Vol.356 2012 7-7 - 広島県商工会連合会

平成24年7月7日 発行
−1−
﹁平成二十四年度第五十一回通常総会﹂開催
たい﹂と力強い決意を披露しました。
植田会長の挨拶に続き、通常総会
では安芸高田市商工会の熊高一雄会
四議案を審議し、任期満了に伴う役員の改選を経て、
長を議長に選任して議事を進行。上
新たな執行部体制が発足。
程した議案はすべて原案通り可決・
全会員出席のもと、平成二十三年度
承認されました。
広 島 県 商 工 会 連 合 会 は、
﹁平 成
の事業報告や収支決算、任期満了に
提出議案は次の通り。
二十四年度第五十一回通常総会﹂を
伴う役員の選任などについて審議し
●第一号議案 │平成二十三年度事業
五月二十九日、中区基町のリーガロ
イ ヤ ル ホ テ ル 広 島 で 開 催 し ま し た。 ました。
報告書・収支決算書・貸借対照表
開会挨拶の
および財産目録承認の件︵監査報
冒頭で植田賢
告︶
治会長は、先
●第二号議案 │広島県商工会連合会
般亡くなった
運営規約の一部改正︵案︶承認の
石橋勇治副会
件
長を偲ぶコメ
●第三号議案 │五日市商工会におけ
ン ト を 発 表。
る補助金不正受給に係る返還金の
﹁か け が え の
取り扱いについて︵案︶承認の件
ない友でも
●第四号議案 │任期満了に伴う役員
あった彼を
の選任に関する件
失った悲しみ
第一号議案の事業報告で事務局
は言葉では表
は、昨年度の県連事業の総括を行い
せ な い ﹂ と、 ました。昨年度は事業計画に基づき、
時おり声を詰 ﹁会 員 サ ー ビ ス の 向 上 ﹂﹁地 域 活 性
まらせながら
化の推進﹂﹁商工会の機能強化﹂を
故石橋副会長
三本柱に各種事業に取り組んだこと
への思いを語
など重要な施策について詳しく報告
り、
﹁こ の 悲
しました。
しみを乗り越
第二号議案は、委員会の再編と役
え、故人の遺
割の見直しを図ることが趣旨で、従
志を受け継い
来の総務広報委員会・商工労働福祉
で、中小企業
委員会・税務金融委員会の三つの常
と商工会の発
任委員会を、新たに総務委員会・共
展のために全
済委員会・情報委員会の三つに再編
身全霊を傾け
し直し、機能強化を図ろうというも
決意を新たにし挨拶する新役員
7-7
2012
VOL.356
広 島 県
商工会連合会
の。事務局は再編の方向性をイメー
ジ図で示しながら、
﹁企画を立案し、
理事会などに議案上程できる委員会
へと機能を高めたい﹂と理解を求め
ました。
第三号議案は、五日市商工会が県
の補助金を不正に受け取っていたと
される問題に関連した議案。
返還額と加算金の納付を五日市商
工会に代わって本県連が立て替えて
県に返還することが適当であると判
断。その旨を報告するとともに、事
業安定準備金特別会計の事業安定準
備金を取り崩し、立替金として支出
する基本方針︵案︶を議案として上
程し、原案とおり承認されました。
第四号議案の役員選任では、任期
満了に伴い新たな県連役員の選任を
行ったもので、ブロックでの定数配
分により、植田会長以下、役員が選
任されました。
全議案の審議終了後、中国経済産
業局、広島県議会ほか関係機関の来
賓を多数迎え、表彰状の授与式を行
いました。
最初に伝達表彰を行い、商工会等
功労者として八十五人、商工会等優
秀職員として二 十四人を表彰。続い
て、珠算検定実施や商工貯蓄共済事
業の推進に優秀な実績を残した延べ
二十九商工会に対して、植田会長か
ら表彰状が贈呈されました。さらに、
商工貯蓄共済事業の普及推進に貢献
した六商工会に広島銀行、ジブラル
タ生命保険株式会社から、商工会の
共済制度〝かがやき〟の普及推進に
寄与した延べ八商工会に広島県中小
企業共済協同組合からそれぞれ感謝
状が贈られました。
∼新役員名簿∼
会 長 植田賢治 ︵広島安芸商工会︶
副会長 梅本秀明 ︵三原臨空商工会︶
副会長 堀田悦三 ︵上下町商工会︶
