里山地区のリーフレットをこちらからPDFでご覧いただけます。

里山を歩いてみよう!
ちいきこうりゅうかん
ち
もり
■凡例
4 森の楽校
案内板
お の ぶんこう
1 地域交流館 「小野分校」
がっこう
樹林を伐採して、 その材
を使い、 手作りで作った
ツリーハウスや炭焼き窯な
どがあります。 予約制で
里山冒険遊びや飯盒炊
飯などもできます。
トイレ
みづくり
ち 三作っぱら
車いす対応トイレ
里山地区
ガイドマップ
自動販売機
AED(自動体外式除細動器)
駐車場
バリアフリールート
舗装した園路
里山の自然や文化を紹介する展示室や木
工クラフトなどができる工作室があります。
入園ゲートも兼ねています。
かつての 「小野分校」 があった場所に建
てられたことからその名前を引き継ぎ 「小
野分校」 と名付けました。
5 ししのぞき ・ ししの広場
川崎町では昔、 カモシ
カが沢山住んでいて、
「アオ」、 「アオシシ」、
「シシ」 などと呼ばれ
ていました。 カモシカが
出没する崖地の切通しと
広場です。
みづくりとうげ
ち 三作峠
ほ
に
り
尾
杣の
ひろば
三
2 びっきの水辺 ・ びっきの広場
の
作
ひろ ば
5
道
里
ししの広場
もり
ゴヨの森
根道
下
みずべ
ひろば
未舗装の園路
至仙台
ばし
ゆいっこ橋
し
し
は
道
根
尾
の
いげ
愛宕の杜
ひろ ば
びっきの広場
里山歩きの注意
早春の枯れ葉の色の湿地の中に鮮やか
な黄金色のりゅうきんか (立金花) をた
くさん咲かせます。 さまざまな湿地の野
草を観察することができます。
0
100
200
300
東の土場
日本の固有種で、 東
北地方を主な生息地
としているトウホクサン
ショウウオが産卵する
池です。 いろいろな
水生生物も観察するこ
とができます。
ぬ
ふれあいプラザ
「あだこだ」
道
里
道
の参
ぢゃや
の
や
ま
っ
ぱ
た
け
の
道
6 さんしょううおの池
ど ば
かもしか茶屋
ろ
ちいきこうりゅうかん
2
●スニーカーやトレッキンシューズ、長靴など
を履きましょう。サンダルやハイヒールは
危険です。
●虫に刺されないよう、長袖、長ズボンを着
て、肌を出さないようにしましょう。
●ハチやヘビに注意しましょう。
●園路は勾配があって、舗装されていません。
休み休み散策しましょう。
みず べ
びっきの水辺
にし
ど ば
西の土場 ぬ
1
地域交流館
お の ぶんこう
「小野分校」
ばし
7 ゆいっこ橋
N
400
500
至山形
里山タイムスリップ!
い 愛宕の杜
★写真は当時の社です。
と
愛宕
3
いげ
ひがし
い
社
りゅうきんかの谷
がっこう
森の楽校
もり
たに
3 りゅうきんかの谷
もり
4
あた ご
5
たに
あたご
あかまつ
だいら
もり
道
6
ししのぞき
東北地方ではカエルのことを 『びっき』 と
呼びます。 この一帯の湿地はかつては田
んぼでした。 林や湧水等、 いろいろな環
境に囲まれ、 ビッキをはじめ、 たくさんの
生き物が観察できます。
三
上
道
里
の
作
の馬
へ
さんしょううおの池
三作
区
地
北
至
7
昔ながらの名前
「里山地区」は、かつての暮らしの中で里山として利用されてきた面影が今も残っています。
ちょっと気にして歩いてみると、いろいろな里山の面影が見つかります。あなたはいくつ見つけられたかな?
はたけ
ろ だんだん畑
たなだ
いけ
きょうかいぼく
は 棚田・ため池 に 境界木
さと みち
ほ 里道
ぼう くう ごう あと
へ 防空壕跡
と
やまっぱたけ
かつての段々畑の跡で、 平
坦部が残っています。 今で
はスギ混じりの竹林になって
います。
えんてい
ため池の跡地には堰堤のな
ごりがあって、 水が溜まって
います。 この先には小さな
棚田がありました。
山の所有の境を示すため
に、 スギ林の中に直線状
にヒノキが植えられていま
す。
集落があった風下側の南 戦争の時に使われていた
側と、 土地の肥えた北 防空壕が残っています。
側の三作を結ぶため、
尾根筋や谷間には里道
跡があります。
里山地区と北地区 (風
の草原) をつなぐ北川に
かかる橋です。 東北地
方の方言で、 「結ぶ」
「協力する」ことを「ゆい」
と呼ぶことから名付けまし
た。
ゆいっこ橋へは長い階段
で降ります。
「里山地区」には普段見慣れない名前があり
ます。里山で使われていた呼び方です。
「やまっぱたけ」 とは、 かつてここにあった桑畑の名前
です。 「やまっぱたけの道」 は、 小野地区に住む人
が桑畑に行くために利用していた道でした。
ち 三作り
釜房湖側の河岸段丘は土地が肥えていて、「三作 (み
づくり)」 と呼ばれる豊かな畑でした。 そこに至る道は
「みづくり馬道」 と呼ばれていたそうです。
り
皆伐更新の後に木の根元から出てくる 『ひこばえ』 の
ことです。 里山の林を新しい林に再生させるために木
を伐採することを皆伐更新と言います。
み づく
愛宕社は外敵から守る神が宿る社。 これらの神
が宿る山ということから、 この一体は愛宕山と呼
ばれています。 お社は移転しましたが、 往時の
参道の石段が残っています。
今も、 カモシカの親子が
里山に住んでいます。
運がいいと、 じっとこちらを覗いているところに出会えるかも。
ゴヨ
ど ば
ぬ 土場
切りだした材木を一時的に集めておく場所のことです。
里山で切りだした材木は馬で運ばれていました。