第二次福山市教育振興基本計画(素案)に係る パブリックコメントの結果

第二次福山市教育振興基本計画(素案)に係る
パブリックコメントの結果について
2017年(平成29年)3月
福
山
市 教
育
委 員
会
1 意見募集の概要と結果
(1)概要
ア 公表した案
第二次福山市教育振興基本計画(素案)
イ 公表の場所
教育委員会管理部教育総務課,市政情報室,松永支所松永地域振興課,北部支所北部地域振興課,東部支所東部地域振興課,
神辺支所神辺地域振興課,鞆支所,内海支所,芦田支所,加茂支所,新市支所,水呑分室,熊野分室,走島分所,内浦分所,
山野分所,広瀬分所,中部生涯学習センター,南部生涯学習センター,福山市ホームページ
ウ 意見の募集期間
2016年(平成28年)12月26日(月)~2017年(平成29年)1月27日(金) 33日間
(2)結果
ア 提出数
48通
(電子メール28,ファックス7,持参7,郵送6)
イ 意見の件数
91件
(ア) 計画に反映し本文に追記したもの
13件
(イ) 市の考え方を説明するもの
72件
(ウ) 今後の施策の参考とするもの
6件
※1通の意見に複数の内容が記載されている場合は,それぞれの意見の内容ごとに要旨を整理しています。
類似の意見については,内容を要約しています。
1
2 意見の内容と市の考え方
(ア) 計画に反映し本文に追記したもの(13件)
№
項目
※項目欄のページ数は,修正後の計画のページ
意見要旨
件数
1 全体
専門用語が多いので,用語の説明をつけて
ほしい。グラフ,写真やイラストなどを入れ
てほしい。
1
2 P3
教育を取り巻く状況
の変化
「本市の市立学校の児童数については」は,
「本市の市立小学校の児童数については」と
すべきではないか。
1
「本市の市立学校の児童数については」を「本市の市立小学校の児童数につ
いては」に修正します。
3 P8
「自己指導能力や規範意識の定着が進み」
第一次計画の取組と は,
「自己指導能力や規範意識が高まり」との
成果
表現が適切ではないか。
豊かな心をはぐくむ
学校教育の推進
4 P21
この計画の分野は,就学前教育,学校教育,
基本理念
生涯学習,文化財であるが,基本理念である
「福山100NEN教育」の推進については,
学校教育のことを中心に書かれている。他の
分野がどう関係しているのか,わからない。
1
「自己指導能力や規範意識の定着が進み」を「自己指導能力や規範意識が高
まり」に修正します。
1
意見に対する市の考え方
専門用語については,なるべく注釈を入れます。
また,グラフや写真などを入れ,わかりやすい計画になるよう工夫します。
21ページ中段部分の文章を,次のとおり修正します。
「
『福山100NEN教育』では,学校教育を中心に,生涯学習及び文化財
について『持続可能なまちづくりを担う人材を育成する』という観点でつなげ,
施策の系統性と連続性を確保しながら,取り組みます。
就学前教育は,人格形成の基礎を培う重要なものであり,小学校教育への円
滑な接続を図る必要があります。子どもにとっては,
『遊び』そのものが『学
び』であり,遊ぶことが育ちにつながることから,自主的・創造的な『遊び』
を通して,生涯の学びにつながる『学びの芽生え』を育みます。
生涯学習は,市民一人ひとりが生涯を通じて行う学習活動であり,家庭,学
校,職場や地域などで多くの学習機会と出会い,様々な人とのつながりや社会
との関わりをもたらします。そして,学びを通して,人とつながり,活動が広
がることで,まちづくりを担う市民の力を高めます。
文化財は,それぞれの時代に地域の人が,大切に守り,伝えてきた貴重な遺
産であり,適切に保存・管理・活用することで,市民が,地域の素晴らしさに
気付き,地域への愛着や誇りを持つことができます。福山に住み続けたいとい
う意識を醸成し,文化財を活かした地域づくりを進めていきます。
」
2
№
項目
意見要旨
件数
意見に対する市の考え方
5 P22
基本目標
文化財
文化財保護のマスタープランにあたる歴史
文化基本構想の策定について明示すべきでは
ないか。
1
本文の最初に,
「福山市歴史文化基本構想を策定し,それに基づき,
」を追加
します。
また,
「歴史文化基本構想」の説明を加えます。
6 P23
施策体系
P42
主な取組1
「文化財の保存・管理」は,
「文化財の保存・
管理・活用」と改めた方がいいのではないか。
2
第2章5及び第3章1「文化財」
・基本施策2・主な取組1の「文化財の保
存・管理」を「文化財の保存・管理・活用」に改めます。
7 P30,32,36
全般に指標の項目の文字数が多いので,簡
基本施策に関する指 潔なものにできないか。また,施策ごとに数
標について(学校教 値目標が最後に記載されているが,取組の指
育)
標と勘違いをしてしまうので,わかりやすく
してほしい。
1
指標の項目の記載や表を工夫します。
項目の記載については簡潔にまとめ,説明欄でその内容を説明するようにし
