春号

2009.3
春号
第36号
▲「わくわく動物ランド∼森林エリア∼」大宮中学校パソコン部の作品
生江人権文化センターのホームページ
生江人権文化センター
●作品の紹介●
検索
動物のペーパークラフトをダウンロー
ドし、
部員みんなで協力して作りました。
夏休みから取りかかり、文化祭に
展示した作品です。
http://www.ikue-hra.com/
目
●地域をつくる
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・2
「旭区青少年指導員連絡協議会」
●講演会報告
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・3
「清水紘子トーク&ピアノコンサート」
・
・
・
●講演会報告「阪神・淡路大震災 語り部」 4∼5
次
●相談コーナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
●生江人権文化センターイベント情報・・・・7
●生江老人センターの講座紹介・・・・・・・・・・・・・・・・7
●第11回旭ふれあいまつりinいくえ・・・・・・・・・8
■発行/㈳大阪市人権協会 大阪市立生江人権文化センター〈〒535-0004 大阪市旭区生江3-17-2〉
TEL06-6925-5621 FAX06-6925-1648 http://www.ikue-hra.com/
生江人権文化センターだより
no.36
1
地 域
をつくる
旭区青少年指導員連絡協議会
旭区青少年指導員連絡協議会
会長 長谷川 能一 さん
今回は、「旭区青少年指導員連絡協議会」
をご紹介します。
青少年指導員は、他団体との連携・協調を図りながら、地域社会における青少年の自主的活
動を推進し、青少年の健全育成に寄与するため大阪市から委嘱されています。
旭区では現在、自治会・町内会等から推薦された 115 名の方が、旭区青少年指導員連絡協
議会の一員として活動されています。
*どのような活動をされていますか?
青少年が健全に成長することができるよう、小・中学校や町会などの関係機関・地域団体と密接な連携を取りながら、健全育成
事業・啓発事業・非行防止事業等、地域に密着した諸活動に積極的に取り組んでいます。緑色の帽子をかぶった有志のボランティ
アです。
主な活動は、地域の子どもたちからの相談、非行防止活動(校下巡視)、校下行事への参加協力、成人の日記念のつどいの企画・
運営、中学生親善スポーツ大会の開催、区民まつり・スポーツフェスティバルへの参加協力などで精力的に活動しています。
*
「青少年指導員」
として活動する為の条件
(任期・年齢)はありますか?
任期は2年間です。旭区にお住まいの方で、青少年問題に深い関心と熱意を持ち青少年の助言・指導にたずさわり得る相当な
経験と実績を有する人です。また、実際の活動に必要な自分の時間がある人です。基本的には町会からの推薦をうけ、大阪市長
が委嘱します。
年齢は、満 20 歳以上 45 歳未満の人。ただし、現在青少年指導員である満 45 歳以上 50 歳未満の人で、活動の実績等を考慮
し適任者であると判断される人については、再任することができます。
*一番苦労されている事は、どんな事ですか?
苦労したことはもう忘れてしまいました。今は、青少年指導員皆が力を合わせて協議会の運営に取り組んでいます。というよりは、
私も一人の指導員として活動すること、そして、メンバーの人たちと仲良くできることが喜びです。ただ、1996(平成8)年に青
少年指導員として委嘱を受けた人は150名でしたが、2008
(平成20)年の改選では115名となり年々減少しています。少子高齢
社会となり仕方がないことかもしれませんが、一人でも多くの仲間と活動していきたいと思っています。
*今後の抱負は?
