コチラ - JA三重厚生連

to a future nurse
看 護は、患 者さまへの真 心が大 切です 。
そして、看 護 師は、自 身の目 標が大 切です 。
必 ず 見つかる 、あなたの﹁ 証 ﹂。
看 護 部
理
念
病院理念に基づき、
創造性豊かな人間性を駆使した看護を提供します。
看 護 部
方
針
安全・安楽を追求した看護サービスの提供
鈴鹿中央総合病院の看護部は、
看護職員
約450名で構成され、
組織は看護職員たち
の自由な考えとアイデアを吸収する機能が構
築されており大変風通しの良い環境です。
まず、
鈴鹿中央総合病院の看護師として大
切なことは病院理念のもと、
看護部の理念・
方針を十分理解し、
看護職員が個々にふさ
わしい学びを得ること。
そのために看護部で
は、看護職員全員が参加意識を持てるよう
参加型の仕組みづくりに取り組んでいます。
看護師として、
私たちの「あるべき姿の実現」
看護部の目標
は、
患者さまに高質なケアの提供を可能にす
1.
2.
3.
4.
5.
6.
るばかりでなく、
大学院へ進学する看護師が
増えるなど、
私たち自身の高い専門性を伸張
することとなる。
つまりチーム医療の推進者とし
て活動するなど、
一歩でも自身の描いた「ある
べき姿」に近づくことを目的としています。
当院
は、
平成25年度に安心・安全な看護を効率
的に提供できる新しい看護提供体制「PNS
(パートナーシップ・ナーシング・システム)」の
試行を行い、
平成26年度より全病棟へ導入
看護の専門的知識・技術が提供できる
看護者としての対応能力を高め、真のチーム医療が実践できる
個々の患者さまを全人的に捉え、
ニーズに適した看護が提供できる
患者さまの生命の安全と、人間としての尊厳を尊重できる
看護の専門性を高め、個々の健康レベルに適応した看護が提供できる
看護師像に応じた能力開発ができる
看護部の教育方針
しています。
2人の看護師がパートナーを組ん
で複数の患者を受け持ち、
対等な立場でお
互いの特性・能力を活かしながら補完・協力
し合い、
看護業務を行います。
看護部の教育目的
専門職業人として個々に
「急性期型医療・地域医療」
即したキャリア開発支援
に即した看護ケアを提供す
また、
当院では、
働きやすい環境の提供が必
るために看護実践者として、
須だと考えており、
看護師のワークライフバラ
必要な能力開発を行う。
ンスの実現のための多様な勤務形態を考
看護部長
認定看護管理者
え、
「仕事と生活の調和」を目指し
「働きがい
豊田 妙子
とりながら、
看護師の「キャリアアップ」を支援
のある仕事」
と
「充実した生活」のバランスを
看護部の教育目標
1. 地域における当院の役割を理解する。
2. 個々のレベルに応じた看護実践能力を養う。
3. リーダーシップ・マネージメント能力を養う。
4. 医療安全文化を創造し、リスクマネージメント能力を養う。
5. 看護職としての倫理的感性を養う。
できるよう、
当院独自の「SGH継続教育シス
テム」
を運用しています。
看護部組織図
看護部長
副看護部長
副看護部長
3階東病棟 3階西病棟 4階東病棟 4階西病棟 5階東病棟 5階西病棟
師長
師長
師長
師長
師長
師長
主任
3名
主任
3名
主任
3名
主任
4名
主任
3名
主任
3名
主任
3名
主任
4名
透析室
師長
主任
2名
主任
3名
外来
師長
主任
5名
訪問看護 医療安全 感染
ステーション 管理室 管理室
師長
師長
師長
主任
1名
看護師
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
看護師
看護補助員
1
主任
3名
6階東病棟 6階西病棟 ICU病棟 手術室
師長
師長
師長
師長
2
Partnership Nursing System
パ ートナーシップ ナ ーシング シ ステム
PNS
薮田 有紀
地域医療
使命
後輩
ナース
を 支 え ると い う
看護
提供体制
先輩
ナース
を 全 うす る
世古 忠士
(主任)
私たちの 使 命
P N S とは
看護部は、
地域医療の基幹病院としての自覚を
?
2人の看護師が安全で質の高い看護を共に提供するこ
るこ
持ち、
患者さまが安心して治療に専念できるよう
とを目的に、良きパートナーとして対等な立場で互いの特
特
心豊かなあたたかい看護を実践できるよう努め
性を活かし、相互に補完し協力し合って、毎日の看護ケア
ケア
るとともに、
医療の高度化・専門化に対応するた
をはじめ委員会活動・病棟内の係の仕事に至るまで1年
年
!
