充実した技術と人材でよりよい明日をつくる - 宇徳

[北海道]
宇徳ロジスティクス株式会社
(北海道支店)
北海宇徳株式会社
[中国]
鉄宇国際運輸(天津)有限公司
天津鉄宇建築安装工程有限公司
[青森]
青森事業所
大間事業所
[宮城]
女川事業所
宇徳ロジスティクス株式会社
(東北支店)
[中国]
上海駐在員事務所
[福島]
福島第一事業所
福島第二事業所
福島営業所
福島資材センター
宇徳プラントサービス株式会社
[タイ]
UTOC (THAILAND) CO., LTD.
株主メモ
[新潟]
柏崎刈羽事業所
新潟営業所
[石川]
石川営業所
[愛知]
田原事業所
名古屋営業所
[大阪]
関西営業所 大阪事務所
[兵庫]
関西営業所 神戸事務所
[福岡]
九州宇徳株式会社
(新宮物流センター)
(新門司営業所)
[マレーシア]
UTOC ENGINEERING (MALAYSIA) SDN. BHD.
[沖縄]
九州宇徳株式会社
(沖縄駐在事務所)
[シンガポール]
UTOC ENGINEERING PTE LTD.
事
業
年
度
定 時 株 主 総 会
基
公
準
告
毎年 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日まで
毎年 6 月
日 ・定時株主総会 3 月 31 日
・期末配当 3 月 31 日
方
法
電子公告により行います。
当社のホームページに掲載
http://www.utoc.co.jp/
事故、その他やむを得ない事由によりホームページに掲載
できない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。
東京都港区芝三丁目 33 番 1 号
中央三井信託銀行株式会社
郵 便 物 送 付 先 〒 168-0063
東京都杉並区和泉二丁目 8 番 4 号
中央三井信託銀行株式会社 証券代行部
( 電 話 照 会 先 ) 0120-78-2031
株主名簿管理人
[茨城]
東海事業所
常陸那珂事務所
宇徳ロジスティクス株式会社
(茨城営業所)
[神奈川]
本社
大黒物流センター
東扇島冷蔵庫
本牧D−5コンテナターミナル
本牧B−1事務所
本牧B−3事務所
大黒T−1営業所
大黒L−5営業所
本牧30号地
(バンプール)
宇徳港運株式会社
宇徳ロジスティクス株式会社
宇徳流通サービス株式会社
宇徳不動産株式会社
株式会社宇徳ビジネスサポート
東京支社
大井コンテナターミナル
大井コンテナセンター(バンプール)
東京フレートセンター
有明営業所
大井物流センター
[所管]
大井埠頭冷蔵庫
港湾事業部門
青海物流センター
物流事業部門
ワールド流通センター
プラント事業部門
お台場フルーツセンター
宇徳ロジスティクス株式会社
管理部門
(東京支店)
当社は1890
(明治23)
年、創業者である宇都宮徳
蔵が運送業の将来性に着目し、はしけ回漕を基盤と
する「宇都宮徳蔵回漕店」
を横浜に創業したことに始
まります。
以来、明治、大正、昭和、そして平成と続く時代
景気と不況、と数々の苦難を乗り越え、今日の宇徳
アメリカ
があります。そして来年、当社は創業120年を迎え
ます。
[中国]
鉄宇国際運輸(天津)有限公司
天津鉄宇建築安装工程有限公司
現在、UTOCグループは北海道から沖縄まで全国
また、北米とアジア地域の5カ国に海外拠点を有し、
連携し、お客様の多
[タイ]
UTOC (THAILAND) CO., LTD.
応えしています。
創業以来「つなぎ、
[新潟]
柏崎刈羽事業所
新潟営業所
[石川]
石川営業所
[愛知]
田原事業所
名古屋営業所
伝えてきた」
港湾・物
シンガポール
流・プラントの3事業
の充実したノウハウ・
技術力、豊富な人材・
中国(上海)
設備力の効果的な組み合わせと連携による「総合力」
[大阪]
関西営業所 大阪事務所
の強化により、総合物流事業のプロフェッショナル
集団として、さらにはグローバルな運航ネットワー
クを誇る商船三井グループの一員として、お客様の
視点からお客様の求めるサービスを徹底的に考え、
タイ
創り、付加価値の高い安全・安心・確実なサービス
株主名簿管理人である中央三井信託銀行株式会社にお申出ください。
を提供しております。
上場株式配当等の支払いに関する通知書について
創業120年を来年に控え、安心と信頼の総合物流
租税特別措置法の平成 20 年改正(平成 20 年 4 月 30 日法律第 23 号)により、
[マレーシア]
UTOC ENGINEERING (MALAYSIA) SDN. BHD.
