月刊 - 埼玉県中小企業団体中央会

平成26年12月1日発行 (毎月1日発行) 第650号
経 営 革 新 等 支 援 機 関
エコアクション 2 1 地 域 事 務 局
ものづくり支援事業埼玉県地域事務局
官 公 需 総 合 相 談 セン ター
組合をサポートし 企業を育てる
次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 セ ン ター
埼 玉 県 多 様 な 働 き 方 実 践 企 業
埼 玉 県 防 犯 の ま ち づ くり推 進 事 業 者
月刊
2014
商工埼玉 12
12
【抜粋版】
ビジネスインフォメーション
手焼きのまごごろをお届けします。
草加煎餅は、
精選した良質の米を使用し
伝統産業技士が焼き上げております。
草加煎餅独自の程よい堅さを保ち、
昔ながらの食感とおいしさから
多くのお客様にご好評をいただいており
ご進物や、
贈答品としてご愛顧いただいております。
これから迎える組合の新年会や総会などの
行事の記念品として「草加煎餅」を
ぜひご賞味ください。
お問い合わせ先
草加地区手焼煎餅協同組合
〒340-00
1
2 草加市神明二丁目4番1
3号
TEL:048-953-9482 FAX:048-953-9483
URL:http://www.sokasenbei.com/summit/
目
【特集記事】第66回中小企業団体全国大会
決議(概要)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1~2
中央会の動き ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
SAITAMA業界レポート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
組合・団体通信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
金融機関いんふぉ(商工組合中央金庫) ・・・・・6
次
組合!NOW ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
青年中央会の活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
SAITAMA経済グラフ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
クリップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
ホームページ
~ 団結は力 見せよう組合の底力 ~
「第66回中小企業団体全国大会」開催される
~ 団体は力 見せよう組合の底力 ~をキャッチフレーズに、全国中小企業
団体中央会及び都道府県中小企業団体中央会の共催による「第66回中小企業団体
全国大会」が、10月23日(木)、東京都千代田区の「日比谷公会堂」において開催さ
れました。
大会には、全国から中小企業団体の代表者等約2000名が一堂に集結し、埼玉
県からも70名が参加しました。大会では、中小企業対策の拡充に関する13項目
について決議されました。また、埼玉県からは、組合功労者として、常任理事
の北堀篤氏(秩父旅館業協同組合理事長)と小山景市氏(埼玉県酒造協同組合理事
長)が表彰されました。
次回の「第67回中小企業団体全国大会」は、来年11月20日(金)に沖縄県で開催
されることが発表されました。
なお、全国大会終了後、帝国ホテルにおいて「全国中小企業団体代表者の集い」
が開催され、鶴田全国中小企業団体中央会会長から安倍総理に大会決議の要望
を行いました。
北堀 篤 氏
小山 景市 氏
組合功労者として表彰されました。
第66回中小企業団体全国大会決議(概要)
