2015年3月期 決算説明会 2014年度 業績 2015年5月1日 株式会社ベネッセホールディングス 代表取締役会長兼社長 原田泳幸 1 2 2014年度業績ハイライト 売上高の主な増減要因(2013→2014年度) (百万円) 2014年3月期 2015年3月期 466,399 売上高 463,264 増減 増減率(%) ▲3,134 +37 ▲0.7 営業利益率(%) 35,830 7.7 29,227 6.3 ▲6,603 ▲1.4 ▲18.4 - 経常利益 35,216 26,838 ▲8,377 ▲23.8 当期純利益 19,930 ▲10,705 ▲30,636 - 営業利益 (億円) 5,000 4,663 +76 2013年度 シニア 介護 4,200 +31 +26 ▲56 ▲146 語学G 海外 教育 TMJ 生活 3 4 営業利益の主な増減要因(2013→2014年度) 特別損失の内訳 (億円) 400 358 +20 +8 国内 教育 4,632 2014年度 +6 ▲2 ▲5 ・お客様へのお詫び ▲62 ▲29 ▲177 200億円 292 +115 ・情報セキュリティ対応 60億円 ・構造改革費用 34億円 ・その他 12億円 計 306億円 0 2013年度 海外 教育 語学G TMJ シニア 介護 5 生活 国内 教育 構造 改革 その他 2014年度 6 ROE 2014年3月期 2015年3月期 9.7% ▲5.3% ROE 2015年度 業績見通し 7 8 業績見通しハイライト ハイライト (百万円) 2015年3月期 2016年3月期 (見通し) 増減 増減率(%) 売上高 463,264 459,200 ▲4,064 ▲0.9 営業利益 営業利益率(%) 29,227 6.3 13,500 2.9 ▲15,727 ▲3.4 ▲53.8 - 経常利益 26,838 11,600 ▲15,238 ▲56.8 当期純利益 ▲10,705 3,800 14,505 - ・15年度:インシデントのインパクトが 最も大きい年度 ・継続的な戦略投資 ・構造改革を継続 ・海外展開の加速 9 10 売上高の主な増減要因(2014→2015年度) 営業利益の主な増減要因(2014→2015年度) (億円) 5,000 (億円) 400 +4 +56 +33 +92 4,632 292 ▲321 +10 +9 +8 +4 +0 +93 ▲170 4,592 ▲214 +44 4,200 2014年度 語学G シニア 介護 海外 教育 11 生活 TMJ 国内 教育 ▲19 135 50 2015年度 2014年度 語学G シニア 介護 海外 教育 生活 12 TMJ 国内 教育 構造 改革 その他 2015年度 貸借対照表 (百万円) 資産の部 2015年3月期 財務の状況 流動資産 有形 固定資産 無形 固定資産 投資 株式会社ベネッセホールディングス 代表取締役副社長 福原賢一 その他資産 合計 2014年 2015年 3月末 3月末 262,779 251,278 ▲11,500 107,440 121,996 58,031 (百万円) 負債の部・純資産の部 2014年 2015年 3月末 3月末 流動負債 172,943 187,296 14,353 14,556 固定負債 99,541 105,766 6,224 58,355 323 負債合計 272,484 293,062 20,577 59,343 59,324 ▲18 純資産合計 215,109 197,892 ▲17,217 487,594 490,954 3,360 合計 487,594 490,954 3,360 増減 増減 13 14 キャッシュ・フロー計算書 CAPEX/減価償却費・のれん償却費 (百万円) (百万円) 営業活動による キャッシュ•フロー 投資活動による キャッシュ・フロー 財務活動による キャッシュ・フロー 現金及び現金 同等物期末残高 2014年 2015年 3月期 3月期 32,295 27,839 