副会長 熊高一雄 ︵安芸高田市商工会︶
理 事 田村 司 ︵沼田町商工会︶
理 事 大下秀明 ︵高陽町商工会︶
理 事 松島洋一 ︵広島東商工会︶
理 事 大勢登正 ︵江田島市商工会︶
理 事 村尾征之 ︵呉広域商工会︶
理 事 滝口義明 ︵大野町商工会︶
理 事 山下勇治 ︵安芸津町商工会︶
理 事 三谷省吾 ︵沼隈内海商工会︶
理 事 三宅眞一郎︵神辺町商工会︶
理 事 津田 宏 ︵安芸太田町商工会︶
理 事 石川芳秀 ︵備北商工会︶
理 事 小川治孝 ︵青年部︶
理 事 井上文江 ︵女性部︶
専務理事 山本敏昭 ︵県 連︶
監 事 井手 修 ︵広島安佐商工会︶
監 事 内海和男 ︵ 尾道しまなみ商工会︶
︵定数二十名︶
﹁通常総会﹂開催
広島県商工会青年部連合会
二つの議案を審議し、
新事業の開始を報告
広島県商工会青年部連合会の﹁平
成二十四年度通常総会﹂が五月十三
日、中区田中町のオリエンタルホテ
ル 広 島 で 開 か れ ま し た。 本 人 出 席
三 十 三 人、 委 任 状 出 席 一 人、 合 計
三十四人の出席のもと、平成二十三
年度事業報告、収支決算や欠員に伴
う役員の補欠選任について審議が行
われました。
総会に先立ち﹁平成二十四年度第
一回商工会青年部研修会﹂が行われ、
第一部研修会で執行部が、今年度の
県青連事業などについて報告。新規
事 業 と し て、
﹁商 工 会 青 年 部 広 域 専
門研究会事業﹂を創設することなど
を伝えました。
この事業は、目的や目標を同じく
する青年部同士が業種、業態の枠を
超えて連携し、新たなビジネス展開
や県青連事業への提言などに結び付
く活動を行うためのもので、執行部
が研究会認定基準の概要などを紹
介。青年部同士の広域的で専門的な
連携が可能になり、県青連公式サイ
トに各研究会のページが割り当てら
れるなどのメリットがあるとし、積
極的な参加を呼 び掛けました。
−2−
平成24年度
ジブラルタ・ロックは、安定性と信頼の象徴
何百年もの間、荒波にもまれながらも形を変えない岩
それが、
わたしたちのシンボルです
ジブラルタ・ロック
企業の経営者様と従業員を守る、商工貯蓄共済付加保障制度
< 担当:広島エリア ・ 福山エリア >
コールセンター 0120−37−2269(ミナジブロック)
HPアドレス http://www.gib-life.co.jp/
広島県商工連会報 平成24年7月7日 VOL.356
SHOKO
さらに、今年度の全青連事業とし
て、六月十日の﹃商工会の日﹄に合
わ せ て、
﹁〝絆 〟 感 謝 運 動 ﹂ と 題 し
た全国統一事業の実施が決まったこ
とも報 告。
〝青 年 部 と 地 域 の 絆 〟
〝青
年部員同士の絆〟をテーマに、各青
年部がそれぞれ地域に根ざした貢献
活動を全国一斉に行うもので、執行
部 が﹁地 域 の た め に で き る 活 動 を ﹂
と訴えました。
通常総会では、安芸太田町商工会
青年部の丸山慶正部長を議長に二つ
の議案が審議され、いずれも全会一
致で可決・承認されました。
提出議案は次の通り。
●第一号議案 │
﹁平 成 二 十 三 年 度 事
業報告書・収支決算書・貸借対照
表および財産目録承認の件﹂︵監
査報告︶
●第二号議案 │
﹁欠 員 に 伴 う 役 員 補
欠選任に関する件﹂
第二号議案の新役員の補欠選任
は、備南地域協議会選出理事から一
身上の理由で辞任届が提出されたこ
とに伴う議案で、定数に準じて同地
域協議会から福山北商工会青年部の
信岡幸一さんが新理事候補として推
薦され、承認されました。
総会に続いて行われた、昨年度一
年間に経営革新計画の承認を受けた
青年部員を表彰する﹁平成二十四年
度県青連表彰式﹂では、十一人が表
彰を受けました。
第一部研修会後に開かれた第二部
研修会では、株式会社サイバーコネ
クション︵東京都品川区︶の吉村公
孝 代 表 が、
