お施主様用保存版 お 施 主 様・使 用 者 様 向 け 取 扱 説 明 書 使い 方 & お手入れ ガイ ドブック ● プラマ ード U 編 ● YKK AP 商品を長く安 全にお使いいただくために、正しい操作方法・適 切なお手入れ方法・使用上の注意点・お願い・商品保証などを掲載しています。 説明をよくお読みいただき、保管くださいますようお願いいたします。 販 売 店・工 務 店・建 築 会 社 の 皆 様 へ この 取 扱 説 明 書は 施 工 後 必ず 、お 施 主 様 へ お 渡しください 。 第1章 安全にお使いいただくために 商品の取扱いについて ・人身事故や財産上の損害を未然に防止するために守っていただきたいこととして、下記のような警告表示をしています。 内容をよくご理解の上、商品をご使用ください。 ・電動商品などの特別な機能、特有の使い方のある商品については別途用意の個別取扱説明書をお読みください。 絵表示 意 味 取扱いを誤ると、使用者が傷害を負う危険や物的損害の 発生が想定されることを示します。 「してはいけないこと」を示します。 「必ず行っていただくこと」を示します。 指示に従わないと使用者が損傷を負う危険や物的損害の 発生が想定されることを示します。 「ご使用前に読んでいただきたいこと」を示します。 ホームページのご紹介 本書「使い方&お手入れガイドブック」の情報に加え、様々な情報を掲載させていただいておりますので併せてご覧くだ さい。 www.ykkap.co.jp/ 1 第2章 商品の種類 商品の種類と各部の名称 外れ止めねじ クレセント ハンドル FIX窓 引違い窓 アームストッパー カムラッチ受 丁番 上部丁番 レバーハンドル 下部丁番 カムラッチハンドル 開き窓 開きドア 目次 ■第1章 安全にお使いいただくために ……………………P.1 ■第2章 商品の種類 …………………………………………P.2 ■第3章 商品の使い方 ………………………………………P.3∼5 ■第5章 お手入れ方法 ……………………………………P.10 ■第6章 知っていただきたい現象とその対策 …………P.11∼12 ■第7章 ■商品保証 ……………………………………………P.13∼14 ■第4章 商品の調整方法 ……………………………………P.6∼9 2 第3章 商品の使い方 1.引違い窓 クレセント操作方法 ・窓を開閉する際は、たて框の中心近く(引手付きの場合は 引手)に手をかけて、ゆっくりと操作してください。 たて框の中心近く ・外出・就寝時・窓を閉めた時には、クレセントを必ずかけてください。 ・雨水の浸入防止は外窓で行いますので、雨降りの場合は、必ず外窓を閉めて施錠してください。 トリガ 窓が開いた状態(トリ ガーがフリーの状態) では、クレセントはか かりません。 施錠 窓をきちんと閉めると トリガーが引込み、施 錠可能になります。 クレセント受 解錠 柄 ①柄を上げる ②クレセント ロックを下げる クレセントロック 柄 ①クレセント ロックを上げる ②柄を下げる クレセントロック 2.FIX窓 ・「プラマード U」の窓をはずし、外側ガラスの清掃が出来ます。 ・ガラスを組み込んだ窓は大きな重量となっています。作業を行う際は、2人以上で作業するなど取 扱いに配慮をお願いします。 〈ガラスを組み込んだ窓重量の例〉 例1. W=750mm、H=1500mm、3mmガラス使用時→約10kg 例2. W=1500mm、H=1800mm、3−A12−3mm複層ガラス使用時→約40kg はずし方 ① ② ③ はずれ止めねじ 3 ①上枠にとまっている左右の外れ 止めねじをはずしてください。 ②左右のハンドルを持ち、窓を持 ち上げてください。 ③持ち上げた窓の下部を手前へ引 き、窓をはずしてください。 