わが国の経済を力強い成長軌道に乗せるためには、経済の好循環を全国津々浦々まで実現する必要がある。
中小企業・小規模事業者が、事業を通じて地域経済への貢献とその経済活動によってもたらされた利益を享受でき
るよう、生産性と収益性の向上を図っていく必要がある。
国及び都道府県は、国民のくらしを支える中小企業・小規模事業者の事業の持続的発展を実現するよう、下記事項
の実現を強く要望する。
1.地域活性化と一体となった中小企業対策の実行
⑴改訂日本再興戦略の迅速な実行
全国津々浦々の中小企業が景気回復を実感できるよ
う
「改訂日本再興戦略」
、特に鍵となる地域活性化対策
を迅速に実行すること。
⑵中小企業地域資源活用促進法等の強化
地域再生法や中小企業地域資源活用促進法を見直
し、
地域全体の活性化を図る骨太な法改正を行うこと。
⑶小規模企業振興基本計画の実行
「基本計画」
に基づく具体的施策を迅速に実施し、中
小企業の創業、連携・組織化、事業承継、事業引継等、
多様な発展段階に応じた支援策を強化すること。
⑷IT、海外展開、ものづくり支援等の拡充
IT、海外展開、
「中小企業・小規模事業者ものづく
り・商業・サービス革新事業」
を拡充すること。
⑸消費増税、エネルギー制約の克服
消費増税の慎重な判断と内需喚起等消費増税の負担
を緩和する対策を実施すること。安価で安定的なエネ
ルギー供給を実現すること。
2.東日本大震災からの着実な復興支援の加速化
⑴東北の再生となる地域経済開発と新たな雇用基盤の
確保
⑵グループ補助金の十分な予算の確保
3.連携・組織化支援政策の強化
⑴小規模事業者の連携・組織化と中央会支援の強化
小規模企業施策の体系を示す
「5カ年計画」
の実行に
向けた組合等連携組織対策の充実・強化を図ること。
中央会事業を毎年度確実に遂行できるよう連携組織
対策を拡充強化すること。指導員・組合人材の育成体
制を拡充すること。
⑵組合制度の見直しと組合への助成措置の強化
人口減少等環境変化に応じて組合制度を見直し、地
域の課題解決に取り組む組合等への助成措置を強化す
ること。
4.中小企業の活性化税制の拡充
⑴中小企業税制の縮減反対
外形標準課税の中小企業への適用拡大、欠損金の繰
越控除の利用制限、設備投資・研究開発等を推進する
租税特別措置の利用制限は、絶対に行わないこと。
⑵事業承継税制の拡充
再贈与に係る贈与税の納税猶予措置及び個人事業者
の保有する建物等の事業用資産の課税負担を軽減する
措置を講じること。
⑶中小法人等の軽減税率引下げ、軽油引取税の免税
中小法人及び中小企業組合の法人税の軽減税率を引
き下げること。軽油引取税は免税制度を恒久化するこ
と。
⑷消費税の適正な転嫁等の万全な対策の実施
万全な転嫁対策を実施すること。単一税率を維持す
ること。また、転嫁難に悩む商業・サービス業の活性
化税制を延長すること。
5.資金調達の円滑化と改訂成長戦略を具現化する
金融支援の強化
⑴公的金融機関等の機能の維持・強化
商工中金、日本政策金融公庫等は、引き続き十分な
1
政策機能が発揮できるよう必要な措置を講じること。
⑵高度化融資制度の活用拡大に向けた再構築
再チャレンジを可能とする新たな措置を講じるなど高
度化融資を積極活用可能な制度へと再構築を図ること。
⑶信用組合への支援強化とゆうちょ銀行の業務拡大へ
の配慮
信用組合の地域金融機能を堅持するとともに、ゆう
ちょ銀行の業務拡大が、協同組織金融機関の現場を混
乱させることがないよう配慮すること。
⑷経営者保証ガイドラインの周知徹底等
ガイドラインを遵守し、担保や人的保証に過度に依
存しない融資慣行の普及を推進すること。
6.商業・サービス業支援の強化
⑴商店街等及び中小小売商業の活性化支援の拡充
商店街組織が行う身近で快適な商店街づくり、地域
住民の安心・安全な生活環境を守るための施設・設備
等の整備を促進すること。
