平成24年3月期 決算説明会 I. 平成23年度 連結決算概況 II. 平成24年度 連結業績予想 III 第9次中期3ヵ年計画の概要 III. IV. CBH社中期3ヵ年計画とラスプ鉱山開発 説明者 代表取締役社長 代表取締役専務 手島達也 山宮邦夫 平成24年5月11日(金) 16時00分~ 於 ビジョンセンター日本橋 1 目次 Ⅰ. 平成23年度 成 年度 連結決算概況 1. 当決算期の概況(連結) ・・・・・・・・・・p3~p4 2. セグメント情報 ・・・・・・・・・・・・・p5 3. 連結貸借対照表 ・・・・・・・・・p6~p7 4. 連結損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・p8 5. 連結キャッシュ 連結キャッシュ・フロー計算書 フロ 計算書 ・・・・・・・・・・・・・p9 p9 6. 設備投資・減価償却 ・・・・・・・・・・・・p10 7. 有利子負債残高 ・・・・・・・・・・・・p10 8. 財政状態 ・・・・・・・・・・・・p11 Ⅱ 平成24年度 連結業績予想 Ⅱ. 1. 連結業績予想 2. セグメント別業績予想 3. 前提条件 ・・・・・・・・・・・・ p12 ・・・・・・・・・・・・ p12 ・・・・・・・・・・・・ p12 Ⅲ. 第9次中期3ヵ年計画の概要 ・・・・・・・p13~p15 Ⅳ. CBH社中期3ヵ年計画と ラスプ鉱山開発 プ鉱山開発 ・・・・・・・・p16~p23 (参考資料) 1. 世界の亜鉛・鉛の需給推移 2. 国内の亜鉛・鉛の需給推移 鉛 鉛 需給推移 3. 亜鉛・鉛の価格と在庫の推移 4. 亜鉛・鉛の鉱石輸入と国内需要 5. 製錬事業の収益構造 6 製錬業界における当社の位置 6. 7. 主要製品の用途と売上の推移 ・・・・・・・・・・・・p24 ・・・・・・・・・・・・p25 ・・・・・・・・・・・・p26 ・・・・・・・・・・・・p27 ・・・・・・・・・・・・p28 ・・・・・・・・・・・・p29 p29 ・・・・・・・・・・・・p30 2 Ⅰ. 平成23年度 連結決算概況 1.当決算期の概況(連結) (1)連結売上高は1,059億円とほぼ前年度並みとなった。 大震災の影響による亜鉛製品と環境リサイクル製品 の減収を銀の大幅な価格上昇と完全子会社化した CBH社の年度フル連結により補った。営業利益、経 常利益は亜鉛の減産・減販、超円高、銀を除く国内 金属価格の下落により大幅減益となった。 当期利益は、震災による特別損失(約8億円)を計 上したうえ 前年度計上したCBH社の完全子会社化 上したうえ、前年度計上したCBH社の完全子会社化 に伴う特別利益(約55億円)も剥落し、前年度対比 約87%の減益となった。 (単位:億円) 11月修正計画 修 計 売上高 営業利益 経常利益 当期利益 1,020.0 23.0 14.0 5.0 実績 1,059.1 28.0 28.8 10.1 修 計画比 修正計画比 前年度比 +3.8% +2.2% +21.9% △67.0% +105.4% △67.0% +101.1% △86.7% 3 Ⅰ. 平成23年度 連結決算概況 1.当決算期の概況(連結) (2)製錬事業の売上高は亜鉛の減収を銀価格の上昇が 補って増収となる。営業利益は円高の進行と銀を除 く国内金属価格の下落による在庫評価益実現額の前 年度対比大幅減少で減益となる。 資源事業の売上高はCBH社を一年分フル連結し増収 となる。営業利益は計画対比精鉱生産量・販売量が 落ち込み、豪ドル高に加え、特に金属価格が大幅に 下落した10月 12月が連結取り込みの最終四半期 下落した10月~12月が連結取り込みの最終四半期 となったこともあり収益が悪化した。更に鉱業権・ のれんの償却負担(約7億円)も加わり赤字となっ た。 (3)電子部材事業は、電解鉄が好調を持続し前年度並み の売上を維持するも、電子部品およびプレーティン グは世界的な景気後退の影響で売上を落とし、減収 減益となる。 環境 リサイクル事業は主力 場 小名浜製錬所が 環境・リサイクル事業は主力工場の小名浜製錬所が 被災し、酸化亜鉛が減産。その他リサイクル製品も 原料供給元の被災により入荷量が減少し、大幅な減 収減益となる。 その他事業はエンジニアリング会社が国内外大型案 件の完工もあり好調を持続したほか、防音建材も放 射線遮蔽材としての特需もあり増益となった。 (4)株主配当金は、7円に据置の予定。 4 Ⅰ. 平成23年度 連結決算概況 2.