群馬杉武館便り「黒帯少年」 2015/3 月 どの習い事もそうでしょうが、ひとつのことを長く続けるのは本人の努力と、少年たちにとっては、 そのご家族の理解と応援が欠かせないでしょう。 群馬杉武館の少年部の中で、初めて「黒帯」が 2 名誕生しましたので紹介します。 高田隼秀 (たかだ・はやひで) 君 合気道を始めたきっかけは、小学校 1 年生の時にテレビで見た護身術の特集でしたが、一目で合気 道の不思議な魅力の虜になりました。 入会は 2010 年 6 月、 当初は高崎市にあるカルチャー教室にて、 母子で一緒に稽古していましたが、 もっと本格的に稽古したいと、途中で杉武館本部に移籍してきました。 その後も杉武館の皆さんの温かいご指導のおかげで、ますます合気道を好きになり、今では「合気 道に勝る武道など無い!」と言うコラムを学校の授業で発表し賞賛されました。 黒帯は 2014 年 12 月に取得しましたが、その間、錬身会主催の全国大会にも何度も出ています。 趣味は映画を撮ることで、将来の夢は映画監督になる事です。 今は気の合う友人と、ひとつの作品を作り上げようと日々頑張っているそうで、ぜひ、素晴らしい 「武道映画」を作成してもらいたいと期待しています。 古嶋楓 (こじま・かえで) 君 入会したのは 2009 年 6 月でした。合気道を始めたきっかけは、すでに父親の大輔さんが合気道を 始めていて、玉村町の「さくら祭り」の演武を観て「カッコイイ!」と思い、ぼくもお父さんみた いになりたいと思ったのでした。 昨年の 12 月の審査で、高田君と一緒に受験して黒帯となりましたが、目標は、お父さんの三段に 追いつき、それを抜こうと頑張っているそうです。 錬身会の全国大会にも親子演武で出場していますが、大会会場で会ういろんな人に「こんにちは!」 と笑顔で声をかけ人気者です。楓君の笑顔で、こちらの心が和んでしまうのです。 かつて養神館を興した塩田剛三先生が「襲ってくる敵も、友達にしてしまうのが最強」と記述して いましたが、楓君もそうなる素質を持っていると思います。 合気道以外にも野球を続けていて、忙しい毎日を送っています。 がんばれ! 黒帯少年たち。 古嶋親子のファミリー演武 小学生演武・向かって左が隼秀君
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