氏名 林 弘康 年齢 55 勤務先名称 専門学校社会医学技術学院 協会・士会役員歴 立候補の趣旨/推薦理由 引き続き、東京都理学療法士協会の理事に立候補させていただきました。現在、スポーツ の理学療法委員会委員長としての活動をさせて頂いております。2020年の東京オリン ピック・パラリンピック開催が決まり、そのサポート活動に対する体制を整えるべく準備 を進めております。 そのためには委員会を発展させた部局での活動にしていくことが必要であり、27年度よ り開始されます。この体制作りの中で、広く東京都民に向けたスポーツ支援活動を進める 事が必要と考えております。 その際には会員の皆様の協力を頂きながら、それぞれの地域でのスポーツ場面での支援が 進み、地域生活における理学療法士の認知が進む事ができるのではと考えております。野 本会長の下で地域ブロック活動も進み、徐々に地域の中での動きも出てきております。 地域包括ケアなどにおける理学療法士の役割の確認など、まだまだ実施していかなければ ならない事が数多くあります。都士会は公益法人にふさわしい活動を進めてまいりました が、都民の生活や健康を守るということを念頭に置きながら、東京都の理学療法士の活動 を意識していく必要があります。 そのために微力ながら引き続き働くことができればと考えております。 氏名 千葉 哲也 年齢 52 勤務先名称 玉川病院 協会・士会役員歴 2002年 渉外局 医療保険部長 2004年 理事 2009年 区西南部・西部ブロック 世話人代表 2012年 渉外局長 第31回東京都理学療法学術大会 大会長 立候補の趣旨/推薦理由 東京は政治、経済などあらゆるものの中心になっております。理学療法士としても 東京都は全国2位の会員数を誇り、発言力も大きく当然日本理学療法士協会への 影響力も多大です。現在私は日本理学療法士協会で職能関連執行委員会、日本理 学療法学会、管理運営部門運営幹事を行っています。今後も東京の意見を日本理 学療法士協会へ提言してゆきたいと考えます また、6000名を超える大組織になってしまったため会員の意見を反映させることも 難しくなってきております。都士会としてはブロック化を勧めて小規模単位で会員の意見 を吸い上げられるようにしております。しかし、私が代表世話人をさせていただいて いる区西南部西部ブロックでは会員数が1200人を超え、ある県士会よりも規模が大き くなり、さらに小規模の各区単位での活動も進める必要があります。渉外局長として、 各区での活動を支援してゆきたいと考えております。 上記以外にもオリンピック、地域包括支援など取り組むべきことは山済みです。 理事として様々な問題に取り組んでゆきたい所存です。 会員の皆様と同様に現職場で臨床家として働いている現場感覚を大切に 今後も各種問題に取り組んでゆきたいと思います。 よろしくお願いいたします。 氏名 板倉 尚子 年齢 51 勤務先名称 日本女子体育大学 協会・士会役員歴 平成24年度~東京都理学療法士協会スポーツの理学療法委員会副委員長 平成26年度~日本理学療法士協会代議員 立候補の趣旨/推薦理由 この度、東京都理学療法士協会理事に立候補しました板倉尚子です。現在、都士会スポ ーツの理学療法委員会副委員長として活動しております。私は体育大学健康管理センタ ーでスポーツ理学療法に特化した環境で理学療法業務をして参りました。体育大学に進 学を希望する高校生は成長期に積極的にスポーツ活動に参加しており、そのためスポー ツ外傷・障害の既往をもつものが非常に多くみられます。しかし外傷・障害を発症した 後に適切なスポーツ理学療法を受けて、安全にスポーツ活動を再開出来ないケースがあ り、残念ながら後遺症を抱えて入学する学生も少なくありません。また、本学卒業生が 教員となり、体育授業や部活動で外傷・障害を発症した後に、適切なスポーツ理学療法 を受けられる医療機関が少ないと相談に来館することもあります。現行の医療制度下で はスポーツの環境が求めるニーズに応じることが困難な医療機関側の事情があります。 