75-5 - 日本測量調査技術協会

2000年
3月
APA No.75-5
日本測量調査技術協会
大規模斜面状況の効率的探査技術の
開発に関する研究
その2:現地計測実験研究の成果
瀬戸島
政
博*
浅
井
健
一**
第8技術部門作業部会メンバー***
1.はじめに
ルからの斜面計測手法に関する調査検討、7)ヘリコ
現在、大規模な斜面災害の発生予測や発生直後の災
プターレベルからの大規模地すべり調査への適用性、
害状況の迅速な把握、発生後のモニタリングなどに関
8)ヘリコプターレベルからの岩盤崩壊調査への適用
して、効率的な探査・評価手法が求められている。
性、9)ヘリコプターレベルからの流動災害調査への
本研究は、このような背景に基づき、平成9年度∼
適用性からなる。
10年度の2ヵ年にわたって実施したものである。平成
9年度は、資料収集とその分析を主体とした事前調査
により、ヘリコプターに搭載したレーザー測距儀や地
上に設置したレーザー測距儀・GPS 等の計測機器を
使用した効率的で安全な大規模斜面の探査手法を検討
した1、2)。平成10年度は、前年度の調査結果を受け、
とくに地上からのレーザー測距儀等による現地計測を
踏まえ、大規模斜面災害に対する効率的な探査・評価
手法を検討した3、4、5)。
ここでは、平成10年度に実施した現地計測実験研究
ついて報告する。
2.研究の構成
本研究の全体構成を図1に示す。
2.1 平成9年度研究1、2)
平成9年度研究では、大規模斜面において、ヘリコ
プターに搭載したレーザー測距儀や地上に設定した
レーザー測距儀あるいは GPS 等の計測機器を使用
し、効率的で安全な探査手法を検討していくことを目
的に、探査技術の確立に向けて事例調査を実施した。
主な研究項目は、1)事例文献の収集と分析、2)関
連計測機器の比較検討、3)地上レベルからの斜面計
測手法に関する調査検討、4)地上レベルからの面的
地形計測手法の可能性検討、5)地上レベルからの連
続計測監視手法の可能性検討、6)ヘリコプターレベ
― 34 ―
2.2
平成10年度研究3)
ステーション(以下、ノンミラー型 TS)およびス
平成10年度研究では、平成9年度の研究成果を踏ま
キャン式レーザー測距儀による計測を行ない、形状の
え、主としてスキャン式レーザー測距儀等の計測機器
再現性や精度、利用性等について検討することを目的
を使用した野外での実験観測を実施し、大規模斜面状
とした。
況の効率的な探査・評価手法について検討した。この
3.2
研究は、基礎的実験研究と現地計測実験研究からな
る。
計測対象および使用機器
現地計測実験は、栃木県藤原町川治地区にある川治
ダム、五十里ダム、海尻トンネルにおいて実施した。
基礎的実験研究4、5)では、1)国土地理院地理調査
川治ダムではダムサイト洪水吐壁面、五十里ダムでは
実験棟内壁を対象に微細な表面形状の計測とその精度
ダムサイトのモルタル吹付けのり面、海尻トンネルで
検討、2)地理調査実験棟外壁を対象とした比較的大
はトンネル脇岩盤斜面をそれぞれ対象にした。
きな表面形状の計測とその精度検討について実施し
6)
た。その成果は、APA74号に発表済みである 。
川治ダムでは、ダム下流側洪水吐壁面を中心に3測
線を設けた。測線は、ダム天端付近の欄干部に設けた
現地計測実験では、基礎的実験研究結果を受けて、
H 測線と、器械設置点から見て水平に洪水吐を含む
次のような研究項目で実施した。
M 測線および管理用通路下の L 測線である。写真1
①川治ダム堤体の人工構造物における表面形状の計測
には、器械設置点付近から見たダム堤体の遠景を示
とその精度検討
す。
②五十里ダムサイトのモルタル吹付けのり面における
表面形状の計測とその精度検討
五十里ダムでは、ダムサイト脇のモルタル吹付けの
り面を計測対象とした。写真2に示すように、のり面
③海尻トンネルの岩盤斜面における表面形状の計測と
その精度検討
最上部に H 測線、中間部に M 測線、下部に L 測線を
設定した。H 測線では、図2に示すようにミラー型
