人から人へ、現在から未来へ 第55期 Vol.4 2008年12月 人から人へ、現在から未来へ エンジ ニ アリングソリュー ション システムソリューション 情報通信ネットワーク構築の分野で培ってきた技術により、あらゆる通信設備 通 信システムならびに官 公 庁、金 について施工を中心に企画・設計から運用・保守までの一元的なサービスを 融系大規模システムの受託ソフト 提 供 するとともに、保 有 するあらゆる技 術を駆 使し、通 信に関 する総 合 的 な 開 発、および アプリケ ー ション 統 ソリューションを提供しております。 合、課金システム等ソフトウエアの また、土木環境技術、電気設備技術等とIT技術、ネットワーク技術等を融合させ、 コンサ ルティングから提案、設計、 廃棄物の処理プラントや電線共同溝、オフィスビル・マンションの電気空調設備 構 築まで 一 貫したソリューション など社会インフラに関する付加価値の高いソリューションを提供しております。 を提供しております。 オフィスビル ● 電気・空調設備 ● ソフトウェア開発 ● LAN・WAN構築 IPネットワーク構築 ● モバイル通信 ● 交換・伝送・電力設備 ● 環境保全設備(水処理/ごみ処理) ● 携帯電話用の アンテナ・基地局 CONTENTS 事業内容 ………………………………………… 1 社長インタビュー ………………………………… 2 〈特集〉協和エクシオの社会貢献活動について … 5 連結財務諸表のポイント ………………………… 6 〈連載03〉現場探訪 ……………………………… 8 トピックス ………………………………………… 10 会社概要 ………………………………………… 12 株式情報 ………………………………………… 13 住 宅 ● Bフレッツ工事 ● ホームネットワークの構築 ● 地下管路 ● 通信用トンネル (とう道) 1 Top Interview 社長インタビュー 6月より社長に就任しました石川國雄が、事業戦略、ビジョンなどを語らせていただきます。 事業概況 成長戦略 Q 中期経営計画の進捗についてお聞かせください。 Q 「NGN (次世代ネットワーク)」についてお話しください。 A 2008年度は対前年比で、売上高103%、経常利益105%の実現に取り組んでいます。 A NGN対応に技術者を結集し、総力を挙げてリーディングカンパニーを目指します。 「中期経営計画(2007∼2009年度)」は、経営体質の強化と継続的成長の実現を目指し、 2007年度よりスタートしました。前年度は、減収減益となりましたが、2年目にあたる今年 度は“情報通信ネットワーク構築のリーディングカンパニーとして、付加価値の高いトータル エンジニアリングサ ービスを提 供 する”という強 固 なビジョンの もと、対 前 年 比 で 売 上 高 103%、経常利益105%の計画を達成し、再び増収増益で成長路線へ向け舵を切ることを 目標に、経営体質の強化に取り組んでいます。 エンジニアリング ソリューション 当期(2008.4.1∼2008.9.30) 受 注 高 1,398 億円 ※ 参考:前年同期 比 4%増 完成工事高 参考:前年同期※比 が大きく変わる時期にきています。当社では、NGNのルーター、サーバー等のIP網の整備に おいても、市 場をリードする企 業になれるよう、総 力を挙げてNGN対 応に技 術 者を結 集し、 業績を拡大させていきたいと考えています。 A 増加が見込まれる設備保守業務の受注獲得を図っていきます。 経営課題 Q 通信建設工事において最も重要となる、業務効率化の施策についてお話しください。 A 問題解決力を高めるべく、業務の「見える化」に取り組んでいます。 には、まず原因を目に見える状態にすることが求められます。決められたことをきちんと実 8%増 の800メガ周波数帯の再利用および3.9G/LTEのネットワーク構築計画等により、市場構造 Q 今後注力すべき分野や施策についてお聞かせください。 どれほど優秀な技術者であっても、見えていない問題に対しては対応できません。