人が躍動できる期間は長いようで短いものです。だから
“今”
という時を無駄にすることなく大切にしたいと思っています。一日
の積み重ねが1ヶ月、一年、十年、そして一生となります。活力のある時間を思いきり生きることができたら私の人生はきっと素
晴らしいものになると信じて、任期満了まで精一杯頑張りたいと思います。
「青少年海洋センター」
にて
中・高校生と自然体験
「千林まつり」
のお手伝い
「旭区民まつり」では
‘焼きそば’
と
‘どきどきツリリング’
を出店
定期的に「AED 救急救命講習会」を実施
2
生江人権文化センターだより
「中学生親善ソフトボール大会」
表彰式
「成人の日記念のつどい」の企画・運営
「旭区スポーツフェスティバル」
にて
入場行進
no.36
講 演 会 報 告
『清水紘子のトーク&ピアノコンサート』
昨年12月22日 ( 月) 午後6時30分より、生江人権文化センターにおいて
『清
水紘子のトーク&ピアノコンサート』
を開催し、約130名が参加されました。
清水さんは今では視力がまったくないので、ピアノを弾く前に、ピアノの
両端を左右の手で触り、自分がちょうど真ん中にいることを確認してから弾
きはじめました。コンサートのなかで、時には笑いをさそうしゃべり方で話
された内容の一部を掲載します。
みんな苦しい事をかかえている
もうまく は く り
私は生まれつきの弱視でしたが、小学校1年のとき網膜剥離により右目
を失明しました。そのため、教室の1番前の席でも黒板の字が見えにくくなり、
家で拡大コピー機を買ってもらい、それを使って勉強しました。そして、中
学2年のとき、この右目を摘出し、義眼を入れるため入院したときのこと。隣のベッドに同じ病気で入院しているおばあさ
んや片足を切断し車イスで病院内を移動している人を見ました。それまでは、苦しいことがあると
「なんで私だけが…」
と
思っていましたが、そうではなく、どんな人も何かつらい事、苦しい事をかかえているもんだなぁと感じるようになりました。
ピアノをやめなくてよかった
私は小学1年生からピアノのレッスンを受け始めたのですが、自分の弾き方や気持ちの持ち方で音が変わることを知り、
音楽の‘奥深さ’
とともに
‘すばらしさ’
を知りました。1995年の阪神淡路大震災で家も破壊され住めなくなったので、祖父
母の家で暮らしていました。近くの学校で水や食料を貰って生活していました。そして、実家を取り壊す日に家族で見に行き、
見届けて帰ってきたときに今度は、大事な左目が見えにくくなってきました。また、網膜剥離になったのです。さすがに、
この時は恐怖で体が震え、涙が止まりませんでした。やがて、左目も失明し、まったく見えなくなってしまいました。
それからは新しい曲を練習するのに苦労しました。母に片手ずつ弾いて貰ってテープに録音し、それを何度も聴いて憶
えていたので大変時間がかかりました。当時は悩んだし、苦しかったのですが、それでも、今ではあの時ピアノを辞めな
くてよかったと思います。今日もそうですが、いろんな方に出会えたし、がんばった分、何かの形で残るんだなと思える
ようになったからです。
有名になった酔っぱらいのおじさん
両目が見えなくなったある日、ホームで母と電車を待っていると酔っぱらいがやって来ました。
私が横に白い杖を置いているとおじさんは、「これ何やこれ!」
と言って杖を取り上げ、床に投
げつけたのです。「なんで目が見えないんや!見えなくて、なんかええことあるんか」
と言って
からんできたのです。「落ち込んでいても仕方ない。考え方を変えないといけないと思うよう
にしました」
と話すと、おじさんは床に座り込んで「そうか、考え方を変えるんか。わし最近、
何もええ事がないから、気がムシャクシャしてたんや、悪かったなぁねえちゃん。今度会ったときはわしの話を聞いてくれ」
と言って、島倉千代子の「人生いろいろ」
を歌いながら、どこかへ歩いて行きました。この話を私はいつもコンサートの中
で話すので、このおじさんも結構有名になってきました。
こころの友 盲導犬ピアザ
目が見えなくなって日常生活がしにくくなりました。そんな時、盲導犬のことを知りました。もともとペットとして飼って
いたときもあり、犬は大好きでした。申し込んでから2年ほどして、はじめてピアザを紹介されました。ピアザは訓練され
た盲導犬なので私の生活をサポートしてくれます。段差や障害物があれば教えてくれます。今では、私の家族であり、心
のパートナーです。ある時、信号待ちしていたとき車の音が聞こえなくなり、2 人ほど歩いて行く足音がしたので、私も
