復興応援イベント「MARU de MIYAGI(マル・デ・ミヤギ)」

2017 年 2 月 27 日
報道関係各位
三菱地所株式会社
復興応援イベント
「MARU de MIYAGI(マル・デ・ミヤギ)」
三菱地所グループは、2017 年 3 月 2 日および 3 日の二日間、東京丸の内の丸ビル 1 階「マルキューブ」
にて復興応援イベント「MARU de MIYAGI(マル・デ・ミヤギ)
」を開催致します。当イベントは 2014
年より継続開催しており、今年で 4 回目となります。
当イベントは宮城県の産業や地域の新たな魅力の発信を通じて、東日本大震災の記憶の風化防止や被
災地への誘客を目的に開催しており、宮城県内の観光・グルメ・街づくりなどの情報の紹介を行います。
また、ステージでは、宮城県内の“ゆるキャラ”や“奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊”が登場し、
会場全体を盛り上げます。
“探そう、出会おう。まるでみやぎの丸の内”をスローガンに様々な形で“みやぎ”を体験していた
だけるイベントです。
◆昨年度のイベントの様子
三菱地所グループでは、オリジナル缶詰「はらくっつい TOHOKU」シリーズの開発など、2011 年よ
り継続している東北エリアの食材・食ブランドの再生を通じて産業復興を支援する「Rebirth 東北プロ
ジェクト」や、被災商店の再建を目的に JR 女川駅前に設立されたテナント型商店街「シーパルピア女川」
の開業準備業務の支援など、多方面から復興に寄与する取り組みを実施してまいりました。今後も東北
の更なる復興のお手伝いとなるような取り組みを行えるよう努めてまいります。
<マル・デ・ミヤギ開催概要>
開催日時: 3 月 2 日(木)
・3 日(金) 11:00~19:00
開催場所: 丸ビル 1F マルキューブ (東京都千代田区丸の内 2-4-1)
主
催: 三菱地所株式会社、河北新報社
共
催: 丸の内復興支援プロジェクト実行委員会
(宮城県、仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会、宮城米マーケティング推進機構、
みやぎおかみ会)
後
援: 復興庁宮城復興局、仙台市、石巻市、気仙沼市、女川町、千代田区、
フード・アクション・ニッポン推進本部
特別協賛: 東北電力株式会社、キリン株式会社
協
賛: 株式会社阿部蒲鉾店
<会場 MAP>
▲丸の内仲通り側
▼大名小路側
●「MARU de MIYAGI(マル・デ・ミヤギ)」各イベントについて
■アピール!デ・ミヤギ
奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」による演舞や、本イベント参加各団体の情報発信を実施。

奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」による演舞

ご当地キャラ(むすび丸・ホヤぼーや・チョコえもん)による PR

BEAMS EYE による PR

マルシェ出展者による出店品の PR

宮城の「今」を探そう 【石巻市・気仙沼市・女川町】PR ステージ

宮城の 7 蔵のユニット「DATE SEVEN」による PR
■食ベル!デ・ミヤギ
宮城県産の特産品、農作物、水産物など生産者が直接販売。当社グループが復興支援活動の一環とし
て開発したオリジナル缶詰「はらくっつい TOHOKU」も販売。
【マルシェ出店者一覧】
(14 店舗)
① はらくっつい TOHOKU:オリジナル缶詰 1st~3rd シリーズ全 6 商品
② JA いしのまき:焼肉のタレ(醤油・味噌・柿)
③ マルセンファーム:デリシャストマト
④ 気仙沼波止場(ケセンヌマ
ワーフ):港のビストロ メカジキのバジル風じゃがいも添え
⑤ あがいんおながわ:女川産ふりかけ 3 種【ほや・帆立・銀鮭】
⑥ 阿部蒲鉾店:阿部の笹かまぼこ
⑦ うめっちゃ宮城 開拓屋:ほたてのアヒージョ、たこのアヒージョ
⑧ いちご屋 燦燦園:いちご
⑨ メリメリークリスマスランド:
「sendai love」シリーズ
⑩ フォーシーズンパストリー:ずんだロール
⑪ グリーンパール納豆本舗:納豆パスタ、納豆ヌードル
⑫ もちべえ:ずんだもち
⑬ くじらもなか本舗:くじらもなか
⑭ M pantry:牡蠣せんべい「カキとコメと」
■見ル!デ・ミヤギ
・気仙沼市、石巻市、女川町など当社の復興支援先の街の復興状況や、協賛企業(東北電力(株)・キリ
ン(株))の取り組みなどをパネル等で紹介。
・地元中心のクリエーターチームが、地域の皆さんと宮城県内 35 市町村の魅力を紹介するために制作
した「地域愛新聞」35 枚を展示。来場者の方にも投票に参加していただけます。
<地域愛新聞>
河北新報創刊 120 周年記念企画。宮城県内 35 市町村の魅力を、地元中心のクリエーター35 チーム
と地域のみなさまが手をつなぎ、故郷に対する思いや、再発見の新鮮な視点も加わった「地域愛新聞」
を 1 月 17 日・18 日に前後編に分けて発行。お気に入りの 1 枚に投票してもらう総選挙を開催中。
■知ル!デ・ミヤギ
セレクトショップ BEAMS と仙台市が連携して、仙台・宮城の地場産品、協賛企業や宮城県の取り組
みを展示
※「BEAMS EYE Sendai,2017」
首都圏を中心に全国に店舗展開し、商品の企画・開発・販売に優れたセレクトショップ BEAMS
と仙台市が連携して、仙台・宮城の地場産品の販売促進を図る事業。BEAMS のレーベルの一つで、
日本の手仕事の魅力を早くから紹介してきた fennica(フェニカ)の協力により、仙台・宮城の工芸
と食の魅力に新たな角度からスポットを当てた販売フェアを、2017 年 3 月 17 日(金)~3 月 26 日
(日)新宿ビームス ジャパンで開催。
INDIGO KOKESHI
インディゴこけし
“青”が今までこけしの絵付けで使われてい
なかったことに着眼。ファッションと密接な
関係になるインディゴを彷彿とさせる青色の
絵付けをほどこした。
制作:遠刈田系こけし工人
佐藤康広
■飲ム!デ・ミヤギ
みやぎの地酒(15 蔵 16 銘柄)を販売。3 月 2 日には、7 蔵のユニット「DATE SEVEN」の各蔵元が
来館。
① MARU de MIYAGI 萩の鶴
純米大吟醸/萩野酒造【栗原市】※特別限定酒
② 純米大吟醸 朝日 50% 黄金澤/川敬商店【美里町】
③ 純米吟醸 中垂れ/墨廼江酒造【石巻市】
④ わしが國 純米大吟醸 朝日 山和/山和酒造店【加美町】
⑤ 純米大吟醸 飛龍/新澤醸造店【大崎市】
⑥ 純米吟醸 勝山 献/仙台伊達家勝山酒造【仙台市】
⑦ 純米吟醸 45% 宮寒梅/寒梅酒造【大崎市】
⑧ 特別純米 蒼天伝/男山本店【気仙沼市】
⑨ 3.11 未来へつなぐバトン/一ノ蔵【大崎市】
⑩ 発砲清酒 すず音/一ノ蔵【大崎市】
⑪ 山田錦 五割五分 水鳥記/角星【気仙沼市】
⑫ 純米吟醸 献 阿部勘/阿部勘酒造店【塩竈市】
⑬ 特別純米 栗駒山/千田酒造【栗駒町】
⑭ 特別純米辛口 乾坤一/大沼酒造店【村田町】
⑮ 弥助 芳醇辛口純米吟醸 日高見/平孝酒造【石巻市】
⑯ 禅 純米吟醸 浦霞/佐浦【塩竈市】
きき酒師の資格を持つ漫才師「にほんしゅ」や 7 蔵のユニット「DATE SEVEN」の各蔵元も応援に来場。
DATE SEVEN* 2017 年の幹事蔵である萩野酒造が醸す、本イベントとコラボした限定酒「MARU de
MIYAGI 萩の鶴 純米大吟醸」を特別販売。