ます。
8
1
全国との比較をわかりやすくするため,平均正答率の数値の比較ではなく,
全国平均以上となった項目数とし,次のとおり修正します。
基本施策1「自ら考え学ぶ授業」の推進に
関する指標のうち,全国学力・学習状況調査
のA・B問題における平均正答率について,
全国との比較がすぐわかるようにしてほし
い。
項 目:全国学力・学習状況調査の平均正答率における全国平均以上の項目数
現状値:小学校4/4,中学校0/4
目標値:小学校4/4,中学校4/4
説 明:小学6年生と中学3年生が参加する全国学力・学習状況調査のA・B
問題における平均正答率が全国平均以上となった項目数
【項目】
国語A,国語B,算数A・数学A,算数B・数学B
A問題:主に知識に関する内容
B問題:主に活用に関する内容
3
№
項目
意見要旨
件数
意見に対する市の考え方
9 P30,32,36
児童生徒の体力の状況が分かる指標がない
基本施策に関する指 ので,追加してほしい。
標について(学校教
育)
1
基本施策1「自ら考え学ぶ授業」の推進に関する指標に,児童生徒の体力・
運動能力に関する指標を追加します。
10
1
指標が基本施策の内容を反映しているか,
よくわからない。
項 目:体力・運動能力調査における県平均以上の項目数
現状値:小学校 78/96,中学校 30/54
目標値:小学校 96/96,中学校 54/54
説 明:県内の小学1年生から中学3年生までの全児童生徒が参加する広島
県児童生徒の体力・運動能力調査において県平均以上となった項目数
4
指標については,基本施策の進捗の状況を把握するものとして設定していま
す。様々な面から把握できるよう,別紙のとおり指標を修正・追加します。
【別紙】 基本施策に関する指標について(学校教育)
修 正 前
修 正 後
■基本施策1 「自ら考え学ぶ授業の推進」に関する指標(数値目標)
現状値
目標値
項 目
説 明
2016(H28)年度
2021(H33)年度
【小学校】
国語A 78.6(72.9)
国語B 59.8(57.8)
算数A 78.3(77.6)
小学6年生と中学3年生が参加する全
全国学力・学習状況 算数B 48.7(47.2)
国学力学習状況調査のA・B問題におけ
すべての問題で
調査のA・B問題に 【中学校】
る平均正答率
全国平均以上
おける平均正答率
A問題…主に知識に関する内容
国語A 74.1(75.6)
B問題…主に活用に関する内容
国語B 64.4(66.5)
数学A 59.3(62.2)
数学B 41.9(44.1)
[基本施策に関する指標(数値目標)
]
基本施策1 「自ら考え学ぶ授業」の推進
項 目
項 目
難しいことでも,失敗
を恐れないで,挑戦し
ている児童生徒の割合
学級の友達との間で話
し合う活動を通じて,
自分の考えを深めた
り,広げたりすること
ができている児童生徒
の割合
児童生徒自らが課題
を設定し,その解決
に向けて話し合い,
まとめ,表現するな
どの学習活動を取り
入れている学校の割
合
小学校
中学校
小学校
中学校
小学校
中学校
79.5%
75.0%
69.1%
68.7%
86.8%
50.0%
目標値
2021(H33)年度
小学校
中学校
小学校
中学校
小学校
中学校
全国学力・学習状況調査で,
「難し
いことでも,失敗を恐れないで,
挑戦している」と答えた児童生徒
の割合
85.0%
85.0%
全国学力・学習状況調査で,
「学級
の友達との間で話し合う活動を通
じて,自分の考えを深めたり,広
げたりすることができている」と
答えた児童生徒の割合
95.0%
70.0%
2016(H28)年度 2021(H33)年度
説 明
体力・運動能力調査
県内の小学1年生から中学3年生までの全児童
小学校 78/96 小学校 96/96
における県平均以
生徒が参加する広島県児童生徒の体力・運動能
中学校 30/54 中学校 54/54
上の項目数
力調査において県平均以上となった項目数
説 明
95.0%
90.0%
目標値
小学6年生と中学3年生が参加する全国学力・
学習状況調査のA・B問題における平均正答率
全国学力・学習状況
が全国平均以上となった項目数
調査の平均正答率 小学校 4/4 小学校 4/4 【項目】
における全国平均 中学校 0/4 中学校 4/4
国語A,国語B,
以上の項目数
算数A・数学A,算数B・数学B
A問題:主に知識に関する内容
B問題:主に活用に関する内容
※( )は全国数値
現状値
2016(H28)年度
現状値
人が困っていると
全国学力・学習状況調査で,
「人が困っていると
小学校 85.8% 小学校 90.0%
きは,
進んで助ける
きは,進んで助けている」と回答した児童生徒
中学校 87.2% 中学校 93.0%
児童生徒の割合
の割合
自分が住んでいる
地域が好きな児童
生徒の割合
中学3年生で,
英語
検定3級以上の英
語力がある生徒の