ついて歩き出したら近くにいた子どもが
「あの人、信号赤やのに渡ってるでー」
と言われました。ピアザも信号の色はわか
らないのです。盲導犬もスーパードッグではないのです。だからそういう時は、「何かお手伝いしましょうか?」
と言ってい
ただけたらありがたいですネ。
清水さんからのアンコール
コンサートの終盤には
「赤鼻のトナカイ」
「きよしこの夜」
を全員で合唱しました。最後に清水さんから、「私は目が見え
ないので皆さんの声が聞けたらうれしくなるんです。今日は私にとっても楽しいクリスマスとなりました」
と言っていただき
ました。困難に負けず、希望に向かって進んでいく元気をもらったコンサートでした。
生江人権文化センターだより
no.36
3
講 演 会 報 告 阪神・淡路大震災から14年
∼震災の教訓を未来へ∼「語り部」
地震直後に何が起こったか
6 , 434人の尊い命が失われた阪神・淡路大震災から、丸14年を迎えた2009年 1 月17日
(土)、講師に
「神戸の絆」
ネットワークの上田美佐子さんをお招きし、『語り部』
を開催し
ました。上田さんは当時、神戸市東灘区の同市立福池小学校で教頭をされており、震
災で学校が避難所となった3日間の経験を語られました。
1月17日(火)
4
講師/上田 美佐子さん
(「神戸の絆」ネットワーク・元神戸市立福池
小学校教頭・現神戸親和女子大学教育実習担当)
5:46
兵庫県南部地震発生(M7.2 震度7)。自宅から西宮市内6カ所で火の手があがるのを発見。家族の安否、
家具の破損を確認し、車で学校に向かう。でこぼこになった道、がれきなどを乗り越え、燃えている家具の
すぐそばを通り抜け、国道2号線を走った。学校前につながる道で曲がろうとしたが、電柱が両側から倒れこみ、
入れなかったため遠回りをし、福池公園の前で車を降り、走って学校に向かう。
6:55
学校到着。職員室は入口の冷蔵庫が倒れ、机がすべって廊下側に移動していたため、乗り越えて中に入った。
職員室の金庫や書棚、ついたて等はすべてひっくり返り、足の踏み場もなかった。鍵のかかっていない本館
1階の教室は、すでに大勢の人が入っていた。続々と避難者がつめかけ、たちまち1階から4階までの教室
が満員となる。
7:30
けが人が次々に運びこまれる。しかし、保健室は薬ケースがすべて倒れ、消毒液のビンがわれ、水浸しで入
れない状態だった。けが人の家族や避難者が一緒になって保健室を片付け、病人をベッドに寝かせたり、け
が人の世話をしたりしたが、たちまちベッドは足りなくなり、床にそのまま寝かせるか、教室で待っていただ
くしかなかった。そのうち遺体が運ばれてきた。本校の卒業生であった。理科室の机上に安置したが、次々
に運ばれる遺体で一杯となったため、生活科の教室にも安置した。
8:30
生き埋めの人たちを救い出す道具を貸してほしいと近所の人たちがやってきた。あるだけの道具を渡したが、
中には図工室のガラスを割って、のこぎりを持ち出す人もあった。せっぱつまった様子を見ると、止めること
はできなかった。
Y教諭が来たので、生き埋めの人を救い出す手伝いをお願いした。救出はたいへん困難を
極め、何時間もかかったが全員を救いだすことはできなかったそうである。
10:00
校長の指示で北校舎も開放することになった。これで、全校舎、全教室に避難者が入ることになった。体育
倉庫・農具倉庫にも入り、運動場にはテント10張、自家用車数十台が並んだ。避難者がさらにつめかけ、昼
までに1 , 200名を超えた。人でうずくまる状態の中、担ぎ込まれた負傷者も多く、学校までたどり着いて亡く
なる人、保健室で息絶えた人もあり、その数は19遺体にのぼった。
12:00
老人会の会長が近くのスーパーからパンと牛乳をもらって来られた。給食室のおわんに小分けして配ったが
全員には渡らなかった。そこでパニックを避けるため、パンとみかんの配布を見合わせた。学校の保護者が
手伝いに来てくれたので、児童の消息を調べるようお願いした。その結果、児童3名、保護者1名の死亡が
確認された。
16:00
教員6名と避難者の中にいた自治会長2名とでパンを小さく切り、りんごも半分に切って、1人1回配ることに
したが、運動場に長蛇の列ができ、配り終わったころ、外はもう暗くなっていた。
18:00
余震の続く中、真っ暗で不安な夜になった。水も食べ物もほとんど摂ってなかったが空腹感はなかった。ただ、
寒くてたまらなかった。焚き火を囲む人の数がたいへん多く、一晩中赤々と燃えていた。しかし、誰ひとり話
すこともなく、ただ黙って今は廃材となってしまった我が家の柱や床の燃えさかる炎を見つめていた。