セグメント情報 売上高 (単位:百万円) 22年度 23年度 増 減 % 製錬事業 72 921 72,921 76 137 76,137 3 216 3,216 44 4.4 資源事業 3,709 6,138 2,429 65.5 電子部材事業 8,129 7,075 △1,054 △13.0 環境・リサイクル事業 環 リサイクル 業 4,848 , 2,989 , , △1,859 △38.3 14,019 13,573 △445 △3.2 103,628 105,914 2,286 2.2 その他事業 計 営業利益 (単位:百万円) 22年度 23年度 増 減 % 製錬事業 5 720 5,720 1 059 1,059 4 661 △4,661 資源事業 △295 △826 △530 電子部材事業 1,050 864 △185 △17.7 995 299 △695 △69.9 その他事業 1,450 1,492 41 2.9 消去 △423 △86 337 8,497 2,802 △5,694 環境・リサイクル事業 計 81 5 △81.5 ― ― △67.0 5 Ⅰ. 平成23年度 連結決算概況 3.連結貸借対照表(1/2) 期 科 目 別 23/3末 金額 62,055 構成比 金額 44.0 67,492 12,739 16,550 受取手形及び売掛金 16,746 15,997 たな卸資産 27,867 31,534 繰延税金資産 2,317 492 その他 2,409 2,931 △24 △12 Ⅱ固定資産 有形固定資産 54.9 3,358 45,898 32.6 51,860 34.6 5,961 15.9 59 △1,267 1,267 4.4 △1,336 100.0 8,795 12 699 12,699 24 183 24,183 土地・鉱業用地 16,946 16,946 7,954 830 413 395 無形固定資産 25,082 5,08 17.8 8 23,815 3,8 5 のれん 571 501 鉱業権 24,433 23,238 その他 77 75 投資その他の資産 7,970 5.7 6,634 5,074 4,634 15 14 789 804 その他 2,874 1,964 貸倒引当金 △781 △782 投資有価証券 長期貸付金 繰延税金資産 資産合計 5,437 82,310 機械装置及び運搬具 その他 45.1 56.0 9,504 建設仮勘定 金額 78,952 7,883 建物及び構築物 構成比 % 現金・預金 貸倒引当金 対前期末比 増 減 24/3末 % 「資産の部」 Ⅰ流動資産 (単位 百万円) (単位:百万円) 141,007 100.0 149,803 6 Ⅰ. 平成23年度 連結決算概況 3.連結貸借対照表(2/2) 期 科 別 目 23/3末 金額 51,056 構成比 金額 36.2 43,987 7,589 22,509 22,478 1年以内返済予定の長期借入金 2,760 3,317 コマーシャル・ペーパー 2,000 2,000 未払法人税等 1,906 240 引当金 398 25 その他 14,160 8,336 短期借入金 Ⅱ固定負債 29,854 21.2 44,934 17,086 33,307 退職給付引当金 2,669 2,444 その他の引当金 273 262 再評価に係る繰延税金負債 5,779 5,061 その他 4,045 3,858 長期借入金 負債合計 構成比 金額 % 7,321 支払手形及び買掛金 対前期末比 増 減 24/3末 % 「負債の部」 Ⅰ流動負債 (単位 百万円) (単位:百万円) 29.4 △7,069 30.0 15,079 80,911 57.4 88,921 59.4 8,010 52 232 52,232 37 0 37.0 52 287 52,287 34 9 34.9 54 57 5.7 730 「純資産の部」 Ⅰ株主資本 14,630 14,630 資本剰余金 9,876 9,876 利益剰余金 27,748 27,803 △23 △23 資本金 自己株式 Ⅱその他の包括利益累計額 7 864 7,864 56 5.6 8 594 8,594 899 680 △2,371 △237 土地再評価差額金 7,572 8,290 為替換算調整勘定 1,763 △139 純資産合計 60,096 42.6 60,882 40.6 785 141,007 100.0 149,803 100.0 8,795 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 負債・純資産合計 7 Ⅰ. 