INFORMATION 平成 23 年の分娩間隔が過去最長を更新! 平成23年乳用牛群検定事業にかかる検定成績のうち分娩間隔について集計結果がまとまり ましたのでお知らせします。各都道府県の結果などの詳細については、 (社)家畜改良事業団の ホームページをご覧ください。 http://liaj.lin.gr.jp/japanese/newmilk/index.html 乳牛最新情報 図は、昭和51年からの牛群検定における分娩間隔の推移グラフです。平成23年の分娩間隔は、全国で438日(北海道432 日、都府県449日)となっており、牛群検定が始まって以来の最長記録を更新してしまいました。また、対前年差においても、 全国で+5日(北海道+4日、都府県+5日)と最近の10年間で最も大きいものとなっています。 その原因についてですが、平成23年の分娩間隔は、平成22年の繁殖状況の悪化が主な要因となります。平成22年の繁殖 状況は、記録的な夏季猛暑の影響により発情の鈍化や受胎率の低下がおきたものと推察されるところです。 さらには、来年集計される本年の分娩間隔においても、東日本大震災や2年連続で襲った夏季猛暑が影響することが考えら れ、分娩間隔のさらなる延長が懸念されます。酪農経営の安定した発展のためには牛群検定をより有効に活用して繁殖管理 を徹底することが求められております。 なお、平成23年の305日乳量は9225kgと前年より61kgの減少を記録しています。これらの泌乳成績についても、同ホーム ページに掲載してありますので併せてご利用ください。 編・集・後・記 事務所の南側に「富岡八幡宮」を望む。創建は寛永4年というから既に385 年の歴史を刻んでいる。深川の八幡様と親しまれ、毎月1日、15日、28日の月次 祭は縁日として賑わい、下町の風情を垣間見ることができる。また、ここのお祭 り“深川八幡祭り”は、 “赤坂の日枝神社の“山王祭”、神田明神の“神田祭”、 とともに“江戸の三大祭り”のひとつに数えられる。「ワッショイ、ワッショイ」 の伝統的な掛け声と「水掛け祭」の別名のとおり、沿道の観衆から担ぎ手に清 LIAJ NEWS めの水が浴びせられ、担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がるのが特徴で、江 戸の粋を今に伝えるものだ。昨年が3年に1度の本祭りであったが、震災のため にこの8月に延期された。7月に入って徐々に祭りの雰囲気が漂ってきた。大神 輿54基を含む町神輿120余基が担がれる様は圧巻だろう。祭りでいうと、この 秋開催の和牛の祭典、長崎全共へ向けての当団の出店準備も忙しくなってき た。こちらでは業界全体で盛り上がりを示せればと思う。(T) 発 行 人: 齊 藤 新 一 発 行 日: 隔 月発 行 発 行 所:社団法人 家畜改良事業団 〒135-0041 東京都江東区冬木11-17 イシマビル TEL.03(5621)8911(代) FAX.03(5621)8917 ホームページアドレス:http://liaj.lin.gr.jp/ e-mail:[email protected]
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