宮内中だより - 北本市立宮内中学校

宮内 中 だ よ り
学校教育目標
自主の心をもち、行動し、未来を拓く
平成27年
5月 1日
№2
1
87
1
北本市立宮内中学校
(学)夢に向かい、学び続ける生徒(恕) 自他を思いやり、共に助け合う生徒(錬)心と体を鍛え、技を磨く生徒
」
新
緑
の
季
節
校
長 石塚 富美江
緑がまぶしい季節となりました。学校前の谷田堀沿いでも、陽光を浴びた木々の葉が何とも言えぬさわや
かさを見せています。外から帰ってここに差し掛かると“緑のアーチ”をくぐっているようです。5月の季
語、風薫る、五月晴れの、若葉、新緑、青葉、緑樹などは、いずれも“さわやかな様子”を表します。
しかし、このところ、初夏を通り越して夏のような天気が続いています。先日の離任式でも、転出された先
生方に失礼がないよう私もジャケットを着ていましたが、体育館内はハンカチで汗をぬぐう程の暑さでした。
そのような中でも、先生方のお話しに熱心に聴き入る生徒の皆さんのたくましさには感心しました。日々の
諸活動を通して、体力的にも精神的にも強く、たくましくなっていることがよくわかります。特に3年生は、
最上級生らしくなったなと感じます。「宮内中の顔」として、さらなる成長を期待します。
さて、校長室には2年前にいただいた胡蝶蘭、デンドリウムなどの花鉢がいくつかあります。4月前半の
寒さで足踏みしていた開花も進んで、かわいらしい花を次々と咲かせています。前夜の退勤時には蕾だった
ものが翌朝に花開いているのを見つけただけで、幸せな気分になります。普段、水やりと日に当てるくらい
の世話しかしていないのに、しっかりと花を咲かせる強さと、コンピューターでプログラミングされている
かのような成長過程をもつ自然の力に、改めて感動し、安らぎをもらっています。学校の暦も確実に進んで
います。職員離任式、PTA 総会が終了し、本格的に本年度が始動しました。5月のスタートは、新体力テス
トと部活動保護者会となります。今週末からの大型連休が終わると、3学年では奈良・京都への修学旅行、
家庭訪問(1,2学年)
、三者面談(3学年)と続きます。本年度も「通信陸上班大会」が他の競技より一足
早く開催され、月末には中間テスト、生徒総会も行われます。年度始めのあわただしさを理由に何もしない
でいると、瞬く間に時は過ぎていきます。
「思い立ったが吉日」
「善は急げ」と、自主の心をもって、行動し
てください。その積み重ねが、未来を開く鍵となります。
「新体力テスト」の測定を通して、日ごろの運動や身体活動を振り返ります。
体力は健康で豊かな生活を送るための基盤です。しかし、中学生では運動や身体を動
かすことへの関心・意欲に大きな個人差が現われます。「運動が嫌い・苦手」な生徒の
増加は、学校と家庭が連携して指導すべき課題です。運動をしないことは、そのまま心
身の健康に影響します。“運動は大切だ・必要だ”ということを心身が急激に発育・発
達する中学生の時期に学んでください。現代は、日常生活の中で息が上がり心臓が激しく拍動する身体運
動の場面が減っています。登下校、校内の移動、清掃、昼休み等体育実技や部活動以外でも身体を動かす
場面はあります。意識をして動くだけで運動と同じ効果を得ます。また、持久走は体育実技の授業で実施
しますので、心臓疾患等で運動制限がある場合には医師作成の管理指導表等提出と保護者のご説明をお願
いします。事故防止・安全管理の徹底には正確で最新の情報が不可欠です。ご協力を重ねてお願いします。
転出された先生方、「 お世話になりました、お元気で 」
昨年度末をもって本校を離任された先生方から、お別れのごあいさつをいただ
きました。お忙しい中、10名の先生方が来校されました。先にも書きましたが、
夏のように暑い体育館でしたが、特に2、3年生では学級担任や、授業・
部活動などで指導いただいた先生方ですから、懐かしい思いでお話に聴き入っていました。
餞に、代表生徒による花束とお礼の言葉、全校生徒による校歌合唱を贈りました。
生徒の皆さんには、先生方から教えていただいたこと、離任式での「宮中がさらによくなるよう
期待しています」との思いを、今後の生活に生かしてほしいと思います。
(裏面写真掲載)
北本市教育センターのご案内
北本市の教育センターでは、児童生徒の教育上の諸問題について、以下の
とおり面接及び電話による相談や支援を行っています。学校のさわやか相談室、
SC 等同様、ご利用ください。相談内容に関し、プライバシーは厳守されます。
・利用可能日時
毎週月曜日~金曜日 午前9時から午後4時30分
・相談方法
電話による相談、面接による相談(保護者のみでも相談可)
・相談内容
生活面や学習面での心配ごと、その他非行的な内容も含め
子どものしつけや教育に関する相談。
