2015年3月期第2四半期 決算説明会資料 2014.11.28 日本電子株式会社 INDEX 1. 2014年度第2四半期実績および2014年度予想 2. 中期経営計画「 Dynamic Vision」の進捗状況 2 1. 2014年度第2四半期実績および2014年度予想 2014年度第 2 四半期決算実績(PL) 連結数値(PL) (単位:億円) 13年度実績 2Q ① 1 売上高 2 3 2Q ② 384 - 387 - 前年比 ②ー① 3 - 4 売上原価 (原価率) 254 (66.1%) 250 (64.6%) 5 売上総利益 130 137 7 6 販管費 110 127 17 7 開発研究費 22 29 7 8 営業利益 △2 △20 △17 9 営業外収益 2 7 5 10 営業外費用 21 4 △16 11 経常利益 △21 △17 4 12 特別利益 0 0 △0 13 特別損失 0 0 0 14 税前当期純利益 △21 △17 4 15 法人税等 1 5 4 16 少数株主損失 - - - 17 当期純利益 △22 △22 △0 ¥ 98 ¥129 ¥104 ¥139 為替レート(1$=) 為替レート(1€=) 4 14年度実績 △4 (△1.5%) 経常利益増減要因分析(対前年比) (単位:億円) (A)プラス要因 29 1. 為替差 (円安) 6 2. 原価率改善 2 3. 営業外収支(為替差損等) 21 (B)マイナス要因 △ 25 1. 売上数量減等 △ 1 2. 販管費増 △17 3. 研究開発費増 △ 7 (A)+(B) 4 2014年度予想(PL) 連結売上1,000億円/営業利益40億円/経常利益35億円/当期純利益26億円 連結数値(PL) (単位:億円) 12年度 実績 1 売上高 2 売上原価 4 (原価率) 3 523 (65.7%) 14年度 実績① 予想② 前年比 ②ー① 993 - 1,000 - 7 - 657 (66.1%) 650 (65.0%) △ 7 (△1.1%) 5 売上総利益 273 336 350 14 6 販管費 201 231 250 19 7 開発研究費 43 45 60 15 8 営業利益 30 60 40 △20 9 営業外収益 5 5 9 4 10 営業外費用 16 32 14 △18 11 経常利益 19 33 35 2 12 特別利益 2 19 0 △19 13 特別損失 3 8 0 △ 8 14 税前当期純利益 18 44 35 △ 9 法人税等 16 少数株主損失 3 4 9 5 △1 - - - 16 40 26 △14 ¥83 ¥108 ¥100 ¥134 ¥107 ¥140 15 17 当期純利益 為替レート(1$=) 為替レート(1€=) 5 796 - 13年度 経常利益改善要因分析(対前年比) (単位:億円) (A)プラス要因 46 1. 為替差 (円安) 14 2. 原価率改善 10 3. 営業外収支(為替差損等) 22 (B)マイナス要因 △44 1. 売上数量減等 △10 2. 販管費増※ △19 3. 研究開発費増 △15 ※売上高販管費比率 13年度23%→14年度25% 改善額 (A)+(B) 2 主要勘定の推移 第2四半期 (単位:億円) (連結) 12年度 実績 1 在 庫 385 351 349 321 2 借入金 369 345 330 177 (18.3%) 249 (24.2%) 3 純資産 (自己資本比率) 198 (20.1%) 288 (25.8%) 288 (約26.2%) 2.50円 2.50円 4 配当金(円) 2.00円 5.00円 5.00円 5 5 設備投資 32 37 28 6 6 減価償却 23 25 26 7 海外売上比率(%) 50.7% 50.5% 55.0% (連結) 12年2Q 実績 13年2Q 実績 14年2Q 実績 1 在 庫 385 422 397 2 借入金 372 373 3 純資産 (自己資本比率) 162 (18.4%) 4 配当金(円) 0.00円 7 6 通期 (単位:億円) 海外売上比率(%) 52.7% 62.0% 63.0% 13年度 実績 14年度 予想 事業セグメント別連結売上高・営業利益の推移 第2四半期累計期間 (単位:億円) 12年度2Q実績 13年度2Q実績 14年度2Q実績 (連 結) 理科学計測 産業 医用 理科学計測 産業 医用 理科学計測 産業 医用 売 上 239 38 72 267 40 77 270 42 75 営業費用 232 41 65 264 32 73 281 41 66 営業利益 7 △3 7 3 8 4 △11 1 9 通期 (単位:億円) 12年度実績 13年度実績 14年度予想 (連 結) 理科学計測 7 産業 医用 理科学計測 産業 医用 理科学計測 産業 医用 売 上 565 66 166 727 91 175 730 90 180 営業費用 519 70 147 659 83 157 677 83 165 営業利益 46 △4 19 68 8 18 53 7 15 2. 