平成25年度水質検査計画(PDF:5948KB) - 秋田市

平成25年度
水 質 検 査 計 画
活性炭注入実験
~より安全でおいしい水の供給を目指します~
秋田市上下水道局
目次
頁
1
基本方針
------------------------
2
水道事業の概要
3
原水の特徴および水道水の水質状況等
4
検査項目、検査頻度および検査地点とその理由
5
---------------------
-----------
1
2
4
-------
6
水質検査方法
----------------------
8
6
臨時水質検査
----------------------
9
7
水質検査の自己/委託の区分
8
水質検査結果の公表
9
水質検査の精度と信頼性保証
10
関係機関との連携
11
水質検査結果の評価
---------------
9
-------------------
9
--------------- 10
-------------------- 10
------------------- 10
表 5
水質基準項目と検査回数 --------------- 11
表 6
水質管理目標設定項目と検査回数 ----------- 12
表 7
要検討項目と検査回数 ---------------- 12
表 8
クリプトスポリジウム等検査と検査回数 -------- 12
表 9
農薬類と検査回数 ------------------ 13
表 10
検査地点と検査の種類 ---------------- 14
図 1
検査地点(毎日検査) ---------------- 15
図 2
定期水質検査地点(水質基準項目) ---------- 16
1
基本方針
水質検査は、水道水が水質基準に適合し、安全であることを保証するために不可
欠であり、水質管理を行う上で重要なものです。
水質検査計画とは、水源(原水)からご家庭のじゃ口(給水栓)に至るまでの水質管
理を適正に行うために、検査項目や検査頻度などを定めたものであり、毎事業年度
前に策定し、公表します。
検
査
の
種
類
基
本
方
針
【一日一回以上行う色及び濁り並びに消毒の残留効果
に関する検査(以下「毎日検査」という。)】
水道水の色、濁りおよび消毒の残留効果を毎日給水栓
定 期 水 質 検 査
で検査します。一般市民に委託します。
【水質基準項目の検査】
水道水が満たさなければならない基準である全50項
目を、給水栓を基本とし検査します。すべて自己検査
します。
水源で水質の変化があり、水道水が水質基準に適合し
臨 時 水 質 検 査
ないおそれのあるときに、状況に応じて検査項目等を
定め検査します。
浄水場原水を水質基準項目に準じて検査します。
このほかに、農薬類をはじめとする水質管理目標設定
独自に行う検査
項目や、耐塩素性病原生物であるクリプトスポリジウ
ム等を検査します。検査の一部を外部分析機関に委託
します。
水質検査の体系
水質基準項目
・法令で検査が義務づけられている項目 (50項目)
・毎日検査(3項目)
水質管理目標設定項目
要検討項目
定期検査
・水質管理上必要と判断した項目 (25項目)
・農薬類(97項目)
・ダイオキシン類
※国が定めた水質管理目標設定項目27項目中、秋田市では二酸化塩素消毒を実施していないため2 項目を減じています。
1
2
水道事業の概要
(1) 給水状況(平成23年度実績)
表1
317,948
給水人口(人)
99.1
普及率(%)
131,127
給水世帯数
3
198,657
配水能力(m /日)
3
1日最大給水量(m /日)
123,562
※平成23年7月19日
3
1日平均給水量(m /日)
104,828
仁井田浄水場中央操作室
(2) 浄水施設の概要(平成25年度)
表2
浄水場名
配水能力
(m3/日)
原水の
種 類
浄水処理
方
式
雄物川
表流水
・水道用ポリ塩化
アルミニウム
急速ろ過 ・水道用液体
方
式
カセイソーダ
・水道用次亜塩素酸
ナトリウム
使用薬品
仁井田浄水場
154,600
秋田市仁井田字新中島221-2