④各計測機器による計測結果の比較検討
TS の場合は手すり(ミラーシール設置)を、ノンミ
⑤大規模斜面への適用性
ラー型TSでは手すり部手前ののり肩を計測した。
以下には、平成10年度研究のうち、現地実験計測研
究について詳述する。
海尻トンネル脇の岩盤斜面は以前から建設省で岩盤
計測のモニタリングを実施しており、各種の計測セン
サーが設置され、立ち入りできないため、この斜面の
3.現地計測実験研究の概要
近傍からノンミラー型 TS とスキャン式レーザー測距
3.1
儀のみで計測した。
実験目的
ここでは、基礎的実験研究の成果を基にしてダムサ
イトおよび岩盤斜面を対象に、ノンミラー型トータル
写真1
それぞれの計測に使用した機器は、表1∼3に示す
とおりである。
川治ダム堤体の遠景(写真中央の洪水吐壁面を計測対象とした)
― 35 ―
写真2
五十理ダムで計測モルタル吹付けのり面
の3測線を示す)
(画像中に
4.人工構造物の表面形状計測結果
(川治ダム堤体洪水吐壁面の場合)
4.1
ミラー型 TS とノンミラー型 TS による測定比
較
ミラー型 TS とノンミラー型 TS の計測結果を比較
したものが図3である。同図で分かるように大局的に
見れば両者の再現する計測形状はほぼ整合する。次
に、ノンミラー型 TS について、ミラー型 TS との比
較によって計測精度を検討してみると、両者の最大座
標 差 は X 方 向 122mm、Y 方 向 113mm、H 方 向 117
mm である。座標差の平均は X 方向9 mm、Y 方向
14mm、H 方向27mm で、測定距離80∼140m を考慮
図2
五十里ダムでの
測線の計測ポ
イント
すれば、ノンミラーTS はほぼ満足する精度であっ
た。
図4には、ダム軸方向をY方向としてダム形状の再
現性を検証するために Y 座標− X 座標および Y 座標
− H 座標でのミラー型 TS とノンミラー型 TS の座標
差を示す。座標差に規則性が見られることから、機器
表1
川治ダムでの計測に使用した機器一覧
― 36 ―
表2
表3
図3
ミラー型
五十里ダムの計測に使用した機器一覧
海尻トンネルでの計測に使用した機器一覧
とノンミラー型
図4
ミラー型
の計測結果比較( 測線平面図比較)
とノンミラー型
― 37 ―
の座標差
図5
ノンミラー型
とスキャン式レーザー測距儀による測定結果比較(
測線)
図6
ノンミラー型
とスキャン式レーザー測距儀による測定結果比較( 測線)
設置等による誤差も若干あることが考えられるが、大
詳細を図7∼8に示す。これらの図から、1)ダム堤
規模斜面状況の効率的な探査という面ではノンミラー
体洪水吐部コンクリートの4本の柱、2)支柱間の三
型 TS も十分に利用できる測距儀あることが確認でき
角形状の凹み、3)柱構造下部には目立つ凹凸がない
た。
こと、4)柱上部の凸部、などがはっきりと識別でき
4.2
ノンミラーTS とスキャン式レーザー測距儀に
る。
よる測定比較
ノンミラー型 TS とスキャン式レーザー測距儀で計
5.モルタル吹付けのり面の表面形状
測された M・L 測線の平面座標で比較したものが図
5∼6である。両機器によるこれらの測線の計測は全
計測結果(五十里ダムサイトの場合)
5.1
ノンミラー型 TS による表面形状測定
く同一測点でなされているものではなく、ある程度近
計測のり面上部より、H・M・L の3測線を設定
傍箇所での計測比較である。そのようなことを踏まえ
し、その線上を計測した。H 測線以外ではミラー型
て、両者の計測結果を比較してみると、洪水吐の顕著
TS による計測は実施不可能であった(急傾斜で湖水
な凹凸や堤体曲面がよく再現されており、座標値とし
面に至るため展望台となっている最上部フェンス前面
ても大きな差異が認められない。ノンミラー型 TS の
の手すり部を利用してミラーシールを設置しH測線と
精度が十分なものとして、スキャン式レーザー測距儀
した以外はミラーシール設置が不可能であった。前掲