問題解決 1,168 億 円 NTTの目指す2010年で光アクセス2,000万加入ならびにNGNの拡大計画や、NTTドコモ 行しているか? 実行できないのは何が問題なのか? こうした問いを繰り返すことで、問 題 点 NTTドコ モ の3G投 資 が 一 巡し、前 期 比 で5%ほど 下 回って い ま す。 一 方、NTT西 日 本 が NGN関連設備投資を増加していることから、NTTグループ全体での設備投資額は、ほぼ横ば いと想定しています。一方、設備投資以外の分野では、設備保守業務の一部をアウトソーシ ングする動きが見られるなど、市場の拡大が見込まれています。通信設備建設で培った関連 ノウハウと技術力を活かし、高い付加価値を備えたソリューションを積極的に展開することで、 新たな成長の機会を確実なものにしていきます。 を 明らかにして いく作 業 が「見 える化」です。 当 社には 社 内システム「システムE X 」が あ システムソリューション 当期(2008.4.1∼2008.9.30) 受 注 高 73 億円 ※ 参考:前年同期 比 12%減 完成工 事 高 68 億 円 参考:前年同期※比 2 7%減 ります。これはデ ータ分 析により仕 事 の 成 果を「 見える化 」するツー ルです。自身が行っ Q 顧客ニーズに対する社長の考えをお話しください。 た仕 事 の 成 果 も「 見える化」により実 感 できるようになったことで、働く意 欲 が刺 激され、 A エンドユーザーのニーズこそが、 私たちの顧客ニーズと考えています。 生産性の向上にも役立っています。 今 後はNTTをはじめ、通 信 事 業 者 の 設 備 投 資がインフラ 1,472億円(参考:前年同期 ●完成工事高 : 1,236億円(参考:前年同期 ●経 常 利 益 : 69億円(参考:前年同期 ●純 利 益 : 37億円(参考:前年同期 ●受 注 高 : 設備からサ ービス投資へシフトしていくことが予想され、 ※ 比 103 %) ※ 比 107 %) ※ 比 141 %) ンドユー ザ ーに近 いところに集まっていくことから、お 客 ※ 比 126 %) 様 (=法 人 ) の お 客 様 (=エンドユ ー ザ ー ) を 強く意 識し ※ 2 0 0 7 . 4 . 1∼2 0 0 7 . 9 . 3 0 こうした市場動向の変化に取り残されないよう、変革・改 革を着実に推進していきます。また、付加 価 値は、よりエ たソリューションの提供に注力していきます。 Top Interview 社長インタビュー 将来の成長に向けた取り組み Q 技術力強化や、人材育成の取り組みについてお話しください。 石 川 國 雄(いしかわ くにお) を推進し、効率的な人的資源管理を実践していきます。 A 「マルチスキル・マルチタスク化」 1948年(昭 和23年)9月2日生 協和エクシオグループでは、工事需要の変動に耐えられる体制の整備を進めています。ただし、 その施工体制はピーク時の需要に備えたものです。繁閑の差をなくし業務の平準化による効率 化を図るため、社員には「マルチスキル・マルチタスク化」を推進しています。エンジニアリング まれ。山梨県韮崎市出身。 協 和 エ ク シ オ の 特集 社会貢献活動について 協 和 エクシオは、事 業を通じて の 環 境 保 全「 エコソリューション」と合 わ せ 、 CSR #ORPORATE3OCIAL2ESPONSIBILITY 企業の社会的責任(CSR)を果たすための様々な活動に取り組んでいます。 こうした活動は、地域の方々の当社事業への理解を深めるとともに、社員一人 ひとりが、 “ 協和エクシオの顔”であることを自覚する成長の機会となっています。 1971年4月、 日本電信電話公社 (現株式会社NTT) に入社。施設 局で無線分野の設備企画・開発 森林保護・育成活動 各地域における取り組み を提供する当社では、何を実現するにも技術力、すなわち人がすべてです。社員が興味を持って に携わる。当時、 まだ自動車電話 仕事に取り組んでいけるよう、自身で考え行動する自立したエンジニアの育成を進めています。 