サマリーレポート(PDF) - イースクエア

LOHAS RESEARCH
LOHAS 日米合同調査のご案内
日米合同LOHAS消費者調査2005
日本版サマリーレポート
株式会社イースクエア
The Natural Marketing Institute
LOHASとは?
1
3年間のLOHAS層の推移
Lifestyles Of Health And Sustainability
健康と環境を志向するライフスタイル
LOHASとは、Lifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字を取った
言葉で、直訳すると「健康と持続可能性*を志向するライフスタイル」を
指すが、弊社では分かりやすさも考慮し「健康と環境を志向するライフ
スタイル」という言葉に集約させている。
LOHASという言葉は、 米国の社会学者ポール・レイ氏の15年にわたる価値
観調査から生まれた概念を、マーケティングコンセプトとして捉えなおした
言葉であり、米国では、2002年から調査機関NMI(Natural Marketing
Institute)によって2,000人以上の成人を対象に調査が開始されている。
3年間の調査の推移を見ると、米国では人口のおよそ3割がLOHAS層に
該当していることがわかる。
2002年10月、株式会社イースクエアとNPO法人フューチャー500が東京で
開催したシンポジウムにおいて日本に “LOHAS”を紹介した。それをきっかけ
に、特に雑誌メディアが注目したことにより、日本社会に新しい価値観やライ
フスタイルを提示する考え方として、多方面において急速な広がりを見せて
いる。
今回株式会社イースクエアは、米国でLOHAS消費者調査を行っている
NMIと提携し、日本初の日米合同LOHAS消費者調査を実施した。
*持続可能性・・・限りある資源、自然、農地を消耗することなく、いつまでも人間を含めた
多様な生物が生存し、地球環境が維持され続けられるようにすること。
Copyright © E-Square Inc./The Natural Marketing Institute, 2005
Source: NMI, Identifying, Targeting, and Communicating with the LOHAS Consumer (2004)
LOHAS層の特徴
価値観の同じ企業の商品を買う
ブランド・イメージに基づき
選択
社会意識、女性問題、精神性、
自己の可能性を認識
サスティナブル商品志向
世界への影響を考えた商品選択
大気汚染や公平な労働などに関心
環境配慮商品の利点を知人に教える
新しい商品を最初に試す
サステナブルな商品には
20%高くても払う
Source: NMI, Getting to know the LOHAS Consumer:New Research Results From the 2nd Annual LOHAS
Consumer Research Study
日本におけるLOHAS層
2
LOHASクラスターのボリューム
Base for %:2,115s 単位:%
日本人の29%はLOHAS層
個人利便層
LOHAS
15.7
29.3
2005年、イースクエアが米国調査機関NMI (Natural Marketing Institute)と
提携して行った日本初のLOHAS消費者調査から、日本人の29%がLOHAS層
であり、他の層に比べて最も多い層であることが判明した。
性別/年代別にLOHAS層の占める割合をみると、男女共に、20代から50代で
は2∼3割がLOHAS層であり、60代では4割がLOHAS層であるという結果が出て
いる。
このことから、性別・年代に関係なくLOHAS層は一定の割合で存在することが
明らかになった。
■日米合同LOHAS消費者調査 調査概要
・調査手法:インターネット調査
・調査対象:20−69歳男女
・調査時期:2005年2月
・サンプル数:2,115
・調査エリア:全国
※回収は日本の性別年代別の人口構成比に準じている
28.0
中庸無難層
27.0
生活堅実層
LOHAS
・・・ 環境と健康に関心が高く実際の行動に移す。
社会的課題全般に対しても意識が高い。自己啓発、精神性の
向上に関心が高い。
生活堅実層 ・・・ コストパフォーマンスを重視する。
環境・健康関心は高いものの、実際の行動にまではいたらない。
中庸無難層 ・・・ 特に突出した意見、価値観を持たない。環境・健康関心は
全体に比べて低い。
個人利便層 ・・・ 利便性の高いものを好む。環境・健康に対してほとんど関心を
示さない。
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各クラスターのプロフィール
3
各クラスターのプロフィール
LOHAS層は環境・健康に関心が高く、
実際に行動に移す層
クラスター
まとめ
性別
年代
LOHAS層については次頁以降で詳細にみていくが、各クラスターの特徴は以下
のとおりである。
„LOHAS ・・・ 環境・健康に対する関心が高く、実際に行動に移す。
(29%)
社会的課題全般に対しても意識が高い。 自己啓発や精神性の向上に関心が高く、上昇志向、購買 意欲も強い。気に入った商品を家族や友人にすすめるなど
情報発信力が高い。
„生活堅実層・・・ 環境・健康関心は高いものの、実際の行動にまではいたら
(27%)
ない。LOHAS層ほど社会的課題に対する関心も持って