私は以前からこのような状況への一つの手段として、理学療法士の学校保健への参画を イメージしておりました。保健室で養護教諭の方々と協力しながら理学療法士が活動を する事で身体機能回復・改善を目的とした関わりが増えると期待しています。また教育 環境の中での理学療法士が活動することは生涯を通した「身体づくり教育」を行える貴 重な場だと考えています。日本理学療法士協会内でも学校保健への参画が検討されるに 至り、これまでの経験を協会活動に生かしたいと考え立候補致しました。また私は日本 オリンピック委員会でも活動する機会を頂戴し、オリンピックやユニバーシアード大会 などの国際総合競技大会に本部医務班として帯同させて頂きました。2020年には東京 都で東京五輪・パラリンピックが開催され、東京都は世界のトップアスリートを迎える ホスト国としての役割を担います。東京都理学療法士協会の役割も大きなものになると 思います。開催まであと5年数ケ月となり、これから急ピッチで準備が進みますが、こ れまで私が経験してきたことを活かして、都士会会員の皆様と一緒に世界のトップアス リートをお迎えする仕事をしたいと考えております。 氏名 吉井 智晴 年齢 49 勤務先名称 東京医療学院大学 協会・士会役員歴 2009~2012 日本理学療法士協会 理事 (研修システム・チーム医療担当) 2015 第50回学療法学術大会事務局長・チーム医療推進協議会運営委員 立候補の趣旨/推薦理由 東京都理学療法士協会(以下、本協会)理事に初めて立候補いたしました。日本理学療 法士協会の理事と本協会の理事を兼ねることは利益相反するのではないかと考えていたた めです。両協会は、独立した組織ではありますが、理学療法士の会員のために活動する団 体であることは共通です。近しい方々と話をさせていただく中で、考えを改めました。同 じ方向を向いている団体であれば、もっと効率よく協力関係に合った方が、結果的に両団 体にとって、会員にとって良い結果が生まれるのではないか、現状ではその連携が十分で はない、との考えに至り、そのつなぎ役が必要だと思うようになりました。 本協会は、全国で第2の会員数をもつ士会であり、2020年にはオリンピックを控 え、理学療法士の役割を国内外に示す大事な時期を迎えます。日本の理学療法士は優しく て優秀だと思いますが、適切な能力を適切に発揮する土壌作りが十分でないと考えていま す。私の目標は、「誰もが社会的使命を感じ自信を持てる理学療法士の育成」です。その ためには、各自の安定した生活基盤を確保するとともに、専門職としての成長を止めない ことが必要で、特にこれから毎年約1万人のペースで増える若い理学療法士の方々が、そ れぞれの生活をしながら仕事を無理なく続けていける体制を作ることが重要だと考えま す。しかしながら、既に私の年齢でも考え方は古いと自覚しています。従って、今問題を 抱えている世代、これから当事者となる世代、の意見を取り入れていく、その手助けを し、10年後20年後の力のある魅力のある理学療法士を増やしたいと考えています。 本協会での活動をさせていただくとともに、日本理学療法士協会とも連携を密にして、 目標達成のために邁進する所存です。何とぞよろしくお願いいたします。 氏名 中澤 幹夫 年齢 45 勤務先名称 多摩丘陵病院 協会・士会役員歴 1998年~2004年 東京都理学療法士会 ブロック推進委員会委員長 2005年~ 東京都理学療法士協会 渉外局 業務推進部 部長 2009年~ 東京都理学療法士協会 理事 2009年 第28回東京都理学療法学術大会 大会長 2012年~ 東京都理学療法士協会 渉外局次長 2012年~ 日本理学療法士協会 代議員 2013年~ 東京都理学療法士協会 公益法人推進委員会委員長 立候補の趣旨/推薦理由 今回、東京都理学療法士会の理事に立候補した多摩丘陵病院の中澤幹夫です。 