平成23年度 連結決算概況 4.連結損益計算書 (単位 百万円) (単位:百万円) 前期 (22/4~23/3) H24年度計画 (24/4~25/3) 当期 (23/4~24/3) 103,628 105,914 116,000 営業利益 8,497 2,802 4,700 営業外収益 1,468 724 560 営業外費用 1,240 652 560 (内、持分法による投資損失) (153) (―) (―) 経常利益 8,725 2,875 4,700 特別利益 5,630 1,195 ― (内、投資有価証券償還益) (3,213) (―) (―) (内、段階取得に係る差益) (内、鉱業権売却益) (2,266) (―) (―) (1,008) (―) (―) 特別損失 1,879 1,056 300 (内、固定資産除却損) ((303)) ((269)) ((300)) (内、災害による損失) (1,379) (763) (―) 税引前当期利益 12,476 3,014 4,400 法人税・住民税等 3,107 795 1,300 法人税等調整額 1,823 1,214 100 当期利益 7,545 , 1,005 , 3,000 , 亜鉛:(LME Settlement $/t) ($2,187) ($2,101) ($2,200) 千円 千円 千円 売上高 国内価格/t 価 格 鉛:(LME Settlement $/t) 国内価格/t 銀:(London Fixing $/oz) 国内価格/kg 231.9 211.7 218.2 ($2,244) ($2,274) ($2,200) 千円 千円 千円 239.4 230.6 218.2 ($23.8) ($35.4) ($34.0) 千円 千円 千円 66.4 円 為替相場:¥/$(TTM) 85.7 91.7 円 79.1 88.6 円 80.0 8 Ⅰ. 平成23年度 連結決算概況 5.連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) (単位 百万円) 22年度 (22/4~23/3) 23年度 (23/4~24/3) 対前年度比 増 減 12,476 3,014 △9,461 2. 減価償却費 4,160 6,075 1,914 3. たな卸資産増減 2,719 △3,721 △6,440 4. 売上債権増減 537 734 197 5. 仕入債務増減 1,024 795 △229 6. 鉱業権売却益 ― △1,008 △1,008 7. 投資有価証券償還益 △3,213 ― 3,213 8. 段階取得に係わる差益 △2,266 ― 2,266 9. 持分法による投資損益 153 ― △153 10. 利息・配当金の受取額 469 235 △233 △575 △474 100 △3,422 △3,478 △55 2,891 △2,366 △5,257 14,954 △193 △15,148 1. 有形固定資産取得額 △7,540 △10,643 △3,103 2. 無形固定資産取得額 △848 △3,133 △2,284 △3,604 △32 3,571 ― 2,091 2,091 △11,993 ― 11,993 △70 678 749 △24,057 △11,039 13,017 1. 有利子負債の増減 10,943 16,402 5,458 2. 転換社債償還支出 △507 ― 507 3. 親会社の配当支出 △950 △950 0 4. その他 △131 △226 △95 9,354 9 354 280 532 12,734 15,225 15 225 △180 3,810 16,545 5,870 5 870 △460 3,277 3,810 区 分 Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 1. 税引前当期利益 11. 利息の支払額 12. 法人税等の支払額 13. その他 計 Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー 3. 投資有価証券の売却・取得額 4. 鉱業権売却収入 5. 