平成20年度水田農業ビジョンにおける売れる米づくりに向けた重点推進事項 重点推進事項と取組内容 番号 関 係 市 町 村 市町村水田農業推 キャッチフレーズ 名 進協議会の名称等 ブランド化推進(品質向上、特徴ある米づくり) 品揃えの推進 環境保全型稲作の推進 その他 関川村水田農業推 良質米生産と持続的農業振興プラン 進協議会 消費者に支持される高品質で安全・安心な米づくりを推 進し、こしいぶき等うるち米、酒米、もち米など、消費 コシヒカリ以外米の品種作付推進 者・実需者のニーズに応える品揃えを図る 2 村上市荒川地区水 「風と緑と人 いきいき 荒川づくり」 田農業推進協議会 重点集落を設定し、品質向上に向けた指導会を実施。高 全量販売に向け、新品揃え枠を用い、もち米、酒米、こ 水稲温湯消毒種子を用いた、化学肥料・農薬の3割減・ 品質で安心・安全な岩船米生産に向けて、化学肥料・農 しいぶきへの作付の推進(但し、もち米・酒米は現行の 減栽培を推進。前年度、有機栽培・県認証特別栽培に取 薬の3割減・減栽培への取組を推進 作付面積を維持) 組んだ農業者に対して環境保全枠として別枠配分 3 地域ぐるみで環境保全型農業に取り組み、高品質 神林地区水田農業 米等の安定的な生産と需要に応じた売れる農産物 推進協議会 づくりを推進する 良品質米の安定的な生産体制の確立を目指し、本技術の JAでは、水稲種子温湯消毒施設設備の導入により全量 励行、堆肥散布による土づくりを推進。全村ぐるみで 新潟米、岩船米全体の取組の中で、品種別作付面積の適 3割減農薬米に取り組むほか、平成18年度に完成した神 低コスト生産技術の推進として、直播栽培技術の普及推 「安全・安心」な米づくりに取組、岩船米のブランド化 正化と作付体系の改善を図る。 林有機資源リサイクルセンターの活用を含め、特別栽培 進と定着、新規需要米の取組推進 と実需者・消費者へのPRを強化 米やエコファーマーへの取組拡大を図る。 自然豊かな中山間地として、水稲経営を主体と 村上市朝日地区水 し、多面的機能に配慮した、農業生産・文化の振 田農業推進協議会 興を推進 平成19年産から水稲温湯消毒種子の供給が始まり、平成 こしいぶき等の生産拡大。生産目標数量の担い手配分に 5割減減栽培の面積拡大。倒伏軽減剤の中止と、畦畔除 20年産から3割減減栽培に全面移行。1等米比率95%以 よる銘柄誘導 草剤の使用規制 上 5 ふるさと輝く山北づくり 担い手の支援体制づく 村上市山北地区水 りに力を入れ、かつ、良質米生産と特産物生産振 田農業推進協議会 興に向けての集落営農をめざす 適期作付の継続推進と害虫被害防止への適正防除の推 実需者の品種要望を踏まえたこしいぶきを主軸としたコ 有機栽培と適正な農薬使用の徹底 進。3割減農薬・減化学肥料栽培の推進。高温登熟回避 シヒカリ以外品種の作付誘導 のための適正な水管理の徹底 6 人が活き、自然が生きるまち「村上」岩船産コシ 村上市村上地区水 ヒカリを中心に園芸、畜産、葉タバコを組合わせ 田農業推進協議会 た複合営農経営や集落営農を推進 平成19年度から種籾温湯消毒が開始され、20年度から全 平成19年産から水稲温湯消毒種子の供給が始まり、平成 作付比率を「コシヒカリ」70%、その他品種30%とし、 面的に3割減減に取り組むこととなった。今後は、5割 20年産から3割減減栽培に全面移行。食味ランキングで 作付推進を図る。 減減栽培にも取り組んでいきたい。 「特A」を堅持し、岩船コシヒカリのブランドを高める 1関 4村 川 上 村 市 特別栽培米の一層の生産拡大を図る観点から、産地づく 生産者、生産調整方針作成者、関係機関とともに地域ぐ り交付金を重点化。安心・安全な減農薬・減化学肥料栽 るみによる取り組みを行う 培、有機栽培の取り組みを推進 7聖 籠 町 聖籠町水田農業確 活力・うるおい・魅力あふれる農業 立推進協議会 特別栽培米(5割減減)の生産拡大と早生品種の3割減減 への取組推進。