Page 1 表目次 表1 2 3 7 8 13 12 11 10 9 享保二年の主要交易品 十一

菱1
文政年間の場所請負状況
享保二年の主要交易品
表目次
2
﹁開拓使管内海産税別人開拓使札幌本庁達明治
明治十一年函館支庁管内海産税則の状況
税品日比較
明治十三年当時の海産税と北海道水産税則の課
十十年乙二七号︶﹂の概要
3
4
5
6、﹁大日本租税志﹂巻二十一にみる﹁海産税﹂等
三県一局時代の租税体制
の出現状況
7
北海道水産税別の候文の変遷
地租税率の推移
︵lニ七︶
︵一二七︶
︵三〇︶
︵二三六︶
︵喜一︶
︵毒ハ︶
︵忘七︶
二∵
︵一重︶
9
8
︵ニハ二︶
︵ニハ署
︵二ハ六︶
税務管理局時代の租税体制︵明治三三年四月現在︶︵一歪︶
北海道水産税則の納期納額割合
10 当初の水産物営業入組合の状況
1
1
1北海道地方税の推移
12
3
表14
1
5
1
6
7
8
1
9
1
0
2
2
1
2
3
2
2
4
2
5
開拓使収支統計にみる北海道の租税収入の変遷
︵一芸︶
︵買入︶
一二六
北海道の租税収入調
北1海道関係予算対比︵明治三三年度、三四年度︶
︵壷ハ︶
︵〓善
〇七二し
北海道関係予算︵明治四三年度、昭和二年度︶
︵一芸︶
全国の粗税収入
明治三四年の水産税の概要
︵一天︶
昭和十五年の漁業権税の概要
昭和七年の漁業税の概要
︵一ぺ七︶
︵一会︶
︵一八讐
︵一入二︶
二へこ
大正十一年の水産税の概要
沖ノロ口銭の変遷
昭2和二年の漁業税の概要
樺太の租税収入
表−
享保二年の主要交易品
域
ヤマコシナイ
蓑2 文政年間場所請負状況
地
某 蝦 夷 地
︵20︶
アフタ
シラフィ
ユウフツ
サル
:イカツプ
ミツイシ
シヤマニ
シツナイ
ウラカワ
ホロイツミ
トカチ
クスリ
アツケシ
ネモロ
クナシリ
エトロフ
運
上
金
小計九千八百七拾壱両弐分永四十八文
内金九千七首六十壱両二分永官文 運上金
金石九両二分永百九十八文 二分積金
地
域
西 蝦 夷 地
︵44︶
フトロ
セタナイ
シマコマキ
スツツ
ヲタスツ
フルウ
シャコタン
ヒクニ
フルヒラ
下ヨイチ
上ヨイチ
ヲショロ
タカシマ
ヲクルナイ
︵イシカリノ内︶
トクヒラ
︵イシカリノ内︶
ハツシヤフ
︵イシカリノ内︶
︵イシカリノ内︶
上サツホロ
下サッポロ
︵イシカリノ内︶
シノP
︵イシカリノ内︶
上ツイシカリ
︵イシカリノ内︶
上カハタ
︵イシカリノ内︶
下カハク
︵イシカリノ内︶
上ユウハリ
アツタ
ハママシケ
マシケ
ルルモツヘ
トママイ
テシホ
リイシリ
レフソシリ
運
上
金
二
小計金一万八百十八両一分永百七十二支
五分
内金一万二百入十両運上金
金百二十四両二分上乗金
金二百六十七両三分差荷物代
分積金
金百四十一両永百七十二文五分
合
計
イヮナイ
︵イシカリノ内︶
下ツイシカリ
︵イシカリノ内︶
大島・小島
シャリ
ソワヤ
ヲコシリ
︵イシカリ/内︶
シママツプ
下ユウハリ
︵イシカリノ内︶
ナイホウ
東西蝦夷地六四場所︵石狩十三場所を個別計上︶
このはか北蝦爽地運上金千六十両
金二万百九十一両永百二十五文
出典・﹁改訂北海道総合経済史﹂
達明治11年乙27号)」の概要
一三〇
表3 「開拓使管内海産税則(開拓使札幌本庁
後
阻二汲
完北 警元 釧 路 板 宣 渡 島
匝) \ \ 匝) .(8)い1)い3)
AO 2 ーけ
(1)い9)
ロ □
AO 2 A 6 .−l
A 8
∵‡−
l号0】
十ト
トl
ト】
u
Ar 41
n
トト
A′ A′▲ Ⅱ A 5
⊥l−
い】
肝
n
u
⊥ト
今上昔
十ト
一 号l
… トト
十ト
rl−
月
−ト
A′ 4 A′ A( A ≡4. A 7 けト音■ 号l告
トl
‖
トト
「卜
今卜含
トト
A′ 4
:A :4 A 8
l号l含′
ート
耶
志 振一
〓二二
渡
完北 響見 芸【≡l芸 芸l芸
極)
島 十 勝 日 凹
\l\l(4)】(8)1(1) (3) (1) (9)
ー ーl号 音l
⊥ 一卜 号
含】今l号 A 4 A 1 A 6
ートいト」 A 3 A 1 A 9
ート ーIl
A 1 A 9
ー ーl合 音l A 3
」− −1】
ートー l
−ト ー
一トトト」
ートト 告」
」−ト 」
一ト ーl
三二二
ート1日 萱 A′ 3
⊥卜 告】含 A 3
−トト
A 7
備
四
考
膚芸】芸芸芸 ≡ ≡芸忘芸
(4)t \l\1日)】(8)l(1)い3)1(1)い9)
一 十ト∴号 音 ト∴告
ー ート十−l
トト仁;⊥
− −寸念.
告・−・ト
トト.一l−
老 子l告○・含
一 一 十ト音L ト ー十−ト
一一号7■一
トトトト
一十十・− −巨」−トトト
今′トい′
一「− −l今
−ト ー一l告 卜 号「十−
Aニ現品比例
B:魂晶定額
C‥金納(代納)
D:金納(その他)
E:鑑札あたり現品納
F±その他
根室支庁 函館支庁:卜 胤 幌
表4
明治〓年函館支庁管内海産税則の状況︵出準・法規分摂大全︶
四
鄭㌫︹挙祥一∽馴此昂8漸掛発作止汀韻鋸算掛善空8粟詰誹皿拝辞
︵○︰翼常︶
︵×︰鶉発砲ヰ︶
︵−︰竣訊庫ヰ︶
四
○
鮒の
﹁汁Ⅲ訃甚恕如﹂俳‖+⊥‖ゃか﹁鮮掛善﹂購8江漣弟強
館
県
幌
︵一五、二、八公布︶
県
根
茎
︵一五、二、▲八公布︶
明治一五、四、一
明治一九、一、二六
明治一五、三、二ハ
明治一九、一、二六
︵一五、二、八公布︶
明治一九、一、.二六
租税誅=周儲、地方税、出港税の
︵明治一七、八︶
収税課=阻税課当時と同じ二係。
雑務、収組、地方税、
=庶務、
検掛の七係に改正。
=庶務、
︵明治一入、三︶
正。
方税、検税の五係に改
後志国=岩内︵郡︶古宇、積丹、
美国、古平、余市、忍
斜里
北見国=紋別︵郡︶常呂、網走、
収税課=不明
︵明治一七、六︶
各係。
租税課=徴税、地券の二係
雑務の各係
︵明治一七、六︶
務係の三係。
収税課=国税係、地方税係、雑
︵明治一七、九︶
雑税、収納、地方税の
=整理、地租、水産税、
六係に改正。
︵明治一入、三︶
=総務、賦課、収納、地
方税、検税の五係に改
正か
渡島国=函館区、亀田︵郡︶茅
部、上磯、松前、桧山、
︵明治一七、六︶
租税課=国税、出港税、地方税、
明治一五、三、一六
函
表7 三県一局時代の租税体制
︵明治十六年︶
県
名
轄
︵明治十六年︶
管
県庁所在地
租税関係︵国︶
函
爾志
館
後志国=久遠、奥尻、太櫓、瀬
県
棚、島牧、寿都、歌棄、
磯谷
胆振国=山越
租税局出張所︵函館区︶
札
幌
路、高島、小樽.
