表 - 伊丹市議会議員さいとう真治

し
ん
じ
さいとう真治
活力あるコミュニティの創造をめざして
平成 27 年第 1 回市議会定例会
発言要旨
さいとう真治が考える地方創生とは!
政府は増田元総務大臣らの「日本創成会議」
分科会が昨年に公表した「消滅自治体リスト」
では首都圏に仕事を求めて若年層が流入するこ
とにより、女性が 2040 年までには半数以下に
減ってしまう自治体は 1741 のうち 896 と半数
にのぼり、社人研推計の 373(全体の約 2 割)
大きく上回っていました。この公表が端を発し、
政府における人口問題意識への認識を大きく変
化させました。政府は各地方自治体にそれぞれ
の人口ビジョンを作らせ、その中でも 20 歳から
39 歳の女性の人口動向に注目し、非婚化・少子
化問題等の解決するためのデータを算出するよ
うに求めています。算出されたデータを基に
「2020 年までの総合戦略」の策定することにな
ります。地方創生は東京の一極集中による地方
の衰退は今の政治の中央集権制度に問題があり
ます。ひと、もの、情報、金をすべて東京に集
めて強い国家をつくるため、地方の自主性や独
自性が失われたばかりか、今では地方の優秀な
大学を卒業してもその地方に希望する企業がな
い、良い企業に就職するために首都圏の大学に
進学し、結婚し、定住することになります。こ
のようことから、地方の人口が減少の勢いが止
まらない状況になっています。
伊丹市では地方創生に向けた事業としてプレ
さいとう真治
ミアム付き商品券や人口ビジョンや総合戦略の
策定、
(仮称)安全・安心見守りカメラ設置事業、
自転車施策パッケージ等の事業が上程され地方
創生事業が始まろうとしています。
私の地方創生の見方
今の地方創生制度の課題は首都圏も地方自治
体になり交付対象となっていることにありま
す。人口割りからすると少な目に交付金が配分
されていますが財政的に裕福な港区や渋谷区を
代表する東京 23 区までが交付金の対象となっ
ており、東京集中を是正するために政府は地方
創生に取り組んでいるのに公平の原則を遵守し
ているので、東京集中問題の解決のために結果
が残せないものになっています。2060 年には地
方から東京に流入してくる人口そのもの減少し
東京の活力を失ってしまい、このままでは首都
圏に人口と議員が集中し地方が消滅してしまう
懸念があります。
私は地方にそれぞれの人口ビジョンを作成さ
せそのデータをどのように活かすのか、又は一
括交付金等の地方の自主性や自立性をどのよう
に活かせるかという議論よりも、むしろ企業や
大学に対する税制優遇を積極的に取り組み、自
主性と自立性を育てるべきだと考えています。
プロフィール
■1960 年 12 月 27 日生まれ 大阪出身 A型
家族 妻、長女、長男、次男、猫
■1988 年 ハワイパシフィックユニバーシティ卒業
卒業後神戸で英語講師・留学カウンセラー
■1991 年 喜多万商事株式会社 代表取締役就任
■1999 年 社団法人伊丹青年会議所 理事長
■2005 年 NPO 法人いたみタウンセンター 理事長
■2007 年 伊丹市議会議員(初当選)
■2012 年 伊丹マチヅクリ研究所 創設
■2013 年 都市企業常任委員会 委員長
「中心市街地・交通安全」等活性化対策
特別委員会所属
都市計画審議会所属
■2014 年 伊丹中央自治会会長(現職)
号外
信 条
絆を大切に日々行動しみんな
の笑顔が自分の笑顔になるよ
うに自分を信じてまじめにコ
ツコツ取り組むこと
伊丹をもっともっと
ええまちにしたいねん!