豊岩浄水場
35,800
秋田市豊岩豊巻字上野164
2
浄水場名
配水能力
(m3/日)
原水の
種 類
ろ過
方
式
使用薬品
仁別浄水場
急速ろ過 ・水道用ポリ塩化
960
方
式
アルミニウム
・水道用次亜塩素酸
ナトリウム
秋田市仁別字堂の下16-2
松渕浄水場
・水道用ポリ塩化
急速ろ過
3,803
方
アルミニウム
式 ・水道用次亜塩素酸
地下水
ナトリウム
秋田市河辺松渕字大土手下13
にわかざ わ
俄沢浄水場
緩速ろ過 ・水道用次亜塩素酸
1,974
方
秋田市河辺岩見字俄沢247
3
式
ナトリウム
3
原水の特徴および水道水の水質状況等
(1) 原水の特徴
秋田市の主な水源は、雄物川表流水(仁井田浄水場、豊岩浄水場)です。
また、仁別、河辺地域は地下水を水源としています。
それぞれの浄水場と原水の特徴などを下表に示します。
表3
浄水場名
原水の種別
環境基準類型
原水の特徴および留意点
水量が比較的豊かで安定しています
が、降雨の影響により水質が変動しま
す。水質基準項目の中で特に高く検出
仁井田浄水場
雄物川表流水
河川A類型
される項目は、一般細菌、アルミニウ
※1
※2
ム、鉄、マンガン、色度および濁度で
す。また、クリプトスポリジウム指標
菌や、ごく微量の農薬類が検出されま
す。
仁井田浄水場原水とほぼ同じ特徴があ
豊岩浄水場
雄物川表流水
河川A類型
りますが、マンガンが高く検出される
※1
※2
傾向にあります。渇水期に水質悪化の
影響を受けやすく、留意が必要です。
pHが低い傾向にありますが、水質は
仁別浄水場
地下水
安定しています。クリプトスポリジウ
-
ム指標菌が検出されることがあり、留
意が必要です。
pHが低い傾向にあり、鉄、マンガン
松渕浄水場
地下水
-
が高く検出されますが、水質は安定し
ています。
pHが低い傾向にありますが、水質は
俄沢浄水場
地下水
安定しています。クリプトスポリジウ
-
ム指標菌が検出されることがあり、留
意が必要です。
※1
表流水:河川や湖沼など存在が完全に地表面にあるものです。
※2
河川A類型:河川に関する「生活環境の保全に関する環境基準」で、河川A類型に分類される河川の
水を水道水として利用する場合は、沈澱ろ過等による浄水処理が必要となります。
4
(2) 水道水の水質状況
水質基準項目の検査では、すべての浄水場の出口の水(浄水場浄水)、配る途
中の水(配水池)および給水栓で水質基準を満たしていることを確認していま
す。検出値は基準値と比べ低い値となっており、「安全な水」といえます。
原水の水質の季節変動、浄水処理方法、配管による影響などの理由から、鉛、
鉄、マンガン、トリハロメタン、pHなどに留意し検査を行っています。
水道水中の放射性物質について
秋田県生活環境部健康環境センターが月に1度測定しています。
その結果、平成24年は検出されていません。
試料の前処理作業
鉛などの金属類の検査
(誘導結合プラズマ質量分析計)
5
4
検査項目、検査頻度および検査地点とその理由
(1) 法令に基づく定期水質検査
ア
毎日検査
水道水は、外観がほとんど無色透明であること、また、塩素消毒が確実に
行われていることが求められます。この検査は、一日一回以上行う検査とし
て定められており、市内37か所の給水栓(表10、図1)で、一般市民に
委託し検査します。
表4
項
目
検査頻度
検査地点
地 点 数
評
色
濁り
異常でないこと
一日一回以上
給水栓
37か所
消毒の残留効果
イ
価
異常でないこと
残留塩素0.1mg/L以上
水質基準項目
水質基準項目は全50項目のうち、給水栓18か所と配水池3か所で12
項目、浄水場浄水2か所で14項目を月1回、他の項目は年4回検査します
(表5)。検査地点(表10、図2)は、各配水池系を代表する地点を選定
しています。
検査頻度等を設定するにあたり、雄物川表流水系の給水栓において、送配
水施設内で濃度が上昇しないことが確認されている19項目は、給水栓に代
えて浄水場浄水を検査地点としています。また、検出値が過去3年間、基準
値の5分の1以下である3項目(六価クロム化合物、亜鉛及びその化合物、
