コミュニケーション演習 Ⅰ 自己表現・他者理解 Ⅱ 合意形成 西村美東士

コミュニケーション演習
Ⅰ 自己表現・他者理解
Ⅱ 合意形成
西村美東士
第一印象ゲーム 相互理解
• http://mito3.jp/ccc/daiitiinsyou/source/sourc
e_002.jpg
氷山モデル
http://mito3.jp/ccc/daiitiinsyou/source/source_
009.jpg
社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門 (PHP新書)
駒崎 弘樹 (著)
出版社: PHP研究所
発売日: 2015/12/16
•
•
•
•
•
•
本書では「フルタイムでNPOを事業として経営する」ための具体的方法が書かれている。駒崎氏は、「社会起業家」という自分を説明する言
葉があとからくっついてきてくれたと言い、株式会社、社団法人、財団法人などの区分にはこだわっていない。
彼は2004年にNPOフローレンスを設立し、日本初の「共済型・訪問型病児保育」サービスを開始した。10年後に待機児童問題解決のため「お
うち保育園」を創設し、これが後に「小規模認可保育所」として国策に採用された。本書では、「国に事業をパクってもらい、社会変革を行う方
法」として、視察を受け入れ、官僚に「肝」と費用対効果を伝え、政策化につなげるよう助言する。また、「現実はもっと厳しいよ」と批判する「ド
リームキラー」に対しては、「貴重な意見ありがとう。でもまあ、俺はやるけどね」という「スルー力」の必要を説くとともに、一割くらいは「よい批
判」があるので、「なんで?」と聞き返し、彼らのライフスタイルを推察し、ターゲットとすべき人物像を発見するという、いわば「生きる力」の具体
的発揮方法を示している。
また、このような具体的方法をネット上でも公開している。たとえば、「本格的な準備をしよう(情報編)」については次のとおりである。メン
バーのメールはGメール、チームの予定表はグーグルカレンダー、ファイルの共有はグーグルやドロップボックス、サイボウズ、ハングアウト、
顧客管理システムはクラウド型のセールスフォースを利用して、グループウェアは無料で構築する。また、対外的な情報発信は、まずはブログ
とフェイスブック、ツイッターの3つを使う。さまざまな活動状況を発信することで、チーム内、さらにはステークホルダー(支援してくれる個人や
財団・企業など)への活動報告になる。また、応援してくれる人を増やす効果もある。たまたま読んでくれた人が、「頑張っている人がいるんだ。
私も手伝いたいな」と思ってくれるきっかけづくりになるからだ。
さらに、このように日々の活動報告が蓄積されることで新しくかかわってくれた人には、その団体の歴史や、メンバーたちの人となりを知っても
らえるツールとなる。そのほか、ブログやフェイスブック、ツイッターの更新をルーティンにすることで、将来、ウェブサイトをつくった時に、ス
ムーズに移行しやすいというメリットもある。経営者個人が情報発信することで、自分自身を知ってもらういい機会になる。団体そのものの情
報発信は学生インターンや社会人プロボノ(専門的技能をもったボランティア)にまかせる。ブログなどの更新は遠隔でもできるので、彼らにま
かせやすい仕事だといえる。
そして、サービスインの前にはウェブサイトをスタートさせる。これがないと、利用者に、どこか頼りない団体との印象を与えかねない。助成金
などでお金が入ったころ、30万~50万円くらいでつくれるものにする。あるいは社会人プロボノにお願いして、タダ同然でつくってもらえるのな
らば、それに越したことはない。NPOやソーシャルビジネスにかぎらず、起業の鉄則は、最初は小さく、どんどん大きく育てていく。いかにお金
をかけないで、いいものをつくっていけるかを考えるのが重要だ。なお、ウェブサイトをつくっても、フェイスブックとツイッターは生かしておこう。
一方、ブログはウェブサイトに移行させるのがいいだろうと言う。ネット社会において将来、生徒が利益を得る手段が拡大していることに無頓
着であってはいけないといえよう。
本書が提唱する「新しい社会貢献」について、筆者は次のように考える。このような手の届く範囲で社会貢献したいという若者の志を大切に
受け止めたい。もう一方で、過去の学生は「儲け主義はイヤ」という理由で教員や公務員を目指していた(今の学生は安定のためだが)。今後
は、職業全般が社会貢献につながるという実態と認識も広げていきたいものだ。
第一印象ゲーム 相互理解
•
•
•
•
•
•
•
ヤマアラシジレンマ ディス・コミュニケーション
距離と親密 二律背反にならない方法
状況対応の自分らしさ
キャラクターになりきる キャラを演ずる
青少年研究会 → 多元的自己
ぶれない 素で行く
過剰社会化
若者とのコミュニケーション
•
•
•
•
ストローク 交流分析
銀行法則 ストロークの達人
地頭よくて脱落している人
「ちゃんと言ってよ」
• 友だち地獄 同一化プレッシャー
• 同感のほうが認められたようで安心できるが、
共感の場合は、相手と違ってもいいという感じ。
ずっと一緒にいられる安心感。我の拡大の重要
性
自己表現に関する私の課題(前回)
自己表現に関する私の課題(今回)
図解ワーク マインドジェット
クドバス
• http://ginouken.com/
• ラダーを示す
• http://ginouken.com/WhatCUDBAS.pdf
川島 高之 (著)
いつまでも会社があると思うなよ!
