ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズ - The Pacific Bridge Companies

ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズ
あなたとあなたの未来を繋ぐ架け橋
国境を越え、世代を超えたファイナンシャル・プランニング。
「オハナ」
はハワイ語で、
「家族愛で受け容れる」
という意味です。
私たちの住む世界は、事業の営みや家族の生活がいくつもの大陸にわたり展開し、
ますますボーダーレスへ…。
そして、とどまることなく変化し続る世界が、新たな市場や技術によって
新規の事業チャンスや報酬を人々にもたらしているのです。
しかし、その中にも変わらないものがあります。
それは、人が家族と次世代のために最善のものを追求すること、
自分の成功に寄与した人々へ報いること、
そして、自分と家族のために資産を最大限に活用すること。
ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズ
私たちはあなたと同じ言葉を話します。
パシフィック・ブリッジのファミリーから、あなたのファミリーへ歓迎の意を込めて、
私たちの”オハナ”へ、ようこそ。
ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズの由来と価値観は、ハワイの風土と香川ファミリーにその起源を尋ねることができます。
100年前、香川ファミリーは他の環太平洋諸国からの移民たちー 日本人、中国人、
フィリピン人―と共に、文化の違いを超え、
「オハナ」の精神に沿った、新しい友好的な社会の創造に寄与しました。
ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズ
複数のファイナンシャル・サービス会社から構成されるパシフィック・ブリッジ
は、平等な機会への門戸を開きファイナンシャル事業間の架け橋となる、と
いう伝統から生まれました。
弊社はあなたのファイナンシャル・アドバイザーと協力し、あなたの資産蓄積・
保全・譲渡の目的に適うよう、税務を考慮した保険・投資を有効活用する包
括的なファイナンシャル・プランの開発および実践に努めます。
国境を越え、海を越え、世代を超え、
そして、長い年月を越えて。
あなたの財務上および生涯の目標は、個別かつ私的なものです。パシフィッ
ク・ブリッジが考案し、提示、実行する解決策も同じです。あなたが実現したい
目標に沿った解決策を確実に実現するため、弊社はあなたに耳を傾け、質
問をし、そしてコンサルテーションを行います。
あなたの財務目標にかなうよう…
あなたが最も評価する人々と共に…
パシフィック・ブリッジは、クロス・ボーダーに関わるファイナンシャル・プランニ
ングを、環太平洋諸国全域にわたって実業家、個人富裕層、企業のために
提供いたします。
パシフィック・ブリッジは、あなたのファイナンシャル・アドバイザーを尊重いたし
ます。税理士、ファイナンシャル・プランナー、プライベート・バンカー等は、あ
なたが長い年月をかけて信用を築き、頼りにしてこられたアドバイザーです。
ですから、あなたの長期的な財政状況の期待にお応えするにあたり、弊社の
専門家のネットワークを活用すると同時に、あなたのアドバイザーを通してプラ
ンに取り組むのです。
1930年代初頭
アジア系アメリカ人コミュニティーは、ハワイ経済において極めて重要な役割を果
当時保険の仕事に携わっていた若きエグゼクティブ、ローレンス ”L.T.” 香川は、
たしていたにも関わらず、広範囲にわたり、生命保険の購入に際してさえも、差別
これは事実に反していると確信し、詳細な情報を収集することでその事実を証明
に直面していました。アジア人は白人よりも寿命が短いと信じられ、保険の発行を
しました。しかし、保険会社は彼の話を聞こうとはしませんでした。
拒否されたり、途方もない額の保険料を要求されていたのです。
平等な機会への門戸を開いてきた歴史
伝統的サービス精神
創立者ローレンス“L.T.” 香川とその息子のシグフレッド “シグ” によってハワイ
に機を発する香川ファミリーは、常にお客様を家族と考え接してきました。
70年以上にわたり、香川ファミリーは財務的チャンスを拡大し、新商品および
サービスの擁護に努め、世界に広がる顧客のため、新しい財政的および事業
的市場を提供する先駆者でした。
