好調な新興国株式市場 - アセットマネジメントOne

情報提供資料
アジアの投資環境
2017年3月3日
好調な新興国株式市場
米国のトランプ大統領の過激な言動や同政権の外交手法などに市場が不安を感じた局面もありまし
たが、新興国株式市場は昨年12月下旬以降大幅に上昇しています。投資家の間では、この上昇ペー
スが新興国株式市場においてしばらく継続するとの楽観論が広がりつつありますが、以下のように先
進国市場を中心としてリスク要因は依然として残っていることから、やや警戒的な姿勢を維持するこ
とが必要と思われます。
比較的堅調な米国経済と
安定化しつつあるトランプ政権
米国経済の比較的堅調な成長を背景とした米国
企業の好調な業績発表がおおむね続いていること
を主因に、足元の米国株式市場では上昇基調が続
いています。これに加え、就任直後に見られたト
ランプ大統領の大胆な言動に対する警戒感がやや
薄れる一方、規制緩和や法人税減税への期待が高
まるなどトランプ政権の良い面が注目され、投資
家心理が改善しています。そのため、アジアを含
む新興国株式市場にも投資資金が戻りつつあり、
市場の大幅な上昇につながっているとみられます。
また、アジアを含む新興国の株式市場でも、良
好な業績を発表した企業の株価が上昇し、逆に業
績が事前予想よりも芳しくなかった企業の株価が
下落する自然な相場展開となっており、市場環境
は正常に戻りつつあります。為替市場でも対米ド
ルで軟調に推移していたメキシコやトルコなどの
通貨も値を戻すなど、投資家心理の改善が見られ
ます。
従って、米国経済が比較的堅調に推移し、中国
経済も安定的であれば、総じて投資家心理は良好
で、今後も各国や個別企業のファンダメンタルズ
(経済の基礎的条件)に注目した市場の上昇が期
待出来ると思われます。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を
必ずお読みください。
主なアジアの株価指数推移
150
(2016年2月29日~2017年2月28日、日次)
140
インドネシア
マレーシア
メキシコ
香港
中国
130
120
110
100
90
※2016年2月末を100として指数化。
16年2月
16年6月
16年10月
17年2月
※インドネシア: MSCI Indonesia Index 、マレーシア:MSCI
Malaysia Index、メキシコ:MSCI Mexico Index、中国:
MSCI China Index、香港:MSCI Hong Kong Indexを使用。
主な新興国通貨(対米ドル)の推移
80
(2014年2月28日~2017年2月28日、日次)
100
120
140
人民元
インドネシアルピア
160
マレーシアリンギット
メキシコペソ
180
200
※2014年2月末を100として指数化、逆目盛。
14年2月
15年2月
16年2月
17年2月
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来における主なアジアの株価指数推移および主な新興国
通貨(対米ドル)の推移を示唆、保証するものではありません。
商 号 等 / アセットマネジメントOne株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/ 一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
1
期待外れの結果に留意
ただし、米国の政策金利の引き上げペースが
市場の予想よりも速まった場合や、オランダや
フランスなど欧州各国にて予定される選挙が市
場の期待外れな結果となった場合には、利益確
定目的とみられる売り圧力が高まる、あるいは
投資家心理が悪化する可能性があることには留
意が必要です。また、足元で市場はトランプ政
権の市場にとっての良い面に注目しています
が、議会との調整が難航し、市場が期待してい
たほどの成果が出せない、あるいは政策の効果
が見えるまでに相応に時間がかかるような場合
には、同様に市場の 調整が見込まれます 。ま
た、新興国株式市場では、中国本土市場から香
港市場に投資資金が流れており、一部の銘柄が
短期的に大きく上昇しています。継続的な資金
流入となれば、相場の支援材料となりますが、
昨年までに見られたように短期的な資金流入と
なった場合には、相場の変動が大きくなる要因
となることも考えられます。
以上のように、市場の大幅上昇や市場環境の
改善が好感されるものの、いくつかのリスク要
因が依然として残っていることから、やや警戒
的な姿勢を維持することが必要と思われます。
ドル・インデックス※の推移
(2014年2月28日~2017年2月28日、日次)
110
105
100
米ドル
高
95
90
85
米ドル
安
80
75
14年2月
15年2月
16年2月
17年2月
※インターコンチネンタル取引所(ICE)が算出する指数(6通貨
で構成される)を使用。主要国通貨(ユーロ、円、英ポンドな
