1.9MB

~2 年ごとの定期的な保守、点検の実施をお願いしま
証の対象外とさせていただきます。
カメラの電源が入っている、入っていないにかかわらず、
るべく離して配置するか、外部同期をかけてご使用くださ
い。
ださい。
●
●
や衝撃が加わる場合にはレンズも装置へ固定してください。
湿度の高い場所も故障の原因となりますので避けてくだ
場合は、温度の高い場所を避けて設置してください。また、
りすると寿命が短くなります。連続で長時間ご使用になる
高温(40℃以上)で長時間連続して使用したり放置した
ください。
ズームレンズなど重いレンズを使用する場合や、激しい振動
直射日光のもとや、雨や雪が直接当たる場所や、引火性ガ
スや腐食性ガスのある場所での使用および保管はおやめ
5.カメラの固定
してノイズが生じる場合があります。このような場合は、な
け、光学フィルターにほこりが付着しないよう保護してく
カメラを数台極めて近づけて配置させた場合、お互いに干渉
4.カメラの配置
分を持って行ってください。
● コネクターの抜き差しは電源を切ってからコネクター部
さい。
● 落としたり、強いショック・振動を与えたりしないでくだ
さい。
不明な点はお買い上げ店にご相談ください。
カメラにはレンズまたは付属の遮光シールを必ず取り付
ください。
レンズまたはCCDを太陽や極端に強い光に向けないで
3.カメラを保護するために
●
●
2.CCD センサーを保護するために
の範囲で供給してください。
カメラに接続する外部電源からの直流 12V は 11~13V
1.電源について
使用上のご注意
いての責任は負えません。
抜く)が描かれています。
去・破損等の保証についてもその結果生じた損失につ
(左図の場合は電源プラグをコンセントから
5.営業上の機会損失、ソフトウェア、データベースの消
ださい。
購入日、故障状況などをできるだけ詳しくお知らせく
明書をよくお読みになり、再度お確かめの上、形名、
す。保守、点検およびアフターサービスについて、ご
長時間安定した性能でお使いいただくためには、約 1
これに伴う取り外し、再取り付けに関わる費用等は保
4.修理をご依頼のときは、お手数でも、もう一度取扱説
こります。
により波及すると考えられるお客様のシステム、また、
フィルターについても強い光や紫外線により劣化が起
年変化が早くなり画質の劣化が起こります。CCD の色
お客様のご要望により有償修理をいたします。
3.保証範囲はカメラ単体についてのみとし、カメラ故障
ィルター等の寿命部品は、高温、高湿度の環境では経
相談ください。修理によって機能が維持できる場合は、
7.本製品に使用している電解コンデンサ、赤外カットフ
ついては、一切責任は負えません。
2.保証期間経過後の修理については、お買い上げ店にご
療、防犯等において使用され、その結果生じた損失に
い上げ店にご相談ください。
6.本製品を使用したシステムで、商行為、生産工程、医
年間です。万一、保証期間中に故障した場合は、お買
1.保証期間(無償修理期間)は、お買い上げの日より1
保証とアフターサービス
告げるものです。図の中に具体的な表示内容
●:この記号は行為を強制したり指示する内容を
図の場合は分解禁止)が描かれています。
です。図の中や近傍らに具体的な禁止内容(左
○:この記号は禁止の行為であることを告げるもの
絵表示の例
容を示しています。
および物的損害のみの発生が想定される内
と、人が損害を負う可能性が想定される内容
この表示を無視して、誤った取扱いをする
定される内容を示しています。
と、人が死亡または重傷を負う可能性が想
この表示を無視して、誤った取扱いをする
ます。内容をよく理解してから本文をお読みください。
財産への損害を未然に防ぐために、いろいろな絵表示をしてい
製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他人への危害や
絵表示について
保証書
見本
ありますので大切に保管してください。
い。お読みになった後は、後日お役に立つことも
ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みくださ
いただき、まことにありがとうございます。
このたびは日立 CCD カラーカメラをお買い上げ
取扱説明書
KP-FD30
CCD カラーカメラ
構
成
●
●
さい。また、重いものを乗せたり、加熱したり、引
っ張ったりするとコードが破損し、火災、感電の原
因となります。
■不安定な場所に置かない
てください。煙が出なくなるのを確認して販売店に
修理をご依頼ください。お客様による修理は危険で
すから絶対におやめください。
検や掃除費用については販売店などにご相談ください。
ベンジン、シンナー、アルコールなどの液体クリーナーやス
各部の名称と働き
NTSC(VBS,Y/C,RGB)出力対応