パシフィック・ブリッジ社創立者のスティーブン・香川は、彼の祖父と父が育ん
できた伝統的な「オハナ」精神を継承し、太平洋全域にわたって家族の資産
保全・蓄積、そして未来の世代への資産譲渡をお手伝いしております。
パシフィック・ブリッジが、ファイナンシャル・アドバイザーとそのお客様に提供
するアクセス、それは、太平洋をまたがる両国で実践してきた長年の経験と、
高度な専門知識…
環太平洋全域におよぶ多数の税法や相続税法に対処する最新の情報、解
釈、解決策…
そして、米国とアジア諸国における各種金融サービスのリソース、その提供機
関との信頼関係です。
今日、ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズは、米国、日本、香港、および
環太平洋沿岸諸国のファイナンシャル・アドバイザーと協力し、そのお客様の
居住地が祖国あるいは外国のどちらにあろうとも、長期的な計画目標が達成
できるよう、その実現に向けて取り組んでいます。
1932年
L.T.は、サンフランシスコへ旅をします。そして、面会の予約がないにもかかわらずオフィス・ロビー
会社、バンク・オブ・アメリカ社とトランスアメリカ社創始者のA.P.ギアニーニとの面会に成功したの
で待ち続け、ついにオクシデンタル・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・カリフォルニア社
でした。 L.T.が提示した調査結果によって確信を得たA.P.ギアニーニは、トランスアメリカ社のアジ
(後にトランスアメリカ・オクシデンタル・ライフ・インシュアランス・カンパニーと社名変更)の持ち株
ア人に対する保険引受慣習を変更するよう命令しました。
予期できる将来と
予期できない将来のためのファイナンシャル・プランニング
環太平洋地域は、何十億ドルという価値の商品、サービス、投資、テクノロジー
が、日夜国境を超え、海を越えて行き来する地球上で最もダイナミックな市場
です。
あなたの国籍は一つですが、居住地と事業地はあなたの国籍のない国にあり、
家族の居住地は二国に渡り、投資は様々な国で行われているかもしれません。
そして、あなたは、事業や財務的チャンスを最大限に活用するために、事業や投
資の所在地が自国か滞在国かに関わらず、効率的な計画を立てることが重要
であるとわかっています。
チャンスであれ危機であれ、起こりうるすべての事態に対処するプランを持つこと
は不可能です。事業の急成長に伴う新しい経営陣の雇用。突然の健康問題、あ
るいは子供の誕生。収入の変化、そして変動する資産価値。
重複し矛盾する税法および相続税法が、あなたがこれまで創り上げ築いてきた
全ての資産を脅かし、愛する人々や事業関係者に残す資産が少額になってしま
う場合もあります。法的居住地、異なる事業規定および会計基準の問題が、周
到に練られたプランを台無しにしてしまうこともあるのです。
パシフィック・ブリッジはあなたのファイナンシャル・アドバイザーと協力し、付加的
なクロス・ボーダーに関わる専門知識、情報資源、長期的な解決策を提供する
ことにより、以下の分野におけるアドバイザーのプラン構築手腕に補完的・拡張的
な役割を果たします。
所得保護・資産保全
資産形成・蓄積・分配
相続人および未来の世代への資産譲渡
事業保険、役員報酬・従業員福利厚生プラン
あなたのファイナンシャル・アドバイザーには、独自の献身的な専門家集団、パシ
フィック・ブリッジ・オハナ・デベロップメント・チームが選定、配属され、あなたの
ファイナンシャル・プランの調整および実践にあたります。プランはその後定期的
にモニターされ、見直され、更新されます。
そのような時、ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズがお手伝いいたします。
1933年
L.T.は、オクシデンタル・アンダーライターズ・オブ・ハワイの前身となる保険代理店を始めました。
この保険代理店は、後にトランスアメリカ社で最高成績を誇る代理店に成長していきます。
まず最初にすること…パシフィック・ブリッジ 、オハナ・メソッドの実践
多くの人々は、長期的プランを”明日考えればいい”と思うもの。今日考えなくてはいけない、と思う人はあまりいません。
この結果として、私たちの多くは難しい質問を自分自身に真剣に問いかけたことがありません。将来自分は何が欲しいのか? 今から10年、20年先、どういう状況にい
たいのか? 自分に何か起こった場合、どうやって愛する者たちを養っていくのか?