⑵まちの機能の維持・活性化、中心市街地の再生支援
まちづくり3法
(大店立地法、中心市街地活性化法、
都市計画法)の見直しの趣旨を踏まえた運用を速やか
に実行し、
コンパクトシティを国主導で推進すること。
⑶中小流通業対策の強化と中小サービス業の生産性向
上等
の制定による卸売業・小売業
中小商業振興法(仮称)
の振興・育成を図ること。また、観光立国実現のため、
官民をあげた外国人観光客増加のための施策を実施す
ること。
7.労働に関する支援の強化
⑴社会保障制度の見直し
将来にわたって安定的な抜本的制度改革を行い、中
8.公正な競争環境の整備・官公需対策の強化
⑴不公正な取引への規制強化と下請法の厳格運用
独占禁止法の行政調査における事業者に対する適正
手続を保障する措置を講じること。景品表示法改正に
伴い新たに設けようとしている「課徴金制度」につい
て、中小企業の意見を踏まえて慎重に検討すること。
下請代金支払遅延等防止法を厳格に運用すること。
⑵官公需対策の強化
国及び地方公共団体は、官公需適格組合制度の周知
徹底及び受注機会の増大を図ること。
官公需適格組合が公共性のある施設や工作物等で
あって一定金額以上の工事を受注しようとする場合に
必要とされる監理技術者について、組合員企業からの
在籍出向を認めること。
宣 言
平成二十六年十月二十三日 第六十六回中小企業団体全国大会
我が国の景況は、全体では緩やかに回復していると言わ
れているものの、円安による原材料や燃料、人手不足によ
る人件費の高騰等に伴うコストの増加により、多くの中小
企業は収益の改善が見られないなど、特に地方において景
気回復の実感を得られない厳しい状況にある。
加えて、本年四月一日の消費税率引上げによる反動減が
景気回復の減速を招き、中小企業に多大な影響を与えてい
る。
人口減少、超高齢社会時代を迎えた我が国が、持続的な
経済成長を図るには、IT投資や省力化投資等により生産
性向上を図り、企業収益を改善させ、新たな投資や雇用を
生み出し消費拡大に結びつける「経済の好循環」を実現する
ことが必要である。
そのためには、地域経済を担い、地域の雇用と暮らしを
支える中小企業・小規模事業者が持続的に発展できるよう、
需要を見据えた経営の促進、地域活性化に向けた多様な主
体との連携の推進等が不可欠である。政府は、
「地方創生」
を
最重要課題に掲げているが、これを実現するためには、地
域による、中小企業・小規模事業者のための具体的な施策
の展開が求められている。
本日、全国の中小企業団体の代表二千名は、
「団結は力
見せ よ う組合 の 底力!~組合 で 進めよ う!中 小企 業 の持 続
的発展~」をスローガンに、ここ首都・東京に集い、組合の
原点である団結の力を活かして、中小企業・小規模事業者
の未来を自ら切り拓いていくことを決議した。
政府は、一日も早く、私達が景気回復の実感を得られる
よう、本大会が決議した事項を早急に実現すべきである。
私 達 もまた、震 災 からの 復 興と、東 京オ リン ピ ック・パ
ラリ ン ピック の 開催、そ して、 若者、女 性が 活躍 す る地 方
創生の実現に向けて、たゆまぬ努力を重ねることをここに
誓う。
右宣言する。
2
小企業の経営実態や意見を踏まえ、過度な事業主負担
とならないよう検討すること。中小企業の維持・発展
を阻害することがないよう、厚生年金・健康保険の保
険料の安易な引上げは行わないこと。
協会けんぽ等の財政安定のための支援を行うこと。
⑵中小企業の実態を踏まえた労働・教育対策の推進
労働時間法制の見直し、労働者派遣法の改正など労
働関係法令の見直しは、中小企業の実情を十分考慮し
て検討すること。
最低賃金は、中小企業の生産性の向上の進展を踏ま
え、経営実態に踏まえた上で設定を行うこと。
地域中小企業の人材確保・定着支援事業を継続実施
すること。