20:00
生後3週間の赤ちゃんを抱えた女性が哺乳瓶も粉ミルクもなく困っていたので、職員室の椅子を並べてベッド
にし、牛乳をスプーンで飲ませた。よく泣いて、弱っているようだったので、抱いたりあやしたりして一晩中
過ごした。
22:00
避難者の消息を尋ねて来る人があとを絶たず、交代で起きて対応した。職員室で仮眠したり話し合ったりし
て夜が明けるのを待った。
生江人権文化センターだより
no.36
1月18日(水)
5:00
突然、校舎内が騒然となった。ラジオで避難命令が出たというのである。警察が確かめたところ、御影浜町
の液体天然ガスタンクのひび割れが発見され、避難勧告が発令されたとのこと。しかし、本校は、その危険
地区に入っていないことが確認できたので、手分けして校舎内を回り安心して待機するよう指示をした。
6:00
魚崎地区から避難者が押し寄せ、一時は2 , 000人にふくれあがり、学校中足の踏み場もないといった状態になっ
た。入りきれない人たちは、国道2号線より上をめざし、荷物をいっぱい抱えて出て行った。
8:00
近くで火の手があがり、消防車から長いホースをつないでプールの水をくみ出した。これが地域の消火にた
いへん役立った。水が半分に減ったため、給水をお願いしたが難しいようであった。
10:00
食パン1切れ、菓子パン半分、牛乳1杯を全員に配給したが、2回並んでもらう者が出た一方で、校舎外に
避難していてもらえなかったという不満も出た。パニックが起こらないように配給することは難しかった。
12:00
水が出ないため、学校中のトイレが大便の山となり、子どもたちが泣き出した。昨夜のうちに、学校の庭や
校舎の裏にたくさんの大便がされていた。避難している保護者が中心になって大便を袋に入れ、始末するこ
とにした。協力者を募り、2時間かけて取り除き、残っているプールの水をバケツで汲み出し、
トイレを掃除した。
しかし、水が出ないのですぐに大便はたまっていった。
14:00
保護者の一人が仮設トイレを作ることを申し出た。資材を大阪まで取りに行くのに丸1日かかるとのことであっ
たが即お願いした。
16:00
連絡がないので心配していた教諭が死亡していたことがわか
り、たいへんな悲しみにつつまれた。また、本校教諭の母親
も助け出せなかった。犠牲の大きさに言葉がなかった。
18:00
やっと初めて給水車が到着した。
1トン車が1台きりだったため、
後ろに並んだ人はもらえず怒っていた。
20:00
2日目の真っ暗な夜がやってきた。どこに子どもたちがいる
のか分からないほど、子どもの声はしなかった。親のそばを
離れずじっと恐ろしさに耐えていたように思う。
1月19日(木)
2:00
深夜になって毛布や食料などの救援物資が次々と到着した。このため教職員は、ほとんど眠れない夜となった。
食材は種類の異なるものが数百単位で運ばれてくるため、1 , 200人に同じ物が配れない。どうすればよいのか、
配布方法を一晩中考えた。
9:00
部屋の責任者を決めることにした。その際、届けてくれた人、あるいは中心になって名簿作りをしてくれた人
に
『部屋の責任者』
となることを依頼した。この名簿を使って部屋の人数を確認し、部屋ごとに同じ種類の食
べ物となるよう前もって分けておき、責任者だけが並んで食材を受け取ることにした。
10:00
プールの水を使ってトイレの一斉掃除をした。水量が減ってきたため消防署に補給をお願いしたが少ししか入
れてもらえなかった。
12:00
個人のボランティアが次々と訪れ、個々に物資を持ち込み、職員室は物資の山となった。避難者に少しずつ
落ち着きが見られ、部屋(教室)の整理をしたり、入口に自分たちの名前を貼ったりし始めた。
20:00
電気がついた。館内に拍手と歓声がわきあがった。早速、緊急放送で電気関係者を集め、漏電個所がない
か点検してもらった。通電後、3カ所から水があふれたが、水道関係者がせきとめた。震災後初めての明る
い夜を迎え、誰もがひとまずほっとしたようであった。
上田さんは、「多くの人に運営を助けてもらい、人と人との絆の大切さを、
しみじみと感じました」
と振り返るとともに、「家庭や近所で災害への備えに
ついて、よく話し合うことが減災につながる」
と訴えました。
生江人権文化センターだより
no.36
5
相談コーナー
から
春に向けて 引越しシーズン が始まります。
春は、就職・進学・転勤などなど一年中で一番引越しの多いシーズンです。以前私が経験した
引越しトラブルを紹介します。
脚が
イスの
ない!