[シンガポール]
UTOC ENGINEERING PTE LTD.
ネットワークをさらに強化し、さらなる業容拡大と
平成 21 年 1 月以降にお支払いする配当金について株主様あてに配当金額や源泉徴収
税額等を記載した「支払通知書」を送付することが義務づけられました。
多面的な事業展開を目指し、今後も新たな挑戦を続
配当金領収証にてお受取りの株主様には年末または翌年初に「支払通知書」を送付
けてまいります。
マレーシア
5P TOPICS
当金計算書」が「支払通知書」となります。なお、両書類は確定申告を行う際その添
付資料としてご使用いただくことができます。
株主様のご住所・お名前に使用する文字に関してのご案内
株券電子化実施に伴い、株主様のご住所・お名前の文字に、ほふりが振替制度で指
定していない漢字等が含まれている場合は、その全部または一部をほふりが指定した
文字またはカタカナを使用して、株主名簿にご登録いたしております。このため、株
Since1890
[福島]
福島第一事業所
福島第二事業所
福島営業所
福島資材センター
宇徳プラントサービス株式会社
中国(天津)
種多様なニーズにお
*「特別口座」とは株券電子化制度への移行に伴い、株券電子化前に株式会社証券
保管振替機構(ほふり)に株券を預けられていない株主様につきまして、株主名
簿上の名義で当社により開設された口座となります。
ては、お取引の証券会社等にお問い合わせください。
[宮城]
女川事業所
宇徳ロジスティクス株式会社
(東北支店)
[中国]
上海駐在員事務所
国内グループ会社と
ある中央三井信託銀行株式会社にお申出ください。
ますのでご了承ください。株主様のご住所・お名前として登録されている文字につい
[青森]
青森事業所
大間事業所
各地に拠点を配し、連携して事業展開しています。
なお、証券会社に口座がない株主様は、当社が開設した特別口座の口座管理機関で
主様にご送付する通知物の宛先が、ほふりが指定した文字に置換えられる場合があり
[北海道]
宇徳ロジスティクス株式会社
(北海道支店)
北海宇徳株式会社
の変遷の中にあって、戦争と平和、変革と激動、好
株主様の口座のある証券会社にお申出ください。
いたします。口座振込を指定されている株主様は配当金支払いの際送付している「配
安心と信頼の総合物流ネットワーク Since1890
国内はもちろん全世界をカバーする
フットワーク抜群のネットワーク
http://www.chuomitsui.co.jp/person/p_06.html
未払配当金の支払いについて
ZOOM UP
[東京]
取次事務は中央三井信託銀行株式会社の
全国各支店ならびに日本証券代行株式会社の
本店および全国各支店で行っております。
住所変更、単元未満株式の買取・買増等のお申出先について
[アメリカ]
UTOC AMERICA, INC.
[千葉]
千葉資機材センター
千葉宇徳株式会社
〒 231-0007
神奈川県横浜市中区弁天通六丁目 85 番地
http://www.utoc.co.jp/
TEL:045-201-6608(代表)
証券コード 9358
7P
NEWS
[兵庫]
関西営業所 神戸事務所
[福岡]
九州宇徳株式会社
(新宮物流センター)
(新門司営業所)
[沖縄]
九州宇徳株式会社
(沖縄駐在事務所)
[茨城]
東海事業所
常陸那珂事務所
宇徳ロジスティクス株式会社
(茨城営業所)
[神奈川]
本社
大黒物流センター
東扇島冷蔵庫
本牧D−5コンテナターミナル
本牧B−1事務所
本牧B−3事務所
大黒T−1営業所
大黒L−5営業所
本牧30号地
(バンプール)
宇徳港運株式会社
宇徳ロジスティクス株式会社
宇徳流通サービス株式会社
宇徳不動産株式会社
株式会社宇徳ビジネスサポート
[アメリカ]
UTOC AMERICA, INC.