いない。コストパフォーマンスを重視する。
女性が58.4%と多く、専業主婦(夫)が多い。
„中庸無難層・・・ 特に突出した意見、価値観を持たず、環境・健康関心は
(28%)
全体に比べて低い。商品の選択基準は、有名メーカーで
ある/TVCMで知っているなど無難な理由となる傾向。
性別に偏りはなく、20代が24.5%(全体19.2%)を占め、
やや多め。
„個人利便層・・・ 環境・健康に対してほとんど関心を示さない。
社会的関心も薄い。利便性の高いもの(インスタント食品、
(16%)
コンビニエンスストア、ネットショッピング)を好む傾向。 男性が57.4%と多く、年代は30代以下が半数以上を
占めている。
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20代
LOHAS
環境・健康関心が
高く、実際に行動
に移す。
女性
49.1
男性
50.9
60代
26.0 15.8 30代
16.5
24.7 17.0
50代
40代
20代
60代
生活堅実層 環境・健康関心は
高いものの、実際
の行動にまではい
たらない。
女性
男性
21.4 14.2
30代
24.0
41.6
58.4
23.2
17.2
40代
50代
60代
女性
健康・環境関心は
中庸無難層
全体にくらべ低い。
46.1
男性
13.9 24.5
53.9
21.5
50代
20.9
19.3
30代
40代
60代
環境・健康に対し
個人利便層 て、ほとんど関心を
示さない。
女性
20代
男性
42.6
20代
9.6
50代
24.3
17.1
57.4
19.2
40代
29.7 30代
LOHAS層の属性(1)
4
LOHAS層の性別・年代別内訳
男性
LOHAS層は性別に偏りなく、若干年配層が多い
LOHAS層の属性をみると、男女はほぼ半数である。年代別でみると、男女共に
20代∼40代が8%前後、50代、60代が12∼13%を占めており、若干年配層
が多い。
ライフステージ別にみると、男女共に末子独立*が多く、それぞれ15%程度を
占めている。次いで、男女共に独身社会人、末子手離れ* * 、既婚で子供の
いない層が占める割合が高く、比較的お金も時間も自由に使える人たちが
LOHAS層を構成していることがうかがえる。
女性
20代
30代
40代
50代
60代
20代
30代
40代
50代
60代
全体
N=2,115
9.7
10.9
9.2
11.1
9.4
9.5
11.0
8.8
11.1
9.4
LOHAS
N=619
9.0
8.1
13.1
6.8
8.7
12.0
8.4
8.2
12.8
12.9
LOHAS層のライフステージ別内訳
男性
女性
学生
子育て 子育て 末子
子育て 子育て 末子
手離れ
独身 既婚 末子 末子
独身 既婚 末子 末子 手離れ
末子独立
学生 社会人 子なし 乳幼児 小学生 末子独立 社会人 子なし乳幼児 小学生
全体
N=2,115
13.8
6.0 5.1 3.9 7.2
11.1
3.2
*末子独立
・・・・・
**末子手離れ・・・
一番下の子が16歳以上で学校に通っていない
一番下の子が12-15歳もしくは16歳以上で学校に通っている
3.1
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6.2 6.6 4.6 7.9
13.0
1.6
11.1
LOHAS
N=619
9.8
6.0 3.44.5 7.6
15.2
8.2
1.9
5.3 3.9 4.5 8.4
16.8
LOHAS層の属性(2)
5
学歴
大学
大学院
LOHAS層は学歴・年収共に高め
短期大学・
専門学校など
中等
教育
高等学校
大学卒以上 48.7%
全体
N=2,115 4.7
LOHAS層の学歴について見てみると、大学卒以上(大学卒+大学院卒)
の割合が55.6%と、全体に比べて高くなっており、高学歴であることが
わかる。
44.0
1.5
20.2
29.2
0.5
大学卒以上 55.6%
LOHAS 5.8
N=619
49.8
16.8
26.7
また、年収についても、600万以上∼900万未満、900万円以上の割合が
半数近く(47.3%)にのぼっており、LOHAS層の世帯年収は高い傾向にある。
年収
∼400万円
未満
全体
N=2,115
22.9
∼600万円
未満
22.9
∼900万円
∼900万円
未満
以上
600万円以上 40.4%
22.8
17.6
600万円以上 47.3%
LOHAS
N=619
20.7
21.2
25.7
21.6
わから
ない
収入は
ない
10.0
1.5
7.1
1.8
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LOHAS層の価値観と求めるライフスタイル Lifestyles Of Health And Sustainability
価値観 クラスター別 因子スコア
○は因子スコア0.2以上
上昇志向を持ちつつ、人のためにも役立ちたい
LOHAS層
上昇志向
0.70
LOHAS層の価値観についてみてみると、他の層に比べて「社会的な地位
や名声を得たい」、「競争に勝って成功したい」といった上昇志向が強いこ
とがわかる。
また、「人のために役に立ちたい」「義理や人情を大切にしたい」
「ものの豊かさよりも心の豊かさの方が大事だ」といった社会調和志向が
他の層に比べて非常に高く、自分自身の向上には非常に意欲が強い
