スライド 1

まん
せん
150年ほど前、日本は鎖国の時代から開国の時代を迎え、世界の大国
月 泉(4月号)
Monthly News of Semboku High School
に飲み込まれてしまう危機感が広がり、そのことが当時の若き獅子たちの
目を世界に向けさせたわけです。政府は、殖産興業・富国強兵を中心に、
欧米の列強に負けない国づくりを目指しました。グローバルで渡り合える
人材がいない中、海外に派遣団、留学生を送り出し、海外から専門家を多
私が考えるグローバルリーダーとは 雑感
校長 絵面 功二
我が泉北高校は、今年度よりグローバルなビジネスで活躍できる人材の
く受け入れました。当時は、渡航自体、生死のリスクを抱え、夢を持ちつ
つも相当の覚悟の上での留学であったと思われます。
時代やシーンが変わったとしても、両者に共通しているのは、
育成に取り組む高校として、文部科学省からスーパーグローバルハイス
「危機感」という言葉のようです。ただ、この「危機感」は「当事者の危
クール(SGH)の指定を受けました。また、スーパーサイエンスハイス
機感」でなくてはならないのです。その「当事者の危機感」がさらにリス
クール(SSH)は、高い理数教育と国際性育むカリュキュラムの推進事
クを冒しても一歩踏み出すという、「挑戦」する原動力となっているもの
業で、既に高い評価を受け、継続してその負託に応えるべく、教職員一同
と思います。
全力で取り組んでおります。両事業の指定は、前校長の桑原先生のご尽力
があっての結果であり、その任を引き継ぐ身としては、大きなプレッ
現在、「グローバル人材」の育成は、明治時代の開国の時代と同じよう
シャーであるとともに、非常にチャレンジングなミッションを頂いたと感
に、留学生を送り出し、または、海外からの留学生を迎え入れる活動が中
謝しております。
心であります。しかし、不足しているのは、まさに「当事者の危機感」と
「挑戦」ではないでしょうか。
ところで、「グローバルリーダー」とはなんなのか?
世の中の動きを的確に捉えられる力、将来想定される苦難にも負けずに
私は民間企業から教育界に身を転じた事からか、ビジネスシーンでの
挑戦する力を育む事が必要となってくるのでしょう。そのためには、「英
「グローバルリーダー」という言葉のなす意味は理解が容易です。グロー
語」だけでなく、未来を切り開くために必要な強い体力と精神力をつくる
バル化の流れの中で、企業の生き残りをかける喫緊の課題が常に危機感と
「体育」、自国理解を深める「文系教科」、生きる上で切っても切り離せ
ともに存在しております。
ない科学の仕組みや、与えられた命の仕組を学ぶ「理数教科」、想像力を
グローバルに商圏を拡大し、世界で通用する商品、役務を、企業の存亡を
育む「芸術系教科」等から学ぶ基礎力そのものが、その土台となるものと
かけて生み出す事に成功し、挑戦し続ける企業が、グローバルリーダーと
信じています。よって、グローバルリーダーの育成は、全教科の教職員の
言う定義になります。
力が必要なのは間違いないのです。
<2015年4月発行
泉北高校
広報部>
H27年度
教室配置図
4月行事予定
8(水) 始業式、入学式、SGH説明会、
GET・科学探求基礎説明会
9(木) 離任式、新入生実力診断テスト、
新入生オリエンテーション
10(金) 1・2年スタディーサポート、新入生歓迎会
14(火) 長期留学・海外進学説明会
(生徒・保護者対象16:00~17:30)
15(水) 内科検診(午後)
16(木) 3年進路HR、クラス写真、1年人権HR
21(火) 海外語学研修説明会
(生徒・保護者対象16:00~17:30)
23(木) 2年英単語・漢字・古文単語コンクール
23(木)~24(金)
3年総合学力記述模試
1年Be Camp(国文)・Science Camp(総科)
28(火) B火の時間割
30(木) 検尿一次、B木の時間割
自習室
2015年度 泉北高校担任
組
1年
2年
3年
1
綿谷 里美子
平原 りか
森下 文子
2
高木 萌々
原田 智
奥平 美紀
3
押谷 雅人
安川 孝幸
長谷部 朋子
4
前 陽介
栗林 潤一
廣瀬 仁
5
佃 朋子
大内 康弘
榎阪 昭則
6
中村 貴亮
川田 有希
岡本 慶之
7
藤原 裕美
蔵谷 和弘
川谷 徳彦
昨年の様子
Be Camp
Science Camp