こういき通信 第54号

平成 27年 3月発行
こういき通信 第54号
退職のご挨拶(宮良 啓子 看護部アドバイザー)
この度、急ではありましたが、平成27年2月15日付で退職
させていただきました。平成9年4月より当初は、60歳定年まで
のほんの5、6年のつもりが、いつの間にか17年が過ぎてしま
いました。
何故、このようになったのか考えてみましたが、それは何と言
っても、伝統ある坂本病院(現矢部広域病院)の「患者さんあり
き」の精神と地域医療を担う「責任」と「誇り」を持って、忙し
い中にもイキイキと働く看護師の姿に感化されたためと思います。
この17年間楽しく仕事ができたのは、坂本彰一郎会長、山﨑院長のご指導とご支援、
他部門の方々のご協力、そして看護部の素晴らしいスタッフの協力と励ましの賜物と深
く感謝しお礼を申し上げます。
今後も地域医療のために「前進」していかれることを願うとともに、皆様方のご健康
とご多幸をお祈り申し上げます。
宮良 啓子
ふれあいバスの運転手が変わりました
皆様方の通院の足となっています「ふれあいバス」の運転手が原田 清さんから今年
1月より平田 唯正(ただまさ)さんに変わりました。これからもどうぞ宜しくお願い
します。長きにわたり、安心・安全運転に努めていただきました前任の原田運転手には
職員一同、心より感謝しております。
また、後任の平田運転手よりご挨拶をいただきましたので、ご紹介します。
文責 : 一般病棟 看護師 坂本 朱美
【就任のご挨拶】
今年1月からふれあいバス運転手になりました。患者
様が安心して通院できますように安全運転を心掛けて頑
張りますので、どうぞ宜しくお願いします。
平田 唯正
新職員紹介
平成27年1月より事務部医事課に勤務しております。
40歳目前で転職して悪戦苦闘の毎日ですが、いろいろな方にサポー
トいただきながら、頑張っています。
初心を忘れず、“患者様のため、病院のため”に努力していきたいと
思っていますので、どうぞ宜しくお願いします。
透析室からのお知らせ
平成25年4月から始まった当院の人工透析も
この春より3年目に突入します。今年3月からは
坂本香寿先生を中心とした新しい体制で“新・透
析室”がスタートしています。
これまでの目標であった≪安全≫、≪安心≫は
そのままに、患者様に安心して治療を受けていた
だける透析室を目指し、日々精進しています。
開設当初は2名だった看護師も現在では5名となりました。
透析を継続する患者様とコミュニケーションを図りながら、特殊な医療機器を操作する
という難しい環境のもとで、手探り状態の中から始めた頃に比べれば、技術面の向上も
数段に認められています。
また“透析看護”の充実と更なるスキルアップを目的として、熊本赤十字病院や熊本
中央病院への研修に看護師を数名派遣しました。
さらに今年に入り、「透析患者様の看護は透析をしている間だけではない」というこ
とを学ぶため、院内全職員を対象とした講演会『現場での透析看護』(講師:熊本赤十
字病院・腎センター 看護師長 竹下 美子 先生)も開催しました。
「透析患者から学ぶことは多い」
「患者様は生き方を学ばせていただき、スタッフに何ができるのかを常に
考えさせてくれる存在であり、その繰り返しが透析看護を高める。」
「透析看護は現場にある」
「患者様に安全な透析医療を提供し、一見平穏に見えている透析室こそ、
十分な事故防止や目に見えない看護行為が行われている。」
以上のような内容で、講師ご自身が関わってきた患者様のことを思い出し、涙を流さ
れるというハプニングもありましたが、感動的でとてもわかりやすい講演でした。
講演終了後、講師の周りに自然と集まってきた透析室看護師には「私たちがこれまで
やってきたことは間違っていなかった。」という自信がみなぎっているように感じられ
ました。
とはいえ、まだまだ駆け出しの透析室です。患者様も含め、いろいろな方のご協力の
もと、3年目の透析室は更に頑張ってまいりますので、これからもどうぞよろしくお願
いします。
文責 : 人工透析室 立山 君弘
事務部医事課 中川 朋子