JAS有機米、減農薬・減化学肥料栽培 1等米比率95%、消費者・卸等に向けた販売促進や産地 ブランド米確立のためのイベント等を推進 コシヒカリ以外の銘柄米の作付推進で契約栽培の拡大。 を推進し、町が試験的に取り組む生ゴミ発酵肥料を使っ 宣伝の強化。契約栽培の取組と直販の拡大 た栽培に取組み、低コスト化を推進。 8胎 内 市 胎内市水田農業推 ふるさと たいない 強い農業づくり 進協議会 品質の高位安定化。産地指定の継続化。トレーサビリ ティーの確立。有機栽培米の推奨 新発田市水田農業 農産物のブランド化 ∼資源循環型農業の構築を 推進協議会 目指して∼ 有機資源センターの堆肥施用等による土づくり。高品質 米生産のための出穂前後25日間水管理の徹底。ポジティ 品質の向上や契約栽培の推進などによる多様な消費者 ブリスト制度により、飛散しにくく残効性が長い粒剤の ニーズに対応できる生産体制を確立。 活用による本田防除体系の見直し。 10 阿 賀 野 市 阿賀野市水田農業 食の宝庫「あがの郷」ゆうき・元気・根気 推進協議会 JAライス戦略及び各方針作成者による販売戦略に基づ 1等米比率90%以上を目標に品質向上を目指しながらこ 実需者との契約によるもち米及び酒米などの作付による 堆肥散布や化学肥料・農薬の低減を図り、環境に優しい く作付誘導と産直米の拡大を図り、阿賀野市産米として だわり米などのブランド化を推進 品揃えを推進。 資源循環型稲作を推進。 の銘柄確立を図る。 11 五 水稲を基幹作物としながら、地域に即した農産物 五泉市水田農業推 の栽培で、安定した供給と農業経営の合理化を推 進協議会 進 土づくり対策の推進。後期栄養確保による品質向上。栽 こしいぶきの推進 培記録の記帳。 9新 発 田 市 泉 市 堆肥センターの利活用による土づくりや有機栽培への支 実需の開拓とそれに見合った計画的な品種構成を図り、 援により、環境と調和のとれた農業を推進するととも コシヒカリ偏重からの脱却を目指す。 に、エコファーマーの支援・育成を図る。 有機資源センターの堆肥等の活用で化学肥料、農薬の低 減等の取組を強化し、結びつきを図りながら、生産拡大 消費地に向けた販売促進、宣伝対策の強化。 を目指す。 展示圃の設置 適宜田植えによる出穂期の適正化 重点推進事項と取組内容 関 係 市 町 村 市町村水田農業推 阿賀町農政推進協 持続的農業の確立と魅力ある地域づくり 議会 減農薬・減化学肥料栽培の普及を図るとともに、環境保 「こだわり米」のさらなる生産拡大。東蒲幻米の1等級 需要に対応した品揃えを確保するため、生産者と企業の 全型農業の担い手を育成する。また、耕畜連携のもと資 比率95%を目指し、品質の高位安定を図る。 連携のもと、酒米の生産拡大を図る。 源循環型土づくりを推進 13 減・減栽培を中心とした売れる米づくりとともに 新潟市秋葉区水田 園芸作物のブランド化を推進。生産の中核は担い 農業推進協議会 手に、農地の保全は地域全体で取組もう コシヒカリ以外銘柄米のこしいぶき、ゆきん子舞等を推 エコファーマーの推進と特別栽培米・減化学肥料栽培米 コシヒカリの減化学肥料(JA独自有機肥料)、5割減 進する方策で、米の生産目標数量を誘導する別枠配分を の拡大。減化学肥料・減化学農薬の使用資材や栽培方法 栽培米を推進。目標80%。 強化。 の協定を図り、管内全域に普及する。 14 新潟市北区水田農 適地適産・地産地消による地域農業の持続的発展 業推進協議会 をめざして 品揃えについて、関係者に十分な理解を得るためのアナ キラキラコシヒカリの拡大推進と、全域3割減減の推 県認証減減栽培に準じた有機系肥料栽培キラキラコシヒ ウンスの年とするとともに、多様な品揃え枠の着実な推 進。