この研修会は、訪問看護に携わる看護師等に対して

この研修会は、訪問看護に携わる看護師等に対して訪問看護事業の実施に必要な基本
的知識と技術を修得させ、質の高い訪問看護の実践ができることを目的にしています。
当講習会は、「新任期（２５日間）」と「スキルアップ研修（５日間）」に分けて実施
します。
「新任期」の受講者は、「スキルアップ研修」を無料で受講できます。
１
対象者
訪問看護に従事する看護職（従事予定者を含む）
２
実施主体
福岡県
３
実施機関
公益社団法人福岡県看護協会
４
会
講義･演習：ナースプラザ福岡（福岡市東区馬出 4 丁目 10 番 1 号）
実習：県内諸施設
場
5 日程等
6 資料代等
7 定員
（1）日程
平成２7 年６月 2 日（火）～１１月４日（水）中での２５日間
（2）時間
9:30～16:30（実習時間は施設により異なる）
（3）内容
講義・演習：２２日間
実習３日間
新任期
４２,０００円
※ 受講料は前納です。入金後の返金はできません。
３０名
※ 受講決定者には、郵送で「受講決定通知」を送ります。
規定の申込書（協会ホームページからダウンロード可）を下記まで郵送して
8 申込方法・
ください。
締切日
締切日：平成 27 年 4 月 30 日（木）必着
9 その他
＊
訪問看護師養成講習会「新任期」修了者には福岡県が発行する修了証が交付
されます。
（全日程４／５以上出席し、実習に参加した方）
詳細は、協会ホームページをご覧いただくか、下記までお問合せください。
《問合せ先》公益社団法人福岡県看護協会事業部事業課在宅支援
〒812－0054 福岡市東区馬出 4 丁目 10 番 1 号「ナースプラザ福岡」
TEL：092-631-1221 FAX：092-631-1223
平成２７年度訪問看護師養成講習会
実施要領
訪問看護師養成講習会とは、訪問看護に携わる看護師等に対して訪問看護事業の実施に必要な
基本的知識と技術を修得し、質の高い訪問看護の提供に資することを目的として、訪問看護師養
成講習会とスキルアップ研修を実施する。
１研修の目的
１）新任期
訪問看護を開始する看護師等が、訪問看護に必要な基本的知識・技術を修得する。
２）スキルアップ研修
在宅ケアを支援する質の高い看護サービスの提供と、看護実践能力を高める。
２研修の目標
１）新任期
受講者個々のニーズに応じて、訪問看護に必要な知識・技術を修得することができる。
２）スキルアップ研修
（１）訪問看護における諸制度や関係機関との連携、チームケアの向上を図ることができる。
（２）専門的な技術を確実に修得し、自立して実践できる。
３
主
催
福岡県（公益社団法人福岡県看護協会受託）
４対象者
１）新任期
訪問看護に従事する看護職員（従事予定者を含む）
２）スキルアップ研修
５日程
１）新任期
平成２７年６月２日(火)～１１月４日(水)の２５日間、9:30～16:30
講義・演習２２日間、実習３日間（実習は必須）
２）スキルアップ研修
６
会
場
７
定
員
８
９
原則として訪問看護に従事して３年以上の者
平成２７年１１月～１２月中での５日間、
9:30～16:30、講義５日間
講義・演習ナースプラザ福岡、実習
１) 新任期３０名
２）スキルアップ研修
カリキュラム
県内諸施設
６０名
別紙
資料代等
１）新任期４２，０００円
２）スキルアップ研修１日４，０００円
なお、新任期を受講した者は、スキルアップ研修資料代は不要。
１０申込方法
１１決定通知
規定の申込書を福岡県ナースセンターへ郵送。
申込書は、福岡県看護協会のホームページでダウンロードできる。
本人宛て郵送で決定通知を送付。
１２その他
１）訪問看護師養成講習会は、新任期とスキルアップ研修とする。但し、新任期２５日間受講
のみも可能。
２）訪問看護師養成講習会の新任期修了者には、福岡県より修了証を交付。（実習は必須）
全日程 4/5 以上の出席とする。
３）実習にあたり看護職賠償責任保険制度またはその他の傷害保険に加入していること。
４）スキルアップ研修については、一部公開講座とする。
平成27年度　訪問看護師養成講習会　新任期　カリキュラム
講義
Ⅰ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
実施日
6月2日火
開
始
終
了
時
間
数
9:30
10:00
0.5
10:00
11:30
1.5
11:30
12:30
1
13:30
16:30
3
講義
訪問看護概論
訪問看護の役割・機能・特性・制度
1.訪問看護の概論を理解し、在宅で求められている看護の特性や基本
姿勢を理解する。
2.訪問看護における法的諸問題について学ぶ。
9:30
12:30
3
講義
訪問看護概論
訪問看護の魅力
訪問看護の魅力及び必要性について認識する。
13:30
16:30
3
講義
療養生活の支援
在宅での療養生活に必要な環境の調整と日常生活行動の支援ができ
る。
9:30
12:30
3
講義
演習
訪問看護対象論
訪問看護の対象者とその家族の特性を理解する。
13:30
16:30
3
9:30
12:30
3
講義
訪問看護展開論
訪問看護での役割、訪問看護過程を学ぶ。
13:30
16:30
3
9:30
12:30
3
講義
在宅ケアシステム論
住み慣れた地域で生活を支える
在宅ケアシステムの機能と訪問看護の役割、.関係機関の機能と役割を
理解する。
併せて.ケアマネジメントを理解する。
13:30
16:30
3
講義
家族看護(理論と実践)
家族援助に必要な理論およびアセスメントモデルを理解し、家族アセ
スメントが出来る。
9:30
12:30
3
地域包括ケアシステム
住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることが
できるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制（地域包括ケア
システム）を理解する。
在宅における服薬管理
在宅療養者・家族が服薬管理できるために必要な支援を実施する。
講義
演習
ストーマケア/スキンケア
1.ストーマケアを必要とする在宅療養者への適切な援助ができる。
2.皮膚や粘膜の状態、創傷状態に合わせたスキンケアができる。
方
式
科目
開　講義
講　学習目標
式
訪問看護概論
看護行政の動向
社会の動向と看護行政の関連を理解する。
オリエンテーション　（受講者自己紹介、研修会について）
6月3日水
6月10日水
6月16日火
7月1日水
7月2日木
講義
13:30
16:30
3
9:30
12:30
3
7月15日水
13:30
16:30
3
9:30
12:30
3
講義
脳血管疾患後遺症の看護
再発の防止及び日常生活における機能障害や能力低下からの回復を目
指し、生活の質の向上と維持を支援できる。
13:30
16:30
3
講義
演習
リハビリテーション看護
ROM/移動動作の援助
地域での生活を継続するために、在宅療養者が潜在能力を活かし自立
した生活を再構築するための支援ができる。
9:30
12:30
3
講義
演習
在宅看護技術①
・在宅中心静脈栄養法
・ポートの管理
・在宅酸素療法
・腹膜透析
在宅における看護技術を理解する。
講義
演習
訪問看護に役立つ呼吸管理
呼吸不全患者の呼吸管理について理解し、在宅療養者に適切な援助が
できる。
7月21日火
7月28日火
13:30
16:30
3
9:30
12:30
3
13:30
16:30
3
9:30
12:30
3
講義
栄養管理
（経管栄養法・中心静脈栄養法）
在宅における栄養管理を理解する。
13:30
16:30
3
講義
摂食･嚥下訓練/口腔ケア
摂食・嚥下訓練、口腔ケアについて理解し、在宅療養者に適切な援助
ができる。
9:30
12:30
3
講義
演習
フィジカルアセスメント
13:30
16:30
3
問診・打診・視診・触診などを通して、実際に患者の身体に触れなが
ら、症状の把握や異常の早期発見ができる。
9:30
12:30
3
在宅でできるフットケア
フットケアの知識や技術を学び、足病変の予防やＱＯＬの向上に向け
て適切な看護を実践できる。
リンパ浮腫のケア
リンパ浮腫の適切なケアを理解することで、精神的・肉体的苦痛を緩
和する支援が実践できる。
8月4日火
8月5日水
8月18日火
講義
演習
8月25日火
13:30
16:30
3
平成27年度　訪問看護師養成講習会　新任期　カリキュラム
講義
Ⅰ
実施日
14
9月1日火
15
16
17
18
19
20
21
22
開
始
終
了
時
間
数
9:30
12:30
3
13:30
16:30
3
9:30
12:30
13:30
9:30
方
式
科目
講義
演習
看護に求められるコミュニケーションとマ
ナー
3
講義
精神科訪問看護
16:30
3
講義
認知症の看護
12:30
3
講義
演習
感染管理
9月16日水
在宅療養者への感染予防および対策を理解し、適切に実施できる。
13:30
16:30
3
9:30
12:30
3
13:30
15:30
2
15:30
16:30
1
9:30
12:30
3
講義
難病の医学的管理
13:30
16:30
3
講義
難病患者の看護
9:30
12:30
3
講義
急変時の看護
急変時の状況に応じた適切な対応ができる。
13:30
16:30
3
講義
小児・障がい児看護
疾病や障がいをもつ小児が、安定した在宅生活を継続できるための支
援ができる。
9:30
12:30
3
講義
在宅ターミナルケア
在宅療養者と家族が終末期の時間を可能な限り安楽に過ごし、死を迎
えるための支援ができる。
13:30
16:30
3
9:30
12:30
3
講義
在宅リスクマネジメント
在宅におけるリスクを考え対処法を学ぶ。
13:30
16:30
3
講義
訪問看護管理
訪問看護ステーションの運営・経営管理に関する概要が理解できる。
9:30
12:30
3
在宅看護技術②
・在宅人工呼吸療法の訪問看護
講義
演習
・褥瘡ケア
在宅における看護技術を理解する。
・胃ろう管理のポイント
9月25日金
難病患者が在宅生活を維持するための支援を理解できる。
10月1日木
10月6日火
10月27日
訪問看護に役立つコミュニケーション技術とマナーを理解する。
精神疾患・認知症の在宅療養者が生活を維持できるための支援ができ
る。
9月3日木
9月15日火
学習目標
火
11月4日水
13:30
16:30
3
開
始
終
了
時
間
数
研修のまとめ
グ
ワ
ール
ー
ク
プ
実習の共有化を図ることで訪問看護の意義を再確認し、総合的に捉え
る。
情報交換会
研修の振り返り
閉講式
実習
No.
実施日
1
7月～10月
中の1日
2
9月中の1日
3
8月～10月
中の1日
8:30
12:30
3
13:30
16:30
3
8:30
12:30
3
13:30
16:30
3
8:30
12:30
3
13:30
16:30
3
方
式
科目
実習
保健所実習
実習
保健・福祉施設・
地域包括支援センター等　実習
実習
訪問看護ステーション実習
学習目標
1. 各機関が独自の役割をもちながら関連性をもって機
能していることを理解し、活用方法を学ぶ。
2. 個々の対象への援助の実際を理解する｡
公益社団法人　福岡県看護協会

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