パンフレット Cisco UCS:データ集約型 アプリケーション向けの プラットフォーム お客様の活きたデータには、非常に 大きなビジネス価値が潜んでいます。 データ、ヒト、 プロセス、お よびモノを結び付け、 リア ルタイムで分析 • 洞察が できたことを想像してみて ください。 ビジネスへの情報提供、変化、 または改革 のいずれかが必要な場合、お客様が利用 するデータ 「鮮度」は、お客様が行う選択と 経営方法に直接影響を与えます。鮮度が 低い、 または更新頻度の低いデータ ウェ アハウス内に格納されたデータを保存、検 索、分析しても、お客様が行う決定は過去 の情報に基づいていることになります。ビ ジネス上の意思決定をリアルタイムな情 報に基づいて行うことができたら、 どのよ うなことが実現できるかを思い描いてみ てください。 活きたデータによって発見 • 予測を生 み出す 活きたデータとは、 リアルタイムな洞察で 生成され、セキュリティによって保護された データです。活きたデータはどこにあるの でしょうか。活きたデータは、IoT(Internet of Things)、モバイル、ビデオ、テレメトリ、 およびその他のインテリジェント デバイス によって絶えず生成されている膨大な量の 非構造化データの中に隠れています。 この データを活用すれば、情報をすばやく分析 してそれに基づいてより的確にビジネス上 の意思決定を行うことができます。 デジタル化および活きた データの活用によって、認 識されていない事実や最 適な方法を知ることがで きます。 © 2016 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. 2 ページ シスコのパワー さまざまな業種の多くの企業がデジタル変革か らメリットを得るのに、 シスコがお役に立ってきた ケースは、 ここまたは、下の画像をクリックしてく ださい。 データ集約型アプリケーションは 1 つとして同じものはありません それぞれのワークロードには、拡張性、 容量、およびパフォーマンスを独自に 組み合わせることが必要になります。 データ集約型のアプリケーションとワークロードにはさまざ まなタイプと規模があり、 さまざまな新しい要件が IT インフ ラストラクチャに対して求められます。 • ビッグデータと分析:ネットワーク セキュリティの強化、不 正行為の検出、利用者のクリック パターンの確認、ビジネ ス インテリジェンス データの理解などのパターン分析で は、結果を即座に得るためには、 データはプロセッサの近 くに保持しておく必要があります。 • ビデオ分析とコンテンツ配信:トラフィック モニタリング、 顔認識、ビデオ監視、およびその他のビデオベースのタス クを実行するためのビデオ ストリームのキャプチャ、保 存、および分析には、高速処理が必要です。 • デ ータ保護:セキュアなデータ共有、複数サイトへのデー タの複製、およびアクティブ(ホット) ストレージからアク セス頻度の低い(コールド) ストレージへのデータの移動 には、最高レベルの I/O 処理が必要です。 ビッグデータと分析 • 不正行為の検出 • ネットワーク セキュリティ • パターン分析 • ストリーミング分析 大容量 キャッシュ • 銀行業での画像 • 製造業 • 医療での画像化 • センサー データ 容量 高速 I/O 操作 ビデオ分析とコンテ ンツ配信 • 顔認識 • トラフィック モニタリング • ビデオ ストリーミング • ビデオ監視 非構造化データ 容易に拡張可能な ストレージ容量 拡張性 高速計算 パフォーマンス データ保護 •デ ータのデステージ (書き出し) •デ ータ レプリケー ション • セキュアな共有 • 仮想マシン • 非構造化データ:オンライン預金画像、医療画像、および センサー データなどの、非常に大量の非構造化オブジェ クトへのアクセスには、容易に拡張可能なストレージが 必要です。 © 2016 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. 3 ページ Cisco UCS は活きたデータ処理に最適です イノベーション、変化の対応、 次に起こるであろうことへの準備 活きたデータを利用できていないとしたら、その原因は拡張 の柔軟性に欠ける IT インフラストラクチャである可能性があ ります。 またはデータ量が予測外に急増した場合に、企業がク ラウドのストレージ費用をまかなう余裕がないことなどの原 因である可能性があります。 自社 IT の消費モデルの見直しと、 オンデマンドで柔軟な対応ができるシステムへの移行が俊敏 性向上と洞察への第一歩です。 自社の活きたデータをリアルタイムで使用 する Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS®) プラット フォームは、活きたデータの保存、取得、および分析に最適 です。データ集約型アプリケーションに適切なレベルのコン ピューティング、 メモリ、 ストレージ、および I/O パフォーマンス を提供するために必要な、Cisco UCS ブレード サーバ、 ラッ ク サーバ、およびストレージ最適化サーバなど 1 つのシステ ムとして導入できます。 