5月発行(1581K) - 芽室町

Memuro Town Assenbly Infomation
私
たちの町議会
めむろ議会だより
2011.5.12 No.
120
発行/芽室町議会 編集/議会運営委員会 TEL.0155-62-9731 FAX.0155-62-9813 http://www.memuro.net/ E-mail:[email protected]
平成23年第2回3月町議会定例会 一般質問
議員
2 常通 直人
・安全・安心に暮らせる生活環
ページ
境づくりを
3 ・納税貯蓄組合の見直しを検討
髙橋 仁美 議員
ページ
しては
・木質ペレット製造事業の今後
について
梅津 伸子 議員
4 ・住宅リフォーム制度拡充で仕事
ページ
おこし、地域経済の活性化を
6 ・有害鳥獣被害の実態とその対
齋藤 幸子 議員
ページ
策について
7 ・議長交際費執行状況公表
ページ
8 ・平成23年度
ページ
10 ・故
ページ
芽室町各会計予算の審査結果
川口勝議員追悼演説
議 会 の 動 き
■第5回町議会定例会(予定)
・会 期 6月9日(初日)6月15・16日(一般質問)6月24日(最終日)
・時 間 午前9時30分 ・場 所 議場
■厚生常任委員会 日時 5月19日 午前9時30分~ 場所 第1委員会室
■総務常任委員会 日時 5月20日 午前9時30分~ 場所 第1委員会室
議件
平成23年度所管課
主要事業について
■経済常任委員会 日時 5月24日 午前9時30分~ 場所 第1委員会室
※委員会については随時開催しますので、詳しい日程等は事務局にお問い合わせください。
平成23年 第2回3月町議会定例会
一般質問
4人の議員が町長の町政に対する姿勢に
ついて、ただしました。
安全・安心に暮らせる生活環境づくりを
問
災害に強いまちづくり推進について
①防災訓練の成果及び今後の課題をどのようにとらえているのか。
②耐震性貯水槽の設置計画はどのようになっているのか。
③「地域防災計画」
の点検及び協議経過と今後の予定は。
常通 直人 議員
答
町 長
防災訓練の精度を高め、訓練を重ねていくと
ともに耐震性貯水槽の計画的設置、芽室町地
域防災計画の改正を予定している。
①訓練実施による成果としては、1つ目
災会議を経て、北海道との本協議後、知事の承認
に昨年までの町内会単位での開催と比べ、
を得て、6月ごろの改正を予定している。
11町内会に参加いただき、集団行動の中で防災に
できる体制づくりに必要な行動、知識を再確認い
問
ただいたこと。2つ目に、災害対策本部の運営、
のようになっているのか。
本部と災害対応現場との連絡、指示のあり方など、
②子どもの見守り活動の体制整備状況はどのよう
改善点が確認できたことが挙げられる。
になっているのか。
対する意識を高め、災害時に迅速かつ的確に対応
反面、事前の協議不足から共通の理解に基づい
防犯対策と交通安全の推進について
①防犯・災害メール配信の際のルールはど
対応した受け入れ体制が不十分であったことが課
答
題として挙げられる。今後、これらの点を踏まえ
の情報を配信している。また、住民の生活安全に
実施内容の精度を高め、訓練を重ねていきたいと
関連すると判断した情報についても配信している。
考えている。
災害メールについては、気象警報と合わせ災害の
②災害時の飲用水確保対策として水道配水管に
発生もしくは発生の恐れがある場合には、避難準
接続した耐震性貯水槽を市街地の避難施設近傍に
備情報、
避難勧告、
避難指示を配信する考えである。
4基設置する計画であり、4基で約2万2,000人
②子どもの安全サポートとして各学校を中心に
の3日間分に相当する水量を確保できる。今後は、
した組織が活動をしており、その活動としては新
国・北海道と十分協議し、平成25年度の事業実施
学期や夏休み等の前後に行われるなど、年間計画
に向け取り組んでいく予定である。
に沿って計画的に実施されている。町は、平成20
③現行の芽室町地域防災計画は、平成18年6月
年度から各学校の要望を取りまとめ、活動に要す
の改正後は、軽微な変更を行い、今に至っている。
る用具の支援を図る一方、今後とも専任交通指導
現在は、要援護者の支援対策や耐震性貯水槽整備
員との連携強化やイベント、行事等の際には、防