エコファーマーの拡大 カリ及び3割減減とよさか米の生産拡大 進を図る。 15 新潟市江南区水田 農が元気・食によろこび! 農業推進協議会 県認証減減栽培に準じたブランド米「越乃蔵の里米」の 越乃蔵の里の米取組拡大とエコファーマーの取組推進。 生産拡大。作付面積300ha(前年度130ha)。県認証減減 新品揃え枠及びもちの契約栽培の取組拡大によるコシヒ キラキラコシヒカリの拡大推進と、次年度に向けた3割 栽培に準じた「キラキラコシヒカリ」の生産拡大。作付 カリ以外への生産誘導 減減の啓蒙普及の推進。 面積170ha(前年度作付面積129.1ha) 12 阿 16 新 賀 潟 町 新潟市東区・中央 市 区水田農業推進協 コメノチカラ 議会 県認証減減栽培に準じた有機系肥料栽培キラキラコシヒ 消費者ニーズに対応した多様な品揃え枠の着実な推進を キラキラコシヒカリの拡大推進と、全域3割減減の推 カリの生産拡大作付面積300ha(前年度作付面積 図る。 進。エコファーマーの拡大及び緑の畦畔づくりの実践。 119.0ha) 17 新潟市西区水田農 農村と都市の融合を目指して 業推進協議会 エコファーマー認定者100%及び5割減減30%以上の確 新潟市全体で産地間競争に打ち勝つ「売れる米づくり」 新品揃え枠を利用し、酒米・もち米の契約栽培拡大への こしいぶき等のBランク米の増産に作付を誘導。Bラン 保。エコファーマー認定への取り組みを強化し、3割減 を推進。慣行栽培より5割以上の減減米をプライベート 取組を推進。 ク米比率28.4%、酒・もち米比率6.6% 減米の面積拡大を図る。 ブランド米として販売 18 ①需要に応じた売れる米づくり②実需者のニーズ 新潟市南区水田農 に応える大豆栽培③水田農業の構造改革による担 業推進協議会 い手の確保④水田の高度利用による水田農業所得 の向上 1等米比率の向上。良食味栽培技術の確立。穂肥使用時 新品揃え枠の活用によるBランク米への誘導。 期の適正化による品質向上 19 西蒲区水田農業推 地域と歩もう21世紀の西蒲農業∼「腹いっぱい夢 進協議会 いっぱい」の第2ステージへ∼ 特別栽培米生産者等のエコファーマー認証取得から、J 生産者の所得を確保しつつ、コシヒカリ以外の作付誘導 エコファーマーを推進することで、農薬・化学肥料の使 A米の新たなブランドを確立し、更なる食味向上稲作技 を行い、Bランク米の作付面積拡大を推進する。 用量を減少させ、環境保全型農業の確立を目指す。 術の探求を行う。 20 弥 彦 21 燕 弥彦村水田農業推 村 ホタル舞う水田、環境に優しい枝豆産地へ 進協議会 有機栽培、減農薬減化学肥料栽培への取組強化 直播栽培の推進 耕畜連携による土づくりを中心とした栽培体系の特別栽 「コシヒカリ」の適正作付比率を図るため、新・品揃え 培米「無々米」「減々米50」「減々米30」の作付推進。 特別栽培米「無々米」「減々米50」「減々米30」の生産 枠の取組み品種でもある「こしいぶき」の作付拡大の推 生協との結びつきの中で商品化されている「無々米」 者に対し、エコファーマー認証の取得推進を行う。 進を行う。 「減々米50」について消費拡大を推進 市 燕市水田農業推進 安全・安心で活力ある農業 協議会 コシヒカリを中心とした高品質・良食味米の計画的生 産。こしいぶき等他品種への作付誘導 こしいぶき、もちの計画生産に基づいた販売拡大。 消費者の食に対する安全・安心志向等に応えるため、生 競争力のある産地体制の確立に向け、担い手(組織・集 産履歴や環境保全型農業を推進。特別栽培米の推進やエ 落経営体等)への農地集積や作業委託を推進。 コファーマーの認定推進 22 田 上 町 田上町地域水田農 将来を見据えた安定経営の実現 業推進協議会 販売情勢を積極的に情報発信するとともに、こしいぶき 土づくりを中心とした基本技術の励行と篩い目1.9mmへ コシヒカリ全量3割減減栽培導入に対応した新肥料試験 の作付と生産数量配分を連動させ、品揃えの推進を図 安全、安心な米づくりの実践と生産履歴記帳の徹底 の切替を推進。