ある大手引越し会社に依頼して引越しをしました。作業も首尾よく進行し、
ほぼ終わりかけた時、リーダー格の方から信じられない一言が…。
「イスの足が1本無くなってます。元々4本そろってましたか?」
実際にあった話です。
こっちも少々興奮して抗議(憤慨と怒号?)
した結果、他の作業員が非を認めて1ヶ月の修理の後、
無事元通りの状態で納品されました。
◆引越しトラブルについて
引越しにまつわるトラブルとしては、前述の「家財への
キズ・汚破損、紛失」の外に
「料金トラブル」
「作業対応へ
の不満」
「強引な営業」など様々なケースがあります。転
勤族のように
“引越し慣れ”
している方もおられますが、多
くの方は人生の中で何度も経験することではありません。
今回は、引越しトラブル回避術について考えてみたいと思
います。
合はそれでいいかもしれませんが、明らかに限度を超え
ている
(イスの脚が折れてなくなっているなど)
は明確に作
業員に伝えるとともに、会社にも連絡することです。さらに、
第三者に冷静に判断してもらうためには、
「消費者セン
ター」
や「トラック業協会」などに連絡する方法もあります。
それでも納得できなければ、最後は弁護士に相談して解
決を図ることになるでしょう。
▶
「作業対応への不満」
編
経験を積んだ作業員であればミスも少なく、運搬に関
◆引越しトラブル回避術
▶
「料金」編
同じ引越し条件でも業者によっては数万円単位で請求
額が違うことはよくあること。また、繁忙期割り増しなど、
あってなさそうなのが料金体系です。適正な料金を判断
するためにも、3社以上の見積もりを取ることは必須です。
また、追加料金など事後請求はどのような場合に課される
のか、わからないことは見積もりの段階ではっきりさせて
おくことが大切です。
▶
「家財へのキズ・汚破損、紛失」編
まずは、元の状態を自らしっかり把握しておくことが肝
要です。最初の状態がわからなければ、「このキズは元々
あった。
」
「なかった。」云々の泥沼の言い争いになるのは当
然です。あまり目立たないところやたいしたキズでない場
するノウハウもあります。しかし、その日かぎりのアルバ
イトの場合は作業手順すら知らずに雇用されているケース
もあります。大多数の作業員は
しっかり仕事をしていますが、中
には 作 業 中 に 暴 言 を 吐 い たり、
平然と長時間の遅刻することも
あるようです。ごくごく少数とは
思われますが、泣き寝入りせず
に会社へしっかり抗議し、次回以
降は一切利用しないことです。
《相談先》
大阪市立生江人権文化センター・
・
・
(06)6925‐5621
大阪市消費者センター・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
(06)6614‐0999
◆小ネタ(ちょっと耳よりな話)◆
▶引越し業者への御礼
(寸志)
はいくら?
6
て、缶ジュース程度で良いような気がします。
「代金は払っているからしなくてもいいのでは…。け
▶引越し後のごあいさつは行く?行かない?
