支給します。 ❶ 新たな事業分野への進出等 ● 高年齢者を積極的に活用しようとする企業 ● 高年齢者の雇用環境整備に関する計画の策定 計画書提出 独立法人 計画認定 高齢・障害・求職者雇用支援機構 ● 高年齢者が就労の機会の拡大が可能となるよ うな機械設備、作業方法、作業環境の改善等 ❸ 高年齢者の就労の機会を拡大するための雇用 管理制度の導入・見直し ■ 最大1,000万円が支給されます (60歳以上雇用保険被保険者1人につき20万円) ● 賃金制度・能力評価制度の導入等 ● 短時間勤務制度・在宅勤務制度の導入等 ● 専門職制度の導入等 ● ■ 要した費用の3分の2(大企業は2分の1) お問い合わせ先 既存の職務内容のうち高年齢者の就労に向く 作業の切り出し(職場または職務の再設計) ❷ 機械設備、作業方法、作業環境の導入・改善 支 給 額 ※ 平成27年度改正内容 ① 建設、製造、医療、保育又は介護の分野に係る事業を営む事 業主にあっては、60歳以上の雇用者1人当たりの上限額を 現行の20万円から30万円に引き上げました。 ② ①の分野に係る事業を営む事業主について、70歳雇用確保 措置の実施は現行の「70歳以上」を「67歳以上」へ要件緩和 を行いました。 高年齢者が働きやすい事業分野への進出 (新 分野への進出) 研修システム・職業能力開発プログラムの 開発等 ❹ 定年の引上げ等 ● 定年の引上げ ● 定年の定めの廃止 ● 希望者全員を対象とする継続雇用制度の導入 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 秋田支部 高齢・障害者業務課 〒010-0951 秋田市山王三丁目1ー7 東カンビル3F TEL 018(883)3610 FAX 018(883)3611 http://www.jeed.or.jp/location/shibu/akita/ ADVERTISEMENT 賛助会員広告 カ ーナビタッチパネルの一 貫生産で地域社会に貢献する 株式会社セントラル精密 総 務 部 〒014-1115 秋田県仙北市田沢湖 小 松 字 本 町 200 T E L 0187-44-2100 F A X 0187-44-2102 本町工場 〒014-1115 秋田県仙北市田沢湖 小 松 字 本 町 200 T E L 0187-44-2900 F A X 0187-44-2903 城廻工場 〒014-1115 秋田県仙北市田沢湖小 松 字 城 廻 108 T E L 0187-55-5170 F A X:0187-55-5180 2015.6 11 2 015 Vol.407 6 B U S I N E SS I N F ORM A T I ON CENTER 平成27年6月1日発行 6月号 編 集・発行/公益 財団法 人あきた企業 活 性化センター 〒010 - 8572秋田市山王 三丁目1番1号 Te l.018 - 8 60 - 5603 本 誌は、賛 助会員へ の 配布となっております。購 読を希望される場合は、上記までお申し込みください。 Fa x.018 - 8 63 -239 0
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