胆振国=虻田、有珠、室蘭、幌
県
別、白老、勇払、千歳
石狩国=札幌区、札幌、夕張、
石狩、厚田、浜益、樺
戸、空知、雨竜、上川
塩、中川、上州
天塩国=増毛、留萌、苫前、天
州、河西、当縁、広尾
十勝国=十勝、中川、河東、上
石、浦河、様似、幌泉
旦南国=沙流、新冠、静内、三
文
北見国=宗谷、枝幸、利尻、礼
根
室
県
梨、花咲、国後、色丹、
根室国=根室、野付、標津、目
得撫、紗那、択捉、薬
取、振別
﹁国税北海道七十年のあゆみ﹂
路、白糖、足寄
釧路国=厚岸、川上、阿寒、釧
︵出典︶
矧∞ 甚背丈顆8謀萌
観≧・唱凰・き≧
︵O
N.∽娘
詩
沸
詰
諦
轟
8−.〇祇
︵詔前富魂8冷帯せ﹁︶
観
却
︵華南︰竣︶
﹁認腱甚−市営洛空﹂
の.q﹁甚夢浮田轟望﹂
要撃芸ご忘
碑︶
詩新緑円伊涛横付口達薗諦苛︵溺
︵00.N﹁詩餅尚粥取替常圧辞常空﹂︶
P−N
啓
﹁詩蔀闘定職隷苛索彗﹂
︵帯封R蝕︶−
一t静観常−、呼l〝=一[蔀闘専敵襲−−什爆
−〇.−N
岩.−第置朝醸
−∽
遥荊南画料
−∽.N﹁定置爆同港碑咄﹂
−↓.∽﹁露薗轟亘﹂
N∽.ゆ
﹁爵田淋け甚布巾漆空﹂
抄録賢一什
︵∼∽P凸
NN.−○詩新緑㊦富国8芳賀︸
抒か
﹁詩蔀闘魂取替珪藻栄達﹂諷巨︶
﹁習お発弾﹂萱袖︶
﹁詩新緑法敵襲空﹂⋮⋮∽竣
−P−詩新緑印熟陣
営.∽
(
夢苧望.〇竣
詰、雪
寸 モ
.へ
責
団旦表且望且萬爵 巧言甘欝且翌且護岸
N N N 帖 N ト⊥ ト」 トー トー ト」 トー ト・・lトー トー トー
か・u)N トー ⊂) く⊂〉 00 −〕 の U7 料 Cロ N トー ⊂〉
鼻 血 止ゝ A 亡D ⊂O Uユ ⊂d CO vCロ ⊂0 ⊂0‘ CO (人) N N◆N N N
獄≧・唱圃・き≧
定一冒
トロ
N.ひ祇
≡1≡
≡l≡
詩
宮
新
8−.〇択
︵詔新富亜8診常や﹁︶
辞
緑
琵旦芸且葦且常連 団旦芸且葦且業霹
⊂O N ト⊥ ⊂) くp CO ・q の Ul ヰゝ 亡J・N
三:lミーニ
三::ミニ
テ三 ミ_三
﹁常認哺嬉卸画童﹂
NPの﹁頴裁け詰脾庸揖﹂
告辞崗円伊澄単軸報岡
差白轟芯表㌫
NP岩
詩辞崗誤敵意こ
∽P隕
uA.A
等置8定置伊吉富除け抒か
常琳師噴画報困
篇喪希望常辞
∽∽∼∽の
∽∽.−○
∽べ.A
篇諌董営巣辞藤田
︵此坤㊦溺−択︶
て豊
止汀諦観芦露背沖重曹抄園誤認
∽∞.−
∽PA
畠.∽=定評崗8血道貰じ今ゃか甚無﹁
締付抒か ︵辞苺N凍︶
:忘
詳
E港︰︵エ苫武田認細部 ﹁辞漆坤海外怜﹂ ︵覇逆転︶準∽00蹄︵軍営食道〓辱雷忠義垣︶
︵N︶ 外郭鵡世襲知 ﹁空豊富義歯寧意義買岳ヰ璧監芸遍−冠営淫倒−加盟﹂
物ノ贋格百分ノ五ヲ以テ一
年ノ定率トシ共営業入組合
二賦課スルモノトス
第一便
北海道水産物営業人ハ
法制局明治二十年
北海道 三月二五日
水産税別 公布明治二十年三
月二八日
︵出典:法規分析大全、元老院会議筆記︶
︵明治二十年三月
内閣及び元老院
一八日∼三月二四
日︶での修正
シ
此税別二従ヒ水産税ヲ納ムヘ
北海道水産物営業人ハ 第一條
此税別二壕り水産税ヲ納ムヘ
シ
組合一箇年ノ税額卜為シ之ヲ
各営業人二賦課スルモノトス
第三條 本税則二於テ水産物 第四候 此税則二於テ水産物ト 第四條 此税別:於テ水産物ト
ト十∴∴∵ ∵
卜云フハ左ノ種類トス
ハ
左
ノ種類ヲ云フ
云フハ左ア掛掛トか
第一類
テ二年ノ定率卜為シ之ヲ組
0
0
賦課
合中ノ各営業人二配酋シテ徴
収スルモノトス
仁∴=..・†∵
タル水産物償格百分ノ五ヲ以
額
第二候 北海道水産物営業人 第二條 北海道庶長官ハ水産税 第二候 北海道靡長官ハ水産税
組合ノ区画ハ北海道應長官
ヲ徴収スル為メ水産物営業人
ヲ徴収スル為メ水産物営業人
之ヲ定ム
ノ組合ヲ定ムヘシ
ノ組合ヲ定ムヘシ
北海道水産税ハ水産 第三候 水産税ハ水産物営業人 第三候 水産税ハ各組合水産物
各組合二於テ採取又ハ製造シ
産出高債額百分ノ五ヲ以テ其
第一條
蓑9 北海道水産税則の候文の変遷
物ノ償格百分ノ五ヲ以テ定
第一候 北海道水産税ハ水産
営業人ヨリ其税金ヲ徴収ス
率トシ水産物採取又ハ製造
第二條 北海道水産税ヲ徴収
スヘキ水産物ハ左ノ種類ト
ス
魚粕
生鮫
乾河豚
乾鱈
乾外割
若布
銀杏
生鱒 塩鱒
塩鱈 乾糀
鮪 海霜月
布海苔
魚粕
生倣
乾身放線
乾飽㌧乾河豚
乾胴
煎海鼠
北海道
水産税別
一五四
法制局明治二十年
三月二五日
ナママス
ナマ
ナマサケ
月二八日
公布明治二十年三
ナマニシン
ナマカスペ ナマ
カキニシン ホシドゥ
ナマタラ
ホシミ
ホシホカワリニシン
シホタラ 塩鮒
スルメ
ホシホッケ シー岬ホッケ
シホシビ
ワリニシン カズノコカス
ワリニシン
ホシカスベ
ホビ
シフ乾飽
グ
イ リ ⊃
ホシアハ
ホシカ キ
ホ ク ホ
テシ
カホ
ヒタテ
海扇穀 乾海扇 乾牡蠣
コンプ ホソメ
7 ノ リ
ワカメ
昆布 細布 布海苔 若布
ギンナンソウ 銀香草
酎鰯
︰十 シホプリ
ホシフクツ
ホシセ
鰊 乾脊割鮫 乾外割鰊 乾
ナマシビ
ニッ割飯 館締粕 生鮭 塩
ト
ド
鮭 生繰 塩終 生術 塩鰯 海馬
第二額
生鮪 塩鮪 生歴 塩短 乾
鱈 生鮨 乾鮨 乾糀 生鮮 ウヲカス
塩純
銀香草.海馬
塩
生 鯖 海扇貝 乾海扇 乾牡蠣
乾 昆布 細布 布海苔 若布
細布
煎海
生鮨
生鮭
乾身敏鰊
生鮪
飲鮪粕
乾飽
乾ニッ割鯨
塩鯛
魚粕 生飯 乾身鉄鰊
乾ニッ割鰊 鰊締粕 生鮭
乾鮨
昆布
乾鱈
海扇
草
乾脊割鰊
乾牡蠣
乾飽
銀杏
塩鮭
生鱈
塩鮪
海馬
乾鯛飯
鼠
生餌 塩鯛 生鮨
乾
乾外割
煎海鼠
生餌 塩鮨 乾鮨
昆布 乾河豚
牡蠣 細布 海馬
乾胴鰊 乾脊割鰊
若布
鰊 塩鮭 生鱒▲ 塩鱒 塩 鰊
鮪 塵應 塩優 生餓 乾 鮪
糀 塩旅 鮪 海扇只 乾 鮮
草
漆扇 布海苔
ヲ云フ
第四億 本税則二於テ水産物 第五億 此税則二於テ水産物営 第五候 此税則二於テ水産物営
業人トハ第四億第一輝ノ水産
業人トハ水産物ノ採取人又ハ
営業人トハ水産物ノ採取人
物ヲ採取スル者又ハ原品二労
水産物ヲ以テ製造品卜為ス者
又ハ水産物ヲ以テ製造品卜
力ヲ加へテ第四億第二類ノ水
産物卜為ス者ヲ云フ
為ス老ヲ云フ
年ヨリ三箇年以上ヲ経過シ
平均シ其三箇年平均相庭ヲ
以テ税額ヲ定ム但明治二十
水産物採取高又ハ製造高ヲ
ヨリ明治十七年迄三箇年間
ノ税額ヲ定ム但明治二十年
タル代償ヲ平均シテ其組合
高ヲ平均シ其三箇年間北海
道二於テ該税品排下ヲ為シ
係ル水産物採取高又ハ製造
ヨリ同十七年迄三箇年間二
水産税ハ明治十五年
其平均ノ採取高又ハ製造高
以後三箇年以上ヲ経過シ大
第三條 水産税ハ明治十五年 第五條
及平均相庭ノ不相当卜認ル
蔵大臣二於テ全部又ハ英美
分二就キ既定ノ税額不相当
トキハ之ヲ改正スルコトア
ルヘシ
ナリト認ムルトキハ更二既
之ヲ改正スヘシ
往三箇年間ノ採取又ハ製造
高井其売買相場ヲ平均シテ
額︵注1︶
水産掛訂牒十五年り品十
﹁﹂
七年マテ三箇年間:係ル水産
シ
水産税ハ明治十五年ヨ
相場ヲ平均シテ之ヲ改正スヘ
往三箇年間ノ産出高井其売買
嘗ナリト認ムルトキハ更二既
二就キ水産物既定ノ償額不相
於テ北海道ノ全部又ハ其幾分
箇年以上ヲ経過シ大蔵大臣二
モノトス但明治二十年以後三
定メ其組合ノ税額ヲ算出スル
シタル代償ヲ平均シテ債額ヲ
北海道二於テ該税晶排下ヲ為
物産出高ヲ平均シ其三箇年間
リ同十七年マテ三箇年間水産
第六億
物採取高又ハ製造高ヲ平均シ
其三箇年間北海道二於テ該税
品排下ヲ為シタル代償ヲ平均
.ト十・∴ シ
テ貢組合ノ税額ヲ
但明治二十年以彼三箇
束産物
年以上ヲ経過シ大蔵大臣二於
炬掛卦ハ一
﹁.・∵﹁
、
テ一男其幾分二笥園
・︰
トキハ更二既往三箇年間ノ採
定ノ税額不相当アリト認ムル
ヲ平均シテ之ヲ改正スヘシ
取高又ハ製造高井其売買相場
第二次修正で削除︺
での修正
︵明治二十年一
一八日∼三月一
︹注.1
第二次修正で追加︺
日︶
︹注2
法制局明治二十年
第四條第一輝ノ水産物
月二八日
北海道 三月二五日
水産税別 公布明治二十年三
第七億
水産物営業人トナラン
北海道庶長官ハ水産物
合二加入スヘシ
トスル者ハ水産物営業人ノ組
第八億
ヲ以テ第二類ノ水産物卜為ス
トキハ第二類ノ水産物二就キ
末製造ノ水産物ヲ製造
品卜為ストキハ其製造品二就
課税ス
第七候
キ又無税品二製造スルトキハ
未製造ノ水産物ヲ製
造品卜為ストキハ其製造品
其未製造品二就キ課税スヘシ