銅及びその化合物)は給水栓の検査回数を年4回から1回に減らしています。
地下水系の給水栓で、これまで検出事例のない、かび臭原因物質2項目(ジ
ェオスミン、2-メチルイソボルネオール)は、原水(地下水)の水質等か
ら判断し、給水栓での検査を省略しています。
水質基準項目とは
水道水は水質基準に適合したものでなければならず、水道事業体に検査
が義務付けられています。水質基準項目として、一般細菌や水銀、トリハ
ロメタンなど人の健康の保護の観点から30項目、硬度や味、臭気など生
活上の支障の有無の観点から20項目の計50項目が設定されており、給
水栓で検査することが原則となっています。ただし、過去の検査結果や送
配水施設内で濃度が上昇しないことが明らかである場合は、検査回数の減、
省略又は給水栓以外での検査とすることができます。
6
(2) 独自に行う検査
ア
原水検査
浄水場原水は全5か所(表10)において浄水処理および水道水の安全性
を確認するため、水質基準項目(表5)に準じて検査します。
イ
水質管理目標設定項目
水質管理目標設定項目(表6)は、将来にわたり水道水の安全性を確保し
ていくために、水質基準項目に準じて、水道水の水質を管理していく上で留
意すべき項目として目標値が設定されています。
浄水場原水3か所、浄水2か所、配水池3か所、給水栓15か所を検査地
点(表10)とします。検査地点には、「秋田県水道水質管理計画」(秋田
県)で指定されている仁井田浄水場および松渕浄水場が含まれます。
全27項目のうち22項目は年1回検査します。また、従属栄養細菌は年
4回、残留塩素は浄水場原水以外で月1回検査します。
亜塩素酸、二酸化塩素の2項目は、浄水処理工程で二酸化塩素を使用して
いないことから、生成される可能性がないため検査を省略しています。
市民の関心が高い農薬類は、浄水場原水3か所、浄水2か所、給水栓1か
所で、散布時期や使用形態を考慮のうえ5月から8月まで検査し(表9)、
安全を確認します。
定期水質検査の採水準備
7
(3) その他
ア
要検討項目
ダイオキシン類(表7)について、主な取水源である雄物川表流水の代表
地点として仁井田浄水場原水と浄水で、年1回検査します。
イ
クリプトスポリジウム等検査
耐塩素性病原生物であるクリプトスポリジウム等による汚染のおそれを示
す指標菌(大腸菌、嫌気性芽胞菌)について、浄水場原水で検査します。ろ
過設備が設置され、クリプトスポリジウム等の対策が講じられている5か所
の浄水場で年4から12回検査します。
クリプトスポリジウム等(表8)については、これまで指標菌が検出され
たことがあり、クリプトスポリジウム等が検出されるおそれのある4か所の
浄水場原水で年4回検査します。
水道原水に係るクリプトスポリジウム等による汚染のおそれの判断
「水道におけるクリプトスポリジウム等対策指針」に基づき汚染のおそ
れを判断し、必要となる検査等を行っています。
汚染のおそれの判断
高
低
指標菌の検出
該当する浄水場
レベル4
事例あり
仁井田浄水場、豊岩浄水場
レベル3
事例あり
仁別浄水場、俄沢浄水場
レベル2
な
し
-
レベル1
な
し
松渕浄水場
通水百周年記念碑
マスコットキャラクター「カンちゃん」
5
水質検査方法
水質検査は、国が定めた方法(水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大
臣が定める方法)で行います。
8
6
臨時水質検査
給水栓の水が水質基準に適合しないおそれのある次の場合に、水質基準項目につ
いて検査し、水道水の安全性の確保に努めます。
(1) 水源の水質が著しく悪化したとき
(2) 水源に異常があったとき
(3) 水源付近、給水区域およびその周辺等で消化器系伝染病が流行しているとき
(4) 浄水過程に異常があったとき
(5) 配水管の大規模な工事その他水道施設が著しく汚染されたおそれがあるとき
(6) その他特に必要があると認められるとき
7
水質検査の自己/委託の区分
水質検査は基本的に自己検査としますが、次の検査は委託します。
(1) 農薬類のうち、チウラム等17項目の検査