変更可能
KEC-15P(Housing)
JK-C151C(Cover)
JK-SP2140(Pin cntact)
E4-191J-100
MULTI ケーブルプラグ
●
⑨
⑥
⑤
③
①
⑦
OFF
注意:SW2-4 は OFF に設定してください。(未使用)
①C マウントアダプター C マウントレンズを使用時に取り付けます。
(CS マウントレンズの場合は外します)。
② レンズマウントリング
③ レンズマウント固定ねじ
フランジバック調整後、レンズマウントリング②を固定します。
④ カメラ設定メニュー操作ボタン[SET/UP/DOWN]
これら3つの操作ボタンでカメラ設定メニューを操作します。
⑤ VIDEO 出力コネクター[VIDEO OUT]
NTSC モード設定時、複合映像信号(VBS)を出力します。
⑥ カメラ電源入力コネクター[DC IN]
外部直流電源(+12V)を接続します。
⑦ マルチコネクター[MULTI](インチねじ)
R/G/B 信号出力,同期信号入出力,外部トリガー信号入力に使用します。
⑧ レンズ接続コネクター[LENS]
自動絞りレンズ(DC)を使用するときレンズケーブルを接続します。
⑨ カメラ背面スイッチ
映像信号出力方式を切り換えます。
SW-1:ON(上側)VGA(プログレッシブスキャン)モード*
OFF(下側)NTSC(2:1 インターレース)モード
1234
*
工場出荷時は VGA モード
SW:ON
(ON: 上側)になっています。
OSD メニューまたは外部リモートによるカメラ設定・
オートアイリスレンズ
ホワイトバランス(自動,プリセット,手動)
自動画像レベル制御(平均,ピーク,エリア測光)
およびランダムトリガー)
多彩な撮像機能(固定,手動,自動,電子シャッター
高画質(高性能デジタル信号処理(DSP)採用)
小型軽量サイズ
④
災や故障の原因となることがあります。
い所には置かないでください。結露などにより、火
冷凍倉庫や外気にさらされるなど、温度変化の激し
プレー式クリーナーは使用しないでください。
部に入らないように注意してください。
り、火災や故障の原因となることがあります。
■温度の低いところには置かない
拭き取ってから、から拭きしてください。このとき、液が内
い所には置かないでください。内部の温度が上が
汚れがひどいときは、薄目の中性洗剤を浸しよく絞った布で
直射日光が当たる所や熱器具のそばなど温度の高
■温度の高いところには置かない
■カバーは乾いた布で拭いてください
●
長
アナログ RGB 出力(毎秒 60 フレーム)
特
②
とがあります。
と、火災や故障の原因となることがあります。なお、定期点
に置かないでください。火災、感電の原因となるこ
機器の内部にほこりがたまったまま、長い間掃除をしない
てください
■年に一度はサービスマンに定期点検と内部の清掃を依頼し
ら行ってください。
お手入れ前には必ず接続している電源装置の電源を切って、か
ほこりの多い所や油煙や湯気が当たるような場所
■ほこりの多いところには置かない
している電源装置の電源を切ってください。
長時間ご使用にならないときは、安全のため、接続
■長時間ご使用にならないときは電源を切る
原因となります。
定期点検とお手入れについて
ります。
ご連絡ください。そのまま使用すると火災、感電の
る電源装置の電源スイッチを切り、必ず電源プラグ
に設置しないでください。落下してけがの原因とな
■落下するおそれのある場所に設置しない
す。万一、異物が内部に入った場合は、接続してい
をコンセントから抜いた後、お買い上げの販売店に
●
がの原因となります。
を入れないでください。火災、感電の原因となりま
●
●
置かないでください。落ちたり、倒れたりして、け
開口部などから内部に水や金属類や燃えやすい物
カメラの重量に耐えられないもろい材質の板など
●
ぐらついた台の上や傾いた所など、不安定な場所に
■水や異物を入れない
●
●
接続コードを傷つけたり、破損したりしないでくだ
■電源装置との接続コードを傷つけない
切り、その後必ず電源プラグをコンセントから抜い
す。すぐに接続している電源機器の電源スイッチを
R03-P3F
● レンズプラグ
す。
状態のまま使用すると、火災、感電の原因となりま
● 電源プラグ
別売品
カメラです。
使用しないでください。火災、感電の原因となりま
万一、煙が出ている、変な匂いや音がするなど異常
■異常なときは使わない
● 取扱説明書
色再現性を実現したプログレッシブスキャン CCD カラー
● カメラ本体(C マウントアダプター付き)
要
KP-FD30 型は、VGA フォーマットの 1/2 型全画素読み
概
製品仕様に定められている電源(電圧)以外は絶対
■指定の電源以外は接続しない
となります。
分解、改造はしないでください。火災、感電の原因