事業などの防災施設の追記等について、北海道と
犯協会や少年補導委員会と地域の巡視を中心とし
協議を実施している状況である。今後は、北海道
た見守り活動を実施し、子どもたちの安全・安心
と事前協議を行った後、パブリックコメントや防
を確保していく考えである。
た避難活動に至らなかったこと、多くの参加者に
2 めむろ議会だより №120
①防犯メールについては、芽室町内での
発生事案や帯広警察署や管内各警察署から
納税貯蓄組合の見直しを検討しては
問
管内では納税貯蓄組合数が減少傾向にあると聞いていますが
①管内の納税貯蓄組合の状況と減少している理由をどのように推
察しているのか。
②本町の納税貯蓄組合や連合会はどのような活動をしているのか。
③納税貯蓄組合の見直しを検討してはいかがか。
髙橋 仁美 議員
答
町 長
町全体の納税意識醸成に多大なる影響力を発揮してい
ると感じており、今後とも自主的活動が継続されるこ
とに期待している。
①管内状況としては、平成23年度に大樹
催の中学生の税についての作文募集を町内中学校
町、広尾町で同連合会が解散となるため、
へ依頼していること。3つ目に、町内イベントで
帯広市と芽室町のみとなる。減少の要因としては、
エコバッグ等を配布し、口座振替及び納税につい
納期内納税奨励金が廃止されたこと、さらに納税
ての街頭啓発活動が挙げられる。
貯蓄組合連合会への同補助金が廃止されたためと
③納税貯蓄組合及び納税貯蓄組合連合会は、納
考えている。
税貯蓄組合法に基づき任意に組織された自主組合
②納税貯蓄組合の活動としては、口座振替納入
であり、町が組合の廃止について先んじて言及す
の奨励を目的とした納税啓発用ポケットティッシ
ることは法で禁じられている。また、町としては
ュの配布を行っている。納税貯蓄組合連合会の活
地域住民の自主組織が主体的に取り組むこれらの
動としては、1つ目に、町から収納状況、町税収
活動は、町全体の納税意識醸成に多大なる影響力
納事務運営方針及び滞納処分状況の報告を受けて
を発揮していると感じており、今後とも自主的活
いること。2つ目に、全国納税貯蓄組合連合会主
動が継続されることに期待している。
木質ペレット製造事業の今後について
問
木質ペレットの製造についての実証実験結果と今後の展開について
①市販品と比較してどの程度割高なのか。また、製造コスト引き下げの方策について。
②製造場所を移転・規模拡大することにより、どの程度製造量が増加するのか。また、その利用先及
び販路拡大のための方策は。
③一般家庭へのペレットストーブ普及推進の方策は。
④町有林や民有林の間伐材を利用し、優良な森林づくりや雇用の創出、木質ペレットの販路拡大へつ
なげるべきと考えるが、今後の展開は。
町 長
答
木質ペレット製造の基本的な考え方は、高齢者の生きがいや就労を支えながら、
低炭素社会の実現を目指すものである。
①実証実験における木質ペレット製造コ
原材料となる街路樹の剪定枝の処理費用を差し引
ストは、1キログラム当たり約100円だが、
くと1キログラム当たり約77円となる。市販製品
№120
めむろ議会だより 3
平成23年 第2回3月町議会定例会
との価格差は、1キログラム当たり17円から27円
③本年度、町で実施したアンケート調査による
程度高い結果となる。しかし、本町の木質ペレッ
と、ペレットストーブの認知度は高いものの、本
ト製造の基本的な考え方は、マーケット参入を目
町が実施している剪定枝のペレット化・燃料とし
指すものではなく、高齢者の生きがいや就労を支
ての活用についての認知度は低いという結果が得
えながら、公共施設などの燃料として活用するこ
られた。このことから、今後の方策としては、本
とにより低炭素社会の実現を目指すものである。
町が進めている木質ペレット製造の事業趣旨の啓
また、製造期間の拡大や製造量の増加によって
発に力を入れ、環境意識の醸成を目指すべきと考
は、更なるコスト抑制の可能性があり、今後もペ
えている。
レット需要の安定拡大に努めていく考えである。
④基本的な考え方としては、廃棄物として処分
②実証実験の結果、生産量は6か月で約20トン、
してきた資源を燃料化し、消費する域内循環を目
作業の通年化により年間約60トン程度の製造は可
指すものであり、大量生産により採算性を追求す
