地域BWA事業の現状と可能性 株式会社ハートネットワーク 代表取締役 大橋 弘明 WiMAX防災システム 平成24年度 新居浜市導入完了、平成27年度 西条市導入予定 WiMAXの防災利用(例) 赤色灯 WiMAXを使用した防災アプリを 愛媛県新居浜市が導入(2011.3完成) ・河川監視カメラ5箇所 ・IP告知放送(Jアラート連動)7箇所 ・サイレン連動4箇所 スピーカー WiMAX受信 アンテナ カメラ バッテリー 新居浜市内5カ所の河川監視映像 水位観測所5ヶ所に設置し、リアルタイムで周辺の映像 を監視するシステム。 外観 高速無線通信ハートWiMAXでカメラと市役所を接続。 市役所からの遠隔操作により、リアルタイムで河川監視を行うことはもちろん、必要 に応じて屋外スピーカー及び赤色回転灯を通じて周囲に注意喚起することも可能。 水防本部会議 J-Alert(全国瞬時警報 システム)とも連動。 無線室・本部PCでカメ ラ操作が可能。 無線室 上記PC以外でも庁内 関係課30ヵ所で閲覧可 能。 IP告知端末設置例 自治会館放送施設 WiMAX屋外受信機の設置例 WiMAX 屋内受信機 IP告知 端末 Wi-Fi ルータ 広報 スピーカー WiMAX 屋外受信機 ・WiMAXの受信状況により、受信端末は 屋内、屋外を選択 ・Wi-Fiルータは、災害発生時避難場所として 利用する場合、ネット接続を無料開放 防災・災害時伝達システム(ホットライン補完) 自治体IPインターカム(IP内線電話)ネットワーク センター局 市役所、支所等 市内企業工場 WiMAX IPインターカム 受信アンテナ IPインターカム WiMAX 受信端末 市内企業 消防本部 〔放送種類〕 ・行政放送 ・防災、災害放送 ・ホットライン WiMAX 基地局 WiMAX 受信端末 IPインターカム ◇IPインターカム機能 ・各インターカム同士で通話ができます。 ・自動着信機能により呼び出しが可能です。 ・1グループ16台までの登録が可能です。 ・グループ化により一斉呼び出し、1:nの放送が可能です。 水源池監視カメラ(水道局) ●避難所への無線LAN整備(ハートネット、ハートネットWiMAX) ●避難所、現地対策本部等とのIP電話網整備(ハートネット、ハート WiMAX) ●現場作業員への無線インターネットアクセス提供(ハートWiMAX) ●災害対策本部、避難所等からの生中継(CATV) ●データ放送による文字情報伝達(CATV) ●避難所内での地域ワンセグ放送による最新情報伝達(ワンセグ・現 在は制度未整備) 自治体へのアプローチ 2008年 新居浜市情報化推進会議へ参加(座長として委嘱) 市情報化基本計画の策定→地域WiMAXを防災システムのインフラへ位置づけ 2009年 担当課へのアプローチ 市情報化基本計画を受け、防災・防犯(水源監視)計画等への組み込み 2009年 交付金の活用 地域情報通信基盤整備事業として基地局の追加整備→公共性の高いインフラ 2010年 システム仕様書作成・提案 仕様書を基に実施設計を市が発注(防災安全課、水道局) 2011年 防災行政無線補完システムとして入札(水源監視は2012年) 入札資格取得(建設業許可取得) 2012年 システム完成→他自治体(西条市)へのアプローチ 西条市へ事例を紹介、システム提案 2014年 西条市導入確定 実施設計発注 2015年の完成を目指す 基地局設置箇所 設置場所 設置数 施設使用料 市立小学校 9箇所 数千円/年 市立中学校 6箇所 数千円/年 市役所支所 1箇所 数千円/年 市所有鉄塔 1箇所 数千円/年 マンション 3箇所 数万円/月 ホテル 1箇所 数万円/月 局舎 1箇所 合 計 22箇所 ハートeya 無線サービスは工事不要 地域WiMAX向け端末 卓上Wi-Fi 端末(2009年夏~) 屋内のWiFi機器すべて USB端末(2009年春~) ノート、デスクトップなどPC限定 モバイルWi-Fiルータ(2010年夏~) 屋内外のWiFi機器すべて 屋外 端末(2010年春~) 公共向け(防犯カメラ、防災スピーカ等) iPad DSi PSP 加入者数の推移 BWA事業財務状況
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