6ZDH3及びその類似管 - Hi-HO

1
0.3
6.3
6B6-G
1
12Q7
0.15
2.5
12.6
UZ-2AG5
50
2
1200
70
0.1
6.3
〃
〃
0.3
250
−3
0.058
0.3
6.3
UZ-75
50
2
800
70
0.35
6.3
〃
6Q7
0.3
100
−1.5
0.0875
0.15
0.3
6.3
12.6
12SQ7
6Z-DH3A
50
50
2
2
900
1100
100
100
0.9
0.091
0.4
−2
250
6.3
0.3
6.3
0.3
100
−1
0.11
0.175
12
50
2
1100
100
0.8
250
−2
0.091
類似管
(V)
電 圧
プレート
抵抗 (KΩ)
ス (µ )
ダクタン
定数
(mΩ)
抵抗
電流
〃
ラメント回路に倍以上の正電圧をかけて置く
(mA)
第1表
陽極
使用する関係上誘導ハムを吸引し,またグリッ
ド電圧はフィラメント電圧より低いため,フィ
(V)
電圧
〃
実際使用上の注意として,増幅回路前段に
〃
注意等は UY–76 の項を参照されたい。
6SQ7
電圧や利得値が得られる。使用法,使用上の
6.3
に表中の値を当てはめれば,そのときの出力
A級増幅
級抵抗結合表で,使用回路は第 1 図中の記号
6Z-DH3
第 2 表 (1) は 6Z–DH3 級,第 2 表 (2) は 6Q7
電圧
合回路に使用して大きな利得が得られる。
(A)
同様低く −2 ∼ 3V 程度で増幅定数高く抵抗結
電流
流少なく,グリッドバイアス電圧も五極管と
(V)
★ A 級抵抗結合増幅 三極管はプレート電
陽極
ない。
格子
るが,双二極管独特の使用法ができる。
陽極
極管で,規格,使用法共にほとんど同じであ
繊 條
6SQ7,12SQ7,75,2A6,6B6G は双二極三
増幅
相互コン
接続は少しく違うが規格,使用法は同じである。
電圧
一グリッドが脚部に出ている新型管でベース
用 途
6Z–DH3,6Z–DH3A,12Z–DH3,12Z–DH3A
は同等管にして,特に DH3A 型は三極管の第
真空管名
規格は第 1 表で類似管も非常に多い。
三極管部
抗結合回路に使用しても高い増幅度が得られる。
最大入力
三極管部は 75 等と同様の高利得増幅管で,抵
(V)
音量制御電圧が簡単に得られる。
6Q7,12Q7 は双二極三極管で,前者に比べ
て増幅定数は低く 70 であるが,使用法は変り
12Z-DH3
単二極であり直線検波特性を有し,また自動
0.3
電流
(A)
(V)
二極管部は在来の UZ–75 の双二極と異なり,
電圧
6Z–DH3 は二極三極の複合管で,スーパー
方式セットの第二検波に用いる専用管である。
繊 條
6Z–DH3 及びその類似管
のがハム防止上よい。出力管,電源変圧器等
の近くに配置するときはシ一ルド管を用いなければ干渉ハムが混入する。
2
第 2 表-1
6Z-DH3A, 6Z-DH3, 12Z-DH3, 6SQ7, 2A6, 75, 6B6G
Ep
Rp
Rg
Rk
Ck
C
Eo
VG
(V)
(MΩ)
(MΩ)
(KΩ)
(µF)
(µF)
(V)
0.1
0.25
6600
1.7
0.01
5
29
90
0.25
0.5
11000
1.07
0.006
7
40
0.5
1
16000
0.7
0.003
10
44
0.1
0.25
2900
2.9
0.015
22
36
180
0.25
0.5
4800
1.8
0.007
28
50
0.25
0.25
4300
2.1
0.015
21
43
0.25
1
5300
1.5
0.004
33
53
0.5
1
8000
1.1
0.004
33
57
0.1
0.25
2200
3.5
0.015
41
39
300
0.25
0.5
3900
2
0.007
51
53
0.5
1
6100
1.3
0.004
62
60
第 2 表-2
6Q7, 12Q7
E p
Rp
Rg
Rk
C k
C
E o
VG
(V)
(MΩ)
(MΩ)
(KΩ)
(µF)
(µF)
(V)
0.1
0.25
4200