■分解、改造はしない
出し RGB 原色フィルター付き CCD を採用し、高画質・高
安全上のご注意
⑧
(*)
太陽や極端に強い光を長時間入射しますと、CCD 撮像素子
内部の分光フィルター(色フィルター)の特性が劣化し、そ
の部分のみ色が付いたり、色が変わることがあります。
カメラの電源が入っている、入っていないにかかわらず、レ
ンズまたは CCD を太陽や極端に強い光に向けないよう設
置・保管してください。
焼付現象
次の現象は、特に注意が必要です。
細かい線の集まりや縞模様を写したときには、実際にない縞
模様(干渉縞)がモニター画面上に現れることがあります。
モアレ現象
NTSC(2:1 インターレース)モード時は、NTSC モニターに接続する。
(*)
VGA(プログレッシブスキャン)モード時のシステム構成例
接続方法
高温時に動作させたとき、モニター画面上に一定のパターン
を持つ模様(縦スジ、白点スポット、梨地上のザラザラ)が
現れることがあります。カメラの感度設定(AGC)を高く
するほど見えやすくなります。
固定パターン
強い光(電灯、蛍光灯、車のヘッドライト、太陽光の強い
反射など)を写したときに起こる現象で、強い光の上下に
縦に薄く尾を引いたような帯がモニター画面上にでること
があります。このようなときは、強い光が画面に入りにく
い位置にカメラの角度を変えてください。
スミア、ブルーミング現象
CCDの特性により次のような現象が発生することがありま
すが、故障ではありません。
CCD 特有の現象について
1/2 型インターライン方式 CCD
692(H) x 504(V)
659(H) x 494(V)
9.9(H) x 9.9(V)μm (正方画素)
RGB 原色モザイクフィルタ
6.52(H) x 4.89(V)mm
プログレッシブスキャン(VGA モード)
2:1 インターレース(NTSC モード)
水平 31.468kHz (15.734kHz)
垂直 59.94Hz ( )内は NTSC モード
内部/外部同期 (HD/VD による自動切換)
( )内は NTSC モード
31.468kHz (15.734kHz)
2Vp-p/75Ωまたは 5Vp-p 負極性
59.94Hz
2Vp-p/75Ωまたは 5Vp-p 負極性
2Vp-p/75Ω 負極性
5Vp-p 負極性
( )内は NTSC モード
31.468kHz (15.734kHz)
2~5Vp-p
負極性
59.94Hz
2~5Vp-p
負極性
Low 0Vdc High 2~5Vdc
AGC OFF/ON
OFF 時固定ゲインおよび ON 時最大ゲイ
ン調整可能(0~約 18dB)
13.電子シャッター
PRESET 高速シャッター:OFF(1/60),1/100,
1/250, 1/500, 1/1000, 1/2000,
1/4000, 1/10000, 1/20000
1/30000, 1/50000 秒
低速シャッター(注 2):OFF(1/60),1/30,
1/15, 1/10, 1/7.5, 1/6, 1/5, 1/3.75
1/3, 1/2.5, 1/1.5, 1, 1.5, 2, 2.5, 3,
3.5, 4, 4.5, 5, 5.5, 6, 6.5, 7, 7.5, 8 秒
(注 2)
映像は間欠出力になります。
VARIABLE 1/60~約 1/10000 秒
を 1H ステップ刻み
AES 1/60~約 1/50000 秒
応答速度 SLOW/NORMAL/FAST
EXT. TRIG 固定シャッター/ONE トリガー(注3)
(注3)
外部トリガ(EXT. TRIG)は VGA モードのみ動作します。
14.自動露光制御(ALC)方式
平均測光(AVERAGE)
ピーク測光(PEAK&AVERAGE)
エリア測光(AREA) 9 エリアから選択
全モード画像レベル調整可能
15.オートアイリスレンズ用出力
DC 制御電圧入力[ガルバノメータ方式]
12.感度設定
VD
TRIG
5.同期方式
内部同期出力
HD
(SW 切換)
VD
(SW 切換)
SYNC
WEN
外部同期入力
HD
1.撮像素子
総画素数
有効画素数
画素ピッチ
色フィルタ
2.撮像面積
3.走査方式
(SW 切換)
4.走査周波数
主な仕様
23.周囲温湿度
動作維持 -10~+50℃/30~80%RH(注4)
保存
-20~+60℃/20~90%RH
(注4)
長時間安定した性能でお使いいただくために、連続使用
する場合は必ず+40℃以下でお使いください。
24.対振動性
68.65m/s2 以下(注5)
(10~200Hz を XYZ 方向各 30 分)
注5)
長時間にわたり強い振動を加えないでください。
25.対衝撃性
490.3m/s2 以下(XYZ 方向)
26.外形寸法
58(W) x 58(H) x 48(D) mm