現在、都士会の渉外局次長,業務推進部部長,公益法人推進委員会委員長,西多摩南多摩 ブック世話人代表を務めさせて頂き,都士会のブロック活動や国際福祉機器展,代議員総 会への移行などを取り組んでいます.今後,2025年を目標とした地域包括ケアシステ ムの構築に向け,市区町村単位での活動が必要になってくると思われます.会員のご協力 を得ながら、より良い活動ができるように頑張りたいと思い理事に立候補しました。よろ しくお願い致します。 氏名 竹井 仁 年齢 49 勤務先名称 首都大学東京健康福祉学部 協会・士会役員歴 平成7年~:学術局新人教育部長 平成16年~:理事 平成22年~:副会長 立候補の趣旨/推薦理由 [論文]筋膜マニピュレーション.徒手理学療法14(1):35-43,2014. 姿勢の評価と治療アプローチ.脊髄外科27(2):119-124,2013. MRIによる肩関節屈曲運動の解析.日保学誌14(1):13-23,2011年. 他多数. [著書]ビジュアル版 筋肉と関節のしくみがわかる事典第2版.株式会社 西東社,2015.系統別・治療手技の展開第3版,協同医書出版社, 2014.触診機能解剖カラーアトラス 上・下巻.文光堂,2008.他多数. 東京都理学療法士協会は公益法人として本格的に動きはじめました. この法人では,理学療法士の人格,倫理及び学術技能を研鑽し,東京都民の医療 ・保健・福祉の増進にいかに寄与できるかが大切になります. なかでも,理学療法における学術および科学技術の振興に関する事業は大切で, 教育機関と理学療法施設との連携がさらに求められます. 理学療法士1人1人が自己研鑽を積み,生涯学習を続けることこそが,都民の ためになり,自分を成長させることにもつながります. 理事になった際には,会員からの声にも広く耳を傾け,さらに開かれた都士会 として皆様が積極的に本会を活用し,理学療法士の知識・技術向上のための研修 会にも参加しやすくし,本会に興味を持てるようにしていきたいと思います. 氏名 原島 宏明 年齢 46 勤務先名称 総合東京病院 協会・士会役員歴 2008年~東京都理学療法士会 理事 / 介護保険部長 2009年~東京都介護予防推進委員 2010年~ 日本理学療法士協会 代議員 2012年~東京都理学療法士会 災害対策委員会 委員長 / 都民の声委員会 2014年~東京都理学療法士協会 地域包括ケア推進委員会 立候補の趣旨/推薦理由 2008年より理事・介護保険部長としてさまざまな活動を通して理学療法の普及向上 を図るとともに、都民の医療・保健・福祉の増進に寄与して参りました。 東京都のPT・OT・ST3士会による初めての合同事業の訪問リハビリテーション 研修会を開催してすることが出来きました。 また、2012年より都民の声委員会への参加、そして災害対策委員会委員長として災 害時安否確認システムを地震、台風など災害時に会員の安否確認を速やかにかつ確実 に確認が出来るように、ホームページに開設致しました。東日本大震災のような大規 模地震のみならず集中豪雨等の災害が起こっている昨今、理学療法士も医療従事者と しての救急救命に関する、知識・技術の習得できるように心肺蘇生法を中心とした研 修会を年1回続けています。今後は行政などと相談しながら災害時に活動出来る様な システムを構築していきたいと思います。 2011年第30回ならびに2012年第31回東京都理学療法学術大会副大会長 2013年関東甲信越ブロック理学療法学術大会渉外局長 理学療法における学術及び科学技術の振興に資する事業に携わることが出来きまし た。今後も知識向上のため学術大会等積極的に関与したいと思います。 現在、地域包括ケア推進委員会の委員として参加しております。 地域包括ケア推進リーダー、介護予防推進リーダーというシステムの構築と研修は始 まりましたが、今後は行政の区町村レベルとの相談が必要不可欠となっておりますの で、地域レベルでの活動を後押ししていきたいと考えています。 今までの経験を活かしてこの度理事へ立候補させていただき、東京都の会員の皆様及 び都民の皆様の声を大切にして頑張ります。 