までも基本法﹂を名目に、細かい議論議員が再三述べてきた﹁同法案はあく成立となった。これまでカジノ推進派論を唱えるなか、会期を再延長しての審議時間の短さなどからこぞって慎重て採決。主要新聞等のマスコミ各社が閣委で審議入りし、 12 月２日の同委にが決まるやいなや、 11 月 30 日に衆院内危ぶむ声はあったが、会期日程の延長国会でも、日程的な厳しさから成立を回の継続審議を経ていたもの。今臨時常国会で提出されて以降、これまで３今回成立した法案は、平成 27 年の通ルやパチンコも含め、包括的な取り組対策については、既存の公営ギャンブ反対派の主張の一つとなった依存症えを示し、附帯決議にも盛り込まれた。に、刑法との整合性を検討していく考まり、政府案策定までの１年間を目途的な判断を行っていく﹂と述べるに留仁副大臣は、﹁今後、全体を見て総合る﹂と答弁。加えて、法務省の盛山正して違法性が阻却されると考えてい担保とし、特別法に基づく正当行為との西村康稔衆議院議員は、﹁公益性をわれる限りにおいては、射幸心をそそれている。それらの規制の範囲内で行営業法において、様々な規制が定めら生活安全局長は、﹁パチンコは、風俗る﹂と述べ、さらに警察庁の種谷良二博罪に当たらないと我々は考えてい物を賭けたる行為に該当する時は、賭同条但し書きの、一時の娯楽に供する１８５条の賭博に該当するとしても、と前置きしながら、﹁パチンコが刑法て質問。法務省の盛山副大臣は一般論ては今後、別途検討する考えを示した。る﹂と述べ、パチンコの在り方についで議論を進めるべき問題だと思っていあるものかについては、別のトラックいうものが、将来的にどういった姿でしながらも、﹁風適法の中での遊技とは、何も今にはじまった話ではないとあたらないという整理を行ってきたの議院議員は、パチンコが賭博の刑法にこれまでと同様の回答に終始した。またこのなかで、自民党の岩屋毅衆付けられるようになる。を定めた実施法の作成が、政府に義務内を目途に、カジノの施行に伴う細目が行われていた。これにより、１年以れ、同日の衆議院本会議にて再び審議があったことから再び衆議院に回付さ日の参議院本会議で可決。法案に修正一部修正が加えられた法案が、 12 月 14 質問を投げかけた。それに対し自民党の違法性をどう阻却するかについてのしたほか、賭博であるカジノが刑法上社会的なマイナス面について問題提起反対派は、ギャンブル依存症といったよる経済波及効果などを主張。一方の所属する推進派議員らが、ＩＲ創設に法案の提出者で、超党派ＩＲ議連にも衆参両内閣委員会での審議では、同で禁止される賭博行為との関連につい法で定められているパチンコと、刑法日の衆議院内閣委員会で、改めて風適進党の緒方林太郎衆議院議員は 12 月２一連の質問主意書で物議を醸した民ンコの関連性、そして依存症の問題だ。時間が割かれたのは、賭博行為とパチも数多く交わされた。中でも、多くのず、パチンコの在り方に関連した議論また、カジノの推進、反対に関わら法１８５条の賭博罪の適用がない﹂と、る恐れがあるということではなく、刑で議論が進められていたが、最終的に衆議院本会議で可決された後、参議院成立した。同法案は、一度 12 月６日の 12 月 15 日未明の衆議院本会議で可決、カジノ解禁を含むＩＲ推進法案が、論が一つの節目を迎えた形となる。業界も翻弄されてきたカジノを巡る議ちあげたカジノ構想から約 17 年、遊技１９９９年に石原慎太郎元都知事がぶを実施法に委ねて押し切った格好だ。査をまとめる考えを明らかにした。た、新たなギャンブル依存症の実態調目途に、専門医の聞き取りなどを加え対し厚生労働省の担当官は、年度内をみを政府に求める姿勢を強調。これに刑法上の違法性阻却は今後の検討課題。質疑では、依存症問題などでパチンコが俎上にカジノ推進法が成立、実施法の策定へ衆議院内閣委員会での採決の様子 JANUARY,2017 遊技通信 24