糸満市子供の居場所事業実施要綱 (目的) 第1条 この告示は、沖縄子供

糸満市子供の居場所事業実施要綱
(目的)
第1条 この告示は、沖縄子供の貧困緊急対策事業費補助金実施要領及び沖縄子供の貧困緊
急対策事業費補助金交付要綱に基づき、本市の児童(以下「児童等」という。)に対して
子供の居場所事業(以下「本事業」という。)を実施し、もって自立した生活が送れるよ
うにすることを目的とする。
(実施主体)
第2条 本事業の実施主体は、糸満市(以下「市」という。)とする。ただし、糸満市長(以
下「市長」という。)は、本事業の全部又は一部を適切に運営できると認められる社会福
祉法人、自治会及び民間法人等(以下「運営法人」という。)に委託して実施することが
できる。
(運営法人の要件)
第3条 この告示における運営法人は、次に掲げる要件を満たしている者とする。
(1) 本事業の趣旨を十分に理解していること。
(2) 児童福祉や青少年自立支援・健全育成等について活動実績があり、必要な支援を提供
できること。
(3) 学校等の関係機関や、地域で活動している団体・NPO法人等と連携・協力し、効果
的な支援が行えること。
(事業の対象者)
第4条
本事業の対象者となる児童等とは、おおむね18歳以下の者で生活困窮者自立支援
法に定める生活困窮者(生活保護受給世帯の子供を含む。)、学校教育法に基づく就学援
助制度の対象者(生活保護受給者の子供を含む。)及び本市内に居住する現に経済的に困
窮し、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれのある者で、かつ、次の各号
のいずれかに該当する者とする。
(1) 養育環境に課題がある家庭に育つ児童等
(2) 未成年者のうち、中学校卒業後進路が未定の者
(3) 過卒生
(4) 中途退学者
(3) その他、市長が必要と認める者
(事業の内容)
第5条
本事業は、次の各号に掲げる支援を実施する。運営法人は主に第1号から第4号に
掲げる支援を実施する。
(1) 学習支援
高校受験のための進学支援や、学校の勉強の復習、家庭学習の習慣づけ、学び直し等、
個々の状況に応じた学習支援
(2) 生活指導
基本的な生活習慣、規律的な生活を身につけるための支援や多様な人々との交流を通じ
た社会的ルールを習得するための子どもが安心して通える居場所の提供
(3) キャリア形成等支援活動
大学体験ツアーや地元企業等と連権した職場体験、各種ボランティアへの参加等を通じ
てキャリア形成につなげる支援
(4) 食事の提供
配色サービスや食育活動等を通じ施設内で調理を行い実施する食事の提供
(5) 総合的な支援
家庭訪問等による個別の進路相談、進学に必要な奨学金などの公的支援の情報提供、高
校中退防止のための支援
(子供の居場所運営支援員の配置)
第6条 市長は、本事業を行うため、前条に掲げる支援を実施する子供の居場所運営支援員
(以下「運営支援員」という。)を置くことができる。
(1) 運営支援員は、主に前条に掲げる支援を行い、本事業の対象者が置かれている状況の
把握を務めるとともに、運営法人、学校その他の関係機関と連携を図るものとする。
(2) 運営支援員は、本事業の申請処理等の事務処理を行う。
(実施施設)
第7条 本事業は市長と運営法人の協議により、良好な環境と安全性、利用者のプライバシ
ー保護に配慮された適切な施設で実施する。
(職員配置基準)
第8条 運営法人は、本事業を担当する責任者1名のほか、利用人数に応じて必要な支援ス
タッフを配置しなければならない。なお、学習支援の支援スタッフについては、原則とし
て学生等のボランティアを活用する。
2
運営法人は、支援スタッフ等の氏名等を指導員等名簿(変更)報告書(第1号様式)に
より市長に報告しなければならない。支援スタッフ等に変更を生じた場合も同様とする。
(開設日)
第9条 施設の開設日は、週3日以上を基準とし、施設の規模及び利用状況、支援内容、支
援体制等を考慮して市長と運営法人が協議のうえ定める。
(支援の利用日数)
第10条
本事業の対象者が支援を利用する場合は、原則として各施設の開所日を上限とす
る。ただし、施設の規模等に応じ利用日数を調整することができる。
(実費等の徴収)
第11条 運営法人は、本事業の実施にあたり利用料等を徴収することはできない。ただし、
あらかじめ市長に承認を得た場合は、本事業の利用にかかる教材費・食材費等の実費相当
分を徴収することができる。
(利用の申込み)
第12条 支援施設の利用を希望する者は、市長に利用(新規・継続)申込書(第2号様式)
を提出しなければならない。
(利用の決定)
第13条
市長は、前条の規定により利用申込書の提出を受けたときは、支援施設の利用を
希望する者が、第4条各号のいずれかに該当するかどうか及び支援施設の体制上受け入れ
が可能かどうか等を審査するものとする。
2
前項の審査の上、利用を認めるときは利用承認通知書(第3号様式)により、利用を認
めないときは利用不承認通知書(第4号様式)により、利用申込者あて通知するものとす
る。
(利用の辞退)
第14条
