業務内容及び範囲

別表第1
基本設計業務の範囲
告示15号の業務内容
業務内容
摘要
耐震性能や設備機能の水準など建築主か
条件整理
法令上の諸条
件の調査及び
全部
条件を設計条件として整理する。
設計条件等の
整理
ら提示されるさまざまな要求その他の諸
設計条件の変
整理した設計条件に変更がある場合にお
更等の場合の
いては、建築主に説明を求め又は建築主と
協議
協議する。
法令上の諸条
件の調査
基本設計に必要な範囲で、建築物の建築に
関する法令及び条例上の制約条件を調査
建築確認申請
基本設計に必要な範囲で、建築確認申請を
打合せ
に係る関係機
行うために必要な事項について関係機関
関との打合せ
と事前に打合せを行う。
の供給状況の調査及び関係機
関との打合せ
全部
する。
関係機関との
上下水道、ガス、電力、通信等
全部
全部
基本設計に必要な範囲で、敷地に対する上
下水道、ガス、電力、通信等の供給状況等
を調査し、必要に応じて関係機関との打合
全部
せを行う。
設計条件に基づき、様々な基本設計方針案
総合検討
基本設計方針
の策定
の検証を通じて、基本設計をまとめていく
考え方を総合的に検討し、その上で業務体
全部
制、業務工程等を立案する。
基本設計方針
総合検討の結果を踏まえ、基本設計方針を
の策定及び建
策定し、建築主に対して説明する。
全部
築主への説明
基本設計図書の作成
基本設計方針に基づき、建築主と協議の
上、基本設計図書を作成する。
全部
基本設計図書の作成が完了した時点にお
概算工事費の検討
いて、当該基本設計図書に基づく建築工事
に通常要する費用を概算し、工事費概算書
全部
を作成する。
作業内容や進捗状況を報告し、必要な事項
基本設計内容の建築主への説
明等
について建築主の意向を確認する。また、
基本設計図書を建築主に提出し、建築主に
対して設計意図及び基本設計内容の総合
的な説明を行う。
摘要欄の文字の意味は下記のとおりとする。
全部:業務内容のすべてを受注者の業務とする。
部分的:業務内容を部分的に受注者の業務とする。
対象外:業務内容の全てを受注者の業務としない。
全部
備考
別表第2
基本設計業務の範囲の補足(設備)
委託内容
調査・協議
基
本
設
計
計画検討
計画説明書の作成
工事費概算書の作成
該当
業務概要
印
○
企業者協議(電力・電話・ガス・上下水道)
○
関係法令の調査、関係官公署との協議
○
施設管理者の要望、施設利用者条件の整理
○
設備方式の検討(比較検討を含む)
○
技術資料の収集、使用機器の検討
○
計画数値の検討、主要機器概算容量の算出
○
耐震仕様の検討・環境対策・省エネ・自然エネルギー利用・
省資源の検討
○
維持管理(LCC、資格者、法定・自主点検等)の検討
○
避雷設備、消音計画、ごみ処理計画等
○
設備方式のフロー、ゾーニング
○
設備スペース、主要機材の配置、主要機器搬出搬入経路
○
他工事との調整
○
実施設計方針(調査・協議・計画・検討のまとめ)
○
設備種目別の概算(根拠となる積算含む)
別表第3
実施設計業務の範囲
告示15号の業務内容
建築主の要求等の
建築主の要求等を再確認し、必要に応じ、
確認
設計条件の修正を行う。
要求等の確
認
業務内容
摘要
全部
施設の機能、規模、予算等基本的条件に
設計条件の変更等
変更が生じる場合又はすでに設定した設
の場合の協議
計条件を変更する必要がある場合におい
全部
ては、建築主と協議する。
法令上の諸
法令上の諸条件の
条件の調査
調査
及び関係機
関との打合
せ
建築物の建築に関する法令及び条例上の
制約条件について、基本設計の内容に即
全部
した詳細な調査を行う。
建築確認申請に係
実施設計に必要な範囲で、建築確認申請
る関係機関との打
を行うために必要な事項について関係機
合せ
関と事前に打合せを行う。
全部
基本設計に基づき、意匠、構造及び設備
総合検討
の各要素について検討し、必要に応じて
全部
業務体制、業務工程等を変更する。
基本設計の段階以降に検討された事項の
うち、建築主と協議して合意に達してお
実施設計方
実施設計のための
く必要のあるもの及び検討作業の結果、
針の策定
基本事項の確定
基本設計の内容に修正を加える必要があ