能と考えている。また、剪定枝を主原料としたペ
るものではない。しかし、今後のペレット需要の
レットは、燃焼後、灰が多く発生するため一般家
拡大に対応するためには、原材料の確保という課
庭での普及には課題が多く、当面は公共施設にペ
題も想定されるため、森づくりを関連づけること
レットボイラーの導入を進めるなど、需要拡大に
は選択肢の1つであり、将来に向けた課題である
努め、需要の見通しが立った時点で製造量の拡大
と考えている。
に取り組む考えである。
住宅リフォーム制度拡充で仕事おこし、地域経済の活性化を
問
平成23年度におこなわれる西地区子どもセンター建設などの建設事
業を進めるにあたって、地域内経済循環が最大限図られるようにす
べきと考えるがその手立てについて考えを伺いたい。
梅津 伸子 議員
答
町 長
地域がもつ技術力で対応可能なものについては、
町内地元企業の振興・保護育成のために地域
内循環を促進する。
平成23年度における町独自の建設事業は、
合計11億8,515万7,000円。そのほかに町が
問
従来、合同企業体に発注する例が多い。そ
の下に下請け業者・孫請けとなるが、受け
負担・補助する道の事業、消防庁舎耐震改修工事、
る主体である元請けを増やすために分離分割発注
民間企業の建設事業を合わせると芽室町での建設
の方法を取り入れるべきと考えるが見解を伺いた
事業は総計20億8,114万4,000円となる。平成22年
い。
度と比べ138.1% の伸び率となり、地域内経済循
町発注事業については従来どおり地域がもつ技
答
術力で対応可能なものにあっては、町内地元企業
るので可能な限り避け、直接受注者が発注できる
の振興・保護育成のために地域内循環を促進し、
流れは十分検討していかなければならない。
道発注事業・民間企業建設工事に関しては関係機
これからも分離分割発注については可能な限り
関等に対し、地元企業への発注、下請け業者の活
対応させていただく考えである。
環振興の量を増やしたものである。
用を要請していく。
4 めむろ議会だより №120
元請け、下請け、孫請けといった重層構
造については当然いろいろな問題も出てく
問
住宅新築奨励事業に加え、平成20年度から
る仕事を掘り起こし、地域経済効果をあげられる
実施している住宅リフォーム奨励事業につ
よう、対象基準を見直す、補助率を見直すなどや
いて、全国の経験からも、事業補助を拡大し、仕
事と雇用づくりにつなげ地域活性化を図るべきと
考え、見解を伺いたい。
答
り方を研究してはどうか。
答
まだまだ、これでベストだとは考えてい
ない。工夫していかなければならないとい
本町における奨励金事業実績は累計で、
うのは同じ認識である。新年度からこう変えると
新築に40件・奨励金400万円、リフォーム
いうところまでは達していないが、対象工事、奨
に49件・奨励金245万円の計645万円である。建設
励金額、PRの問題など、芽室町の対策として最
費用総額のうち町内事業者の受注額は合わせて6
もいいものを模索している段階である。
億4,500万円となっており、最大10億9,700万円ほ
の奨励金制度の効果は極めて高いと考えている。
問
新年度から太陽光発電システム工事にも対象を
仕事確保は重要である。小規模営繕登録業者につ
広げ、設置に当たり1件2万円の奨励金上乗せの
いて、平成23年度分の登録が始まっている。いく
予算を組んでいる。また昨年12月には町内の建設
つの業者が登録されているのか、町からどんな仕
事業者に対し、2つの奨励金制度の事業説明会を
事が発注されるのか、町内では一人親方などで制
開き、事業後のPRと事業に対する意見を受け、
度の存在を知らない業者がいるが宣伝に力を入れ
より活動しやすい制度とするため、要綱改正をす
るべきと考えるがどうか。
どの経済効果があったと考えられ、誘導策として
る予定である。建設業者とは今後も対象工事、奨
励金額、PR方法なども含め、制度改正に関する要
望聴取、意見交換を行っていきたいと考えている。
問
答
地域住民の住宅を守り、地域経済の活性化
の上でも、修繕の技術を持つ小規模業者の
登録は平成22年度8件、23年度分は1件
となっている。仕事の内容は、過去町の職
員が直営でやっていた公共施設と公営住宅の小規