ど)に対する米ドルの総合的な価値(貿易規模などを加味して
計算して算出)を指数化したもの。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来におけるドル・インデックスの推移を示唆、保証する
ものではありません。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
2
アジア株式市場
◆2017年2月のアジア株式市場動向
中国
香港市場(中国株)は上昇しました。米国株式
市場の上昇や人民元の対米ドルでの安定化など
が好感されました。また、香港上場の中国株の
相対的な割安感が注目され中国本土からの投資
資金の流入が活発化したことも好材料視されま
した。事前予想を上回る業績発表を行った銘柄
が大きく上昇しました。銀行や保険などの金融
関連や不動産、自動車メーカーなどが物色され
ました。
各国・地域の株価指数の推移
(2014年2月末~2017年2月末、月次)
160
中国
150
ASEAN
インド
140
130
120
110
100
インド
インド市場は上昇しました。高額紙幣の廃止
が景気に与える影響が懸念されてきましたが、
次年度の予算案が景気に配慮した内容であった
ことが好感されました。米国の保護主義的な政
策が嫌気され、情報技術サービス銘柄が値を下
げていましたが、先進国を中心とした投資家心
理の改善を受け、同銘柄も買い戻されました。
また、子会社を通じた通信事業からの収益寄与
が期待された複合企業も値を上げました。通信
業界の再編期待により関連銘柄が物色されまし
た。
90
80
※2014年2月末を100として指数化。
14年2月
15年2月
ASEAN市場は総じて上昇しました 。シンガ
ポールでは、市況改善が期待された造船会社や
一部不動産銘柄などが上昇しました。マレーシ
アでは、エネルギー関連やレジャー関連が物色
された一方、四半期業績が失望された大手通信
サービス会社などが値を下げました。インドネ
シアでは、出遅れ感のあったインフラ関連や業
績に改善の兆しが見えた建設機械関連などが物
色されました。フィリピンは、大手銀行などの
好調な業績発表があったものの、主要銘柄の動
きがまちまちとなり、ほぼ横ばいとなりました。
タイでは、石油・天然ガス関連銘柄に対する利益
確定目的とみられる売り圧力の高まりなどから、
下落しました。
17年2月
(ご参考)
各国・地域の株価指数の
期間別騰落率
2017年2月末
ASEAN
16年2月
※中国:MSCI China Index、インド:MSCI India Index、
ASEAN:MSCI AC South East Asia Indexを使用。
上海総合
騰落率
1ヵ月
1年
3年
3,241.73
2.6%
20.6%
57.6%
ハンセン指数
23,740.73
1.6%
24.2%
4.0%
ムンバイSENSEX30種
28,743.32
3.9%
25.0%
36.1%
シンガポールST
3,096.61
1.6%
16.1%
▲ 0.5%
ジャカルタ総合
5,386.69
1.7%
12.9%
16.6%
マレーシアKLCI
1,693.77
1.3%
2.4%
▲ 7.7%
タイSET
1,559.56
▲ 1.1%
17.1%
17.7%
フィリピン総合
7,212.09
▲ 0.2%
8.1%
12.3%
20,812.24
4.8%
26.0%
27.5%
1,535.32
0.9%
18.3%
26.7%
NYダウ平均
TOPIX
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来における各国・地域の株価指数の推移および騰落率
を示唆、保証するものではありません。
※上記コメントは、MSCI指数を参考にして執筆したものです。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
3
◆アジア株式市場の見通し (2017年2月末現在)
中国
中国の金融市場や米国新政権の動向の影響を受
けやすい相場展開となっています。マクロ経済面
では、金融政策がやや引き締め気味となったもの
の、おおむね中国景気は安定的に推移しています。
貿易関係などにおいて中国と米国新政権との摩擦
が一部で懸念されますが、米中関係の著しい悪化
にはならないと見込まれます。今後も、債務の株
式化、国有企業再編、供給サイド改革※、高齢化対
策、インターネット事業などの関連銘柄が注目さ
れると思われます。また、中国本土からの資金流
出がやや落ち着いていることも好材料です。米国
新政権への期待感や思惑を受けて、新興国市場で
は相場変動の幅が総じて大きくなっています。同
政権の政策の方向性を見極めるには数ヵ月の期間
が必要とされることから、総じて市場環境は改善
しているものの、やや神経質な相場展開が続くと
想定します。
※中国の全国人民代表大会(全人代)で決定された重点政策の