全部
るものを整理し、実施設計のための基本
事項を確定する。
実施設計方針の策
総合検討の結果及び確定された基本事項
定及び建築主への
を踏まえ、実施設計方針を策定し、建築
説明
主に説明する。
全部
実施設計方針に基づき、建築主と協議の
上、技術的な検討、予算との整合の検討
等を行い、実施設計図書を作成する。な
お、実施設計図書においては、工事施工
実施設計図
実施設計図書の作
者が施工すべき建築物及びその細部の形
成
状、寸法、仕様、工事材料、設備機器等
全部
の種別、品質及び特に指定する必要のあ
書の作成
る施工に関する情報(工法、工事監理の
方法、施工管理の方法等)を具体的に表
現する。
建築確認申請図書
の作成
関係機関との事前の打合せ等を踏まえ、
実施設計に基づき、必要な建築確認申請
図書を作成する。
全部
備考
当該実施設計図書に基づく建築工事に通
概算工事費の検討
常要する費用を概算し、工事費概算書を
全部
作成する。
作業内容や進捗状況を報告し、必要な事
実施設計内容の建築主への説明
等
項について建築主の意向を確認する。ま
た、実施設計図書を建築主に提出し、建
築主に対して設計意図及び実施設計内容
の総合的な説明を行う。
摘要欄の文字の意味は下記のとおりとする。
全部:業務内容のすべてを受注者の業務とする。
部分的:業務内容を部分的に受注者の業務とする。
対象外:業務内容の全てを受注者の業務としない。
全部
別表第4
実施設計業務の範囲の補足(設備)
委託内容
調査・協議
実
施
設
計
詳細検討
該当
○
企業者との詳細な協議(電力・電話・ガス・上下水道)
○
関係法令手続きの打合せ、関係官公署との協議
○
施設管理者の要望、施設利用者条件の整理
○
設備方式の詳細確定
○
仕様機器及び材料についての詳細確定
○
各種設備の要求性能の詳細確定
○
工事費概算書の作成
耐震仕様の検討・環境対策・省エネ・自然エネルギー利用・
省資源の詳細確定
○
維持管理(LCC、資格者、法定・自主点検等)の詳細確認
○
避雷設備、消音計画、ごみ処理計画等の詳細確定
○
設備方式の詳細確定
○
計画説明書の作成
業務概要
印
設備スペース、主要機材の配置、主要機器搬出搬入経路の詳
細確定
○
他工事との調整
○
実施設計方針(調査・協議・計画・検討のまとめ)
○
設備種目別の概算(根拠となる積算含む)
別紙1 敷地測量業務 特記仕様書
本仕様書は、敷地測量業務に関する内容その他必要事項を明示したものであり、本作業の
実施にあたっては、常に注意を払いながら忠実に履行しなければならない。
1 業務内容
(1)業務場所
瀬戸市中山町1番地外
(2)作業内容(測量項目、数量)
・用地現況測量
・平面高低補足測量
・法務局調査、調書作成及び役所調査
・補助基準点、境界測量
・地積測量(求積図作成共)
○測量面積 約10ha(学校予定敷地約7.2ha)
(3)成果物
実測平面図(高低差記入)測量計算書、写真(境界点等)
成果部数、測量図のデータ形式等については、協議すること。
2 その他
(1) 法令の遵守及び各種手続き
受注者は、道路運送法、道路運送車両法、自動車損害賠償補償法、その他関係法令
等を遵守し、本運搬業務に関連する所轄官公署への諸届け並びに手続きについては、
法令等に従って停滞なく行うこと。
(2) 事故発生時における受注者の責任
本業務遂行にあたっての交通事故・器物破損事故・労働災害事故等が万が一発生し
た場合には、受注者の責任において解決すること。
(3) 作業日及び車両運行等については、学校担当職員と十分調整すること。
3 留意事項
(1) 現場代理人は現場管理に十分留意し、業務員その他の出入りの監督、風紀、衛生を
取り締まり、火災・盗難・その他事故の防止について注意すること。また、常に諸
機材の整理整頓に努めるとともに、業務が完了したときは、後始末、清掃を完全に
実施し、学校担当職員の確認を受けること。
(2) 建物内の設備は丁寧に取り扱うこと。
(3) 周辺住民とトラブルにならないよう考慮すること。
(4) 作業品の滅失、損傷その他事故並びに建物の損傷で、受注者の責めに帰すべき事由
により生じた損害は、直ちに学校担当職員に連絡し、修理若しくは同等品と取替え