パシフィック・ブリッジは、あなたのこうした問いかけやその他多くの質問にお応えできるよう、「オハナ・メソッド」 を開発し採用しております。これは弊社があなたへ、
オハナとしてお約束することの一つです。
弊社が提供する解決策は、弊社の想定によるものではなく、あなたご自身の長期的な目標と願望に沿ったものでありたいと考えています。弊社は、数年先を見据えて
個人的に、職業的に、経済的にあなたがどうありたいかということを、あなたと共に探索し、究明します。それは、時にはあなたご自身にとって、初めて自分の大切なもの
を認識する体験となるかもしれません。
このオハナ・メソッドが、パシフィック・ブリッジを他の金融事業サービス会社とは異なる際立ったものにしているのです。
オハナ・メソドロジー
真の価値観を
探求する
1 弊社は、あなたの真の価値観を探求するための時間を惜しみません。この先数年の間にあなたが
成し遂げたいと思うことは何でしょう? 自分のため、家族のため、事業のため、そして事業関係者
のために。あるいは、遺産について明日考えよう、と思っているうちに手遅れにならないように。
継
続
評 価と 見 直
する
し
2 次に、弊社は実情調査を行います。現在、経済的にどういう状況ですか? どのような資産をお持
実情調査
ちですか? あなたは何をお望みですか?
3 弊社は、総合的な解決策と戦略的プランの提案書、すなわち特定の解決案がどのようにあなた
解決策と戦略的
プラン
クライアントによる見直し
の将来の目標と願望を満たすことができるかを示す、まとまったファイナンシャル・プラン概要を準
備し、提示いたします。
4 続いて、総合的なクライアントによる見直しの機会を持ち、プランをあなたと一緒に検討、必要に
応じて提案プランに変更や調整を加えます。
プランの実行
5 プランがご期待に沿うものであるとご満足いただいた時点で、パシフィック・ブリッジはあなたのアドバ
イザーと共に、プランの実行に移ります。その進行状況は適宜あなたに連絡されます。
パシフィック・ブリッジの「オハナ・メソッド」がどのように活用されているか、また、どのようにお客様のファイナンシャル・アドバイザーや戦略的提携先ネットワークと協力し、
お客様の個人的、職業的な懸念事項の解決、願望の達成に取り組んでいるかを、次頁に紹介する3つのケース・スタディにてご覧下さい。
1942-1945年
第二次世界大戦の勃発に続いて、公衆が恐怖と不安におののいている
香川ファミリーは、ハワイに戻り事業を再開します。幸いにも、トランスアメ
さなか、 L.T.と家族は、他の12万人の日系アメリカ人と共に、米国政府の
リカ社が、L.T.のトランスアメリカ社および保険業界に対する貢献を評価し
強制収容所への移動を余儀なくされました。多くの人々が財産の全てを
て、代理店の資産とライセンスを守るために尽力してくれていたのでした。
失いました。
俊夫
年齢: 70代後半
国籍: 日本
純資産: 6億5千万ドル($650,000,000)
俊夫は、日本の大手タイヤ・メーカーの創立者兼最高経営責
任者で、自社製品は系列会社経由で世界中に販売されてい
ます。俊夫は50年以上も前に、実家の自転車修理店から会社
を興しました。現在は株式公開企業ですが、俊夫が過半数の株
式を保有しています。俊夫はまた、米国に拠点を置く流通子会
社を個人名で所有しています。
俊夫は、妻と二人の息子、一人の娘を持ち、息子も娘も皆結
婚しそれぞれに子供がいます。俊夫の長男は、親会社の社長
を務めており、家族の財産は主に会社株式です。
俊夫は、長期的展望に基づいた重要な財務上の決定をしなけ
れば、と何度も税務顧問に言ってはいるものの、ずっと延ばし
延ばしの状態。顧問には、「何か原案を考えるように。」と言って
おり、時間があるときにそれを見るつもりです。俊夫は、自分は今
までずいぶんと頑張ってきた、だからこそ自由な時間は当然家
族や孫と楽しく過ごしたい、と感じています。
オハナ・メソッドの初期段階で、パシフィック・ブリッジは俊夫の核
心となる問題を確認することができました。
