設置説明書 ES-011 音声切換パネル 目 次 安全上のご注意 ........................................................ 2 概 要 .............................................................................. 3 ........................................ 4 接続のしかた ................................................................... 3 接続例 ........................................................................... 5 着脱式ターミナルプラグの接続 .......................... 6 ........................................................................ 3 仕 様 .............................................................................. 7 ブロック図 動作概要 各部の名称とはたらき このたびは、TOA 音声切換パネルをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 正しくご使用いただくために、必ずこの設置説明書をお読みになり、末長くご愛用くださいますようお願い申し上 げます。 安全上のご注意 ご使用の前に、この欄を必ずお読みになり正しくお使いください。 ここに示した注意事項は、安全に関する重大な内容を記載していますので、必ず守ってください。 ● お読みになったあとは、いつでも見られる所に必ず保管してください。 ● ● 表示について ここでは、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止す るために、いろいろな表示をしています。内容をよく理解してから本文をお読みください。 図記号について 行為を禁止する記号 行為を強制する記号 禁 止 警告 強 制 電源プラグ を抜け 誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定 される内容を示しています。 設置・据付をするとき 水にぬらさない 本機に水が入ったりしないよう、また、ぬらさないようにご注意ください。 火災・感電の原因となります。 禁 止 指定外の電源電圧で使用しない 表示された電源電圧を超えた電圧で使用しないでください。 火災・感電の原因となります。 禁 止 使用するとき 万一、異常が起きたら 次の場合、電源ケーブルを電源入力端子から外して販売店にご連絡ください。 そのまま使用すると、火災・感電の原因となります。 ● 内部に水や異物が入ったとき ● 落としたり、ケースを破損したとき 注意 電源プラグ を抜け 誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容 および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。 設置・据付をするとき ラックに取り付けるときの注意 次のことを必ずお守りください。 守らないと、火災・けがの原因となることがあります。 ● ラックは安定したところに据え付け、アンカーボルトなどで転倒・移動防止 の処置を行うこと。 ● 本機に付属のラック取付ねじは、当社のラック専用です。他のラックには使 用しないでください。 2 強 制 概 要 多元業務用放送システムとラック型非常用放送システムを併設した場合に、業務放送システムからの音声信 号と非常放送からの音声信号を切り換えてパワ−アンプへ送るパネルです。非常放送システムの「非常断 24 V」端子と接続して設置します。非常放送時には非常放送の音声信号が自動的にパワ−アンプへ送られます。 ブロック図 非常断 24 V 非常断 24 V (連動用) 1 音声出力 H、C、E 10 非常音声入力 非常音声出力(連動用) 1 10 業務音声入力 H、C、E 動作概要 業務放送時はリレ−接点が業務音声入力側に接続され、音声出力端子には業務音声信号が出力されます。 非常放送の起動時は「非常断 24 V」端子からの DC24 V の供給が停止されるので、すべてのリレ−接点が一 斉に復帰し、すべての音声出力端子に非常音声信号が出力されるようになります。 また、停電等で音声切換パネルへの電源供給が停止した場合もすべてのリレ−接点が一斉に復帰するため、 すべての音声出力端子に非常音声信号が出力されるようになります。ただし、このときは前面部の非常放送 および業務放送表示灯のいずれも消灯します。 3 各部の名称とはたらき [前面] 1 2 [後面] 3 4 6 5 7 8 1. 業務放送表示灯 業務放送時に緑色点灯します。 2. 非常放送表示灯 非常放送時に赤色点灯します。 3. アース端子 機能アースの端子です。 4. 電源入力端子 電源は DC24 V、0.3 A です。 5. 