ること。
(5) 受注者は作業の方法、順序等について学校担当職員と事前に十分な打合せを行った
後、必要に応じて業務内容説明書及び工程表を作成し学校担当職員の承認を得るこ
と。
(6) 学校運営に配慮し業務を行うこと。
(7) 業務中に知り得た個人情報の取扱いには十分に注意を払うこと。
別紙2 地質調査 特記仕様書
本仕様書は、地質調査業務に関する内容その他必要事項を明示したものであり、本作業の
実施にあたっては、常に注意を払いながら忠実に履行しなければならない。
1 業務概要
(1) 業務場所
瀬戸市中山町1番地外
(2) 調査項目
・ボーリング(No.1:10m)(No.2:10m)(No.3:10m)(No.4:10m)
・標準貫入試験
・資料採取
2 業務内容
(1)ボーリング
①位置は協議により決定する。
②本数及び深さ
No.1 : 10m 1箇所
No.2 : 10m 1箇所
No.3 : 10m 1箇所
No.4 : 10m 1箇所
③工法はロータリーボーリングとし、標準貫入試験、資料採取を行う。
④ボーリングの孔径は66mm以上とする。
⑤孔壁が崩壊する恐れのある場合は、ベントナイト安定液等により適切な保護養生を
する。
⑥掘削中孔内に地下水が認められたときは、その深さを記録する。
⑦地層及び地質の観察は、相対密度、コンシステンシー、細粒土の割合、色、臭い、
含有物等について地質構成を把握できるものとする。
⑧ボーリング完了後は、必ず監督員等の立会いのもとに検尺を行う。
(2)標準貫入試験
①標準貫入試験は、JISA1219によるほか次による。
②測定間隔は原則として地盤面より1mの深さから1m間隔とする。
③ハンマの打撃によって15㎝の予備打ち、30㎝の本打ちを行うが、本打ちにおいて1
回の貫入量が2㎝以上となる場合は、約5㎝の後打ちを必ず行う。
④本打ちの打撃回数は60回を限度とする。
⑤本打ち30㎝貫入は、10㎝毎に3回に分けて測定記録する。
⑥軟弱な地盤で打撃回数(N値)が少ない場合は、総貫入量を増やしてN値を記録す
る。
(3) 試験採取
①標準貫入試験によって得られる資料とする。
②資料標本は、原則として直径4.5㎝程度、高さ9㎝程度のプラスチック製容器に密封
し、必要事項を記入したラベルを貼付し、層の順序に従って、蓋付木箱等に収納し
提出する。
3 成果物
報告書(A4判、各4部提出)には、次の事項等を記載する。
・調査項目及び調査方法
・付近の地形及び地盤概要
・敷地の状況、調査位置、基準点と調査位置の地盤高さの高低関係
・支持地盤となり得る地層の確認及び考察
・ボーリングによる土質柱状図
・推定地層断面図
・基準点、掘削作業状況、検尺等の写真
・その他
4 その他
(1)法令の遵守及び各種手続き
受注者は、道路運送法、道路運送車両法、自動車損害賠償補償法、その他関係法令
等を遵守し、本運搬業務に関連する所轄官公署への諸届け並びに手続きについては、
法令等に従って停滞なく行うこと。
(2) 事故発生時における受注者の責任
本業務遂行にあたっての交通事故・器物破損事故・労働災害事故等が万が一発生し
た場合には、受注者の責任において解決すること。
(3)作業日及び車両運行等については、学校担当職員と十分調整すること。
5 留意事項
(1)現場代理人は現場管理に十分留意し、業務員その他の出入りの監督、風紀、衛生を
取り締まり、火災・盗難・その他事故の防止について注意すること。また、常に諸
機材の整理整頓に努めるとともに、業務が完了したときは、後始末、清掃を完全に
実施し、学校担当職員の確認を受けること。
(2) 建物内の設備は丁寧に取り扱うこと。
(3) 周辺住民とトラブルにならないよう考慮すること。
(4) 作業品の滅失、損傷その他事故並びに建物の損傷で、受注者の責めに帰すべき事由
により生じた損害は、直ちに学校担当職員に連絡し、修理若しくは同等品と取替え
ること。
(5) 受注者は作業の方法、順序等について学校担当職員と事前に十分な打合せを行った
後、必要に応じて業務内容説明書及び工程表を作成し学校担当職員の承認を得るこ
と。
(6) 学校運営に配慮し業務を行うこと。
(7) 業務中に知り得た個人情報の取扱いには十分に注意を払うこと。