一方で、まわりの社会との調和も重視している層だということができる。
また、上昇志向、社会調和志向ほど差は無いものの、「世間体にとらわれ
ず生きていきたい」「自由気ままに生きていきたい」といった自由志向は
4つの層の中では一番高い。
単位:%
0.26
0.35
0.02
0.00
-0.18
-0.35
-0.20
-0.70
LOHAS
N=598
生活堅実層
N=559
中庸無難層
N=569
個人利便層
N=322
社会調和志向
0.70
0.47
0.35
0.00
0.06
-0.20
-0.35
-0.70
価値観 因子分析結果
軸c
寄与率
()内は累積
寄与率
集約された変数
6 社会的な地位や名声を得たい
17 競争に勝って成功したい
5 ワンランク上の生活がしたい
49.4%
Ⅰ軸
4 時代の先端でいたい
(49.4%)
上昇志向
2 自分の天職をみつけたい
1 理想や夢に向かって生活したい
7 自分をかわいがりたい
14 人のために役に立ちたい
15 義理や人情を大切にしたい
22.7%
8 ものの豊かさよりも心の豊かさの方が大事だ
Ⅱ軸
16 伝統や歴史があるものに豊かさを感じる
社会調和志向 (72.1%)
10 自然に囲まれた生活がしたい
9 世の中うまくやっていくためには競争より協調が大事だ
11 世間体にとらわれずに生きていきたい
13.8%
Ⅲ軸
12 自由きままに生きていきたい
(85.9%)
自由志向
13 今が楽しければそれでいい
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LOHAS
N=598
因子負加量
0.78
0.68
0.67
0.64
0.50
0.49
0.40
0.63
0.58
0.58
0.55
0.44
0.43
0.62
0.70
0.37
-0.63
生活堅実層
N=559
中庸無難層
N=569
個人利便層
N=322
自由志向
0.70
0.35
0.12
-0.11
0.00
0.06
-0.05
-0.35
-0.70
LOHAS
N=598
生活堅実層
N=559
中庸無難層
N=569
個人利便層
N=322
6
健康意識
Lifestyles Of Health And Sustainability
7
健康意識
全体
N=2,115
LOHAS層は「自分の健康のために環境へ配慮」
LOHAS層の健康に対する意識をみてみると、「健康のことを考えるのは面
倒くさい」をのぞき、全て「そう思う」(非常に+まあそう思う計)と回答した
割合が全体より高く、健康に対する意識は非常に高いといえる。
また、LOHAS層は「自分や家族の健康のために地球環境への配慮をして
いく必要がある」という回答が全体を大幅に(+17.7ポイント)上回っており、
環境に配慮することが自らの健康のためになると考えている。
LOHAS層の4割は「健康によい生活をしたいが、そのような商品が少なす
ぎる」と回答しており、満足出来る商品が足りないと感じていることがうかが
える。
非常に
そう思う
まあ
そう思う
34.8
55.1
自分や家族の健康のため
食生活に気を配ることが重要だ
LOHAS
N=619
非常に
そう思う
そう思う
計
89.9
51.4
46.0
97.4
7.5
きれいで(かっこよく)いるためには
健康は欠かせない
25.1
54.6
79.7
35.2
55.9
91.1 11.4
自分や家族の健康には
いつも注意している 22.0
57.6
79.6
37.6
56.4
94.0 14.4
きれいになると、
自分の気持ちも豊かになる 23.8
54.9
78.8
自分や家族の健康のため
環境へ配慮をする必要がある 20.0
57.9
77.9
サプリメントなどに頼らず
規則正しい生活で維持したい
17.3
健康によいと言われると
何でも試したくなる 48.6
28.3
65.9
サプリメントや栄養補助食品で
健康を維持している 健康によい生活をしたいが、
商品が少なすぎる 31.7
38.9
25.7
56.7
89.2 10.4
95.6 17.7
76.4 10.5
49.9 14.2
14.5
26.6
30.2
32.9
6.2
39.3
6.4
9.0
24.0
29.4
5.4
32.6
10.5
10.5
43.1 13.7
8.4
健康のことを考えるのは面倒くさい 1.7
57.5
50.7
35.4
35.7
7.4
Copyright © E-Square Inc./The Natural Marketing Institute, 2005
全体
まあ そう思う との
そう思う 計
差
12.2
1.8
10.2 ▲ 2.0
全体との差青字は5ポイント以上プラスの差がある項目
環境意識 Lifestyles Of Health And Sustainability
8
環境意識
全体
N=2,115
LOHAS層は
「環境に良いことを行う」=「自分にきもちいい」
LOHAS層の環境に対する意識において特徴的なのは、「環境によいことや
モノを試したい」が全体より多く(23.6ポイントの差)、LOHAS層は意識が高
いだけではなく、実際の行動にも移す層であると考えられる。
また「環境によいことをした後は自分としても気持ちがいい」との回答も
全体が7割に対してLOHAS層の回答は9割を越えており、「環境を守るべ
き」とのモラル観に従って環境に配慮しているばかりではなく、