の
を通じて活動し、
その成果と責任を共有する看護体制の
め、
それぞれ専門の認定看護資格取得を積極
事です。
的に支援しています。
こん な 風 に 働 い ています
緩 和 ケア
チーム
患者さまとそのご家族にとって望ましい生活の質
(Quality of
Life)
を実現させる医療が提供できるよう専任看護師と他職種
とともにお身体や心の痛みからの開放に努めています。
ポ イント
Point
安心と安全
メリット
専任の看護師が中心
に口腔ケアから嚥下機
能 訓 練まで人が 本 来
持つ回復力を取り戻す
ために「口から食べられ
る」ことを目指して関
わっています。
患者さまの栄養評価を
行い、褥瘡発生のリス
クを考慮し、予防対策
や治療を行います。
Merit
摂 食・嚥 下
ケア
チーム
NST
栄養サポート
チーム
(
(
患者さま
皮 膚・排 泄
ケア
チーム
感染対策
チーム
医療安全
対策
チーム
3
患者さんの栄養状態の
改善に取り組み他職種
とともに最適な食に関し
てのサポートを行います。
院内外の感染予防対策
の指導、
患者さまの発熱
原因の追究・対策案の提
示など、
看護部では、
他職
種と協力してサポートして
います。
2人で一緒に看護すると?
1人で悩まず
2人で一緒に看護する
質の高い看護の提供
リスクの回避
!
仕事の効率化により早く帰れる!!
メリット
Merit
さまざまな疑問や悩みが、相談しやすい環境
新人研修について
新人研修にはPNSチームと一緒に行う期間を設けています。今までの新人研修では指
導を担当する先輩看護師とともに数ヶ月間を過ごしながら看護の実践を学んでいました
が、
お互いに疲れてしまったり息苦しくなってしまうなどのデメリットも少なくありませんでし
た。当院では新人看護師1名と先輩看護師のパートナー2名の3名チームで一定期間を
入院中の患者さまに安心できる医療を提供できるよう私たち
看護師は、
その中心的役割を果たすよう、医療安全活動に
取り組んでいます。
研修していいただきます。先輩看護師たちと組むことで、OJTで得られる知識や技術の
向上と同時に看護の質の維持と管理を学ぶことができます。
4
S G H 看 護 部 キ ャリア 開 発 モ デ ル
当看護部では、キャリアを「看護専門職者として
者の責務・組織の理念を含めた「個人の目的・目
の自己実現」と考え、異動や休職などにより働き
標(自分がなりたい看護師像)」を達成するため
方が変化しても、キャリアは途絶えることはない
に、院内外の研修を利用しキャリア開発を進めま
としています。むしろいくつかの体験は、個人を
す。キャリア開発について、主として教育委員
成長させる重要な事象であり、看護職としての
会・教育評価委員会が支援します。また、両委員
幅を広げるととらえられています。個々のキャリ
会は常に主任会議・師長会議と連携しており、
ア発達を組織の育成システムに位置づけ、個人
看護部全体で個々人のキャリア開発を見守り、
と組織が調和する構造をとっています。看護職
支持しています。
看護職者の責務
専門職として、自らの責任において、
生涯にわたって自己の能力開発・
維持・向上に努める1)
所
属
部
署
の
目
的
・
目
標
教
育
目
的
・
方
針
・
目
標
三
重
県
厚
生
連
理
念
病
院
理
念
看
護
部
理
念
・
方
針
・
目
標
院外研修
● 日本看護協会
● 三重県看護協会
自分の目的・目標
● 厚生連看護教育委員会
(自分がなりたい看護師像)
● 三重県
● その他
● 大学、
大学院など
カ
リ
キ
ュ
ラ
ム
評
価
レ
ベ
ル
評
価
フ
ィ
ー
ド
バ
ッ
ク
レ
ベ
ル
エ
ン
ト
リ
ー
教育評価委員会
院内研修
SGH継続教育システム
所属部署
委員会・チーム・サークル
その他
教育委員会
看護職者の
社会的責務
主任会議
師長会議
看護部
1)日本看護協会:継続教育の基準 2000 2)ICN 所信声明“ヘルスケア・サービスにおける看護の役割”
* 平井さよ子氏の「21世紀の病院看護部のCDPモデル」を参考に作成
5
● 厚生連本部
他の人々を指導し
助言を与え、継 続
的発展と質の高い
ケアのための環境
と条件を創出する2)
看護管理者の
責務
看護の質を維持・
向上させるために、
看護職者の継 続
教育を支援する1)
院外講師
日本看護協会
三重県看護協会
厚生連本部
各種学会、委員会
看護専門学校、高等学校など
エキス パ ートを中 心に、専 門 的な 看 護 サ ービスを提 供
あ な たの 明 日 を 、
創 造 する。
Education
教育
システム
S G H 継 続 教 育システム
ースで
自分のペ
進もう!