がスタートしたばかりの時代に、 当社では、創立50周年記念事業を契機に2005年1月 Q 組織運営の方針についてお聞かせください。 携帯電話が普及する時代の到来 」制度を活用した より、林野庁が進める 「法人の森林(もり) 積極的に参加しています。東北支店では「沖野デイサー を予感していた。その後、株式会 A 「コネクションカルチャー」 を醸成し、持続的成長が可能な組織を目指します。 森林資源の維持・増進活動に取り組んでいます。これま ビスセンター」で年2回、草 取りや照 明 器 具 の 清 掃・取 社 N T Tド コ モ 副 社 長 を 経 て でに、北海道、東北、関西、中国、九州の各地で「エクシオ 替 等を行っています。参 加した社 員からは、 「 お年 寄り 」づくりを進め、総面積約16haを対象に育 の森林(もり) や職員の方々からの“ありがとう”の言葉がとてもうれし 私は、グループ内部の相互協力を高めるために、人と人のつながりを重視する「コネクションカ ルチャー」を醸成していきたいと考えています。「コネクションカルチャー」とは、社員がつな がっている社風、つまり同僚や他の部署への協力を惜しまず、他人の成功を心から喜べる社内 文化のことです。こうした“人とつながる喜び”を、私は社員の皆さんとも共有していきたい。こ のような思いから、自分たちの協力度合いを他部門から評価してもらう 「コネクションポイント」 という制度をスタートさせました。協和エクシオの協和には、 「 協力」 し「和合」するという創業 の精神が込められています。この理念を具現化する取り組みを、グループ各社にも順次展開 していきます。 株主還元 Q 株主への利益還元についての考え方をお聞かせください。 2007年6月に協 和 エクシオに 入社、代表取締役副社長・I Tソ リューション事業本部長に就任。 2008年6月より現 職。趣 味 は ウォーキングとゴルフ。 当社は、全国各地で街の環境美化や地域の奉仕活動に 林活動を行ってきました。近く、首都圏エリアでも育林活 かった」といった声が聞かれています。北海道支店では 動を開始する予定です。今後は、各地域の「エクシオの森 「白 石サイクリングロード」の 清 掃を実 施。通 勤・通 学 」を通して、社員の地域社会への貢献や緑化意識 林(もり) から余暇活動まで幅広く利用される道路ということもあ の高揚を図るとともに、地域の方々を含めたコミュニケー り、地元の方々から大変喜ばれています。また、北関東 ションの場としても活用していきたいと考えています。 支店では「さんあいロード美化活動」の名で毎月2回、近 隣の34団体と協力し歩道の清掃を行っています。地域 “エクシオの森林(もり)”一覧 契約時期 地域 2005年 1月 九 州 熊本県宇土市 雁回山国有林 所在地 面積(ha) 5.36 2005年 2月 関 西 兵庫県西宮市 北山国有林 1.14 2006年 8月 北海道 北海道千歳市 千歳国有林 3.09 2006年10月 東 北 宮城県白石市 不忘山国有林 2.47 2007年 3月 中 国 広島県呉市 3.29 野呂山国有林 の方々からは、設置されたプランターの花々に心が和む と好評です。 地域社会とともに未来へ歩んでいく企業として、当社は 引き続き、CSRを果たすための様々な活動に取り組ん でまいります。 総面積 約16(ha) A 中・長期的な成長を確保し、積極的な株主還元の実現を目指します。 経営においては、EPS (1株当たりの利益)を重要な指標のひとつと位置づけ、企業価値を高 めるために、業績向上に取り組みます。当期の配当につきましては、当初計画どおり中間配当 10円、期末配当10円の年間20円とさせていただく予定で、当期の連結配当性向は20.6% となる見込みです。昨年より開始したクオカードの株主優待とともに、今後も安定した配当の 継続に努めてまいります。また、自己株式取得につきましては、引き続き株式市場の状況を見 ながら機動的に対応していく方針です。 株主の皆様におかれましては、引き続きご支援、 ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。 