(レンズ,突起部を除く)
27.質量
約 220g(レンズを除く)
適合コイル 制動 1150Ω±10%
インピーダンス 駆動 190Ω±10%
16.ホワイトバランス制御
ATW / AWC / MANUAL
17.カメラタイトル文字表示
英数字,記号を 24 文字まで表示可能
18.カメラ設定メニュー(OSD)
各モード選択、画質調整
19.リモートコントロール
RS-232C レベル(MULTI コネクター)
20.電源
DC +12V ± 10%
21.消費電流
約 360mA (レンズ負荷[60mA]含む)
22.レンズマウント C/CS マウント(フランジバック調整可)
(注 1)
NTSC モード時のみ
映像(RGB) 0.7 Vp-p/75Ω 正極性
同期(G on SYNC) 0.3 Vp-p 負極性
MULTI コネクター(D-sub15)
Y/C 出力(注 1) 映像(Y) 0.7 Vp-p/75Ω 正極性
同期
0.3 Vp-p 負極性
映像(C) 0.3 Vp-p(バースト)/75Ω
色副搬送波周波数 3.579545MHz
MULTI コネクター(D-sub15)
VBS 出力(注 1) 映像
0.7 Vp-p/75Ω 正極性
同期
0.3 Vp-p 負極性
バースト 0.3 Vp-p 8 サイクル
色副搬送波周波数 3.579545MHz
MULTI コネクター(D-sub15)/BNC
7.信号処理方式 デジタル処理
8.信号対雑音比 50dB 以上(輝度信号)
(ガンマ OFF, 標準利得, 輪郭補償無)
9.解像度
水平 440TV 本
(中央部) 垂直 480TV 本(350TV 本)
( )内は NTSC モード
10.感度
2,000 lx (F5.6, 100IRE)
11.最低被写体照度
10 lx (F1.4, 最大ゲイン, 50IRE)
6.映像出力
RGB 出力
プラグ:ハウジング(KEC-15P)
ピンコンタクト(JK-SP2140)
カバー(JK-C151C)
(注)プラグ固定ねじは、インチねじを
使用してください。
信号名
R/(C)出力
G/Y 出力
B/(VBS)出力
WE 出力
GND
VIDEO GND
VIDEO GND
VIDEO GND
UNREG +12V 入力
TRIG 入力
GND
RXD
HD 入力/HD 出力/SYNC 出力
VD 入力/VD 出力
TXD
自動絞りレンズは、アイリスアンプ非内蔵の DC 制御
電圧[ガルバノメータ]方式をご使用ください。レン
ズコネクタの配置は JEITA に準拠しておりますが、
レンズ本体とプラグ間のケーブル長は 150mm 以上必
要です。
A = 4.1mm 以下
レンズの取り付け部分の寸法(A)は下図の制限を守っ
てください。下記寸法以上のレンズを取り付けるとカメ
ラ内部を破損させることになります。
レンズを取り付けた後、または交換後フォーカス調整して
もピントが合わなかったり、ズームレンズのピントが望遠
、広角の両端で合わないときは、フランジバックを調整し
ます。レンズの絞りを開放にして次の手順で調整します。
(2)フランジバックの調整
●
●
(1)レンズ選定上のご注意
レンズ
ピン番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
● MULTI コネクター(インチねじ)
コネクター
プラグ:R03-P3F
信号名
GND
+12V 入力
NC
プラグ:E4-191J-100
(注)ケーブル長は 150mm 以上
信号名
Damp(-)
Damp(+)
Drive(+)
Drive(-)
● ズームレンズの場合
①レンズを望遠にして 20m
以上離れた被写体を写します。
②レンズのフォーカスリングを
回してピントを合わせます。
③レンズを広角にし、レンズマウント固定ねじ(2本)を
ゆるめピントが合うまでレンズマウントリングを回し
ます。このときレンズのフォーカスリングが回らないよ
うに注意してください。
④再び望遠にし、ピントが合うまでレンズマウントを回し
ます。
⑤望遠と広角の両方でピントが合うまで繰り返します。
⑥ピントが合ったらレンズマウント固定ねじを締めて固
定します。
● 固定焦点レンズの場合
固定焦点レンズの場合
①レンズのフォーカスリングを無限遠にします。
②20m 以上離れた被写体を写します。
③レンズマウント固定ねじ(2 本)をゆるめ、ピント
が合うまでレンズマウントリングを回します。このとき
レンズのフォーカスリングが
回らないように注意してくだ
さい。
④ピントが合ったらレンズマウ
ント固定ねじを締めて固定し
ます。
ピン番号
1
2
3
4
● レンズ接続コネクター[LENS]
ピン番号
A
B
C
● カメラ電源入力コネクター[DC IN]
6
2
7
3
8
4
9
TX
5
4
8
3
7
2
6
1
RX