との比較をしてみると、両者の再現する断面形状はほ
の図2を参照)。H 測線は、3.2で記述したようにノ
ぼ同じと言える。M 測線は両者とも洪水吐の凹凸が
ンミラー型 TS がミラーシール部と同じポイントを計
よく再現されている。L 測線では堤体の曲線が同じよ
測することができず、若干ずらして計測した。図9に
うに表わされている。
は、ミラー型 TS とノンミラー型 TS で計測した H 測
次に、スキャン式レーザー測距儀による計測結果の
線の断面図を示す。同図に示すように明らかに計測誤
― 38 ―
図7
スキャン式レーザー測距儀による三次元測定結果
認をしている測点を除けば、ほぼ同じように表面形状
た。この斜面の場合、非常に傾斜がきつく、さらには
を計測できた。また、計測密度が粗いため、この図か
オーバーハングしている箇所もあり、従来からの実測
ら細かい表面形状を判読することは困難であるが、全
や写真測量手法では斜面形態の把握が難しいと考えら
体的なモルタル表面の形状をある程度読み取ることも
れる箇所である。
できた。
6.1
5.2
ノンミラー型 TS による表面形状計測結果
ノンミラー型 TS による3測線(横断面1∼3)の
スキャン式レーザー測距儀による表面形状測定
図10∼11に示すように、スキャン式レーザー測距儀
計測結果および縦断方向の測定結果を図12∼13に示
では、かなり細かい地形まで三次元的に捉えることが
す。これらの図を見ると、大きな形状の把握は可能で
できた。すなわち、縦横の密度が均一に地形データを
ある。例えば縦断図に示すように、オーバーハング箇
計測できるため、表面形状の大きな変化や凹凸の著し
所が的確に表現されており、当該斜面のような箇所で
い形状をよく捉えることができた。また、縦断方向の
は有効な手段であることを確認できたが、微地形を十
断面を見た場合、箇所により斜面傾斜が微妙に異なる
分把握するレベルまでには至らなかった。
状況もよく把握できた。ただし、モルタル吹付け部分
6.2
スキャン式レーザー測距儀による表面形状計測
結果
にある溝や吹付け部よりも上部にあるフェンスなどの
形状までは捉えられなかった。
スキャン式レーザー測距儀における計測結果をノン
ミラー型 TS と同様に、器械点を原点とし既測杭を X
6.岩盤斜面の表面形状計測結果
軸とした座標系に置いて求めた。図14には、平面図
(海尻トンネル脇斜面の場合)
(X 座標、Y 座標)、立面図(X 座標、高さ)、立面図
すでに3.2で記述したように、この斜面では直接立
(Y 座標、高さ)、等高線図を示す。このうち、等高
ち入りができなかったため、ノンミラー型 TS および
線図は取得した三次元計測データを用いて1 m 間隔
スキャン式レーザー測距儀による計測のみを実施し
のメッシュ点を発生させ表示したものである(ただ
― 39 ―
図8
スキャン式レーザー測距儀による測定結果(平面図)
― 40 ―
図10
スキャン式レーザー測距儀による測定結果
(平面図)
図9
測線での断面測定比較
図11
図12
ノンミラー型
スキャン式レーザー測距儀による計測結果
(等高線図)
による計測結果(3測線)
― 41 ―
図13
ノンミラー型
による計測結果(横断)
し、デー タ を 取 得 し て いない等高線図上面は対象
ノンミラー型 TS による計測距離が比較的短い(現地
外)
。これらの図から分かるように、スキャン式レー
計測実験研究での計測では概ね100m∼150m 離れる
ザー測距儀では、かなり細かい地形まで三次元的に把
と計測不能箇所が多くなる)の対して、スキャン式
握できた。これは、縦横の密度が均一に地形データを
レーザー測距儀の場合には最大約1.5km 程度離れた
計測できているためと考えられる。この点で、スキャ
地点でもレーザー波の反射が感知できた。
ン式レーザー測距儀は、表面形状を把握する手段とし
以上の点から、大規模斜面における効率的な地形計
て有効であると言える。とくに、当該斜面のように他
測をしていく場合、現地へ直接立ち入りが困難なケー