氏名 池田 由美 年齢 47 勤務先名称 首都大学東京健康福祉学部 協会・士会役員歴 平成元年~ 日本理学療法士協会(現:公社)日本理学療法士協会)会員 東京都理学療法士会(現:公社)東京都理学療法士協会)会員 立候補の趣旨/推薦理由 私はこの2期にわたり東京都理学療法士会の理事ならびに学術局長として,都士会員 の皆さまの学術活動に携わって参りました.この間に東京都理学療法士協会も公益社団 法人化され,都士会員のみならず,東京都民に対する活動も求められております.また, 社会から求められる理学療法士の役割も変化してきており,より一層の研鑽が我々理学 療法士に求められていると感じております. そこで,これまでの経験を活かしつつ,新たな視点を持ちながら都士会員の皆さまの 臨床力・教育力・研究力の向上をバックアップできるような環境づくりをさらに進めて行 きたいと考え,このたび理事に立候補致しました.どうぞよろしくお願い致します. 氏名 田代 文子 年齢 54 勤務先名称 清瀬リハビリテーション病院 協会・士会役員歴 東京都理学療法士協会 1987年~1990年 事務局調査部長 1991年~2006年 保健福祉局長~次長、2011年~次長 2012年~2013年 生活期共通評価表作成委員会委員長 2015年~ 地域包括ケアシステム推進委員会委員長 1993年~2006年、2011年~ 理事 立候補の趣旨/推薦理由 養成校の増加に伴い理学療法士が急速に増加し、当士会の会員数も年々400~500 名ずつ増えています。しかし、そのうちの6割は2~30歳代の会員で占められ、知識・ 技術のレベルと経験値が特に在宅分野で問われています。当士会では5年前から、東京都 作業療法士会・言語聴覚士会と合同で訪問リハビリテ―ション実務者研修会を開催し、介 護保険分野の新人セミナーも継続してきました。 また、地域の現場で働く理学療法士が増えてきているとはいえ、多くは医療機関勤務でし ている状況です。そのような中で地域包括ケアシステムが始まろうとしています。老人保 健法の時代から、地域リハビリテーション活動に携わってきています。今後も、地域包括 ケアシステムに向けて、下記の通り都士会の中でも継続して地域リハビリテーション活動 を行いたく立候補いたしました。 (1) 地域包括ケアシステムの啓蒙 (2) 地域活動を担う理学療法士の育成 (3) 現在、各地域で活動されている訪問リハビリテ―ション・通所リハビリテーショ ン関係の連絡会等との連携 (4) リハ職3団体の連携 (5) 地域包括ケアシステムの中で、理学療法士が活動できるよう働きかける ご支援よろしくお願いいたします。 氏名 南雲 健吾 年齢 42 勤務先名称 リハビリ企画合同会社 協会・士会役員歴 平成25年度~現在 日本理学療法士協会代議員 平成26年度~現在 東京都理学療法士協会生活期共通評価表作成委員会委員長 立候補の趣旨/推薦理由 重症心身障害児施設、救急医療機関、老人保健施設、訪問看護ステーション、在宅介護 支援センターにて経験を積み、平成19年より起業理学療法士として、通所介護・居宅介 護支援事業所を運営しております。 都士会の活動は、平成22年より北多摩ブロック世話人を拝命し、吸引研修、多職種連 携セミナー、症例研究発表会などの運営に携わってまいりました。 昨年は東京都作業療法士会と東京都言語聴覚士会との共同のもと、生活期共通評価表を 発表させていただきました。 地域包括ケアシステムが法制化され、大都市東京において理学療法士がすべきこと、 我々の役割を確立することが急務となっています。 また障害児や難病患者の在宅リハビリテーションについても、重度重複障害が増加する 中、利用者のニーズに合った理学療法提供システムを早急に整備する必要があります。 理学療法士として21年、言語聴覚士・介護支援専門員として15年の臨床経験を通じ て、行政や他団体との連携に努めてまいりました。 このことが必ずや都士会運営に役立つと確信しております。 