第九候
二就キ又無税品二製造スル
水産物ノ営業ヲ為サン
トキハ其宋製造品二就キテ
課税スヘシ
第八億
トスル者ハ水産物営業人ノ組
水産物ノ営業ヲ為サ
合二加入スヘシ
第六候
ントスル者ハ水産物営業人
第四億 水産物採取又ハ製造
ノ組合二加入スヘシ
北海道庶長官ハ水産物 第九候
ノ営業ヲ為スモノハ水産物
第九候
営業人各組合中二収税委員ヲ
置キ其組合二係ル収税ノ事ヲ
北海道應長官ハ水産
卜
営業人一組合中二収税委員ヲ
第七億
営業組合二加入シ起業以前
其組合収税委員二届出へシ
但廃業モ亦本文二同シ
ヲ置キ其組合二係ル収税ノ
物営罪人組合中二収税委員
塘理セシム但収税委員二関ス
ル費用ハ其組合ノ負澹トス
人組合会ヲ開キ組合ノ税額ニ
収税委員ハ水産物営業
置キ其組合二係ル収税/事ヲ
収税委員ハ水産
据理セシム但収税委員二関ス
ル費用ハ其組合ノ負塘トス
第十條
第十傑
コトヲ据理セシム
収税委員ハ毎年水産
物営業人ノ水産税賦課額ニ
第八候
第五億 収税委員ハ郡置長ノ
徴税令書二従ヒ其組合水産
物採取又ハ製造営業人ヨリ
水産税ヲ徴収シ戸長役場二
納付スヘシ
第六候 収税委員ハ其組合水
水産税不納者アルトキハ戸
産物採取又ハ製造営業人二
へシ
長ヲ経由シテ郡底長二届出
ヲ評決セシメ郡区長ノ認可
封シ各自ノ負塘スヘキ税金
対シ各自ノ負揖スヘキ税金ヲ
期其他本條二関スル手続ハ北
海道應長官之ヲ定ム
課額二対シー営業人ノ組合
会セシメ郡庶長ノ認可ヲ経
評決
テ之ヲ定ム但営業人ノ粗食会
掛かハ掛掛蒜と
ヲ開キ啓白ノ負塘スヘキ税
ヲ経テ乏ヲ定ム但営業人ノ
組合会期其他本懐二関スル
金ヲ評決セシメ郡区長ノ認可
ヲ経テ之ヲ定ム但営業人ノ組
手続キハ北海道應長官之ヲ
定ム
水産物営業人ハ納期
怠納者アリタルトキハ之ヲ郡
匠長二届出へシ
徴収シ乏ヲ国庫金出納所二納
ムヘシ
収税委員ハ各営業人ノ税金ヲ
二従ヒ其税金ヲ組合収税委員
二納ムヘシ
﹁川
㈲∴
水産税ハ営業人各乱 第十一億
合会期其他本健二関スル手続
ハ北海道應長官之ヲ定ム
筋十一條
二納ムヘシ
﹂
掛掛釦と
其納期二従ヒ一利句嘲組委員
か一
収税委員ハ画業人各自ノ税
ハ之ヲ郡霞長二届出へシ
金ヲ徴収シ之ヲ郡区役所二納
ムヘシ其怠納者アリタルトキ
水産税則
恍誌臨眺湖コ
皿雛泥潮淵謀議
大蔵省 一七日
恵海
則道
日一(円
)入明閣
で日給及
の∼二び
二三院
四月
修三十元
正月年老
シ偽ホ営業二使用スル器具、
ヲ停止シ先ツ其水産物ヲ公費
具、船舶、建物及海産乾場ヲ
費シ偽ホ営業二使用スル器
公費スルコトヲ得但公費二関
ホ営業二使用スル器具船舶
告ヲ適用ス
建物及海産乾場ヲ公賓スル
ハ明治十年第七十九号布告ヲ
船舶、建物及海産乾場ヲ公貿
スルコトヲ得但公賓二関シテ
ヲ公賓シ猶不足ナルトキハ
コトヲ得但公貿二関シテハ
明治十年第七十九号布告ヲ
シテハ明治十年第七十九号布
干場ヲ公賓シテ徴収スヘシ
適用ス
入セスシテ水産物ノ営業ヲ
為シタル者ハ二圃以上二十
タル者ハ弐園以上弐拾図以下
ノ罰金二虞シ其水産物ヲ没収
0
0
モノ
金ヲ追徴ス
タル老ハ弐圃以上弐拾圃以下
ノ罰金二虞シ其水産物ヲ没収
第八條ノ組合二加入 第十三候 算入候ノ組合二加入
セスシテ水産物ノ営業ヲ為シ
下ノ罰金二虞シ採取又ハ製
圃以下ノ罰金二虞シ其水産
ス既:売捌キクル老ハ其代償
ヲ退散ス
セスシテ水産物ノ営業ヲ為シ
造シタル水産物ハ之ヲ没収
物ヲ没収ス既二売捌キクル
算入候ノ組合二加 第十三候
適用ス
但公賓方ハ明治十年第七十
第十二條
ス既二売捌キクルモノハ其
者ハ其代償ヲ追徴ス
ス既三冗捌キクルモノハ其代
代償ヲ追徴ス
庭スル者ハ刑法ノ不論罪及
ヒ減軽加重敬罪数発ノ例ヲ
ス
犯加重数罪供発ノ例ヲ用ヒ
犯加重数供発ノ例ヲ用ヒス
第十四候 此税則ヲ犯シタル者
第十三條 此税則ヲ犯シタル 第十四億 此税則ヲ犯シタル
ニハ刑法ノ不論罪及減軽再犯
者ハ刑法ノ不論罪及減軽再
石
畳 ハ刑法ノ不論罪及減軽再
加重数罪倶発ノ例ヲ用ヒス
用ヒス
第十條 此税法ヲ犯シ罰金二
タル老ハニ圃以上二十圃以
九條公布二拠ル
第九條 第四億本文二違背シ
営業二使用スル水産物採取
井製造ノ器具船舶膚物海産
停止シ先ツ現在スル水産物
第七候 郡層長ハ前傾ノ届出 第十一條 水産税ヲ怠納スル
∴■ 第十二億 郡区長ハ前條ノ届出
アリタルトキハ其怠納者ノ営
者ハ共営業ヲ停止シ先ツ其 竿二
アルトキ其不納者ノ営業ヲ
業ヲ停止シ先ツ其水産物ヲ公
現在スル水産物ヲ公費シ偽
キハ郡店長ハ其怠納者ノ営業
水北
別施行二閑スル細則ハ大蔵大
臣之ヲ定ム
水産税ノ納期及此税
則施行二関スル細則ハ大蔵大
臣之ヲ定ム
ハ無税ニシテ明治十五年ヨリ
水産税ノ納期及此税 第十五條
シ又ハ現品税ヲ徴収セス若ク
ハ無税ニシテ明治十五年ヨリ
水産物ノ納期及本税 第十五候
若クハ無税ニシテ明治十五
年ヨリ同十七年迄其採取高
又ハ製造高分明ナラス税額
ヲ組合二賦課シ難キモノハ
伺十七年マテ三箇年間ノ産出
高詳カナラサルモノハ当分共
製造高評カナラス税額ヲ組合 営業人各自ノ現産出高二就キ
二二薗年間ノ
同十七年マテ 其採取高又ハ
附則
附則
附則
第十四條 従前現品定税ヲ徴 第十六億 従前現品定税ヲ徴収 第十六候 従前現品定税ヲ徴収
収シ又ハ現品税ヲ徴収セス
シ又ハ現品税ヲ徴収セス若ク
則施行二関スル細則ハ大蔵
大臣之ヲ定ム
第八億 水産税ノ納期及ヒ此 第十億
税法施行二関スル細則ハ大
蔵大臣之ヲ走ム
附則
第十一億 水産物採取高又ハ
製造高分明ナラスシテ第三
健二接り難キモノハ当分現
収狂高又ハ製造高二依り明
治十五年ヨリ明治十七年迄
三箇年平均相庭ヲ以テ税額
ヲ定ム
ハ親製造高二依り税金ヲ徴
二十年以後三箇年ヲ経過シタ
第六条ノ税品排下平均代償ヲ
以テ債額ヲ走メ其百分ノ五ヲ
税金トシテ徴収スヘシ但明治
当分営業者各自ノ現採取又
三箇年ヲ経過シタル上ハ大
:壕り改正スヘシ
ル上ハ大蔵大臣二於テ本税則
収スヘシ但組合二十年以後
蔵大臣二於テ本税則二竣り
組合二賦課スルコトアルヘ
シ
トシテ
引威風スヘシ但明治二
十年以後三箇年ヲ経過シタル
雄
弾道 剛
水産税法 乙
二沿海
日二道
上十よ
申年り
二」二
月中
上ハ大蔵大臣二於テ本税則二
法り改正スヘシ
入明二局
治二十年
日
二十年三
日治五明
関シ特二明文ヲ掲ケサルモノ
億ノ税金二係ル事項ヲ除クノ
特二明文ヲ掲ケサルモノ第十
0
0
0
0
0
0
0
0
ロ
0
ハ科
ヲ囲リクル者
0
0
0
0
0
0
ノハ其代金ヲ追徴ス但自首ス
ル者ハ其税金ヲ追徴シ其罪ヲ
問ハス
ノ罰金又ハ科料二虞シ其水産
物ヲ没収ス既二売捌キクルキ
連税シタル老ハ其速税高三倍
シテ其水産物ノ産出高ヲ偽ソ
第十六億ノ営業人ニ
二関シ特二明文ヲ掲ケサル
従フヘシ
高
﹁り.ルー
テ其水産物ノ採取 又ハ製造
第十四條ノ営業者 第十八候
此税則二従フヘシ
第十六候
ニシテ其水産物ノ採取又ハ
製造高ヲ偽り脱税ヲ図リク
ハ科料二塵シ其現在スル水
0
0
二売捌キクルモノハ其代償ヲ
0
ヲ追徴シ其罪ヲ問ハス
追徴ス但自首スル者ハ其税金
○
第十六條溢ロ業人ニシ 第十八候
外総テ此税別二従フヘシ
前條ノ営業人二関シ
月公三法
二布月制
ハ本税則第十傑ノ税金二係ル
傾︰
第十六億ノ営業人二 第十七備
水北
事項ヲ除クノ外総テ此税則二
第十七億
震海
則道
二係ル事項ヲ除クノ外総テ
第十四億ノ営業者
の∼二び
モノハ本税則第入條/税金
第十五億
修三十元
正月年老
二三院
四月
ノ
罰
金
又
ル老ハ脱税高三倍ノ罰金又
産物ヲ投ス既二売捌キクル
モノハ其代償ヲ追徴ス
r司
料二塵シ其水産物ヲ没収ス既
宿
スル従前ノ命令規則ハ本法
第十二億 北海道物産税二関
施行ノ日雇り廃止ス
第十三候 本法ハ明治二十年
四月一日ヨリ施行ス
第十七候
第十二号布告及従前北海道物
第十九條 明治十年第五十六号
布告同十七年第四号布告同年
号布告同十七年亡第四号布告
月
施行ノ日ヨリ廃止ス
産税:関スル命令規則此税別
同年電算十二号布告及従前北
月
海道物産税二閑スル命令規則
北海道物産税二関 第十九億明治十年吠第五十六
月
スル従前ノ命令規則ハ此税
別施行ノ日ヨリ廃止ス
第十八條 本税則ハ明治二十
年四月一日ヨリ施行ス
此税則ハ明治二十年
ハ此税則施行ノ日ヨリ廃止ス
四月一日ヨリ施行ス
第二十傑
税
23年2月
委員数
収
三を
分離︵道庁令一
.〇浜益
○厚田
○石狩※
○小樽※
○忍賂
○余市
○古平
○美国
○積丹
表10 当初の水産物営業人組合の状況︵明治23年2月︶