「環境によいことを行う」=「自分にきもちいい」との図式が成り立っている。
非常に
そう思う
まあ
そう思う
36.5
環境への配慮は
ひとりひとりの努力が重要だ
54.0
LOHAS
N=619
そう思う
計
非常に
そう思う
90.5
まあ そう思う 全体
との
そう思う
計
差
52.3
45.4
環境に配慮することは
自分や自分の家族に
とって必要なことだ
18.5
61.5
80.0
37.8
少しくらいの不便さを我慢
してでも、環境は守るべきだ
16.5
60.0
76.5
33.1
60.3
環境問題に関心がある
14.2
59.3
73.5
32.8
63.2
環境によいことやモノを
試したい
13.4
58.6
72.0
30.5
65.1
環境によいことをした後は、
自分としても気持ちがいい
17.4
52.9
70.3
34.2
57.4
経済にとって多少マイナスに
なっても環境を大切にすべきだ
48.7
61.3
59.8
53.5
23.3
97.7
7.2
97.6
17.6
93.4
16.9
96.0
22.5
95.6
23.6
91.6
21.3
76.7
15.4
12.6
環境に配慮するにはどうすれば
35.5
よいのかわからないことが
よくある
4.8
40.3
自分ひとりが環境のことを
考えてもどうにもならない
36.8
環境に配慮するのは
面倒である
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25.8
2.6
38.0 ▲ 2.3
5.5
22.8
31.8 ▲ 5.0
9.0
11.1
19.8
32.5
14.9
22.5
17.6 ▲ 4.9
2.7
全体との差青字は5ポイント以上プラスの差がある項目
社会的課題に対する関心
Lifestyles Of Health And Sustainability
9
社会的課題に対する関心
LOHAS層は社会的課題全般に
関心が高い
全体
N=2,115
非常に
そう思う
社会的課題に対する関心についてみてみると、LOHAS層は、全て
の項目において「そう思う」との回答が全体より高く、非常に社会的
意識が高い層であるということができる。
なかでも、「再生可能エネルギー」、「持続可能な農業」に対する
関心が高い。
まあ
そう思う
49.0
子供の社会的地位や権利に関わる問題に関心
がある
19.3
化石エネルギーに頼らない再生可能エネルギー
に関心
49.1
LOHAS
N=619
そう思う 非常に
そう思う
計
まあ
そう思う
全体
そう思う との
差
計
68.3
32.5
55.6
88.0
19.7
60.9
27.1
65.9
93.1
32.2
50.3
22.6
90.8
40.5
53.0
68.8
25.7
50.7
68.7
26.8
60.4
76.7
35.0
57.2
73.5
32.4
56.9
23.8
61.6
28.7
11.8
副産物を堆肥として土にもどす持続可能な農
業に関心がある
41.4
68.2
8.9
33.5
動物実験や虐待などの阻止に関心がある
43.1
9.6
女性の社会的地位や権利に関わる問題に関心
がある
15.8
33.9
41.9
8.1
17.9
34.8
社会正義や社会的課題に関心が高い
41.7
6.9
野生動植物の種の保存など生物多様性の保持
に関心
16.3
33.9
41.1
7.1
16.3
27.1
労働者の権利保護活動に関心がある
6.1
12.3
27.5
社会的責任を果たすビジネスに関心がある
5.4
44.6
33.1
48.3
32.9
13.2
全体との差青字は5ポイント以上プラスの差がある項目
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LOHAS層の消費リード力
10
LOHASの消費リード力
LOHAS層は消費リード層
0.60
情
報
リ
特に情報リード力は他の層を圧倒しており、LOHAS層に対しては、
いかに商品・サービスの情報を与えるかが鍵となっていると考えられる。
ド
力
ー
LOHAS層の購買力、情報リード力をみてみると、共に非常に高く、
消費をリードする力が大きいと考えられる。
LOHAS
Base for %:2,115s 単位:%
【購買力】 ①∼③を加算し、標準化
①世帯年収
1)「収入なし+250万円未満」(8.8%) :1点
2)「250∼600万円未満」(38.5%)
:2点
3)「600∼1100万円未満」(31.3%)
:3点
4)「1100万円以上」(9.1%)
:4点
②1ヶ月個人支出
1)「1万円未満」(16.7%)
:1点
2)「1∼5万円未満」(56.5%)
:2点
3)「5∼10万円未満」(17.2%)
:3点
4)「10万円以上」(5.6%)
:4点
③気に入ったモノはお金を惜しまず買う方だ
1)あてはまらない計(18.5%)
:1点
2)どちらともいえない(35.6%)
:2点
3)まああてはまる(35.8%)
:3点
4)非常にあてはまる(9.5%)
:4点
【情報リード力】(1)①∼③、(2)①∼③を加算し、標準化
(1)情報資産
①情報源個数
1)「2個以下」(16.3%)
:1点
2)「3∼5個」(34.9%)
:2点
3)「6∼10個」(34.9%)
:3点
4)「11∼23個」(13.9%)
:4点
②人より早く情報を入手する
1)あてはまらない計(30.4%)
:1点
2)どちらともいえない(37.2%)
:2点