割合
全国学力・学習状況調査で,
「児童
生徒自らが課題を設定し,その解
決に向けて話し合い,まとめ,表
現するなどの学習活動を取り入れ
ている」と答えた学校の割合
5
広島県「基礎・基本」定着状況調査で,
「自分が
小学校 89.3% 小学校 95.0%
住んでいる地域が好き」と回答した児童生徒の
中学校 79.2% 中学校 85.0%
割合
30.3%
50.0%
中学3年生で,英語検定3級以上を取得してい
る生徒及び英検3級以上相当の英語力を有する
と思われる生徒の割合
一斉研修が役立っ
ていると感じてい
る教職員の割合
小学校 61.0% 小学校 80.0% 「一斉研修で学んだことが自身の授業の工夫・
中学校 41.5% 中学校 60.0% 改善に役立っている」と回答した教職員の割合
教育活動に意義や
やりがいを感じて
いる教職員の割合
小学校 62.4% 小学校 80.0% 「日々の教育活動に意義とやりがい,意欲を感
中学校 50.7% 中学校 70.0% じている」と回答した教職員の割合
修 正 前
修 正 後
■基本施策2 「市民一丸となった取組の推進」に関する指標(数値目標)
現状値
目標値
項 目
説 明
2016(H28)年度
2021(H33)年度
地域社会などでボラ
ンティア活動に参加
したことがある児童
生徒の割合
積極的な情報発信に
より,中学校区の学
校・保護者・地域が
互いに連携協力を深
めている学校の割合
小学校
中学校
66.3%
78.8%
49.1%
小学校
中学校
80.0%
95.0%
60.0%
[基本施策に関する指標(数値目標)
]
項 目
全国学力・学習状況調査で,
「地
域社会などでボランティア活
動に参加したことがある」と答
えた児童生徒の割合
学校の重点目標を地
域や保護者と共有で
きている割合
学校関係者評価委員会が行っ
た学校関係者評価のうち,
「積
極的な情報発信により,中学校
区の学校・保護者・地域が互い
に連携協力を深めている。
」の
項目について,
「十分満足でき
ると判断されるもの」と評価さ
れた学校の割合
巡回相談事業の
実施
75.1%
(4月1日現在)
100%
76回
(9月1日現在)
100回
91.0%
ボランティア活動
小学校
経験のある児童生
中学校
徒の割合
66.3%
78.8%
学校関係者評価で,
「本年度,何を重
点目標として取り組むかを地域,保
護者と共有できている」学校の割合
100%
小学校
中学校
説 明
80.0%
90.0%
全国学力・学習状況調査で,
「地域
社会などでボランティア活動に参
加したことがある」と答えた児童生
徒の割合
[基本施策に関する指標(数値目標)
]
項 目
■基本施策3 「子どもの学びを支える教育環境の整備」に関する指標(数値目標)
現状値
目標値
項 目
説 明
2016(H28)年度
2021(H33)年度
学校施設耐震化率
基本施策2 市民一丸となった取組の推進
現状値
目標値
2016(H28)年度
2021(H33)年度
学校施設耐震化率
耐震化工事等が完了した校
舎・屋内運動場の割合
学校や地域の図書館
に週1回以上行って
いる児童生徒の割合
学校が発達障害の専門家を招
へいして実施した研修回数
児童生徒が自ら判断
し,行動する避難訓
練を実施している学
校の割合
障がいのある児童生
徒の実態把握を4通
り以上の方法で行っ
ている学校の数
6
基本施策3 子どもの学びを支える教育環境の整備
現状値
目標値
説 明
2016(H28)年度
2021(H33)年度
75.1%
(4月1日現在)
小学校
中学校
9.0%
5.4%
38.4%
小学校
中学校
42校
14校
耐震化工事等が完了した校舎・屋内運動
場の割合
100%
小学校
中学校
30.0%
20.0%
全国学力・学習状況調査で,
「昼休みや放
課後,学校が休みの日に,本を読んだり,
借りたりするために,学校図書館・学校
図書室や地域の図書館に週1回以上行っ
ている」と回答した児童生徒の割合
100%
休憩時間中などにおいて,児童生徒が自
ら判断し,行動する避難訓練を実施して
いる学校の割合
小中学校全校
障がいのある児童
生徒が在籍する全
ての学校
発達障がいを含む障がいのある児童生徒
の特性を多面的に把握するため,校内委
員会の開催,保護者や関係機関との連携
など,様々な方法で実態把握を行ってい
る学校の数
№
項目
11 P35
就学支援の充実
意見要旨
件数
意見に対する市の考え方
奨学金について記載されているが,内容を
わかりやすくしてほしい。
1
「①学ぶ機会を保障するための支援」の2段落目の文章を,次のとおり修正
します。
「学習意欲や能力がありながら,高校や大学等への就学が困難な高校生や大
学生に対して,奨学金を貸与します。また,大学等の受験時や入学時の準備に
必要な資金に係る実質給付型の奨学金を貸与します。
」
なお,実質給付型については,脚注に次の説明を加えます。