外国人技能実習制度の適正な見直しを行うこと。
中小企業における女性人材の活躍推進策を充実強化
すること。
会 の
央
中
動 き
三上邦弘氏 藍綬褒章
を受章
三輪昭彦氏 旭日双光章
「県民の日式典」本会関係
2人表彰を受ける
政府は、11月3日付けで 「秋の褒章・叙勲」 の受章者を
県は、さいたまに対する親しみや愛着を深める日とし
発表しました。本会関係では、三上邦弘氏が藍綬褒章、
て、11月14日を 「県民の日」 と定め、様々な分野で県民の
三輪昭彦氏が旭日双光章を受章されました。両氏ともに
模範となる顕著な功績を挙げられた方々を対象に表彰を
永年にわたり県内経済及び産業等の発展に貢献したこと
行っております。
への功績が認められたものです。
今年も、11月14日(金)に埼玉会館大ホールにおいて記
誠におめでとうございます。
念式典が行われ、産業功労者として、本会関係では次の
2人の方が表彰されました。
藍綬褒章
誠におめでとうございます。
三上 邦弘 氏 (本会理事)
(協同組合川越給食センター理事長)
埼玉県知事表彰
(産業功労)
(川越地区事業所防犯連絡協議会会長)
北堀 篤 氏 (本会常任理事)
旭日双光章
(秩父旅館業協同組合理事長)
三輪 昭彦 氏 (本会二号会員)
(埼玉県ホテル旅館生活衛生同業組合理事長)
(公益財団法人埼玉県宅地建物取引業協会会長)
(秩父商工会議所常議員)
松島 昭美 氏 (本会理事)
組合活性化セミナー開催される
(埼玉県南卸売団地協同組合理事長)
本会は、今後の中小企業組合の共同事業活性化の方策
を探るため、組合役職員を対象に、11月11日
(火)
、
「組合
活性化セミナー」
を開催しました。
フレイヤ・コンサルティング代表・中小企業診断士豊
田信氏が、~いま、中小企業が協同組合に求める組合事
業とは~をテーマに組合事業活性化に向けたマネジメン
ト手法について講演しました。
同氏は、組合を活性化させるためには、他者が設定した
目標を達成していくよりも、自ら主体的に設定した目標
に向けて取り組み続けることで、組合員一人一人の組合
活性化に対してのモチベーションに繋がると説明しまし
た。参加者は講義に熱心に耳を傾けメモを取っていました。
12月
行事予定
◎消費税相談窓口→情報調査部
12月5日(金)10:00~12:00
大宮ソニックシティ9F「中央会会議室」
◎第2回事務局代表者等研修会→総務企画部
12月9日(火)14:00~17:30
マロウドイン大宮
◎消費税相談窓口→情報調査部
12月18日(木)13:30~15:30
大宮ソニックシティ9F「中央会会議室」
◎第4回正副会長会議→総務企画部
12月25日(木)17:00~20:00
さいたま市「一の家」
※年末年始の業務について(お知らせ)
本会の年末の業務は12月26日(金)で終了し、
年始は1月5日(月)から通常に行います。
※詳しくは、本会担当までお問い合わせください。
※10月31日をもって、清水要
(情報調査部・副部長)
フレイヤ・コンサルティング代表 豊田 信 氏
が退職いたしました。
3
上田知事に
「平成27年度県施策・予算要望書」を提出
組 合! NOW
「さいたま KI‐TA まつり 2014」を開催
さいたま北商工協同組合
さいたま北商工協同組合(松本宏毅理事長、さいたま
市北区、組合員18人)は、10月12日(日)に、昨年に引
き続き4回目となる「さいたま KI-TA まつり 2014」を
開催しました。
このまつりは、組合のみならず、地域の小学生から
大学生・福祉団体・ロータリークラブ・ボランティア
団体・自治会等が一体となり“子供から高齢者、障がい
者までみんなで、やさしいまちづくり”をめざしている
のが大きな特徴です。
今回は、音楽とともにファッションショーや、フリー
マーケット、グルメコンテストなどたくさんの催しが
行われ、会場となったJR高崎線宮原駅西口駅前広場は