リフォーム奨励について、全国の例に比べ
模営繕、修繕をしてもらう。周知については募集
本町の対象事業の条件が100万円以上であ
制、登録制であることを広報誌に載せている。募
りハードルが高すぎる。実績から見て一件当たり
集にあたっては取り上げ切れていない業者も当然
の平均額が300万円以上で補助率が1.6パーセント
いるだろうと思う。町として、広報誌に載せるだ
であり、他の自治体の10パーセント、15パーセン
けでなく建設業界・建築業界にも声をかけて協力
ト等と比べ低すぎる。一人親方の事業者でもでき
をお願いしているところである。
№120
めむろ議会だより 5
平成23年 第2回3月町議会定例会
有害鳥獣被害の実態とその対策について
問
ヒグマやエゾシカなどの有害鳥獣の実態と対策について
①ヒグマやエゾシカによる住民生活や観光産業、農作物、山林につ
いての被害状況は。
②ヒグマが人里に出没することにより生じる住民生活を脅かす事例への対
策は。
③エゾシカの増加に伴う農林業被害の防止・減少対策の現状と課題について。
齋藤 幸子 議員
町 長
答
④管内市町村が連携した広域的な対策・取組の実施について。
迅速な情報提供と周知啓発活動に全力を挙げる考えである。また、効果的な駆除
や狩猟のため、近隣市町村との広域連携の方策を模索しているところである。
①住民生活への被害状況としては、直接
例年よりも人里近くでの出没が指摘されている
的な被害はなかったものの、6月5日帯広
ことから、産業振興課はもちろん、地域住民の安
市での事故により、農作業従事者が危険や不安を
全対策を担当する総務課や保育所、学校などの担
感じたり、山麓地域への立ち入りを躊躇するなど、
当課とも連携しながら、全庁横断的な体制で迅速
行動制限はあったものと考えている。
な情報提供と巡回による周知啓発活動に全力を挙
また、観光事業への被害としては、新嵐山スカ
げていきたいと考えている。
イパークのキャンプ場が7月途中から営業を中止
③本町では平成22年3月に芽室町有害鳥獣対策
し、昨年度と比較し約300万円の減収。さらに登
協議会を設置し、北海道、JAめむろ、そして町
山道の閉鎖や親睦行事などのキャンセルも複数あ
の補助金により有害鳥獣対策を進めている。平成
り、夏期間の営業が減収となったほか、農作物被
22年度のエゾシカに関連する主な対策は、電気柵
害については、全農家を対象とした被害調査を実
設置費用に対して3分の2以内、10万円を上限と
施したところ、被害総額は約9,800万円と把握し
して10件、約1万6,600メートルの設置支援のほか、
ている。山林被害については、主にエゾシカによ
狩猟免許等取得助成を2件行っている。今後も、
るものと考えるが、町有林、民有林ともに被害の
これらの対策を継続するとともに、新年度は町独
報告は受けていない。
自で狩猟免許取得者を臨時職員として雇用し、設
②昨年6月の死亡事故の対応として、事故当日
置したわなの巡回、捕獲、パトロール活動、出没
には産業振興課が帯広市に情報を確認後、総務課、
情報に対する初動体制の強化を図り、国・道の補
子育て支援課、教育委員会などの庁内関係課に情
助事業の活用も積極的に取り組む予定である。
報発信を行うとともに、関係機関への連絡及び町
対策の課題としては、1効果的・計画的な侵入
内農家全戸にヒグマ出没情報をファクスで速報周
防止柵の設置、2猟友会メンバーの後継者育成、
知を行った。翌日には、本町猟友会の御協力を得
3エゾシカ捕獲後の処理、4他市町村などと連携
て、パトロール活動を行い、山菜採りの方や近隣
した広域的な対策の実施が挙げられる。
農家への注意を呼びかけた。以降、啓発看板の設
④効果的な駆除や狩猟には単独市町村の取組で
置、関係課、関係機関、農家への情報提供を随時
はなく、近隣市町村との連携が重要と考えており、
行い、パトロール活動については6月18日までの
十勝地域エゾシカ対策連絡会議を情報、意見交換
約2週間、産業振興課の職員が班体制を組み、当
の場としながら、十勝町村会とともに連携方策を
番制で注意喚起に努めたところである。
模索しているところである。
6 めむろ議会だより №120
議長交際費執行状況公表
平成22年度の議長交際費の執行状況を公表します。
支出の
区分
支払金額
(円)
渉外費