「受験に係る資金は,受験に必要なものとして支出したことが適当と認めら
れる場合に,入学準備に係る資金は,大学等の修学状況が良好であると認めら
れる場合に,それぞれ返還が免除される。
」
12 P43
指標について,あしな文化財センターの入
基本施策に関する指 館者数だけでなく,福山城博物館などの博物
標について(文化財) 館や資料館も加えてはどうか。
1
基本施策2「文化財の保存と活用」に関する指標を,次のとおり修正しま
す。
項 目:郷土歴史施設の利用者数
現状値:14.9 万人
目標値:16.4 万人
説 明:郷土歴史施設の年間利用者数
【郷土歴史施設】
・福山城博物館
・鞆の浦歴史民俗資料館
・しんいち歴史民俗博物館
・あしな文化財センター
・神辺歴史民俗資料館
・菅茶山記念館
7
(イ)市の考え方を説明するもの(72件)
№
項目
意見要旨
件数
意見に対する市の考え方
13 第一次計画
の取組と成
果
P8
この長期宿泊学習は,5年生の「山・海・
豊かな心をは 島」の三泊四日の活動を言われているのか。
ぐくむ学校教 そうだとすれば,県の補助がなくなり,教職
育の推進
員の大きな負担になっている。
5年生の宿泊学習はやめるべきだと考える
が,市として実施するのであれば,保護者の
負担軽減と養護教諭などの負担軽減の配慮が
必要と考える。
1
集団宿泊学習は,日常とは異なる環境の中で,自分の役割を自覚し,
友達と協力しながら責任を持って主体的にやりきる力を付けることを
目的としています。
1泊2日では,我慢できたことも,3泊4日になることで,ぶつかり
ながらも少しずつ折り合いを付けて助け合いながら問題を解決してい
こうとする姿や責任を持ってやりきろうとする姿が見られるようにな
っています。
学校は早期からの費用の積立や活動内容・職員の役割分担を工夫し
て,取り組んでいます。
14
P11
教員の多忙化の解消方法として,校務を支
市民から信頼 援する補助員などを配置する,業務改善の2
される学校づ 点を挙げているが,小中一貫教育や「100
くり
NEN教育によるブロック研修体制」が始ま
り,校外に出ることがますます多くなり,多
忙化は一向に解消されていないどころか,仕
事が増えたというのが実態である。
多忙化解消のためには,教職員を増やすか,
仕事を減らすか(仕事の効率化ではもう限界)
しかないと考える。思い切った業務の削減が
必要ではないか。カレンダーをやめてはどう
か。
1
教職員一人ひとりがのびやかにその力を発揮し,日々の授業づくりに
専念できるようにするために,月1回の午後,市内一斉研修を行ってい
ます。これまで市主催の教職員研修で行っていた内容を整理・見直した
上で実施しているため,教職員の校外での研修回数は減少し,授業づく
りにかかる時間を確保することにつながっています。
さらに,校務補助員等の非常勤職員を配置し,授業づくり以外の校務
を支援することで授業づくりに専念できるようにしたり,指導要録をは
じめとする諸帳簿のデジタル化を進めたりして,授業以外で教職員が行
っている業務の削減・簡素化も行っています。
各学校では,限られた時間・活動を最大限に生かし,子どもたちに確
かな力をつけるために,自校の実態に合った教育課程を編成し,日々の
教育活動に取り組んでいます。
カレンダー(教育課程進行管理表)につきましては,教育課程の確実
な実施のために必要であることから継続しますが,簡素化や効率化に向
けて,引き続き,取り組みます。
8
№
項目
意見要旨
件数
意見に対する市の考え方
15 基本理念
P20
100年というが,長すぎる。100年も
「福山100 生きられない人間が作ってもただ無責任にし
NEN教育」 か思えない。なぜならば,教育委員会は現場
の推進
をよく把握しているというが,把握している
割に納得のいかない校則や,カリキュラムを
増やすだけで,最も大切な心の余裕を子ども
や教師から奪っている。そんな教育委員会が
これを掲げても自己満足で終わるだけであっ
て,子どももよく分からない。
1
「福山100NEN教育」は,子どもたちの未来を見据えて,変化の
激しい社会で必要となる力を確実に身に付けさせ,行動化できる確かな
学びにしていくというものです。
カリキュラムは,各教科,行事等の目標や指導内容を焦点化してまと
めたものであり,見通しを持ちながら日々の授業を行い,確かな学びに
するために必要であると考えております。カリキュラム作成の目的や意
義を共有し,将来,子どもたちがたくましく生きていくために必要な力
を育んでいきます。
16 基本目標
P22
文化財
「歴史文化基本構想を策定し,それをもと
にした日本遺産の認定に取り組む」との方針
を明示すべきではないか。
1
「歴史文化基本構想」に基づき,歴史,文化を生かしたまちづくりに
つなげていくため,今後,日本遺産の認定も含めた様々な取組を行って
いきます。
17 就学前教育
P24
生活や学びの
基盤をつくる
教育・保育内