3)まああてはまる(25.6%)
:3点
4)非常にあてはまる(6.1%)
:4点
(2)情報発信力
①参加ネットワーク数
1)「0個以下」(58.3%)
:1点
2)「1個」(30.4%)
:2点
3)「2個」(8.7%)
:3点
4)「3∼5個」(2.5%)
:4点
②気に入った商品や店を家族や友人にすすめる方だ
1)あてはまらない計(26.5%)
:1点
2)どちらともいえない(27.2%)
:2点
3)まああてはまる(36.1%)
:3点
4)非常にあてはまる(9.2%)
:4点
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購買力
0.00
-0.6
0.0
0.6
生活堅実層
中庸無難層
個人利便層
-0.60
LOHAS層の消費意識
11
消費意識 クラスター別 因子スコア
単位:%
トレンド関心
LOHAS層はトレンドに敏感、ブランドイメージを重視
0.50
LOHAS層の買い物に対する意識は、買い物が好きでトレンドや新製品に敏
感であるという姿が浮かび上がっている。
また、トレンドと共にブランドイメージも重視する傾向にあり、トレンドを
気にしながらも、自分の価値観との整合性を重視している層といえる。
0.00
-0.25
LOHAS
N=606
消費意識 因子分析結果
61.1%
(61.1%)
8
10
9
7
11
12
14
5
6
3
4
Ⅲ軸
値段重視
9.8%
(87.2%)
15
13
2
-0.13
中庸無難層
N=579
個人利便層
N=329
0.30
0.25
集約された変数
1
Ⅱ軸
16.3%
ブランドイメージ
(77.4%)
重視
生活堅実層
N=562
-0.07
0.00
寄与率
()内は累積
寄与率
-0.01
ブランドイメージ重視
0.50
Ⅰ軸
トレンド関心
-0.20
-0.50
一方、商品の価格についての回答は4つの層の中で最も低く、
価格に対するこだわりが薄いという結果となった。
軸
0.26
0.25
他人より早く情報を入手する方だ
他人より早く、新製品・サービスを試す方だ
トレンドに敏感な方だ
新しいものが好きだ
気に入った商品や店を家族や友人にすすめる方だ
買い物は楽しい
商品を買ったりサービスを利用したりするとき、そのブラ
ンドのイメージが選択基準のひとつになっている
気に入ったモノはお金を惜しまず買う方だ
自分の価値観や考え方に合っていると思う特定のブラン
ドがある
大手企業の商品・サービスを選んでおけば安心できると
思う
一度気に入ったら同じブランドを買い続ける方だ
自分の価値観や考え方に合った企業の商品・サービスを
選ぶ方だ
聞いたことがない企業の商品を買うのは不安だ
なるべく節約してお金を貯めたい
なるべく安いものを選んで買う方だ
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因子負加量
0.82
0.82
0.80
0.72
0.49
0.37
-0.04
-0.25
-0.36
-0.50
LOHAS
N=606
生活堅実層
N=562
中庸無難層
N=579
個人利便層
N=329
値段重視
0.55
0.35
0.50
0.67
0.25
0.37
0.00
0.54
-0.25
0.05
0.04
-0.03
-0.04
0.52
0.35
0.52
0.50
-0.50
LOHAS
N=606
生活堅実層
N=562
中庸無難層
N=579
個人利便層
N=329
商品を選択するときに重視するポイント
12
商品・サービスを選択するときに重視するポイント
全体 N=2,115
LOHAS層は「環境」、「企業姿勢」、
「作り手のこだわり」、「気持ちよさを感じる」を重視
商品を選択するときの重視ポイントをみると、上位3項目は、 「品質がよい」
「品質に見合った価格である」「安心・安全である」となっており、LOHAS層
も同様の傾向である。
LOHAS層の特徴としては、「環境や持続可能性に配慮している」、「作り手
や提供側の企業姿勢に共感がもてる」、「作り手や提供側のこだわりが感じ
られる」、「利用することで気持ちよさが感じられる」に全体との差が出てお
り、商品選択のこだわりポイントといえる。
また、 少々高くても買っているものの特徴としては、「品質がよい」が挙がっ
ているが、LOHAS層はそれに加えて「環境や持続可能性に配慮している」、
「安心・安全である」、「健康によい」、「作り手や提供側の企業姿勢に共感
がもてる」に回答が多く、そういった点を備えている商品に魅力を感じてい
る。
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品質がよい
品質に見合った価格である
安心・安全である
健康によい
利用して気持ちよさを感じる
値引率が高い
好きなブランドである
作り手や提供側のこだわり
環境や持続可能性に配慮
親しみやすい感じがする
企業姿勢に共感
なじみがある
有名なメーカーである
新しさが感じられる
話題になっている
TVCMなどで知っている
知的な感じがする
おしゃれな感じがする
贅沢な感じがする
流行が取り入れられている
有名人が使っている
その他
75.7
74.8
64.8
48.9
42.9
34.6
30.9
29.6
28.6
25.2
22.2
21.9
18.7
15.7
15.3
14.3
13.9
12.6
9.2
7.7
1.7
1.5
LOHAS N=619
84.5
75.8