結婚・出産・子育て・介護など、自分の人生のステージと共に看護師と
してのキャリアも伸ばしてほしい。当院では、自分で選べる教育システム
を実践しています。
【選んで進もう!専門にしようかな?総合にしようかな?】
Specialist
レベルⅣ−1∼4
Generalist
レベルⅣ−1∼4
エントリー
休憩
僕は今年は
少し休もう
今年は
結婚・出産なので
お休み
レベルⅣ
エントリー
休憩
レベルⅢ
私は今年も
エントリーするわ!
エントリー
レベルⅡ
エントリー
院外委員
三重県看護協会
厚生連本部
各種学会、行政関連など
レベルⅠ
レベルN/Ⅰ( 初心者)
自 ら の キ ャリア を
デ ザ イ ン し よ う!
6
認定
専門
急 性・
重症患者
看護
専門・認定
看護師
他職種と協働した活動
●
摂食・嚥下機能評価を行い、個々の患者さまに
適した嚥下訓練の実施
●
嚥下機能評価
●
病棟スタッフ及び家族への指導
北川晶子
●
毎週1回定期ラウンドの実施
●
多職種協働による人工呼吸器からの離脱促進
●
術後せん妄など混乱状態にある患者さまの支援に
きたがわあきこ
全ての方に口から食べる喜
びが提供できるように関わっ
ています。
田本まなみ
たもとまなみ
少しでも
『おいしく安全に』食
べ続けることができるよう支
援しています。
よる状態悪化の予防や症状の改善
●
Certified nurse
7
摂食・
嚥下障害
看護
●
現在 !
中
活躍
生体侵襲の二次的合併症予防ケアと回復の促進
認定
現在 !
中
活躍
村瀬美有紀
むらせみゆき
患者さまの速やかな全身状
患
態の安定やクォリティ・オブ・
態
ライフの尊重に根ざしたケア
の提供に努めています。
竹内昌代
たけうちまさよ
緊急度や重症度の高い患
者さま、
ご家族と向き合い、支
える看護を行いたいと思いま
す。
がん
ん
化学療法
看護
●
化学療法の安全な与薬管理と副作用対策
●
患者さま・ご家族が、主体性を持って治療に
向き合うためのセルフケア能力を高める支援
●
現在 !
中
活躍
ケア
●
オストミーケア
●
創傷ケア
(人工肛門・人工膀胱・瘻孔)
褥瘡発生リスクの
術前・術後のケア
高い患者さまへのケア
退院後のケア相談や日常
褥瘡有症患者さまへのケア
生活支援(ストーマ外来)
手術創や下腿潰瘍へのケア
ア
●
失禁ケア
排便・排尿コントロール
認定
がん性
性
疼痛
看護
患者さま・ご家族の権利を擁護し、意思決定
を尊重する支援
●
多職種との協働
長谷川由美子
●
毎週火曜日に緩和ケアチーム定期カンファレンスを実施
●
主治医および看護スタッフからのコンサルテーションに対応
●
患者さまの痛みをはじめとする様々な症状について包括的な
●
松原明美
まつはらあけみ
田中千里
認定
症状緩和に必要な薬剤の
●
他職種とのつながりを
認定
がん
ん
放射線療法
看護
●
有害事象の適切なアセスメント
●
効果的な予防と 症状緩和
●
病院感染サーベイランス
(監視)
●
感染対策・治療に関する相談
●
感染症流行時の対応と調査
●
院内ラウンド
●
マニュアル作成
●
ニュースレター発行
●
職員の健康保全管理
患者さま・ご家族が、セルフケア能力を維持し、QOL 向上のための効果的
●
●
教育・指導
認定
集中ケア
小林百合
こばやしゆり
田畑恵美
まつおかみゆき
身 体と心のつらさを和らげ 、
患者さまやご家族の持つ力を
支える看護が提供できるよう
努力しています。
たばたえみ
手術部位感染を低減するた
めに、
日々頑張っています。
現在 !