中期経営計画「Dynamic Vision」の進捗状況 中期経営計画「DynamicVision」の概要 JEOL is Changing ! 3つのUPで持続的成長企業へ脱皮する 良き企業風土の醸成 「ビジネスマインド」 「自由闊達」 収益力 UP 「見える化」 「PDCA」 「市場からの改革」 「YOKOGUSHI」 Solutions for Innovation 製品開発力 UP ・オンリーワン製品の開発 ・ユニット化の推進 ・全系列収益率UP ・資材調達費・物流費の削減 ・YOKOGUSHI・共通化戦略 ・コアコンピタンスの強化 ・市場志向のビジネスモデルの構築 ・在庫圧縮 ・戦略的協業の推進 ・開発購買 ( 2015年度) 9 ブランド力 UP ものづくり力 UP ・全系列トップブランド化 ・YOKOGUSHI・販促戦略 ・ソリューションビジネス拡大 ・新興国市場の更なる深耕 ・New Web サイト ・情報発信力の強化 • 連結売上高970億円 • 営業利益65億円以上(営業利益率7%) • 経常利益60億円以上(経常利益率6%) 製品開発力UP 新製品発売の実績 (ARM) 10 JEM-ARM200F JEM-ARM300F(愛称 : GRAND ARM) 最先端研究分野における デファクトスタンダード(市場標準)装置 自社開発の独自技術で電子顕微鏡の限界を突破! 世界最高精度達成の装置 ・グリーンテクノロジー/ナノテク/材料/ライフサイエンス等 の基礎研究や半導体デバイス/電池等の開発に不可欠の装置 ・最先端の材料開発で必要とされる分解能・分析能力・拡張性を 実現 ・世界最高峰の空間分解能と分析能力を持ち、冷陰極FE電子銃 と大口径SDD検出器の導入により更なる性能向上を実現 ・自社製の収差補正装置で、最高加速電圧の原子分解能、商用機 として世界最高のSTEM分解能(63pm)を達成 製品開発力UP 新製品発売の実績 (NMR) JNM-ECZS series(NMR spectrometer ZETA) 現行機比 約1/2に小型化、世界最高級感度を実現! 11 JNM-ECZR series(NMR spectrometer ZETA) 世界最先端、次世代の分子構造解析装置 ・従来機種よりも大幅に小型化されながら、性能と拡張性を 圧倒的に向上させた分光計 ・最新デジタル技術と高周波技術を駆使して開発された核磁気共鳴 装置(NMR) ・現在および将来にわたる最先端NMR計測が可能な検出器の 導入により更なる性能向上を実現 ・分光計本体の自動化に加え周辺機器の操作性も向上 ・先端測定からルーチン測定まで幅広い応用に対応 製品開発力UP 新製品発売の実績 (NMR) JRI 設立以降、研究開発が大幅に加速し多くの新製品を投入 NMRは2社競合体制へ(Agilent社のNMR事業撤退) 分光計 ECA/ECXシリーズ マグネット プローブ オート サンプルチェンジャ SSシリーズ 旧16/64/ 100本型 旧溶液 プローブ Before 旧個体 プローブ 大幅品質向上 He蒸発量少・He充填不要 ハイスループット デジタル 溶液 プローブ After ECZS/ECZRシリーズ 12 超高感度 ゼロボイルオフマグネット ウルトラクール プローブ 高速/大容量 個体 プローブ 30/64/100本型 製品開発力UP 市場に投入した競争力のある商品群 JSM-7800F Prime 《新製品》 ショットキー電界放出形走査電子顕微鏡 13 IB-19500CP/IB-19510CP 《新製品》 電子顕微鏡の前処理装置(クロスセクションポリッシャ) ・新開発の超高分解能ジェントルビーム (GBSH) の搭載により 世界最高峰の分解能を実現 ・高速&仕上げ加工の搭載により、 ハイスループットと高い断面品質を実現 ・ナノテクノロジー分野での研究開発、 材料の検証・評価・欠陥解析、品質管理などの分野で活躍 ・仕上げ加工&間欠モードにより試料ダメージを軽減 製品開発力UP 装置の操作性およびデザイン力の向上 KEN OKUYAMA DESIGN 感覚的・情緒的価値を付加 新型ガスクロマトグラフ質量分析計 (GC/QMS