一つで、鉄鋼や石炭、非鉄など過剰生産能力を淘汰する施策
のこと。
インド
米国の金利上昇は総じて新興国市場からの資金
流出を招きやすいことに加え、米ドル高インドル
ピー安の環境は輸入インフレをもたらすことから、
政策金利の動向を含めインド経済への影響も懸念
されます。しかし、インド国内では、長年の課題
であったGST(物品・サービス税)導入による税制
改革の進展が注目されていることに加え、前述の
通り高額紙幣廃止による個人消費や企業活動へ与
える影響への警戒感も和らいでいます。グローバ
ルな投資資金の流れから、インドの株式市場も影
響を受けやすい環境が続くと予想します。市場全
体として高値圏にあることから、さらなる上昇や
外部環境の影響を受けて利益確定を目的とした売
り圧力が出やすい環境にあり、やや相場の変動が
大きくなることも想定されます。
ASEAN
ASEAN市場も他の新興国と同様に、投資家心理
は改善しているものの、海外市場の影響を受けや
すい相場環境が続くと見込まれます。米国を中心
に世界的な保護貿易主義が拡大した場合、ASEAN
域内経済への悪影響を不安視する見方も一部にあ
りますが、現在のところ、そのような兆候はみら
れず大きな懸念にはならないと見込んでいます。
シンガポールは、金融などへの投資妙味が強まっ
ています。タイでは、新国王が即位し、今後の国
内消費や企業活動の回復が期待されます。マレー
シアでは、政治的不透明感を払拭できるか否かが
焦点です。インドネシアでは、インフラ投資の拡
大など投資家を引きつける要因の明確化が期待さ
れます。フィリピンでは、現政権による政治・経
済面での運営力の信頼回復が期待されます。
中国株価指数と
製造業購買担当者指数(PMI)の推移
(2014年2月末~2017年2月末、月次)
150
55
株価指数(左軸)
140
製造業購買担当者
130
指数 (右軸)
120
54
53
52
110
51
100
50
90
49
※株価指数:MSCI China Indexを使用。
80
14年2月
15年2月
16年2月
48
17年2月
インド卸売物価指数(前年同月比)
と政策金利の推移
(%)
10
(2014年2月末~2017年2月末、月次)
8
6
4
2
0
▲2
▲4
政策金利
▲6
卸売物価指数
▲8
※卸売物価指数は2016年12月まで。
▲ 10
14年2月
15年2月
16年2月
17年2月
ASEAN株価指数の推移
2,400
(2014年2月末~2017年2月末、日次)
2,300
2,200
2,100
2,000
1,900
1,800
1,700
14年2月
15年2月
16年2月
17年2月
※ASEAN: MSCI AC South East Asia Indexを使用。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来における中国株価指数と中国製造業PMIの推移、イン
ド卸売物価指数(前年同月比)と政策金利の推移およびASEAN株
価指数の推移を示唆、保証するものではありません。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
4
アジア債券
アジア現地通貨建て債券(除く日本)の
パフォーマンス推移
◆ 2017年2月のアジア債券市場動向
(2014年2月末~2017年2月末、月次)
2月のアジア諸国の10年国債利回りは、まち
まちの展開となりました。
インドの10年国債利回りは大幅に上昇(価格
は下落)しました。2月の金融政策委員会におい
て、市場では利下げが予想されていたものの、
中央銀行は政策金利を据え置きました。加えて、
声明において金融政策のスタンスを「緩和」姿
勢から「中立」姿勢に変更したことなどを背景
に、今後の利下げの可能性が後退したと考えら
れたことが、上昇要因となりました。
インドネシアの10年国債利回りは、大手格付
会社ムーディーズが現在「Baa3」の格付の見通
しを「ステーブル(安定的)」から「ポジティ
ブ(強含み)」に引き上げたことなどを背景に、
小幅に低下しました。
106
104
102
100
98
96
94
92
90
14年2月
15年2月
16年2月
17年2月
※アジア現地通貨建て債券(除く日本):Markit iBoxx Asia Local
Bond Index(トータルリターン、ヘッジなし・米ドルベース)を
使用。
米国
(%)
2.8
10年国債利回りの推移
(2016年8月末~2017年2月末、日次)
2.6
2.4
2.2
2.0
1.8
1.6
1.4
16年8月
16年12月
17年2月
各国・地域の10年国債利回り
(%)
10
8
16年10月
(2017年2月末現在)
7.5
6.9
6
5.0
4.1
4
3.3
2.7
2
2.2
1.8
1.1
0
インドネシア
インド
フィリピン
マレーシア
中国
タイ
韓国
香港
台湾
(BB+)
(BBB-)
(BBB)
(A)
(AA-)
(A-)
(AA)