大勢の人で賑わいました。
本組合では、もっと地域の皆様と絆を深めるととも
に、埼玉から日本を元気づける活動とすることをめざ
しています。
本会の星野会長、岡野副会長、海老原副会長、大木
副会長、伊藤副会長、新井副会長は、11月5日(水)
、
埼玉県庁に上田知事を訪ね、9項目にわたる 「平成27
年度県施策並びに予算編成に対する要望書」 を直接手渡
し、中小企業組合を通じた中小企業振興策は、本県経
済の活性化にとって欠かすことができない重要な柱で
あることを訴え、その実現を求めました。
「要望書」を上田知事に手渡しする星野会長
要望事項
1.中小企業組合等を活用した施策の拡充・強化について
2.中小企業団体中央会の予算の確保・充実について
3.中小企業向け官公需発注の増大について
4.地域資源のブランド力強化に対する支援策の拡充について
5.地域商店街の活性化に対する支援策の拡充について
6.大型店、チェーン店等の地域商業貢献に関する一層の促進に
ついて
7.中小製造業の操業環境の整備・拡充について
8.埼玉県制度融資の更なる拡充・強化について
9.中小企業の人材育成・確保への支援強化について
会場となった宮原駅西口駅前広場
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
経済グラフ
SA I T AMA
埼玉県の「景気」DIの推移(前年同月比)
2014
埼玉県の「売上」DIの推移(前年同月比)
(H25年11月~H26年10月)
(H25年11月~H26年10月)
50
30
20
6 4
-4
-8
-10
-10
0
0
-3
-2
17
20
-4 -2
-9
-20
-20
-26
-28
-33
-40
30
30
0
-30
44
40
17
10
0
10月
-17
-13
-18-14
-19
-13
-13
-19
-20
-26
10
-22
-33 -33
-20
-20
0
-10
14
14
14
13
6
0
9
9
0
0
-3
-2
-24
-30
-40
-50
-70
-80
-17
-24
-24 -24
-30
-38
-50
-60
-3
-6
-9
-23
-20
-28
0
-14 -10
全 業 種
-60
全 業 種
製 造 業
-70
製 造 業
非製造業
-80
非製造業
-32
-28
-30
-31
-42
-90
-90
H25年 12月 H26年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
11月
1月
10月
H25年 12月 H26年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
11月
1月
10月
埼玉県中小企業団体中央会が県内の地区、業界を代表する組合の役職員に情報連絡員を委嘱し、その方々から提供
を得た中小企業の景況、売上をグラフ化したものです。
4
SAITAMA 業界レポート 2014 10月
酒造製造業
(全県地区)
1.ビール類間の税率変更、酒のネット販売の免許変更等議論が始
まっている。今後しばらく注視が必要。
2.埼玉県の原料米価格現在交渉中。相当の低下傾向。
醤油製造業
(全県地区)
平成26年10月分の埼玉県内醤油メーカー12社の醤油出荷数量は
342.52㎘であり、前年10月の359.05㎘と比べ、16.53㎘の減少となっ
た。
生麺製造業
(全県地区)
1.厳しい経営環境にて、業態変化への対応進む。
2.中堅企業1社、学校給食指定工場を辞退の意向。
肉加工品製造業
(全県地区)
頭数の少なさが続いている。10月下旬から豚流行性下痢(PED)の
影響で頭数の減少の話があったが、残暑の厳しさが少なかったおかげ
で、前倒しの出荷が行われたため思っていたほどの減少とはならな