•俊夫は、自分の持っている株を子供たちそれぞれに均等に
残したいと考えています。さらに、 息子の一人が最高経営責任
者として自分の跡を継げるように一家の持つ会社の経営支配権
を維持することを望んでいます。
•また一方で、自分がいなくなった後、子供たちの利害不一致
が、一家の持つ会社の支配的な立場を脅かし、息子が自分の
跡を継ぐチャンスを弱めてしまうのではないかと懸念しています。
•俊夫は、米国の遺産税と日本の相続税を支払うために、子
供たちが次のような状況を強いられる場合があることも認識して
います。1)相続した株式の約50%を売却し、会社の経営支配
権を失う、2)納税のために相続した株式を担保に銀行ローンを
組む、3)会社の一部を競合会社に、恐らくは減額価格で売却
することになる。
税務顧問は、自分の判断とアドバイスを俊夫が信頼しているこ
とを知っています。しかし、特に国境を越えて関わってくる事柄
がある場合、自分ですべて必要な解決策が構築できるかどうか
ためらいがあり、さらに、俊夫自身が顧問にどう話したらよいかわ
からない個人的な問題を抱えているのも察しています。
•さらに、俊夫は米国資産をどのように扱えば良いのかわかりま
せん。社内での地位確立のため、この資産を長男に与えるべき
だろうか、不公平を避けるために均一に三等分にするべきだろう
かと悩んでいます。
顧問は、他の二件の顧客に関して相続問題およびクロス・ボーダ
ーに関わる問題で相談したことのあるパシフィック・ブリッジに俊
夫と会うことを依頼しました。
•最後に、俊夫は長期にわたり自分の成功に貢献してきた役員
に報酬を与えたいと考えています。しかし、どうすれば一家の持
ち株に影響を及ぼすことなく、それを実現できるのでしょうか?
1948年
1950年代初頭
L.T.はギアニーニとトランスアメリカ社を説得し、その支持の下、FHA(連邦住宅
L.T.の弟ヨシノブは、ソニー初のアメリカ人従業員となります。ヨシノブはクロス・
管理公団)保証付き住宅ローンをハワイの中低所得層のアジア系アメリカ人に
ボーダーの視点に立った法律およびビジネスのアドバイスを創立者盛田昭夫
提供できるようにしました。その結果、自分の家を所有するチャンスがなかった
氏に提供し、ソニー製品がアメリカ市場さらにはヨーロッパ市場に受け入れら
何千もの人々にとり、初めて永続的な資産を持つことが可能になりました。
れ、圧倒的な大成功を収めるのに貢献しました。
ファイナンシャル・プランニングの焦点:
資産の保全
相続人および未来の世代への資産譲渡
事業保険、役員報酬・従業員福利厚生プラン
俊夫はプランを承認。プランは俊夫の国際規模で存在する資産の矛盾
と、家族や従業員の面倒をみたいという思いに適切に対処しました。パシ
フィック・ブリッジはファミリー・オフィス顧問を紹介し、俊夫の税務顧問お
よび顧問弁護士と協力し、最終案をまとめて実行。ファミリー・オフィスの
事業構造は、俊夫の子供達の完全参加のもと別途設置され、パシフィッ
ク・ブリッジはコンサルテーションを追加して、サービスや多数の金融商品
へのアクセスを手伝いました。
評価および見直し時期:6ヶ月、その後年次
提案された解決策と戦略的プラン:
遺産および相続税:生前贈与プログラムや個人資産の相続人への譲渡
に、生命保険からの死亡保険金を組み合わせ資金を調達。
同族所有権:ファミリー・オフィス顧問が、同族所有権を管理し所有者間
での問題や優先事項をとりなす事業構造の育成に関与すること。米国
資産は、所有権および資産管理に関わる決議を考慮し、ファミリー・オフ
ィスに譲渡。
成果:俊夫と彼の家族は、家族の資産を協力して保護し、管理するため
の明確な方法と道筋を手に入れることができました。それによって、株式
の強制売却や相続人同士の意見の相違のために、会社に対する家族
の支配権が喪失されてしまう、という俊夫の懸念が緩和されました。俊夫
は、息子が自分の跡を継ぐことに確信が持てるようになっただけでなく、
自分がいなくなった後も家族の生活が守られているとわかり、家族との時
間を心置きなく過ごせるようになりました。