の測量手法の適用が難しいような場合は、その安全性
スでの計測が最大のポイントとなり、その場合、最も
や精度から勘案して有効な手段となろう。
適用性の高い計測機器がスキャン式レーザー測距儀で
あろう。その理由は次のとおりである。
7.大規模斜面探査への適用性
7.1
①災害直後の大規模斜面や岩盤急崖斜面は、人間が容
実験計測結果からみた適用性
易に到達できない場合が多いため、光波測距用の反
前報(APA74号)の基礎的実験研究と今回の現地
射プリズムを設置することが困難である。それに対
計測実験研究の結果から、使用計測機器の大規模斜面
し、スキャン式レーザー測距儀やノンミラー型TS
探査への適用性を、表4にまとめた。
では、反射プリズムの設置が不要であるため、人的
基礎的実験研究により、ミラー型 TS による精密な
立ち入りの有無に左右されないメリットがある。と
計測方式に対し、ノンミラー型 TS による計測でもほ
くにスキャン式レーザー測距儀では面的に、しかも
ぼ同様の計測成果が得られており、ノンミラー型 TS
自動計測できる点で極めて有効である。
の当該研究分野への適用性が高いことを確認できた。
②単位時間当たりの測距回数が多い(測距速度が速
また、現地計測実験研究を通じて、ノンミラー型 TS
い)ため、短時間での計測が可能となる。これに
とスキャン式レーザー測距儀との計測結果はかなり整
より、災害に伴なう地形変位が災害直後に迅速に
合しており、斜面災害箇所の発生直後の状態を早い時
把握でき、応急対策に利用できる地形図等の作成
期に面的に計測していく手段としてスキャン式レー
に威力を発揮することになろう。
ザー測距儀の適用性がきわめて高いことが判明した。
ただし、従来の光波測距儀の測定範囲が数 km∼数
― 42 ―
図14
スキャン式レーザー測距儀による三次元計測結果
表4
使用した計測機器の大規模斜面探査への適用性
― 43 ―
10km に対し、今回使用したスキャン式レーザー測距
①同一測線上を繰り返してスキャンニングした場合の
儀では1 km 程度までである。その範囲内で、災害時
の緊急測量が可能になるだけでなく、立ち入りに危険
計測結果の整合性
②①に関連して、複数回のスキャンニングによる計測
の恐れのある地域にこの測距儀を設置したのち、昼夜
連続して計測もでき、作業者の安全確保や時々刻々変
結果の不整合な原因の分析
③地形変化をリアルタイムに抽出していく計測手法の
化する状況にも対応できる可能性を示唆している。
7.2
検討
スキャン式レーザー測距儀を適用する場合の今
④見てや分かり易い出力成果の検討
後の研究課題
計測期間に応じた実証研究
ここでは、スキャン式レーザー測距儀を用いて大規
スキャン式レーザー測距儀を利用した立ち入り困難
模斜面の地形計測を行なっていく場合、今後明らかに
な災害箇所での計測を考える場合、二次災害の影響の
していくべき研究課題とその対応について以下にまと
ない特定箇所からの一時的な計測(災害直後の迅速で
める。その際、現地への直接的な立ち入りが困難な場
面的な地形計測)と長期間に渡って固定箇所からの継
合に本計測システムの適用が前提とされよう(現地立
続的・恒常的な計測とに大別される。
ち入り可能な場合には、ミラー型 TS、GPS、航空写
真測量などのより精度の高い測量が実施されるため)。
一時的な計測に対して必要とされる実証研究は、
で記述したような研究項目の実施が考えられる。
計測対象に応じた実証研究
継続的・恒常的な計測に対して必要とされる研究実
災害直後の斜面では、とくに、その災害を引き起こ
証は、
および
で記述したような研究項目の実施が
した誘因というべき大量の降雨による出水が見られ、
考えられる。加えて、特定な固定地点に機器を設置
レーザー波による計測に大きな影響を及ぼす恐れがあ
し、新たな災害の発生時や著しい地形変化を引き起こ
る。そのため、このような計測条件下における検証を
した場合などに、昼夜の区別なく自動計測が可能な
実施することにより、レーザー波の反射度合や計測精
ハード面での改良や時々刻々計測されたデータを送信