かった。11月から12月にかけてはPEDの影響と前倒しの出荷の影響
を注視していく必要がある。
繊維同製品製造業
(全県地区)
諸経費が依然として高止っており厳しい状況にある。受注は企業間
に若干の増減が見られたものの、全体的にほぼ横ばいに推移した。
木材・木製品製造業
(飯能地区)
8月時点での住宅着工が対前年比▲15%の結果が発表された。し
かし、9月からの契約件数が戻りつつあるとの建設会社から報告が
あった。
木材・木製品製造業
(秩父地区)
10月は8、9月と比べて原木の調達が回復し、原木が入り始めたが、
バイオマス発電の影響か、昨年よりはかなり少なくなっている。
木材・木製品製造業
(秩父地区)
最近テレビ番組などで林業関係の仕事に就く若者が増えていると特
集されて、雇用が促進されているかのように見えますが、まだまだ末
端の企業にまでは及ばず、シルバー人材センターにお願いしてやりく
りしているのが現状である。
印刷業
(全県地区)
年末が近づき、組合員の退会の連絡があった。自分の代で終わりに
するという事業主さんの話を聞くと、さびしい限りである。
鋳物銑鉄製造業
(全県地区)
1.鋳物生産量は、前年同月比▲14%、前月比▲15%で受注回復
の兆しが見られない。
2.製品単価は、生産コスト(原材料価格電気料金)上昇分の価格転
嫁が、一部に留まっており収益面の改善には繋がっていない。
3.業界として、原材料、電気料金値上げ等のコスト増を踏まえた
適正取引の要望をユーザー団体宛9月~10月に提出、ユーザー
企業への周知を依頼した。
回収型の「エコジョーズ」に切り替えることでガスの使用量を減らせ、
排出するCO2も少なくできる。
花卉卸売業
(全県地区)
9月の低温、台風、集中豪雨、曇天など不安定な天候に作物が左右
された。品薄状況が続き売上減となった。
複合業種
(卸売団地)
(熊谷地区)
円安に歯止めがかからず、材料輸入価格の見通しが立たない。工場
増設によりキャパが広がり設備操業度が上昇。
複合業種
(卸売団地)
(熊谷地区)
来年10月の消費税増税の動向によって対応が異なる。
人形小売業
(さいたま地区)
見本市等の注文で製造し、出荷の準備を行う中で、出荷数の減少に
対処することを目標としている。そこで人形のまち岩槻をグランドデ
ザイン的にPRするため、外部の専門家を採りいれる検討が行われて
きた。
石油小売業
(全県地区)
原油価格の急落により石油製品の卸価格も下がったため、わずかな
がらもマージンが回復した。
複合業種
(小売)
(さいたま地区)
天候
(台風)
による施設への影響はなかったが、やはり来店客数は激
減した。よって売上も前年割れであった。
電機器具小売業
(全県地区)
商店街に人が来ない、いないので商店街に入っている電気店も売上
減少で大変である。
廃棄物処理業
(行田地区)
産業廃棄物の排出量が減少している傾向の中、処理業者の数は横ば
いである。業者間での仕事の取り合い、価格競争、排出事業者にとっ
ては処理コスト削減に利を得ることができるが、業界は中小零細の企
業がほとんどである。今後はネットワークや協業化、業界再編も視野
に事業展開を進めなければならないかもしれない。
学習塾
(全県地区)
学習塾を対象とした私学の学校説明会も、この10月でほぼ終了し、
志望校選定の三者面談が各塾で活況を帯びる。中学入試は、1月早々
のため、合否の可能性も最終判断を迫られる。また、私立高校の入試
が1月22日から一斉にスタートするため、単願、併願を含めた進路
指導にも熱がこもる。経営的には、この時期、募集につながる動きは
ほとんどないため、売上状況は横ばいと言える。
電気工事業
(全県地区)
1. 東電引込線委託工事9月分は前月分と比較して7.34%減の
2,133件。金額は11.46%減の16,094,710円
2.共同購買部工事材料(電線類)
の単価は前月分と比較して、変動