77.4
63.2
53.3
29.7
30.0
41.8
55.3
31.8
40.1
22.5
16.8
21.5
18.3
13.9
23.3
15.3
11.3
10.3
2.6
1.3
8.8
1.0
12.6
14.3
10.4
▲ 4.9
▲ 0.9
12.2
26.7
6.6
17.9
0.6
▲ 1.9
5.8
3.0
▲ 0.4
9.4
2.7
2.1
2.6
0.9
▲ 0.2
「少々高くても」買ったり利用したりする商品・サービスの特徴
全体 N=2,115
品質がよい
品質に見合った価格である
安心・安全である
利用して気持ちよさを感じる
健康によい
作り手や提供側のこだわり
好きなブランドである
環境や持続可能性に配慮し
贅沢な感じがする
企業姿勢に共感がもてる
有名なメーカーである
値引率が高い
おしゃれな感じがする
知的な感じがする
新しさが感じられる
話題になっている
親しみやすい感じがする
なじみがある
流行が取り入れられている
TVCMなどで知っている
有名人が使っている
その他
46.9
44.3
33.9
33.6
25.6
23.6
19.1
17.5
15.7
14.1
9.7
8.8
8.7
8.4
8.4
8.0
7.1
5.5
3.4
1.2
1.2
72.2
LOHAS N=619
79.5
53.6
59.5
41.4
48.3
36.3
24.6
38.4
19.5
29.2
14.4
11.1
9.7
13.9
13.1
10.3
13.2
9.7
6.1
4.0
1.6
0.8
7.3
6.7
15.2
7.5
14.7
10.7
1.0
19.3
2.0
13.5
0.3
1.4
0.9
5.2
4.7
1.9
5.2
2.6
0.6
0.6
0.4
▲ 0.4
■は50%以上の項目/全体との差青字は5ポイント以上プラスの差がある項目
消費と健康・環境・持続可能性
13
商品購入時の健康・環境・持続可能性への配慮に対する意識
まあそう思う
非常にそう思う
そう思う計 56.9%
LOHAS層は商品を購入するときに
その影響を考えて購入する
全体
N=2,115
9.0
どちらともいえない
まったく
あまり
そう思わない そう思わない
1.3
47.9
36.0
5.8
そう思う計 86.8%
「商品を買ったりサービスを利用したりするとき、その商品やサービスが地
球環境と世界の人々の健康と持続可能性に与える影響を考えた上で購
入すべきである」という意見に対して、“そう思う”(「非常にそう思う」+「ま
あそう思う」)と回答した人の割合は、全体では56.9%に対し、LOHAS層で
は86.8%に上り、LOHAS層は商品購入時に環境や健康、持続可能性に
配慮すべきであるという意識が極めて高いことがうかがえる。
また、LOHAS層は、「生産や製造の仕方が人々と地球の持続可能性に配
慮しているモノをそうではないモノより優先的に買うようにしている」、「環境
に優しい商品やそのメリットを家族や友人にすすめる方だ」、「健康によい
商品であれば20%高くても買う」、「環境に優しい、持続可能性に配慮し
た方法で作られた商品であれば価格が20%高くても買う」といった回答が
多くなっており、環境・健康配慮型商品への積極的な購入意欲及びそれ
らに対する情報発信力を持っている層である。
LOHAS
N=619
22.9
63.8
1.0
0.3
サステナビリティ貢献に対する買い物意識
全体
N=2,115
非常に まあ
そう思う そう思う
ふだんの生活の中で家族の健康に配慮した食品を選
ぶことを最優先にしている
47.2
LOHAS
N=619
そう思う 非常に
そう思う
計
44.1
34.4
29.2
▲ 6.0
50.1
11.9
52.0
17.2
35.5
0.9
68.8
36.9
60.3
32.9
49.3
22.2
29.9
37.2
15.2
34.9
41.2
25.4
38.2
43.5
34.8
41.4
10.7
31.8
34.6
2.8
24.3
31.9
27.4
49.4
10.8
27.1
42.2
7.1
22.0
3.1
環境に優しい、持続可能性に配慮した方法で作られた
13.9
商品であれば価格が20%高くても買う
60.3
8.6
2.8
18.9
31.7
3.9
4.1
2.0
43.0
35.1
6.6
生産や製造の仕方が人々と地球の持続可能性に配慮
しているモノをそうではないモノより優先的に買うように 29.1
2.8
している
環境に優しい商品やそのメリットを家族や友人にすす
23.3
める方だ
全体との差青字は5ポイント以上プラスの差がある項目
10.6
7.9
5.6
新しい健康食品を試してみる方だ
60.4
52.3
49.0
3.7
健康によい商品であれば20%高くても買う
29.6
8.1
39.1
自分の価値観などに合っている特定のブランドがある
86.3
49.8
9.9
実際には直接自分自身に影響があるときにだけ環境
や持続可能性に配慮して商品・サービスを選ぶ
64.6
全体
そう思う
との
計
差
21.6
5.7
実際には環境への配慮より価格を重視して買うことが
多い
まあ
そう思う
56.7
9.6
ブランドのイメージが選択基準のひとつになっている
商品がどのように作られたかを考えるが、購入の決定
要因とはならない
Copyright © E-Square Inc./The Natural Marketing Institute, 2005
12.0