モジュラ型プラットフォームによって汎用性を提供 Cisco UCS S シリーズ ストレージ サーバでは、 アクティブ データ セットのサイズと、データ集約型ワークロードの処理 ニーズに IT インフラストラクチャを適合させるために、 クラウ ド同様の速度と汎用性が備わったモジュラ型プラットフォーム を提供します。モジュラ構造は、サーバの置き換えが必要な場 合に、そのデータを移行するのではなく、新しいテクノロジー のコンポーネントだけを更新できることを意味しています。 ス トレージ最適化サーバでは、デュアルサーバノード、テラバイ ト (TB)のローカル ストレージ、高速ネットワーキング、および 冗長ディスク アレイ (RAID)の各機能を使用して、高速分析の ために活きたデータの保持、生成、および安全性を維持しま す。 このプラットフォームにより、以下をサポートします。 高い性能を提供 コンピューティング集約型アプリケーション 多数の CPU コア • Cisco UCS は、TPC-H で最高の結果など、各種 のベンチマーク結果で、100 を超えるパフォーマ ンスの世界記録を達成しています。 キャッシュ最適化アプリケーション 活きたデータを処理、そ • 3000 GB のスケール ファクタ (ノードあたり最大 36 基の CPU コア)を活用するように デザインされているアプリケーション 1000 GB のスケール ファクタ の結果をすぐに利用できるように、膨大な量のメモリ (最 大で 1.6 TB の不揮発性メモリ、および最大で 90 TB のフ ラッシュ メモリ)を使用するアプリケーション 膨大なストレージ容量 ビッグデータと分析するための • 環境、 ストリーミング データなどのための容量(最大で 600 TB の raw ストレージ、および最大で 4 GB の RAID キャッシュ) •I/O 集約型アプリケーション データを迅速に移動する必 要があり、80 GB のデュアル I/O コントローラ、8 GB と 16 GB のファイバ チャネル インターフェイス、および高 スループットを実現するために双方向インターフェイスに よって 10 ギガビット イーサネットで 40 Gbps を使用でき るアプリケーション © 2016 Cisco and/or its affiliates. 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This document is Cisco Public information. 4 ページ その他のベンチマークの結果を http://www.cisco. com/go/ucsatwork [英語] で入手できます。 Cisco UCS は、迅速性、経済性、パフォーマンスをバランスよく向上させます コスト効率の高い拡張性を実現 IT 効率を向上させる お客様の IT 要員の工数 • 人数は限られていま す。 シスコのソリューションでは、設定を自動で 行い、 ワークロードに処理能力をいつでもすぐ に提供できます。必要な導入がコンピューティ ング集約型の場合でも、 ストレージ集約型の場 合でも (あるいはその両方の場合でも)、Cisco UCS 管理ソフトウェアの自動化機能を使用す れば、IT スタッフは、数百台のサーバと数ペタバ イトのストレージ容量を数分で展開することが できます。 運用(人員、管理、 ソフトウェア、および設備) コストがデータセンターにおける最大のコ ストであり、ハードウェアのコストをはるか に上回ります。 シスコのソリューションでは、 より少ない台数のサーバでより多くのワーク ロードを実行するため、購入 • 管理するコン ポーネント数、配線、電力、および冷却要件 が削減します。定型ルーチン処理は、IT の生 産性を向上させるために自動化されます。 Cisco UCS では、あらゆる種類のデータ集約型ワークロー ドに処理能力を提供するオプションが用意されています。 お客様は、現在必要としているシステムを購後、 自社の導入 環境をスケールアップおよびスケールアウトし、 メモリに多 くのデータを保持したり、データを高速処理してより迅速に 結果を得られるように更新できます。オブジェクト データと ファイルに、拡張性が非常に高くコスト効果も高いストレー ジが必要な場合は、Cisco UCS S シリーズ ストレージ サー バを使用できます。 これによって、お客様のソフトウェアデ ファインド ストレージ インフラストラクチャを、お客様の ペースで、従来の大規模なストレージ ソリューションよりも 小さい単位で拡張することができます。拡張する対象とタイ ミングを柔軟に選択できるため、 まずは小規模の構成で開 始し、後で数ペタバイトの容量に拡張することによって、I/O 操作を複数のサーバに分散して I/O 集約型アプリケーショ ンを高速化することもできます。 