2008年12月 代表取締役社長 4 エクシオの森林(もり) [ 兵庫県] 「さんあいロード美化活動」に参加する社員たち(茨城県) 5 連 結財務 諸 表のポイント 2008.4.1∼2008.9.30 当第2四半期連結累計期間 (2008.4.1∼2008.9.30) 1 2 受注高 完成工事高 147,225 123,664 参 考 参 考 参 考 前第2四半期連結累計期間 (2007.4.1∼2007.9.30) 増 減 率 143,188 115,283 +2.8% +7.3% 3 経常利益 6,963 4,953 +40.6% 4 純利益 3,794 3,000 +26.5% 5 流動資産 6 固定資産 前期末 2008.3.31現在 110,526 121,733 53,899 増 減 率 -9.2% 完成工事高 受 注 高 147,225百万円 123,664 百万円 ※ (前年同期 比 2.8%増) ※ (前年同期 比 7.3%増) 302,000 305,624 303,537 08年度(見込) 295,000 297,899 08年度(見込) 287,744 281,230 278,869 320,000 255,953 流動負債・固定負債 8 純資産 9 総資産 66,793 97,632 160,000 12,000 80,000 122,648 143,188 156,081 147,225 123,664 141,234 128,100 111,741 115,283 100,943 -2.4% 81,382 -17.9% 15,278 0 単位:百万円 4,227 5,301 +2.2% 176,955 -7.1% 04 年度 05 年度 06 年度 07 年度 2008.4.1 ∼2008.9.30 参 考 04 年度 05 年度 当会計年度から金融商品取引法に基づく四半期報告制度が導入されました。適用される会計基準や用語などが、今年度と前年度では多 少異なりますが、当社といたしましては、株主の皆様の利便性を考慮し、本誌においては数値の比較がしやすいよう主要な財務項目は並べ て記載することといたしました。前年同期に係る数値やグラフは参考データとしてご確認ください。 4,953 6,963 単位:百万円 06 年度 07 年度 2008.4.1 ∼2008.9.30 100.33 98.42 08年度(見込) 27.28 35.76 1株当たり純利益 3,794 百万円 35.76 円 ※ (前年同期 比 31.1%増) (前年同期 比 26.5%増) 11,023 12,000 10,685 10,300 120 08年度(見込) 9,000 60 3,000 2,190 3,562 4,432 05 年度 06 年度 56.59 30 3,000 3,794 0 04 年度 97.07 81.94 90 6,423 単位:百万円 7,702 参 考 0 『連結財務諸表のポイント』における適用初年度の対応について 08年度(見込) 0 9,174 95,573 18,000 17,203 6,000 純 利 益 55,221 21,117 12,377 単位:百万円 6 ※ 24,000 18,000 6,000 164,425 6,963 百万円 (前年同期 比 40.6%増) 247,687 ※ 7 経 常 利 益 240,000 単位:百万円 当第2四半期末 2008.9.30 現在 参 考 07 年度 2008.4.1 ∼2008.9.30 単位:円 19.71 04 年度 グラフに記 載 の 数 値について、青 字は第 2 四 半 期 連 結 累 計 期 間 、黒 字は通 期 の 金 額を表しています。 32.45 40.34 05 年度 06 年度 07 年度 2008.4.1 ∼2008.9.30 ※ 2007.4.1∼2007.9.30 7 連載 03 「現 場 探 訪」は、エ ク シ オ グ ループの最前線を、株主の皆 様に分かりやすくご紹介させ ていただくコーナーです。 