JMS-Q1500GC) 新型エネルギー分散形蛍光X線分析装置 (Element Eye) 業界初! タッチパネル 操作画面 新型走査電子顕微鏡 (JSM-IT300シリーズ) 14 卓上走査電子顕微鏡 (Neo Scope) 製品開発力UP 市場に投入した競争力のある商品群(医用機器) Siemens ADVIA Chemistry XPT System 《新製品》 生化学自動分析装置 Siemens ADVIA Chemistry XPT System ・検体・試薬の微量分析を特徴とした製品が市場から高い評価 ・シーメンスブランド<ADVIA-XPT>でグローバル展開 15 JCA-BM8000Gシリーズ 《新製品》 世界最高速 生化学自動分析装置 JCA-BM8000G ・シングルマルチ分析ブロックを多重連結することにより 処理とダウン対策を同時に実現 ものづくり力 UP ユニット化生産への取り組み 〈 ユニット化〉によるシンプルな効率化生産の推進 1. 対象取引先の選定 指標を明確化した 最適な資材調達 2. 発注方法の転換 3. 技術系・生産系の連携 ユニット発注を考慮した 図面構成への転換 より大きなくくりでの 機能別発注 4.管理アイテム削減による効率化 ユニット発注による サプライチェーンの効率化を実現 モデル機種による ユニット化効率生産で 図面? 工期 30%短縮 を実現! 〈市場動向をタイムリーに掌握し、サプライチェーンに迅速なフィードバック〉 開発・設計 生管・資材 需要 連動 化 プロセス圧縮 物流 16 スピード化 同期化 生産 営業・販売 JEM-1400Plus 欧州市場の環境関連 特需 (アスベスト分析) への対応を可能に ブランド力 UP YOKOGUSHI 戦略 JEOLの強み 世界トップクラスの ハイエンド理科学・計測機器 ラインアップ + 市場のニーズ 複数の理科学・計測機器を活用した 研究の重要性が高まる 17 YOKOGUSHI 戦略 Dynamic Vision を支えるキーワード YOKOGUSHI 戦略 JEOL’s Integrated Technology 先端技術開発のための総合ソリューションを提供 革新型電池 エピゲノム 次世代 発光素子 元素戦略 創薬基盤 香気解析 機能性食品 GSC DDS Green Sustainable Chemistry ナノ触媒 人工光合成 Drug Delivery System 再生医療 バイオマス ソフト マテリアル ナノカーボン 超伝導 科学捜査 メタボローム 波長 装置 理化学・計測 TEM SEM EPMA AES XPS TEM SEM EPMA AES XPS XRD XRF XRF 医用 半導体・産業 SB/EB/ST zzzzzzzzzzzzzzzzzz 消耗品・周辺機器 保守・サービス 18 コンサルテーション IR/UV CA/ LC NMR ESR MS NMR ESR MS 受託分析 R&Dサポート 環境設置室 ブランド力 UP ソリューションビジネスの強化 「北大・JEOL ジョイントセミナー」開催 YOKOGUSHIセミナー 北海道大学「フロンティア応用科学研究棟」オープン記念イベント 日時 2014年7月2日(水) 13 : 00∼18 : 50 講師 川上 伸昭 様 ( 文部科学省 科学技術・学術政策局 局長 ) 水野 哲孝 様 ( 東京大学大学院 工学研究科 教授 ) 松本 崇 様 ( 株式会社リガク 応用技術センター ) 水野 次郎 様 ( 株式会社ニコン バイオサイエンス開発部 ) 長谷川 靖哉 様 ( 北海道大学 大学院工学研究院 教授) 田澤 豊彦 ( 日本電子株式会社 常務執行役員 ) 鈴木 章 様 ( 北海道大学大学院 名誉教授 ノーベル化学賞受賞 ) 19 会場 北海道大学 フロンティア応用科学研究棟 主催 北海道大学大学院工学研究院 日本電子株式会社 ブランド力 UP ソリューションビジネスの強化 「電池・エネルギー材料解析セミナー」開催 YOKOGUSHIセミナー 日時 2014年11月14日(金) 10:00∼18:30 講師 大谷 肇 様 名古屋工業大学 大学院工学研究科 物質工学専攻 教授 武藤 俊介 様 名古屋大学 エコトピア科学研究所 グリーンマテリアル研究部門 教授 橋本 康博 様 旭化成株式会社 基盤技術研究所 第1 グループ グループリーダー 川内 一晃 日本電子株式会社 SM事業ユニット アプリグループ 高倉 優 日本電子株式会社 SA事業ユニット アプリグループ 衣笠 元気 日本電子株式会社 EC事業ユニット EC技術開発 奥西 栄治 日本電子株式会社 EM事業ユニット アプリグループ 櫻井 智司 株式会社 JEOL RESONANCE SM部 NMアプリチーム 20 会場 グランドティアラ名古屋駅前 主催 日本電子株式会社 ブランド力 UP ソリューションビジネスの強化 「多摩アナリティカルバレーセミナー」開催 YOKOGUSHIセミナー 日時 2015年1月23日(金) 13:00∼18:15 講師 高田 修三 様 内容 先端計測分析機器の連携による 材料研究の新展開 ・最先端の材料研究分野では、環境に優しい触媒・従来材料を 凌駕する高機能な吸着・分離材料、革新的な二次電池部材 等 ナノレベルで制御された高度な材料開発が必要。 