(AAA)
(AA-)
※S&P社の現地通貨建て長期債務格付けを使用。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にアセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来におけるアジア現地通貨建て債券(除く日本)のパフォーマンス推移、10年国債利回りの推移、各国・地域の10年国債利回り
および格付けを示唆、保証するものではありません。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
5
アジア通貨
アジア通貨の騰落率(対米ドル)
◆ 2017年2月のアジア通貨動向
2月のアジア諸国の通貨市場は、一部を除きお
おむね上昇しました。米国の雇用統計で平均時
給の伸びが市場予想を下回ったことや、ム
ニューチン米財務長官が「ドル高には一定の問
題がある」などの発言をしたことなどから米ド
ル安となりました。
対米ドル
騰落率
2017年2月末
1ヵ月
1年
人民元
6.87
0.0%
香港ドル
7.76
▲ 0.0%
0.2%
▲ 0.0%
1,136.55
1.3%
9.0%
▲ 6.2%
66.77
1.3%
2.1%
▲ 7.5%
1.40
0.5%
0.3%
▲ 9.6%
インドネシアルピア
13,335.00
0.0%
0.2% ▲ 12.9%
マレーシアリンギット
4.44
▲ 0.2%
▲ 5.3% ▲ 26.3%
韓国ウォン
インドルピーは、中央銀行の金融政策のスタ
ンスが変更されたことで、今後の利下げの可能
性が後退したと考えられ、上昇しました。
韓国ウォンは、好調な輸出統計を受けた、輸
出業者による米ドル売りなどから上昇しました。
インドルピー
タイバーツは、外国人投資家の債券購入に伴
う資金流入などから上昇しました。
タイバーツ
34.93
0.5%
フィリピンペソ
50.27
▲ 1.2%
一方、フィリピンペソは、外国人投資家によ
る株式の売却や、中央銀行のテタンコ総裁が為
替レートの水準のターゲットを設定していない
と発言したことなどが嫌気され、下落しました。
米ドル(対円)
112.77
▲ 0.0%
シンガポールドル
日付
▲ 4.5% ▲ 10.5%
2.0%
▲ 6.8%
▲ 5.7% ▲ 11.2%
0.1%
10.8%
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来におけるアジア通貨の騰落率(対米ドル)を示唆、
保証するものではありません。
※為替の見通し(人民元およびインドネシア
ルピア)については「マーケットマンス
リー(為替編)」をご参照ください。
注目のイベント等
全国人民代表大会
(全人代)
(中国)
3月5日より開催予定
3年
全人代は年に一度開催される中国の国会ともいうべきイベントです。国務院
人事の他に、国内総生産(GDP)やマネーサプライなどの経済指標の目標値、
重点的に取り組む年間課題、政府の活動報告などが発表され、その一つ一つ
が市場で大きく注目されます。景気安定化への対応や、秋には共産党大会も
控えていることから、今回もその内容に注目が集まります。
国
イベント
期間
前回
3/9
中国
消費者物価指数(前年比)
2月
2.5%
3/10
インド
鉱工業生産(前年比)
1月
▲0.40%
3/13
インド
消費者物価指数(前年比)
2月
3.2%
3/14
中国
固定資産投資(除農村部、年初来、前年比)
2月
8.1%
3/15
フィリピン
海外在留労働者からの送金
1月
25億5,900万米ドル
3/15
インドネシア
貿易収支
2月
13億9,600万米ドル
3/22
マレーシア
消費者物価指数(前年比)
2月
3.2%
3/31
中国
製造業購買担当者指数(PMI)
4月
51.6
4/3
タイ
消費者物価指数(前年比)
3月
1.4%
4/3
インドネシア
消費者物価指数(前年比)
3月
3.8%
出所:各種資料を基にアセットマネジメントOneが作成。
※上記は、作成日時点のものであり、予告なく変更されることがあります。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
6
投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項
【投資信託に係るリスクと費用】
 投資信託に係るリスクについて
投資信託は、株式、債券および不動産投資信託証券(REIT)などの値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替リス
クもあります。)に投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は変
動します。このため、投資者の皆さまの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、