建て込み お願い ・お手入れなどのために窓をはずした後、再び窓を建て込むときは、落下防止のため下記の手順にしたがって作業 してください。 ① ② ③ はずれ止めねじ ①ハンドルを持ち窓の上部を持ち 上げるように窓枠の上枠部へ入 れてください。 ②窓の下部を窓枠の下部へ落ろす ように入れてください。 ③左右の隙間を均等に合わせ、上 枠の外れ止めねじを留めてくだ さい。 ( ポイント をご参照ください。) 55以下 ポイント 3 ●障子を吊込んだ後、障子が下枠 に正しく納まっていることを確 認するため図の寸法を測ってく ださい。 3 ④最後に左右のハンドルを持 ち、窓を持ち上げた状態で下 ●また、左右のすき間を合わせて 部を手前に引いても、窓がは ください。 ずれないことを確認してくだ さい。 3.開きドア お願い 最大 約90° ・風の強いときはドアを必ず閉めて、外ドアの錠を かけてください。 戸当り付きの場合、ドアの開く 角度に制限があります。 レバーハンドルの操作 開け方 レバーハンドルを下げ、ドアを室内側へ引き開けます。 通常の状態 レバーハンドルを下げた状態 レバーハンドル 閉め方 ハンドルを持ち、室外側へ押しドアを閉めます。 4 第3章 商品の使い方 4.開き窓 カムラッチハンドルの操作 注意 アームストッパーは窓の脱落防止機能を兼ねていますので、はずさないでください。アームストッパーをはずし 約90°以上開け、窓を持ち上げると脱落するおそれがあります。 上部丁番の操作レバーを操作しないでください。 上部丁番の操作レバーを下げると、部品がはずれ窓が脱落するおそれがあります。 最大開き角度以上開けようと、無理な力を加えると商品が破損するおそれがあります。 【上部丁番の操作レバー】 【窓の開き角度 開く角度は、窓の大きさ(横幅)によって異な ります。】 操作レバー ■横幅が350∼399mmの 場合 ■横幅が400∼800mmの 場合 最大 約90° 最大 約70° お願い ・風の強いときは窓を必ず閉めて、外窓の錠をかけてください。 開け方 カムラッチハンドルを水平にし、窓を室内側へ引き開けます。 施錠状態 カムラッチハンドル 解錠状態 開き窓 閉め方 カムラッチハンドルを水平の状態で窓を室外側へ押し、窓が完全に閉まった状態でカムラッチハンドルを垂直 にします。 5 第4章 商品の調整方法 引違い窓 ※取付ねじは、絶対にはずさないでください。 クレセントの調整 ①クレセントを中間位置まで回してください。 ②クレセントの上下のカバーをはずしてください。 ③ねじをゆるめ、上下に動かして調整してください。 ④調整後、必ずねじをしめ、カバーを付けてください。 カバー クレセント受の調整 クレセント 受けカバー クレセント受け カバー側面上下 にある突起部を 側面から押込ん でください。 左右調整 差込む クレセント受け クレセント 受けカバー クレセント受け ①クレセント受けカバーをつ まみながら手前に引きクレ セント受けカバーをはずし てください。 ②ねじをゆるめ左右に動かし 調整してください。 ③調整後、必ずねじをしめて ください。 ④クレセントカバーを取付けてください。 戸車(建付)の調整 【窓がきちんと閉まらない場合など】 すき間 内召合せ框 ドライバー 戸車 上がる 戸車 すき間 上げる 下がる 下げる 下げる 上げる 建付調整は、戸車の高さを調整することで行えます。 右回転(時計方向)……上がる 左回転(反時計方向)…下がる 開きドア 商品の調整方法 ・上下方向へ調整の際は、下部扉丁番の 部の印を合わせてください。 ・上下方向、前後方向へ調整が必要な場合は、必ず上下方向の調整後に前後方向の調整を行ってくだ さい。部品の構造上、うまく調整できない場合があります。 6 第4章 商品の調整方法 開きドア 丁番の調整 【扉が上枠や下枠にぶつかっている場合】 下部 上下調整ねじ 丁番の最大調整範囲 上方向へ2mm 下方向へ3mm 下のみ調 整してく ださい。 