函館※
庁色 合田
(5
道※
29・4貝取間を
○増毛※
○留萌※
25・11鬼鹿を分
離︵道庁令四一
分離︵道庁令三
︵道庁令四
29・
一号︶
分離
号︶
粥弼一備
○山越※
○有珠
○室蘭※
○勇沸※
・ 庁里
駕 舶 令を
のち霧多布を
分離
にち Yこち
(4 道斜
分鬼分香
割脇割深
○上磯
号離・ )
29・4乙部熊石
に分割
二分23
二号︶
号︶
23・5.〇焼尻を
二号︶
11枝幸を分
1※紋別を
1
泊の泊の
○茅部
桧山※
2 2 2 1
11 1 1 1 1 1 1 1 11
○松前※
爾志
○久遠
奥尻
○苫前
○宗谷※
網走※
1 1 1 1
1 2 2
○太櫓
○瀬棚
○寿都※
○牧
○歌棄
○磯谷
○岩内※
○古宇
※
00○
幌滞静
泉河内
1 1 1 1 1 1
2 1 1 1 1
1
(4−4)胆振
日 高
(3−5)
釧 路 (2−3)
(6−7)石
(4−4)北見
(6−10)渡
(16−16)後
出典=
備考
﹁北海道水産税則﹂
︵明治三十年八月︶
︵租税資料室蔵︶
囲 ※は、税務署が設置されている地︵かつて設置された地を含む︶。
糾 ︵ ︶は、組合数−収税委員数。
回 礼文の分割は、明治二十九年北海道庁告示第一入五号よぅ後であり、その他ほそれ以前に分離統合された。
編巻十二、四五四頁︶。すなわち、﹁従前現品定税ヲ徴収シ又ハ現品税ヲ敏収七ス著クハ無税ニシテ明治十五年ヨリ同十七年マテ三箇年間ノ
囲 ○印は、明治二十三年大蔵省令二十五号により、北海道水産税則附則十六条に該当する組合として指示されている︵﹁法規分類大全﹂第二
産出高詳カナラサルモノ﹂がある組合である。
石
塩
狩
島室路勝高振
十二月一日ヨリ
十二月二十入日限リ
十月一日ヨリ
十月三十一日限リ
八月一日ヨリ
八月三十一日限リ
六月一日ヨリ
六月三十日限リ
翌年蒜右前限リ
十二月一日ヨリ
十二月二十八日限リ
十月一日ヨリ
十月三十一日限リ
八月一日ヨリ
八月三十一日限リ
六月一日ヨリ
六月三十日限リ
期︵原則︶
第一期
六月一日ヨリ
七月三十一日二重ル
三月一日ヨリ
五月三十一日二重ル
場合を除く。︶
少
産出シタル分什朋記詔剛り
産出シタル分琳詔剛
産出シタル分山箭計詔幣
︵但明治二十年以後三箇年ヲ経過シタル
第二期
八月一日ヨリ
九月三十日二重ル
∴
翌豊朋室離リ
璧期針覧貼綽産㌢
″
出シ
タル分
産出シタル分
十二月十六日ヨリ
十二月二十八日限り
第四期冊諾別封二重″
第三期
カナラサルモノ
百分ノ二十五
百分ノ二十五
百分ノ二十五
百分ノ二十
百分ノ五
百分ノ六
百分ノ七
百分ノ七
百分ノ四十
百分ノ四十
納額割合
従前現品定税ヲ徴収シ又ハ現品税ヲ徴収セス
蓑‖ 北海道水産税の納期・納振割合︵明治二十年大蔵省令第六号︶
渡 島
天
見
後 志
北
千枚釧十日 胆
表ほ 税務管理局時代の租税体制︵明治三三年四月現在︶
︵備考︶1、函館税務支署 明治lニ四年十月一日開庁、明治三五年十月三十一日廃止
2、紗那、岩内及松前は、明治三七年四月四日廃庁し、他署に吸収される。
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﹁温帯琴浮冷﹂鵠∽藤琵斡﹁請醤定常宙菩鮒﹂芦付か0
※昇融鵡覿膏廟彗恕b﹁選荊薄汚粗喪聖﹂障熟冷﹁バ蒋遍ヰか0
温誉∽倒隋∼∽軍岡里[蔀尚昏恥襲対ヨ[語録法敵常㊦叩﹁野津−﹁軍事翠薄汚﹂㊦肇の藤ヨ∼ヨ鳥川戸打か○
︵昂薯監禍︶
濫茸−−澄篭苫轟竪琴㍗現車慧胃常襲溺︵賀寿>吋ゆ貯0︶
昇顛鵡﹁革帯井目責善一週8軸>1頗﹂
圧湊︰﹁汁顛鵡叫倒沖望藤﹂
﹁室彗蒜落﹂溢㌫∵二?膵﹁遜新帝制粥蓄醸﹂い
﹁苫前薄青由無聖﹂︵群落吟満汁粋︶.﹁詩蔀厨司繋聖地﹂..﹁誓サ割切繋聖廟癒﹂.﹁蛍璧宗闘
新田針1﹁計禁固不敏耳申琴琴竺鱒旦革帯芹︹ザ0︶﹂霊袖傭囲汁傭︾傭空撮慧坤
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武宮二準常
ゆ 叩﹁
一針削削 ︵−つ○§
︵前∽︶新冠常
NひLN−
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﹁選苅南朝淋輩碑﹂閂如か○岩頭碧−蛍油汗か○
︵和白こ︶﹂遥軸傭国井傭︾爛罰許渦挙の増
∽00もーゴ
山岩−豊臣
頚襲・詣罫璃満
止汀新緑議
蓉事敵
襲襲
・議渥常
詩静観法敵強
圃㊦軸>1痴﹂
︵竜巻監禍︶
会一∽○∽
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圧港∵﹁沐難曲叫欄浄彗辟﹂
沐魂鵡﹁革帯清田愚者
敷白か﹁﹁す蓋買料亭監語芸南旦璧≦
﹁革帯琴浮浄﹂肇∽藤・戦の藤
菩欝詞頚清正薄紫呼野︵○
鱒還丁寧還冨賛質旨﹁認封蒋倒減資聖﹂
浮羽け﹁詰濫発﹂芦馬詐翌朝掃沌dd餅P舟8薄芦﹁遜常﹂什薄か○
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㌫竜ン㍍州
票牒∃ 余コ
表け 北海道関係予算対比(明治33年度,34年度)〔単位:円〕
当 初 予 算
明治33年度
(当 初)
北 海 道 水 産 税
366,022
北 海 道 地 方 税
721,086
計
北 海 道 本 庁
明 治 34 年 度
(当初及び第1回追加)
1,087,108
1,845,090
北海道地方費補給
北 海 道 拓 殖 費
北 海 道 起 業 費
小 樽 築 港 費
北海道航海補助
北海道庁蚕種検査費
計
(a−b)=A
北 海道 鉄道 収入
の
北海道官設鉄道事業費
北海道鉄道施設費
4,635,468
810,472
719,176
955,736
1,000,000
1,000,000
北海道官設鉄道用品資金
計(d)
(C−d)=B
50,000
1,719,176
2,005,736
△1,255,636
△1,195,264
△2,745,272
△3,583,323
(注)1(追)は第1回追加分
2 「治水予備調査費」「砂金採取取締費」を除く
出典:「法令全書」明治三十三年の二,明治三十四年の二
「明治大正財政史」第19巻
「昭和財政史」第16巻
表18 北海軍関係予算(明治43年度,昭和2年度)
その1 明治43年度(明治43年3月25月付官報号外)
その2 昭和2年度(昭和2年3月29日付官報号外)
(注)その他の項目の中にも含まれているかもしれない。
〓
伺
表柑 明治34年の水産税の概要
課税物品・税率︵道庁令四十四号︶
︵備考︶明治三五年道庁令〓書写では、課税物品は変りがないがへ税率は個々の水産税区・水産税区会に委ねられた。
納期別・納額割合︵道庁令百十五号︶
表20 大正〓年の水産税の概要
漁
る歳一採(従
○以五取直業
上歳に接着
賃
(資料入手
できず)
著満事捗
を又す又
控ほるは
除六者海
価
課
税
標
準
す十)藻
漁
業
漁 課 さ
を
れ
る
な
す
老
者
村漁
業
根
拠
漁 納
所
の 税
地
の
市
地
村
町
専 許 そ 鮭
用 可 の 定
漁 漁 他 置
賦
業
及
免 業
自
許 及
由
漁 鮭
漁
業 特
業
別
漁 業
著
四
業 獲 業 月 月 月
の の の
日
日
日
日
日
?六
(資料入手できず)
同月
二五
五日
日
(資料入手できず)
日
町
︵注一︶定期課税二属スル各個ノ価額ハ区町村会総代人会二於テ之ヲ定ム
場
割
︵注三︶雑釣、北寄突、章魚取、蟹取、蜘取、牡蠣取、淡菜取、雲丹取、桜貝取ノ摂
萱髪
知
︵注二︶梯船ヲ使用スルモノハ各其ノ本税ノ倍額ヲ賦課ス但シ検船底曳網船ノ長ハ敷ノ内法ヲ計り六尺ヲ以テ一間トス
漁
出典︰﹁北海道庁公報﹂大正十一年四月
業 者 獲
割 割
漁
表21 昭和2年の漁業税の概要
饗 漁
表22 昭和7年の漁業税の概要
八
表23 昭和十五年の漁業権の概要
︵備考︶漁業権の賃貸価格ほ、原則として三年に一回改定の予定
常加洛空
㊦襲同時
芸定常
罫>常
中幕轟e︰
芦商銀酷
薄
寮曹酷薄
襲 独
語
空
〓坤口
鮎望等
前轍替︵訴訟︶・
\
ロー]
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北海道関係略年表
一九〇
︹億帝︰ヰコ︺
項 ︹摘⋮鑓繍酢︺
武田信広、北海道に渡る。
暦
武田信広、蠣時季繋の養子となり、上之国守護職となる。
号一西
一四四三
年
嘉書 三