中
活躍
確実な放射線防護策、
安全管理の仕組みつくり
●
●
現在 !
中
活躍
患者さま、
ご家族、病院職員
など、
すべての人々を感染か
ら守ることが役割です。
松岡みゆき
な看護
患者さま・ご家族の権利を擁護し、
自己決定を尊重した看護
ケア
現在 !
中
活躍
たなかちさと
健やかな皮膚と尊厳ある排
泄ケアを目指し、専門的知識
と技術を持って、暖かで心に
寄り添えるような看護を心掛
けています。
感染管理
みやざきよしえ
適正使用と評価
とってのよりよいケアを検討
個人の尊厳を保ち、
その人ら
しい生活を取り戻すことを大
事にしています。
宮崎嘉英
人生観や大切にしている価
値観を捉え、治療を受けなが
らその人らしい生活が送れる
よう努力しています。
アセスメントを実施
大切にし、患者さま・ご家族に
適切なケア用品の選択・指導
●
はせがわゆみこ
患 者さまの語りを大 切にし、
ひとりひとりの
“希望を支える
治療”
を丁寧に行っていきた
いと思っています。
認定
皮 膚・排 泄
現在 !
中
活躍
多職種との協働
●
生命の危機状態にある患者の適切なアセスメント
●
病態の変化を予測し、重篤化の回避の援助
●
特殊な環境下での安全・安楽の確保
●
苦痛の緩和のための援助
●
早期回復への援助
●
心理的状況のアセスメントと適切な支援
●
意思決定支援
●
看護者に対し集中ケアに関する実践指導
●
関連する他職種との連携と協働
佐藤有紀
さとうゆき
抱いている不安や社会背景
を大切にしながら、患者さま・
ご家族をサポートしていきた
いと思っています。
現在 !
中
活躍
岡根利津
おかねりつ
患者さまが安心して安楽に過
ごせるよう、
“今私たちにできる
こと”
を常に考えながら日々看
護をしています。
8
ることを第一に、質の高い看護サービスの提供は
もとより、組織横断的なチーム医療の推進に取り
組み、着実にチーム医療の成果をあげています。
急性期医療における専門的で高度な医療サービス
は、一秒単位で変化する患者さまの状態を的確に
予測し、ケアしていかなければなりません。そのた
めには、導線の確保や各部署との連携が重要とな
ります。当院では、こうした体制を万全に整備し、
地域医療支援病院としての使命を全うできるよう
努めています。
研究発表。
専門職として常に看護の質の向
上をめざすため、すべての看護職
員が総合的な能力を日々研鑽し
つづけることが大切です。それは
同時に自身の成長も育まれていき
ます。未来を見つめつづける最先
端の医療をサポートするためには
欠かすことのできない努力です。
当院では、その成果を発表し共有
することを推進しています。
またす
べての看護職員が発表できる機
会を設けています。
なんでも相談窓口
元鈴鹿厚生病院看護部長の鈴木さんにきてい
ただき、気楽に話しをきいてもらうことをしています。
お気軽に何でもご相談ください。
すべて は 患 者 さ まのた め 、
そ し て 私 た ち の た めに 。
患者さまに安心して安全な医療を受けていただけ
ナースマン
男性
男性看護師も活躍しています!
男性看護師の皆さん、ぜひ一緒に働
きましょう。看護師同士の仲が良く、
毎日学び共に楽しく働いています。サ
ークルなどの活動も行われています。
原口 弘章
▲野球サークル
▲フットサルサークル
先 輩 ナース の 声
6東 中村 令子
私には子どもが2人います。
院内託児所が
あるため、
保育園に入れなくてもスムーズに
育児休暇後復帰することができました。当
院には子どもがいても働きやすい制度と環
境があるため、
現在私は仕事と育児を両立
し血液内科病棟で楽しく働いています。
5東 石原 敬章
病棟配属され1年が経ちました。最初は、患者さ
まとの関わりや日々の振り返りでいっぱいでした。
病棟の雰囲気はとても温かく、先輩方の指導や
患者さまへの関わり方を見て学ぶことで、今では
患者さまと向き合って看護をしていると実感でき
ています。
また、PNSが導入され、先輩方とのコミ
ュニケーションもとれて楽しく看護しています。
アニメティ
妊婦さんも
安心して働ける環境
環境と
体制
9
1
Amenity
さらに、託児所完備♥
2
Amenity
院内保育所 あおぞら
看護職員専用寮
10