日本工業大学 しょう い ち ぐ う 卓球部通信「 照 一隅」№219 駒場高等学校卓球部 発行責任者:平 雅行 平成27年6月17日発行 http://www.nit-komaba.ed.jp/2/pinpon/219.pdf ・インターハイ予選の結果 団体戦 5 回戦進出(8 大会連続東京都ベスト1 6 ) シングルス 7 回戦進出(東京都ベスト 64)岩切 友摩(3P)ダブルス 6 回戦進出(東京都ベスト 32) 中村(3I)・岩切 組 平成27年度インターハイ東京都予選が 得点に結びつき2セットを連取するもの 勝ちました。続く4回戦の相手は拓大一 行われました。最初に行われたのがダブ の、3セット目からは相手のペースにな です。トップの中村、2番の須山が勝ち ルスです。5月6日(休)に白鴎高校と り、2-2で向かえた5セット目、一進 2対0とリード。しかし3番ダブルスの 多摩工業高校で行われました。日駒から 一退の攻防でしたが9対11で落とし、 中村・八木組が1-3で敗れてしまい、 は、10組が出場し、8組が初戦突破。 惜しくも2-3で敗れてしまいました。 2対1。そして、5番の八木がセットオ その8組全てが2勝以上して3回戦以上 もう一歩でした。 ールの試合をしている最中に4番の大塚 に進出しました。前回の関東大会予選で シングルスは5月10日(日)、16日 がストレートで勝利し、3対1で何とか 6回戦まで進出し、今大会でシード権を (土) 、17日(日)の3日間、多摩工業 勝ち、8大会連続でベスト16進出を決 獲得した八木(3P)・須山(3O)組が順調に 高校、白鴎高校の2会場で行われました。 めました。 勝ち上がり5回戦に進出、前回シード権 日駒からは21名が出場し、16名が初 5回戦の相手は関東大会で優勝している を落とした中村・岩切組は3回戦、4回 戦を突破しました。シード選手の八木が 明大中野です。時間の都合上、4台進行 戦と苦しい試合をものにして5回戦進出。 6回戦、中村が5回戦で敗れてしまいま で行いました。完敗を覚悟しましたが、 時間の都合上3回戦までしか行うことが したが、岩切が7回戦に進出、2大会連 2番の八木がいきなり1セット目を奪い、 できないブロックがあり、大塚(2P)・大 続で東京都ベスト64に進出しました。 流れが日駒に傾きました。1番の中村、 場(1P)組と岡田(3G)・細見(2A)組が3回 また、細見と白石(1H)が初めて5回戦進 5番の岩切が1セット目を落としたもの 戦を勝ち、決勝大会に進出しました。ま 出。須山、大塚、大場も5回戦に進出し、 の、2セット目を奪い返しました。4番 た、栗山(2E)・中島(1T)組が2大会連続 8名が5回戦以上に進出しました。 の須山は東京都1位の選手に対して0- で4回戦に進出しました。 決勝大会(7回戦以降)は23日(土)、 3でしたが、2セット目はあと少しでセ 決勝大会は9日(土) 、多摩工業高校で行 駒沢体育館で行われました。岩切は日比 ットを奪うところでした。やはり明大中 われました。岡田・細見組は4回戦で実 谷の選手に1-3で敗れてしまいました 野は強く、八木が1-3、岩切と中村が 践学園のペアに敗れてしまいましたが、 が、よく粘った試合でした。この粘りが 2-3でした。あと少しのところまでは もう少しで1セットを奪いそうでした。 次の日の学校対抗に繋がりました。 追い込んだとは思いますが、勝つことは 大塚・大場組は4回戦を危なげなく勝ち、 学校対抗の部は5月24日(日)、明大明 できませんでした。 5回戦で明大八王子ペアと対戦。良いラ 治高校で行われました。 「日駒」は2回戦 しかし、生徒は120%の力を出したこ リーでポイントを重ねたものの、惜しく からの出場、淑徳相手に3対0で勝利。 とと思います。試合会場も「もしかした も2-3で負けてしまいました。八木・ 3回戦の相手は文教大付属です。トップ ら・・・」という雰囲気になりました。 須山組は5回戦で立川国際のペアに惜し の岩切がまさかの敗戦。