7.3
15.8
6.3
健康・環境配慮消費ができない理由
14
健康配慮消費ができない理由
全体 N=2,115
LOHAS N=619
全体との差
健康・環境配慮消費ができない理由は
「値段が高いから」
健康によい商品・サービスを選べない理由としては、「価格が高いから」の
回答が最も多く、LOHAS層も割合は低いものの同じ理由が挙がっている。
しかし、LOHAS層は「情報が不足しているから」、「機能や効果が見劣りす
るから」と回答した人が多い結果となっている。
また、環境によい商品・サービスを選べない理由としては、健康によい商
品と同様、「価格が高いから」との回答が最も多いが、LOHAS層の回答割
合は低い。
LOHAS層が挙げている理由としては、「おしゃれな感じがするものがないか
ら」、「機能や効果が見劣りするから」、「近くに売っていないから」などが挙
がっている。
72.9 ▲ 9.0
81.9
値段が高い
なぜ、どのように健康によいのか
などの情報が不足している
うさんくさい、うそっぽい感じがする
41.0
23.1
24.6
24.8
16.4
6.9
7.5
7.1
3.5
4.0
0.9
36.3
27.6
22.6
便利さが劣る
20.4
機能や効果が見劣りする
近くに売っていない
12.7
おしゃれな感じがするものがない
6.0
お店や売り場で目立たない
5.5
かっこよくない
5.3
お店やメーカーの人がすすめてくれない 1.9
その他
3.1
ひとつもない
0.8
4.7
▲ 4.5
2.0
4.4
3.7
0.9
2.0
1.8
1.6
0.9
0.1
環境配慮消費ができない理由
全体 N=2,115
LOHAS N=619
全体との差
83.9
値段が高い
26.9
23.8
21.5
15.0
機能や効果が見劣りする
おしゃれな感じがするものがない
便利さが劣る
うさんくさい、うそっぽい感じがする
近くに売っていない
かっこよくない
なぜ、どのように健康によいのか
などの情報が不足している
お店や売り場で目立たない
10.2
6.4
5.5
5.3
お店やメーカーの人がすすめてくれない 2.2
その他
2.3
ひとつもない
Copyright © E-Square Inc./The Natural Marketing Institute, 2005
0.8
78.6▲ 5.3
30.1
27.2
22.9
14.0
12.7
7.6
6.8
7.4
3.2
2.5
0.2
3.2
3.4
1.4
▲ 1.0
2.5
1.2
1.3
2.1
1.0
0.2
▲ 0.6
■は50%以上の項目/全体との差青字は5ポイント以上プラスの差がある項目
参考にしている情報
15
参考にしている情報
LOHAS層は、商品の背景/自分のライフスタイルに
どう役立つか/専門家からの評価を気にする
商品・サービスを購入するときに参考にしている情報は、「機能や効果がよ
くわかる情報」、「商品の機能や効果が一目で比較できる情報」が上位に
挙がっている。
LOHAS層は全体と比べ、「商品開発の経緯や開発者のこだわりがわかる
情報」、「どのように暮らしに役立つかがわかる情報」、「商品の上手な使い
方についての情報」、「専門家の意見」も参考にしていることが多く、商品の
背景や自分のライフスタイルにおける位置付けを気にしている様子がうか
がえる。
特に重視している情報としても、上記と同様の項目が挙がっている。
全体 N=2,115
60.6
54.9
42.8
41.5
1.3
39.7
10.7
37.2
18.3
16.5
ヒットのランキングがわかる情報
15.6
28.9
3.6
1.4
1.5
▲ 0.2
重視している情報
全体 N=2,115
商品の機能や効果が
一目で比較できる情報
34.1
22.0
20.6
11.5
13.8
一般人が使ってよかったという情報
どのように暮らしに
役立つかがわかる情報
商品価格が一目で比較できる情報
LOHAS N=619
37.2
機能や効果がよくわかる情報
Copyright © E-Square Inc./The Natural Marketing Institute, 2005
12.4
0.9
16.5
1.7
10.5
7.1
25.4
2.2
1.3
3.1
24.4
21.3
専門家の意見
5.7
41.5
26.7
商品開発の経緯や開発者の
こだわりがわかる情報
2.2
40.2
29.0
店員の売れ筋やその理由の情報
その他
75.6
73.4
機能や効果がよくわかる情報
商品の機能や効果が
一目で比較できる情報
商品の価格が
一目で比較できる情報
一般人が使ってよかったという情報
その商品を使うとどのように
暮らしに役立つかがわかる情報
商品の上手な使い方に
ついての情報
有名人が使ってよかったという情報
LOHAS N=619
9.0
5.7
5.2
▲ 3.1
1.4
▲ 2.3
3.3
3.7
▲ 1.5
店員の売れ筋やその理由の情報
3.5
3.6
0.1
専門家の意見
商品の上手な使い方
についての情報
商品開発の経緯や
開発者のこだわりがわかる情報
3.1
4.0
0.9
2.3
2.7
0.4
2.2
4.5
2.3
ヒットのランキングがわかる情報
2.1
2.4
有名人が使ってよかったという情報
0.1
その他
0.5
0.3
0.0
▲ 0.1
0.2
▲ 0.3
■は50%以上の項目/全体との差青字は5ポイント以上プラスの差がある項目
参考にしている情報源
16