〝企 業 を 発 展 さ せ る 社 長
の考え方と手法〟をテーマに講演し
ました。小川治孝会長の大学時代の
友人でもある吉村代表は、たった一
人で立ち上げた四畳半一間、自宅兼
事務所の小さな会社をわずか十二年
でグループ会社三社、グループ従業
員数三〇〇人規模の企業へと成長さ
せた新進気鋭の起業家。経営不振や
倒産危機など数々の困難を乗り越え
て得た経営哲学、経営者のあるべき
姿などについて熱く語りました。
﹁通常総会﹂開催
広島県商工会女性部連合会
新役員が選任され、
新執行部がスタート
広島県商工会女性部連合会の﹁平
成二十四年度通常総会﹂が五月
二十一日、南区元宇品のグランドプ
リンスホテル広島で開催されまし
た。本人出席三十三人、委任状出席
一 人、 合 計 三 十 四 人 の 出 席 の も と、
平成二十三年度事業報告、収支決算
や任期満了に伴う役員選任について
審議が行われました。
総会の冒頭挨拶で井上文江会長
は、今年度以降の主な取り組みを紹
介し、県女性連として積極的な事業
展開を進める考えを力強く語りまし
た。 さ ら に、 部 員 の 資 質 向 上 研 修、
部 員 増 強 運 動 を 展 開 す る と と も に、
女 性 と し て の ネ ッ ト ワ ー ク づ く り、
情報交換をさらに深め、地域振興発
展の良き協力者として地域の活性化
に貢献する決意を伝えました。
その後、久保徹郎広島県商工労働
局経営革新課長︵湯 英彦広島県知
事代理︶
、 山 本 敏 昭 専 務 理 事︵植 田
賢治県連会長代理︶の二氏が来賓を
代表して祝辞を披露。
久保経営革新課長は、女性ならで
はの視点や柔軟な発想で県が推進す
る取り組みを 支援してほしいと訴え
−3−
平成24年度
る と 同 時 に、
﹁こ れ か ら も 地 域 の 発
展にいっそう力を注いでほしい﹂と、
湯 知事に代わって暖かな励ましを
送りました。
山本専務理事は、今後も女性部の
特性を生かし、地域と商工会の架け
橋としての活動を積極的に展開し
て、
﹁豊 か な ま ち づ く り の 担 い 手 と
して活躍してほしい﹂と植田会長の
思いを代弁しました。
通常総会では、 園町商工会女性
部の田坂綾部長を議長に二つの議案
が審議され、いずれも全会一致で可
決・承認されました。
提出議案は次の通り。
●第一号議案 │
﹁平 成 二 十 三 年 度 事
業報告書・収支決算書・貸借対照
表および財産目録承認の件﹂︵監 ﹁主張発表広島県大会﹂
開催
査報告︶
広島県商工会女性部連合会
●第二号議案 │
﹁任期満了に伴う役
員選任に関する件﹂
難波久佳さんが、
第 二 号 議 案 は、 現 在 の 役 員 が 今
最優秀賞を受賞
年五月で任期満了となるため、今総
会で新役員を選出するために上程さ
広島県内の商工会女性部の代表が
れた議案。ブロックを構成する商工
一堂に会し、女性部活動や地域振興
会の転出、編入などを踏まえ、四地
活動を通じて得た体験や成果、意見
域協議会八ブロックから役員定数に
を発表し合う﹁第十五回商工会女性
より選出するなどの申し合わせに
部主張発表広島県大会﹂が五月
従って選考することで了承され、各
二十一日、南区元宇品町のグランド
プリンスホテル広島で開かれまし
ブロックから推薦された計八人の役
た。県内七地域で予選大会が行われ、
員選考委員が役員候補者の選考を行
予選を勝ち抜いた各地域の代表者が
い、新役員二十一人の顔ぶれが決ま
中 四 国 大 会 出 場 を 賭 け、
〝女 性 部 活
りました。
動に参加して〟〝女性部活動と地域
総 会 終 了 後、
﹁平 成 二 十 四 年 度 商
工会女性部第一回研修会﹂が開かれ、 振興・まちづくり〟などをテーマに
熱弁を振るいました。
野菜ソムリエ兼食育プランナーの花
主張発表を行ったのは、西第一ブ
井 綾 美 さ ん が、
〝も っ と お い し く!