蠣崎光広、松前之守護職となり、大館を本拠とす。以後、大館で関税を徴収し、その過半を安東尋
一五五〇
一四五七
一五九一
一五一四
天文一九
一五九三
永正一一
天正一八
季に、年々送ることとする。
蠣崎季広、蝦夷地の首長と講和し、英役を年々送ることとする。原和人地成立。
蠣崎慶広、豊臣秀吉と会見し、﹁狭之鳩首の待遇を受ける。
蠣崎慶広及び盛広、豊臣秀吉より朱印状を得る。
蠣崎慶広、徳川家康に臣従し、姓を松前に改める。
松前慶広、徳川家康より対アイヌ交易独占権を公認する黒印状を与えられる。
長禄 元
文禄 二
一六〇四
一五九九
九
慶長.四
このころ商場知行制の原型ができあがる。
このころより鷹場所設置。
このころ東在が確定される。
鎖国令
沖ノロ番所がおかれる︵﹁開拓使事業報告﹂による︶。
一六三五
このころ西在が確定される。
このころ北海道はゴールド・ラッシュ。
一六三九
露清両国ネルチソスク条約を締結。
一六一七
一六四三
一六三〇
一六入九
露多布に場所開かれる。
︵毛皮税︶を課す。以後千島列島を南
〓ハ九八
一六三三
一六九一
ロシア、カムチャッカ半島を征服。コリヤーク族にヤサーク
松前藩、亀田奉行・桧山奉行を設置。
この頃商場知行制確立。
一七一七
国後、択捉のアイヌ人、始めて松前に来る。
この頃、場所請負制発生。蝦英地産魚肥が関西市場に進出を始める。
松前藩和人地の俵役増税。このころ和人地の諸役が大幅に設置されている。
下。
〓ハ〇七
一七一九
この頃までに請負場所制確立。
この頃、魚肥生産が本格化する。
税が主︶したが、撤回される。
松前港に入る本州からの輸入品全部に﹁人御役﹂を課することを発令︵それまでは入国人員への課
一七三一
一七tニ五
一七三八
幕府、長崎俵物に蝦夷地の海産物を加え、幕命により中国輸出向け昆布等を長崎に送りはじめる。
国後島に場所が開設される。
一七三九
一七五四
ロシア、択捉島のアイヌにヤサークを課す。
一七四〇
一七六八
六六∼五四三八七四三八
入質
七
安明
永和
天
明
一七七四
一七七一
飛騨屋、厚岸・穿多布・国後場所の請負権を得る。
飛騨眞の商船、アイヌに襲わる。
釈捉島のアイ軍、ロシア人を追い払う。
暦
一七七五
ヤクーツク商人、納沙布に来、通商を求めたが翌年拒否される。
西
一七七八
︵工藤新平︶
茅部漁民、蝦英地出稼料免除などを願い亀田奉行に強訴。
﹁赤蝦英風説考﹂
一七七九
松平伊豆守、蝦英地探検を計画、田沼老中に具申。
一七八三
一七八四
東西蝦英地に、幕府として始めての調査隊を派遣。
∼
一七八五
一七八六
幕府、御託交易を行う。後、蝦夷地探検中止命令。
︵佐藤玄六郎行信︶
一七八六
仏人ペルーズ、オホーツク海に入る。
追飯︵西在小漁民の西蝦英地出漁︶が盛んになる。出漁には江差奉行の許可と役金納入が必要。場
松平定信老中首座。
沖ノロ口銭が制度化される。︵売買された荷の二分を徴収︶
﹁蝦夷拾遺﹂
一七八七
一七八八
頃
八取り︶
所請負人は、出漁者に自己の場所海面での鰊漁承認の代償として漁獲の二割の役鰊を徴収する︵二
国後・目梨でアイヌ人蜂起。松前藩、西在漁民の願いにより大網使用を禁止する。
八月 松前藩は飛騨屋の全場所を没収。
樺太に場所が及ぶ。
幕府は厚岸以東と宗谷に最上徳内らを達し御救交易を翌年にかけて行う。
一七九二
一七九六
一七九八
一七九九
一入〇〇
一入〇二
一入〇四
一入〇六
一入〇七
○
八 八 八八八
一
四 三 二一入
四
一∼○ 九八五
掛倒をしく︵東蝦夷地との交流は箱館奉行、西蝦夷地との流通は松前藩により、総括︶
ロシア使節ラックスマン、対日通商を求め根室に来航。翌年拒否される。
夏、高田屋嘉兵衛の持船、箱館に入港。
英人ブロートン、虻田に上陸、翌年また絵柄に来る。
幕府、蝦夷地に一入〇人にのぼる調査隊を派遣する。蝦夷取締御用掛が置かれる。
幕府は、東蝦夷地と東在を仮直轄し、箱館を拠点とする。浮軽、南部両藩にその警備を命じる。直
二月
御用掛を蝦夷奉行︵五月に箱館奉行︶と改称。
和人定住者が増加した箱館六力場所を村並とし、関所を山越内に北上させる。
幕府、東蝦夷地、東在を永久上知とする。松前藩は武蔵国に五千石を与えられる。
箱館奉行︵松前奉行︶、福山に移る。
高田屋は蝦夷地回米の任につき、択捉場所はそのまま募兵衛に任す。
ロシア兵択捉島を襲う。
︵九千石︶
ロシア使節レザノフ、通商を求め長崎に来航。翌年拒否される。
九月ロシア兵、カラフトを襲撃する。
一二月﹁オロシア船と見請候ほぼ、厳重に打払うべき﹂旨、全大名に達する。
三月 四股夷地、西在を収公。これにより幕府は全道及び樺太を直轄。松前藩を陸奥国梁川に転封
一〇月
三月
四月
会津藩に樺太、仙台藩に国後、択捉などの警備を命じる。
ロシア軍艦艦長ゴローニソ、国後島で警備兵に描らえられ、松前で拘禁。
高田屋寡兵衛、ロシアの捕虜となる。
高田屋嘉兵衛・ゴローニソ釈放、幕府直捌制を中止。
最初の沖ノロ口銭の条文あり。
松前藩に復領
﹁其方儀彼地草創之家柄、数百年之所領二侯得バ、如前之可被返下﹂
一入二三
高田屋、ロシアとの密貿易の嫌疑で家財没収所払となる。
一二月
一入三一
追鰊、増毛に及ぶ。
幕府、松前藩に新城建設を命じる。
⋮⋮達吉は﹁松前蝦夷地一円﹂が松前藩領と明記する。
六
l八四九
一入四〇
一二月
七月
叢永 二
日米和親条約−−箱館、下田を補給港とする。
一二月 松前城竣工。
二月 幕府、松前藩領を除き東在木古内以東、酉在乙部以北の地を収公、箱館奉行に支配を命じる。
一二月
プチャーチソ、通商と国境画定を求めて長崎に来る。
このころ場所請負制を入札制とする。
松前藩は一〇〇石=二〇両の換算で、半分は米、半分ほ貨幣で支給する擬制的石高制を導入。
天保 ニ
一入五三
ー一
一入五四
六
安政 元
一入五五
仙台、浄軽、南部、秋田四藩に蝦素地警備を命じる。
松前藩には梁川、東根の三万石を与える。
網を禁止する。︵大網騒動︶
乙部から熊石までの漁民が島小牧場所から古平場所までの大網を切断したので、藩は改めて大
三月
春
瀬田内場所から厚田場所までの請負人一同からの大網使用公認の申出に対し、箱館奉行は、西在漁
民救済のため、大網一統宛三両の冥加金徴収を条件に許可。
出稼和人をより多く蝦夷地に招来するため旅人役を廃止する。
元治 元
文久 元
万延 元
六
安政 五
一入六五
一入六四
一入六一
一入六〇
一入五九
一入五入
﹁村並﹂小樽内まで進む。
準和人地を意味する﹁村並﹂
箱館奉行蝦夷地と和人との関所を廃止し、往来を自由にする。
桜田門外の変。
仙台、津軽、南部、秋田及び庄内、会津の六藩に蝦英地を分知し、周辺の幕領をあわせて警備させ
出稼和人を耕作者として、蝦英地へ定住させるため、越年役を免除しその地で人別帳を作成。
王政復古の大号令
幕府大政奉還
ほ長万部まで北上。
−Y﹁沖ノロ役﹂を納めぬ直観が、各藩の分領と本領との間で発生。
︵これとともに場所請負廃止︶
山越内関所和人勝手次第通行となる。
幕府の長州再征。
一〇月
箱館裁判所を箱館府と改称
五箇条の御誓文発布
箱館敦判所設置を決定
箱館裁判所五稜郭に開庁
箱館府開設を一般に公示
松前藩、館藩に改称
税法、一両年は旧慣忙よる旨布告︹地︺
幕府脱走軍、五稜郭占領。
︹函館外三箇所に於テ船運上ヲ取り立ツ︺。松前諸における西蝦夷地船運上の取立が禁止さ
一〇月
九月
一〇月
八月六日
七月一七日
五月一日
閏四月二四日
三月
四月
戊辰戦争の過程で奥羽諸藩は蝦夷地より撤退
一二月
東在〓何に﹁検地並びに地引網取調﹂を触れる。
五月
六月
た︵幕府直轄地縮小︶
アメリカなどと通商条約を結ぷ。箱館など外国貿易港となることが決定︵翌年開港︶。
慶応 元
一入六七
一入六九
一入六八
三
明治 二
西
暦
﹁船税税率制定ノ件﹂
れる。
﹁漁猟税の件﹂
−当分の内、漁猟税五分一現品濫て相納むべし。
﹁函館、幌泉、寿都、手官、海関所規則﹂
松前港にも海関所を開く。
一二月
一月
︹地︺
﹁開拓使諸税収入方﹂布達﹁従前ノ通諸税御取立相成候﹂
神田孝平﹁田租改革建議﹂
﹁東地御親料規則﹂布達
﹁開拓使船税徴収方﹂
根室国では、海産税は諸費一二・五%を捷険し一〇月限り徴収する。
閏一〇月
二一月
海関所規則を改正︹出︺
﹁福山・江差両港輸出入処諸品並諸晶税ヲ館啓二徴シ本使管徴ヲ止ム﹂
滞在役←廃止、石役・面役・帆形役←港役
一二月
目的として開拓する場合を除く︶
=⋮移住者が新たに開墾する場合、資金を下賜するとともに七年間免租︵但、漁業のみを