(2) ダイオキシン類、クリプトスポリジウム等の検査
8
水質検査結果の公表
毎月の検査結果は速報値として上下水道局ホームページに掲載します。
また、すべての水質検査結果を記載する「水質年報」を、同ホームページおよび
次の窓口で閲覧できます。
(1) お客様センター(上下水道局川尻庁舎)
(2) 資料閲覧コーナー(市役所1階)
(3) 市民サービスセンター(北部、西部、河辺、雄和)、駅東サービスセンター
(4) 中央図書館明徳館、秋田県立図書館
(5) 仁井田、豊岩浄水場
9
9
水質検査の精度と信頼性保証
原則として水質基準の10分の1まで測定することとし、法令に定められた精度
を維持します。また、国で行う外部精度管理に参加し、信頼性の確保に努めます。
秋田市は平成22年3月に「水道水質検査優良試験所規範(水道GLP)」の認
定を取得しました。この認定は、上下水道局が行う水質検査が適正に実施されてお
り、検査における品質管理と技術力が高い水準にあると認められたものです。今後
も安全で良質な水道水を安心してご利用いただけるよう、引き続き適切な水質管理
と水質検査を行います。
JWWA-GLP060
10
関係機関との連携
取水地点の上流又は周辺地域で水質事故が発生した場合、「雄物川水系水質汚濁
対策連絡協議会」の緊急連絡体制などにより速やかに情報を収集し、関係機関(国
土交通省、秋田県、県内各市町村、消防機関、警察署など)と連携して原因の調査
を行い、安定した水質管理に努めます。
11
水質検査結果の評価
検査地点ごとに各検査結果の最大値や平均値を水質基準値等と比較し、翌年度の
水質検査計画における検査項目や検査頻度に反映していきます。
水の学習館
学習館内
(仁井田浄水場内)
10
水質基準項目と検査回数
表5
水道水の検査回数
過去3年間
番号
項
目
基準値
法定
の最大値
[mg/L] (給水栓*1) 検査回数
雄物川 地下水
原水
原水
100個/mL
不検出
0.003
0.0005
0.01
0.01
0.01
0.05
5
陰性
<0.0003
<0.00005
<0.001
0.003
<0.001
<0.005
12
12
4
4
4
4
4
4
シアン化物イオン及び塩化シアン
0.01
<0.001
4
4
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
フッ素及びその化合物
ホウ素及びその化合物
四塩化炭素
1,4-ジオキサン
シス-1,2-ジクロロエチレン及び
トランス-1,2-ジクロロエチレン
ジクロロメタン
テトラクロロエチレン
トリクロロエチレン
ベンゼン
塩素酸
クロロ酢酸
クロロホルム
ジクロロ酢酸
ジブロモクロロメタン
臭素酸
総トリハロメタン
トリクロロ酢酸
ブロモジクロロメタン
ブロモホルム
ホルムアルデヒド
亜鉛及びその化合物
アルミニウム及びその化合物
鉄及びその化合物
銅及びその化合物
ナトリウム及びその化合物
マンガン及びその化合物
塩化物イオン
10
0.8
1.0
0.002
0.05
1.9
0.15
<0.1
<0.0002
<0.005
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
0.04
<0.004
4
4
4
4
4
0.02
0.01
0.01
0.01
0.6
0.02
0.06
0.04
0.1
0.01
0.1
0.2
0.03
0.09
0.08
1.0
0.2
0.3
1.0
200
0.05
200
300
500
0.2
0.00001
0.00001
0.02
0.005
3
5.8~8.6
異常なし
異常なし
5度
2度
<0.002
<0.001
<0.001
<0.001
0.37
<0.002
0.026
0.010
0.011
0.001
0.052
0.014
0.018
0.010
<0.008
0.03
0.06
0.06
0.03
25.9
0.008
26.4
54
153
0.02
0.000007
0.000004
<0.005
<0.0005
1.5
8