管理をあらゆる規模でシンプル化する 電力および冷却コストの低減 49 % クラウドよりも TCO が優位 56 % 現行の管理コスト低減 62 % 配線の削減 78 % より迅速なプロビジョニング時間 83 % 1 2 1 2 1 1 Cisco: Changing the Economics of the Data Center(データセンターの経済性の変革)[英語] 2 Cisco: The Economics of On-Premises Storage(オンプレミス ストレージの経済性)[英語] 数台のローカル サーバを展開する場合でも、世界中に数 千というシステムを展開する場合でも、その環境の管理が 難しいものであってはなりません。 このため、すべてのコン ピューティングとストレージのインフラストラクチャの管理 および最適化を、同じ方法 • 同じツールで容易に行えるよう に設計されています。ロール、ポリシー、およびプロファイル が組み込まれているため、適切な要員がデータ集約型アプ リケーションに適切なインフラストラクチャを展開でき、 ダ ウンタイムを引き起こしかねないような設定においても、ず れが生じることはありません。 プライベート クラウドまたはハイブリッド クラウドを使用 する必要がある場合は、 シスコのクラウド管理ツールを使 用することによって、データ集約型ワークロード、および関 連する活きたデータを、適切な場所に適切なタイミングで 展開して、パフォーマンスを向上させることができます。 © 2016 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. イノベーション パートナー シスコは、業界トップクラスのパートナー各社と 共同してソリューションのテスト、検証、文書化を 行い、お客様が確信をもって迅速に作業環境を 稼働できるようにしています。 これらの Cisco® Validated Designs では、 アーキテクトと管理者 にソリューションを実装するためのガイドブック を提供することで、 リスクと手探りの作業が低減 します。 ビッグデータと分析 Cloudera Hortonworks IBM SAP SAS Splunk コンテンツ配信 シスコ Gorilla Milestone Pelco データ保護 Actifio Cohesity Commvault IBM Rubrik Scality Veeam Veritas Zerto ソフトウェア デファインド ストレージ Atlantis Cleversafe Cloudian Cohesity Datacore Software Dedvig Elastifile Mata Microsoft Nexenta Pivot3 Scality Seph StorMagic StratoScale SuSE SwiftStack VMware 5 ページ シスコはお客様がソリューションを見つけられるようお手伝いします お客様のデータを活用 お客様の活きたデータの可能性を最大限に引き出す必要があ る場合は、Cisco UCS ソリューションをご検討ください。 シスコ のモジュラ型の汎用プラットフォームは、お客様がデータ集約 型アプリケーションを稼働させ、活用されていない膨大な量の 非構造化データを調査 • 分析するために役立ちます。お客様が デジタル化を行い、 リアルタイムで分析 • 洞察を引き出すため にデータ、ヒト、 プロセス、およびモノを結び付けるお手伝いを シスコにさせてください。 関連情報 Cisco UCS の詳細については、http://www.cisco.com/web/ JP/product/hs/ucs/index.html を参照してください。 Cisco UCS S シリーズ サーバの詳細については、http://www. cisco.com/jp/go/storage を参照してください。 ビッグデータ向け Cisco UCS ソリューションの詳細については、 http://www.cisco.com/jp/go/bigdata/ を参照してください。 データと分析向け Cisco UCS ソリューションの詳細について は、http://www.cisco.com/go/analytics [英語] を参照してくだ さい。 デジタル変革を実現するために Internet of Things(IoT)向け Cisco UCSソリューションの詳細 については、http://www.cisco.com/jp/go/iot を参照してくだ さい。 ©2016 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。 本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。 「パートナー」 または「partner」 という用語の使用はCiscoと他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R) この資料の記載内容は2016年11月現在のものです。 この資料に記載された仕様は予告なく変更する場合があります。 お問い合せ先 シスコシステムズ合同会社 〒107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp LE-59301-00JA 16.11
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