経済産業省 大臣官房審議官 (製造産業局担当) 屋代 恒 様 株式会社リガク 応用研究センター ・高度な材料開発を加速するには、電子・光・X線を用いた複数 の計測・分析機器を総合的に活用することが不可欠。 久保 佳実 様 物質材料研究機構 ナノ材料科学環境拠点 (Green)運営総括室長 赤尾 賢一 様 ・産官学が連携し、計測分析技術を生業とする 多摩の分析機器メーカーから最新の分析技術を紹介。 先端材料開発の一助となるソリューションを提供する。 日本分光株式会社 分光分析技術部 次長 高倉 優 TAMA Analytical Valley Seminar 多摩アナリティカルバレーセミナー 日本電子株式会社 SA事業ユニット 部長代理 金村 聖志 様 x 首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 分子応用化学域 教授 会場 主催 協賛 x 首都大学東京 南大沢キャンパス 国際交流会館大会議室 首都大学東京 日本電子株式会社 株式会社リガク 日本分光株式会社 JASCO 株式会社リガク TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY 日本電子 株式会社 多摩川 ★ 会場 首都大学東京 南大沢キャンパス 京王相模原線 南大沢駅 徒歩 10分 参加申込書に必要事項をご記入の上、FAX にてお申し込み下さい。 演 題 多摩 アナリティカルバレー 日本分光 株式会社 首都大学東京 21 JEOL Rigaku 主催:首都大学東京、日本電子株式会社 協賛:株式会社リガク、日本分光株式会社 ブランド力 UP ソリューションビジネスの強化 食品分析ソリューション提案パンフレット「 Food note 」発刊 (2014年10月) ・装置導入の検討者・技術者にソリューション事例を紹介 Food ・JEOLの世界No.1の理科学・計測機器のラインアップの強みを 活かした、最先端アプリケーションに対応するソリューション の活用実績を分かりやすく説明 〈掲載内容〉 分析内容別に日本電子がお勧めする装置のラインナップ 栄養成分 味・におい NMR XRF ◎化学分析装置 編 ◎形態観察・イメージング装置 編 ◎総合的評価・解析事例集(だし編/チーズ編/ポテトスナック編) LC GC-Sniffing/MS LC NMR Food テクスチャー 機能性 食品分析ソリューション Foodnote はじめに 食品分野においては、栄養成分、味や香り、食感、抗酸化機能などについて高精度で客観的な評価・ チーズの電子顕微鏡像 SEM TEM ESR 解析技術が求められるようになってきました。日本電子では、食品が持つ一次・二次・三次各機 能に関わる各種評価はもちろん、 「食の安心・安全」をサポートする分析ツールを数多く取り揃え、 この分野に携わるユーザーの皆様に幅広くお役立ていただいております。 ホワイトチョコレートの主要成分分布分析 本 Food note は、これから各分析装置の導入を検討される研究者・技術者の方々へ個々の装置 の特徴と実際の分析事例を紹介し、さらに複数の装置による総合的な評価・解析ソリューション を提案するものです。 INDEX MALDI-TOFMS Raman はじめに P01 分析内容別に日本電子がお勧めする装置のラインナップ P02 1. 化学分析装置編 P03 1-1. ガスクロマトグラフ - スニッフィング質量分析計 LC (GC-Sniffing/MS) 1-2. ガスクロマトグラフ - 高分解能飛行時間質量分析計 (GC-HRTOFMS) P04 1-3. マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析計 (MALDI-TOFMS) P05 1-4.DART- 飛行時間質量分析計 P06 品質管理 パッケージ NMR (DART-TOFMS) 1-5. 