漫才師「にほんしゅ」
宮城の 7 蔵のユニット
MARU de MIYAGI
「DATE SEVEN」
萩の鶴
純米大吟醸
DATE SEVEN*:2015 年 7 月 7 日、七夕の日にデビューを飾った宮城の蔵元集団。メンバーは、「勝山」
(勝山酒造)、
「墨廼江」
(墨
廼江酒造)
、
「伯楽星」
(新澤醸造店)
、
「山和」
(山和酒造店)
、
「萩鶴」
(萩野酒造)
、
「宮寒梅」
(寒梅酒造)
、
「黄金澤」
(川敬商店)の 7 蔵元。お互いの技術向上を目指し、力を合わせてひとつの酒「DATE SEVEN」を醸造。毎年リ
ーダー蔵を決め、精米・洗米・蒸し・麹・酒母・もろみ・しぼりの各工程を各蔵が担当。昨年度開催の「マル・デ・
ミヤギ」では、本来 7 月 7 日以前に販売することはない同酒のイベント限定酒「DATE SEVEN Rebirth 花待ち 純
米大吟醸」を、イベント趣旨に共感して特別に販売。同年 7 月 7 日には、大手門タワー・JX ビル 1 階「3×3Lab Future」
で第 2 弾の「DATE SEVEN」のお披露目を行った。
【三菱地所グループの復興支援に係る取組・業務について】
▼泉パークタウン住民の方への食糧等支援物資の提供(宮城県仙台市泉区)
泉パークタウン町内会などに対して、支援物資(1 万 3 千食以上の食糧や毛布・ランタンなど)の配布。
▼三菱地所設計による、東日本大震災で被災した地域における各種業務
わたり温泉鳥の海 設計監理業務、復興土地利用計画策定業務、防災公園実施設計業務
新庁舎・保健福祉センター建設 基本・実施設計業務
他(宮城県亘理町)
宮城県漁業協同組合 気仙沼地区支所・気仙沼総合支所 設計監理業務(宮城県気仙沼市)
防災まちづくり拠点施設 設計監理業務(宮城県松島町)
渡波地区保育所施設基本計画、複合文化施設基本構想・基本計画作成業務(宮城県石巻市)
中心市街地拠点施設 建設管理支援業務、市庁舎跡地整備基本計画策定支援業務(岩手県宮古市) 他)
▼三菱地所ホームによる、仮設住宅整備(15 戸)
(宮城県石巻市)
▼「梅田復興公営住宅」
(総戸数 66 戸)供給(宮城県仙台市青葉区)
東日本大震災により住居を失い自力での住宅再建が困難な被災者が、低廉な家賃で入居できる復興公
営住宅を仙台市が整備する計画の一環として、三菱地所レジデンスが整備を実施、2015 年 3 月 11 日
に仙台市宛引渡し済。
▼食ブランドの再生を通じた復興支援「Rebirth 東北フードプロジェクト」(第 1 弾~第 8 弾)
三菱地所グループの経営資源を活かし、東北エリアと丸の内シェフズクラブのシェフが連携。東北エ
リアの食材と伝統野菜を用いた新消費・新メニューの開発・紹介等を通じ、東北の食ブランドの再生
を図る取り組み。第 6~7 弾では石巻・気仙沼のブランド食材を使ったオリジナル缶詰「はらくっつい
TOHOKU」1st・2nd シリーズを開発。第 8 弾として 3rd シリーズを開発し、2016 年 3 月 3 日に東京・
丸ビルにて商品発表会を開催。
▼地域復興マッチング事業「結の場」への参加
復興庁宮城復興局・石巻商工会議所・気仙沼商工会議所が主催する「結の場」へ参加し、
「泉パークタ
ウン タピオ」において石巻・気仙沼両地域の水産加工業の復興を目的とした販売会、並びに三菱地所
グループ運営管理施設テナント関係者等との個別商談会を開催。
▼マッチングギフトによる被災者支援
社員に募った寄付に会社が一定比率上乗せした金額を寄付するマッチングギフトを実施。2012、13 年
度は、被災から立ち上がる事業者を応援する「セキュリテ被災地応援ファンド(引受・運営:ミュー
ジックセキュリティーズ㈱」
、被災した子どもたちに学校外教育の機会を提供する「Chance for
Children 東日本」への支援、14 年度は、
「Chance for Children 東日本」と、被災地ボランティアツ
アーで継続支援している盛屋水産の交流スペース「蔵カフェ」開設への支援を実施。
▼三菱地所グループ社員有志による被災地ボランティアツアーの実施
宮城県内各地(仙台市内、石巻市、七ヶ浜町)において、グループ社員有志によるボランティア活動
を実施。2012 年度からは、気仙沼市唐桑町の牡蠣養殖業者「盛屋水産」を訪問し、地域コミュニティ
活性化の為の交流スペース「蔵カフェ」の整備や工場清掃等を行い、現地の方々との交流会も開催。
▼女川町との連携
・テナント型商店街「シーパルピア女川」(2015 年 12 月開業)の開業準備業務の支援
2013 年 8 月 1 日、当社・女川町間で復興支援に関する協定書を締結。以降、女川町や、JR 女川駅
前のテナント型商店街整備主体である女川みらい創造との間で定期的に打ち合わせを重ね、商業施