投資元本を割り込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さまに帰属します。また、投資信
託は預貯金とは異なります。
 投資信託に係る費用について
[ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます。]
 お客さまが直接的に負担する費用
購入時手数料:上限4.104% (税込)
換金時手数料:換金の価額の水準等により変動する場合があるため、あらかじめ上限の料率等を示すことができませ
ん。
信託財産留保額:上限0.5%
 お客さまが信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用(信託報酬):上限
年率2.6824% (税込)
※上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報酬額の加算に
よってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準価額の水準等により変動す
るため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。
 その他費用・手数料
上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等でご確認くださ
い。その他費用・手数料については定期的に見直されるものや売買条件等により異なるため、あらかじめ当該費用
(上限額等を含む)を表示することはできません。
※ 手数料等の合計額については、購入金額や保有期間等に応じて異なりますので、あらかじめ表示することはできません。
※ 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。
費用の料率につきましては、アセットマネジメントOne株式会社が運用するすべての投資信託のうち、徴収するそれぞ
れの費用における最高の料率を記載しております。
※ 投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国が異なることから、リスク
【ご注意事項】
の内容や性質、費用が異なります。投資信託をお申し込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付目論見書)をあ
らかじめ、または同時にお渡ししますので、必ずお受け取りになり、内容をよくお読みいただきご確認のうえ、お客さ
まご自身が投資に関してご判断ください。
※ 税法が改正された場合等には、税込手数料等が変更となることがあります。
●当資料は、アセットマネジメントOne株式会社が作成したものです。
●当資料は、情報提供を目的とするものであり、投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません。
●当資料は、アセットマネジメントOne株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完
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証するものではありません。
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●投資信託は、
1.預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加
えて、証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象ではありません。
2.購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。
3.投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなり
ます。
当資料で使用している指数について
●MSCI China Index、MSCI India Index、MSCI AC South East Asia Indexは、MSCI Inc.が開発した指数です。同指
数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCI Inc.に帰属します。またMSCI Inc.は、同指数の内容を変更す
る権利および公表を停止する権利を有しています。
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公表、利用など同指数に関するすべての権利・ノウハウは、㈱東京証券取引所が有しています。
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170302JSアジアの投資環境
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