コシヒカリの3割減減栽培を推進 や農薬を使用しない種子消毒に取組推進を図る。 る。 23 加 茂 市 専業農家はもとより、兼業農家も含めた農業支援 加茂市水田農業推 策の展開と、ほ場整備を契機としたシステム・生 進協議会 産組織づくり 品質向上を目指し、土づくりを中心とした基本技術の励 販売情勢を積極的に情報発信するとともに、こしいぶき コシヒカリ全量3割減減栽培導入に対応した新肥料試験 行と篩い目1.9mmへの切替を推進。特徴ある米づくりに の作付と生産数量配分を連動させ、品揃えの推進を図 や農薬を使用しない種子消毒に取組推進を図る。安心・ 向け、コシヒカリ3割減減栽培の拡大を推進 る。 安全な米づくりの実践と生産履歴記帳の徹底。 重点推進事項と取組内容 関 係 市 町 村 市町村水田農業推 三条市下田地区農 農業生産体制の確立と経営体制の強化∼地域性を 業ビジョン推進協 活かした有利販売と生産体制の確立及び複合営農 議会 の推進∼ 販売情勢を積極的に情報発信するとともに、五百万石、 品質向上を目指し、土づくりを中心とした基本技術の励 こしいぶきを早生種の主体に位置づけ、作付拡大を図 コシヒカリ全量3割減減栽培導入に対応した新肥料試験 安全、安心な米づくりの実践と生産履歴記帳の徹底。 行と篩い目1.9mmへの切替を推進。特徴ある米づくりに る。また、こしいぶきの作付と生産数量配分を連動さ や農薬を使用しない種子消毒に取組推進を図る。 向け、コシヒカリ3割減減栽培の拡大を推進 せ、品揃えの推進を図る。 集落営農体制の持続と更なる発展∼地域農業の複 三条市いちい農業 合営農を推進∼ ∼有利販売に向けた基幹施設を 推進協議会 核とする生産体制の確立∼ 農協との連携を密にしながら、米の品質向上を図り、 「売れる米づくり」を推進。 三条市米政策改革 ①持続可能な水田農業の実現をめざして②水田農 推進協議会 業のあるべき姿の実現に向けて 学校教育田の提供面積の別枠配分。担い手の育成を図る 基本技術の実践による1等米比率の向上95%。有機、特 消費者や実需者の多様なニーズへの対応強化による売れ 産地づくり交付金等による有機栽培、特別栽培の支援。 ため、「農業者・協議会裁量枠」として、認定農業者へ 別栽培及び3割低減栽培による安心・安全な米の生産。 る米づくりの推進 有機栽培作付面積15ha。特別栽培作付面積320ha 別枠配分 見附市水田農業推 環境に優しい農業の実践と魅力あふれる農村社会 進協議会 の形成に向けて 基本栽培技術の励行。こだわり米の作付拡大・推進。播 作付面積の拡大推進(もち米契約栽培28ha、酒米契約栽 3割減減米の推進と5割減減米(200ha)の普及拡大。平 1.9mm篩い目の推進。食農教育、地産地消の実践と加工 種を4月15日以降に、田植えを5月10日頃行うよう、啓 培10ha、ゆきの精契約栽培の促進20ha)。結びつき枠に 成21年を目標に取り扱う米の全てにおいて減農薬減化学 事業を通じた消費拡大。平成21年度を目標に学校給食米 発活動を強化。 ついては、地域独自の別枠配分を設ける。 肥料を実践。 の全てを特栽米へ移行 28 出 雲 崎 町 出雲崎町水田農業 ふるさとの豊かな恵みいつまでも 推進協議会 土づくりの拡大と統一した肥培管理の面積をコシヒカリ コシヒカリの作付比率は60%を目標。実需者との結びつ 3割減減、5割減・減栽培の面積拡大を目標とした肥培 で50%以上を目標に推進し、需要に応じた精算体制の確 きを中心としたかけ米品種(ゆきの精、五百万石)、加 管理の誘導 立を目指す。 工用の餅品種(わたぼうし)を軸とした体制確立。 29 越路地域:明るい未来を切り拓く自然と生きる先 越後さんとう地域 進農業三島・与板地域:環境に優しい未来農業を 水田農業推進協議 めざして。