れど、ちょっとでも渡した方がちゃんと運んでくれるので
最近では挨拶に行かない(来ない)場合が増えていま
は…。
」
みんな悩んだことがあると思います。
す。都市部では人間関係が希薄になってきたからでしょ
寸志については諸説あるようですが、元々は引越し業
うか。しかし、これからその場所で生活する上で、自分
者がいなかった時代の「手伝ってくれた御礼」
から来てい
の周りにどんな方が住んでいるのか知っておくためにも
ます。また、新築や栄転祝いの“おすそ分け”
としての
挨拶はしておいたほうがいいと思います。地域のちょっ
性格もあるようです。今日では大手の引越し業者のほと
とした情報を尋ねたり、役立つ情報に助けられることは
んどが寸志は受け取らないように指導しています。依頼
多いでしょう。挨拶に持参するものは、洗剤でもお茶で
主としては、重たい荷物を運んでいただいた気持ちとし
も少額の品でいいと思います。
生江人権文化センターだより
no.36
生 江 人 権 文 化 セ ン タ ー の イ ベ ント 情 報
親子ふれあい講座
■親子de体操&エアロビクス
簡単な体操やリズム遊びを楽しむ親と子のためのエ
アロビクス講座です。
●と き/4月30日
(木) 午前10時30分∼11時30分
●講 師/柏木 優子さん
(健康体操インストラクター)
●対 象/おおむね1歳半∼
就学前の子と保護者
●定 員/25組(50名)
●参加費/無料
●申込み/4月20日
(月)必着(多数抽選)
申込方法
各締切日までに来館・電話・
FAX・ハガキで「講座名・氏
くらしの講座
■くらしが変わる!シンプル収納術
探し物のイライラや片付かないストレスが無くなれば、
大切な時間を本当に必要なことに使えます。前出流 笑
顔で暮らせるシンプル収納術で人を大切にする暮らしづ
くり、住まいづくりを学びます。
●と き/5月16日
(土) 午後2時∼3時30分
●講 師/前出 英子さん(整理収納・リフォームアドバイザー)
TV「ビフォー・アフター」他 多数出演
●対 象/どなたでも
●定 員/50名
●参加費/無料
●申込み/5月7日
(木)必着
〈多数抽選〉
名・住所・電話番号」を記入のうえお申込ください。
に、
お子さまの名前・年齢をお知らせください。
大阪市立生江人権文化センター
生江人権文化センターへの交通経路
城東貨物線
◀この印がついている講座では、一時保育(1歳∼就
学前)が受けられます。ご希望の方は、受講申込時
申 込 先 ●住所/〒535-0004 大阪市旭区生江3-17-2
●TEL/06-6925-5621 ●FAX/06-6925-1648
城北公園
光生園
生江
人権文化
センター
通
公園
城北
市バス「生江」
入場無料
申込不要
3月26日(木)ドラえもんのび太の宇宙小戦争 〈1985年100分〉
3月27日(金) ドラえもんのび太のワンニャン時空伝〈2004年122分〉
淀 川
旭警察署
■春休み映画大会(いずれも午後2時∼)
白寿荘
阪神
旭区役所
高速
道路
・守
口
線
●大阪駅からお越しの方
大阪駅前バスターミナル「赤2番」
の乗り場より34系統「守口車庫前」
行き、
「 生江」下車(乗車時間:約20
∼25分)
●地下鉄「都島」駅からお越しの方
「都島」駅4番出口より出て「地下
鉄都島」バス停B乗り場から市バス
幹線110番「守口車庫前」行き。ま
たは、幹線110A「守口車庫前」行き
乗車、
「生江」下車
(乗車時間10分)
社会福祉法人 リベルタ 生江老人センター講習紹介
フラダンス
「リラックスできて、運動不足も解消できる」それがフラならではの魅力
です。子供からお年寄りまで、一生を通じて楽しみながら、しなやかな身
体を保つことができますよ!!
●開講日/毎週月曜日:月3回の部 ●時間/午後1時∼2時 (1時間)
●場 所/生江特別養護老人ホーム 白寿荘1階 地域交流スペース
●月 謝/毎月2,
000円 ●用意して頂く物/動きやすい服装
ペン字教室 美しい字は一生の宝物!!
『手書き』の持つ
『暖かさ』
は、今も昔も変わりません。
少しでも興味をお持ちの方は、ご参加下さい。
●開講日/2009年4月4日
(金)
から開始(第1・第3金曜日)
●時 間/10時30分∼正午 (1時間30分)
●場 所/生江特別養護老人ホーム 白寿荘1階 地域交流スペース
●月 謝/毎月1,
000円(テープ・楽譜代込み)
●定 員/30名 ●締切日/定員になり次第、締め切ります。
健康づくり ストレッチ・
ヨガ
健康な方も、体調不良の方も、体のかたい方も、
ご自分のできる範囲で健康維持・増進を目指します !!
●開講日/Aクラス
(毎週月曜日) Bクラス
(毎週火曜日)
●時 間/10時00分∼11時30分 (1時間30分)
●場 所/生江特別養護老人ホーム 白寿荘1階 地域交流スペース
●月 謝/毎月2,
000円 ●用意して頂く物/動きやすい服装
社交ダンス教室
ダンスを通して仲間を作り、健康増進と一緒に楽し
いひとときを過ごしてみませんか ??