下部丁番の上下調整ねじを回し調整します。 【扉が前後に傾いている場合】 上部 下部 丁番の最大調整範囲 前方向へ2mm 後方向へ2mm 前後調整ねじ 前後調整ねじ 上下とも 調整して ください。 上下丁番の前後調整ねじを回し調整します。 【扉が縦枠にぶつかっている場合】 上部 下部 左右調整ねじ 戸 先 側 吊 元 側 丁番の最大調整範囲 左方向へ2mm 右方向へ2mm 上下とも 調整して ください。 左右調整ねじ 上下丁番の左右調整ねじを回し調整します。 ラッチ受けの調整 【ラッチがかかりづらい場合】 ラッチ ラッチがかかりづらい場合は、このねじをゆるめて調整 してください。 調整の際は、扉が戸当り材ヒレに当たるようにしてくだ さい。 戸当り材ヒレ ラッチ受け 室内側 ラッチ受け 7 ラッチ受けの調整ねじを調整してください。 ※調整の際は、扉が戸当りヒレに当たるようにしてください。 開き窓 ※取付ねじは、絶対にはずさないでください。 注意 上部丁番の操作レバーを操作しないでください。 上部丁番の操作レバーを下げると、部品がはずれ窓が脱落するおそれがあります。 【上部丁番の操作レバー】 操作レバー 丁番の調整 【障子が上枠や下枠にぶつかっている場合】 下用丁番 下のみ調 整してく ださい。 上がる 下がる 下部丁番の上下調整用ねじを回し調整します。 右回転(時計方向)………最大2.5mm上がる 左回転(反時計方向)……最大2.5mm下がる ●丁番調整を行った時に、窓を開閉しアームストッパー部分が当たるなどの場合には、窓側のアームストッパ ー取付ねじをゆるめ上下に動かし調整をしてください。調整後は取付ねじをしっかりととめてください。 取付ねじ 8 第4章 商品の調整方法 【戸先側のすき間が大きすぎる場合】 枠側ハネ 戸 先 側 上下とも 調整して ください。 戸先側 しめる すき間 ゆるめる ①上下丁番の枠側ハネ内側2ヶ所の取付ねじをゆるめます。 ②左右調整ねじを回し調整します。 左回転(反時計方向)……最大2.5mm戸先側へ移動 ③端子の位置が決まったら、ゆるめておいた2ヶ所の取付ねじをしっかりとしめま す。 カムラッチ受の調整 【カムラッチが空振りする場合】 アームストッパー 開閉力の調整 アームストッパーの調整ねじを回して窓の開閉力を調整します。 アームストッパー カムラッチ受 取付ねじ カムラッチ受の取付ねじをゆるめ、ハ ンドル側へスライドさせてください。 最後に取付ねじを締めてください。 9 調整ねじ しめる ゆるめる 【開閉を重くしたい場合】 調整ねじをしめてください。 【開閉を軽くしたい場合】 調整ねじをゆるめてください。 第5章 お手入れ方法 窓との楽しい生活のために 商品を大切に長く使うために、 商品の材質に応じた方法で定期的にお手入れすることが大切です。 お手入れしないままにしておきますと、表面に付着した汚れは、しみや腐食の原因となってしま います。汚れが軽いうちにお手入れしていただくことが商品を長持ちさせる最良の方法です。 樹脂製商品について 【薬品への配慮】 有機溶剤が触れないように十分ご注意ください。また、塩素系薬品(次亜塩素酸ナトリウムを含む 漂白剤・カビ取り剤など)が窓・ドアに付着したまま放置された場合、表面が変色することがあり ます。付着した場合はすみやかに洗い落としてください。 【キズへの配慮】 日常の使用に対して十分に耐えますが、金づちなどで強く叩いたり、ナイフで削ったりしますと傷 がつきますのでご注意ください。 【熱への配慮】 ストーブやアイロンなどの熱源を近づけたり、触れたりしますと変形することがありますので熱源 を商品に近づけないでください。 汚れが軽い場合 ①水拭きか、柔らかい布に水を浸し軽 く拭き取ってください。 ②必ず乾いた布で十分に水分を拭き 取ってください。 汚れがひどい場合 中性洗剤 ①中性洗剤(1∼2%の水溶剤) で軽く洗い落とします。 ②洗剤が残らないよう水拭きし ます。 ③乾いた布で、十分に水分を拭 き取ってください。 ガラス ・万一ガラス表面に傷がつくと割れるおそれがありますので、お手入れの際は必ず柔らかい布をご使 用ください。 ・表面に傷がついてしまった場合はお早めにまずお取扱いの建築会社様、工務店様、または販売店様 にご相談ください。 中性洗剤 ①柔らかい布に中性洗剤(1∼ 2%の水溶液)を浸し、汚れ を拭き取ってください。 ②乾いた布で、十分に水分を拭 き取ってください。 10 第6章 知っていただきたい現象とその対策 日常生活の中で窓・ドアなどについて「何かおかしいな・・・」と感じる現象が発生することがありますが、窓な どの不具合ではなく、商品の特性に関連して発生する場合があります。お住まいの中で発生する可能性のある現象 について、商品の特性を踏まえて説明しておりますので、暮らしにお役立てください。 結露について ※凍結に至る場合もありますので早めに拭きとってください。 室内外の温度差が大きく室内の湿度が高い場合、季節を問わず結露が発生します。 これは自然現象として季節を問わず発生するものであり窓の不具合ではありません。 また、室内の環境状況によっては、二重ガラス(複層ガラス)を使用していても、 あるいは断熱窓を使用していても発生する場合があります。 完全に無くすことはできませんが、できるだけ発生を抑える方法として次のよう なことを励行してください。 ①過度な加湿の防止(上限60%以下) ②換気の促進 ③室温は適温に保つ ④空 気の流れをよくする 『快適な暮らしのために知ってもらいたい「結露」の話』という小冊子をご用意 しておりますので、ご要望の方は当社お客様相談室までご連絡お願いいたします。 「プラマード U」取付け時の外部サッシ(既設サッシ)の結露について 「プラマード U」を取付けても、外部サッシ(既設サッシ)に結露が発生することがあります。 「プラマード U」の防露性は、内部サッシ(「プラマード U」)の結露を大きく減少させる効果がありますが、外部サッ シ(既設サッシ)へ結露が発生しやすい条件も合わせもっています。二重サッシは、室内の暖かい熱が内部サッシに遮断 されるため、外部に熱が伝わりにくく外部サッシ(既設サッシ)の表面温度が下がるなど、結露が発生しやすい条件にな るためです。 二重サッシの防露効果は、内部サッシの結露の発生を減少させることと、結露は自然現象として季節を問わず発生する ものであり、窓の不具合ではありませんことをご了承ください。 外 室内 既設サッシ+プラマードU 11 複層ガラスの亀裂 複層ガラスをご使用中、堅いものなどの衝撃・溶接の火花・飛来物などの外力によってできるキズやごくまれにガラス 中に残存する不純物に起因するキズにより、不意に突然亀裂が入る場合があります。 商品ご使用の際は、ガラス面にキズなどがつかないようご注意ください。 また、キズがついてしまった場合はお早めにまずお取扱いの建築会社様、工務店様、 または販売店様にご相談ください。 ガラスの熱割れについて ガラスは熱によって膨張する性質を持っているため、直接日射を受ける部分と窓の中に隠れている部分で温度の差によ る、熱膨張差が生じます。 この熱膨張差がガラスが持っている『強度』を超えた場合、ガラスが割れることとなります。 この現象が『熱割れ』と呼ばれ、網入りガラスに多く見られる現象です。 ガラスに割れが発生したら、すみやかに交換してください。 熱割れを予防する方法として次のようなことがあります。 ①ガラス面にカーテンやブラインドを密着させない。 ②暖房・冷房の温風・冷風をガラスに直接当てない。 ③ガラス面に紙を貼ったり、ペンキを塗ったりしない。 ④室内に熱だまりをつくらない。 12 商品の保証について 本書は、当社の商品に関し、ここに記載の保証期間、保証内容の範囲において無料修理を行うことを お約束するものです。保証期間中に故障、損傷などの不具合(以下「不具合」といいます)が発生した場 合には、まずお取扱いの建築会社様、工務店様または販売店様に修理をご依頼ください。 ■対象商品 □一般住宅用建材商品 ■保証期間 建築会社様よりの引き渡し日(注1、注2)から2年間(電装部品については1年間)。 ただし、商品からの雨水浸入については10年間。 (注1)改修工事の場合は、改修部分の工事完了の日とします。 (注2)分譲住宅(建売住宅)の場合は、建築主様への引き渡し日とします。 ■保証内容 取扱説明書、本体ラベルまたはその他の注意書きに基づく適正なご使用状態で、保証期間内に不具 合が発生した場合には、下記に例示する免責事項を除き無料修理いたします。 なお、強風雨時に、サッシ下枠に雨水がたまることがありますが、これは商品上の特性であり、不具合 ではありません。不具合といえる雨水浸入は、サッシ下枠をこえて室内に雨水が流れ出たり、あふれ出 たりすることです。 ■免責事項 保証期間内でも、次のような場合には有料修理となります。 ①当社の手配によらない第三者の加工、組立、施工、管理、メンテナンスなどの不備に起因する不具合 (例えば、海砂や急結材を使用したモルタルによる腐食、中性洗剤以外のクリーニング剤を使用し たことによる変色、腐食。工事中の養生不良による変色や腐食など) ②表示された商品の性能を超えた性能を必要とする場所に取付けられた場合の不具合 ③建築躯体の変形など商品以外の不具合に起因する商品の不具合 ④商品または部品の経年変化(使用に伴う消耗、摩耗など)や経年劣化(樹脂部品の変質、変色など) またはこれに伴うさび、かびまたはその他の不具合 ⑤商品周辺の自然環境、住環境などに起因する結露、腐食などの不具合(例えば、塩害による腐食。大 気中の砂塵、煤煙、各種金属粉、亜硫酸ガス、アンモニア、車の排気ガス、ガス給湯器の排気ガス などが付着して起きる腐食。異常な高温・低温・多湿による不具合など) ⑥商品または部品の材料特性に伴う現象(例えば、木製品の反り、干割れ、色あせ、木目違い、節抜け、 樹液のにじみ出し) ⑦天災その他不可抗力(例えば、暴風、豪雨、高潮、地震、落雷、洪水、地盤沈下、火災、津波、噴火など) による不具合またはこれらによって商品の性能を超える事態が発生した場合の不具合 ⑧実用化されている技術では予測することが不可能な現象またはこれが原因で生じた不具合 ⑨犬、猫、鳥、鼠などの小動物に起因する不具合・キクイムシなどによる虫害 ⑩引き渡し後の操作誤り、調整不備または適切な維持管理を行わなかったことによる不具合 ⑪お客様自身の組立、取付、修理、改造(必要部品の取外しを含む)に起因する不具合 ⑫本来の使用目的以外の用途に使用された場合の不具合または使用目的と異なる使用方法による場 合の不具合 ⑬犯罪などの不法な行為に起因する破損や不具合 *保証期間経過後の修理、交換などは有料といたします。 *本書によって、お客様の法律上の権利を制限するものではありませんので、保証期間経過後の修理についてご不明の場合は、 当社お客様相談室にお問合せください。 *この商品保証は日本国内においてのみ適用されるものとし、日本国外に納品される商品については、適用しないものとします。 13 複層ガラスの保証について 本書は、ここに記載の保証期間、保証内容の範囲において保証を行うことをお約束するものです。 保証期間中に当社製複層ガラス内部(ガラスとガラスの間の空気層内部)に結露が発生した場合には、 まず、お取扱いの建築会社様、工務店様、販売店様、または当社お客様相談室にご相談ください。 ■対象商品 □1999年4月以降製造の当社製複層ガラス ■保証期間 当社製造日から10年間。 ■保証内容 当社カタログ記載の標準施工が行われ、取扱説明書、本体ラベルまたはその他の注意書きに基づく適 正なご使用状態で、製造上の理由で保証期間内に当社製複層ガラス内部(ガラスとガラスの間の空気 層内部)に結露が発生した場合には、下記に例示する免責事項を除き代替品(不具合が生じた当社製 複層ガラスが仕様変更・販売終了している場合には同等品種または近似品種)を無料支給いたします。 ただし、交換費用は保証の対象外とさせていただきます。 ■免責事項 保証期間内でも、次のような場合には有料修理となります。 ①当社標準施工法および取扱い上、設計上、施工上、使用上、メンテナンス上の注意事項が守られな かったことに起因する不具合 ②当社商品以外の商品に使用された場合 ③使用上の誤りおよび不当な改造や修理など、人為的原因に起因する不具合 (ガラス表面にフィルムを貼ることや塗料を塗ることなどを含みます) ④火災、地震、風水害、その他天変地異に起因する不具合 ⑤実用化された技術では予測困難な現象に起因する不具合 ⑥熱割れ、自爆などのガラスの破損 ⑦複層ガラスを構成する板ガラスに亀裂または破損が生じている場合 ⑧海抜1,000m以上での使用に関して、事前に打ち合せがなされていなかった場合 ⑨垂直以外(斜めに取付けられた窓「天窓」での使用など)でのご使用の場合 ⑩高温または多湿の環境下の使用に関して、事前に打ち合せがなされていなかった場合 ⑪複層ガラスに当社のマークが打刻されていない場合 ※ ※複層ガラスに打刻されたマークにより当社製複層ガラスであることおよび製造年月等を確認い たします。 *本書によって、お客様の法律上の権利を制限するものではありませんので、保証期間経過後の修理についてご不明の場合は、 当社お客様相談室にお問合せください。 *この商品保証は日本国内においてのみ適用されるものとし、日本国外に納品される商品については、適用しないものとします。 14 お客様メモ ■お問い合せなどのために、記入しておくと便利です。 お引き渡し日 (または入居日) 年 月 日 社名 工務店・建築会社 TEL − − 社名 販売店 TEL − − 商品名 長期間、商品をご使用になりますと、ねじのゆるみ、扉のがたつきなどの不具合が発生することがあります。 そのままにしておきますと人身事故や家財の損害などの原因になります。 対処方法が本説明書に掲載されていない不具合が発生した場合は、 ご自分で修理せず、まずお取扱いの建築会社様、工務店様、または 販売店様にご相談ください。 ■修理依頼のご連絡にあたっては、次のことをお知らせください。 ●商品名 ●商品記号(商品に貼付している社名ラベルでご確認ください)。 ●お引き渡し日(お引き渡し日が不明の場合は、竣工日または入居日) ●工務店様、建築会社様名など ●破損箇所や不具合状態 メモ 本ガイドブック記載の商品に関するご相談、お問い合せは お客様相談室 0120-72-4134 ※携帯・PHSからは03-5610-8277 (有料)へ 受付時間 平日9 : 00∼17 : 30 土曜9 : 00∼17 : 00 (日・祝日・年末年始・夏期休暇を除く) ●お問い合せ、ご用命は…… 本社/〒101-8642 東京都千代田区神田和泉町1番地 ●表示内容は2010年10月現在のものです。 ●改良のため予告なく商品の仕様を変更することがありますので、 あらかじめご了承ください。 ●本紙上で使用する「プラマード」は YKK AP(株)の出願・登録商標です。 ●発行/2010年10月(1版)① ホームページ www.ykkap.co.jp/ NO XAAAE H10-014-1
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