・お問い合わせ
北本市大字北本宿158‐1
℡ 591‐2176
5月の主な行事予定
1日(金)新体力テスト①~③
部活動保護者会(全体会・懇談会)
3日(日)
(祝)憲法記念日
4日(月)
(祝)みどりの日
※部活動は顧問の
5日(火)
(祝)こどもの日
指示を受けて
6日(水)休日、
7日(木)全校朝礼
8日(金)心臓検診(1年生) 修学旅行前指導
9日(土)PTA 常任委員会 9:00~
11日(月)3年生修学旅行(奈良・京都 ~13日)
教育実習開始
部活動なし
12日(火)学年朝礼(1,2年生)
14日(木)貧血検査(2年生) 45 分授業×6h
15日(金)3学年三者面談、1・2学年家庭訪問
45 分授業×4h
18日(月)眼科検診
19日(火)生徒集会 職場体験事前訪問
45 分授業×6h
20日(水)通信陸上班大会(~21日)
45 分授業×6h 心肺蘇生法講習会
22日(金) 3学年三者面談、1・2学年家庭訪問
45分授業×4h
24日(日)
テスト前部活動停止(~27日朝)
内科検診(3年生)
26日(火) 表彰朝礼 避難訓練⑥
27日(水) 中間テスト①~⑤
尿検査二次
JRC 登録式(放課後)
28日(木) 歯科検診(1年生) 各種委員会
45 分授業×6h
29日(金)Q-U 検査(1,2年)① 生徒総会⑥
~ 保護者の皆様へ、お願い ~
三者面談・家庭訪問については、各担任から別途お
知らせしています。特に常勤でない職員の授業日確
保、大会や行事等により、期間を集中して実施するこ
とができません。ご理解、ご協力をお願いします。
授業で「持久走」が始まると、保健室に来室する
生徒が増えます。男子 1,500m、女子 1,000m を走る
ので、200m トラックを 7.5 周と5周です。完走、規
定回数の参加が、自信と自己肯定感につながります。
いつも以上にお子さんの背中を押してください。
25日(月)
学校公開日⑤
◇中丸小・北小・宮内中3校による小中一貫教育「学校4・3・2制」を推進します。
この取組の概要は、
・義務教育9年間を各々の発達の段階に応じて、4年間(小1~4)、3年間(小5・6、
中1)、2年間(中2・3)のブロックに区分し、各段階での課題克服を目指し、また9
年間を見通して継続的な指導を行います。
・特に小学校高学年と中学校1年生の連携・接続を強化することで小・中の「学校文化の
理解と共有」、「児童生徒の個性の理解」を図り、中1ギャップの軽減、学力の向上を目
指します。
昨年度は、北小と本校の2校で取り組んできましたが、本年度は、中丸小を加え3校
による取組として、さらに工夫・充実をさせながら推進していきます。その取組みのい
くつかが始まっています。
◇先生方の交流
・中丸小から丸岡先生、菊池先生が、北小から飛田先生が、本校の授業を参観、教
科担当の先生と T.T を組むなどして、学習や生徒指導をしてくださいます。
・本校の芳田教諭が2校で(中丸小5年生、北小6年生)、加藤教諭が中丸小で(6
年生)各々外国語活動における支援を行っています。また、小林教諭が北小で、
6年生の家庭科において、T.T を組んだり、専門的な指導をしたりしています。
◇児童生徒の交流
・生徒会役員生徒が、児童登校時に各小の先生方等とともに校門に立ち、
「あいさつ
運動」を行います。この取組みのコーディネーターである佐藤教諭と、生徒会担
当の八木教諭も生徒を引率し、本校生徒の活動を指導しています。
◇その他の取組み
・取組内容や計画立案等については、推進委員会を組織し話し合っていきます。
◇本校スクールカウンセラー(SC)の着任について
すでにお知らせのとおり、前任スクールカウンセラーに代わって、4/22(水)から新し
いスクールカウンセラーが勤務しております。他の中学校と兼務のため、月2回勤務が原則と
なります。
宮内中学校スクールカウンセラー
前任者同様、よろしくお願いいたします。
小 林 直 子
これまで、主にさわやか相談室の電話等で面接 の予約を受けておりましたが、現在「さわや
か相談室」での取次ができませんので、本校職員室(教頭か教育相談主任;小林)あてにお電
話ください。担任を通しての連絡でも構いません。次回勤務は、5/13(水)の予定です。
◇北本市スクールソーシャルワーカー(SSW)の活用について
北本市教育委員会には、
「教育と福祉の両面に関して、専門的な知識・技術を有するとともに、
過去に教育や福祉の分野において活動経験の実績等がある」SSWが配置されています。
その役割としては、児童生徒が自立して活動できるように、取り巻く環境の様々な問題・状
況等の改善、安心して学校生活を送れるような体制づくりの支援、学校・家庭・地域や市教委、
児童相談所等関係機関との連携、協働などです。
〈
離任式の
風景から
〉