上級管理者への報酬:持ち株制度ではなく、企業の財務実績に基づい
た役員報酬プランの設置を考慮。
1955年
1971年
L.T.とヨシノブは、海外に住むアメリカ人と外国人駐在員コミュニティーを対象として日本の保険市場に参
L.T.の息子シグフレッド ”シグ” 香川は、オクシデンタル・アンダ
入し、日本の大蔵省からトランスアメリカ社の代理人として、日本に居住のアメリカ人とその他外国籍者に
ーライターズ・オブ・ハワイの社長に就任し、父の設立した成功
トランスアメリカ社の保険証券を販売できるライセンスを得ました。
している事業をより大きく育てていきながら、さまざまな人道的
な活動への奉仕にも惜しみなく力を注ぎました。
1972年
L.T.はアメリカに在住の日本人に対する先駆者的な功績を認められ、卓越した功労者に贈られる勲三等旭日中綬章を昭和裕仁天皇から授与されました。
またL.T.の弟ヨシノブは、日本企業の世界進出に寄与した功績により、後に勲二等旭日重光章を受賞しました。
ヘンリーとシア・ミン
年齢: 60代前半
国籍: 香港(米国に2つ目の住居を持つ)
純資産: 9千万ドル($90,000,000)
ヘンリーは、東南アジアにある工場で電子レンジを製造する会社を経営していま
す。会社は、株式非公開企業です。妻のシア・ミンは持ち株率25%の少数株主であ
り、 彼女の家族がヘンリーに会社設立資本金を融資しました。ヘンリーの商品は自家
商標製品であるため、事業の成功は、ヘンリーと卸売業者や小売業者との人間関係
によって左右されます。
ヘンリーとシア・ミンには息子と娘が二人ずついますが、今は全員米国もしくはカナ
ダに居住。また、ヘンリーは、健康上の理由から仕事量を減らすよう医者に言われて
います。
ヘンリーは大学時代のルームメートで今現在も親しい友人に、会社を売却したい、
そしてシア・ミンと一緒に子供たちに近い米国へ引っ越したいと打ち明けているものの、
法務顧問や会計顧問に自分の健康状態や家族については話しにくいと感じています。
顧客情報の守秘義務に対する弊社の信頼性を強調し、友人は、ヘンリーとシア・ミン
にパシフィック・ブリッジに連絡を取るようアドバイスしました。ヘンリーは、パシフィッ
ク・ブリッジに連絡し、ミーティングを設定しました。
パシフィック・ブリッジは、オハナ・メソッドの一部を通して、ヘンリーとシア・ミンが米国で
の新生活に望むことだけでなく、二人の現在の懸念を自己認識する手助けをしました。
ファイナンシャル・プランニングの焦点:
所得保護・資産保全
資産形成・蓄積・分配
相続人および未来の世代への資産譲渡
提案された解決策と戦略的プラン:
会社の売却:会社の売却準備と最終的な売却を任せられ
る慎重な投資銀行を特定。
ヘンリーの財務状況の保護と資産譲渡:贈与、株式を担
保としたローン、家族信託とヘンリーの会社持株分約50%
の価値にあたる生命保険の組み合わせ。
シア・ミンの会社所有権の保護:価格変動性を低減する
ため、株式タイプを優良株に変換。
米国遺産税:ヘンリーとシア・ミン両方の生命保険を活用し
て資金を調達。
•ヘンリーとシア・ミンは、事業がヘンリーの健康に非常な負担を強いていることを一番
心配しており、できるだけ早く会社を売却したいと考えています。
•また、ヘンリーは、卸売業者や小売業者が会社売却のプランや自分の健康問題の
事を知れば注文を減らすのではないか、そしてそれが事業に悪影響を及ぼし会社の価
値や売却値が下がってしまうのではないかと心配しています。
•そして、もし会社が売却できたとしても、今まで自分達が享受してきた香港での生活
水準と同等の生活が米国でもできるのか、さらに子供たちや孫たちに相当額の遺産が
残せるのか、ヘンリーとシア・ミンには確信がありません。
•ヘンリーは会社を売却するにあったって、シア・ミンが少数株主権を失わないことに
固執しています。自分に何かあった時には、それがシア・ミン個人の独立した財産と収
入源となる予定だからです。
•財産の大半は、子供と孫たちに譲与することで二人とも同意しました。