寺泊地域:担い手を中心とした魅力あ 会 ふれた農業の確立をめざして。和島地域:豊かな 自然とともに・・・育もう地域農業 JAの常勤役職員(トップセールス)による販売ルート の開拓を実施しつつ、マーケティング調査も兼ねた実需 者訪問を図り、販売力を強化。酒造好適米のたかね錦・ 千秋楽は、農業者の努力に報いる観点から生産者ごとの ほ場タンパク含有量データに基づいた3区分の価格設定 を導入。生産者部会と実需者との栽培指導研修会開催に よる品質向上運動の推進(与板、三島地区)。 30 中之島地域水田農 人に優しい環境保全型農業を目指して 業推進協議会 良食味、品質向上に向けた高湿登熟対策(播、直播栽 培)、栽培マニュアルと栽培技術指導、土壌マップの作 コシヒカリ以外の品種の普及・拡大 成と活用 減農薬・減化学肥料栽培の普及を図るとともに、環境保 低コスト対策:機械・施設の効率利用、省力化輪作農法 全型農業の担い手を育成する。また、耕畜連携のもと資 の実践 源循環型土づくりを推進 31 越後ながおか水田 元気に満ちた米産地・ながおか 農業推進協議会 色彩選別機の有効活用。はさかけ米、棚田米としての特 新品揃え枠を有効活用 徴を活かし、山古志米のブランド化。 環境保全枠の設置。特別栽培米の推進(長岡、栃尾地 学校給食枠を設置し、特別栽培のこしいぶきを学校に供 区)。耕畜連携による減化学肥料栽培の促進(山古志地 給 区) 32 小国地域水田農業 集落の農地は集落で守っていこう 推進協議会 独自の有機入り土壌改良資材を施用し、地域の特性を活 コシヒカリの作付抑制とこしいぶきの作付拡大。もち かした米づくりの実践 米、酒米の契約栽培による安定生産。 県認証減減栽培、オール有機肥料栽培の取組拡大。ト レーサビリティー、環境規範の徹底。 川口町水田農業確 次世代に生き残る農業を目指して 立対策推進協議会 1等米比率83.7%→95%。網目1.9mm導入農家43農家→ もち米の契約栽培推進20t 50農家。 特別栽培米(県認証)の作付面積拡大 60ha→75ha 34 小 千 谷 市 小千谷市水田農業 担い手と地域で取り組む環境にやさしい農業 推進協議会 1等米比率87.7%→90% 適期移植、過剰生育の防止 5割減減栽培米面積の拡大11.9ha→60ha。 35 刈 刈羽村水田農業確 新たな農業経営への挑戦!! 消費者ニーズに合 立推進協議会 う農産物の生産に向けて 1等米比率の前年(97.9%)維持に向け、後期の水管 コシヒカリの作付比率を5年後に63%を目標。早期越路 理、後期栄養の確保。おらんち米の販路拡大、低低コシ 低低コシヒカリ(化学肥料、化学農薬成分3割以上減) 早生を県内で一番早く出回る新米として、最重点品種に ヒカリ(化学肥料、化学農薬成分3割以上減)の作付拡 の作付拡大。 位置づけ生産拡大25ha 大 24 25 三 条 市 26 27 見 長 33 川 附 岡 口 羽 市 病害虫発生予察に基づいた適期防除の情報を提供。温湯 コシヒカリ以外の「こしいぶき」「ゆきん子舞」の生産 又は微生物による種子消毒を推奨し、20年産米から3割 拡大に向けた取組推進。 減減栽培の全量導入を図る。有機農業推進法による「こ だわり米」の普及・拡大に努める。 こがねもち・わたぼうしを主体に食品産業との連携強化 により、契約栽培締結による産地形成を図る。酒米は、 実需者との契約栽培で衛星リモートセンシングデータを 活用した加工適正の高い高品質米(低タンパク)に区分 した有利販売を図る。加工用米は、生産調整推進に不可 欠であり、需要に応じた生産を推進。(越路地区)コシ ヒカリの作付率65%以下を目指し、早生種とバランスの 取れた品揃えの推進(寺泊地区) 温湯浸法による農薬の削減と県認証制度特別栽培米の作 付で付加価値販売を念頭に、実需者との要望に応えられ る生産履歴の明確化。