1.7
0.01
8
28
90
0.25
0.5
7600
1.2
0.006
11
32
0.5
1
12800
0.6
0.003
13
33
0.1
0.25
1900
1.6
0.01
25
36
0.25
0.25
3400
1.6
0.01
25
36
180
0.25
0.5
4000
1.3
0.005
31
38
0.25
1
4500
1.05
0.003
37
40
0.25
1
7000
0.76
0.003
36
40
0.1
0.25
1500
3.6
0.015
52
39
300
0.5
0.5
3000
1.66
0.007
52
45
0.5
1
5500
0.9
0.004
60
46
第3表
100
能率 (η)%
80
60
40
20
0
10
R/Rp
100
1000
R = 負荷抵抗,Rp = 二極管内部抵抗 (単極につき 2KΩ とする)
プレート回路中には B 電源
リップルの減少と出力管より
6ZDH3
のモーターボーティングを止
めるために,50KΩ の抵抗及
C
び 1 ∼ 2µF 以上のコンデン
サーでデカップリング回路を
Rp
Rg
附加せしめるのがよい。
特にグリッド入力配線は他
Rk
Eo
Ck
回路よりの干渉により,発振
Ep
第1図
Rk =カソード抵抗 (KΩ)
Ck =カソードパスコン (µF)
Rp =プレート負荷抵抗 (MΩ)
Ep =プレート供給電圧 (V)
Rg =グリッド抵抗 (MΩ)
C=結合コンデンサー (µF)
Eo =出力電圧(尖頭値)(V)
VG =電圧利得
3
ハム混入等がありシールド線を使用する。
6ZDH3
★検波 三極管検波は長時間使用により
二極管部のみ不良になることが多いが,こ
のような真空管は三極管部を用いて,第 2
1~5M
.01
D.T
図のようにグリッド検波,プレート検波,無
250P
VC
400P
限入力インピーダンス検波等に用いれば高
250K
感度が得られる。
30K
★二極管検波,AVC 二極管検波は整流
2µ
直流電圧を利用して自動音量調整回路を簡
単に採用できることと,入力信号電圧値の
+Β
小さいときは一般の検波器のように自乗検
第2図
波特性を示すが,数ボルト以上の入力電圧
に対しては歪みの少ない直線検波特性を示し,スーパーセットの第二検波回路
にはほとんど採用している。
二極管の内部抵抗は 2KΩ 程度で,双二極
6ZDH3
管を並列に用いる回路では内部抵抗 1KΩ と
なる。二極管検波回路使用上の注意として
I.F
は次のことがある。検波能率は 80%以上に
なるよう負荷抵抗を選定する。
C3
すなわち第 3 図において負荷抵抗 R の値
は,検波能率 80%の自乗検波の場合,第 3
R1
表より R/Rp は約 30 となり,第 3 図の回路
R2
R3
は単極であるから内部抵抗 2KΩ となり
C4
C2
R
30 =
Rp
C1
R5
R4
より
R1 = 2 × 30 = 60KΩ
となり,η = 90%のとき
100 =
R
Rp
より
RL = 2 × 100 = 200KΩ
となる。無歪変調度を大きくする。
+Β
第3図
C5
4
二極管検波における非直線性歪を減ずるためには,検波能率を 80%以上にな
る負荷抵抗と入力電圧を高くすることであるが,変調度による歪は二極管回路
の交流負荷,すなわち R1 ,
R4 及び C2 ,
R2 ,
C1 の並列インピーダンスを R1 に比べて
できるだけ大きくなるように選定する。
今第 3 図において R2 は非常に小さく,C3 ,
C4 のリアクタンスは R3 ,
R4 に対し
無視できるのであるから,変調波に対する負荷インピーダンスは R1 ,
R3 ,
R4 の並
列値となるのである。
無歪変調度 =
負荷インピーダンス (R1 R3 R4 の並列値
負荷抵抗 RL
上式より負荷インピーダンスを高くするには,R3 ,
R4 の抵抗値を大きく取ればよ
いが,R3 は自動音量調整回路の時定数に関係する故,R4 を普通大きくしている。
その比は,R4 /R1 = 4 以上にすればよい。入力実効抵抗を高くして入力同調回
路の Q を減少させない.