増減 CAPEX 3,048 27,778 ▲14,514 ▲13,112 1,402 93,835 112,955 19,119 2015年 3月期 3月期 増減 31,915 37,998 6,082 (内訳)リース資産 10,104 17,721 7,616 のれん 322 1,473 1,150 その他 21,489 18,804 ▲2,684 17,367 21,056 3,688 ▲4,456 ▲24,729 2014年 減価償却費 *CAPEXは平成27年3月期決算短信に記載の「有形固定資産及び無形固定資産の増加額」 15 16 株主還元 配当を維持 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 予想 配当(円) 95 95 95 配当性向(%) 45.9 - 240.5 17 グループ戦略 18 国内教育以外は堅調 進研ゼミ 営業活動休止による影響 (2014年度→2015年度) 売上 営業利益 ・国内教育 ・国内英語 + + ・海外事業開発 + + ・介護・保育 + + ・海外語学 + + 全体 ●14年7月∼半年間 新規会員募集の凍結 ●15年1月∼営業再開後も限定した会員のみに送付 新DM(まなびガイド)開始 19 20 2015年度は潜在顧客数を拡大し 新DM(まなびガイド)を積極的に発信 構造改革効果を成長投資に充てる (億円) 300 (営業利益) 潜在顧客リスト数 ▲163 DM営業停止 (7∼12月) 292 新規営業対象 大幅に減少 +27 +44 ▲65 追加 施策 135 新DMを送付 0 インシデント前 インシデント後 2013年度 2014年度 2014年度 ゼミ 利益減少 構造改革 効果 ゼミ以外 増益 新規 成長投資* 2015年度 2015年度 *エリアベネッセ、クラスベネッセ、Udemy、Classi、iキャリア、中国地域マーケ強化等 21 22 成長戦略の方向性 進研ゼミ 次世代モデル構想 国内教育 進研ゼミ 次世代モデル構想 海外•介護•新規等 成長の加速 グループ経営 基盤強化 23 ∼さらなる価値向上に向けて∼ 24 コアバリューの再強化(Basics) 進研ゼミ 次世代モデル構造実現へのシークエンス 方向性 受験 ニーズ 2. 次世代モデルへの進化 塾・競合 +Dサプリ投入 補習 ニーズ 社内インフラ構造改革 ゼミ+塾 ゼミシェア 25 26 コアバリューの再強化(Basics) コアバリューの再強化(Basics) 方向性 受験 ニーズ 塾事業 ・鉄緑会 +Dサプリ投入 ・アップ ・お茶ゼミ ・TKG 紙+ハイタッチ強化 チャレンジタッチ改善 補習 ニーズ S A P I X ス マ ゼ 学 公 ミ 研 文 紙+ハイタッチ強化 チャレンジタッチ改善 1. コアバリューの再強化(Basics) 日 東 能 Z 進 研 会 ゼミ+塾 方向性 塾 日 東 能 Z 進 研 会 ス マ ゼ 学 公 ミ 研 文 ゼミシェア S A P I X 受験 ニーズ 塾事業 ・鉄緑会 +Dサプリ投入 ・アップ ・お茶ゼミ ハイブリッド ・TKG 紙+ハイタッチ強化 ソリューション チャレンジタッチ改善 補習 ニーズ ゼミ+塾 日 東 能 Z 進 研 会 ス マ ゼ 学 公 ミ 研 文 ゼミシェア 27 コアバリューの再強化(Basics) 塾 28 コアバリューの再強化(Basics) 新DM「まなびガイド」による「ハイタッチ」 「今だけ!」「あなただけ!」「締切迫る!」 お客様に価値のある情報提供「まなびガイド」 ベネッセタウン構想 お客様との接点拡大 29 30 S A P I X コアバリューの再強化(Basics) コアバリューの再強化(Basics) ベネッセタウン構想 ベネッセタウン構想 デジタル・紙・人のハイブリッドによる新しい価値の創造 デジタル・紙・人のハイブリッドによる新しい価値の創造 塾 商圏 紙(赤ペン) Class Benesse 紙(赤ペン) 提携先 + + 人(場) 英会話 + 学習計画 アクセス履歴 アダプティブ 赤ペン添削 + 人(場) Area Benesse モール イベント デジタル パートナー デジタル Area Benesse 31 コアバリューの再強化(Basics) 英会話 学校 家庭 ? グループ 塾 32 コアバリューの再強化(Basics) 事例∼学びミーティング クラスベネッセ 最初の5ヶ月で200回以上実施 既に15万人以上が申し込み 進研ゼミを活用し、自ら学ぶ力を育む。