全自動アミノ酸分析機 (Full Automatic Amino Acid Analyzer) P07 1-6. 核磁気共鳴装置 (NMR) P09 1-7. 電子スピン共鳴装置 P11 (ESR) 1-8. 蛍光 X 線分析装置 GC-HRTOFMS SEM P12 (XRF) 2. 形態観察・イメージング装置編 2-1. 透過電子顕微鏡 ビールの評価 P13 (TEM) P15 2-3. 顕微ラマン分光装置 (Raman Microscope) P22 3-1. だし編 (XRF,全自動アミノ酸分析機,NMR,GC-MS 使用) 3-2. チーズ編 MI Mn(3) P23 Relative Intensity 3. 総合的評価・解析事例集 RI 信号強度= ー MI RI 2-2. 走査電子顕微鏡 (SEM) ● ● ● ● ▲ ● ▲ ● (a) 5 ▲ ● ● ▲ ● ● 0 P27 古いビール ▲ 新しいビール ● ▲ ● ●● ● ▲ ▲▲▲▲ ▲ ▲▲ ▲ 0 ESR Mn(4) 10 20 40 (b) Raman XRF 60 Time(min) (SEM,全自動アミノ酸分析機,GC-MS,NMR 使用) 3-3 ポテトスナック編 (全自動アミノ酸分析機,Raman,ESR ,GC-MS 使用) 1 Foodnote 22 P31 Foodnote 2 ブランド力 UP YOKOGUSHI 戦略に基づく施策 アジア最大の分析・科学機器展「 JASIS 2014」出展 最先端の研究・検査課題に最適ソリューションを提供 ・JEOL展示テーマ 「YOKOGUSHI」オープンイノベーション ・世界No.1のハイエンド理科学・計測機器のラインアップ を、JEOL独自の世界観を描き理解しやすく展示。 ・65周年を期して導入した新コーポレートシンボルを発表、 イメージを一新したJEOLの展示は熱い注目を集めた。 会 期:2014年9月3日(水)∼5日(金) 会 場:幕張メッセ国際展示場 主 催:日本分析機器工業会・日本科学機器協会 出 展:446社 入場者:23,794名 23 ブランド力 UP 世界市場の拡大と競争力の強化 第18回「国際顕微鏡学会 (IMC International Microscopy Congress)」出展 顕微鏡分野で世界最大の学会 (4年に一度開催) 会 期:2014年9月8日(月)∼12日(金) 会 場:チェコ共和国 プラハ市 プラハ コングレスセンター 参加者:68ヵ国 約3,000名 JEOL パーティー JEOLの出展内容 ・世界最高クラスの空間分解能と分析能力を誇る JEM-ARM300F(愛称:GRAND ARM)を発表。 ・JEM-ARM200F 欧州ユーザーミーティング開催。 「欧州ARMオーナーズクラブ」発足へ 24 JEM-ARM300F発表展示 JEM-ARM200Fユーザーミーティング YOKOGUSHI 戦略 IMS 社と提携 オープンイノベーション 電子ビーム描画装置事業はオープンイノベーションの時代に ( IMS 社のホームページより) IMS社はJEOLとパートナーシップ提携を発表 (2013年9月3日) ・IMS社は、Alpha機とBeta機完成の実現に向けて JEOLとパートナーシップ提携することを発表。 ・IMS社は、26万2千本のプログラマブルビームを 提供する描画エンジンを開発・実証。 JEOLは、エアベアリング真空ステージを有する 新プラットフォームを提供。 ・両社で10nm half-pitch対応のマスク製作用の マルチ電子ビーム描画装置(MBMW)を開発する。 ・同Alpha機は、2014年の完成を目指す。 25 YOKOGUSHI 戦略 オープンイノベーション 技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構 (2014.4.1.設立) 「次世代型産業用3Dプリンタ技術開発プロジェクト」に参画 ・金属粉末に電子ビームを照射し金属部品を積層成形する装置の開発 ・経済産業省主導、産業技術総合研究所/大学(2校)/企業(27社)が共同研究の国家プロジェクト ・2014年から5カ年計画、2019年の商用化を目指す 装置開発 電 子 ビ I ム 方 式 材料開発 ユーザー IHI IHI 日本電子 東北大学 川崎重工業 産業技術総合研究所 金属技研 多田電機 コイワイ シーメット 大同特殊鋼 小松製作所 住友精密工業 山陽特殊製鋼 装置開発 福田金属箔粉工業 東芝 ナカシマメディカル パナソニック レ I ザ I ビ I ム 方 式 26 近畿大学 