今回は、ネットワーク・セキュ リティの保守業務の現場をご 米国 ソニックウォール社と提携 ソニックウォール社 概要 1991年 設立 協 和エクシオでは、インターネット・セ エクシオが提携することで、中小企業向 1999年 NASDAQ 上場 キ ュリ ティ 製 品 を 提 供 す る ソ ニック け 製 品 の ユ ー ザ はもちろん のこと、就 2000年 日本オフィス開設 ウォー ル 社と提 携し、9月17日より24 業 時 間 後や週 末にメンテナンスを行う 時 間365日 の カ ス タ マ・サ ポ ート・ ことが多い大規模ネットワークを保有す サービスの運営を行っています。 る 企 業 の お 客 様 も、安 心してソニック 製造・販売 ソニックウォー ル 社 はこれまで も 中 小 ウォー ル 社 の 製 品を導 入できるように ソニックウォール社の製品は、1万社以上の販売パート 企 業 向けに、安 価かつ 高 性 能で使 い 勝 なります。 手 の 良 いセキュリティ製 品を日本 市 場 今回の「現場探訪」の舞台は、普段、目に で 販 売して きました。 そ こに、全 国 規 することの少ないネットワーク・セキュ 模 の 保 守チャネルを有する私たち協和 リティの保守業務の最前線です。 本 社 米国カリフォルニア州 事業内容 インターネットセキュリティ製品の開発・ ナーを通じて、サービスプロバイダや小売/ POS、教 育、医療、政府機関などの幅広いマーケットで導入され ており、世界中で60万台以上、日本では5万台以上導 入されています。また、使いやすく高品質・高性能な ソニックウォール社ダグラス副社長と握手を交わす石川社長(中央) 製品として、数々のアワードを受賞しています。 紹介します。 チーム力の強化で、ネットワーク・セキュリティの 保守No.1を目指す。 何も起こらない日常こそが、 最大のドラマ。 キュリティ技術も含めたマルチスキルの 向上事例や、 うまくいかなかった事例な 向 上に努めています。しかしながら、 ト ど、喜 び も 困 難 も チ ー ムとして 共 有し ラブルの発生を未然に防ぐために、故障 て、共に乗り越えられるよう切磋琢磨し が起きてもサービス停止をしない、停止 ています。 しても範囲が限定される設備の提案や、 大 規 模でインフラ的 性 格を持ったネッ 早 稲 田 から三ノ輪 橋まで の 12.2kmを約50分で結ぶ都電荒 微細な兆候を察知して故障の芽を事前 トワークの 保 守 は、チ ー ム の 協 力 が 不 していた都 電 の 路 線 のうち唯 一 残った に摘 み 取ることなどが本 来 の 業 務だと 可欠です。私たちはこのチームを保守 時速15kmで巡る東京 川線沿線には、アツアツのコロッケ が食べられる商店街や駄菓子屋と 路 面 電 車“都 電 荒 川 線”が走る、の んび 思っています。 部門だけでなく、設計、施工など上流工 りとした実に下 町 情 緒 あふれる地 域に お客様にとって何も起こらない日常を守 程 の 技 術 者にも広げ、お互 いに敬 意を あります。 り続けることこそが、 この仕事で最も苦 払 い つつ 協 力して、自身 の 能 力を高 め が多く行われています。 て い ける“自 立した エンジニ ア の 集 合 また、巣鴨のとげぬき地蔵、雑司ヶ が 提 供 するインタ ー ネット・セ キュリ 労する点であり、 やりがいでもあります。 体”を目指し、日々の業務に取り組んで 新設した専門の技術センタでは、スタッ 目指すは、自立したエンジニアの 集合体。 ネットワークの 先には 毎 日 利 用して い フの技術研修をはじめ技術サポートや故 目に見えないネットワークを対象とする るお 客 様 が いらっしゃいます。 お 客 様 障受付の際の確認検証訓練を実施。現 保 守 業 務は、設 備を建 設 する分 野と比 に“ 協 和 エ ク シ オ の 安 心 と 信 頼 ”を ティ製 品 の 保 守 業 務を行っています。 ソニックウォール社用の技術センタが 設置されたカスタマーサービスセンタ クを大切にしています。そのため、品質 私たちの 現 場は、東 京 都 内で多 数 存 在 この地で、私たちはソニックウォー ル社 8 たトラブルに迅速に対処するために、セ います。 