参考にしている情報源
全体 N=2,115
LOHAS層はマス以外の情報にも目を向ける
LOHAS層がふだん情報を入手するところは全体と大差がなく、「テレビ・ラ
ジオCM」、「店頭で実物をみて」が多い。
LOHAS層の特徴は「新聞広告」「新聞記事」と新聞からの情報が多いこと
と、マス情報に加えて「書籍」「専門家の話」も参考にするといった特徴が
見られる。
LOHAS層が信頼している情報源としては、「店頭で実物を見て」がトップに
挙がっているが、「新聞記事」が全体に比べて多く(+7.7ポイント)、新聞
への信頼度が高いといえる。また、「専門家の話」、「非営利団体の記事や
話」も全体に比べ回答が多くなっており、この点にも貪欲に情報を収集し、
マス情報以外の情報にも目を向けようとするLOHAS層の姿勢が表れてい
る。
Copyright © E-Square Inc./The Natural Marketing Institute, 2005
LOHAS N=619
全体との差
テレビ・ラジオCM
63.5
60.8
店頭で実物をみて
メーカーのホームページ
45.9
39.9
新聞広告
友人・知人の話
38.3
37.7
新聞記事
32.7
雑誌記事
29.8
テレビ・ラジオ番組
29.5
店員や販売員の話
29.5
店のチラシ
27.9
情報・口コミサイト
27.1
企業のカタログ・パンフレット
26.2
商品パッケージ説明書き
25.4
家族の話
25.3
雑誌広告
19.9
POPなど店や売り場の説明書
16.9
店のホームページ
14.1
書籍
11.1
個人のホームページ
9.9
専門家の話
3.1
非営利団体の記事や話
1.7
その他
47.8
46.8
43.9
45.6
36.7
33.4
30.2
27.9
29.1
28.9
29.4
28.9
30.5
19.1
19.2
21.5
11.6
16.8
7.4
1.0
65.8 2.3
62.0 1.2
1.9
6.9
5.6
7.9
4.0
3.6
0.7
▲ 1.6
1.2
1.8
3.2
3.5
5.2
▲ 0.8
2.3
7.4
0.5
6.9
4.3
▲ 0.7
信頼している情報源
全体 N=2,115
LOHAS N=619
47.5
50.4
全体との差
店頭で実物をみて
新聞記事
28.0
友人・知人の話
27.6
テレビ・ラジオCM
21.6
メーカーのホームページ
20.9
情報・口コミサイト
19.2
18.0
雑誌記事
家族の話
17.3
13.9
テレビ・ラジオ番組
商品パッケージ説明書き
13.7
12.7
専門家の話
企業のカタログ・パンフレット
12.6
12.0
新聞広告
10.0
店員や販売員の話
6.7
書籍
6.1
雑誌広告
6.1
個人のホームページ
5.8
店のホームページ
5.1
店のチラシ
4.7
POPなど店や売り場の説明書
4.1
非営利団体の記事や話
1.2
その他
35.7
32.0
23.9
25.2
20.7
22.1
18.7
14.7
16.2
20.2
12.6
14.7
11.5
11.1
8.6
8.1
6.5
5.2
5.5
8.1
1.0
2.9
7.7
4.4
2.3
4.3
1.5
4.1
1.4
0.8
2.5
7.5
0.0
2.7
1.5
4.4
2.5
2.0
0.7
0.1
0.8
4.0
▲ 0.2
■は50%以上の項目/全体との差青字は5ポイント以上プラスの差がある項目
まとめ
17
LOHAS層は性別、年代に関係なく存在する
<EGO&ECO>な消費リード層
LOHAS層は、自分自身を向上させることに関心があり、自分(及び家族)
の健康維持に積極的な姿勢を持つなど、自分自身の欲求を素直に追求
する層だと考えられる。
また、消費行動をとる際にも企業と自分の価値観が合っているかどうか、
自分にとって心地よいかなど常に「自分」の価値観を軸に消費行動をとる
層といえる。
一方で、様々な社会的課題に関心を持ち、特に環境問題に関しては、
強い関心を持っている。消費行動においても、少々高くても環境に
配慮しているものを買うなど、意識のみならず実践を伴っている層だという
ことが出来る。
また、LOHAS層は品質、健康、環境配慮を兼ね備えた商品が充分市場
に出回っているとは認識しておらず、今後そのような商品が出てきた際は、
真っ先に飛びつき、そのメリットをまわりにすすめるなどの行動をとることが
想定され、消費をリードする層であるといえる。
LOHAS層
EGO的側面
●上昇志向が強い
●社会調和志向が強い
●買い物が好きでトレンド関心が強い
●環境や健康によいことやモノを
●自己啓発に関心が高い
試したい
●企業の姿勢が自分の価値観と合っ
●環境や健康によいことやモノは
ているかどうかが商品選択のポイント
●使って気持ちよさを感じるかどうかが
商品選択のポイント
●自分や家族の健康のため環境に配
慮する必要があると考える
●参考にする情報は「自分にとってど
のように役立つかがわかる」情報
●自分の知りたい情報を集めることに
は貪欲(専門家やNPO等の情報も集
める)
Copyright © E-Square Inc./The Natural Marketing Institute, 2005
ECO的側面
人に勧めたい
●社会的関心が高い
●環境や持続可能性に配慮しているか
どうかが商品選択のポイント
●商品が環境に与える影響を考える
●価格に対するこだわりが薄い
●環境や持続可能性に配慮したものは
少々高くても買う