⋮⋮移住民取穫産物税別ヲ定メ現品ヲ以テ収税ス。
一一月
七月
六月
四月一日
根室支庁管下従来収むる運上金を廃し歩役を収納する。
﹁開拓使歩役規則﹂
開拓使より樺太開拓使を分離。
函館支庁達﹁開拓使函館支庁海産物収税方﹂
四 二 二 月 月 月
一入七二
輸入⋮⋮代価の六割につき一・五%∼○■九%を徴収
石狩国札幌郡に限り、鮭鯵等漁業税を免じ郡外に輸出を禁ず。
輸出⋮⋮代価の六割につき〇・六%∼〇・二四%を徴収
二月
﹁松前、江差港輸出入の物品その管轄に関わらず及び寿部手官等の点検を経ずして両港に入
︵根室国︶野付郡の税別を定め函館場所立相場を以て一〇月限り全納とする。
る者は両港査し、その税金は開拓使に遮納せしむ﹂。館藩は徴収のための出先検閲となる。
三月
三月
開拓使本庁札幌に移る。
廃藩置県1館藩は館県となる。
五月
七月一四日
廃藩置県により租税一般の法則にすべきも当年は旧慣による旨の布告 ︹地︺
分類支配廃止1開拓使による北海道の統一支配。樺太開拓使を吸収。
﹁船税規則﹂公布。
七月二四日
八月
八月
弘前県は青森に県庁を移し青森県となり、出張所を福山におく。
八月二八日 稜多非人の称廃止につきこれらの所有地にも地租賦課の布告︹地︺
九月九日 館県、弘前県に併合される。
九月二七日
旧来由緒による郷士首姓町人の地子免除廃止︹地︺
新規漁場時の任命あり。
一〇月八日
四年末∼五年始
釧路国、千島国、根室国標津・目梨郡、北見国斜里・網走・常呂・紋別郡、税則を設ける。
標浄・目梨郡・釧路国・千島国⋮︰函館港場所立相場で金納
天塩・枝幸⋮⋮三年間免税
増毛・留萌・苫前及び属島新開漁場⋮︰三年間五%
増毛・留萌・苫前・天塩、枝幸・宗谷・利尻・礼文及び天売・焼尻に海産税則を定む。
〓一月 壬申より三年間外国貿易を除くのはか、海関輸出・輸入の税を免じ港役及び船税のみを徴
収する。
一月
一月
西
暦
年
一入七二
号
明治 五
明治 六
一入七三
斜里・常呂・網走・紋別⋮⋮松前港場所立相場で金納
北見国・千島国の新開漁場は本年より三年間免税
大蔵各より東京府に対し地券発行地租収納規則を達︹地︺
海関所規則改正︹出︺
⋮:地税︵三段階の比例税率︶以外に課税せず。物納可
開拓地収税規則
他に税則が定まっている場合は除く。免租の例多し︹地︺
地券を全国一般に発行する旨大蔵省達︹地︺
掛墓園花咲・野付郡の海産税につき一二・五%の控除をすることをやめる。
布告﹁地所規則﹂布達︹地︺
⋮︰居着は七年間、漁浜昆布場五年間免税
従来の貸下地は私有地とする。
太政官布告三〇四号﹁北海道土地売貸規則﹂公布︹地︺
各郡に出張所を置く。
﹁港内取締規則﹂
︵太政官布告入号︶
徴兵令︹地︺
⋮⋮碇泊税を徴収し港役を廃止す︹出︺
一月一〇日
一月
⋮︰低価格売下除租等の方法を定める。
一一月二八日 徴兵告諭︹地︺
一〇月
九月
九月
九月二〇日 旧館県管地が開拓使に管轄替えとなる。
海産税一割の徴収を布令
七月四日
七月
四二一
月 月 月
明治 六
一入七三
一入七四
一入七五
三月
各郡において収税するのを止め、天塩国は留萌支庁で、北見国は宗谷出張所で各々収税。
桧山・福島・津軽・爾志四郡の漁税を三分金納とする。
﹁桧山騒動﹂
桧山・福島・津軽・爾志四郡の漁税を十分の一とする。
五月
四∼六月
五月
七月二八日 太政官布告二七二号﹁地租改正條例﹂北海道には適用なし。
七月 北見国四郡海産物一割のところ、七年より三年間見通石数を定め松前立相場により納税
開拓使に直属軍創設=屯田兵設置=を太政官決定︵実施は七年一〇月︶
函館支庁達﹁函館支庁海産税額ヲ改ム﹂一割堅炭す。
根室支庁布達
〓一月
七月
三月
開拓使本庁達﹁港内取締規則﹂
⋮⋮漁場並昆布場自費新開の分はその年より二年間現品税を免除する。
六月
出産物現品上納を許す。
根室支庁達
根室・花咲の二郡
一〇月
開拓使根室支庁漁業税延納著処分万
函館本庁は八年四月実施
﹁国内回漕規則﹂l
−
一一月
漁場ならびに昆布場自費新開の分はその年より五カ年間免税
一〇月
開拓使布達四号
﹁北海道諸産物出港税別並各港船政所規則﹂公布︹出︺
一二月
二月
開拓使達︹出︺
﹁北海道諸産物出港税収入取締方﹂
して原価の四%を徹す︵四月施行︶
⋮⋮諸産物鉱属及穀物麻卵紙生糸器具を除くのはか、各府県下に向い出港するとき出港税と
二月
﹁回漕貨物取扱条例﹂
﹁外国形日本船輸出入税未納内外貨物回漕規則﹂
︹出︺
﹁北海道産物出港税ノ儀ハ管下道路堤防ノ修架又ハ賑貸給興等専ラ人民興益
二月
二月
ノ用二充ツべシ﹂
二月
年
号
明治 八
明治一〇
西
暦
一入七五
一入七六
一入七七
地租改正事務局設置
⋮:家禄奉還資金受取老にして家産営業のため地所の払下を出願せし場合の取扱い
開拓使布達三号﹁山林荒撫地払下規則﹂
⋮⋮北海道諸税科目八年分ヨリ別記ノ通相定ム但出港税処ハ従前ノ通
⋮⋮国税科目に﹁海産税﹂あり。ただし、出港税は国税とは別科目
樺太千島交換条約
第四号達
旦南国海産税につき定税を改め、出産高に応じ現品収税申付かつ昆布税の儀は本年より二割
税とす。
開拓使本庁会計局達﹁開拓使租税勘定帳様式﹂
五月
八月
港湾碇泊税、当分停止︵布告は二月︶
郡出張所、郡分所と改称
五月
一一月
︵案︶
海産税は一部を廃止すれば他の漁税にも影響するとして従前により収納することを認められ
〓一月
三月
大蔵省出納条例
﹁開拓使海産別検査並収税規則﹂
る。
九月
太政官布告〓ハ一号︹地︺
漁場持廃止︹地︺
九月
九月
一月四日
西南戦争
地租軽減・歳出節減の詔、減租の布告
⋮︰北
・海道地租は当分﹁地価百分のことし一〇年分より適用。
一二月二八日
二月∼九月
一一
一入七八
開拓使本庁布達﹁開拓使開産物売買輸出方﹂
﹁千島国国後郡昆布税額﹂
開拓使根室支庁連
開拓使達﹁開拓使出港税別等取締手続﹂
﹁北海道諸産物出港税則﹂改正︵九月より施行︶
﹁花咲郡収穫昆布検査心得規則﹂
八月
︹地︺
︹出︺
九月
開拓使達一五号﹁北海道地券発行条例﹂
﹁十勝国海産税規則﹂
一二月
九月
開拓使布達乙二五号﹁地所ノ区分制限及地券申請証印税収納等二関スル条項﹂⋮︰地所を
﹁海産干場﹂と改称。
⋮⋮人民をして土地を所有せしめ地券を発し地租を課すべきものとす。﹁漁浜昆布場﹂を
一二月
宅地∴新地・海産干場・山林・牧場と区分
開拓使根室支庁拾昆布煎海鼠布海苔に税を課す。
﹁開拓使函館支庁管内海産物収税方改正﹂
﹁開拓使管内海産物税則﹂
五月開拓使 布達甲四号 漁場昆布場自費新開の分実地精査の上除税年限を二∼五年さらに延長
六月 開拓使本庁達丙一六号﹁海産物検査例﹂
四月
四月 ﹁開拓使函館支庁海産物税則改正﹂
函館管内の海産物の内無税並びに定税金納があったところ、税則を定め現品課税とする。
三月
三月 ﹁西洋形汽船出港鋭敏収方﹂汽船をもって回漕する場合予め船改所に掲示する原価に従い受
け取るべき地で税を納付することを認める。︹出︺
一月
︹出︺酒も非課税
北見国税則を改め、一般現品を課税し且収穫晶を検査し税品徴収を了らざれば輸出を許さず。
開拓使﹁北海道諸税科目入年分ヨリ別記ノ通相定 但出港税処分ハ従前ノ通﹂
八五五 四
月 月 月 月
年
号
明治一一
一ニ
一三
西
暦
一入七入
一入七九
一八八〇
開拓使布達乙二二号﹁開拓使海産物遺脱老処分方﹂
郡区町村編成法︵一七号布告︶区長、戸長をおく。
函館管内で諸海産物無税の各郡にも本庁より課税
﹁国税金額領収順序﹂⋮⋮北海道には収税委員出張所を置かず。
開拓使本庁布達甲九号
する。
・⋮:海産物の内、現品定税あるいは金納税の場合、免許鑑札を受けずに捕獲するものは処罰
開拓使根室支庁遵丙二〇号﹁海産物検査収税順序﹂
︵根室支庁管内︶拾い漁業より製出する有税海産物にも同一の税を課す。
函館支庁布達﹁開拓使函館支庁管内緋二税ヲ課ス﹂
開拓使布達乙二号人民に貸付けてきた海産干場を無償付与。
郡区町村編成法
﹁開拓使札幌外四郡内生鮭売買検査手続﹂
開拓使本庁布達四九号
⋮⋮鮭鱒等河川において漁獲するもの海産税の対象となる。
太政官、北海道地租の﹁徴収期限は収穫の期節に応じ全道一般地租は翌年五月三一日を以て
一月
開拓使本庁布達甲二六号﹁生鰊輸出販売者\税金収納方﹂
大蔵省達乙七号
⋮⋮納税以前売買輸出のものほ、その時々租税課派出員へ届出て検査を受くべし。
⋮⋮予算表式に﹁北海道物産税﹂計上
三月
納期としその間において適宜に収入せん﹂旨認む。
一月
一九七五五五四
一月 月 月 月 月 月
