ITARDA客員研究員に関する要綱(要約版) (目的) 第1条 この要綱は、公益財団法人交通事故総合分析センター(以下「センター」とい う。 )において、外部から受け入れる研究者(以下「客員研究員」という。 )に関して 必要な事項を定めることを目的とする。 (研究の基本方針) 第2条 センターは、交通事故と人間、道路交通環境及び車両に関する総合的な調査 分析研究並びにその成果の提供等を通じて、交通事故防止と交通事故による被害の 軽減を図ることを目的としており、客員研究員の行う研究はこの目的に資するもので なければならない。 (申請) 第3条 客員研究員として研究を希望する者は、別記様式1の客員研究員研究申請書に 履歴書その他理事長が必要と認める書類を添付の上、理事長に提出するものとする。 2 理事長は、客員研究員研究申請書を受理したときには、当該申請者を客員研究員と して適当と認めるか否かをITARDA客員研究員選考委員会(以下「委員会」と いう。 )において審査し、適当と認めた者に対して別記様式2により通知するものと する。 (研究期間) 第4条 客員研究員の研究期間は1年以内とする。ただし、客員研究員が別記様式3の 客員研究員研究期間延長申請書を提出した場合に理事長が必要と認めたときは、6月 を限度としてこれを延長することができる。 (研究場所) 第5条 客員研究員による特定情報(道路交通法(昭和35年法律第105号)第 108条の17第1項に規定する「特定情報」をいう。以下同じ。 )を用いた分析研究 は、センターの施設内で行うものとする。 (研究の終了) 第6条 客員研究員は、研究期間の満了又は研究期間満了前であっても所期の成果を 得て研究の終了を希望するときは、別記様式5の客員研究員研究終了報告書を理事長 に提出するものとする。 2 理事長は、センターの業務に支障をきたすと認められる場合には、客員研究員の 研究を中止させることができる。 3 第1項の規定により研究期間が満了した者には、別記様式6により通知するものと する。 4 第1項及び第2項の規定により研究許可を取り消された者には、別記様式7により 通知するものとする。 (研究成果の報告及び発表) 第7条 客員研究員は、原則として研究成果を研究期間終了までに理事長に報告書と して提出するものとする。 2 前項の報告書は、公益目的事業としての公益性を満足することを確保するため、 センターのウェブサイトに掲示するものとする。 3 センターから提供した資料(各種データを含む。 )の所有権及び本研究の成果物は、 センターに帰属する。 4 客員研究員は、センターで行った研究業績を、理事長の許可を得て発表することが できる。 5 客員研究員が、学会又は学術書等にセンターで行った研究で得た研究成果等を発表 するときは、客員研究員としての研究成果であることを明記するとともに、事前に 理事長の承認を得るものとする。その職を退いた後も、同様とする。 (施設等の使用) 第8条 理事長は、客員研究員が研究に従事するため必要な施設・設備等をセンターの 他の業務に支障のない範囲において使用させることができる。 (守秘義務) 第9条 客員研究員は、職務上、知り得ることのできた秘密を漏らしてはならない。 その職務を退いた後も、同様とする。 (給与等) 第 10 条 客員研究員には、研究活動に対する報酬、旅費、滞在費及びその他研究活動に 要する経費は支給しない。 (免責事項) 第 11 条 センターは、客員研究員に提供されるデータの内容について、誤りや不備等が あった場合など、事由の如何を問わず、一切の責任を負わないものとする。 (弁済) 第 12 条 客員研究員は、故意又は重大な過失によりセンターに損害を与えたときは、 自らの弁済の責任を負うものとする。
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