前条第2項の利用承認を受けた者が利用を辞退するときは、市長に利用辞退申出
書(第5号様式)を提出しなければならない。
(利用者情報の提供)
第15条
市長は、運営法人に対して支援を行うのに必要な範囲で、利用者に関する情報を
利用者情報提供書(第6号様式)により提供するものとする。
(個人情報保護)
第16条
運営法人は、本事業による事務を処理するための個人情報の取扱いについては、
糸満市個人情報保護条例(平成15年糸満市条例第2号)及び糸満市個人情報保護条例施
行規則(平成15年糸満市規則第2号)を遵守し、本事業で得られた個人情報の保護の徹
底を図らなければならない。
(職員の責務)
第17条
支援スタッフ等は、その業務を行うに当たり、当該世帯に関して職務上知り得た
秘密を漏らしてはならない。その職務に従事しなくなった後も同様とする。
(実績報告)
第18条
運営法人は、本事業の実施状況を支援内容報告書(第7号様式)により支援を行
った月の翌月15日までに市長に報告しなければならない。
(状況報告及び調査)
第19条 市長は、必要に応じて本事業の状況報告の聴取及び調査を行うことができる。
(安全管理)
第20条
運営法人は、日常、危険を防止する措置を講じるとともに、事件、事故及び災害
等(以下「事故等」という。)の発生時に迅速かつ的確な緊急対策を実施できるよう関係
機関との連携に努めなければならない。
2 運営法人は、支援施設において事故等が発生した場合、速やかに事故報告書(第8号様式)
により市長に報告しなければならない。
(関係機関との連絡調整)
第21条
運営法人は、本事業の実施に当たっては、市職員、子供支援サポーター、運営支
援員、その他関係する機関と連絡を密にし、利用者世帯の状況を把握し、必要な支援を提
供するため、自立相談支援機関が実施する支援調整会議等に出席するものとする。
(その他)
第22条
この告示に定めるもののほか、本事業の実施に関し必要な事項は、市長が別に定
める。
附 則
この告示は、平成28年5月1日から施行する。
第1号様式(第8条関係)
指導員等名簿(変更)報告書
年
糸満市長
月
日
殿
糸満市子供の居場所事業の実施に伴い、指導員等名簿を報告します。
事業者名
氏
名
性別
年齢
印
住
所 〒
電
話
役 職
担当業務
資格・経歴
第2号様式(第12条関係)
利用(新規・継続)申込書
年
糸満市長
月
日
殿
私は、糸満市子供の居場所事業の利用について申し込みます。
ふりがな
申込者(保護者)
氏
名
住 所
〒
電話番号
利用者(生徒)氏 名
生年月日
(ふりがな)
平成
性別
学年
通学学校名
月
年
学校
有
・ 無
生活保護受給の有無
有 ・ 無
就学援助の有無
有 ・ 無
かかりつけの医療機関
有 ・ 無
日
食物アレルギーの有無
備考
【原因食物】
【医療機関名】
緊急時連絡先(利用者本人や保護者に至急に連絡したいとき使います。)
保護者の携帯電話番号
生徒の携帯電話番号(持ってる場合)
個人情報の取り扱いに関する同意
私は、糸満市子供の居場所(学習等支援)事業の利用について、申込者並びに利用者の事業実
施に係る個人情報の取得、利用及び提供について同意します。
保護者氏名
印
第3号様式(第13条関係)
第
年
号
月
日
申請者(保護者)氏名
様
糸満市長
利用承認通知書
糸満市子供の居場所事業の利用について次のとおりに決定しましたので通知します。
利用者(生徒)氏名
学校名・学年
利用期間
学校
年
月
日 から
年
年
月
日まで
第4号様式(第13条関係)
第
年
号
月
日
申請者(保護者)氏名
様
糸満市長
利用不承認通知書
糸満市子供の居場所事業の利用について次のとおりに決定しましたので通知します。
利用者(生徒)氏名
学校名・学年
不承認の理由
学校
1
定員の超過による
2
その他
年
第5号様式(第14条関係)
利用辞退申出書
年
糸満市長
月
日
殿
申込者(保護者)氏名
年
月
日付けで利用決定した糸満市子供の居場所事業の利用について、
次のとおり利用を辞退しますので申し出ます。
記
辞退年月日
辞退の理由
印
年
月
日
第6号様式(第15条関係)
利用者情報提供書
作成日
作成者
課名(係)
氏名
住所
利用者(生徒)氏名
続柄
家
族
氏名
生年月日
父
母
構
成
利用者の既住症(疾病・障害等)
家庭状況(家族関係)
経済状況(公的扶助)
近隣との関係(子育て協力者の有無など)
福祉サービス(利用状況)
特に必要な支援
その他
年
職業・学年等
特記事項
月
日
第7号様式(第18条関係)
支援内容報告書
支援対象者
年
月分
利用月日
1
月
日
2
月
日
3
月
日
4
月
日
5
月
日
6
月
日
7
月
日
8
月
日
9
月
日
10
月
日
支援内容
担当
備考
第8号様式(第20条関係)
年
月
日
(報告先)
糸満市長
殿
事業者名
印
住
所 〒
電
話
事故報告書
1
事故(負傷)名
2
発生年月日(時刻)
ふりがな
氏 名
3
事故にあった者
住 所
電話番号
保護者氏名
4
発生状況
(具体的に)
5
処置及び経過
名称
6
受診した医療機関
所在地
電話
7
その他
男・女
年
月
日生