場で要求される高度な専門知識の習得 べ ると、 “仕 事 の 成 果 が 見 え にくい 分 お 届 け することこそ が、私 た ち の 誇り をしています。私たちは、起きてしまっ 野”であるだけに、現場でのチームワー です。 いったレトロなたたずまいが今 な お 残ることから、TVやCMの 撮 影 谷 の 鬼 子 母 神 なども あり、付 近に 植樹された桜やバラ、ツツジ、アジ サイを見物する人々でにぎわうな ど、四 季 折々、どこで降りても見ど ころがたくさん あります。下 町 情 緒あふれる風景を眺めながら都電 の 旅 を 楽しん で み て は い か が で しょうか。 9 News 野瀬茂紘選手、 「技能五輪全国大会」で金メダル 来年 月には、国際大会へ挑戦! 野瀬選手は今回の優勝により、2009年9月にカナダ のカルガリーで開催される「第40回技能五輪国際大 会」に日 本 代 表として 出 場 する予 定 で す。 第38回 News 岩手県八幡平市の ごみ処理施設業務を受託 当社など5社で構成するグループは、岩手県八幡平市 2008年11月、千 葉 県 を 主 会 場として 開 催 さ れ た 大会の小湊 大 輔 選 手、第39回 大 会 の 山 口 雄 基 選 手 のごみ処理施設に関し、2009年4月から2019年3 「第46回 技 能 五 輪 全 国 大 会」において、 「 情 報ネット に 続く、当 社 社 員による3大 会 連 続での 世 界 一 受 賞 月までの10年間の長期管理運営委託事業に関する基 ワーク施 工」部 門に参 加した当 社 の 野 瀬 茂 紘 選 手が を目指し、今後もグループ一丸となって、次世代を担 本 協 定を締 結しました。提 案 金 額は22億9,000万 金メダルを、橋本匠生選手、中川隆太郎選手がそれぞ う技術者の育成に取り組んでまいります。 円で、当社を代表とする5社で特別目的会社(SPC)を の はし もと なる き せ しげ ひろ なか がわりゅう た ろう れ銀メダルを獲得しました。 「技能五輪全国大会」は、毎年1回、23歳以下の青年 技 術 者たちが日本 一を競う技 能 大 会で、野 瀬 選 手ら が 出 場した「情 報 ネットワーク施 工」部 門 は、構 内・ ビル内および宅内を想定した情報通信システムの構 築に関する課題を2日間、合計約11時間の規定時間 の中で競技するものです。大会特有の精神的な重圧 表彰台で喜びを分かち合う3選手(野瀬選手[右端]、中川選手、橋本選手[左端から]) く発揮し、見事、 メダルを獲得しました。 もある中、3選手は日頃の業務で培った技能を遺憾な 金メダルを獲得した野瀬選手のコメント 今 大 会 は、日 本 代 表 の 選 考 も 兼 ね ていたため緊 張しましたが、日々 の 設立し、八幡平市と事業契約を締結しました。 受託するのは「八幡平市清掃センター」 「 栗日影沢最 終 処 分 場」 「計 画 中 の 新 設 最 終 処 分 場」の 運 転・維 訓 練 の 甲 斐 あって 平 常 心 で 実 力を 持 管 理 で、同 市 の 財 政 支 出 削 減 が 見 込まれるなど、 出し切ることができました。今 回 の その効果に期待が集まっています。 優勝を糧に努力を重ね、来年のカル ガリー では 先 輩 方 の 偉 業 を 引 き 継 いで、 “ 協和エクシオの大会3連覇” に挑戦します。 当社は、栃木県のごみ処理施設「とちぎクリーンプラ ザ」での長期共同受託の経験と実績を活かし、他の4 社と共同で適正な運転・維持管理にあたります。 引き続き、地球環境の保全と循環型社会の形成に貢献 するソリューションを積極的にご提案し、さらなる受注 News 「苅田町リサイクルセンター」建設工事が完成 当社は「苅田町リサイクルセンター」建設工事を完成 でアルミ缶とスチール缶を選別する「スチール缶磁選 特別目的会社(SPC)構成会社 させ、発注元である福岡県京都郡苅田町への引き渡 機」 「アルミ選別機」を導入し省力化を実現。また、 「防 株式会社協和エクシオ ………(本社:東京都渋谷区) しをいたしました。