異常なし
異常なし
1.4
0.3
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
12
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
12
12
4
4
12
12
12
12
4
6
6
4
4
12
12
12
12
12
12
4
4
4
4
12
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
12
12
4
4
12
12
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
1
2
3
4
5
6
7
8
一般細菌
大腸菌
カドミウム及びその化合物
水銀及びその化合物
セレン及びその化合物
鉛及びその化合物
ヒ素及びその化合物
六価クロム化合物
9
10
11
12
13
14
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
地下水
浄水場
浄水
12
12
4
4
4
4
4
4
[mg/L]
15
雄物川表流水
独自の検査回数
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
蒸発残留物
陰イオン界面活性剤
ジェオスミン
2-メチルイソボルネオール
非イオン界面活性剤
フェノール類
有機物(全有機炭素(TOC)の量)
pH値
味
臭気
色度
濁度
発生時期
月1回以上
4
4
12
12
12
12
12
12
給水栓
給水栓
12
12
1
12
12
4
4
4
4
4
4
12
12
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4(1)*2
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
1
12
12
1
4
12
12
1
1
6
6
12
12
12
12
12
12
4
4
12
12
12
12
12
12
備
考
病原微生物
金属類
消毒
副生成物
無機物
一般
有機物
消毒
副生成物
4
12
12
4
4
12
12
12
12
4
6
6
4
4
12
12
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
発泡
臭気
味
12
12
12
4
4
4
基礎的性状
着色
味
着色
味
発泡
かび臭
※
検査月
12回(毎月)、6回(5月から10月まで毎月)、4回(5月から2月までの間)、1回(7月)
※
検査回数の減
過去3年間基準値の5分の1以下を超えて検出されたことがなく、水源状況等を勘案し検査回数
を減。
検査の省略
過去に基準値の2分の1を超えて検出されたことがなく、水源状況等を勘案し検査を省略。
給水栓以外での検査
送配水施設内で濃度が上昇しないことが確認されているため、浄水場の浄水で検査。
*1
給水栓以外での検査の場合浄水場浄水の値
*2
配水池は1回
11
水質管理目標設定項目と検査回数
番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
項
目
アンチモン及びその化合物
ウラン及びその化合物
ニッケル及びその化合物
亜硝酸態窒素
1,2-ジクロロエタン
削除
削除
トルエン
フタル酸ジ(2-エチルへキシル)
亜塩素酸
削除
二酸化塩素
ジクロロアセトニトリル
抱水クロラール
農薬類
残留塩素
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
マンガン及びその化合物
遊離炭酸
1,1,1-トリクロロエタン
メチル-t -ブチルエーテル
有機物等(KMnO4消費量)
臭気強度(TON)
蒸発残留物
濁度
pH値
腐食性(ランゲリア指数)
従属栄養細菌
1,1-ジクロロエチレン
アルミニウム及びその化合物
表6
目標値
[mg/L]
0.015
0.002
0.01
0.05
0.004
削除
削除
0.4
