ものづくりと情報分野

Saitama University Faculty of Education
生活創造専修
家庭科分野
小学校コース 中学校コース
学 校教育教員養成課程
生活をみつめ、未来の暮らしをつくる
家庭科は「 私たちの未来の暮らしを創る教科 」です。自分
ど様々な領域からなっています。4年間でこれらすべての領域
の暮らしは周りの人と協力しながら、
自分自身の力で創ってい
について広く学び、特に3、4年次には自分の興味のある課題
くものです。そのためには、生活するために必要とされる知識
についてさらに深く学ぶ家政学演習・卒業研究に取り組みます。
や技能を習得すること、社会と生活・人との関わりについて学
卒業研究は学ぶということ、
論理的に考えるということを、
身を
び考えること、生きていくために自分が何を大切にするのか見
もって理解する大切な機会であり、皆さんのその後の生活にお
極めることが必要です。
いて、
大きな自信と誇りになるでしょう。自分の暮らしを創ること、
家庭科という教科を教えることについて学んでいきましょう。
小 学 校コ ース
家庭科は生活に関わる食物、被服、住居、家庭経営、保育な
中 学 校コ ース
家庭科指導法での小学校への出前授業
こんな
授
業
こんな
研
家庭経営学での学外施設見学
保育学での体験学習
究
吉川 はる奈 教授
「 感じたことを表現し子どもと共有できる愉しさ」を学ぶ
子どもは人のなかにうまれ、人の中で育ちます。そして生活の中で豊かに発
達していきます。
います。その影響をうけるのは子どもで
す。しかし一方で子どもはたくましく生
命力のある存在です。子どもたちの育ち
保育学および子ども・子育て支援論の授業では、子どもが生活の中で多様
を支える私たちの実践者としての確か
な事柄に関心をもち、表現し、豊かに発達していく姿を生涯発達の視点から具
なまなざしと対応が、子どもをとりまく
体的に捉えることをめざしています。そのために私たち自身が目の前の事象に
より良い環境を生みだしていきます。授業では、確かな子ども理解と援助ので
深く関心をもち、感じ、
そして表現することを大事にしています。今、子どもが生
きる感性豊かな教員をめざして、
みなが奮闘中です。
学内の豊かな環境を通して表現素材を学ぶ・秋のある日
活する場は多様です。家庭も、地域も、社会も実にさまざまな問題をかかえて
専任教員
在学生の声
河村 美穂
重川 純子
川端 博子
私は今までこの分野で学んできて、家庭科とは生
きるために必要な技能、知識はもちろん、考え方を
身に着けられる教科なのだと実感しました。調理・被
服・食物・家庭経営・児童・住居・家庭科教育…など、
講座のURL
食物学
食物学
住居学
児童学
初等家庭科指導法、中等家庭科指導法、家庭経営学、生活経済学、被服学、
被服学実習、被服科学、被服化学実験、被服機構学実習、食品栄養学、
食物学、食品栄養学実験、調理実習、調理科学、調理科学実験、住居学、
保育学、子ども・子育て支援論、家庭電気・機械・情報処理、生活環境論、
れが私たちの実生活と密接に関わっています。実生
3年生
上野 茂昭
島田 玲子
亀崎 美苗
吉川はる奈
主な授業科目
家庭科はみなさんが考えているよりもずっと多様な
内容を含んだ教科です。そしてその内容のそれぞ
小林 夏奈
家庭科教育学
家庭経営学
被服学
活に結び付いた豊富な知識と確かな技能の習得が
叶う実践的な授業がこの分野の魅力です。みなさん
も私たちと一緒に学びませんか。
生涯発達と家族、家政学演習、家政学基礎実験 他
●http://park.saitama-u.ac.jp/~kasei/
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