月
明治一三
一五
一六
一八八〇
一入八ニ
一八八三
九月
五月
︵根室支庁管内︶海産物の産地において生魚をもって販売する者は現品税割をもってその販
開拓使札幌本庁布達﹁小樽外十一郡海産物検査例﹂
開拓使札幌本庁達﹁生鰊輸送販売者ノ税金収納方﹂
開拓使根室支庁生緋税則
売代価の一∼一・五%を徴収する。
二月
函館支庁二九号布達﹁水産物検査井収税例則﹂
開拓使根室支庁達丙一九号 海産物検査収税順序一部改正
一一月
四月
四月
六月三〇日 地租改正事務局閉鎖︹地︺
二月八日 開拓使が廃止され、函館・札幌・根室の三県が置かれる。これに伴い、屯田兵は陸軍省
大蔵省庶四〇九号達﹁北海道物産税納付順序﹂
の管下となる。
﹁北海道三県地方税目﹂
六月
六月
農商務省内に北海道事業管理局が置かれる︵三県一局制︶
根室県連乙三一二二二号﹁海産物検査及収税順序﹂
根室県連乙三一号﹁海産物検査収税順序﹂
函館に租税局出張所を置く︵∼一七年五月︶
一月二九日
六月
二月
﹁船税規則﹂布告一三号
三月
四月
大蔵省乾二〇三号
布告﹁北海道拾昆布帆立身税を敬す﹂
函館県布達﹁物産税検査徴収例規﹂
札幌県連﹁物産鋭敏収遊迭納事務取扱例規﹂
⋮﹁北海道物産税納付順序﹂
五月
二九五
月 月 月
年
号
明治一七
一入
一九
西
暦
一入八四
一入八五
一八八六
根室県甲二一号﹁物産税徴収規則﹂
﹁地租條例﹂公布
四月
太政官布告一二号
根室県丁一九号﹁物産税検査徴収順序﹂
三月一五日
五月
四月
うものは厳罰
・⋮︰自今北海道症於いて有税水産物を収獲せんとするものは管轄官庁の許可を受くべく、違
根室県連甲三六号﹁物産鋭敏収規則一部改正﹂
有税水産物を収狂するものの外水産品を有税晶に製造するものは亦出願許
五月
太政官布告三号
根室県連三一号﹁物産税品売捌手続﹂
﹁開拓使収支統計﹂租税科目に﹁北海道物産税﹂計上。別途﹁出港税﹂が﹁地方税﹂と別に
可を受くべし
一月
七月
三月
物産税徽収規則一部改正
函館県物産徴収上入日砂引等の呼称を廃す。
函館県連
計上されている。
八月
根室県布達甲四号
北海道庁成立
閣令﹁北海道土地払下規則﹂北海道辻地売貸規則廃止及び官有土地の払下に関する規定を整
大蔵省﹁北海道物産税徴収手続﹂
一月
三月
一月
六月
﹁所得税法﹂
登記法公布︵法律二号︶
北海道庁遵巳七一号﹁北海道物産税収納順序﹂全道統一の規定
備︹地︺
三八七
月 月 月
明治二〇
三月
﹁北海道諸産物出港税則並各港船改所規則﹂が廃止︵勅令六号︶
︹出︺。﹁北海道水産税則﹂
大蔵省令六号﹁北海道水産税則施行細飾﹂納期及納税割合を二に区分。
大蔵省令四号 北海道水産税則施行細則改正
一八八七
法律一入号
制定
・︰
⋮水産物産出価格の五%を税とする。
四月
五月
北海道開墾地として明治二年以降有税
六月
有租地及年期地につき免租期間を改正
一八八八
/ヽ _
一八八九
地となった田畑・郡村宅地について二二年より三一年まで地租及地方税を免除する。現に開墾
年期中のものは満期より一〇年免除
︵法律七九号︶屯田兵に一定の土地を給与し服務中及び満期の年よ
法律二号﹁北海道水産税則﹂一部改正
六月 閣令二〇号 払下地の免租期間を改正︹地︺
一〇月 北海道地租の納期全道統一となる。
二月
月
一入九〇
北海道水産税則施行細則改正︹地︺
九月 ﹁屯田兵土地給与規則﹂
り一〇年間免税
北海道水産税別施行細則改正
大蔵省令二五号
大蔵省令一二号
大蔵省令四号
一〇月
一〇月
三月
大蔵省令六号﹁北海道水産税則施行細則﹂大改正
六月 北海道庁訓令四六号 地租の増減土地の変換開墾及荒地その他制裁に関するものの外、地租
条例に準拠して土地を整理すべし。︹地︺
大蔵省令二号 奥尻水産営業人組合に関する特例を全道の組合に拡大
﹁税務管理局官制﹂
大蔵省令一号 奥尻組合に関する特例
法律三三号 船税を廃止し、地方税とする。︹出︺
一九三一六
○月 月 月 月
二三
二四
八八
年
号
法律三号﹁北海道地方費法﹂四月より北海道水産税を廃止、地方税移管。
北海道二級町村制実施
北海道一級町村制実施
暦
七月
非常特別税法による増税︹地︺
西
北海道にも税務署設置
︹地︺
︰﹁定の土地を給与し開墾地地租をその間課さない。
一九〇〇
三月
四月
勅令二〇二号
北海道区制実施
一九〇一
四月
八月
屯田兵土地給与規則を廃止︹地︺
樺太に民政著聞庁
屯田兵の制度を廃止︹地︺
税務監督局設置
一九〇二
九月
一九〇五
地租法、北海道に釘全部施行される。︹地︺
﹁樺太庁官制﹂
法律四一号
法律二号
法律三三号
三月
四月
一九〇七
三月
四月
一九一〇
四月
勅令九二号
北海道・沖縄県・鹿児島県大島郡に特別の納期を定める。︹地︺
内地並の税率となる。
北海道の宅地二・五%︵四四年から︶、田畑三・四%その他四%。北海道の宅地、
一九一一
一九〇六
一〇月
一九〇四
一〇月
屯田兵村設置をやめる。︹地︺
三月 法律二七号﹁北海道旧土人保護法﹂
⋮⋮本法により売払付与交換したる土地は民有となった年の翌年より二〇年間免税
﹁北海道国有未開地庭分法﹂
北海道区制二級町村制二一級町村制公布︵勅令一五入∼〓ハ○号︶
三五 四
月 月 月
出典︰
九入七 六
樺太長官陸軍将官併任を解く。
全道の地価整斉事業を行う。︹地︺
六月
一九四一
樺太及び南千島、ソ連に占領さる。
樺太を内地に編入する。
税務監督局は財洛局となる。︹地︺
漁業税が廃止され、漁業権税にかわる。︵昭和二七年まで存続︶
一九四三
北海道の地租の税率すべて内地並となる。︹地︺
一九四五
地租が固定資産税にかわる。︹地︺
地租が地方税となる。︹地︺
財務局より国税局独立。
一九三一
一九四七
一九四九
︵国書刊行会︶
条約局第三課﹁外地法令制度の概要﹂
南鉄減﹁改訂北海道給食経済史﹂
﹁明治財政史﹂第五巻・第六巻、﹁明治大正財政史﹂第六巻、菊地勇夫﹁幕藩体制と蝦夷地﹂
︵札幌国税局︶
海保嶺夫﹁近世の北海道﹂人教育社︶
﹁国税北海道七〇年の歩み﹂
山間︶
﹁法規分煩大全﹂︵復刻版︶第三八巻
一九五〇
一九四〇
八月 ﹁樺太酒類出港税法﹂
一・九二二 北海道庁令三〇号 水産税は外形基準による課税となる。
九九九∼九
︵雄
H
︹補遺︺
H 総 説
樺太の租税制度
︵1︶
樺太は、松前藩時代には蝦夷地の一部︵北蝦夷地︶であり、松前藩により樺太との交易が占有されている。そし
て、寛政二年︵一七九〇︶には場所が開かれ、藩主直支配の場所として重要視されていた。北蝦夷地の請負場所から
の運上金は、文政年間には千六十両に達している。
文化四年から文政四年の聞及び安政二年以後のカラフトは、幕府の直轄であった。慶応四年にほ箱館裁判所︵まも
なく箱館府と改称された後、明治二年七月には開拓使に吸収される。︶の官吏が、樺太の楠渓に駐在するようになる。
明治二年八月、蝦夷地を北海道とあらため一一カ国八六郡を置いたが、北蝦夷地と呼ばれていたカラフトは、別に
樺太と公称されることとなった。樺太は原則として開拓使の管轄であるが、明治三年二月から四年八月までは樺太開
拓使が別に置かれている。したがって、この時期の租税制度は、北海道のそれと類似している面がある。
︵2︶
ロシアのシベリア進出以来、樺太における日露両国民雑居の状態は長く続いてきた。ようやく、明治八年五月に樺
南樺太が、ポーツマス条約によって日本領に復帰したのに伴ない、明治四十年に樺太庁が開設された。樺太は、
太千島交換条約が締結され日露国境が確定した。これに伴い、樺太ほ、いったん、日本の領土でなくなったのである。
∽
︵へJ︶ 七支庁二出張所、ついで一市八支庁にわけられ、北海道に準じた町村制度が施行されたが、その自主度は弱かった。
昭和一八年四月樺太は内地に編入され内地と一体化されたが、第二次世界大戦後にソ連に占領されている。
明治三八年七月樺太再進出当初、樺太における諸般の経費は、日露戦役に関する臨時軍事特別会計により支出され
︵4︶
た。日露戦役終結後の明治四十年三月二十日法律第十八号をもって樺太庁特別会計法が公布され、以後、樺太庁の会
計は、その歳入及一般会計よりの補充金を以てその歳出に克つることとなった。
それほ、北海道が国の会計の一部でありながら、地方税とまかなう部分と一体となって運用されるのと異なり、独
立性が明確であった。また、北海道以上に、管下の市町村の財政基盤が脆弱で、自治体としての固有任務を遂行する
︵5︶ ぅぇに必要な経費をまかなう能力が備わっていないばかりか、自治体業務の主要部分を樺太庁が代行していた。