0.1
0.6
削除
0.6
0.01
0.02
検査回数
雄物川
原水
1
1
1
1
1
浄水場
給水栓
浄水
1
1
1
1
1
1
1
1
-
-
検査月
7
7
-
-
1
1
1
1
-
1
使用していないため検査を省略
使用していないため検査を省略
-
-
1
1
1
1
備
金属類
無機物
一般
有機物
7
-
-
-
消毒副生成物
消毒剤
7
消毒
副生成物
検出値と目標値の比
の和として1以下
農薬類参照
5~8
農薬
1
10~100
0.01
20
0.3
0.02
3
3
30~200
1度
7.5程度
-1以上0
2,000CFU/mL
0.1
0.1
-
12
12
水質基準項目に含む
水質基準項目に含む
毎月
-
-
臭気
味
着色
味
1
1
1
1
1
-
1
1
-
1
1
1
1
-
-
水質基準項目に含む
水質基準項目に含む
水質基準項目に含む
1
1
1
4
4
4
1
1
1
水質基準項目に含む
7
7
7
-
-
-
7
5・7・10・2
7
-
臭気
味
臭気
味
基礎的性状
腐食
病原微生物
一般有機物
着色
要検討項目と検査回数
番号
1
項
目
ダイオキシン類
※
考
表7
目標値
[pg-TEQ/L]
1
検査回数
雄物川
原水
1
浄水場
給水栓
浄水
1
-
検査月
備
考
8
仁井田浄水場の原水および浄水で実施。
クリプトスポリジウム等検査と検査回数
表8
検査回数
番号
項
目
単位
雄物川
原水
地下水
給水栓
原水
1
大腸菌(定量)
MPN/100mL
12
4
-
2
嫌気性芽胞菌
CFU/100mL
4
4
-
検査月
備
考
毎月
(5・7・10・2) クリプトスポリジ
ウム指標菌
3
※
5・7・10・2
クリプトスポリジウム等検査
個/10L
4
4
-
5・7・10・2
クリプトスポリジウム等検査は浄水場4地点(仁井田、豊岩、仁別、俄沢)で実施。
12
農薬類と検査回数
項
目
番
号
殺
虫
剤
1
殺
菌
剤
目標値
[mg/L]
検査
回数
項
目
番
号
チウラム
0.02
2
シマジン(CAT)
0.003
4
除
草
剤
○
2
○
表9
項
目
除
草
剤
項
52
○
53
○
3
○
チオベンカルブ
0.02
4
54
4
土壌燻蒸剤
1,3-ジクロロプロペン(D-D)
0.002
4
55
5
○
イソキサチオン
0.008
4
56
6
○
ダイアジノン
0.005
4
57
7
○
8
○
9
殺
虫
剤
殺
菌
剤
○
○
○
○
検査
回数
メフェナセット
0.02
4
プレチラクロール
0.05
4
イソプロカルブ(MIPC)
0.01
4
チオファネートメチル
0.3
4
テニルクロール
0.2
4
メチダチオン(DMTP)
0.004
4
フェニトロチオン(MEP)
0.003
4
58
カルプロパミド
0.04
2
○
イソプロチオラン(IPT)
0.3
4
59
○
ブロモブチド
0.1
4
○
クロロタロニル(TPN)
0.05
4
60
○
モリネート
0.005
4
プロピザミド
0.05
4
61
プロシミドン
0.09
4
10
○
○
目標値
[mg/L]
目
○
11
○
ジクロルボス(DDVP)
0.008
4
62
○
アニロホス
0.003
4
12
○
フェノブカルブ(BPMC)
0.03
4
63
○
アトラジン
0.01
4
0.0001
4
64
○
ダラポン
0.08
1
-
4
65
○
ジクロベニル(DBN)
0.01
4
イプロベンホス(IBP)
0.008
4
66
ジメトエート
0.05
4
EPN
0.004
4
67
○
ジクワット
0.005
4
0.2
4
68
○
ジウロン
0.02
1
13
14
-
15
16
-
クロルニトロフェン(CNP)
-
CNP-アミノ体
○
○
17
18
○
○
ベンタゾン
0.005
4
69
○
エンドスルファン(ベンゾエビン)
0.01
4
○
2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)
0.03
4
70
○