設運営・管理に関するノウハウを提供。
・姉妹施設協定締結
女川と泉パークタウンの両エリアの交流を活性化させることを目的に、2016 年 1 月に「シーパルピ
ア女川」を運営する女川みらい創造、
「泉パークタウン タピオ」を運営する三菱地所リテールマネ
ジメント、三菱地所の三者で姉妹施設協定を締結。
「ひとを育て、まちを育てる」を基本コンセプト
に、
「女川物産展@タピオ(2016 年 1 月、10 月)」
「泉パークタウン在住親子限定/女川町 親子学
習バスツアー(2016 年 8 月)
」
「おながわ秋刀魚収獲祭 2016 in 泉パークタウン(2016 年 10 月)
」
等の取り組みを実施。
・町内店舗の営業支援
当社が運営する三菱一号館美術館(東京都千代田区)併設のミュージアムショップ「Store 1894」
にて、2015 年 12 月 5 日~2016 年 1 月 31 日まで「NPO 法人みなとまちセラミカ工房」が制作する
「女川スペインタイル」を販売。
(参考)これまでに開発した「はらくっつい* TOHOKU」
「はらくっつい」*:
「お腹いっぱい」を意味する宮城県の方言。東北エリアの食材を思う存分楽しんでもらいたいとの思いを込めて命名。
1st シリーズ(2014 年 3 月発売)
2nd シリーズ(2015 年 3 月発売)
3rd シリーズ(2016 年 3 月発売)
「山椒香る金華さばとムール貝とたっ
「石巻産銀鮭のクリームスープ仕立て
「石巻産宗太カツオとトマトのう
ぷり野菜のお椀」
(石巻)
(650 円税別)
~ゆずの香り~」(630 円税別)
まみカレー」
(650 円税別)
「とろとろさんまとフカヒレとゆずの
「気仙沼産メカジキの地中海風煮込み」
「気仙沼産フカ肉入りオマール海
味噌煮」(気仙沼)(650 円税別)
(630 円税別)
老のビスク」
(680 円税別)
「
「
<オリジナル缶詰開発の取組み概要>
●本取り組みの狙い
・ 産業復興の要である石巻・気仙沼の水産業・水産加工業を支援。
・ 東京・丸の内と東北地域の協業による商品開発と、震災前から評価の高かった素材の美味しさを活か
し、復興需要だけに頼らない魅力的な商品を開発。安全・安心な街づくりを進める丸の内発の新たな
ブランドに育てることを目指します。
・ 完成した商品は、三菱地所グループで防災備蓄品や営業ツールとして購入するほか、一般にも販売す
ることで、販路拡大を支援してまいります。
●オリジナル缶詰開発の経緯
・ 三菱地所が運営する丸の内シェフズクラブは、2009 年の設立以来、「大人の食育」をテーマに、様々
な活動を展開してきました。その 1 つが丸の内と地方を繋ぐ取り組みであり、丸の内シェフズクラブ
のシェフが日本全国の農村・漁村を訪問し、地域の生産者・シェフ・食材に出会い、新たな郷土料理
を開発するなど、「食」を通じた地域交流、食文化の発信を行ってきました。
・ 東日本大震災後には、多くのシェフが東北に足を運び、炊き出しなどを実施。その中で、被災者の方々
に喜ばれたのが、シンプルで温かい「オニオングラタンスープ」でした。
・ また、当社は、大規模災害発生時に建物の早期復旧、企業の事業継続支援を使命として、非常災害体制
を発令し、全社員が災害復旧に当たることとしていますが、東日本大震災の際に災害復旧に当たった社
員より、「皆が不安になりながら災害復旧に当たっている中、食事の時間は、情報共有の貴重な時間。
ひと息つける瞬間でもあり、少しでも温かいもの、おいしい物を食べたかった」という声がありました。
・ そこで、Rebirth 東北フードプロジェクト第 6 弾として復興の遅れる沿岸地域と共に取り組むことに
なったのが、オリジナル缶詰開発。気仙沼・石巻の食材の魅力を存分に引き出し、おいしく食卓で召
し上がっていただくのはもちろんのこと、備蓄としても利用できるよう「冷たくてもおいしくいただ
ける缶詰づくり」をテーマに完成させました。
●影響・効果
・ 気仙沼市では、メカジキブランド化推進委員会が発足し、メカジキを気仙沼市の新たなフラッグシッ
プ商品として販売していくことを発表しました。昨年 11 月 16 日には、大手門タワー・JX ビルの 3
×3 Lab Future にて、同委員会主催のメカジキで地方創生と題した「気仙沼メカジキ発表会」を開
催。気仙沼市長他、内閣府特命担当大臣の山本幸三氏、復興担当副大臣の橘慶一郎氏も登壇。メカジ
キを使用したオリジナル缶詰の料理も提供しました。
●売上(2017 年 1 月末現在)約 74,000 缶販売
・ 1st・2nd シリーズについては、2017 年 3 月末から 4 月にかけて増産予定です。今後は更なる販路拡
大を目指します。