15 14 13 12 11
10 9
5
単位:mm
外形図
連絡先
見本
注意
リモートプラグの抜き差しは、カメラの電源を切って
から行ってください。
リモートインターフェース仕様等は、お買い上げ店に
お問い合わせください。
1
GND
本カメラは、パーソナルコンピュータでカメラの各種設定
のリモート制御(RS-232C)ができます。
別売りのリモートプラグに図のような配線を行い、
正しく配線されていることを確認してからカメラ背面の
リモートコネクターに接続してください。
リモートコネクターの接続
サブメニュー
[ SUB MENU ]
↵マークのある項目で設定スイッチを押すと
次のメニューに移行します。
ご注意
カメラ設定メニュー表示は、カメラ背面のボタンを約5
分間操作しないと自動的に消えます。
カメラ設定操作はすべてカメラ背面にある 3 つの操作ボタン
で行います。
① 上(UP)ボタン
①
カーソルを上方向に移動させるとき、
②
または調整値を増加させるときに押
します。
③
② 下(DOWN)ボタン
カーソルを下方向に移動させるとき、または調整値を減少
させるときに押します。
③ 設定(SET)ボタン
メニューを表示させるとき、または設定を切り換えるとき
に押します。
WBエリア位置設定メニュー
[ AREA(WB) ]
測光エリア位置設定メニュー
[ AREA(ALC) ]
カメラタイトル表示位置設定メニュー
[ POSITION ]
MENU
●●●
カメラタイトル設定メニュー
自動露光制御設定メニュー
AGC設定メニュー
電子シャッター設定メニュー
ホワイトバランス設定メニュー
サブメニュー
メニュー表示終了
(2)カメラタイトル設定メニュー[CAMERA TITLE MENU]
ここでカメラタイトルの入力(24 文字;英数字・記号)・表
示位置(上端・下端)を設定します。
メインメニュー
ZCAMERA TITLE :OFF ALC
:AVE AGC
:OFF SHUTTER
:OFF WHITE BALANCE:MANUAL SUB MENU END
●●● MAIN
(1)メインメニュー[MAIN MENU]
設定ボタン[SET]を 2 秒以上押すと、メインメニューを表
示します。ここで現在の主な設定状態の確認および各機能設
定メニューへの移動を行います。
設定メニュー
ホワイトバランス設定メニュー
[ WHITEBALANCE MENU ]
電子シャッター設定メニュー
[ SHUTTER MENU ]
AGC設定メニュー
[ AGC MENU ]
自動露光制御設定メニュー
[ ALC MENU ]
カメラタイトル設定メニュー
[ CAMERA TITLE MENU ]
カメラ設定メニューの操作手順
メインメニュー
[ MAIN MENU ]
カメラの各種モード設定および調整値を、ご使用する条件に合わせて変えることができます。モニターの画面に表示される各
設定メニューに従って各モード設定や調整値の確認や変更を行います。カメラ設定メニューは次のような構成になっています。
カメラ設定メニューの説明
●●
(*)
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
AGC最大ゲイン調整(*)
[+00.0dB ~ +17.9dB]
AGCモード設定[OFF / ON]
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
(*)
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
固定ゲイン調整(*)
[+00.0dB ~ +17.9dB]
AGCモード設定[OFF / ON]
MODE: VARIABLE 時の表示
RET
END
SPEED:1/60.0
:VARIABLE
SHUTTER MENU ●●
SHUTTER
ZMODE
●●
(*)
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
電子シャッターモード設定
[OFF / PREST / VARIABLE / AES
/ EXT. TRIG]
可変電子シャッタースピード設定(*)
[1/60.0 ~ 約 1/10000](1H ステップ)
・映像は間欠出力になります。
・蓄積時間が長いほど残像や CCD 自体の固定パターン
ノイズや白キズなどが増えます。
(低速シャッター使用時のご注意)
1/4000→1/10000→1/20000→1/30000→1/50000
1/60→1/100→1/250→1/500→1/1000→1/2000→
(高速シャッター:11 ステップ)
→1/3.75→1/5.0→1/6.0→1/7.5→1/10→1/15→1/30→
→2.5→2.0→1.5→1.0→1/1.50→1/2.0→1/2.50→1/3.00