産業技術総合研究所 松浦機械製作所 東芝機械、東芝 三菱重工業 古河電気工業 シーメット パナソニックエコシステムズ 本田技術研究所 三菱重工業 矢崎総業 矢崎部品 ●日本のものづくり産業の 世界的競争力強化 ・・・ ●材料価格の低減 ●メンテナンス対応 ●設計ノウハウの流出防止 ・・・ ●知財権・国際標準化対応 ●人材育成 YOKOGUSHI 戦略 オープンイノベーション 株式会社ニコンとの協業 + (2013年4月19日発売) (JEOL)走査電子顕微鏡 + (Nikon)光学顕微鏡 連携システム miXcroscopy (マイクロスコピー) Nikon 光学顕微鏡(OM) ・光学顕微鏡の色情報を付加 ・観察位置の固定 ・試料ホルダを共有 ・専用ソフトウェアで管理 (桜の花粉) 光学顕微鏡 ・色による直観的視覚効果が得られる ・SEMでは難しい構造の位置設定が容易 ・最低限の電子線照射での観察が可能 →試料損傷・異物混入の防止 JEOL 走査電子顕微鏡 (SEM) 走査電子顕微鏡 容易に微細構造の観察が可能に 27 YOKOGUSHI 戦略 オープンイノベーション 〈 理研 CLST−JEOL 連携センター〉開設 (2014年11月1日) 分析・診断機器分野で 世界競争力を持つ日本独自技術の創出を目指す 研究開発で活用される 最新のJEOL製品 ※理研ライフサイエンス技術基盤研究センター (理研CLST) 独立行政法人理化学研究所が2013年に設立。 ライフサイエンスの成果を創薬・医療につなげるために必須となる 新しい技術を確立し、ヒトを含む生命活動の全体像を捉えるライフ サイエンスの新たな潮流を生み出すことを目標とする。 研究室所在地は横浜・神戸・和光。 JNM-ECZ500R JSM-7800F 28 ■開設の背景 ■研究開発内容 ラボ用分析機器の市場規模は拡大傾向、特に医療・創薬等の 基礎研究分野の伸びが顕著。 先端分析危機市場の拡大には、精度・感度・操作性・分析速度 ・小型化・自動化における要請への対応が重要。 ・NMR(核磁気共鳴装置)研究基盤の高度化 固体NMR活用技術/アプリケーション開発 世界最高磁場NMR開発 ■共同設立の目的 ・4Dスーパーマルチモダル・イメージング技術の開発 医療用検査機器と光学顕微鏡や電子顕微鏡を組み合わせた 4次元イメージング技術の開発 理研CLST:原子レベルから個体レベルにわたる生命現象 の動的理解に基づいた創薬・医療技術の開発実績を持つ ■組織構成と研究開発実施場所 JEOL:世界トップレベルの理科学機器開発製造技術を誇る 両者の強みを融合した組織を創設し、分析/診断分野でグロ ーバル競争に打ち勝つ日本独自技術の創出を目指す。 固体NMR技術開発ユニット (理研横浜キャンパス) 超高磁場NMR実用化ユニット (理研横浜キャンパス) マルチモダル微細構造解析ユニット(理研神戸キャンパス) ブランド力 UP ソリューションビジネスの強化 ワールドワイドにソリューションビジネスを拡大 世界No.1サービス網の構築 保守契約 コンサルテーション・ ノウハウ トータル ソリューション の提供 環境・計測事業 受託分析 サービスサポート体制の強化により 新興国市場でのプレゼンスを向上 29 部品・消耗品・ 周辺機器販売 設置環境構築 新規 ソリューション 事業 ・ ・ ・ ・ ・ お客様に最適なサービス・ソリューションを提供 ブランド力 UP グローバルニッチトップ企業に選定 経済産業省「グローバルニッチトップ企業100選」 ●グローバルニッチトップ(GNT) =特定の分野で高いシェアを確保し国際競争力を発揮 ●国際展開に優れた日本経済の牽引役となる企業を 国が支援し、国際競争力の向上を確保すべく後押しする。 ●評価ポイント ① 世界シェアと利益の両立 ② 独創性と自立性 ③ 代替リスクへの対処 ④ 世界シェアの持続性 ●選定企業数 《業 種》 ・機械・加工部門 ・素材・化学部門 ・電気・電子部門 ・消費財・その他部門 《企業規模》 ・大企業 ( 6 社) ・中堅企業 (25社) ・中小企業 (69社) (52 社) (20 社) (15 社) (13 社) 日本電子株式会社 選定理由 ・グローバルニッチトップ商品:11点 (そのうち世界最高シェア商品:7点) 半導体等の各種材料開発分野/微生物観察等の医学分野で これらが画期的な機器として世界中で活躍 ・戦後直後から透過電子顕微鏡の開発をスタートし 量産型電子顕微鏡を世界で初めて開発 ・その後も長く技術を社内で蓄積し続け 多くの研究者・技術者が求める製品を市場に出し続けている 30 YOKOGUSHI 戦略 グローバル市場の積極開拓 安倍首相の中南米諸国歴訪に栗原権右衛門社長が同行 「中南米経済ミッション」 日 程:2014年7月25日(金)∼ 8月2日(土) 栗原社長「日本・チリ貿易・投資フォーラム」にて講演 訪問国:メキシコ合衆国、チリ共和国、コロンビア共和国 トリニダード・トバゴ共和国、ブラジル連邦共和国 (5ヵ国6都市) (2014年7月31日/チリ共和国 サンティアゴ市) 目 的:6億の人口を擁し急拡大する中南米地域の市場を 首脳外交で開拓し、経済的協力関係を強化。 