関係会社持分の取得額 6. その他 計 Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシ フロ 計 Ⅳ 現金・現金同等物に係わる換算差額 Ⅴ 現金・現金同等物の増減額 Ⅵ 現金・現金同等物の期末残高 9 Ⅰ. 平成23年度 連結決算概況 6.設備投資・減価償却 (単位:億円) 140 120 100 73 80 61 60 40 23 27 31 32 21 31 45 35 42 20 0 設備投資 90 139 110 減価償却 7.有利子負債残高 (単位:百万円) 対前期末比 増 減 22/3末 23/3末 24/3末 短期借入金 長期借入金 2,000 2 000 22,478 8,928 2,000 2 000 22,509 19,847 2,000 2 000 22,478 36,625 △31 16,778 合 33,406 44,358 61,103 16,747 区 分 コマーシャル・ペーパー 計 ― 10 Ⅰ. 平成23年度 連結決算概況 8.財政状態 (単位 億円) (単位:億円) 1,500 1,300 1,498.0 1,410.0 1,400 1,258.4 1,246.5 1,200 1,100 総資産 1,128.2 1,078.2 1,000 900 有利子 負債残高 800 700 600 500 400 300 200 572.5 479.2 411.1 404.3 485.9 367.9 0 38.1% 45.9% 45.1% 443.5 334.0 100 48.8% 608.8 611.0 600.9 550.4 42.6% 40.6% 純資産額 自己資本比率(%) 総資産 純資産 自 資本 率 自己資本比率 1株当たり純資産 百万円 百万円 % 円銭 24年3月期 149,803 60,882 40.6 448.32 23年3月期 141,007 60,096 42.6 442.54 1 株 当 た り 自 己 資 本 当 期 総 資 産 売 上 高 当 期 純 利 益 純利益率(ROE) 経 常 利 益 率 営 業 利 益 率 円銭 % % % 24年3月期 7.40 1.7 2.0 2.6 23年3月期 55.57 13.1 6.9 8.2 11 Ⅱ. 平成24年度 連結業績予想 1.連結業績予想 %表示は前年同期との増減率 (単位:百万円) 売上高 期 経常利益 当期純利益 53,000 3.8% 2,000 55.3% 2,000 899.1% 1,300 ― 116,000 116 000 9.5% 4,700 4 700 67.7% 4,700 4 700 63.5% 3,000 3 000 198.4% 第2四半期 連結累計期間 通 営業利益 2.セグメント別業績予想 ①売上高 (単位:百万円) 製錬 第2四半期 連結累計期間 通 期 資源 環境・ リサイクル 電子部材 その他 34,900 7,000 3,800 2,100 5,200 53,000 76,700 15,500 7,700 4,300 11,800 116,000 ②営業利益 (単位:百万円) 製錬 第2四半期 連結累計期間 通 期 合計 資源 電子部材 環境・ リサイクル その他 消去 合計 0 1,000 400 200 500 △100 2,000 300 2,100 850 500 1,200 △250 4,700 3.前提条件 亜鉛:(LME Settlement) $/t 2,200 鉛 :(LME Settlement) $/t 2,200 銀 :(London Fixing) $/oz 34.0 ¥/$ 80.0 為 替 相 場 12 Ⅲ. 第9次中期3ヵ年計画の概要 (1) 対象期間 平成24年4月~平成27年3月の3ヵ年 (2) スローガン 『新たな次元へ向けさらなる飛躍を』 (3) 主要課題 ① 完全子会社化したCBH社を梃子に、インテグレー テッド・スメルター(一貫製錬メーカー)として の強みを活かし、収益力の強化を図る。 ② 製錬事業は、自らの事業採算改善のため、聖域を 製錬事業は 自らの事業採算改善のため 聖域を 設けることなく、あらゆる施策を遂行する。 ③ 電子部材、環境・リサイクル事業等は、新規事業 の拡大及び新製品の開発に注力する。 ④ 次世代への技術・ノウハウの継承は引き続き実施 するとともに、受け手たる次世代は、自覚と責任 をもって業務遂行にあたる。 13 Ⅲ. 