ヘンリーはプランを承認。パシフィック・ブリッジには、投資
銀行のサービスを勧誘する際には特に慎重に行うように
要請をしました。パシフィック・ブリッジは、ヘンリーの米国
弁護士と香港の保険エージェントと協力して信託を開設、
そして生命保険を購入し、生命保険料の資金調達のため
銀行ローンを確保しました。パシフィック・ブリッジはさらに、
香港の税務顧問と共に投資銀行候補の選抜とインタビュ
ーを行い、ヘンリーには選ばれた投資銀行のみが紹介さ
れました。
評価および見直し時期:会社売却までは随時継続し、そ
の後年次。追加的な遺産プランの見直しは、会社の売却
が完了し、ヘンリーとシア・ミンが米国に居を移した後に行
われます。
成果:ヘンリーとシア・ミンは、事業撤退計画を実行するた
めに必要だった秘密事項が守られほっとしています。おか
げで、希望する会社売却価格が確保でき、香港での生活
レベルに見合う米国での生活を築くことができたうえ、子供
たちには十分な遺産が残せます。
1988年
シグ・香川は、ロサンゼルスの全米日系人博物館の設立資金確保に尽力しました。博物館は、全国的、さらには
世界的レベルでダイナミックな教育センターとなることを目的としており、苦難や反対を乗り越えてアメリカ社会の
価値ある一員となった日系アメリカ人の貢献を称賛しています。
ジョン・ス
年齢: 40代後半
国籍: 韓国 (米国居住者)
純資産: 3千5百万ドル($35,000,000)
ジョン・スは、韓国人国外居住者で、カリフォルニアに25年間住んで
います。ジョン・スはアメリカ人のパートナーと小さなソフトウエア会社を
経営しており、米国軍の大型契約を受注したところです。納品を確実
にし遵守要件を満たすため、新しい経営陣を多数採用しなければなり
ません。
ジョン・スの妻は韓国系アメリカ人で、子供達二人は二重国籍を持っ
ています。長男は韓国でエンジニアリングを勉強しており、韓国籍の婚
約者と韓国に留まる予定です。ジョン・スの2番目の息子は米国の医大
予科生です。ジョン・スは、韓国にいる未亡人で病弱な妹と、妹の息子
と娘も養っています。
ジョン・スは、妹の家族についての心配を会社の弁護士に相談しまし
た。彼はもし自分に何かあった時、妹とその家族をどうやって養えるの
かわかりません。ジョン・スは、叔父から遺産譲渡された若干の不動産
と株式ポートフォリオを韓国に持っています。恐らく、これを妹と現在韓
国に住んでいる長男との間で分配するべきでしょうか? このアイデア
を気に入っているわけではありませんが、それ以外にどうしたらよいのか
わかりません。それだけでなく、このプランは米国にいるもう一人の息子
を除外してしまうことになります。
弁護士はクロス・ボーダーに関わる財務問題やファイナンシャル・プ
ランの可能性に精通していないため、パシフィック・ブリッジとジョン・
スとのミーティングを設定しました。ミーティングでは、ジョン・スが今
まで先延ばしにし続けてきた、いくつものさらなる懸念事項が明らかに
なりました。
パシフィック・ブリッジは、より広範囲にわたるオハナ・メソッドをジョン・
スとの間で設け、ジョン・スと一緒に未解決の財務問題を検討し、優先
順位をつけました。
•まず、ジョン・スは自分の遺書が、非常に古く現状に合わないことに
気づきました。自分の父親が亡くなった時には、父親の遺産について
何の指示も残されておらず、そのためジョン・スと妹は遺産の整理に何
年も費やしました。自分の家族には同じ経験をさせたくないとジョン・ス
は思っています。
•ジョン・スの息子達は二人とも、ソフトウエア会社の経営に関与した
り会社を継ぐ意志はありません。自分の遺産を、妻への継続した収入
を確保しつつ二人の息子に均等に分けるにはどうしたらいいのでしょう
か? 彼の資産は、二カ国(韓国と米国)の異なる税法の適用を受け
ます。しかも、彼は著しい成長期にある会社の50%を所有しています。
•自分の家族に残したい遺産分が拘束されたり、打撃を受けたりせず
に、妹とその子供たちの面倒も確実にみるにはどうすればよいのでしょ
う?
