連 合 2017 春季生活闘争・政策制度 要求実現 3.6 中央集会開催 2017年3月6日、後楽園ホール(東京都)にて、連合『2017春季生活闘争・ 政策制度 要求実現3.6中央集会』が開催され、連合加盟の組合員1,493名 (内女性287名)、紙パ連合からも12名が参加しました。 【スローガン】 「底上げ・底支え」「格差是正」でクラシノソコアゲを実現しよう! 長時間労働撲滅でハッピーライフの実現を! 冒頭、神津中央闘争委員長(連合会長)から、2017 春季生活闘争の取り組みの中で ①底上げ春闘の継続、②政策制度要求の実現、③長時間労働撲滅の3点について挨 拶があり、「すべての働く者の賃金の『底上げ・底支え』『格差是正』を実現し、『経済の 自律的成長』『包摂的な社会の構築』『ディーセントワークの実現』をはかるため、総力 を結集し、最後まで、ともに闘おう」との決意を述べられました。 民進党の野田幹事長から、国会状況も含めた連帯の挨拶を受けた後、2017 春季生 活闘争状況について5つの共闘連絡会議の代表者からそれぞれ決意表明がされまし た。引き続き政策制度では重点政策の実現に向けて政策委員会委員長、長時間労働 是正に向けて雇用法制委員会委員長からそれぞれ決意表明がされ、長時間労働是正 フォトメッセージ(連合ホームペー ジに掲載)を会場全体で撮影しま た。最後に『2017 春季生活闘争・ 政策制度 要求実現 3.6 中央集 会』アピール(案)が、満場の拍手 で確認された後、逢見中央闘争 事務局長のがんばろう三唱で集 会は終了しました。 (集会の詳細は連合ホームページをご 覧ください) 紙パ連合から12名が参加しました 連合「2017 春季生活闘争・政策制度 要求実現 3.6 中央集会」アピール われわれは本集会において、中小企業で働く仲間や非正規雇用の仲間をはじめ、すべて の働く者の処遇を「底上げ」する決意を改めて確認した。あわせて、賃金・労働諸条件の 改善はもとより、社会全体の課題についてわれわれ自身の役割を認識・共有して取り組ん でいく決意も確認した。 現在、それぞれの労働組合が、月例賃金、とりわけ賃上げ額のみならず賃金水準にこだ わって、精力的に交渉を進めている。 「経済の自律的成長」 「包摂的な社会の構築」 「ディー セント・ワークの実現」のために、賃上げを継続しなければならない。特に、日本経済の 屋台骨である中小企業で働く仲間の処遇改善がなければ、日本経済の成長はおぼつかない。 そのためにも、 「公正取引の推進」と「サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正 分配」を求める取り組みを進める。加えて、非正規労働者の雇用の安定と処遇の改善が、 企業の存続と競争力強化には欠かせない。 われわれは要求趣旨に沿った回答を引き出すことに全力を挙げ、その成果を社会的に波 及させていく。 さらに、働く者の「総合生活改善」のためには、蔓延する雇用不安と将来不安を払拭し、 働く者・生活者の立場からの政策実現に全力で取り組む必要がある。そのために、春季生 活闘争の「運動の両輪」である「政策・制度実現の取り組み」を強力に推進し、連合とし て早急に解決すべき重要課題に取り組み、 「働くことを軸とする安心社会」の実現をめざし、 組織の総力をあげた運動を展開する。 また、超少子高齢化・人口減少社会の中、日本経済・社会の持続的な発展をめざすため には、その担い手である労働者一人ひとりが心身ともに充実した状態で意欲と能力を十分 に発揮できる環境を整備していく必要がある。 「長時間労働の撲滅」はまさにその環境整備 に不可欠なものであり、労働者一人ひとりの自己実現、ハッピーライフの実現に向けて、 社会へ強く発信していこう。 2017 春季生活闘争は最初のヤマ場を迎える。労使は社会的責任を果たすため、いよいよ 答えを出す時である。すべての働く者の賃金の「底上げ・底支え」「格差是正」を実現し、 「経済の自律的成長」「包摂的な社会の構築」「ディーセント・ワークの実現」をはかるた め、総力を結集し、最後の最後まで、ともに闘おう! 連合「2017 春季生活闘争・政策制度 2017 年3月6日 要求実現 3.6 中央集会」
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