第9次中期3ヵ年計画の概要 (4) 前提条件 24年度計画 25年度計画 26年度計画 LME 亜鉛 $/t 2,200 2,500 2,800 LME 鉛 $/t 2,200 2,500 2,800 銀 $/oz 34.0 34.0 34.0 為替 ¥/$ 80.0 80.0 80.0 カソード亜鉛生産量( t ) 99,000 123,000 123,000 鉛電解製品生産量( t ) 90,000 90,000 90,000 360 380 400 88,000 88,000 88,000 35,000 67,000 78,000 合計 123,000 155,000 166,000 鉛 (t) エンテ エンデバ ハ ー 48 000 48,000 48 000 48,000 48 000 48,000 22,000 38,000 43,000 70,000 86,000 91,000 銀製品生産量( t ) 精鉱生産量 亜鉛(t) エンデバー ラスプ ラスプ 合計 (5) 収支計画 (単位:百万円) 24年度計画 25年度計画 26年度計画 116,000 129,000 139,000 営業利益 4,700 9,500 12,700 経常利益 4,700 9,500 12,700 当期純利益 3,000 6,800 9,500 売上高 (6) 資金計画 設備投資 (うち、CBH社) 有利子負債残高 (単位:百万円) 24年度計画 25年度計画 26年度計画 11,000 6,000 5,000 (8,500) (3,000) (2,500) 57,281 54,384 49,410 14 Ⅲ. 第9次中期3ヵ年計画の概要 (7) セグメント別収支計画 ①売上高 (単位:百万円) 24年度計画 25年度計画 26年度計画 製錬 76,700 84,000 91,000 資源 15,500 19,000 20,500 電子部材 7,700 8,400 9,000 環境・リサイクル 4,300 4,600 5,000 11,800 13,000 13,500 116,000 129,000 139,000 その他 合 計 ②セグメント利益(営業利益) 製錬 300 2,400 3,600 資源 2,100 4,200 5,650 電子部材 850 1 050 1,050 1 200 1,200 環境・リサイクル 500 700 1,000 その他 1,200 1,400 1,500 消去・調整 △250 △250 △250 4,700 9,500 12,700 合 計 (8) 目標とする経営指標 ① ② ③ ④ ⑤ 経常利益 最終年度には100億円超 利益剰余金 最終年度には400億円超 株主配当 10円配当 自己資本比率 50%以上 デット/エクイティ レシオ 0 7前後 0.7前後 15 Ⅳ. CBH社中期3ヵ年計画と ラスプ鉱山開発 CBH社3ヵ年計画前提条件 メタル価格 為替 粗鉱処理量 精鉱生産量 2012年度 2013年度 2014年度 亜鉛(USD/㌧) 鉛(USD/㌧) 銀(USD/oz) JPY/USD JPY/AUD 2,200 2,200 34 80 82 2,500 2,500 34 80 82 2,800 2,800 34 80 82 (1,000㌧) エンデバー鉱山 ラスプ鉱山 720 400 720 650 720 650 (1,000㌧) 亜鉛 エンデバー鉱山 デバ 鉱山 ラスプ鉱山 合計 88 35 123 88 67 155 88 78 166 鉛 エンデバー鉱山 ラスプ鉱山 合計 48 22 70 48 38 86 48 43 91 CBH社の鉱山位置図 16 Ⅳ. CBH社中期3ヵ年計画と ラスプ鉱山開発 ラスプ鉱山開発概要 生産開始 2012年後半 総鉱量 約18百万㌧ 粗鉱品位 亜鉛 6.5% 鉛 5.6% 銀 87g/㌧ 粗鉱処理能力 約75万㌧/年 精鉱生産量 亜鉛精鉱 鉛精鉱 初期投資額 約155百万豪㌦(約130億円) マインライフ 今後の探査により20年超となる見込み 7-9万㌧/年 4-6万㌧/年 ラスプ鉱山開発スケジュール 2007-2010年 鉱量調査・環境調査・公聴会等 2011年1月 ラスプ鉱山DFS完了 2011年1月 州政府からの開発許可取得 2011年2月 東邦亜鉛(株)で開発を決定 2011年3月 プラント建設着手 2012年4月 プラント完成、試運転開始 2012年7月-8月 本格生産開始(予定) 17 Ⅳ. CBH社中期3ヵ年計画と ラスプ鉱山開発 ラスプ鉱山全景 プラントの建設現場(2011年5月) 