•また、ジョン・スは、自分とビジネス・パートナーのいずれかが会社の
経営指導権や所有権を持っている間に亡くなった場合どうするのか、
それに対応する明確な計画がないことに気づきました。原則的には、
故人の持株を生存パートナーが買収し、その売却代金は故人の遺産
に支払われるということで合意しています。しかし、買収の諸条件につ
いては何の合意もありませんでした。
•さらに新しい経営陣の問題もあります。最良の人材を確保するため
は、競争力のある報酬を用意しておかなければなりません。ジョン・ス
は、雇用費が事業拡張に必要な準備金に食い込んでこないかを心配
しています。
1988年
1992年
シグはさらに、ハワイのビショップ博物館で初のアジア系アメリカ人理事長となり、
スティーブン・香川ーL.T.の孫で、シグの息子―は、ロサンゼルスにザ・パシフィ
また米国ボーイスカウト連盟の全米理事会でも初のアジア系アメリカ人理事を
ック・ブリッジ・カンパニーズを設立しました。パシフィック・ブリッジは、瞬く間にク
務め、1997年スカウト連盟からボランティアに与えられる最高の名誉、シルバ
ロス・ボーダーに関する金融事業サービスの革新的で世界的なリーダーになり、
ー・バッファロー賞を受賞しました。
個人富裕層および環太平洋地区の企業にサービスを提供していきます。
ファイナンシャル・プランニングの焦点:
所得保護・資産保全
相続人および未来の世代への資産譲渡
事業保険、役員報酬・従業員福利厚生プラン
提案された解決策と戦略的プラン:
家族のための遺産プラン: 二人の息子のために米国と韓
国で別々の信託を設け、資産の混合を避けて各国内にあ
る資産から資金を拠出。
韓国の親戚のためのプラン: ジョン・スの妹と子供たちの
ために、ジョン・スの生命保険から支払われる保険金で信
託を設立。
事業買収プラン: 合意済みの業績指数を元に、ダイナミッ
クな公式を用い、買収価格を決定し売買契約を作成。契
約の義務は、税的に有利な企業福利プログラムを通して事
前に資金を準備。会社売却からの収益金は、妻を受取人
とした信託に入金。
役員奨励給プラン: 新しく採用する経営陣に、実績ベース
の報酬プログラムを個別に設定。
ジョン・スはプランに同意しました。そして、遺産処理が終
わるまでの間の妻の収入を確保するために、追加の生命
保険の手配を依頼。パシフィック・ブリッジは、ジョン・スの米
国・韓国両方の弁護士や会計士と協力すると共に、米国に
拠点をおく保険エージェント、事業価格査定会社、韓国投
資顧問の協力を手配しました。
評価および見直し時期: 資産価額と分配プランを半年毎
に再評価し、ジョン・スの遺産が二人の息子に確実に均等
分配されるようにします。
成果: 長期的なプランが決定され、見直しの手順も整った
ので、ジョン・スは会社とその成長の可能性に専念すること
ができるようになりました。また、家族の生活が守られ、かつ
て父の死後自分と妹が経験したような遺産を何年間にも渡
り整理するような状況が、自分の死後には起きないという確
信を持ち安心感を得ました。
2002年
2005-2008年
スティーブン・香川は、香川ファミリーの社会奉仕の伝統を継承しています。ザ・パ
ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズは、ますます成長し世界に広がる
シフィック・ブリッジ・カンパニーズは、社会への並外れた奉仕と卓越した企業市民
顧客・提携先企業・金融事業のネット・ワークに対応するため事業を拡張、
としての功績が認められ、カリフォルニア州とロサンゼルス市の両方から表彰を受け
新しい子会社および事務所をハワイ、東京、香港に開設しました。
ました。
ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズは以下の企業から成り立っています。
パシフィック・ブリッジ・ウエルス・リソース・インク • パシフィック・ブリッジ・インベストメント・サービス・インク
パシフィック・ブリッジ・インシュアランス・サービス・インク • パシフィック・ブリッジ・アジア・リミテッド • パシフィック・ブリッジ・コンサルティング(株)
弊社は、
あなたのファイナンシャル・アドバイザーを通して弊社一連の会社とプランに取り組み、
財務
および資産管理プランのニーズを満たす以下の商品やサービスへのアクセスを提供いたします。
所得保護・資産保全
所得や資産の蓄積が万が一の時に失われないための生命保険、所得補償保険、そして医療関連保険・・・
ライフ・スタイルの維持、予期しない出来事からの資産の保持と希望する成果の達成
資産形成・蓄積・分配
目的のはっきりした国際的資産管理、様々な資産クラスとスタイルを活用した世界的規模での投資戦略、子供や孫のための教育資金準備、
退職所得プラン、税的に有利な貯蓄プログラム
相続人および未来の世代への資産譲渡
遺産税・相続税プラン、国際規模および国を超えての資産譲渡プログラム、生前贈与・慈善寄付、長期介護を含む高齢者のためのプラン、
遺贈および慈善事業プラン
事業保険・役員報酬・従業員福利厚生プラン
役員奨励給プラン、適格退職年金プラン、事業継続プラン、営業収益損失からの保護、売却・譲渡計画、退職・障害・死亡に敏感に対応する
目的を持った事業承継のための事業売買契約プラン、事業経費保護、団体・任意従業員プラン
あなたが信頼する人々を通して
あなたが必要とするプランのためのリソースをご提供いたします。
あなたご自身のファイナンシャル・アドバイザーに加え、パシフィック・ブリッジは国際的なネットワークであるオハナ・メンバーズを備えており、
専門的な金融事業サービスのコンサルタントや企業が、あなたのファイナンシャル・プランに必要な要件にお応えすることができます。
そのリソースは以下を含みます。
•銀行業務顧問
•税務顧問および会計士
•国際的投資会社および投資顧問
•ベンチャー・キャピタル会社
•不動産会社
•保険会社、保険代理店・保険業務顧問
•リスクマネージメント専門家
•弁護士
弊社のオハナ・メンバーズと協力することで、ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズはお客様とそのアドバイザーに、広範囲にわたりクロス・ボーダー
に関わる情報資源、専門知識、可能性を提供し、あなたのプランが今日だけでなく明日のニーズと期待に沿えるようにいたします。
ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズに関するさらに詳しい情報、または初回コンサルテーションの設定をご希望の場合は、あなたのファイナンシャ
ル・アドバイザーに御連絡下さい。
The Pacific Bridge Companies
825 S. Primrose Avenue, Suite C
Monrovia, CA 91016
Ph: 626.303.5890
Fx: 626.303.3591
www.thepacificbridgecompanies.com
ザ・パシフィック・ブリッジ・カンパニーズ社は、
ファイナンシャルに関し複雑な問題を抱える個人及び企業のお客様のため、
そのアドバイザーの方々へ世界的規模かつクロス・ボーダーなコンサルティングやプランニング、
ソリューションへのアクセ
スを提供する最高の企業でありたいと考えます。
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