[千葉]
千葉資機材センター
千葉宇徳株式会社
[東京]
東京支社
大井コンテナターミナル
大井コンテナセンター(バンプール)
東京フレートセンター
有明営業所
大井物流センター
[所管]
大井埠頭冷蔵庫
港湾事業部門
青海物流センター
物流事業部門
ワールド流通センター
プラント事業部門
お台場フルーツセンター
宇徳ロジスティクス株式会社
管理部門
(東京支店)
充実した技術と人材でよりよい明日をつくる
3 事業部門の連携による総合力と相乗効果で
さらなる業容拡大と多面的な事業展開を目指す
横浜・みなとみらい21で「交差点デッキ」の一括架設工事を実施
国内初となる洋上風力発電プラントの海上輸送・揚げ荷役作業を実施 ほか
第143 期
中間期
株主通信
2009 年 4 月 1 日∼
2009 年 9 月 30 日
株主の皆様へ
2009 Apr.2009 Sep.
業績の推移(連結)
株主の皆様におかれまして
ておりますが、総じて、未だ本格的な回復基調には至ってい
は、ますますご清栄のことと
ないことから、通期の連結業績につきましては、当期第1四
お喜び申し上げます。
半期決算において下方修正しました、営業収入 405 億円、
平素より格別のご支援を賜
り、厚く御礼申し上げます。
ここに当社第 143 期第2四
半期の連結業績をご報告する
にあたり、謹んでご挨拶申し
上げます。
経常利益 11 億円、当期純利益7億円のままとしております。
営
業
収
入
195 億 5,800 万円
前期同期比
− 18.7%
更なる収益基盤の強化を
経
常
利
益
5 億 1,800 万円
前期同期比
− 69.3%
第 2 四 半 期 純 利 益
3 億 4,000 万円
前期同期比
− 67.7%
1 株当たり四半期純利益
11 円 80 銭
前期同期比
− 67.7%
来年、宇徳は創業 120 年を迎えます。明治、大正、昭和、
平成と続く激動の時代にあって、その時々の顧客のニーズと
時代の要請に沿った高品質なサービスの提供を通じ社会に
貢献し、企業価値の向上を目指してまいりました。
まだまだ先行き不透明な状況が続いておりますが、このよ
当第2四半期の連結業績について
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、各国の経
済対策等の効果により最悪期を脱しつつあり、わが国の経済
る「安全作業」を徹底すると共に、技術力、仕事への熱意、
そして改善へのあくなき努力を「つなぎ、伝えていく」こと
が必要だと考えております。また、顧客に満足いただける高
兆しを見せ始めましたが、設備投資・個人消費も依然として
品質のサービスを提供できる人材の育成も欠かせません。
厳しい事業環境が続いております。
港湾・物流・プラントの3事業部門の連携による「総合力」
率化を図ることにより、当社グループの特徴と強みを活かし
た多彩で競争力のあるサービスを提供し、収益基盤の一層の
3億4千万円と、前年同期比でそれぞれ 69.3%、67.7%
強化に取り組むと共に、企業の社会的責任を十分に果たし、
の大幅な減益となりました。
継続的な企業価値の向上に努めてまいります。
取扱量に回復の兆しが見えてまいりましたが、貿易量は依然
24,055
25,000
20,000 19,040
19,992
20,763
撻を賜りますようお願い申し上げます。
2009 年 11 月
1,200
1,054
900
1,500
1,025
1,129
1,113
518
500
340
300
5,000
0
2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度
9月期
9月期
9月期
9月期
9月期
1株当たり四半期純利益
0
0
2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度
9月期
9月期
9月期
9月期
9月期
(単位:円)
50
(単位:百万円)
30,000
39.36
25,000
2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度
9月期
9月期
9月期
9月期
9月期
自己資本比率/有利子負債
総資産/純資産
総資産
純資産
26,400
25,099 25,484 25,421
(単位:%)
(単位:百万円)
50
自己資本比率
46.4
40
33.6
30
28.6
15,000
11,048
20