土づくりと3割減減及び5割減減 栽培の推進。 市 町 村 もち米(こがねもち)作付面積の拡大14.3ha→15.0ha 独自ブランド米(八石米)の管内周知。学校給食への米 利用拡大推進。 重点推進事項と取組内容 関 係 市 町 村 市町村水田農業推 36 柏 崎 市 柏崎市水田農業推 安全で安心な循環型農業 進協議会 コシヒカリの作付是正。早期越路早生の別枠配分による 県認証減減栽培、エコファーマーへの取組拡大。トレー 独自ブランド米の管内へ周知徹底。学校給食でのメ 産地指定の中山間地域は品質の安定化を図り、平場地域 生産拡大。こしいぶき生産拡大。もち米、酒米の契約栽 サビリティー、環境規範の徹底。 ニュー材料に米利用推進。 はコシヒカリ以外の品種構成をっかうだい 培による安定生産。 外食・中食用米用低価格志向に応える「こしいぶき」の 生産、品質、食味、数量の確保。地域を決め、徹底した 直播栽培等低コスト栽培への取組進める。地元酒蔵との 契約栽培による北陸12号の継続栽培 「有機センター」の建設、「種籾温湯消毒設備」の整備 による減減栽培の推進。粒剤散布を基本とした環境に配 米穀検査員の能力向上を目指し、定期的に鑑定会を実施 慮した防除体系への取組、稲わらすき込みに加え、米ぬ かの還元にも努める。 こしいぶき、五百万石の作付の推進。 農協・普及センターと連携し、エコファーマー、県認証 観光地の立地条件を活かし、地元産の米等を旅館や民宿 取得への指導及び推進を図る。 で販売できる体制作り。 37 魚 沼 市 魚沼市水田農業推 「米づくりの本来あるべき姿」の実現を目指して 進協議会 生産履歴の統一と環境規範の徹底。ライスグレーダー篩 い目1.9mm交換を推進し、精留歩合の高率確保を図る。 一般栽培より県認証特別栽培米への誘導、生産量拡大に よる有利販売、生産者手取りの確保(食味奨励、網目交 換による追加精算、県認証米については最低価格の設定 等)により生産意欲の向上、魚沼米の底上げによる産地 ブランドの維持向上。 38 湯 沢 町 湯沢町水田農業推 農業と観光を結びつけ、地元で生産したものは地 進協議会 元で消費しよう 関係機関と連携し、魚沼地域で統一した栽培指針を示 し、高品質で良食味な米づくりを目指す。 南魚沼市塩沢地域 ○米について、魚沼コシヒカリといえば「しおざ 水田農業確立推進 わ産」と評価されるよう、よりよい安心安全な高 協議会 品質良食味米生産の推進に取組む 「魚沼コシヒカリ発祥の地・トップブランド魚沼米」を キャッチフレーズに、消費者から選んでいただける販売 地元酒蔵との連携強化 宣伝の強化。契約栽培の推進による、特別栽培米・もち 米・酒米等の安定供給を推進。魚沼米憲章の遵守 南魚沼市大和・六 ○安全・安心で高品質、良食味の南魚沼産コシヒ 日町地域水田農業 カリの生産拡大を推進し、米づくりの本来あるべ 推進協議会 き姿をめざす。 地元食品会社との提携による地産地消を目指し、五百万 農地・水・環境向上対策と併せ、地域全体の環境保全に 有機米、特別栽培米の拡大。産地精米による直販拡大。 地元観光業界へ地元産米を供給するシステムの構築。 石の作付を推進し、担い手への別枠配分として設定し、 取組む。 もち米、酒米など地元実需者と結びついた生産 取り組みを進める。 津南町水田農業推 高品質で安全・安心な農産物の生産により、売れ 進協議会 る農産物の生産拡大を図る。 水稲栽培チラシの配布や刈取適期判定機(積算温度計) を設置し、適期刈取による良食味・高品質米の生産推 進。栽培管理履歴の記帳により、JAS法、農薬取締法 前年同様、新品揃え枠の取り組みを行い、コシヒカリ以 化学肥料・農薬等を控えた県認証、減減栽培の推進。 改正等に対応した安全・安心の米づくりを進める。ま 外の作付の増加を図る。 