8.0→7.5→7.0→6.5→6.0→5.5→5.0→4.5→4.0→3.5→3.0
● PRESET モード時の電子シャッタースピード設定値
(低速シャッター(注):26 ステップ)
MODE: ON 時の表示
RET
END
●●
:+17.9dB
:ON
AGC MENU
AGC LIMIT
ZMODE
●●
MODE: OFF 時の表示
RET
END
●●
:+00.0dB
:OFF
AGC MENU
FIX GAIN
ZMODE
(4)AGC 設定メニュー[AGC MENU]
ここで AGC(自動利得制御)モードの OFF/ON を設定し
ます。ご使用の環境に合わせて設定してください。
:OFF
:PRESET
:NORMAL
:AES
:EXT TRIG
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
[ POSITIVE / NEGATIVE ]
WEN 信号出力極性
[ POSITIVE / NEGATIVE ]
外部トリガーパルス入力極性
電子シャッターモード設定
[OFF / PREST / VARIABLE / AES
/ EXT. TRIG]
トリガーモード設定
[ ONE TRIG / FIXED SHT ]
シャッタースピード設定(FIXED SHT 時のみ)
[ NORMAL→1/250→1/500→
1/1000→1/2000→1/4000→
1/10000→1/50000 ]
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
電子シャッターモード設定
[OFF / PREST / VARIABLE / AES
/ EXT. TRIG]
AES応答スピード設定
[SLOW / NORMAL / FAST ]
(*)
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
電子シャッターモード設定
[OFF / PREST / VARIABLE / AES
/ EXT. TRIG]
プリセット電子シャッタースピード設定(*)
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
電子シャッターモード設定
[OFF / PREST / VARIABLE / AES
/ EXT. TRIG]
外部トリガー(EXT TRIG)は VGA モード時
のみ動作します。
MODE: EXT TRIG 時の表示
RET
END
TRIGGER MODE :FIXED SHT
SHUTTER SPEED:NORMAL
TRIG POLARITY:POSITIVE
WEN POLARITY :POSITIVE
ZMODE
●● SHUTTER MENU ●●
MODE: AES 時の表示
RET
END
RESPONCE
ZMODE
●● SHUTTER MENU ●●
MODE: PRESET 時の表示
RET
END
SHUTTER SPEED:1/60
ZMODE
●● SHUTTER MENU ●●
MODE: OFF 時の表示
RET
END
ZMODE
●● SHUTTER MENU ●●
(5)電子シャッター設定メニュー[SHUTTER MENU]
ここで電子シャッター制御モードを設定します。ご使用の環
境に合わせて設定してください。
●●
●●
表示位置設定メニューへ,
メインメニューへ,メニュー表示終了
入力文字表示部(最大 24 文字)
入力文字リスト
空白,入力位置移動,文字一括消去
カメラタイトル表示,位置設定
[OFF, TOP, BOTTOM]
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
カメラタイトル表示,位置設定
[OFF, TOP, BOTTOM]
●●
●●
: 000
:AVE
ALC MENU
●●
: 000
SELECT:NO.1 :AREA
ALC MENU
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
(*)
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
画像レベル調整(*)
[-128~000~+127]
露光制御モード設定
[AVE, AREA, PEAK/AVE]
測光エリア位置設定メニューへ
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
(*)
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
画像レベル調整(*)
[-128~000~+127]
露光制御モード設定
[AVE, AREA, PEAK/AVE]