11.8
10
46.3
7,013
20,000
20.87
10,000
8,000
38.2
30
22.09
有利子負債
8,776
24,979
36.49
7,956
10,000
1. 顧客のニーズと時代の要請に沿った高品質なサービスの提供を通じ社会に貢献し、企業価値の向上を目指します。
638
603
600
10,000
代表取締役社長
中、電力および公共・一般工事等の各分野で広く受注に努め
1,137
1,689
15,000
40
た、プラント事業においては、民間設備投資が減少を続ける
(単位:百万円)
(単位:百万円)
19,558
株主の皆様におかれましては、何卒、一層のご支援とご鞭
として低水準にあり、厳しい事業環境が続いております。ま
企業理念
第 2 四半期純利益
2,000
の強化と営業の拡大、一方で徹底したコスト削減と経営の効
そ の 結 果、 営 業 収 入 は 前 年 同 期 比 18.7 % 減 の 195
第 2 四半期に入り、港湾および物流事業の輸出入貨物の
経常利益
(単位:百万円)
1,000
億5千8百万円、経常利益は5億1千8百万円、純利益も
今後の見通しについて
営業収入
うな事業環境の中でこそ、原点に立ち返り、当社の伝統であ
も在庫調整の一巡により生産が持ち直し始め、景気底入れの
低調に推移するなど、前年度後半に引き続き、当社にとって
第 143 期第 2 四半期ハイライト
11,589
9,705
5,768
6,000
5,099
4,344
20
4,000
10
2,000
6,690
5,000
2. 社会規範と企業倫理に則った透明性の高い経営を行い、チャレンジ精神豊かな人間性を尊ぶ企業を目指します。
0
3. 全ての事業領域での安全確保の徹底と環境保全に努めます。
1
2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度
9月期
9月期
9月期
9月期
9月期
0
2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度
9月期
9月期
9月期
9月期
9月期
0
2005年度末 2006年度末 2007年度末 2008年度末 2009年度
9月期
0
2
2009 Apr.2009 Sep.
第 2 四半期財務諸表(連結)
連結貸借対照表(要旨)
期 別
科 目
(単位:百万円)
当第 2 四半期 前第 2 四半期
会計期間末 会計期間末
期 別
前期
2009 年 9 月 30 日現在 2008 年 9 月 30 日現在 2009 年 3 月 31 日現在
科 目
流動資産
現 金 及 び 預 金
受取手形及び営業未収入金
貸
の
倒
引
当
期 別
前期
2009 年 9 月 30 日現在 2008 年 9 月 30 日現在 2009 年 3 月 31 日現在
負 債 の 部
資 産 の 部
そ
当第 2 四半期 前第 2 四半期
会計期間末 会計期間末
11,371
12,481
10,985
1,663
2,647
2,893
8,807
9,008
6,945
他
925
850
1,164
金
△ 24
△ 26
△ 18
固定資産
13,607
13,918
(9,156)
(9,728)
(9,279)
建物及び構築物
5,479
5,422
5,469
機械装置及び運搬具
695
728
817
2,605
2,605
2,605
(有形固定資産)
13,375
流動負債
8,705
10,107
8,238
支払手形及び営業未払金
3,763
4,658
3,425
短
2,409
1,553
1,699
期
借
入
金
一年内返済予定の長期借入金
そ
の
他
固定負債
996
1,859
1,024
1,535
2,036
2,089
4,685
5,244
4,806
金
1,693
2,043
1,620
退職給付引当金
2,477
2,708
2,617
514
493
568
13,390
15,352
13,045
長
期
そ
負
借
入
の
債
他
合
計
純資産の部
土
地
そ
の
他
375
971
386
(無形固定資産)
(1,251)
(1,247)
(1,254)
(投資その他の資産)
(3,200)
(2,943)
(2,842)
1,391
1,297
1,052
本
11,295
10,512
11,185
金
1,455
1,455
1,455
330
330
330