7,000
渉外費
5,000
芽室東工業団地親交会「野遊会」の際の会費
渉外費
1,000
5月17日
芽室町観光物産協会総会の際のお祝い
慶 祝
3,500
5
7月2日
馬頭観世音菩薩碑・獣魂之碑供養祭懇親会の際の会費
渉外費
2,000
6
7月24日
芽室東工業団地親交会パークゴルフ大会の際の会費
渉外費
1,000
7
8月31日
西十勝4町長・議長行政懇談会の際の会費
渉外費
5,000
8
9月4日
第5特科隊創隊6周年記念祝賀会「火砲祭」の際の会費
渉外費
5,000
9
10月1日
西部4町議会正副議長会議の際のパークゴルフ場利用料
渉外費
300
10
10月2日
第28回大樹町めむろ会総会・懇親会の際の会費
渉外費
3,500
11
10月7日
故 中川昭一氏一周忌法要 御仏前
弔 慰
10,000
12
10月14日
厚生常任委員会道内所管事務調査の際のお土産代
渉外費
6,000
13
10月27日
総務常任委員会道内所管事務調査の際のお土産代
渉外費
6,000
14
10月31日
第5旅団創立6周年帯広駐屯地創設59周年記念式典の際の会費
渉外費
4,000
15
11月19日
平成22年度永年勤続優良商工従業員表彰式の際のお祝い
慶 祝
3,500
16
11月20日
芽室町文化協会創立40周年記念式典・祝賀会の際のお祝い
慶 祝
3,500
17
11月22日
めむろ収穫感謝祭揖斐川町訪問団歓迎会の際の会費
渉外費
4,000
18
1月14日
市町村行政懇談会・新年交礼会の際の会費
渉外費
8,000
19
1月24日
芝田山後援会総会の際の御祝儀
慶 祝
10,000
20
1月27日
芽室東工業団地親交会平成23年度定期総会の際の会費
渉外費
3,000
21
2月1日
西十勝4町長・議長行政懇談会の際の会費
渉外費
5,000
22
2月2日
平成23年自衛隊協力団体新年交礼会の際の会費
渉外費
5,000
23
2月4日
芽室町東めむろ土地区画整理組合事業完成祝賀会の際のお祝い
慶 祝
3,500
24
2月20日
消防団員家族慰安会の際のお祝い
慶 祝
3,500
25
3月25日
芽室町老人クラブ連合会創立50周年記念式典の際のお祝い
慶 祝
3,500
No
支出月日
1
4月17日
2
5月14日
3
5月17日
4
支 出 項 目
平成22年度東京芽室会定期総会の際の会費
「2010原水爆禁止国民平和大行進」への賛同募金
区 分
件 数
金額
(円)
渉 外 費
17件
70,800
慶 祝
7件
31,000
弔 慰
1件
10,000
計
25件
111,800
№120
めむろ議会だより 7
平成 23 年度 芽室町各会計予算の審査結果
3月町議会定例会に提案された平成23年度各会計予算10件と関連議案8件は、予算等審査
特別委員会に審査が付託され、10日、11日、14日、15日の4日間で審査を終えました。
23日の本会議では、6議員の討論後「原案のとおり決定」となりました。
以下、本会議における、反対・賛成討論の要約です。
反対
討論
梅津 伸子 議員
各会計及び関連議案すべてに反対ではあり
ませんが、一括討論のため、反対の立場で討
ものです。
賛成
討論
岡﨑 榮太郎 議員
論を行います。
一般会計は前年度より4億9,000万円、5
平成23年度予算編成に当たっては、特別養
%の伸びを見込み、その中で、23、24年度と
護老人ホーム改築に対する補助、公営住宅修
2年間にわたり増床される特別養護老人ホー
繕費の増額、子育て支援策の推進、コミュニ
ムへの予算、西地区子どもセンターの建設、
ティバス運行など、住民の願い実現に向けた
さらに消防庁舎耐震改修への予算化等、町民
諸施策が組まれていることは前進と考えます。
が長い間待ちわびていたことや安心して子ど
しかし、
一方で、
住民の生命と安全を守り、
福
もが育てられる点、また、災害に対して安心
祉向上という自治体の役割からいって重大な
な町づくりなどの町長の掲げている公約が随
弱点があると考えます。
所に反映されている予算だと考えます。
特に、国民健康保険事業についてでありま
また、病院経営においても一般会計より負
す。平成23年度町予算では、一般会計からの
担金、補助金合わせて4億円強の財源を繰り