●開講日/毎週火曜日・月4回
●時 間/10時00分∼正午 (2時間)
●場 所/生江特別養護老人ホーム 白寿荘1階 会議室
●月 謝/毎月1,
000円
生江老人センターでは、健康増進、教養の向上、レ
クリエーションの場を提供し、健康で明るい生活を送っ
て頂くための各種サービスを行っています。講習以外に
も、月1回のハイキングや、歩こう会を開催し、京都や
奈良などに行ったりしています。また、毎週水曜日 / 午
後1時半からは、カラオケのつどいを行っており、皆さ
ん自分の歌いたい歌をうたって楽しんでおられます。日々
楽しく和気あいあいと活動を行っていますので、ぜひお
近くにお寄りの際に覗いてみてはいかがでしょうか ??
お待ちしております!
!
*各講習のお問い合わせ・お申込みはこちらまで
社会福祉法人リベルタ 生江老人センター
(生江特別養護老人ホーム 白寿荘1F 地域交流スペース)
●住 所/〒535-0004 大阪市旭区生江3-27-1
●受付時間/午前9時30分から午後5時まで
電話番号(06)
6925-8912 FAX(06)6925-8911
(担当:宮本・湯川)
生江人権文化センターだより
no.36
7
参加無料
申込不要
第11回
とき/2009年3月14日(土)午前10時∼午後4時
《展示コーナーは、3月3日(火)∼14日(土)午前9時30分∼午後9時まで開催》
バラエティーショー 浪花のスーパー曲芸夫婦!!
★さくら組バラエティショー
1部(10:30∼11:00) 場所/駐車場
2部(13:30∼14:00) 場所/2階ホール
参加・体験コーナー
★ふわふわドーム(10:00∼15:00)
場所/駐車場
舞台発表
★プラバン体験講座(10:00∼12:00)
場所/2階会議室
自分だけの「オリジナルネームプレート」を作ろう!
(先着100名)
★消防自動車体験乗車(11:00∼13:00)
場所/駐車場
消防士の服を着て、写真撮影ができるよ!
(撮影用カメラは、各自ご持参ください)
★クイズラリー(10:00∼15:00)
場所/1階受付にて配布
クイズに答えると、景品がもらえるよ!
(先着100名)
★ビンゴ大会(舞台発表終了後)
バザーと飲食コーナー
バザーと飲食コーナー
は、なくなり次第終了
舞台発表を見に来ていただいた方に、
「ビンゴカード」を配布します。
ビンゴ大会に参加して、素敵な景品を
ゲットしよう!
させていただきます!
場所/2階ホール
(10:00∼15:45予定)
場所/2階ホール
地域のサークル活動を、舞台で楽しく
披露します!
(順不同)
●民踊「すずしろ会」 ●民踊「五月会」
●民踊「生江老人センター民踊クラブ」
●コーラス「花菖蒲」 ●詩吟同好会
●劇団「nu-vo」 ●生江だんじり
●ミュージックベル「すずらん」
●フラダンスサークル「イリマ」
●豊里学園 和太鼓「鼓粋」
●ストリートダンス「Girls☆StylE」
●girl’
s hip hop「つんでれ。」 その他
★バザー(10:00∼)
場所/1階スタッフルーム
★ふれあい喫茶(11:30∼)
場所/1階ロビー
菅原
城北大橋
城東貨物線
生江人権文化センター
もと生江
青少年会館
市バス
「生江」
通
公園
城北
市バス「生江」
道路
守口
淀 川
■第11回旭ふれあいまつり in いくえ実行委員会
お車でのご来場は、
ご遠慮ください!
旭区役所
都島入口
高速
〒535-0004 大阪市旭区生江3-17-2
Tel 06-6925-5621 Fax 06-6925-1648
城北公園
旭警察署
阪神
《ところ・問合せ》
大阪市立生江人権文化センター
《構成団体》
大阪市生江人権協会・大阪市立生江人権文化センター
大阪市立生江保育所・社会福祉法人リベルタ
いくえ人権教育ネットワーク
《後 援》
旭区人権啓発推進会
線
■企画実施/㈳大阪市人権協会・大阪市生江人権協会・大阪市立生江人権文化センター