ザイオソフト/アミン

ザイオソフト/アミン
ITEM
2015
https://www.zio.co.jp/
主な展示製品
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テーマ
3D医用画像処理ワークステーション
「Ziostation2」
スマイル!ザイオステーション
●
Navigable Intelligent Visualization for Diagnosis and Treatment
モザイク仕様のディスプレイを配した外観がひときわ目を引くブースデザイン。PhyZiodynamicsによる臨床事例の紹介、
そしてZiostation2 の最新バージョン関連の最新解析アプリケーションなどを紹介し、多くの来場者の足をとめていた。
3D医用画像処理ワークステーション
「Ziostation2
version2.4」
NEW
最新バージョン2.4における、
経カテーテル的大動脈
置換術
(TAVR)
の術前シミュレーションで弁輪などの
位置計測を行う
「TAVR術前プランニング」
(写真)
をは
じめ、
MRIデータからT1値やECV
(細胞外液分画)
を
計算し、びまん性線維化の定量的評価を行う
「MR心筋
T1マッピング」
や、冠動脈の任意の分岐血管ごとに心
壁の責任領域を定量化、分割表示する
「CT冠動脈支配
TAVR術前プランニング
領域解析」
を紹介。また、
将来搭載予定として、MRIデ
ータから自動的に骨などの不要な領域を削除し血管領
ラクション」
(W.I.P.)
、PhyZiodynamicsの追跡機能を
域だけを抽出する
「MRA自動抽出」
(W.I.P.)
、ステント
拡張し、
任意の1位相で作成したマスクの別位相での
留置時に位置やサイズを術前シミュレーションする
移動位置や変形を観察することで、特定領域の体積計
「Virtual Stent」
(W.I.P.)
、造影前・後2つのデータを
測が可能な
「4DMA Dynamic Mask」
(W.I.P.)
など、
多
使い非剛体位置合わせを行う
「CT冠動脈石灰化サブト
くのソフトウエアを紹介した。
超四次元画像技術
「PhyZiodynamics」
同製品は、
ダイナミック計測や動きの解析など精細
な動態観察にとどまらず、機能的な診断をサポートす
るツールとして多分野で活用されている。ブースでは
同技術でしか実現できない多くの機能ならびに、臨床
においてその効果を用いた動態解析の事例が多数紹介
されていた。例えばPhyZiodynamics独自のボクセ
ルトラッキングアルゴリズム
「Dynamic Length / 局
所PhyZiodynamics」
(Work in Progress:W.I.P.)
PhyZiodynamics「Velocity」
による、嚥下動作における舌骨の動きを計測するケー
ススタディ。また1つのフェーズで任意断面を固定化
前フェーズから移動した距離/時間をカラーマップ表
し、すべてのフェーズに表示断面が自動追従する
示したり、定量評価を可能とする技術
「Velocity」
展示
「Dynamic MPR」
では、MPR上で動きに追従するこ
においてはマルチフェーズの肺野CTに重ねて表示し、
とにより、弁輪面を固定した状態での僧房弁観察を可
COPDなど局所の動きの悪い状態を可視化する事例が
能とする事例が紹介された。さらに目的のボクセルが
紹介されていた。
3D臓器造型システムインターフェース
「3D 臓器造型システムインターフェース」
Ziostation2より生成された高精度3D形状情報
(STLファイルで出力
し、
確認・調整を行う)
を、
高精細な3Dプリンタ装置
(アルテック社製)
に受
け渡して作成された3Dモデルも展示されていた。医師にとっては、術技の
決定や使用デバイスの選択、アプローチ方法などに関し、手術にかかわる
スタッフと意識を統一させることに有効と考えられ、また術前シミュレー
ションを兼ねた術技のトレーニングにも利用が可能である。さらに疾患部
位の形状や手術の事前説明などのインフォームドコンセントなど、多くの
用途での活用が期待される。
(協力:アルテック株式会社)
Real Navigator
次世代ナビゲーションコンセプトモデル
「Real Navigator」
(W.I.P)
手術現場における被術者の生体と術前の検査
画像を融合し、術中の各種デバイス装置の位置を
リアルタイムにフュージョンさせ、術技を支援す
るナビゲーションを紹介。手に持つ心臓3Dモデ
ルを任意で動かすと、裸眼3Dモニタ画面に映し
出されたボリュームレンダリング画像もリンク
する。
主に心臓や肝臓領域において、臓器の
「内
部」
や
「向こう側」
を走る血管・腫瘍を重ね合わせ、
周辺を透明/半透明にすることで位置関係を見
せ、術技の支援を行うことが期待される。
(協力:
FAシステムエンジニアリング株式会社)
放射線管理システム
「放射線管理システム」
(W.I.P)
被曝線量管理システム
(DoseManager)
は、患者、検査単位での被曝線
量情報の収集と集計を行い、検査種別ごとのDoseReportの作成と管理が
行える。
(協力:イメーション株式会社)