繰り入れ額が前年度予算と比べ2,504万7,000
込み、より安心・安全な町民の暮らしを守る
円の減額となっています。この減額は、税引
公立病院の使命を果たしているところです。
き上げを促す国の方針に沿ったものであり、
以上のことから、平成23年度各会計予算10
到底認めることはできません。今こそ、国が
件と関連議案に対し、賛成討論とします。
国保世帯の重過ぎる負担を軽減する役割を果
たす、そのために一般会計からの繰り入れを
増額すべきと考えます。財源は十分あります。
反対
討論
尾藤 精志 議員
予算案では、平成23年度末財政調整基金残高
一括討論とのことから、病院の関連議案19
10億7,602万2,000円に加え、備荒資金組合納
号に反対の立場で討論をします。
付金の超過分9億1,871万1,000円、合計19億
まず、議案第19号につきましては、提案議
9,473万3,000円の何にでも活用できる預金が
案の説明資料の不備があるにもかかわらず、
あります。一般会計から6,000万円の国保会
十分なチェックもせず提案し、発覚後、謝罪
計繰入を増やし、1世帯2万円の国保税引き
もしない姿勢に対して賛同できません。内容
下げを行うことを強く求めるものです。
についても、予算等審査特別委員会の質疑応
以上、住民の福祉向上という町行政の果た
答の中では十分理解ができませんでした。
すべき最も重要な観点から、反対を表明する
病院事業予算については、昨年の12月議会、
8 めむろ議会だより №120
出張費の謝礼5,000万、追加補正がなされま
ありませんが、議案第19号については反対の
した。追加補正はよいのですが、その補正が
立場で討論をさせていただきます。
どのように診療収入に結びついたかを見てみ
議案第19号について、特に名誉院長職の設
ますと、あまり結びついていないように思わ
置についてですが、これは現場の中で院長と
れます。新年度予算は均衡予算でありますが、
いう立場の方が2人、複数おられるというこ
医師招へい対策費が1億400万から1億2,000
とは、いろいろな職務の中に混乱を招く恐れ
万増の2億2,500万になっています。繰入増
があるわけです。特別委員会の中で名誉院長
額のほとんどは医師招へい対策費であります
になっていただいたほうが医師確保しやすい
が、トータルで4億ものお金を支出するとい
というお話がありました。しかし、医師の本
うことになると、いま一度立ち止まって考え
来の任務は医療に専念していただくことだと
てみる必要があると考えます。以上、反対討
思います。医師確保には、別の責任ある立場
論とさせていただきます。
で町長が先頭に立ってやるべきです。医師確
保のために名誉院長を置くというのは本来の
賛成
討論
常通 直人 議員
姿ではないと考えます。以上の理由から、反
対討論とさせていただきます。
一般会計においては基金充当を最小限にと
どめながら、当初予算としては6年ぶりに
100億円を超える予算になり、本町の地域経
賛成
討論
小椋 孝雄 議員
済の活性化に大いに期待できる予算になりま
町長の平成23年度町政執行方針の説明にあ
した。特に、民間との協働で行う特別養護老
りましたように、一般会計の歳入では国の地
人ホーム建設やグループホームの建設への支
方財政対策による地方交付税の増などから、
援、
子どもの居場所づくりとしての西地区子ど
財源確保にあっては基金充当を最小限にとど
もセンター建設、病院事業会計の繰出金の見
めた予算編成、歳出では、少子・高齢化の課
直し、消防庁舎の耐震改修、コミュニティバ
題に対応するため西地区子どもセンターの建
スの運行など、真に町民生活に密着した安全・
設や特別養護老人ホーム建設への支援、消防
安心の暮らしを支える予算であると考えます。
庁舎の耐震改修工事、一般会計から病院事業
平成23年度も、第4期芽室町総合計画の実
への繰出金の見直しなどに伴い、それぞれ増
現を目指し、町政執行方針、教育行政執行方
となっておりますが、公共施設整備基金など
針に基づきながらも、イレギュラーなことが
の基金積立金を充当し一般財源の確保に努め
あった場合には町民が安全・安心に暮らせる
たと評価いたします。
よう臨機応変に柔軟な対応を取るとともに、
平成23年度総額185億6,000万円、一般会計