容の充実
いじめとか,非行に走る子ども達がでてく
ることについては,保育所や幼稚園などで指
導すべきであり,算数などを前倒しで教える
ことにより,子どもに余裕ができるので,小
学校で先生が指導しやすくなるのではない
か。
1
乳幼児期の子どもは,
「遊び」を通して,興味関心を高めたり,失敗
を乗り越えたり,人と関わったりしながら,小学校での学びにつながる
様々な力や探究心を身に付けていきます。
就学前教育においては,遊びを楽しむことができる環境の中で,子ど
もたちが主体的に遊びながら成長していくよう,質の高い教育・保育に
取り組むとともに,子どもの育ちが小学校での学びに繋がるよう小学校
との連携を進めていきます。
18 学校教育
P27
行動化できる
学びを牽引す
る中高一貫教
育の推進
P33
望ましい学校
教育環境の整
備
現在の県立福山北特別支援学校の過大化は
大きな課題であり,福山市において「難関国
公立大学合格率向上」を目標とする特別な中
高一貫校の充実を教育の大きな柱にするな
ら,
「特別な支援を必要とする子どもたちのた
めの学校」の新設を大きな柱にして欲しい。
学校の形は多様化しており,特別支援学校
についても5年制の特別高等支援学校もあっ
ても良いのではないかと考える。
1
特別支援学校の設置は考えていませんが,本市や特別支援学校の現
状,課題や指導の在り方等について特別支援学校と連携しているところ
です。
特別支援教育の充実に向けては,今年度から,月1回一斉研修を実施
しているところですが,特別支援学級の担任がお互いの授業を参観し・
協議する仕組みをつくるなど,授業力の向上につながる取組を進めてい
きます。
基本施策1
9
№
項目
件数
意見に対する市の考え方
P28
P46を見ると,ALTの学校派遣回数は
外国語教育・ 少なくなってきている。小学校の教職員から
国際理解教育 のALTの派遣ニーズは,非常に高いと思う
の推進
が,今後ALTの派遣回数を増やすのか。
1
現在13名のALTを雇用し,内12名のALTを小学校へ優先的に
派遣しています。2020年度(平成32年度)から始まる小学校3・
4年生の外国語活動,5・6年生の外国語科を見据え,子どもたちに多
様な人たちとコミュニケーションを図ろうとする態度や積極性を身に
付けさせるために,ALTの派遣回数を増やしていきます。
20
P28
「全校一斉研修」での中学校の教科別研修
教科の専門性 では,定期的に授業研究を行う機会を得たほ
を高める教職 か,授業内容のほか,定期試験の問題等の情
員研修の充実 報交換もでき,有益である。
しかし,自分の専門教科ではない校長,教
頭が教科代表を務めるところもあったことか
ら,専門的な指導助言を行える大学教授等を
招へいすることを検討していただきたい。
1
中学校の「全校一斉研修」では,学校の枠を超え,同じ教科の教員が
集まり,教科ごとに代表校長とリーダー教員が連携し,教科の専門性を
高める研究授業及び協議を実施しています。
教員の更なる教科専門性と授業力向上のため,大学教授等を招へいす
る計画を検討しています。
21
P29
「主な取組5:教育課程を中心に据えた学
教育課程を中 校経営」を本素案に据えるための根拠が「基
心に据えた学 本施策1 自ら考え学ぶ授業の推進」に関する
校経営
指標(数値目標)であると読めるが,このう
ち,
「全国学力・学習状況調査のA・B問題に
おける平均正答率」が据えられているところ
から,平均値にばかり目が行き「主な取組5」
が導出されてはいないか懸念される。
「主な取組5」について,学力問題におけ
る教育学上の知見がすでに検討されたのか。
1
全国学力・学習状況調査は,平均正答率のみならず,中央値(集団の
データを並べた時の真ん中の値)
,標準偏差(平均値からの離れ具合)
等の数値や分布の状況を表すグラフの形状,児童生徒の意識に係る調査
など複数の情報と合わせて総合的に結果を分析,評価をし,授業づくり
に係る取組を見直し,改善しています。
指標には,その中の一つの平均正答率を代表として示しています。
19 学校教育
基本施策1
意見要旨
10
№
項目
22 学校教育
基本施策1
意見要旨
「学力」調査のスコアの高い・低いは,学
P29
校・教員のパフォーマンスだけで決まるわけ
教育課程を中
心に据えた学 ではないため,数値目標が学校や教員への評
価に反映する,または,スコアの向上といっ
校経営
た目先のことばかり気にするなど現場が委縮
することが考えられるので,学力調査のスコ
アで学校や教員が評価されたりすることも,
福山市の教育政策がこれらスコアの平均値ば
かりに注目し進められることもやめるべきだ
と考える。
件数
意見に対する市の考え方
1
学力調査は,児童生徒の学力の状況を把握し,授業改善に活かすこと
を目的としています。児童生徒の学力の状況や課題等を的確に把握・検
証するため,各教科の平均正答率等の数値データによる結果にこだわり