資
本
剰
余
金
利
益
剰
余
金
9,543
8,759
9,433
式
△ 33
△ 33
△ 33
自
己
株
評価・換算差額等
投 資 有 価 証 券
そ
の
他
貸
資
3
倒
産
引
合
当
1,839
1,718
1,819
金
△ 29
△ 72
△ 29
計
24,979
26,400
24,360
276
516
113
その他有価証券評価差額金
402
501
317
繰延ヘッジ損益
−
−
1
為替換算調整勘定
△ 126
14
△ 205
17
19
15
11,589
11,048
11,315
24,979
26,400
24,360
少数株主持分
純 資 産 合 計
負債及び純資産合計
(単位:百万円)
当第 2 四半期 前第 2 四半期
累計期間
累計期間
営業収入
19,558
24,055
43,512
営業支出
16,416
19,435
35,055
益
3,142
4,620
8,456
業務費及び一般管理費
2,638
2,956
5,948
503
1,663
2,507
営業外収益
66
75
177
営業外費用
51
49
105
518
1,689
2,579
特別利益
36
55
65
特別損失
2
6
102
税金等調整前四半期(当期)純利益
552
1,738
2,542
法人税、住民税及び事業税
132
542
848
法人税等調整額
78
142
△ 34
営
営
業
業
常
総
利
利
利
益
益
四 半 期( 当 期 )純 利 益
340
1,054
連結キャッシュ・フロー計算書(要旨)
(単位:百万円)
前期
2009 年 4 月 1 日から 2008 年 4 月 1 日から 2008 年 4 月 1 日から
2009 年 9 月 30 日まで 2008 年 9 月 30 日まで 2009 年 3 月 31 日まで
科 目
経
株主資本
資
連結損益計算書(要旨)
期 別
科 目
当第 2 四半期 前第 2 四半期
累計期間
累計期間
前期
2009 年 4 月 1 日から 2008 年 4 月 1 日から 2008 年 4 月 1 日から
2009 年 9 月 30 日まで 2008 年 9 月 30 日まで 2009 年 3 月 31 日まで
営業活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,457
1,016
2,709
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 274
△ 544
△ 856
財務活動によるキャッシュ・フロー
488
△ 540
△ 1,646
現金及び現金同等物に係る換算差額
18
△ 25
△ 54
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
△ 1,225
△ 94
△ 0,151
現金及び現金同等物の期首残高
2,888
2,736
2,736
現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高
1,663
2,642
2,888
1,727
4
U
TOC T
OPICS
UTOC
TOPICS
充実した技術と人材でよりよい明日をつくる
3 事業部門の連携による総合力と相乗効果で
さらなる業容拡大と多面的な事業展開を目指す
アフリカ・ジンバブエでの
医療活動に使用される
搬送車の輸出作業に協力
物流×港湾
国際的な医療ボランティア活動
「Eyes for Zimbabwe」 の 活 動
に賛同し、深刻な貧困状態にある
ジンバブエで活動する医療ボラン
ティアが使用する搬送車の輸出作
業を無償で行いました。搬送車は
多くの白内障患者を救う医療チー
ムの移動や、薬・必要器具の運搬
に活躍しています。
港湾・物流・プラント3事業の特長と強みを活かした多彩なサービスで、より豊かな社会、確かな未来
づくりに貢献している UTOC。各事業部門の強みが融合した UTOC ならではの技術力と設備力を駆使
した総合サービスが、さまざまな分野・地域で発揮されています。
港湾事業
港湾×物流×プラント
世界最高水準の熱効率を目指す
環境にやさしい
最新鋭の火力発電所の建設に
当社の総力を結集
東京電力㈱富津火力発電所
4 号系列(従来型LNG火力
よりCO 2 排出量を約 25%
削減できる環境にやさしい火
力発電所)の主要発電設備機
器の輸送・据付作業を実施し