お年寄りから子供まで、住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせる東京都をめざ し、理事として活動させていただきたく、ここに立候補させていただきます。 氏名 森島 健 年齢 53 勤務先名称 東京衛生学園専門学校 協会・士会役員歴 東京都理学療法士協会副会長/東京都理学療法士協会理事 /東京都理学療法士協会都民の声委員会委員長/日本理学療法士協会代議員 立候補の趣旨/推薦理由 私は、今回公益社団法人東京都理学療法士協会理事へ立候補させて頂きました森島健 です。現在まで私は、野本会長の元、副会長としての業務を担当させていただいて きました。その間、公益社団法人の取得という重要な業務に関われた事が、私自身 大きな財産となっております。取得に向けての議論、申請準備、設立記念式典開催等、 いろいろと勉強させて頂きました。今後は、その経験を活かし、公益性の高い団体とし てさらに成長していく事を目指し、過程だけでなく結果を出せる団体になるべく、会の 運営へ携わりたいと考え、立候補させていただきました。今後は、「全ては都民のため に」 をモットーとして業務に取り組んでいきたいと考えております。 そのための活動として以下の3つを柱として取り組んでいきたいと考えております。 第一に「理学療法卒後教育の益々の充実」を挙げさせていただきます。卒後の年度毎 に目標の明確化を図り、その目標に向けて会員の技術を高めていく事が、都民の健康 へ繋がると考えています。第二には、「地域包括ケアシステム構築に向けての組織作り の充実」です。現在、ブロック活動が盛んに行われるようになってきていますが、 その上の段階として市区町村活動の充実を図りたいと考えています。市区長村単位で の活動充実が地域包括ケアシステムに貢献し、都民へ還元できることと考えています。 第三に「他団体との連携、協力の強化」をあげます。医師会、看護協会、作業療法士 会、言語聴覚士会など他の職能団体と協力、協働していくことで困難な目標も実現 可能となると考えています。 個の力が組織の力に、一つの組織の力が組織同士の協働した力となり、より大きな 力が生れ、その力が都民の健康への寄与となると考えています。 以上が、理事立候補の趣意説明となります。よろしくお願いいたします。 氏名 原田 憲二 年齢 46 勤務先名称 専門学校東都リハビリテーション 学院 協会・士会役員歴 平成18年社団法人東京都理学療法士会 広報部長 就任 平成24年社団法人東京都理学療法士会 理事 就任 平成25年公益社団法人東京都理学療法士協会 理事・広報部長 就任 立候補の趣旨/推薦理由 都士会を手伝うようになったのが約10年前、広報部として会報誌の編集・発行に 携わり平成24年から現在まで理事を兼任させていただきました。就任当時の会員 数は3,000名に満たなかったのが現在では6,000名を超えています。 また、法人格としても平成25年から公益法人が認められ、都民から期待される団 体になっていると思います。 私自身、大きな力は持っていませんがこれまでの経験を生かし会員のみならず都民 の方々に少しでも役立ちたいと思い立候補いたしました。 この機会を得られた時にはリハビリテーションは「愛」を貫いていきたいと思います。 氏名 中村 岳雪 年齢 59 勤務先名称 田無病院 協会・士会役員歴 平成26年度まで理事及び保健福祉局長を拝命 立候補の趣旨/推薦理由 この度、再び理事として立候補させていただきます。理学療法士になって35年目を 迎えます。過去、理学療法「進歩と展望」第22号の巻頭言でも述べさせていただき ましたが、昨今、理学療法士を取り巻く環境は非常に繊細で厳しいものになってい ます。当協会も会員の質的向上や更なる都民対象に向けたサービス事業の拡大・ 新たな理学療法サービスの創造が必要不可欠になっていると考えています。その中 で、もう一度、私の35年の臨床経験が何かの役に立てればと立候補いたしました。 