しかし、2番の この学校対抗で感じたことは、中学時代 くも2-3で敗戦。3大会連続で6回戦 須山が勝ち1対1。4番の八木が先に勝 に実績があまり無くても「やればできる」 に進出することはできませんでした。し 利し2対1とリードするが、3番ダブル ということが改めてわかりました。良い かし、中村・岩切組が都立昭和のペアに ス大塚・大場組が1-2とリードされ、 試合でした。これからは新チームとなり 3-1で勝ち、2大会ぶりに6回戦に進 5セット目も前半は完全に相手のペース。 ますが、一緒に目指しましょう。応援に 出、続く6回戦の相手は実践学園ペアと しかし中盤から追いつき、最後は11- 来てくださった保護者の方、OBのみな の対戦でした。サーブレシーブが良く、 9で取り、何とか文教大付属に3対1で さん、ありがとうございました。 インターハイ予選女子シングルスの結果 5月5日(祝)、日野ふれあいホールでイ 高校生になって初めて参加した平野(1P) がんばってほしいと思います。 ンターハイ予選女子シングルスの部が行 でしたが、初戦で負けてしまいました。次 われました。 の女子の大会は6月21日(日)です。 「王貞治 一流の流儀」より 練習はウソをつかない 王さんの信念ともいえる。 「○○選手、15分の特打ち!」なんていう げ込み”“走り込み”派である。その彼が言 3年前、胃の全摘手術で入院した。すっか 中途半端なもの。何ですかっていう感じであ う。 り体の肉が落ちてしまった。“いまの体”に る。確かにレギュラー選手の打撃時間は、た 「僕も筋トレはしますよ。けど、原則は投 慣れてしまったが、戻らないものがあるとい いていは6分から8分であるから、15分は げ込んで肩を作る。芯から作るんです。肩の う。 “特打ち”であろう。しかし、ちょっと違う。 張りを何度か作って開幕時にピークに持っ ただの打撃練習でしかない。王さんのいう本 て行く。肩作りと同時に走り込み、ランニン だろ。だからすぐ、足腰が細くなっていくし、 当の“フォーム作り”をしているとは思えな 「病院なんかに入院していると、歩かない グで上半身と下半身のバランスをとる。ピッ ホラ、使わないところって筋肉が落ちてしま チングは一旦肩を作ったら下半身リードで う。けれど、再び戻って足腰はだいぶ筋肉が い。 野球はトレーニングの進化によって、打撃 投げるもの。そうすれば、簡単に肩は壊さな 回復したけど、尻の肉って落ちっぱなしでね。 のメカニズムが科学的、運動生理学的に筋力 い。だから走らない奴は信用しないし、長続 もう、何がシンドイかって、ベンチに座って トレによって体をうまくつくるシステムが きしない。道具に頼ってはいけないとこもあ いても尻が痛くって・・・・・・」 以前とは違った方法でも出来るようになっ るんですよ。」 人間の体は、基本的に使わなければ衰える。 た。それによって、ただ単に打つだけの練習 そういえばレッドソックス・松坂大輔や、 楽なほうになびくといわれている。だから、 より効果的であるといわれてもいるが、体へ 昨年、日本シリーズでMVPを獲った西武・ 原点に返る意味でも、基本形を大事にする。 の刺激という面においても、近年の選手の練 岸孝之ら好投手は走っている。怪物といわれ 常に向上心を失わない姿である。そうするこ たがわずか9年で選手生活を終えた江川卓 とによって新たなものが見えてくる。それが “進化”である。 習量の少なさは気になるところである。 ピッチングにおいても、投げ込みタイプが 近年は少なくなっている。球数制限をつけて ところが、最近のメディア露出でこんなシ いる。肩は消耗品という考え方で、十分に理 ーンがある。キャンプ、シーズン中を問わず にかなっているが、横浜・工藤公康投手は“投 さん„元巨人‟は、ランニング嫌いだっ た。・・・ と書いてあります。一流選手ほど練習をしっかりとするものです。これから暑い時期になりますが、だからこそ、キ ツイ練習が大切です。
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