2015/9/16 PHP研究所
•
•
•
•
•
•
•
今の多くの若者が仕事に求めることは、私生活を犠牲にしないことのほか、仕事内容や収入よりも、人間関
係が良いことや上司が評価してくれることだ。そのような若者を、会社で有用な人材に育てるにはどうしたらよ
いのか。
川島氏は、自らも「イクメン」で、今は上場企業の社長として社員育成のための「イクボス」の必要性を提唱
する。「イクボス」とは、部下の私生活に配慮しながら、業績目標を達成させるという「新しい管理職像」である。
その要件は「部下の私生活とキャリアを応援している」、「自らも仕事と私生活を両立させている」、「業績目標
の達成に強くコミットしている」の3つである。氏は、仕事(ワーク)と共に、私生活(ライフ)と社会活動(ソーシャ
ル)という「3本柱の生活」が人生を強く豊かなものにしてくれると言う。それが、若手エリートからも支持されて
いるようだ。
氏は、経済成長期の「オヤジ」が、「圧倒的な権力」を背景とした理不尽な命令や支配に対するストレスで、
家庭を暗くさせたとし、若者に、結果志向で「柳に風」のしたたかさでやっていこうと言う。
ただし、生産性重視は譲らない。時間泥棒トップ3として、資料作成、メール、会議を挙げ、たとえば会議に
ついては、ゴール決め、資料の事前配布、人数絞りの3つで時間は8分の1になると言う。ただし、その生産
性とは、アウトプット÷インプットであることから、分母である時間の削減幅以上に、分子である成果を収縮さ
せないよう警告する。
氏は、怒鳴り続ける少年野球のコーチを例に上げて批判し、代表を務めるNPOゴヂカラ・ニッポンの方針を
示す。それは、部下や子どものを自主性を育てるためには、苦手や弱点ではなく、得意に注目すること、社会
で役に立つ経験を与えて「貢献心」を育むことなどである。そのうえで、残業している社員より成果を出すこと
を若手社員に求めるのだ。
氏は「三本柱の生き方」によって、次の仕事能力が身に付くと言う。人脈が広がる/視野が広がる/多様性
が身に付く。頭の中で、仕事とは別の視点との化学反応を起こせる。コミュニケーションカが高まる。組織運営
力が高まる。自分の素の実力、強み・弱みがわかる。プロジェクトマネージメントなど、OJTトレーニングの場
を得られる。
評者は考える。帰属意識が不足し、個人的親密さを求める若者を否定するだけでは、教育は始まらない。
仕事、私生活、社会活動のそれぞれの場で、幸せな生涯を送るための基礎・基本を身につけさせることこそ、
生涯学習時代における学校教育の役割といえよう。
伝統文化親子教室事業
•
伝統文化親子教室事業では、次代を担
う子供たちに対して、民俗芸能、工芸技術、
邦楽、日本舞踊、茶道、華道などの伝統
文化に関する活動を、計画的・継続的に
体験・修得できる機会を提供しています。
• 全国で毎年3,000以上の伝統文化親子教
室が開催されています。
社会教育の本質
•
•
•
•
•
自発的な参加者
馬を水飲み場に・・・
文化 クールジャパン ポップカルチャー
民俗学
文化は押し付けでは育たない
第一印象ゲーム振り返り
• [No.73] 17/02/20(月)15:16:59 通信 【第一印象ゲーム】 普段の自己紹介
では自分がどういう人なのかわかってもらうように説明しているが、今回
のゲームでは自分が相手からどう見られているかがわかって面白かった。
• また、相手を見るときも単なる第一印象だけよりも本人から解答の理由を
聞くことで納得したり目でみれない部分を理解するという面白さがあった。
会社の教育プログラムの中でも使いたいゲームだと感じた。
• みとし 自己紹介 相手に関心もてない。過去の文化遺産を比べあう。自
分を基準にして相手をわかったと思い込んでしまう。
• 過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。
• 過去の解釈は変えられる。
• PDCA 主体 失敗
ボルボ振り返り
• [No.74] 17/02/20(月)15:33:20 通信 【ボルボ】
• ベテランはフロントガラスを通してお客様の車の情報を確
認したり、店内に入ったときからさりげなくおもてなしの心
でお客様に接客していた。高級車を購入するかもしれない
お客様に夢をあたえる演出がいくつもあったと思う。
• お客様に不快感を与えない言葉づかい、立ち位置などだ。
気がつけば家族状況を聞きだしていた。又、会社が重要
視している安全に対する考えをお客様のライフスタイルに
合わせて提案をし他社との差をだしていた。短い時間の中