エトフェンプロックス
0.08
4
○
○
フェンチオン(MPP)
0.006
4
2
1
○
カルボフラン(カルボスルファン代謝物)
19
20
○
トリクロピル
0.006
4
71
21
○
アセフェート
0.006
2
72
22
○
イソフェンホス
0.001
4
73
○
マラソン(マラチオン)
0.05
4
23
○
クロルピリホス
0.003
4
74
○
メソミル
0.03
4
24
○
トリクロルホン(DEP)
0.03
4
75
ベノミル
0.02
2
25
○
ピリダフェンチオン
0.002
4
76
ベンフラカルブ
0.04
2
0.3
4
77
○
シメトリン
0.03
4
4
78
○
ジメピペレート
0.003
4
26
○
イプロジオン
27
○
エトリジアゾール(エクロメゾール)
0.004
○
○
○
グリホサート
28
○
オキシン銅
0.04
2
79
○
フェントエート(PAP)
0.007
4
29
○
キャプタン
0.3
4
80
○
ブプロフェジン
0.02
4
○
30
○
クロロネブ
0.05
4
81
31
○
トルクロホスメチル
0.2
4
82
○
エチルチオメトン
0.004
4
プロベナゾール
0.05
2
32
○
フルトラニル
0.2
4
83
○
エスプロカルブ
0.03
4
33
○
ペンシクロン
0.1
4
84
○
ダイムロン
0.8
1
34
○
メタラキシル
0.06
4
85
○
ビフェノックス
0.2
4
35
○
メプロニル
0.1
4
86
○
ベンスルフロンメチル
0.5
1
36
○
アシュラム
0.2
4
87
37
○
ジチオピル
0.009
4
88
○
ピペロホス
38
○
テルブカルブ(MBPMC)
0.02
4
89
○
39
○
ナプロパミド
0.03
4
90
40
○
ピリブチカルブ
0.02
4
91
41
○
ブタミホス
0.02
4
42
○
ベンスリド(SAP)
0.1
43
○
ベンフルラリン(ベスロジン)
0.01
4
94
44
○
ペンディメタリン
0.3
4
95
45
○
メコプロップ(MCPP)
0.005
4
96
46
○
メチルダイムロン
0.03
4
97
○
アラクロール
0.03
4
98
カルバリル(NAC)
0.05
4
99
47
48
○
○
トリシクラゾール
0.08
2
0.0009
4
ジメタメトリン
0.02
4
○
アゾキシストロビン
0.5
○
イミノクタジン酢酸塩
92
○
ホセチル
93
○
ポリカーバメート
0.03
○
ハロスルフロンメチル
0.3
○
フラザスルフロン
0.03
○
○
○
○
0.006
2
2
2
チオジカルブ
0.08
2
プロピコナゾール
0.05
4
シデュロン
0.3
4
ピリプロキシフェン
0.3
4
49
○
エディフェンホス(エジフェンホス,EDDP)
0.006
4
100
○
トリフルラリン
0.06
4
50
○
ピロキロン
0.04
4
101
○
カフェンストロール
0.008
4
51
○
フサライド
0.1
4
102
フィプロニル
0.0005
2
※
○
は委託検査で実施。
仁井田浄水場、豊岩浄水場の原水および浄水の委託項目について殺虫剤は6、7月実施。殺菌剤は5、6月実施。除草剤は6月実施。
松渕浄水場の原水および河辺戸島給水栓の委託項目について全項目6月実施。
※
は、検出されるおそれがほとんどないと見込まれる除外農薬類に分類が見直されたこと、また秋田市での過去の検査結果を踏ま
え、検査対象外。
13
検査地点と検査の種類
表10
基準項目および独自に行う検査
毎日検査
浄水場
配水池系
種別
-
原水
1
仁井田浄水場
○
○
-
浄水
2
仁井田浄水場
○
○
地点
番号
検査地点
配水池
手形山
仁井田浄水場
給水栓
岩
給水栓
御所野
給水栓
椿
給水栓
川
平尾鳥
給水栓
高
給水栓
区
3
手形山配水池
○
○
4
金足小泉
○
○
2
金足黒川
5
上北手百崎
○
○
3
上新城五十丁
6
太平山谷
○
○
4
土崎港相染町
5
山内字松原
6
上北手百崎
7
下北手通沢