ロック代表の松浦勢津子さん︵大野
野菜生活で健康経営〟をテーマに講
町商工会女性部︶
、西第二ブロック
演。
代表の坂西竹美さん︵呉広域商工会
花井さんは講演で、野菜の旬を知
女性部︶
、西第三ブロック代表の寺
ることの大切さを強調。自然の営み
山ルミ子さん︵広島安佐商工会女性
の中で育まれた旬の野菜を食べるこ
部︶
、中第一ブロック代表の難波久
と は、 自 然 の 生 理 的 な サ イ ク ル に
佳 さ ん︵広 島 県 央 商 工 会 女 性 部 ︶
、
沿った行動で、旬の野菜は身体に有
東ブロック代表の小野眞喜枝さん
効 に 働 く こ と な ど か ら、
﹁人 の 身 体
、北第一
と 自 然 は 両 輪 ﹂ と 説 明。
﹁野 菜 を 摂 ︵福山あしな商工会女性部︶
る こ と に 弊 害 は 一 切 な い ﹂ と 述 べ、 ブロック代表の日高恭子さん︵北広
島町商工会女性部︶
、北第二ブロッ
旬の野菜を上手に生かして健康維持
ク代表の林敬子さん︵三次広域商工
に努めてほしいと呼び掛けました。
会女性部︶の七人。
−4−
記念撮影に収まる最優秀賞の難波久佳さん
地域資源∞全国展開
プロジェクト
経済産業省中小企業庁の補助事業
﹁平 成 二 十 四 年 度 地 域 力 活 用 新 事 業
∞全国展開プロジェクト︵小規模事
業者地域力活用新事業全国展開支援
事業︶
﹂の支援プロジェクトが決定
し、広島県からは四件のプロジェク
トが採択されました。
組 本
年 度 の取
みについて
いる﹂
。淡々とした語りの中にも力
審査結果の発表で、三年連続で審
強さを感じる口調で、女性部の仲間
査員長を務めた中国新聞社総合編集
とともに青春を謳歌する様子を発表
本 部 の 宮 田 俊 範 副 本 部 長 は、
﹁最 優
しました。
秀賞と優秀賞に差はなく、とても苦
最 優 秀 賞 受 賞 後 に 難 波 さ ん は、
労した﹂
。今大会では最後まで審査
が難航したことを説明し、北第一ブ ﹁名 誉 あ る 賞 を い た だ き 夢 の よ う ﹂
と喜びを表現し、発表内容を評価し
ロックの日高さんを僅差で振り切っ
た、中第一ブロックの難波さんが最
てもらえたことがとてもありがた
優秀賞に選ばれたことを報告しまし
い、 と 感 謝 の 気 持 ち を 表 し ま し た。
た。
壇 上 か ら 会 場 を 見 渡 し て、
﹁中 四 国
最 優 秀 賞 を 受 賞 し た 難 波 さ ん は、 大会でこんなに多くの期待を背負う
〝青 春 〟 と い う 言 葉 を キ ー ワ ー ド に
のかと思うと、まだしばらくは肩の
主張を発表しました。大学で長く研
荷 が 重 い ﹂ と 素 直 に 感 想 を 漏 ら し、
究・教育に携わった後、十五年前に ﹁初 心 に 戻 り、 ス ピ ー チ と は ど う あ
広島市内から県央に移住した難波さ
るべきかを考え直して頑張りたい﹂
ん。第二の人生を歩む場として選ん
と、中四国大会に向けての抱負を述
だのが福富町で、そこは過疎高齢化
べました。
が急速に進む、日本の将来の縮図と
最 優 秀 賞 に 選 ば れ た 難 波 さ ん は、
も 言 え る 町。
﹁日 本 の 将 来 を 先 取 り
九月六日に広島市内で開かれる﹁主