同施設は従来処理していた、びん・ 臭剤噴霧装置」と 「集じん装置」を設置する等、周辺環 佐藤築炉工業株式会社 ………(本社:岩手県花巻市) 缶に加え、新たにペットボトルも扱える「包装容器リサ 境への配慮と作業環境の改善も図られています。 イクル法」対応型のリサイクル施設です。 排水を再利用するほか、不燃残渣をセメント原料とし 処理対象物と収集袋を分離する「破除袋機」や、磁力 て搬出する等、当社の処理技術を活かし、 リサイクル センター全体で3R(リデュース、 リユース、 リサイクル)を推進しています。 当 社 は 、今 後 も 地 球 環 境 保 全 と 循 環 型 社 会 の 形 成 に 貢 献 する 環 境 シ ステ ム を 積 極 的に提 案して いく方 針 です。「苅田 町リサ イクルセンタ ー」の 施 設 概 要 は 右 記のとおりです。 「苅田町リサイクルセンター」施設外観 10 拡大を図ってまいります。 施設内部の様子 有限会社西根清掃 ……………(本社:岩手県八幡平市) 株式会社北日本環境保全 ……(本社:岩手県北上市) アイテック株式会社 ……………(本社:大阪府大阪市) 施 設 概 要 名 称: 苅田町リサイクルセンター 所 在 地: 福岡県京都郡苅田町鳥越町1番地3 敷 地 面 積: 30,378㎡ [リサイクルセンター] 建物面積:1,094㎡、延床面積:1,397㎡ [洗車場] 建物面積:57㎡、延床面積:57㎡ 建 物 構 造: 鉄骨造 処理対象物: 缶、びん、ペットボトル 処 理 方 式: 選別、圧縮、破砕、保管 処 理 能 力: 4.9t/日 施 工 監 理: 日本水工設計株式会社 設計・ 施工: 株式会社協和エクシオ 「八幡平市清掃センター」 施設外観 11 会社概要 株式情報 役 員(2008年9月30日現在) 会社データ(2008年9月30日現在) 商 資 本 代表取締役会長 髙 島 征 二 発行可能株式総数 300,000,000株 事 KYOWA EXEO CORPORATION 代表取締役社長 石 川 國 雄 発行済株式総数 117,812,419株 定時株主総会 毎年6月開催 立 1954年 (昭和29年) 5月17日 専 務 取 締 役 68億8千8百万円 株主数 基 金 酒 井 輝 隆 常 務 取 締 役 鈴 木 喜 晶 常 務 取 締 役 杉 田 裕 次 常 務 取 締 役 上 野 谷 拓 也 定時株主総会 毎年3月31日 期 末 配 当 金 毎年3月31日 中 間 配 当 金 毎年9月30日 その他必要があるときは、あらかじめ公告 して定めた日 常 務 取 締 役 髙 橋 勝 已 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 12,773千株 常 務 取 締 役 嶋 本 昭 洋 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) 7,934千株 6.73% 常 務 取 締 役 渡 邉 隆 之 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4G) 6,261千株 5.31% 常 務 取 締 役 矢 挽 晃 古河電気工業株式会社 5,767千株 4.90% 取 締 役 多 田 彰 吾 住友電気工業株式会社 5,766千株 4.89% 取 締 役 堀 邊 豊 富士通株式会社 3,594千株 3.05% 取 締 役 小 出 範 夫 株式会社フジクラ 2,930千株 2.49% 取 締 役 八 木 剛 株式会社みずほ銀行 2,688千株 2.28% 取 締 役 庄 司 修 資産管理サービス信託銀行株式会社 (信託B口) 2,421千株 2.05% 取 締 役 西 野 成 一 日本生命保険相互会社 1,962千株 1.67% 北関東支店 (水戸市) 取 締 役 髙 橋 輝 幸 千葉支店 (千葉市) 取 締 役 長 尾 逹 則 本社 (東京都渋谷区) 取 締 役 津 田 俊 雄 取 締 役 新 矢 邦 彰 常 勤 監 査 役 池 田 定 雄 金融機関 常 勤 監 査 役 岩 田 光 昭 