8
太平八田
9
太平山谷
7
豊岩配水池
○
○
10
大町五丁目
8
豊岩小山
○
○
11
茨島七丁目
9
山王六丁目
○
○
12
豊岩小山
13
四ッ小屋小阿地
10
御所野元町
○
○
14
御所野元町
15
上北手大山田
16
雄和平沢
11
雄和平沢
○
○
17
雄和平尾鳥
12
雄和戸賀沢
○
○
18
雄和戸賀沢
19
雄和椿川
13
雄和椿川
○
○
20
雄和女米木
14
雄和女米木
○
○
21
雄和神ヶ村
22
雄和萱ヶ沢
-
原水
15
豊岩浄水場
○
○
-
浄水
16
豊岩浄水場
○
○
浜
田
-
仁
別
給水栓
曲
給水栓
和
田
-
上
俄
※
※
給水栓
沢
給水栓
給水栓
○
○
○
○
八橋大道東
19
下浜名ヶ沢
○
○
新屋元町
20
寺内大畑
○
○
26
下浜長浜
27
下浜名ヶ沢
21
仁別浄水場
○
28
山内字藤倉
22
山内字藤倉
○
23
松渕浄水場
○
○
29
河辺神内字坂ノ下
24
河辺戸島
○
○
30
河辺畑谷
25
河辺諸井
○
○
31
河辺松渕
32
河辺北野田高屋
33
河辺諸井
34
河辺三内字外川原
35
河辺神内字妙見
36
河辺三内字岩谷袋
37
河辺岩見字鵜養
原水
野
浜田配水池
新屋大川町
24
原水
松渕浄水場
17
18
25
原水
-
七
給水栓
土崎港南
原水は水質基準に準じて検査を実施。
図1、図2 検査地点図参照
14
考
雄物川表流水
清水木ポンプ場
経由
給水栓
23
備
雄和ポンプ場
経由
竹ノ花
豊岩浄水場
俄沢浄水場
水質基準
水質管理
項目
目標設定項目
金足小泉
配水池
仁別浄水場
検査地点
1
配水池
豊
地点
番号
26
俄沢浄水場
○
27
河辺高岡
○
28
河辺三内
○
雄物川表流水
地下水
地下水
地下水
図1
検査地点(毎日検査)
【平成25年度】
●2
●1
11
12
13
14
15
16
17
18
●3
● 28
●5
●4
茨島七丁目
豊岩小山
四ッ小屋小阿地
御所野元町
上北手大山田
雄和平沢
雄和平尾鳥
雄和戸賀沢
●8
● 23
● 36
●9
● 24
● 10
●7
● 34
● 37
●6
● 11
● 25
● 15
● 13 ● 14
● 33
● 32
● 29
● 31
● 30
● 26
● 12
● 16
● 19
● 17
● 27
● 18
1 金足小泉
2 金足黒川
3 上新城五十丁
4 土崎港相染町
5 山内字松原
6 上北手百崎
7 下北手通沢
8 太平八田
9 太平山谷
10 大町五丁目
● 20
● 21
● 22
15
● 35
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
雄和椿川
雄和女米木
雄和神ヶ村
雄和萱ヶ沢
土崎港南
八橋大道東
新屋元町
下浜長浜
下浜名ヶ沢
山内字藤倉
河辺神内字坂ノ下
河辺畑谷
河辺松渕
河辺北野田高屋
河辺諸井
河辺三内字外川原
河辺神内字妙見
河辺三内字岩谷袋
河辺岩見字鵜養
図2
定期水質検査地点(水質基準項目)
【平成25年度】
●4
21
● 22
3
● 20
●6
●9
● 28
26
●5
● 18
1,2
15,16
17
● 27
● 25
● 10
7
23
● 24
●8
● 11
11
12
13
14
15,16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
● 13
● 19
● 12
1,2
3
4
5
6
7
8
9
10
□仁井田浄水場
□手形山配水池
●金足小泉
●上北手百崎
●太平山谷
□豊岩配水池
●豊岩小山
●山王六丁目
●御所野元町
● 14
16
●雄和平沢
●雄和戸賀沢
●雄和椿川
●雄和女米木
□豊岩浄水場
□浜田配水池
●新屋大川町
●下浜名ヶ沢
●寺内大畑
□仁別浄水場
●山内字藤倉
□松渕浄水場
●河辺戸島
●河辺諸井
□俄沢浄水場
●河辺高岡
●河辺三内
水質検査計画についてのお問い合わせ
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