町民、町長、議会、職員が一丸となり、より
106億5,000万円の予算は、協働による安全・
協働によるまちづくりを進めることを大いに
安心を目指した予算、第4期芽室町総合計画
期待し、賛成討論といたします。
の実現を目指した予算で、なおかつ生活密着
型の公共工事事業を重視し、町内業者への受
反対
討論
平野 勝一 議員
一括討論のため、すべての議案に反対では
注拡大と地域経済の更なる活性化を目指した
予算編成であると評価します。以上、賛成討
論といたします。
№120
めむろ議会だより 9
故 川口勝議員追悼演説
4月14日の第3回臨時会に
おいて、去る3月31日逝去さ
れた故川口勝議員を悼み、広
瀬重雄議員による追悼演説を
行いました。
追悼演説に先立ち、全員で
黙とうを捧げ、生前川口議員
が議会運営委員長を務めた際
の委員長報告の録音テープを
再生し、在りし日の川口議員
を偲びました。追悼演説の概
要は次のとおりです。
故 川口勝議員の急逝を悼み、謹んで哀悼の言葉を申
し上げます。
あなたは、病魔と闘いながらも議会活動にまい進、先
月3月8日の定例議会にも午前中出席され、元気なお姿
に触れておりましたので、必ずや病魔を克服して任期を
全うされますことを信じており、あなたの急逝の報に接
したときは、わが耳を疑いました。
今、ここに立ってみますと今一人、14番議席のありし
日のあなたの風格のある容姿と謦咳に接することも叶わ
ず、議員一同惜別の情を禁じ得ないところでございます。
顧みますと、あなたは平成7年5月に初当選されてか
ら、連続4期15年11か月間の長きにわたり、芽室町議会
議員として、町政の発展に御尽力されました。
その間、経済常任委員会委員等多くの重責を担われ、
平成13年から平
成15年までの2
年間は、総務常
任委員会委員長
と し て、ま た、
平成15年から平
成17年までの2
年間及び平成19
年から平成21年までの2年間、合せて4年間は、議会運
営委員会委員長として御活躍され、その他にも多くの要
職を歴任になり、いずれも持ち前の豊かな人間性と優れ
た識見によって御活躍されました。
あなたの豪放磊落(らいらく)で明るく温厚誠実なお
人柄は、議会運営のまとめ役として、議員一同からの信
望を集められ、同僚議員にも呼びかけながら道内の先進
議会の視察をはじめ、議会活性化や各政策推進に御尽力
されました。
また、自ら地域に入り、まちづくり活動にも積極的に
関わり、議会内・外における活躍は枚挙にいとまがあり
ません。あなたが残された幾多の功績は、必ずや後世に
その名をとどめおかれるものと信じてやみません。
生前の御活躍の勇姿を偲び、心から御冥福をお祈り申
し上げ、御遺族並びに芽室町の限りない御加護を賜りま
すことをお願いいたしまして、誠に意を尽くせませんが
追悼の言葉といたします。
平成23年4月14日
芽室町議会議員 広 瀬 重 雄
編集後記
■大震災の影響による自粛ムードは続いているかと思いますが、一部ではありますが被災地でも酒や食品
関係の工場が稼働し、商品の販売ができる状況になったとの事で、被災地の産業復興のためにも多くの
皆様の利用と協力を願いたいものです。
また、今年は4年に一度の町議会議員選挙により16名の新たな顔触れで議会がスタートする年でも
あります。どうか4年間よろしくお願いいたします。
■平野に春がめぐってきました。降雪量が少なかったこの冬。麦の生育に農業者は苦心されました。自然
相手の仕事は常に目に見えない御苦労が絶えないけれど、決してあなどることはできません。東日本大
震災。巨大地震と津波に加え、原子力発電の危険性と安全対策を求める声を退け、「安全神話」を唱え
続けてきた東電・政府関係者。これは「人災」そのものです。安心・安全のまちづくりに一層の知恵と
力を集めなければと思います。
議会運営委員会
皆さんの町政です。議会を傍聴しましょう!
※議会における本会議、特別委員会、常任委員会の様子は、どなたでも傍聴することができます。
h t t p : / / w w w . m e m u r o . n e t /
お問い合わせ:議会事務局 TEL 62-9731
次回予告 10 めむろ議会だより №120
まめ通信6月号は、6月13日に発行予定です。
6月定例会の際の一般質問の通告内容を掲載する予定です。