︵6︶
樺太には一般会計からの補充金が明治四十年から昭和九年まで支出されているが、補充金に対する依存度は低かっ
た。補充金が三富十万円と最高額を受け入れた昭和四年度でも、それ以上の歳入余剰金があった。樺太の財政が森林
収入を主軸としていたためであるが、北海道が長期間にわたり中央からの資金導入及び税制整備に心がけるのと正反
新領土となった地域、すなわち、いわゆる外地に対する統治の基礎法について、大日本帝国憲法下では何ら成文
対である。大正初期まで、漁業料及漁業税が樺太の最大財源であった。
伺
︵7︶
法が設けられなかった。そこで、大日本帝国憲法の定める通常の立法手続で定立される法域とほ別に、新領域の特殊
事情によく適合するような法律を施行しうる体制が定められることとなった。そこでは、外地には内地の法律は原則
として施行されず、法律中のあるもののある外地への施行を必要とするときは、法律上一定の方式に従ってその法律
に従って特定の外地に施行されるものであることを明らかにするものとされていた。租税制度についても当然同じ原
理が適用された。
樺太は当然外地であり、明治四十年四月一日法律第二五号が、樺太に関する法律制度の基本となった。樺太におい
二〇九
て、港律を要する事項で施行すべき潜律がないか又ほ勅令をも
官には法律にかわるべき命令を制定する権限がなく、必らず新たな法律の制定が必要である。
︵8︶
二一〇
租税についても、周一税笹が内地にない場合、また同一税種がある場合でも課税標準や税率等が内地法と異なる場
このはか、樺太二於ケル租税二閑スル法律の委任
合には、その法律を施行することはできない。それゆえに、樺太二於ケル租税上関スル法律︵明治四〇年法律第二一
号︶や樺太酒類出港税法︵大正元年法律第一号︶等が制定された。
︵明治四十年法律第二一号︶により、樺太において次の租税が賦課徴収され
に基き勅令で樺太所得税等の諸瀧令が、ノまた周令︵のち拓務省令︶とtて﹁樺太二於ケル租税ノ種額及課率﹂が制定
﹁樺太二於ケル租税二関スル法律﹂
されている。
㈲∵
ている。
市街地宅地税、斬得税、営業収益税、酒造税、漁業税、臨時利得税、相続税、資本利子税、外貨債特別税、法人資
︵9︶
本瀧、北支事件特別税、利益配当税、公債及社債利子税、通行税、入場税、特別入場税、物品税、建築税、遊興飲
食磯、特別法人税、馬券税、広告税、特別行為税
明治四十年当時の税ほ、戸数割・営業税・雑囁税のみで、その後、創設ないし廃止されたものが多い。
樺太の租税収入の推移は表25のとおりであり、当初は漁業税︵漁業権︶がトップを占め、その後は、長期にわたっ
て営業税がトップを占めている。所得税がトップを占めた期間は短かった。
︵10︶
内地にあり樺太に設けられなかったものとしては、有価証券移転税がある。狩猟免許税に代わるもの上して、狩猟
免許料が徴収されている
反対に、樺太には地租が施行されていなかったが、市街地宅地のみに課税される市街地宅地税があった。市街地宅
地税ほ、大正十年法律七号を以て同年四月以降創設されたものであるが︵大正十年棒大庁令三十号参照。︶、地価︵官
有地の払下価格︶を課税標準とし、一級及二級の二本立の税率から成っている。市街地宅地税は、町村をして徴収せ
昭和十七年十一月拓務省の廃止と同時に樺太は内務省の所管に移り、昭和一八年四月一日に内地行政に編入され
︵n︶
しめたが、税収は少かった
国
た。
︵12︶
その際、﹁税制については急激な負担を来さないよう漸進的に内地行政との統合を図ること﹂︵﹁樺太内地編入に伴
ふ行財政措置要綱﹂措置5︶とされたが、所得税にとって影響は大きかった。樺太の所得税は、大正九年七月三一日
公布の所得税法が原型であり、最後まで昭和十五年の所得税大改正が導入されなかった︵樺太だけでなく、各外地と
も同様である。︶。すなわち、三種所得税からなる構成が維持され、法人税が独立せず、分類及総合所得税から成る構
︵13︶ 成が採用されなかった。
本州に存在しない漁業税及樺太酒演出港税については、項を改める。
0 漁業税
漁業税は、明治四十年三月勅令九六号﹁樺太漁業令﹂が制定されたとき、免許料として漁業料を徴収したのに始ま
︵14︶ て、大正元年度でも全歳入の二八%を占めていた。
る。漁業料は、大正四∼五年頃までは樺太の最大財源であり、明治四二年度にほ全歳入の四二%を占めていた。そし
ニー一
二一二
大正十二年法律第二一号をもって、漁業料は漁業税として樺太における租税の種目に追加されることになる
︵16︶
している。大正十四年閣令四号は、漁業権に対する漁業税を、一漁業権につき五十円とする。昭和二年分からは、免
十二年閣令二号は、免許漁業の定置漁業権者に対し、一漁業権につき宵円ならびに生産価格︵二年平均︶の五%を課
︵15︶
許漁業中の区画漁業及専用漁業が次表の区分で課税され、しかも課税標準の生産価格を二年平均の漁獲価額と
この漁業税は、大正十一年及昭和二年の北海道庁令による水産税に額似し、さらに簡単にしたように思われる。他
樺太酒類出港税
方漁業税となってからは逆に、歳入に占める地位は低下した。
⇔
樺太では、明治四十年内務省令十二号により、営業税の一種として酒類醸造業者に対する課税が行われていた。単
独の酒造税が課されるようになったのは、大正十年法律七号により、棒大における租税の種目として酒造税が追加さ
れてからである。このときは、清酒こ鞠酒・白酒・味琳・焼酎・安酒・酒精及酒精含有飲料の製造者に酒造税が課せ
られている。
したがって、大正十年前には酒造税がかからないことになるが、当時主要農産物である酒類の製造が増加してきた
︵酒造税法上の焼酎に同じ。︶
及酒精・酒精含有飲料︵酒精及酒精含有飲
のに、対処の方法がなく、また、内地産の酒額とも不公平であった。そこで大正元年法律一号でもって、樺太酒類出
港税法が制定された。この法律では、焼酎
料税法が適用されるもの。︶を、帝国内の他の地に移出するときに、内地の造石税も同一の税率により出港税を課し
た。後に酒造税法等が樺太に適用されるが、樺太酒類出港税法は残された︵課税要件に微妙な差がある。︶ものの税
収は少なかった。
この税は、北海道諸産物出港税とは異なり、酒税︵造石税︶の補完税であり、沖縄県酒額出港税と同性格のもので
ある。ただし、樺太酒額出港税は樺太庁支庁が徴収し特別会計に入るのに対し、沖縄県酒類出港税は全国一般会計に
入っている。
飼 おわりに
樺太で制定された租税は、経済や社会情勢を反映し、施行月日が遅れたり、内地の法と内容を異にするのが多い。
樺太の社会経済情勢を反映しているとともに、北海道の租税行政を追いかけているようでもある。
樺太税制について、法文の念査、決算、運用実績等を具体的に検討すれば、松前藩との連りがうすいだけに、租税
国家の発展史の研究に資することになろう。しかし、資料の散逸が惜しい。
︵五︶注
︵2︶ 明治八年までのカラフトの歴史については、﹁明治大正財政史﹂十九巻九五五∼九五入貢。﹁明治官制辞典﹂一二七頁。
︵1︶ ﹁海保I﹂、八九貢。﹁南﹂﹂六四頁・一四一頁
ニー三
﹁海保I﹂。ノ﹁歴史I﹂。﹁歴史Ⅱ﹂。
︵3︶ ﹁歴史I﹂、二一入頁。
︵5︶ ﹁昭和財政史﹂十六巻一入入貢。
︵4︶ ﹁明治大正財政史﹂十九巻九六〇∼九六一貫。
︵7︶ 条約局第三課﹁外地法令制度の概要︵﹁外地法制誌﹂第二部︶﹂
︵6︶ ﹁昭和財政史﹂十六巻一入九∼一九〇貢。
下、全体として参考文献とした。
︵9︶ ﹁明治大正財政史﹂第十九巻九六三∼九六四貢。
︵8︶ ﹁外地法令制度﹂一七五貢。
二−四
︵以下、﹁外地法令制度﹂という。︶昭和三二年、四貢。以
︵11︶ ﹁明治大正財政史﹂第十九巻一〇二〇∼一〇二五頁。﹁昭和財政史﹂第十六巻二五九∼二六三頁。
︵10︶ ﹁昭和財政史﹂第十六巻二六五頁。
︵13︶ ﹁昭和財政史﹂第十六巻二四四貢。
︵12︶ ﹁昭和財政史﹂第十六巻三四一∼三四三貢。
七粂ノ二第一項第二号により免許したる漁業貯あっては、免許の年より漁業時期三年を経過せざるときは、生産価額を課税標
︵14︶ ﹁昭和財政史﹂第十六巻二六一貫。
︵15︶ ﹁明治大正財政史﹂第十九巻一〇七二∼一〇七四貢。S生産価額二千円以下なるとき及00樺太二於ケル漁業法施行規則第
︵平成二年六月三日。平成三年一月二七日補正︶
準とする漁業税は課税されない。大正十二年樺太庁令一三号第六条参照。
︵16︶ ﹁明治大正財政史﹂第十九巻一〇七四頁。