二極管の入力同調回路に対する実効抵抗は
負荷抵抗
2 × 検波能率
で表わされ,負荷抵抗 R1 の高いほど同調回路の負荷にならず Q の減少を防止で
きる。
第 4 図はストレートセットにおける二極管検波回路で同調回路接地側から低周
波出力を取り出さず,プレート側より負荷抵抗 1MΩ の降下電圧を利用する。プ
レート高周波電圧は同調回路高圧側から取り出すよりは,コイル全体捲数の 1/7∼ 1/8
6ZDH3
100P
.05
6ZDH3
D.T.I.F
400P
C1
100P
.01
100P
R2
30K
500K
50K
2µ
A.V.C
3K
.1
C3
5M
1M
50K
C2
R3
R1
+Β
第4図
500K
100P
10µ
250K
.01
500K
1M
.05
VC
250K
500K
VC
400P
100K
100P
D.T
250P
10K
+Β
第5図
2µ
5
75
100P
400P
100P
500K
.01
1M
2µ
3K
1M
50K
500K
10µ
.1
XTAL
SP
50K
250K
.01
500K
1M
1K
10µ
+Β
第6図
500K
100P
1M
A.V.C
.01
VC
100K
50K
VC 400P
250P
D.T
.05
250P
D.T.I.F
6ZDH3
+Β
第7図
位よりタップを出して与える方法が分離よく検波できる。二極管検波は増幅作
用をともなわないから三極管で増幅を行う必要がある。
第 5 図はスーパーセット第二検波またはストレートセット検波用で,三極管部
より再生をかける回路である。
二極管検波回路は,接地側から低周波電圧を取り出し,整流直流電圧を利用し
て自動音量調整を行う。
次に整流回路の各部品値の取り方に付いて述べると,C1 ,
C2 の 100pF コンデン
サーは高周波バイパス用で,この値の取り方は負荷抵抗 R1 とにより最高変調周
波数の周期の 1/10位の時定数即ち (C1 + C2 ) × R1 の積がこの位になる必要があり,
歪を少くするには小さい方がよい。また最高変調周波数は 4000 ∼ 5000 c/s位に取
れば間違いない。
そくりゅう
R2 の抵抗は 塞流
線輪代用であって高周波が漏洩し低周波回路に混入するのを
防止する故,大体の値は 10 ∼ 50KΩ の間の値を用うればよい。次に自動音量調
整回路の R3 C3 はフィルター回路で,二極管整流電圧中には直流分と交流分を同
時に含み,自動音量調整電圧はその内の直流分だけが必要で交流分を含んではな
らない。低周波電圧がこの回路中に流れると前段のバイアスは変化して混変調
を起し,時にはモーターボーティングが起る。このフィルター回路中の R3 と C3
との積で示される時定数 R3 (MΩ) × C3 (µF) は 0.1 ∼ 0.2 位に取ればよく,小さい
ときは電圧変動により音質が悪くなり,反対に大きすぎると早い周期のフェー
ディングに対し自動音量調整が間に合わなくなる。普通 R3 は 1 ∼ 2MΩ,C3 は
0.05 ∼ 0.1µF 位が適当である。
第 6 図はストレートセットの二極管検波,遅延式自動音量調整 (DAVC) 低周
6
波増幅回路である。
6ZDH3
二極管の片プレートは検波専用
になり,他のプレートは DAVC 電
.05
I.F
圧を取り出す。
調整が動作せず,ある電圧値以上
50K
500K
A.V.C
.1
になると自動音量が動作するので
1M
500K
10µ
100P
2µ
50K
イアス電圧値になるまで自動音量
500K
100P
250K
.01
この DAVC 回路とは,入力がバ
2.5K
ある。
すなわちカソードバイアス電圧
+Β
だけ二極管のプレートは負荷電圧
第8図
がかかり,入力電圧がカソードバイ
アス電圧になるまで AVC 用プレー
6ZDH3
トは動作せず,バイアス電圧以上
になって動作するので,小さな入
.05
I.F
力電圧のときセットは最高感度状
大きくして直線検波することがで