ながらも,正答数の分布の形状等から全体的な状況を把握・検証してい
ます。また,質問紙調査から,学習の過程や数値に表れない深まりや広
がり,学習意欲等の伸びなどの変容を丁寧に評価しています。
23
学力を大事にしていくならなおのこと,学
校や教員にクラス作りや集団作りの時間を保
障すべきである。本素案から取り組む様子も
うかがえるが,ここをより一層充実させてほ
しい。本市に導入されているシラバスの廃止,
または,硬直的な運用はやめるよう提案した
い。
1
クラス作りや集団作りは,特別な時間を設けて行うものではなく,授
業の中で様々な考えを出し合いながら友達と一緒に問題を解決したり,
協力して学校行事などをやり遂げたりすることを通して行っていくも
のと考えています。
シラバスについては,学力や思いやりの心など,子どもたちに必要な
力を育てるための教育計画である教育課程を実施するにあたり,一人ひ
とりの教員が,見通しを持ち,計画的・効率的に日々の授業を中心とし
た教育活動に取り組むために必要なものであると考えています。
24
学習の「しんどい」子どもの家庭生活に届
く取組を,福祉政策と一体になって実施する
ことを具体的に考え,素案の内容を充実させ
るべきと考える。
1
子どもの学力課題には,様々な背景があることから,学校だけでは解
決が困難な場合には,市の子育て支援課や生活福祉課,県の子ども家庭
センター等の専門的なノウハウを持った機関と連携しながら,家庭に働
きかける等の取組も進めています。引き続き,個の状況に応じた取組を
進めていきます。
25
英語力の一層の充実が求められていること
から,生徒の英語力向上に向けた取組は必須
であり,英語検定の取得をひとつの目標に掲
げることは効果があると考える。
しかし,経済的な理由から受検が困難な生
徒がいると思われることから,費用を助成す
ることを希望する。
1
生徒の英語力向上の意欲を喚起するためにも,英語検定受検機会の充
実を図ることは重要であると考えています。
英語検定の補助については,現段階では検討していませんが,受検機
会の充実,英語力向上に向け,市が主催して受検会場を提供したり,A
LTを活用した英語体験活動を行ったりすること等を検討していきま
す。
11
№
項目
件数
意見に対する市の考え方
P32
教職員が勤務時間外に行っている登校指導
市民一丸の機 やあいさつ運動などが取り上げられて,
「福山
運の醸成
学校元気大賞」として表彰されているが,大々
的に取り上げて行うものなのか。
個人を取り上げて元気大賞の候補にするの
には問題があると思う。
1
表彰することによって,市が教職員の時間外勤務を推奨したり,強制
したりするものではありません。
普段は見過ごされがちな丁寧な取組を表彰することで,教職員一人ひ
とりの思いやすばらしさを伝えていきたいと考えています。
P33
専門の学校司書が学校図書館にいれば,蔵
望ましい学校 書の内容や雰囲気が変わると思う。本市では
教育環境の整 配置の予定はないとのことであるが,どのよ
備
うに検討して決めたのか知りたい。
1
司書教諭の補助を行うなど学校図書館の充実のため,実態に応じて小
中一貫教育学校図書館補助員を配置しています。学校司書としての配置
は予定していませんが,市立図書館と学校との連携をより機能化するこ
とで,学校図書館の充実に繋がる方策を検討していきます。
28
IQの高い子どもとそれ以外の子どもも同
じように扱うので,教育がおかしくなる。I
Qが高い子どもを能力が高い学校に入れるた
めに市が補助すべきと思う。
1
子どもたちは,一人ひとり素晴らしい個性や可能性を秘めており,得
意,不得意なことも,それぞれに違います。
子どもたちには,様々な友達との関わりの中で,お互いを理解しあっ
たり,切磋琢磨しあったりすることができる教育環境の中で学ばせ,一
人ひとりの力を伸ばしていくことが,公教育の務めであると考えていま
す。
29
高度情報化社会に生きる子どもたちに,
日々の授業を通して情報活用能力を育成する
ことは重要なことと考えており,教育効果を
上げるため,パソコン,タブレットや電子黒
板を計画的に整備してほしい。
1
ICT教育機器の整備については,よりよい教育環境となるよう,パ
ソコンルームのパソコン入れ替えと合わせて,計画的に整備するよう検
討していきます。
30
学校のエアコンについての記入がないの
は,現時点で検討や計画することがないと理
解してよいのか。
夏場の教室はとても学習を落ち着いてでき
る環境ではなく,エアコンは必要と考えるた
め,労働安全衛生法からも計画の検討をして
ほしい。
1
エアコンの設置については,児童生徒の体温調節機能や暑さ・寒さへ
の適応能力を育むといった視点もあり,成長期にある子どもの健全育成
の観点も踏まえる中で,検証する必要があると考えています。
今後,耐震化の進捗状況や学校再配置の取組と併せ,事業手法等も含
め検討していきます。
26 学校教育
基本施策2