したような里山で私は今、青春して
張発表中国・四国ブロック商工会女
性部主張発表大会﹂に、広島県代表
として出場することになります。
広島県商工連会報 平成24年7月7日 VOL.356
SHOKO
同事業は、全国各地の商工会・商
工会連合会が全国規模のマーケット
を視野に入れて取り組む新たな特産
品開発や観光開発、地域課題を解決
するコミュニティビジネスに関する
取 り 組 み を 支 援 す る 制 度 で、 平 成
十八年度に﹁地域資源∞全国展開プ
ロジェクト﹂としてスタート。昨年
度名称を変更し、今年度で七年目を
迎えました。これまでに採択された
プロジェクトは六年間で延べ八八八
件。事業全体で約千二百品目が商品
化され、地域への観光客の増加など
による波及効果も上がっています。
今年度は、次年度の本体事業の実
施を視野に入れて事業計画の策定を
行 う﹁調 査 研 究 事 業 ﹂
、特産品開発
や観光開発、コミュニティビジネス
に 取 り 組 む﹁本 体 事 業 一 年 目 ﹂
、以
前本体事業で取り組んだ内容のブ
ラッシュアップを行う﹁本体事業二
年目﹂
、地域資源を活用した複数の
特産品、観光資源などを束ねて一定
期間に集中的に行う新たな集客型の
販路開拓、普及に関する事業を行う
﹁地 域 の 魅 力 で お も て な し 事 業 三 年
目﹂の四事業で募集が行われました。
平成二十四年度の商工会分は、本
体 事 業 七 十 七 件、 調 査 研 究 事 業
五十六件、おもてなし事業十八件の
合計百五十一件︵商工会議所分は合
計九十六件︶で、広島県からは本体
事業一件、調査研究事業三件の合計
四件が採択されました。
病気やケガで働けない間、最高1年間月々の所得をワイドに補償します。
団体割引適用で、一般契約に比べ割安
2 ロングな補償
てん補期間は最長1年間(免責期間7日間)
3 ワイドにサポート
国内、海外、業務中、業務外での病気・ケガによる休業を補償
4安 心 の 補 償
天災が原因のケガによる休業も補償
5簡 単 手 続 き
加入時の医師の診査は原則不要。いつでも加入できます。
広島支店法人営業部
1 有利な保険料
−5−
●世羅町商工会︵本体事業一年目︶
︻﹁駅 伝 の ま ち せ ら ﹂ ラ ン ナ ー に 優
しいまちづくりプロジェクト︼
全国高校駅伝七度の優勝を誇る﹁世
羅高﹂ブランドと、世羅町が誇る恵ま
れた資源環境を使い、さらに駅伝熱の
高い地域特性を活かし、おもてなし力
向上を行うことで、他にはない﹁ラン
ナーに優しいまち﹂を目指す。
●沼田町商工会︵調査研究事業︶
︻十 三 人 の 開 拓 者 に よ る ル ー ト 活
性化リマスター事業︼
道路網整備で広島市街地から十五分
で到着する当該地区。ここに里山の魅
力にひかれた活力ある事業者が増加
し、個性豊かな十三人が存在し地域に
影響を与えている。彼ら十三人は地域
の開拓者として核となり、人が人を呼
ぶ観光モデルの構築を目指す。
●呉広域商工会︵調査研究事業︶
︻牡 蠣 殻 ナ ノ パ ウ ダ ー 事 業 化 プ ロ
ジェクト︼
呉市は全国一の牡蠣の名産地である
が、年間一万四千トン排出される牡蠣
殻はほとんど未利用資源となってい
る。本事業では、この休眠資源となっ