なし。
金属製品製造業
(上尾地区)
円安がさらに進み材料の上昇による収益性の悪化が目立っている。
塗装工事業
(全県地区)
塗装業務は順調に推移したが、入札による業務は低迷している。
一般機械機器製造業
(鷲宮地区)
輸出増加等の影響もあり、大型コンテナ船の需要から受注が回復し
てきた。
鉄骨工事業
(全県地区)
仕事量の増加に伴い、作業員の新規雇用による経験不足が引き起こ
す労働災害が懸念される。
電気機械器具製造業
(さいたま地区)
急激な円安による原材料、エネルギー費用等への影響を懸念してい
る。
管工事業
収益状況悪化。理由は仕事量の減少です。
ガス製造業
(全県地区)
家庭用は10月が涼しかったことから微増。工業用が景気の影響で
微減。事業所向けは涼しかったことで空調用が微減。全体としては微
増。販売価格は若干上昇しているが、原料高を反映したもの。寒くな
る前に暖房機器の点検をお願いいたします。また、ガス給湯器を潜熱
(川越地区)
貨物運送業
(川口地区)
貨物運送業界では、毎月、軽油価格の値上げ高止まりのことで持ち
きりである。国際原油価格は若干ながらも低下の傾向にあるのにもか
かわらず国内軽油価格は上昇の一途であり、経営を圧迫している。相
場が左右する燃料価格はじわじわと上昇するため、それを運賃に反映
させ、荷主と交渉することはとても難しい。
5
組合・団体通信
創立60周年を祝う
創立50周年を祝う
埼玉県自転車軽自動車商協同組合(藤倉幸親理事
長、さいたま市北区、組合員690人)
は、11月5日(水)
に浦和ロイヤルパインズホテルにおいて、埼玉県
警察本部交通部長の田島昌明氏などを来賓に迎え、
「創立60周年記念式典」を開催しました。
本組合は、県内の自転車販売店の過当競争を防
止すると共に、修理等の技術教育、盗難防止、安
全励行等を目的に昭和30年8月10日に産声を上げ
ました。
当日は、来賓祝辞の後、埼玉県知事や本会星野
会長などから本組合に対して感謝状の授与が行わ
れ、今までの功労を称え、これからの発展を祝し
ました。
協同組合東部給食センター(関孝治理事長、八潮
市、組合員97人)は、10月17日(金)四季亭において、
埼玉県知事などを招いて、「創立50周年式典・祝賀
会」を開催しました。
本組合は、組合員企業の労働環境、雇用条件の
改善により大企業に劣らぬ労働福祉の増進に寄与
するべく共同給食事業の実施を目的に設立しまし
た。組合においては、常に業務の改善、組合員へ
の福利厚生を目指し、各種の共同事業を実施して
います。
当日は、長年安心・安全な美味しいお弁当の提
供や地域への貢献が評価され、埼玉県知事から感
謝状が贈られました。
引き続き、祝賀会が開催され、XK徒マジック
ショーが行われる
と、多くの参加者は
非常に盛り上がり幕
を閉じました。
埼玉県自転車軽自動車商協同組合
商工組合中央金庫からのご案内
金融機関いんふぉ
商工組合中央金庫
~貴社の成長戦略を策定・実行するお手伝いをいたします
「成長戦略総合支援プログラム」の概要
Ⅰ新成長戦略計画策定
支援
●成長ニーズの発掘支援
●計画策定支援
●成長マネー供給
●計画実効性を高めるための
ソリューション提供
支 店 名
①構想段階において、情報提供や経営者とのリレーションを図りながら、
成長計画判定の必要性やその基本的方向について共通の認識を醸成して
いきます。
②具体的な計画策定段階において、資金計画等金融面でのご相談のほか、
本部ソリューション、各種コンサルティングによるサポート等を行い、
中小企業の皆さまの立場に立った計画策定支援を行います。
中小企業等の方々が策定し、商工中金にご提出いただいた計画について、
外部有識者も関与した「成長戦略企業認定委員会」等にて「新成長戦略計
画」
として認定を行います。
Ⅱ計画認定
Ⅲ計画実行支援
6
協同組合東部給食センター