27 学校教育
基本施策3
意見要旨
12
№
項目
31 学校教育
基本施策3
意見要旨
P33
子どもたちにとって適正な規模とは,どう
望ましい学校 いうものか。また,
「行動化できる確かな学び」
教育環境の整 のために,一定の学校規模がなぜ必要なのか。
備
件数
意見に対する市の考え方
13
教育委員会では,学識経験者やPTA,民主団体の代表者等で構成す
る「小中一貫教育推進懇話会」や「学校教育環境検討委員会」の議論を
踏まえ,学校規模の適正化による子どもへの教育効果,教員配置など教
育指導面の充実や教育環境の整備など教育的観点で総合的に判断し,
『福山市小中一貫教育と学校教育環境に関する基本方針』を策定しまし
た。
この計画においては,適正規模の基準(クラス替えができ,多様な人
間関係の中で成長できるよう,小学校にあっては12学級から18学級
まで,中学校にあっては9学級から12学級まで)を定めました。
子どもたちの学びを,行動化できる確かな学びにしていくためには,
教え込む授業により知識を身に付けるだけではなく,子どもたちが自ら
課題を発見し,対話的・協働的な学習を通じて主体的に学び合う「自ら
考え学ぶ授業づくり」を進めていく必要があります。
学校規模・学級規模を適正化することで,グループ学習や習熟度別学
習など多様な指導形態をとることができるほか,日々の授業や教育活動
の中で,多くの友だちの意見を聞いたり,一緒に知恵を絞って考えたり
といった,より深く広がりのある学びができます。
また,教員体制も充実し,小学校では専科教員を,中学校では全ての
教科に常勤の教科担任を配置できるようになるとともに,子どもたち
は,経験年数や専門性,個性などの異なる教員から指導を受けることが
できるようになります。
20
学校・学年・学級・委員会活動・部活動などの集団の中で進められる
学校教育にとって学校規模は大切な要素です。学校規模を整えること
で,日々の授業や部活動などが広がりをもちながら効果的に進められる
ようになります。
小規模校では,どうしても対話的・協働的な活動が展開しづらく,授
業を深めることが難しい面があります。
また,一定の集団になじめない児童生徒については,個々の状況に応
じ丁寧な対応が求められると考えており,学習支援や相談対応を行う教
員を加配するなど子どもの状況を踏まえた支援策の充実が図れるよう
丁寧に取り組んでいきます。
学校規模・学
校配置の適正
化
32
小規模校の方が良いこともある。大規模校
では,落ちついて勉強できない。また,集団
になじめず,小規模校を選んで通っている子
どもたちがいる。子どもたちの個性や特質に
合った規模の教育を提供するため,小規模校
を存続して欲しい。
13
№
項目
33 学校教育
基本施策3
意見要旨
件数
意見に対する市の考え方
11
過疎化の進行は,今日の人口減少,少子化が深刻な問題となっている
ことに大きな要因があります。したがって,学校がある地域においても
児童生徒数の減少に歯止めがかからず,学校が小規模化し,とりわけ小
学校にあっては複式学級が生じている状況があります。学校再編は,子
どもたちの教育環境をどう保障していくかといった視点で,将来を見据
えながら,子どもたちにとってより良い教育環境の整備を図っていこう
とするものです。
まちづくりの維持,地域振興策については,地域が主体的に取り組ま
れている活動に対し,引き続き行政として支援するとともに,より魅力
ある地域にしていくために,学校施設の利活用策の検討も含め,地域の
皆さんと共に知恵を出し合いながら取り組んでいく考えです。
地域のニーズがないのに,
「学校規模・学校
配置の適正化」に取り組むのはなぜか。学校
のあり方や地域の存続に関して様々な意見が
ある中で,無理やり計画を進めようとしてい
るように思える。
5
市内の公立小中学校は,過去,子どもの数の増加に伴い分離新設し,
112校(小学校77校・中学校35校)にまで増えているのが現状で
す。一方,全国的に少子化の問題は深刻であり,本市においても,子ど
もの数は,ピークである1980年(昭和55年)当時の約6割にまで
減少しており,学校の小規模化が急速に進んでいます。
こうした状況の中,学校再編は,望ましい規模の学校に再編すること
で,多くの友だちと切磋琢磨しながら学べる教育環境を整え,子どもた
ちにこれから求められる力を付けていこうとするものです。
また,今後,授業へのICT教育機器の導入や老朽化した校舎の改
修・建替えなど,膨大な財政負担が生じることが見込まれており,教育
費を効果的に投入し,将来にわたって,教育の質の維持・向上を図って
いくためには,全市的に学校配置を見直すことが必要であり,学校再編
は避けては通れない問題です。
保護者や地域の皆さんとの意見交換を通じ,学校再編について理解が
進むよう,引き続き取り組みます。
歴史文化基本構想の策定の前提となる文化
財の総合的な把握をめざす調査を行うことを