非常音声信号入力端子 非常放送システムの EP-0510 の非常/業務出力端 子と接続します。 4 9 6. 業務音声信号入力端子 業務放送機器の音声出力端子と接続します。 7. 非常断 24 V 入力/出力端子 非常放送システムの非常断 24 V 端子と接続しま す。 出力端子は本機を複数台連動するときに使用しま す。 8. 非常音声信号出力端子 本機を複数台連動するときに使用します。 9. 音声信号出力端子 パワーアンプの入力端子に接続します。 接続のしかた ■ 接続例 非常・業務用操作パネル EP-0510 (後面) パワ−アンプ(PAシリーズ) (後面) 音声入力端子 非常・業務出力端子 ジャンクションパネル JP-0410(前面) ー + 業務放送機器 音声出力端子 非常断 DC24V 端子 DC 電源 DC24V (0.3A) ES-011 1台目 パワ−アンプ(PA シリーズ) 業務放送機器 音声出力端子 DC 電源 DC24V (0.3A) 音声入力端子 ES-011 2台目 (連動設置時) 平行ビニール線など 2心シールド線 5 ■ 着脱式ターミナルプラグの接続 ご注意 ● 精密ドライバー、時計ドライバーは使用しないでください。 ねじ締め付けのとき、トルクが十分にかからず接触不良になる可能性があります。 ● より線、シールド線を使用するときは、むきしろ部分にはんだめっきをしないでください。 線材を締め付けたときに、はんだスズが破砕し接触抵抗が高くなるため、接続部の温度が異常に上昇する ことがあります。 ● 1 つの端子に 2 本の線材を接続する場合や信号線を接続する場合などに 心線がばらけるのを防ぐためには、絶縁スリーブ付き棒端子で圧着して ください。 ①② 絶縁スリーブ 推奨棒端子:信号線用(フェニックス・コンタクト製) ① AI 0,34-8 TQ 2 mm 0.8 mm 12.5 mm ② AI 0,5-8 WH 2.5 mm 1.1 mm l2 14 mm 8 mm l2 8 mm l1 かしめ工具:CRIMPFOX UD6-4(フェニックス・コンタクト製) ● コンタクト部 b l1 b a a 品番 線材のむきしろ [単線、より線] 7 mm* [シールド線] 7 mm* * 絶縁スリーブ付き棒端子を使用する場合は 8 mm 以上とし、はみ出た分はカットして ください。 15 mm ● 配線手順 1 着脱式ターミナルプラグに線材を接続する。 1-1 端子ねじをゆるめて、線材を差し込む。 1-2 端子ねじをしっかりと締め付ける。 線材を引っ張って抜けないことを確認してください。 抜けたら、端子ねじをゆるめてやり直してください。 2 3 マイナスドライバー 締め付ける ゆるめる 端子ねじ プラグを機器側のターミナルブロックに差し込む。 固定ねじ 固定ねじを締め付ける。 着脱式ターミナルプラグ (付属品) ご注意 手順の 1 と 2 を逆にしないでください。端子ねじを締め付けるときに、ボードとの接続部のコネクターピン に力が加わり、接触不良になる恐れがあります。 ● ターミナルプラグを抜くときは、まっすぐ引き抜いてください。斜め方向に無理に引き抜くと、ターミナル プラグまたはターミナルブロックの破損の原因となります。 ● 6 仕 様 電 入 力 出 力 仕 寸 質 源 業務音声入力 非常音声入力 非常断 24V 音 声 出 力 非常音声出力 非常断 24V 上 げ 法 量 DC24 V、0.3 A、M3 ねじ端子、バリアー間隔 6.4 mm 10 回線(H、C、E) 、着脱式ターミナルブロック(15P) 1 回線(H、C、E) 、着脱式ターミナルブロック(3P) 1 回路、M3 ねじ端子、バリアー間隔 6.4 mm(フォトカプラー入力、 入力電流 5 mA 以下) 10 回線(H、C、E) 、着脱式ターミナルブロック(15P) 1 回線(H、C、E) 、着脱式ターミナルブロック(3P) 1 回路(連動用) 、M3 ねじ端子、バリアー間隔 6.4 mm パネル:プレコート鋼板、黒(マンセル N1.0 近似色) 、3 分艶 482(幅)× 44(高さ)× 215.1(奥行)mm 2 kg ※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。 ● 付属品 ラック取付ねじ(平座金付き)5 × 12 ....... 4 着脱式ターミナルプラグ(15P) ................. 4 着脱式ターミナルプラグ(3P) .................... 2 7 TOA お客様相談センター 商品の内容や組み合わせ、設置方法などにつ いての技術的なお問い合わせにお応えします。 受付時間 9:00 ∼ 17:00(土日、祝日除く) フリーダイヤル 0120 - 108 - 117 ナビダイヤル 0570-064-475(有料) FAX 0570-017-108(有料) ※ PHS、IP 電話からはつながりません。 商品の価格・在庫・修理などのお問い合わせ、およびカタログのご請求については、取り扱い店または最寄りの営業所へお申し付けください。 TOA ホームページ http://www.toa.co.jp/ 133-12-516-2B
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