ました。京浜・京葉地区の湾
岸火力発電所の新設・増設工
事における当社の歴史は実に
30 有余年にも及びます。
コ ン テ ナ 船・ 自 動 車 専 用 船・ 在 来 船・
RO/RO 船 等 の 本 船 荷 役、 コ ン テ ナ 船・
RO/RO 船のターミナル・オペレーション、
港湾倉庫 ・ 上屋
物流事業
倉庫・保管、輸出入・通関、
国内輸送(海上・陸上)
、
国際複合一貫輸送、
物流管理システム
プラント×物流
電炉メーカーの最新鋭工場で
主要設備の据付工事を実施中
国内電炉メーカー最大手・東京製鐵㈱の
田原工場で主要設備据付工事を実施中で
す。土木・建築用材料や車両・機械の部材
など幅広い用途に使用される高品質の鋼板
を生産する国内最大規模の工場稼働に向
け、当社の技術力と設備力を結集して一丸
となって取り組んでいます。
5
ロールトレーラ「MAFI」
による南アフリカへの
海上輸送を実施
新たにロールトレーラ(通称
MAFI)を導入し、大型建設機
械を常陸那珂港で積み込み、南
アフリカのダーバンへの海上輸
送 を 実 施 し ま し た。 当 社 の
MAFI が世界中で活躍し、お客
様に安心と信頼のサービスを提
供しています。
港湾×プラント
火力・原子力発電所、
石油化学・一般プラント他の プラント事業
建設・メンテナンス工事、
橋梁一括架設・撤去工事等の
公共工事他の施工・エンジニアリング
特殊車両・特殊機材
ニュートリノ実験施設
「ターゲットステーション」
の輸送作業を実施
スーパーキャリアⅢの特性
を活かし、日本原子力研究開
発機構 東海研究開発センター
の実験装置「ターゲットステー
ション」の一貫輸送を実施し
ました。当装置はニュートリ
ノを発生させる装置で、最先
端の物理学の実験に利用され、
世界中の研究者から高い注目
を浴びています。
当社の『設備力』は、宇徳ホームページ「保有機器一覧」でご紹介しています。
http://www.utoc.co.jp/hoyukiki.htm
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UTOC NEWS FLASH
横浜・みなとみらい21で「交差点デッキ」の一括架設工事を実施
ここでも宇徳ならではの技術力と設備力をフル活用して無事完了
当社は、本年 9 月 30 日と 10 月2日に、横浜市のみなとみらい 21 で「MM8
物流基幹システム「UNITS」の開発が進展中
号交差点デッキ」の2つの歩道部の一括架設を行いました。今回の施工場所は、未来
迅速な進捗管理で業務のスピードアップと営業力強化を図る
型都市を目指した開発が計画的に進められているみなとみらい 21 のほぼ中央に位置
し、66 街区(日産本社)∼ 65 街区(富士ゼロックス CITY)間、及び 66 街区∼
54 街区(GENTO)間を繋ぐペデストリアンデッキ(歩行者専用道)の歩道橋部です。
工事内容は、①橋脚と脚部上デッキの設置、②歩道部デッキの地上組立と一括架設、
③調整デッキの設置、④階段設置と鉄鋼工事
一式を施工するものでした。一般の橋梁と違
く、工程管理に苦労しましたが、当社保有の スーパーキャリアⅣとスーパーテーブルリフト
特殊車両・特殊機材である「スーパーリフト による「交差点デッキ」の一括架設作業風景
Ⅰ」
・
「スーパーキャリアⅣ」
・
「スーパーテーブルリフト」
・
「XYジャッキ」をフル活用し、デッ
キの積込み、交差点までの輸送、そして一括架設を無事完了させました。
お客様
開発に取り組んでいます。
当システムは、輸入・輸出・在庫等、個々の物流システムの
営業担当 情報共有
集合体という位置づけで開発され、業務の引合いから債権回収
業務担当
までを一元管理できる機能を有しているのが特長です。また、
上のリスクに対するコントロールも可能にしています。
今後は、蓄積データを利用した分析機能や、営業業務及び管
理業務を支援する機能も盛り込んでいく予定です。
「UNITS」
の機能を活用することにより、さまざまな業務のスピードアッ
プを実現し、営業力の強化につなげてまいります。
引合い
計上
支払
発注
見積
進捗を一元管理
積算
今後も綿密な施工計画、豊富な経験と設備力、そして卓越した技術力を駆使し、電力・エネ
状況把握
収支把握
入力
外部データ取込
タイムリーな収支管理の把握、情報共有化に加えて、内部統制
UNITS
い複雑な鋼構造になっており、溶接作業が多
当社では、本年4月より物流基幹システム「UNITS」の