18 Ⅳ. CBH社中期3ヵ年計画と ラスプ鉱山開発 坑内開発作業 プラントの建設作業(2011年11月) 19 Ⅳ. CBH社中期3ヵ年計画と ラスプ鉱山開発 地上設備の全景(2012年4月) クラッシャー(坑内からの鉱石を破砕) 20 Ⅳ. CBH社中期3ヵ年計画と ラスプ鉱山開発 SAGミル(鉱石を摩鉱) 選鉱プラント全景 21 Ⅳ. CBH社中期3ヵ年計画と ラスプ鉱山開発 浮遊選鉱機(セル) フィルタープレス(生産した精鉱を脱水) 22 Ⅳ. CBH社中期3ヵ年計画と ラスプ鉱山開発 鉄道(生産した精鉱を鉄道で輸送) ニューキャッスル港(この港から精鉱を輸出) 23 (参考資料) 1.世界の亜鉛・鉛の需給推移 亜鉛(世界計) 14,000 13 000 13,000 12,000 11,000 10,000 9,000 8,000 7 000 7,000 6,000 単位:千t '06 '07 '08 '09 '10 '11 鉱石生産 10,431 11,133 11,831 11,560 12,272 13,006 地金生産 10,629 11,345 11,775 11,282 12,832 13,072 地金消費 11,000 11,219 11,565 10,920 12,585 12,806 出典 国際鉛亜鉛研究会 鉛(世界計) 11,000 10 000 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 単位:千t 鉱石生産 '06 3,528 '07 3,650 '08 3,793 '09 3,830 '10 4,205 '11 4,622 地金生産 8,108 8,351 9,075 9,055 9,684 10,405 地金消費 8,233 8,367 9,072 9,070 9,685 10,279 出典 国際鉛亜鉛研究会 24 (参考資料) 2.国内の亜鉛・鉛の需給推移 亜鉛(国内計) 単位:千t 670 620 570 520 470 420 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年 地金生産 618 614 587 546 561 545 地金消費 603 582 500 477 513 501 出典 経済産業省資源エネルギー庁 経済産業省資源エネルギ 庁 ※2011年のみ暦年データを採用 鉛(国内計) 単位:千t 260 220 180 140 100 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年 地金生産 218 222 212 196 216 215 地金消費 239 232 189 163 190 205 出典 経済産業省資源エネルギー庁 経済産業省資源エネルギ 庁 ※2011年のみ暦年データを採用 25 (参考資料) 3.亜鉛・鉛の価格と在庫の推移 亜鉛 900 (千トン) 800 4,500 (ドル) 4,000 700 3,500 600 3,000 500 2,500 400 2,000 300 1,500 200 1,000 100 500 0 0 LME在庫量 LME価格 鉛 400 (千トン) 4,000 (ドル) 350 3,500 300 3,000 250 2,500 200 2,000 150 1,500 100 1,000 50 500 0 0 LME在庫量 LME価格 26 (参考資料) 4.亜鉛・鉛の鉱石輸入と国内需要 日本の亜鉛鉱石の輸入国 ('11年 合計422,512t) 日本の鉛鉱石の輸入国 ('11年 合計96,377t) 0 0% 0.0% 5.8% 0.7% 1.0% 0.6% オーストラリア 7.7% オーストラリア ペルー ボリビア 14.9% 34.2% アメリカ アメリカ 15.1% ボリビア メキシコ 16.5% カナダ 18.8% 57.7% 中国 27.0% その他 その他 出典 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 亜鉛の国内需要 ('11年 合計349,567t) 0.5% 経済産業省 資源エネルギー庁 鉛の国内需要 ('11年 合計190,058t) 1.0% 3.5% 0.7% 0.4% 3.3% 2.3% 亜鉛めっき鋼板 7.0% 蓄電池 その他のめっき 9.5% 15.1% ペルー 49 2% 49.2% 無機薬品 伸銅品 無機薬品 はんだ・銅合金塊 92.3% 再生 亜鉛ダイカスト合金 15.2% 出典 亜鉛板 鉛管板 その他 その他 経済産業省 資源エネルギー庁 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 27 (参考資料) 5.