100P
50K
500K
A.V.C
.1
第 7 図は二極管検波,低周波増
500K
2µ
50K
きる。
5~10M
100P
250K
.01
態にあり,検波用プレ一ト入力を
1M
幅,クリスタルスピーカーを動作
せる回路で,高感度地方に適当で
+Β
ある。
第9図
第 8 図はスーパー第二検波代表
的回路で,三極管部増幅はカソー
6ZDH3
ドバイアス電圧を利用する。
二極管負荷抵抗をボリュームに
.05
I.F
して音量調整するときはグリッド
100P
なり,その比は 5 位まで取れるか
50K
A.V.C
.1
1M
500K
2.5K
ら無歪変調度はよくなるが,整流
500K
リークを大きく取ることが可能と
50K
250K
100P
10µ
電流はボリューム中に流れるから
上質のものを選定しないと雑音の
原因となる。
+Β
第 10 図
500K
2µ
7
第 9 図はカソードバイアス抵抗
75
を用いずグリッドリークを高く取
100P
り,グリッド電圧を得る方法で,少
.05
I.F
くとも 5MΩ 以上を用いないと低音
.01
100P
10µ
2µ
3K
1M
D.A.V.C
500K
50K
500K
ュームを用いずグリッドリークを
場合で,直流電流は流れないが負荷
500K
50K
第 10 図は二極管負荷抵抗にボリ
ボリュームにして音量を加減した
250K
100P
特牲が悪くなる。
1M
.1
抵抗との比は 2 以上は無理となる。
+Β
第 11 図は双二極三極管を用い
第 11 図
DAVC 回路とした場合で,AVC 回
路中の抵抗は検波回路と別個とな
75
って歪増大の原因とならず,AVC
50P
用二極管プレートは中間周波変成
器一次側に接続されているため二
.01
100P
500K
D.A.V.C
10µ
2.5K
1M
は AVC 動作を始める点で歪を生ず
500K
50K
500K
50K
負荷抵抗を余り小さく取るとき
第 12 図は第 11 図の DAVC 回路
250K
100P
次側の Q は悪くならない。
る故,1 ∼ 2MΩ 程度は必要である。
.05
I.F
2µ
1M
.1
を二次側に接続した場合で,結合
+Β
第 12 図
コンデンサーはできる限り小さく
しないと,回路の Q は低下する。
6ZDH3
抵抗類は検波回路の交流負荷に
影響がある故,高く取る必要がある。
.05
I.F
250P
ので,二極管で整流され負荷抵抗
500K
A.V.C
交流分は 0.01µF のコンデンサーを
.1
2M
8mH
+40V
1M
.01
2.5K
500KΩ の両端に生じた電圧のうち
通じ三極管グリッドに加わり,直
250K
その内の直流増幅型といわれるも
.001
第 13 図は増幅型 AVC 回路で,
10µ
600Ω
流分は 2MΩ の抵抗より同時に加え
られている。
−Β (−40V)
第 13 図
+Β
8
今搬送波がない場合,負高圧回路
75
50P
接地側抵抗 600Ω に生ずる電圧を固
定バイアスとして三極管カソード
.05
I.F
抵抗に生ずる電圧を打ち消してい
250K
250P
けば前段管バイアスは自己カソー
8mH
500K
ドバイアスだけとなるが,搬送波
入力があれば負荷抵抗 500KΩ に生
.01
1M
.1
レート電流は減少し,カソードバイ
R1 2.5K
1M
D.A.V.C
じた負電圧はグリッドにかかり,プ
1M
550Ω
アス電圧は低下して 600Ω 両端電圧
10µ
R2
より低くなる故,その差だけ AVC
−Β
回路中に電圧を生じ AVC 電圧とし
+Β
第 14 図
て前段管にかかる。
このときの電圧変化は三極管の
75
増幅作用によって負荷抵抗両端電
圧より大きくなり,小型セットの
.05
I.F
如く感度の低いものでも十分効果
250K
100P
的 AVC がかけられる。
100P
A.V.C
.1
500K
50K
−40V 位に取る。この場合の三極管