度等を把握しておくことが重要である。それには、次
できるシステム面での改良などに関する研究開発が必
のような研究実証が必要とされる。
要とされる。
①斜面の含水状況を変化させた場合の計測結果への影
8.おわりに
響について
②岩質あるいは土性の異なる斜面での計測を実施し、
大規模な斜面災害に対する効率的な探査手法には、
構成物質(岩質・岩(土)色(花崗岩系/玄武岩系
災害発生箇所の地域的・地形的な制約、災害の発生タ
の違い)
)の違いによる計測結果への影響について
イプ、緊急性、求められる精度等によって様々な手法
③斜面上のラフネスの違いによる計測結果への影響に
が想起される。また、その場その場によって最適な手
法やその組み合わせも異なり、固定された手法は存在
ついて
④計測結果の分かり易い出力表現方法の検討について
しないであろう。レーザー測距儀を主体にアプローチ
(立面オルソ画像の出力、三次元出力、平面・立
する手法も、このような探査手法の一つである。この
面・断面出力など工夫や改善が必要とされる)
手法は、現地立ち入りの困難な災害箇所での面的な地
計測方法に応じた実証研究
形計測には有利なものであり、従来の写真測量手法と
現地立ち入りの困難な災害箇所においてスキャン式
異なり比較的迅速に直接地形データを取得できる利便
レーザー測距儀を利用していく際、災害箇所を面的に
性がある。現地の実情に応じて臨機応変な計測がで
地形計測していく場合と、特定箇所あるいは特定地
き、現在でも省力化がかなり進んでおり、加えて将来
点、ないしは特定地形断面における地形変化を計測し
的には無人化が可能な手法でもある。しかし、スキャ
ていく場合などに概ね大別される。それぞれの場合ご
ン式レーザー測距儀に代表されるような比較的新しい
とに応じた研究実証が必要とされる。
計測機器を、大規模斜面の効率的探査に利用していく
特定箇所・特定地点・特定地形断面を計測していく
場合には、次のような実証研究が必要とされる。
には応用的な研究だけでなく、数多くの基礎的レベル
での検証実験が今後とも必要とされる。
― 44 ―
技術発表会論文集、pp.94∼101、(財)日本測量技術
なお、本研究業務は、建設省国土地理院からの委託
調査協会
により、(財)日本測量調査技術協会第8技術部門に
所属するメンバーを中心にして研究を進めてきたもの
5)加藤
である。本研究をまとめるにあたって、ご協力を頂い
た関係各位には、心より深く感謝申し上げる次第であ
哲・瀬戸島政博・浅井健一(2000.1):大規模
斜 面 の 防 災 対 策 に お け る 応 用 計 測 技 術、 測 量、
pp.26∼29、(社)日本測量協会
6)瀬戸島政博・浅井健一・第8技術部門作業部会メン
る。
バー(1999.12):大規模斜面状況の効率的探査技術の
開発に関する研究 その1: 基礎的実験研究の成果、
APA、No.74、pp.31∼40、(財)日本測量調査技術協
参考文献
1)建設省国土地理院(1998.3): 大規模斜面状況の効率
的探査技術の開発に関する研究作業報告書、(財)日
本測量調査技術協会
2)瀬戸島政博・浅井健一(1998.8): 大規模斜面状況の
効率的探査技術の開発に関する研究 −探査技術確立
へ向けての事前調査− 、APA、No.70、pp.26∼35
3)建設省国土地理院(1999.2): 大規模斜面状況の効率
的探査技術の開発に関する研究作業(その2)報告書、
(財)日本測量調査技術協会
4)瀬戸島政博・加藤哲・浅井健一(1996.6):大規模斜
面状況の効率的探査技術の開発に関する研究、第21回
― 45 ―
会
(
*
(
**
第8技術部門長、国際航業株式会社)
建設省国土地理院)
(***第8技術部門作業部会メンバー)
小山田博之
(アジア航測株式会社)
秋山幸秀、藤原輝芳
(朝日航洋株式会社)
長谷川浩司、加藤
岩浪英二
哲
(国際航業株式会社)
(中日本航空株式会社)
下村博之、三島義徳
(株式会社パスコ)
児玉信之、田中隆司
(復建調査設計株式会社)