①「新成長戦略計画」を実施する上で必要となる資金について、商工中金
が新たに創設する低利融資制度により金融面のサポートを行います。
(日
本銀行
「成長基盤強化を支援するための資金供給」
も活用)
②計画実効性を高めるため、ビジネスマッチング、M&A、海外進出支
援などさまざまなソリューションを提供します。
住 所
電 話 番 号
さいたま支店
さいたま市浦和区岸町4-25-13
048(822)5151
熊 谷 支 店
熊谷市本町2-95
048(525)3751
青年中央会の活動
埼青中大運動会開催される
埼玉県中小企業団体青年中央会は、11月15日(土)、晴天のもと戸田市スポーツセンター陸上競技場において
会員80名参加の下、
「埼青中大運動会」
を開催しました。田中会長より開催にあたり挨拶があった後、選手宣誓を、
山田理事が務めた。
競技種目に入り各単会入り混じってのチーム戦を行い、白熱した戦いを繰り広げました。接戦の結果、優勝チー
ムは川口機械工業企業研究会、埼玉県塗装業協同組合青年部、川口新郷工業団地協同組合青年研究会混合の黒
チームとなった。
運動会終了後、参加者は温泉で汗を流した後、懇親会において交流を深めました。
運動会集合写真
田中会長の挨拶
運動会の様子
クリップ
効力発生日:平成26年12月1日
平成26年度埼玉県特定(産業別)最低賃金の改正決定について
「非鉄金属製造業」を含め6つの産業に働く基幹労働者に適用される埼玉県特定(産業別)最低賃金について、下表の
とおり改正が行われます。
効力発生日は平成26年12月1日です。
問い合わせ先:埼玉労働局労働基準部賃金室 ☎:048-600-6205
産 業
非鉄金属製造業(非鉄金属第1次製錬・精製業、非鉄金属素形材製造業及
びその他の非鉄金属製造業を除く。)
現行額
改正額
引上げ額
832円
854円
22円
電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業(医
療用計測器製造業(心電計製造業を除く。)を除く。)
836円
859円
23円
輸送用機械器具製造業(産業用運搬車両・同部分品・付属品製造業及びそ
の他の輸送用機械器具製造業(自転車・同部分品製造業を除く。)を除く。)
847円
870円
23円
光学機械器具・レンズ、時計・同部分品製造業
845円
870円
25円
各種商品小売業(衣・食・住にわたる各種の商品を小売する事業が該当する。)
802円
821円
19円
自動車小売業(二輪自動車小売業(原動機付自転車を含む)を除く。)
847円
869円
22円
「地域産業資源活用事業計画」を新たに認定!!
秩父観光土産品協同組合は、関東経済産業局長から、
「地域産業資源活用事業計画」に認定されました。
本組合では「秩父カエデ糖の特性を活かした新たな
“カエデ糖”商品の開発と販売」と題してカエデ糖樹液の
ポテンシャルを活かした糖度2~80程度までの濃縮し
たカエデ糖樹液を開発し、新しい樹液ドリンク、ソース、
ドレッシングなどの調味料等の、パウチゼリー等の水
菓子類等、ランク別メープルシロップを商品化する事
業を新たに行うことになっています。
今回開発される商品の一つ「ノンアルコール発砲ワイ
ン」は、大手メーカーが製造する商品よりも1割程度高
くなる。しかし、世界的にもほとんど類を見ない商品
であり、ワイン等の醸造メーカーなどと連携すること
で新しいコンセプトの商品として独自色を打ち出し、
価格競争を回避することは可能です。また、試作段階
で各業態のバイヤーからも好評価を得ています。
本組合では、カエデ糖樹液を活用した商品を提供す
ることで、地域の飲食店や菓子店のメニューや名物が
増え、地域経済の活性化に貢献しています。
『ビジネスインフォメーション』コーナー掲載申込受付中!
詳細は、本会情報調査部にお問い合わせください。 TEL 048(641)1315
8