氏名 豊田 輝 年齢 39 勤務先名称 帝京科学大学医療科学部 協会・士会役員歴 日本理学療法士協会代議員(平成24年度~現在) 東京都理学療法士協会 理事 事務局長(平成22年度~現在) 立候補の趣旨/推薦理由 この度、本会の理事に立候補致します、豊田輝(トヨタアキラ)と申します。 私はこれまで本会では、理事として、また、事務局長、公開講座準備委員長として、 定款に基づき精一杯務めさせて頂きました。 その活動の中で、日々痛感していることがございます。それは我々、理学療法士の置 かれている社会的な立場は、“決して明るいものではない”ということです。今後、 理学療法士の専門性を充分に発揮できる「地域包括ケアシステム」の構築のためにも、 我々、理学療法士自身が社会に向けて自らの力をアピールする必要があると考えます。 つまり、「理学療法士自身が自らの専門性を学際及び職能として結集させ、明確なエビ デンスに基づき主張し、実際に都民に対して成果を上げていく」必要があります。 これまで我々、理学療法士は、医療機関等で日々、粛々と目前の患者様のために 熱意を持って成果を上げてきました。これは今後も絶対条件として、確実に維持して いく必要があります。しかしながら、それだけでは、これからの地域社会において、 我々の専門性は活かされません。今こそ、我々、理学療法士自身が自らの専門性を社 会に還元するために何が必要かと考え、行動する時だと考えます。 そこで私は、本会が公益社団法人としての社会的な役割を充分に果たし、我々自身 が自らの専門性に関わる成果について職能団体として地域社会に対して意思表示して 行かなければならないと考えます。具体的には、以下の2点に重点を置き、理事とし て活動をさせて頂きたく存じます。 ①公開講座等の活動を通じて理学療法士の専門性を都民に直接還元する活動 ②理学療法士の専門性が最大限に活かされる「地域包括ケアシステムの構築」に向け た事務的な活動とこれに関する東京都への渉外活動 最後になりましたが、皆様のご理解とご協力がお願いできれば幸いでございます。 今後とも、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。 氏名 古川 順光 年齢 46 勤務先名称 首都大学東京健康福祉学部 協会・士会役員歴 平成14年度~平成21年度 社団法人東京都理学療法士会 学術局 新人教育部員 平成19年度~平成21年度 第44回日本理学療法学術大会 準備委員,運営調整部 長,学術誌作成部長,人員管理部長 平成22年度~平成24年度 社団法人東京都理学療法士会 学術局 新人教育部長 平成25年度~平成26年度 第33回東京都理学療法学術大会 準備委員長 平成25年度~現在 公益社団法人東京都理学療法士協会 理事,新人教育 部長 平成26年度~現在 公益社団法人日本理学療法士協会 代議員 立候補の趣旨/推薦理由 現在の理学療法士数は、私が理学療法士として社会に出た20数年前に比べ10倍近い数 に激増しております。そのことは理学療法士を取り巻く環境を変化させ、これまでよりも さらに量より質が問われる時代となり、養成校での教育・就職後の生涯教育の重要性がよ り高まっているといえます。そのような中、日本理学療法士協会は平成24年度から新人 教育プログラムを大きく変更し、認定・専門理学療法士の制度を整備し、生涯教育をより 充実させようとしています。 私は、平成14年度より東京都理学療法士会の新人教育部員、平成22年度からは同新人 教育部長として、また平成25年度からは東京都理学療法士協会の理事として、理学療法 士の生涯教育の開始時期における新人教育に関わって参りました。 このようなこれまでの活動経験を活かし、会員の皆様の生涯教育のお力添えをすることを 通して、都民の皆様に還元していくことができればと考え、このたび東京都理学療法士協 会理事に立候補いたしました。よろしくお願いいたします。
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