● 測光エリア位置の設定
[AREA SELECT]にカーソル(Z)を移動させ、設定
ボタンを押し、測光エリア位置設定メニューを表示させま
す。ここで、エリア位置の確認・変更ができます。
設定ボタンを押すと、自動露光制御設定メニュー[ALC
MENU]に戻ります。
MODE: AREA 時の表示
RET
END
LEVEL
AREA
ZMODE
●●
MODE: AVE 時の表示
RET
END
LEVEL
ZMODE
●カメラタイトル表示位置の設定
タイトルを入力後、
[POSITION]までカーソル(点滅)を移
動させ、設定ボタンを押し、カメラタイトル表示位置設定メ
ニューを表示させます。上・下ボタンでタイトル文字を左
右に移動させ表示位置を決めます。設定ボタンを押すと、メ
イン設定メニュー[MAIN MENU]に戻ります。
MODE: TOP または BOTTOM 時の表示
SPACE
←
→
RESET
POSITION
RET
END
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
:TOP
0123456789
ABCDEFGHIJKLM
NOPQRSTUVWXYZ
!?#&( ), .
:;~*%
+-×/=” ’
CAMERA TITLE MENU
ZMODE
●●
MODE: OFF 時の表示
RET
END
:OFF
CAMERA TITLE MENU
ZMODE
●●
●●
0/100
: 000
:
:PEAK/AVE
ALC MENU
8
1
5
9
3
4
(*)
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
露光制御モード設定
[AVE, AREA, PEAK/AVE]
ピーク値/平均値比率設定
[0/100, 15/85, 30/70,
50/50, 75/25, 100/0]
画像レベル調整(*)
[-128~000~+127]
7
2
6
エリア位置と番号の関係
PEAK の比率を大きくすると、画像レベルがちらつく
ハンチング現象が出る場合があります。その場合は、
PEAK の比率を下げてください。
ご注意
MODE: PEAK/AVE 時の表示
RET
END
LEVEL
PK/AV
ZMODE
●●
測光エリア位置設定メニュー
┏━━━━━━┓
┃
┃
┃
┃
┗━━━━━━┛
AREA(ALC)
NO.1
③ピーク/平均測光[PEAK/AVE]
画面のピークレベルと平均輝度レベルを併用し露光を制
御します。(ピーク値と平均値の比率を変更可能)
②エリア測光[AREA]
指定したエリアのみの輝度レベルで測光し露光を制御し
ます。(9エリアから選択できます。)
①平均測光[AVE]
画面の平均輝度レベルで測光し露光を制御します。
(3)自動露光制御設定メニュー[ALC MENU]
ここで自動露光制御モードを設定します。この制御は自動絞
りレンズ、AGC、AES などの自動レベル制御動作中に反映
されます。自動露光制御には次の3つのモードがあります。
カメラタイトル表示位置設定メニュー
CAMERA NO.1
WHITE
MENU ●●
: 000
: 000
:MANUAL
BALANCE
WHITE
MENU ●●
:ATW
BALANCE
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
[SUB MENU]
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
白検出エリアモード設定
[OFF / ON]
白検出エリア位置設定メニューへ
ホワイトバランスモード設定
[MANUAL / ATW / AWC]
(*)
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
R(赤)ゲイン調整(*)
[-128~000~+127]
B(青)ゲイン調整(*)
[-128~000~+127]
ホワイトバランスモード設定
[MANUAL / ATW / AWC]
SUB MENU ●●
:PRESET
ITEM: PRESET 時の表示
SYNC MODE
: HD/VD
H PHASE
: 000
OUTPUT
:R,G,B
SYNC/HD OUT :SYNC
SYNC ON G
:OFF
LENS TYPE
:MANUAL
CAMERA RESET:PUSH SET
RET
END
●●
ZITEM
ITEM: PICTURE 時の表示
RET
END
: 000
: 000
: 000
:ON
:POSITIVE
SUB MENU ●●
:PICTURE
CHROMA GAIN
SHARPNESS
PEDESTAL
GAMMA
POLARITY
●●
ZITEM