特に日本の技術力等の魅了をアピール 同行者:榊原定征 経団連会長、経済人首脳 約70名 各国との会議・セミナー・レセプション等に出席 講演テーマ: 「新たな日本・チリ関係の可能性を切り開く事業の展開」 ・電子顕微鏡は天然資源の材料研究で大いに活用されている。 ・そして近年はその需要が増化 (応用データを用いて説明)。 ・JEOLの分析技術で、チリの基幹産業である鉱物資源の研究や 生産性向上にできる限り貢献したい。 ・最先端装置や鉱物の品質管理に役立つ分析技術を紹介 (JXA-8530F(EPMA)/JEM-ARM200F(TEM) 等) 31 個別事業の方向性(ご参考資料) 理科学・計測機器 透過電子顕微鏡 世界市場規模(M$) 2013 2014 2015 2018 13-18 (CGR) 404 435 484 634 9.4% 出展:Global Assessment Report 13, Strategic Directions International, Inc. マーケット動向 ・透過電子顕微鏡は、グリーンテクノロジー/ナノテク/材料/ライフサイエンス等の 基礎研究や半導体デバイス/電池等の開発に不可欠の装置であり、市場が拡大。 ・先進国でも需要の衰えは見えず、新興国では市場が拡大している。 技術・製品と戦略 ・世界最高クラスの空間分解能と分析能力を持つ[JEM-ARM200F]は 冷陰極FE電子銃と大口径SDD検出器の導入により、更なる性能向上を実現。 (ハイエンドTEM市場における世界トップシェア確保) ・性能だけでなくユーザビリティも追求した[JEM-2800]を市場に導入。 半導体市場をはじめルーチンユーザー層への浸透を図る。 JEM-2800 JEM-ARM200F SDD検出器 33 理科学・計測機器 表面分析装置 世界市場規模(M$) 2013 2014 2015 2018 13-18 (CGR) 337 351 370 410 4.0% 出展:Global Assessment Report 13, Strategic Directions International, Inc. マーケット動向 ・材料、デバイス、電池等の基礎研究から産業応用まで 幅広い分野において不可欠の装置であり、市場は拡大。 ・特にグリーンテクノロジー分野での需要が増加。 技術・製品と戦略 ・FE型のEPMA(JXA-8530F)を持つのは当社のみ。 オンリーワンの技術に市場から高い評価。 ・表面分析装置はリチウムイオン電池に関する材料解析の強力なツール。 グリーンテクノロジー分野のホットマーケットで拡販強化。 太陽電池 XPS AES グリーンテクノロジーツール EPMA 34 解析 Liイオン電池 理科学・計測機器 走査電子顕微鏡 世界市場規模(M$) 2013 2014 2015 2018 13-18 (CGR) 1,573 1,715 1,869 2,222 7.2% 出展:Global Assessment Report 13, Strategic Directions International, Inc. マーケット動向 ・ナノテク、材料、電池、半導体デバイス等の基礎研究から品質管理等 の産業応用まで幅広い分野において不可欠な装置であり市場が拡大している。 ・先進国でも需要の衰えは見えず、新興国では市場が拡大している。 技術・製品と戦略 ・新型卓上SEM[JCM-6000]、新型走査電子顕微鏡 [JSM-IT300] の販売を開始。 業界初のタッチパネル操作を実現と分析機能(オプション)の導入により 小型SEM市場でのシェア拡大を目指す。 ・好評のタッチパネル操作の汎用型SEM[InTouchScope]、 高分解能と分析を両立したフィールドエミッション型SEM[JSM-7800F] が好評。 トピックス ・ [JSM-7001F]を使用した小惑星イトカワの微粒子を観察。 「スペースサイエンスワールド in とっとり」にて試料の観察状況を生中継。 