明示すべきではないか。
1
40ページの文中において,
「地域の幅広い分野の文化財の調査・研
究を推進し,文化財の全体像を総合的に把握する…」と記述しており,
今後も文化財の指定・未指定にかかわらず,総合的な把握に取り組みま
す。
P33
学校がなくなれば若者がいなくなり,過疎
望ましい学校 化が進行する。教育環境の問題は,地域の活
教育環境の整 性化と一体的な問題である。
備
学校規模・学
校配置の適正
化
34
35 文化財
P40
基本施策1
14
№
意見要旨
件数
意見に対する市の考え方
廉塾,太田家住宅朝宗亭,沼名前神社能舞
台など早急に調査,修理に取り組む必要があ
ることを明示すべきではないか。
また,鞆の重要伝統的建造物群保存地区の
選定に早期に取り組むことや将来拡張するこ
とを追加する必要があるのではないか。
1
主な取組の中で,文化財の保存と活用の基本的な取組方針を示してお
り,個別事業の内容を明示することはしていません。ご指摘の個別事業
も含め,基本施策に基づき,取り組みます。
現在に至るまで特別支援教育に関わった人
37 第一次計画 P46
からは,疑問や教員に対しての不安を聞く。
の主要施策 特別支援教育
特別支援の教員や介助員に知識やそれに値す
の状況
の充実
る人間がなっていないことなどを把握しなが
らも何の改善も見られないことから,期待で
学校教育
きないし,これからも何も変えることもでき
ないであろう。
1
今年度,全ての教職員が,1年間を見通して子ども理解,適切な指導
や支援ができるよう「特別支援学級担任の手引」を作成・配付し,研修
等で活用しています。
今年度から,月1回一斉研修を実施しているところですが,特別支援
学級の担任がお互いの授業を参観し・協議する仕組みをつくるなど,授
業力の向上につながる取組を進めていきます。
38
複数泊の自然体験,集団宿泊体験は強引な
P47
体験活動の推 印象がある。少人数ならば掲げている目的も
達成できやすく,児童も充実感を得るかもし
進
れないが,適正規模数以上だと,ただただ疲
れ,集団を嫌う気質を作り出す要素となる。
修学旅行だけで充分だと思う。保護者が一人
につき何度もその費用を捻出しなければなら
ない負担も重々に考えるべきである。
1
集団宿泊学習は,日常とは異なる環境の中で,自分の役割を自覚し友
達と協力しながら責任を持って主体的にやりきる力を付けることを目
的としています。
1泊2日では,我慢できたことも,3泊4日になることで,ぶつかり
ながらも少しずつ折り合いを付けて助け合いながら問題を解決してい
こうとする姿や責任を持ってやりきろうとする姿が見られるようにな
っています。
学校は早期からの費用の積立や活動内容・職員の役割分担を工夫し
て,負担感を減らすよう取り組んでいます。
39
週一で実施される研修は負担にしかならな
P49
力量ある教職 いと思われる。ただでさえ目一杯の仕事量に
加えての研修であり,保護者として,心に余
員の育成
裕のない教員に教育を任せたいとは思わな
い。
1
教職員一人ひとりがのびやかにその力を発揮し,日々の授業づくりに
専念できるようにするため,月1回の午後,市内一斉研修を行っていま
す。これまで教職員研修で行っていた内容を整理・見直した上で,一斉
研修を実施しており,教職員の校外での研修回数は減り,授業づくりに
係る時間を確保することができています。
教職員が授業力を上げるために,中学校は,学校の枠を超えて教科ご
とに教員が集まり,教科の専門性を高める研究授業及び協議を実施して
います。小学校は,市全体のバランスを考慮して学校ごとに教科の分
担・固定化することで,全教科の研究を継続し,児童生徒に確かな力を
つけていきます。
36 文化財
項目
P42
基本施策2
15
(ウ)今後の施策の参考とするもの(6件)
№
意見要旨
40 「結果が全て」ではなく,結果にこだわった取組をすすめ,その検証をしっかりすることで,次の段階へと進めるものと思う。そうした意味で,具体的な数
値目標をかかげて取組をすすめることは意味あることだと思う。
41 中学校給食の完全実施に向けて取り組むと表明されたことは大いに評価したい。
42 ホームページ上の意見募集記事の場所が分かりにくい。
43 本計画がめざす「福山100NEN教育」の趣旨が明確にわかりやすくまとめられており,
「21世紀型スキル&倫理観」等のキーワードを柱にして一貫した
記述がされているので,学校においても重点化して取り組むことができる内容となっている。
44 パブリックコメントの情報が広報に掲載されていない。福山市メール配信サービス等で広く意見募集をしてほしい。
45 学校では,学校行事の他に,地域行事やPTA行事にも参加しているが,各団体は,それぞれで決めた行事を行っており,特にめざす子どもの姿を共有して
いるわけではない。学校が,
「めざす子どもの姿を示す」ことで,地域や保護者が地域の子どものことを考えるよい機会となると思う。
16