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
(*)
設定ボタン押し、点滅後上・下ボタンで
可変可能、再度設定ボタンを押し確定。
サブ設定項目設定
[PICTURE / PRESET]
同期モード表示 [INT. / HD/VD]
H 位相調整(*)( HD/VD の時のみ表示)
[-128~000~+127]
映像出力設定[R,G,B / Y/C,VBS]
同期出力パルス設定[SYNC / HD]
SYNC ON G 設定[OFF / ON]
レンズ絞りタイプ設定
[MANUAL / AUTO]
カメラ設定のリセット(設定ボタン2秒押)
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
(*)
サブ設定項目設定
[PICTURE / PRESET]
色レベル調整(*) [-128~000~+127]
輪郭強調量調整(*)
[-128~000~+127]
黒レベル調整(*) [-128~000~+127]
ガンマ設定
[ON (γ=0.45)/ OFF(γ=1.0)]
映像出力ネガポジ設定
[POSITIVE / NEGATIVE]
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
ここで画質の調整やカメラシステムの設定します。ご使用の
環境に合わせて設定してください。
(7)サブ設定メニュー
MODE: ATW 時の表示
RET
END
WB AREA
:ON(NO.1)
AREA SELECT ZMODE
●●
MODE: MANUAL 時の表示
RET
END
B-GAIN
R-GAIN
ZMODE
●●
(6)ホワイトバランス設定メニュー
[ WHITEBALANCE MENU ]
ホワイトバランスモードを設定します。
:AWC
8
1
5
9
3
4
ホワイトバランスモード設定
[MANUAL / ATW / AWC]
AWCプリセットスタート
(設定スイッチを押すと、ホワイトバラ
ンスを取り直します。)
R(赤)ゲイン微調整(*)
[-128~000~+127]
B(青)ゲイン微調整(*)
[-128~000~+127]
メインメニューへ移動
メニュー表示終了
(*)
設定ボタン押し、点滅後上・下ボ
タンで可変可能、再度設定ボタンを
押し確定。
7
2
6
エリア位置と番号の関係
サブ設定メニュー[SUB MENU]のカメラ設定リセット
[CAMERA RESET]でカメラ各設定および調整値を工場
出荷時状態に復帰させることができます。
(各メニュー説明の下線部が工場出荷時設定です。)
● カメラ設定リセット[CAMERA RESET]について
MODE: AWC 時の表示
RET
END
B-GAIN OFFSET: 000
R-GAIN OFFSET: 000
PRESET START :PUSH SET
ZMODE
●● WHITE BALANCE MENU ●●
白検出エリア位置設定メニュー
┏━━━━━━┓
┃
┃
┃
┃
┗━━━━━━┛
AREA(WB)
NO.1
● 白検出エリア位置の設定
[AREA SELECT]にカーソル(Z)を移動させ、設定
ボタンを押し、白検出エリア位置設定メニューを表示させ
ます。ここで、エリア位置の確認・変更ができます。
設定ボタンを押すと、ホワイトバランス設定メニュー
[WHITE BALANCE MENU]に戻ります。
ねじ
SW6002
SW6001
注意
背面パネルは内部基板と接続しているFPCケーブルに
注意してはずしてください。無理に引っ張るとケーブル、
コネクタを破損する恐れがあります。
また、必ず作業する前に電源を切ってください。
(2)SW6002
同期信号出力時の 75Ω終端有り/無し切り換え
上側:75Ω終端有り
下側:75Ω終端無し *工場出荷時は 75Ω終端有り
(上側)になっています。
(1)SW6001
HD/SYNC, VD 入出力切り換え
上側:出力
*
工場出荷時は出力(上側)
下側:入力
になっています。
カメラ背面のねじ 4 本をはずし、背面パネルをはずすと内部
基板にスイッチが 2 箇所あります。
外部機器との接続に合わせて切り換えてください。
SYNC output
External VD
External HD
SYNC output
External VD
External HD
2)NTSC mode
SYNC output
External VD
External HD
1)VGA mode
HD/VD inputs
Odd field
Even field
Even field
Odd field
HD/VD 外部同期タイミングチャート
ねじ
内部スイッチの設定
フレーム・オン・デマンド
長時間露光時のタイミング
映像出力信号タイミング(VGA)
映像出力信号タイミング(NTSC)