46,339千株 監 査 役 川 上 正 幾 証券会社 監 査 役 山 下 東 洋 彦 492千株 監 査 役 小 野 壽 久 従 業 員 数 連結 7,523名 / 単独 3,516名 本 東京都渋谷区渋谷三丁目29番20号 事 社 業 所 北海道支店 (札幌市) 北陸支店(金沢市) 東北支店 (仙台市) 西日本本社(大阪市) 関西支店(大阪市) 中国支店(広島市) 九州支店(福岡市) 南関東支店 (横浜市) 甲信支店(甲府市) 東海支店 (名古屋市) 四国支店 (高松市) 沖縄支店(那覇市) 12 株主メモ 株式会社 協和エクシオ 号 設 株式の状況(2008年9月30日現在) 7,449名 業 年 準 度 日 大株主 株 主 名 所有株式数 所有株式割合 10.84% 株主名簿管理人 大阪市中央区北浜四丁目5番33号 住友信託銀行株式会社 同事務取扱場所 東京都中央区八重洲二丁目3番1号 住友信託銀行株式会社 証券代行部 郵便物送付先 〒183-8701 東京都府中市日鋼町1番10 住友信託銀行株式会社 証券代行部 電話照会先 住所変更等用紙のご請求 0120-175-417 その他のご照会 0120-176-417 (注)上記のほか、当社名義の自己株式 11,728千株(9.96%) があります。 所有者別株式分布状況 ホームページ・URL http://www.sumitomotrust.co.jp/ STA/retail/service/daiko/index.html 自己株式 9.96% 11,728千株 同 取 次 所 個人その他 39.33% 0.42% 13.48% 15,886千株 外国法人等 16.66% 19,623千株 その他法人 20.15% 毎年4月1日から翌年3月31日まで 公 告 の 方 法 住友信託銀行株式会社本店および全国各 支店 電子公告 ただし、事故その他やむを得ない事由に よって電子公告による公告をすることが できない場合は、日本経済新聞に掲載 (http://www.exeo.co.jp) 23,740千株 13 株券電子化後の株式に関するお届出先およびご照会先について 2009年1月5日から株券電子化が実施されます。その後の住所変更等 のお届出およびご照会は、株主様の口座のある証券会社あてにお願いい たします。 株券電子化前に「ほふり」 ( 株式会社証券保管振替機構)を利用されていな い株主様には、株主名簿管理人である下記の住友信託銀行株式会社に口 座(特別口座といいます)を開設いたします。特別口座についてのご照会 および住所変更などのお届出は、下記の電話照会先にお願いいたします。 株券電子化前後の単元未満株式の買取・売渡請求のお取扱いについて 買取請求 特 別 口 座 の 株 主 様につきましては、株 券 電 子 化 の 施 行日( 2 0 0 9 年 1月 5日)から2009年1月25日まで受付を停止いたします。また、2008年 12月25日から30日までに請求をいただいた場合は、代金のお支払い は2009年1月26日以降となります。 売渡(買増)請求 2008年12月12日から2009年1月4日まで、受付を停止いたします。 また、株券電子化の施行日(2009年1月5日)以降において、特別口座の 株主様につきましては、2009年1月25日まで受付を停止いたします。 ※単元未満株式について「ほふり」を利用されている株主様につきましては、上記取扱と 異なりますので、お取引の証券会社へお問い合わせください。 株主名簿管理人事務取扱場所 住友信託銀行株式会社 証券代行部 〒183-8701 東京都府中市日鋼町1番10 ●住所変更等用紙のご請求 0120-17 ………… 5 - 417 ●その他のご照会 …………………… 0120 -176 - 417 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷三丁目29番20号 TEL. 03 -5778 -1111 http://www.exeo.co.jp
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