で、お客様の信頼構築をしていたのはすごいと感じた。
• 角田
• 引き出しを客に合わせて出していく。
[作業の全体像]
• [作業の全体像] この項目は最も書き上げ
が難しい部分であろう。どのようにして全体像
を伝えるかが明らかでないと書き上げられな
い。しかし、重要度は高い。経験によれば、全
ての項目を書き上げてから記載することが良
いようだ。簡潔に全体を知るには作業の最終
のねらいとそれに至るまでのプロセスの要点
を書く。そして、このときの動きの背景にある
科学的なポイントを簡単に示すことで全体が
理解できる。
質問内容
到達目標
• ① 自己表現の種類と効果を知っている。
• ② 質問にわかりやすく答えることができる。
• ③ 自己表現を評価することができる。
ICT
反転授業
2013年10月、本書の監修者山内祐平氏らは、東京大学とNTTドコモの連携により、「反転学
習社会連携講座」を開設し、研究開発を始めた。翌11月、武雄市教育委員会は小学校でのI
CT環境整備による反転授業試行を発表した。現在、全国の教師がSNSを通して、スキル
共有の活動をしている。
2000年代後半から米国の初等中等教育を中心に反転授業というキーワードが草の根で広
がり、教育関係者の間で注目されている。反転授業は一般に「説明型の講義など基本的な
学習を宿題として授業前に行い、個別指導やプロジェクト学習など知識の定着や応用力の
育成に必要な学習を授業中に行う教育方法」を指す。山内氏らは、「従来の授業では学習
内容の説明に授業時間の大半を使うため、個別指導や協調学習など教員や学習者同士の
相互作用的な活動に十分な時間を確保することができなかった」とし、「従来の授業相当分
の学習をオンラインで授業前に行うことで、知識の定着や応用力の育成を重視した対面授
業の設計が可能になる」と主張する。
本書では、次の通りそのメリットを挙げている。生徒のなじんでいる言語(メディア)で語りか
けられる。(生徒会等)多忙な生徒の時間の自己管理を助ける。自己の理解度や学力に応
じて進行管理できる。つまずいている生徒を助ける。生徒と教師及び生徒間の関与を増や
せる。教師の生徒理解を深める。学習の個別化をもたらす。教室の透明性を高め、保護者
自身の学習や学校への態度が変わる。
評者は、次のことを再認識すべきと考える。生徒「みんな」が同様な学習成果をあげるという
ことはありえない。学習は本質的に「個人的事象」であるのだから。能力別指導が、ICT活用
により個人別指導にまで下りてきて、その上で生徒間協働が図られる条件が整いつつある
と感じる。
若手社員育成の課題と方法
• 第一に、若者の社会化(組織適応)と個人化(個性発揮)の促進
の両側面の視点から、若手社員育成の実態と課題を整理し、
世代間ギャップ及び育成する側とされる側のギャップの問題
を見出した。
• 第二に、1992年、2002年、2012年都市青年調査の経時変化
の分析により、「意見対立を避ける若者たち」の増加を見出し
た。また、貫徹志向と状況対応、交渉と非交渉の2軸から4タ
イプを設定し、比の差の検定によって各タイプの特徴を明らか
にした。
• 全体の3分の1近くを占める「状況対応非交渉型」については、
各状況と多元的自己との関係性を整理するための「自己」を
確立することなど、各タイプの課題を整理した。その上で、「組
織の中で個性を発揮する人材」に育てるためには、若手社員
の個人化と社会化に関する各タイプの達成状況及び特徴に
適した育成が求められると結論付けた。
社会化支援
•
•
•
•
•
•
社会の形成者
価値の伝承と創造
目的 目標
目標到達 必要能力達成
資質は変えられない。改造。
人格に踏み込まない。
クドバス
ABLカード記入と分類
クドバス振り返り
• クドバスの能力マップを実際作成した事により、
作り方がよくわかった。今後は会社での人材開
発プログラムや人事評価制度に役立たせたいと
思う。
• 対象者にとって出来なければならないこと、知っ
ていなければならないことが明確になり社員に
とっても今後の能力開発の指針となり活用でき
ると感じた。
• 社員の能力開発をどうしたらよいか検討中だっ
たので今回の授業は大変有意義なものになった。
3分間スピーチ 13:15開始
私のやりたいこと(好きなもの)
•
•
•
•
•
•
自己紹介
テーマ発表
内容予告(理由を3つ)
内容
まとめ(繰り返し)
挨拶
外在化
• 論理的思考
• 問題の発見→解決につながる
• 自己客観視→マッチング、位置決め
図書館と生涯学習・まちづくりの関係