新型 Neo Scope JCM-6000 35 (タッチパネル操作画面) 理科学・計測機器 核磁気共鳴装置 世界市場規模(M$) 2013 2014 2015 2018 13-18 (CGR) 1,052 1,135 1,243 1,548 8.0% 出展:Global Assessment Report 13, Strategic Directions International, Inc. マーケット動向 ・材料開発/ライフサイエンス/創薬/化学等の基礎研究に不可欠の装置であり、 先進国および新興国の研究開発費の伸びに支えられて市場が拡大。 ・近年、GSC(グリーン・サステナブル・ケミストリー)分野の発展に伴い、 この分野での需要が拡大している。 技術・製品と戦略 ・固体微量試料を解析する固体NMRの重要性が高まる中、世界最高回転速度(110KHz)の 0.75mm固体MASプローブの開発に成功。 ・世界で初めて液体ヘリウムの補充を必要としないゼロボイルオフ超伝導マグネットを 用いた核磁気共鳴装置を発表。 ・ユーザビリティを追求しルーチン機市場の拡販を図る。 直径 1mm 世界最小径試料管の 回転羽拡大図 36 JNM-ECZ500R 理科学・計測機器 質量分析計 世界市場規模(M$) 2013 2014 2015 2018 13-18 (CGR) 3,081 3,308 3,543 4,325 7.0% 出展:Global Assessment Report 13, Strategic Directions International, Inc. マーケット動向 ・最先端のライフサイエンスから品質管理/環境分析等の広範な市場を形成しており、 市場規模と成長率で最大級の分析装置である。 ・環境分析/ライフサイエンス分野/材料解析等、それぞれの市場セグメントに適した 製品群が市場に提供されている。 中でも環境分析とライフサイエンス分野での成長が大きい。 ・新興国では、主にQMSを中心として環境分野における市場が拡大。 技術・製品と戦略 ・世界最長の飛行距離を持つ [SpiralTOF] が高い評価を受けており、 この製品を軸に材料研究開発分野における新規市場を開拓する。 ・汚れに強く安定稼働を特長とするQMSをコアとしたQMSソリューションズシリーズで 水分析/臭気解析/材料解析分野での拡販を図る。 ・食品・香料分野において新規市場開拓を進める。 世界最長の飛行距離 SpiralTOF 分析機器の最先端をリード 37 GC/QMS JMS-Q1500GC 産業機器 マーケット動向 ・電子銃・電源はタッチパネル用撥油膜、LED電極蒸着、デジタルカメラレンズ 等の高機能膜向け市場が中心。 ・直接描画装置(市場)はナノテクノロジー分野等の研究開発を支えている。 技術・製品と戦略 ・安価な小型熱プラズマ装置の市場導入を行い、プラズマを利用した技術の裾野を 広げつつある。 ・今後拡大が期待される中国市場向に対応すべく、コストダウンを推進中。 ・大型直進銃の新規応用分野を、様々な企業とのコラボレーションを通して探索。 ・新製品 [JBX-9500FS] の拡販を図る。 真空蒸着用 電子銃・電源 38 新製品:直接描画装置 JBX-9500FS 医用機器 マーケット動向 ・生化学分析装置の国内は、検査センター・大手病院を中心に微増を予想。 ・海外は、新興国における需要拡大が牽引し市場が拡大。 技術・製品と戦略 ・検体/試薬の微量分析を特徴とした製品が、市場からの高い評価を受けている。 ・2011年8月「シーメンス」との新規契約を締結 (契約期間は10年間)。 長期的なパートナーシップを相互に確認。 ・アジア地域における代理店「シスメックス」経由の拡販を図る。 ・ソリューションビジネス(試薬・消耗品等の売上)の更なる強化。 装置設置台数(総計6,000台)増加に伴い拡大方向。 大型機から中・小型機までフルラインナップでお客様のニーズに対応 メタボ検診対応装置 JCA-BM9130 39 生化学自動分析装置 JCA-BM6070 世界最高速 生化学自動分析装置 JCA-BM8000Gシリーズ 資料取扱上のご注意 本プレゼンテーション資料及び弊社代表者が口頭にて提供する情報には、現時点で把握可能 な情報から判断した仮定及び所信に基づく記述が含まれています。 今後、経済情勢をはじめ半導体市況や研究開発投資など、弊社の業績に影響を与える様々な 既知または未知のリスクによって、ここに述べられている見通しと実際の結果が異なったもの C 2014 となることが否定できないことを、ご承知置き願います。 2012 JEOL JEOL
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