医療機関における 経営指標・医療の質向上

医療機関における
経営指標・医療の質向上
医療機関向けに特化したアナリティクスソリューションにより、医事会計、電子カルテやオーダリング、各部門情報
等、さまざまな医療情報データを統合することで、経営指標分析、医療の質分析、地域医療分析など病院経営の質を
高めるために必要な情報を提供します。
お客さまの課題
多くの医療機関において、経営の指針は科別収支や患者単価、在院日数などの基本的な指標値を用いています。しか
し、診療報酬改定や、地域医療構想対応などで、これまでの経営管理手法では、マネジメントが難しくなっています。
データ価値化の流れ
データ収集
・医療機関内の複数の部門(医療部門から材料・人事等)で日々発生する多くのデータを収集し、
オープンデータと統合。
- 医事システム :診療行為明細などの院内 DPC(包括医療費支払い制度)データ、診療報酬マスタ
- 電子カルテ
:各種部門データ、病診連携紹介実績データ
- 部門システム :手術、検査、画像診断、看護記録等
- 管理部門
:医療材料購買、人事給与等
- オープンデータ:厚生労働省が公開している、医療機関、疾患、術式毎の年間件数および在院日数データ
データ分析
・標準的に医療機関で利用されている 15 の経営指標(患者数・単価、在院日数、診療プロセス、病床稼働率、
地域医療等)の分析を提供。
・これまでの分析経験を元に開発した、経営改善、医療の質向上等を支援する分析テンプレートを提供。
- 患者単価相関分析テンプレート:在院日数データと患者単価データを組み合わせることで、患者単価に
課題のある患者群を特定し、その原因となる診療プロセスを抽出。患者単価が低くなった原因を
診療区分や術式毎に詳細分析し、対策を明確化。
- 地域医療相関分析テンプレート:病床稼働率データと近隣の診療所からの紹介実績データを組み合わせ、
病床稼働率が低い病棟や病名を抽出。病診連携における紹介実績を数値的・地理的(GIS)に分析し、
診療所連携の対策を明確化。
データ価値創出
・患者単価、病床稼働率を改善
・経営判断を支援し、病院経営戦略立案にかかる時間を短縮
本ユースケースを提供するソリューション・製品
・詳細はこちら(日立 INS ソフトウェア株式会社サイト)
導入実績のある業種
・国内医療機関