グリッドバイアスは零バイアスに
なる。
第 14 図は双二極三極管を利用し
10M
50K
搬送波のないときの電圧は大体
.01
2µ
500K
+Β
て DAVC 回路にした場合で,第 13
第 15 図
図と動作原理は同じであるが,カ
76
ソードバイアスは負高圧回路中の
6ZDH3
抵抗両端電圧より高く取り,AVC
用二極管プレートを差電圧だけ負
.05
I.F
へんい
消しあって零になるまで整流を行
.01
.1
10µ
1M
500K
1M
50K
第 15 図は双二極管の片プレート
100P
50K
A.V.C
2.5K
なわなくしてある。
250K
100P
で検波,AVC 電圧を取り出してい
るが他のプレートは前段 AVC 回路
+Β
第 16 図
2µ
500K
に 偏倚
させておき,両電圧が打ち
9
に接続されている。
75
これは前段管中に残留ガスがあ
B.F.O
るときは逆格子電流が流れ,AVC
.05
I.F
電圧に悪影響を与えるのを防止す
250K
100P
るためである。
1M
500K
.1
き,ラジオ混入を防止する回路で
500K
蓄等においてレコードをかけると
100P
2.5K
10µ
50K
A.V.C
1M
第 16 図は二極管部不良または電
50K
.01
2µ
ある。
第 17 図は第二検波管にビート発
+Β
振電圧を加える場合で,電信受信
第 17 図
機等に使用する。
双二極管の片プレートよりビー
6ZDH3
B.F.O
B.F.O
ト発振電圧出力を与えるが余り強
2P
.05
い電圧を加えるときは,AVC 回路
中に電圧が発生して信号入力の無
100P
い場合にも前段に電圧がかかり,感
B.F.O
度が低下することもある。故にで
A.V.C
1M
100P
10µ
1M
.1
50K
500K
第 18 図は単二極検波管の場合
で,プレート側に接続されるとき
+Β
は 2pF 位のコンデンサーかまたは
第 18 図
配線を 2,3 回捲きつけるのがよい。
次に中間周波変成器帰路に接続
6ZDH3
するには,10pF 位のコンデンサー
.05
.05
要がある。
150K
電圧が発生せぬ程度に弱くする必
7H
100mH
50K
第 19 図は共振回路を使用した音
50K
500K
振周波数以外は増幅しない。
7H のチョークは低音部,100mH
は高音部に共振し,共に 50KΩ ボ
リュームにより強弱を加減する。
.5
50K
質補償回路で強く負 饋還
をかけ共
50K
きかん
.001
+Β
第 19 図
500K
50K
でよいが,いずれも AVC 回路中に
500K
.01
2.5K
きるだけ弱くするのがよい。
250K
I.F
4µ
2µ
10
この場合直流電流に変化を与えぬよう
6ZDH3
に,コンデンサーで結合して置くのがよい。
.1
これらチョークは電源変圧器等と結合
A.F
100K
し誘導ハムを混入する故,取付位置に注
増幅して来た低周波電圧がある値以上に
10µ
5K
500K
10K
回路用電圧を取り出す場合で,前段より
500K
第 20 図は低周波増幅器に用いる圧縮
500K
意した方がよい。
4µ
.1
なったときは二極管で整流し,負電圧を
取り出して圧縮管または前段真空管グリ
ッドにかけて出力を低下させる低周波用
+Β
第 20 図
音量調整回路である。
この PDF は,
『受信用真空管ハンドブック』(
『無線と実験』1951 年 1 月号付録)
をもとに作成した。
ラジオ関係の古典的な書籍及び雑誌のいくつかを
ラジオ温故知新
http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/index.html
に、
ラジオの回路図を
ラジオ回路図博物館
http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/radio/radio-circuit.html
に収録してある。参考にしてほしい。
−Β