受注
検収
請求
回収
夜間のため安全には細心の注意を払って実施 ルギー、インフラ整備関連の公共工事に至るまで、多種多様なニーズにお応えしてまいります。
国内初となる洋上風力発電プラントの海上輸送・揚げ荷役作業を実施
「港湾運送」のプロフェッショナルとしての本領を発揮
中国での新たな拠点として上海駐在員事務所を開設
多様化する物流ニーズへの対応と安全・安心・確実な総合サービスを提供
環境にやさしいクリーンなエネルギーの代表格とされる風力発電。茨城県神栖、鹿嶋両市の海岸線は、約 40 基の風車
が立ち並ぶ国内有数の風力発電地帯です。その神栖市沖の洋上に、外洋の本格的風力発電としては国内初となる風車7基
当社は、中国における新たな拠点として上海に駐在員事務所を開設し、本年 9 月 1 日よ
が現在建設中です。
り業務を開始しました。
当社は、本年5月、三井造船株式会社より、この洋上風力発電所向けに中国とベトナム
当社では、日系メーカーの進出が著しい中国や東南アジアにおいて、1980 年代より拠点
から出荷されるタワー部の海上輸送と鹿島港での揚げ荷役作業を受注し、実施しました。
展開を推し進め、プラントを含む設備機器の国際一貫輸送、現地据付工事、並びに原材料・
上海から長江(揚子江)沿いに車で2時間位の長江下流の主要港湾、南通港でタワー上
製品の輸出入複合輸送の分野で確実に業績を伸ばし、各国での基盤を強固にしてきました。
部を積み込み、一路、ベトナムの主要港湾都市ハイホンへ向かいました。ハイホン港は南
現在までに中国・天津、タイ、マレーシア、シンガポールに現地法人を設立していますが、
通港と同じ河川港ですが、台船で運ばれてきたタワー下部の鮮やかな白色が、本船上から
中国上海地域では、特に南京∼上海∼遼寧を中心に総合的な発展が今後も見込まれ、新たな
見える茶色い川と緑の森林の中にたいへん映え、とても印象的でした。
営業ネットワークの基盤を確立するため、駐在員事務所を設立することになりました。
今回は、商船三井(プラント輸送)との連携の下、中国、ベトナム、そして日本と限ら
今後は上海駐在員事務所を当社の重要な中国拠点の 1 つとして、多様化する物流ニーズに
れた日程の中で海上輸送し、無事納入も完了させることができました。
対応すると共に、お客様に安全・安心・確実な総合サービスを提供してまいります。
今後も 「 港湾運送 」 のプロフェッショナルとして事業基盤の強化のみならず、商船三井
グループとしてさらに連携を深めることにより多様なサービスメニューを開発し、営業分
ベトナム ハイホン港での船積みの様子
7
野と顧客層の拡大を図ってまいります。
上海駐在員事務所が入居しているビル
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UTOC NEWS FLASH
会社の概況 (2009 年 9 月 30 日現在)
次世代型超重量物運搬車両「スーパーキャリアⅣ」2 倍に増強!
さまざまな編成で同調運転することにより、
あらゆる重量物の輸送が可能に
商
多様な編成と機動性を武器に受注拡大を図る
当社は、本年も昨年に引き続き、ドイツ・ゴールドホファー社より次世代型超重量物運搬車両「スーパーキャリアⅣ」( 以
4 台、合計 48 軸分)と、昨年の 2 倍に増強されました。
S/C Ⅳは、それぞれ脱着式の運転席、エンジン部分であるパワーパック、キャリア本体(5 軸車 ・4 軸車 ・3 軸車)の
ユニットから構成され、積荷の重量や形状、施工場所の制約(道幅や障害物の有無)等に合わせた各ユニットの組み合わ
その他、さまざまな編成パターンがあります
1 前後進 2 横行 3 斜行
連結しての運行もでき、さらにキャリア本体を離して編成(右図上)した場合でもコンピュータ制御により、ワンマンコ
2
このように多様な編成での使用により、変圧器や発電機など比較的コンパクトな重量物から、橋梁や火力発電所の排熱
3
5
6
1
4
旋回中心
その他、さまざまなステアリングパターンがあります
「重量物の宇徳」の経験と技術をつなぎ、伝えていく
原点に立ち返り すべての事業領域での安全確保の徹底と 技術の伝承と人材の育成を
当社は、1890(明治 23)年の創業より、
「港湾運送の宇徳」として事業基盤を築く一方、水力、火力発電所の重量機
創業当時は、現代のように重量物を運搬するための特殊な専用の車両というものはなく、大きなものを運ぶとなると、