個別フォロー型学習塾 2015年度 30校開校を目指す 33 コアバリューの再強化(Basics) 34 コアバリューの再強化(Basics) 事例∼進研ゼミLet's 事例∼勉強なんでも相談室 現在300教室と提携、更なる拡大を目指す 累計1.5万人超のご相談(提供開始から4ヶ月) お客様の入会拡大を目指す ベネッセに電話をしてください。 35 36 コアバリューの再強化(Basics) コアバリューの再強化(Basics) 地域の学びの相談窓口 事例∼デジサプリ 紙ベースの進研ゼミ付加価値向上 2015年4月現在400拠点超 ・先取り学習∼無学年 ・iPad専用 英・国・数 Class Benesse ・進研ゼミ会員 0円 37 コアバリューの再強化(Basics) 38 コアバリューの再強化(Basics) 事例∼Learning Park(教育情報アプリ)デジタルの顧客接点強化 70万ダウンロード (提供開始約1ヶ月) 次世代モデルによるコスト構造改革の実現 ・デジタルパブリッシング ・SKU(商品点数)の最適化 ・ウィメンズパーク、教育情報サイトなど、 ベネッセの情報資産を相互活用 ・戦略的パートナーシップ実行 ・年齢、会員区分、エリアにより 個別メッセージをお届け ・勉強なんでも相談室やエリアベネッセと連携 今後は通販ほか、ネットビジネスと連携 39 ・地域密着による効率的な顧客接点拡大 リテンション向上 40 次世代モデルへの進化 ・BYOD ・ハイブリッド ・アダプティブラーニングの進化 ・双方向、ハイタッチの進化 海外・介護 新規事業等の加速 ・UXの進化 ・マルチOS ・マルチ言語 41 42 海外事業開発 ・中国 エリア別戦略の推進 (万人) 1,000 - 16年度中で100万人会員、 17年度中に150万人会員を目指す ∼ ∼ 介護・保育 ・有料老人ホーム 堅調な成長 →1,000億円事業へ 中国4月会員数 →高齢者向けホーム276施設 →1,000万人レベルまで機会点が存在 150 - さらなる機会点: 英語、介護 ・保育・学童保育拡大(都市部中心) →40施設(都市部中心) ・その他海外事業の機会点 - こどもちゃれんじの多国展開 - インドネシアなど新興国の教育事業 - 北米新規事業 等 11 12 13 14 15 17 xx (年度) ・今後の機会点 →新規事業∼介護相談 →B2B∼人材紹介・派遣、消耗品・介護用品販売等 ・グローバル経営の強化 43 44 学校 GTEC for STUDENTS ・アセスメントを核にした成長 455 450 - 進研模試、デジタル模試等 中高生向け英語検定市場で国内最大 (億円) 学校向け教育事業売上高 500 - GTEC for STUDENTS拡大 350 - 小中学校向け支援事業の強化 300 GTEC for STUDENTS受験者数 (万人) 73 80 400 60 度 度 40 1 4 年 度 1 3 年 度 年 1 2 年 1 年 0 1 - Classi 1 0 9 年 度 ・ 新規事業領域の拡大 度 250 20 - ベネッセ i-キャリア 0 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 (年度) 45 GTEC for STUDENTSの強み 46 Classi∼学校教育のICT活用支援 100校で利用中 ・日本の学習指導要領、国際的な英語力の指標の 両方に対応 大学入試等でも活用しやすい ・全国47都道府県で受験可 ●「人は一生育つ」 ●学校現場との信頼関係 ●コンテンツ ✖ ●圧倒的な変革リーダーシップ ●ITリテラシー ・受験料が安い(9,720円) 未来を生きるこどもたちによりよい学びを 47 48 Classi∼学校教育のICT活用支援 まなぶ と はたらく をつなぐ 1,000校を目指す 大学生・社会人を対象にした 総合的な人材育成事業開始(4/1∼) 約450大学と取引実績 ●「人は一生育つ」 ✖ ●学校現場との信頼関係 ●コンテンツ ●圧倒的な変革リーダーシップ ●ITリテラシー ✖ 未来を生きるこどもたちによりよい学びを 49 50 国内英語 国内英語 商品ブランドのシンプル化 商品とサービスの強化 ・GTECを軸とする成長 (ベルリッツ、こども英語教室、ミネルヴァ、Worldwide Kids等) 英語初学者マーケットで No.1 Berlitz サイマル Challenge English Berlitz Teens ミネルヴァ こども英語教室 Berlitz Kids ミネルヴァ こども英語教室 こどもちゃれんじEnglish Worldwide Kids 大人 ・学校向けマーケットの拡大(100校∼) ・法人サービスの拡大(1,800社) 学生 幼児 51 52 Berlitz 社会人教育 ・地域別戦略の実行 BLS 800 維持/成長と投資/撤退・収束 社会人教育 ✖ EdTech 売上高 (百万USD) ELS CtoCの新市場へ参入 HQ他 世界最大のオンラインコース 600万会員 25,000コース 600 400 ・ELSの成長加速 200 ●コンテンツ 0 10 11 12 13 14 (年度) ・Benesse USA設立 Berlitzはその傘下で戦略的にマネジメント 53 ●日本市場での マーケティング ✖ 54 ●プラットフォーム (生徒用・講師用) ●CtoCマーケティング ノウハウ 出演者 グループ経営基盤の強化 スポーツ界からビジネス、教養・文化まで 一流の多様なオンライン講座を提供 ・デジタル開発力強化 ・デジタルパブリッシング スポーツ サッカー元日本代表監督・選手、指導者 岡田武史 深堀圭一郎 株式会社今治.夢スポーツ代表取締役 ・サプライチェーン プロゴルファー ・グローバルインフラ ビジネス・教養 楠木建 ・ベネッセUSA 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授 ・生産性向上 文化 モンキー•パンチ ・シェアードサービス導入 漫画家 55 56 進研ゼミ依存体質からの脱却(2011→14→15→17年度) ゼミ 2011年度実績 4,237億円 売 上 高 14.8% 16.5% 15.3% 9.8% 43.6% 営 業 利 益 337億円 7.3% 10.1% 2.2% 16.8% 63.5% 学校 海外 2014年度実績 4,632億円 13.9% 介護 2015年度見通し 4,592億円 進研ゼミ依存体質からの脱却(2011→14→15→17年度) その他 進研ゼミ 2017年度目標 学校 海外 介護 その他 2011年度実績 4,237億円 2014年度実績 4,632億円 2015年度見通し 4,592億円 337億円 292億円 135億円 2017年度目標 15.3% 20% 22.4% 20.6% 10.7% 24.2% 11.9% 34.7% 26.2% 292億円 135億円 9.8% 13.1% 9.5% 19.8% 11.7% 21.3% 18.4% 27.1% 21.5% 47.7% 売 上 高 営 業 利 益 *チャート内売上高、営業利益はカンパニー分のみ、全社費用、調整額を除く。「海外」は海外事業開発カンパニーと海外語学を含む。その他は塾、TMJ他 *チャート内売上高、営業利益はカンパニー分のみ、全社費用、調整額を除く。「海外」は海外事業開発カンパニーと海外語学を含む。その他は塾、TMJ他 57 58 59
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