ている牡蠣殻を有効活用し、地域資源
として商品化・ビジネス化することを
目的としている。
●広島県央商工会︵調査研究事業︶
︻愛LOVE農 ∼地域農産品を使った
食と着地型観光の開発事業∼︼
既存の取り組みや地域の上質な食資
源を活かし、味・調味料・パッケージ
等、全方位から商品の完成度を上げる
ことによって、全国に通用する商品の
試作開発、マーケティング方策立案の
77
調査研究を行うとともに、着地型観光
への活用を試みる。
●大崎上島町商工会︵調査研究事業︶
︻ロ ケ 誘 致 に よ る 地 域 産 業 活 性 化 プ
ロジェクト︼
離島という地理的条件もあり認知度
の低い大崎上島であるが、ロケ等の映
像を通じて島の魅力が広く発信される
ことにより、交流人口並びに定住人口
の増加につなげて地域産業の活性化を
図る。
を使い、各専門家を交えたメニューや
レシピの開発費用や過去に商工会事業
などで開発されたメニューを周知する
た め の 広 報 物︵ポ ス タ ー・ の ぼ り・
マップなど︶の作成費用を助成するこ
とにより、飲食店や関連事業者の収益
性の向上、さらには地域の活性化を図
ることを目的に実施するもので、今年
度は三件が採択されました。
●北広島町商工会
﹃神楽と花田植えのまち 北広島町の
﹁まいてんしん﹂キャンペーン﹄
●黒瀬商工会
﹃黒瀬焼うどん地域メニュー化事業﹄
●安芸津町商工会
﹃広 島 杜 氏 発 祥 の 地﹁あ き つ ﹂ ご 当
地メニューのブラッシュアップ支援﹄
尾道しまなみ商工会瀬戸
田支所が、生産量日本一を
誇る瀬戸田レモンをイメー
ジしたご当地香水を商品
化。4月18日から発売を開 記者会見を行うフランス人調香師
アラン・ヴェルジュー氏
始しました。
同支所は一昨年度、地域資源を活かした観光まちづくり
を進めるために“瀬戸田地域活性化委員会”を設立。地元
特産のレモン、代表的な観光体験メニューであるサイクリ
ングを生かした新規事業創出に乗り出しました。
日本一の生産量を誇る瀬戸田レモンを使った新特産品の
開発で地域内消費を喚起しようと、新商品開発事業に着手。
昨年度は瀬戸田レモンを使ったご当地香水の開発・商品化
に注力してきました。
このご当地香水はヴェルジュー氏が瀬戸田のために作り
上げた逸品で、香水濃度20%の本格フレグランス。肌に直
接塗布するロールオンタイプで、容量は10ml。価格は
2,000円(税込)。平山郁夫美術館、耕三寺博物館など町内
の主要観光施設やひろしま夢ぷらざなどで販売しています。
●お問い合わせ/尾道しまなみ商工会瀬戸田支所
TEL(0845)27-2008
蕁
︵〇八四七︶
四五 二-二二八
蕁
︵〇八二三︶
二五 三-四〇六
蕁
︵〇八二︶
二四四 三-一五二
蕁
︵〇八二︶
二四九 二-一一一
蕁
︵〇八二︶
二四八 一-一七一
なりたい。
蕁
︵〇八四︶
九二二 六-五五六
−6−
地域資源活用型
飲食店活性化支援事業
フランス人調香師
アラン・ヴェルジュー氏が、
来日して記者会見
この事業は、昨年度から開始された
事業で、その土地ならではの地元食材
尾道しまなみ商工会
ご当地香水お披露目
あなたのチカラに、
SHOKO
広島県商工連会報 平成24年7月7日 VOL.356
−7−
−8−