製錬事業の収益構造 主な収益要因 ( ) LME(ロンドン金属取引所) (1) ( 属取引所) (2) 為替レート (3) T/C(Treatment Charge) (製錬費) ((4)) 採収差量 円高差損 T/C (製錬費) (ドル建) 地金価格 地金価格 T/C (製錬費) (ドル建) 鉱石価格 鉱石価格 鉱石価格 低下分 当初 円高時 国内価格はLME価格(ドル建)に連動しているので、 国内価格は 価格(ドル建)に連動している で 円高になるとその分地金価格は下落し、 売上高が減 少する。 海外鉱山会社との買鉱交渉による当社の取り分であ る製錬費(T/C)がドル建なので、 円高になると その分手取りが減少する。 28 (参考資料) 6.製錬業界における当社の位置 亜鉛国内生産量(千t) 700 618 600 614 587 128 122 546 561 110 114 500 400 300 200 100 0 125 20.2% 18年度 20.9% 19年度 20.8% 20年度 出典 当社 20.2% 21年度 20.3% 22年度 経済産業省資源エネルギー庁 国内他社 鉛国内生産量(千t) 300 250 218 222 212 93 93 88 41.8% 41.6% 196 200 216 150 100 50 0 42.6% 18年度 年度 当社 19年度 年度 国内他社 80 20年度 年度 出典 40.9% 21年度 年度 93 43.0% 22年度 年度 経済産業省資源エネルギー庁 29 (参考資料) 7.主要製品の用途と売上の推移 主 な 亜鉛 用 途 亜鉛メッキ鋼板、一般メッキ、ダイカスト、伸銅品 鉛 バッテリー、電線、無機薬品、鉛管板 銀 フィルム、メッキ、電気接点 酸化亜鉛 硫酸 ゴム(タイヤ)、フェライト、触媒 化学肥料、合成繊維、化学工業薬品、石油精製 電子部品 産業機器、OA機器、車載電装品、パソコン 電子材料 《プレーティング》 《フ レ ティンク 》 接点およびコネクタ (携帯電話、デジタル機器、車載電装品) 《電解鉄》 特殊合金、超耐熱鋼、磁性材料、触媒 製品別売上の推移(連結) 上段:数量(t) 亜鉛製品 鉛製品 電気銀 硫酸 電子部品 電子材料等 酸化亜鉛 廃棄物処理 防音建材 完成工事高 その他 合計 下段:金額(百万円) 18年度 147,199 65,789 88,005 16,224 328 15,381 256 620 256,620 1,269 19年度 141,970 53,545 95,590 32,406 347 18,251 280 384 280,384 1,478 20年度 121,519 24,136 81,472 16,942 320 14,685 252 573 252,573 1,580 21年度 121,704 25,027 83,741 17,578 308 14,519 242 654 242,654 1,221 22年度 127,370 27,283 94,069 20,901 347 22,701 246 782 246,782 1,398 23年度 100,572 19,524 91,994 19,595 342 30,651 239 056 239,056 1,468 5,366 5,397 3,446 2,908 3,890 2,974 5,503 5,528 4,380 3,761 4,471 4,228 4,826 4,943 2,890 2,343 2,875 1,494 2,032 3,299 2,270 1,966 1,978 1,500 1,858 2,555 2,005 1,754 1,874 2,016 3 264 3,264 2 910 2,910 4 246 4,246 3 284 3,284 4 279 4,279 4 701 4,701 6,359 17,073 16,101 9,224 11,974 17,759 127,876 147,390 92,685 83,592 103,628 105,914 30
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