た、所得確保と産地間競争を有利に展開するために、宣 伝活動及び販路拡大を努めながら、産地精米によるプラ イベートブランド米の販売促進を図る。 39 農地・水・環境向上対策と併せ、地域全体の環境保全に 取組む。 南 魚 沼 市 40 41 津 南 町 十日町市米政策改 42 十 日 町 市 日本一の農業産地を目指して 革推進協議会 月2回の病害虫抽出調査を行い、その発生状況、防除の 可否を農家に周知。併せて米の出穂予想をJA前に告知 し、適期施肥を進める。 米の品質等に関する各種検査結果(土壌診断、食味調 査、検査実績等)を産地づくり支援農地情報システム (GIS)で経年管理し、当該情報を基に1等米比率の向上 並びに適正タンパク質米生産に係る品質改善計画の作 成、実践活動。○適正タンパク質米の生産においてはタ ンパクマップの作成が有用であることから、導入検討を 開始する。 魚沼ブランド米であるコシヒカリの価格が高く、他品種 導入による品揃えは現実性が低い。コシヒカリの非適作 地(高標高地等)に対する他品種の導入と、価格対策及 び加工品等の可能性を検討。 上越全域での3割減減栽培への取組推進。5割以上低 需要に即した銘柄別生産目標(コシヒカリ作付比率 先進的技術(直播栽培)普及指導。関係機関と連携し技 70%、こしいぶきを中心としたその他米作付比率30%) 減・有機栽培の拡大誘導(環境保全型農業別枠配分の実 術研修会の実施。 施) に基づく計画栽培 20年産米から市内一斉に3割減農薬・減化学肥料栽培に 取り組むとともに堆肥利用による土づくりを推進。栽培 記録カード(トレーサビリティー)の策定徹底と産地づ くり支援システム(GIS)での情報管理 43 上 越 市 上越市水田農業推 環境と調和した安全・安心な農産物の安定供給基 進協議会 地、上越 上越米戦略会議の設置。上越米販売の基本方針作成。 卸・小売を含めた消費者への情報提供。 44 妙 高 市 妙高市米政策推進 人と自然が共生し、すべての生命を安心して育む 協議会 ことができる「生命地域」をめざして 妙高産ブランド米研究会の中で、こだわり米(少量の良 質米)の栽培方法や商品化に向けた具体的な研究を行 上越地域で始まった3割低減栽培を等付加価値の高い有 努力する農業者が報われる更なる配分一般ルールの検討 こしいぶき、華端麗等を中心に、多様な品揃えを推進。 い、地域の特性を最大限に活かした「妙高産米のブラン 機栽培や5割低減栽培を推進。 を行う。 ド化」を推進。 45 糸 魚 川 市 糸魚川市水田農業 地域農業の継続的発展を目指す担い手の育成 確立推進協議会 地域ブランドである「おまんた米」の品質向上や特別栽 越端麗や五百万石などの酒米を中心として、実需者ニー 稲わらのすき込みや堆肥の施用、減農薬・減化学肥料栽 個人調整農家の技術の高位平準化指導による加算金付産 培米をPB米として商品化し、安定した価格で販売を推 ズに合わせた生産体制を構築し、コシヒカリに集中した 培の作付の拡大を図る。また、エコファーマーへの誘導 地指定の拡大 進する。 作付からシフトしていく。 をさらに推進していく。 46 佐 トキの翔る豊かな水田環境を未来へ∼環境に優し 佐渡市水田農業推 い島、佐渡の創造∼ 力強い担い手の育成から魅 進協議会 力ある産地へ トキと共生する安心・安全な佐渡米の生産を促進するた 全島3割減栽培の推進。産地づくり交付金の活用による め、環境保全型農業を強力に推進。1等米比率の向上を 島内酒蔵との契約栽培の推進。こしいぶき作付拡大の誘 5割減栽培の拡大及び別枠配分による無農薬栽培の推 図るため、栽培暦の作成、適正な水管理の実施など農家 導策の検討 進。エコファーマーの育成。 への情報提供を行い、高品質米の生産を推進。 渡 市
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