台北のゲイコミュニティでのHIV及び関連感染症のリスク要因について

37
情報を双方向配信
LINE- ボランティアコミュニティネットワーク
38
2次予防: スクリーニング検査
6000
4.00%
3.80%
3.50%
5000
3.20%
3.40%
3.00%
4000
2.50%
3000
2.00%
1.90%
1.50%
2000
1.00%
1.30%
1000
0.50%
0.50%
0.30%
0
0.00%
STD
patients
STD患者
2014
Drug & IDU
薬物&IDU
2015
MSM
2014 HIV陽性率
2014HIVPositive
Rate
0.00%
Sex Transactions
SW
2015HIVPositive
Rate
2015 HIV陽性率
39
到達点
2030年までにエイズの流行終焉
目標
2020年までに達成 90 - 90 - 90
90% 診断
 ハイリスク者層への
HIV検査・相談を拡
大
90%定期的な受診
すべてのHIV感染者
にARTを実施
HIV治療とケアの可
能な限りの改善
90%ウイルス抑制
モニタリングの継続
 サポートの介入を
効果的に継続
出典:90-90-90、UNAIDS(国際連合
エイズ合同計画)、2014年
40
90-90-90戦略
2014年
UNAIDS 90-90-90目標
ウイルス感染未検出 73%
(90%*90%*90%=73%)
台湾50%、台北市56%
2020年
台灣
75-79-85
90-90-90
台北市
75-83-90
90-90-90
80%
70%
60%
68%
62%
61%
59%
58%
56%
52%
50%
50%
40%
40%
35%
30%
30%
29%
20%
10%
9%
0%
41
第2グループ症例削減戦略
(メタンフェタミン)
• 薬物乱用者支援のためのハームリダクション
-ヘロイン中毒者(MMT、NEP)に対応したような
ハームリダクション戦略の成功例を適用する
• 心理的偏見および社会的偏見を減らす
• アディクションサイエンス、公衆衛生、人権擁護、そ
の他を組み合わせ、多角的に介入
第2グループ症例削減戦略
(メタンフェタミン)
• 公表時の対応を変更
-恐怖心を与えない 具体的な薬物教育
-ゼロ・トレランス(寛大さ0)を変更
• 包括的な薬物乱用介入サービス
-より多くの介入方法や心理・精神衛生サービスを提供
-多様なグループ向けに、その状況に合わせたプラン作成
(ニーズに応じて)
・青少年グループ、リクリエーション目的の薬物使用者グループ
・薬物断絶療法
・薬物非断絶療法
(EX:アンフェタミンによるうつ病と精神病を治療する)
台湾CDC
Taiwan
CDC
拡大A型肝炎公費
Expanded
Government-funded
Hepatitis
A Vaccination
予防接種
Pilot Program since October 2016.
試験的プログラム
2016年10月開始
対象:1977年1月1日後に生まれて、HIV/STD確定
診断を受けた者
CDCは公費によりA型肝炎予防接種1回分を提供
(予防接種対象人数は25,000人)
感染リスクを下げるため、対象者は指定保健施設に
て接種を受けることを勧められる。
1年後の6月間に2回目の接種を自費で受けることを
勧められる
免疫が十分に得られない場合は3度目の接種を行う
HIVの無料自宅検査
• 台湾CDCは、現在、無料のOraQuick HIV検査キットを、レズビア
ン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー情報センター4か所
にて提供している。HIV検査・相談への参加促進キャンペーンの最
新の提唱。
• HIVに感染した可能性があると思う人たちは、その状況を判断する
ため迅速、無料の自宅での検査を行うことができる。
• 検査は99%の感度/正確性で判定することができ、簡単に行うこと
ができる。キット内の道具で上下歯茎をぬぐい、唾液を採って、試
験管の中に入れてから20~30分後に結果が出る。
• 唾液検査からの陽性判定は、予備的結果であるので、確認検査
を受けて確定する」必要がある。
HIVの(無料)自宅検査
Time:2016/9-2016/12
日程:2016年9月/12月
Price:
NT 200
料金:200台湾ドル
No.: 700 packs
個数:700キット
Sites:
KPCC, 6 Pharmacies.
会場:KPCC、薬局6か所
中山區/力大藥局、啟美藥局
松山區/正昇藥局
北投區/祐鄰藥局
士林區/博信藥局
自動販売機:
Vending
Mach 臺灣科技大學、西門紅樓
地點
盒數
金額
比率
昆明防治中心
236
47200
33.7%
紅樓
308
61600
44%
臺科大
118
23600
16.9%
立大藥局
9
1800
1.3%
啟美藥局
10
2000
1.4%
正昇藥局
8
1600
1.2%
博信藥局
8
1600
1.2%
祐鄰藥局
3
600
0.3%
總計
700
140000
100%
HIV検査とPrEP(曝露前予防)の試験的研究
•
プロジェクトは、台湾のエイズ病院5か所
で実施する。
•
2016年11月から2017年8月の間、5
病院に匿名検査サービス窓口を設置、検
査とリスク評価を行う
•
HIV 陰性だが、ハイリスク者であり、プ
ロジェクト参加意思のある者に対し、ツ
ルバダ毎日1年間服用1,000件分に助成
金を付与(CDCが1/3負担)
•
プログラム実施中、さらに20,000人が
検査を受けると見られる。
•
匿名検査の陽性率は2%で、早期に400
人の新規感染がわかると推定され、
1000人がPrEPを行うことで、少なくと
も27人の感染を防止することができる
まとめ
• 安全でない性交渉を行うMSMは、現在も台北
市のHIV流行における危険要因である。
• HIV流行は減速したが、薬物濫用やアンフェタ
ミンを使用しての性交渉は、エイズ対策に対す
る脅威である。
• A型肝炎予防接種、ハームリダクション、予防
としての治療
• PrePのプロモーションを進めており、新た
な感染の減少を目指している。
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