何十頭もの牛馬の力を借り、頑丈な大八車等を用いて、大勢の人夫がついて掛け声をかけながら運んだといいます。昭和
に入ると、貨物輸送は自動車が主導的位置を占めてきますが、大型の重量物について
は、
コロを利用して、人や馬(またはウインチ)に曳かせ、移動させるコロ曳き(5000
年も前の古代エジプトのピラミッドの石を運搬したあの方法)がまだまだ主流で、大
人力で荷物を引いていた時代(明治 42 年頃)
9
立
1915 年(大正 4 年)12 月 8 日
金
14 億 5,530 万円
本
従 業 員 数
1,069 名(連結)
主要な事業内容
港湾運送事業、海上運送事業、
一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、
倉庫業、通関業、建設業、不動産業
役
代表取締役社長 外 園 賢 治
員
常 務
常 務
常 務
常 務
取 取 ※ 1 取 ※2 常 勤
常 勤
※ 2 監 取 締
取 締
取 締
取 締
締 締 締 監 査
監 査
査 役 役 役 役 役 役 役 役 役 役 網 代 智
嶋 津 俊 信
高 谷 昌 宏
西 村 時 雄
泉 肇
滋 野 晃
池田 潤一郎
牟 礼 英 明
佐 藤 昇
溝 下 和 正
(注)※ 1 は、社外取締役であります。
※ 2 は、社外監査役であります。
器類の運搬にも積極的に参入し、国内外に「重量物の宇徳」の名声を高め、事業の多角化を進めてきました。
型の特殊車両や特殊機材が利用されるようになるのは、昭和 50 年代以降になります。
1890 年(明治 23 年)3 月 1 日
設
代 表 取 締 役
新 田 耕 一
専 務 取 締 役
回収ボイラー (HRSG) といった超大型の重量物の輸送まで、幅広い分野での活用ができます。さらに、コンパクトになっ
た S/C Ⅳの機動性を前面に打ち出して、積極的な営業展開を図ってまいります。
業
4 旋回(中央) 5 旋回(後端) 6 スピンターン
ントロールが可能です。また、あらゆるステアリングパターン(右図下)が自由で、狭い作業エリアでの精度の高い据付
け作業も自在で、かつ油圧サスペンションの上下により自力で積荷の積みおろしもできます。
神奈川県横浜市中区弁天通六丁目 85 番地
創
前後左右、斜行、旋回、スピンターンなど、
全方向に進行が可能に
せにより自由度の高い編成(縦・横方向)が可能です。例えば、キャリア本体 1 台での運行の他、縦・横方向に 2 台以上
株式会社宇徳
本社所在地
資
下、S/C Ⅳ ) を導入しました。これにより、保有する S/C Ⅳの総積載能力は 2,154 トン(5 軸車 ・4 軸車 ・3 軸車が各
号
当社でも 1983(昭和 58)年に、イタリア・コメット社製の「スーパーキャリア
東京電力㈱鶴見発電所納入の水素冷却タービン発電機固定子(127 ㌧)
を陸揚げし、構内輸送用のコロ上に乗せている作業風景(昭和 29 年)
Ⅰ」
(総積載能力 600 トン:6 軸車が 4 台)を導入し、それまでコロ曳きで 1 週間
なサービスの提供を通じ、社会に貢献し続けてきた「重量物
以上もかけて構内輸送していた原子力・火力発電所の超重量物機器類がわずか数時間
の宇徳」の歴史でもあります。来年の創業 120 年を機に原点
で安全に輸送できるようになり、当社の重量物輸送の歴史に、新たな 1 ページを飾
に立ち返り、港湾・物流・プラント全ての事業領域での安全
ることになりました。その後も当社は輸送・据付作業の安全と効率化に向けて積極的
確保の徹底とこれまで培ってきたノウハウ・技術力の伝承と
に特殊車両・特殊機材の開発・導入に取り組んできましたが、その歩みは、明治、大
人材の育成に努め、さらなる業容拡大と多面的な事業展開を
正、昭和、平成と、その時々の顧客のニーズと時代の要請に沿った安全・安心・確実
目指し、今後も新たな挑戦を続けてまいります。
宇 徳 グ ル ー プ ・連結子会社 13 社
宇徳ロジスティクス㈱ 千葉宇徳㈱ 宇徳港運㈱ 九州宇徳㈱ 北海宇徳㈱ 宇徳プラントサービス㈱
宇徳不動産㈱ ㈱宇徳ビジネスサポート 宇徳流通サービス㈱ UTOC AMERICA,INC.
UTOC ENGINEERING PTE LTD.
UTOC(THAILAND)CO.,LTD.
UTOC ENGINEERING(MALAYSIA)SDN.BHD.
・関連会社 4 社(うち持分法適用会社 2 社)
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