議案第22号 三次市田幸健康増進施設設置及び管理条例案を次のように提出する。 平成29年3月3日 三次市長 増 田 和 俊 三次市田幸健康増進施設設置及び管理条例(案) (設置) 第1条 市民の健康の増進を図り,心身の豊かさの中で多様なふれあいを創出し, 活力と魅力にあ ふれ た地域社会の形 成に 貢献するため, 田幸 健康増進 施 設を 設置する。 (名称及び位置) 第2条 施設の名称及び位置は,次の表のとおりとする。 名称 田幸健康増進施設 位置 三次市大田幸町1502番 (指定管理者による管理) 第3条 田幸健康増進施設(以下「健康増進施設」という。)の管理は,三次市 公の施設におけ る指 定管理者の指定 手続 等に関する条例 (平 成16年三次市 条 例 第299号 。以 下「手続条例」 とい う。 )第3条の 規定 により指定する 団体(以下「指定管理者」という。)に行わせるものとする。 (開館時間) 第4条 健康増進施設の開館時間は,午前9時から午後9時までとする。ただし, 指定管理者は, 必要 があると認める とき は,あらかじめ 市長 の承認を得て, 開館時間を変更することができる。 (休館日) 第5条 2 健康増進施設の休館日は,12月29日から翌年1月3日までとする。 指定管理者は,必要があると認めるときは,あらかじめ市長の承認を得て, 臨時に開館し,又は休館することができる。 (利用の許可) 第6条 健康増進施設を利用しようとする者は,あらかじめ指定管理者の許可を 受けなければな らな い。許可に係る 事項 を変更しようと する ときも,同様と する。 2 指定管理者は,前項の許可をする場合において,健康増進施設の管理上必要 な条件を付することができる。 (利用の制限) 第7条 指定管理者は,次の各号のいずれかに該当すると認める場合は,健康増 進施設の利用を許可しない。 ⑴ 健康増進施設の管理上支障があるとき。 ⑵ その利用が施設の風紀又は公の秩序に反するおそれがあるとき。 ⑶ 前2号に掲げるもののほか,その利用が適当でないと認めるとき。 (利用権の譲渡等の禁止) 第8条 第6条第1項の規定による利用の許可を受けた者(以下「利用者」とい う。)は,許可 を受 けた目 的以外に これ を利用し,又は その 権利を譲渡し, 若しくは転貸してはならない。 (利用の制限等) 第9条 指定管理者は,健康増進施設の損壊その他の理由により,その利用が危 険であると認め られ るとき,又は 健 康増 進 施設の管理上 やむ を得ないと認め ら れ るときは, 健康 増進 施設を保全 し, 又はその利用者 の危 険を防止するた め , 区域を定めて 健 康増進 施設の利用を 禁止し,又は制限す ることができる。 (利用許可の取消し等) 第10条 指定管理者は,次の各号のいずれかに該当する場合又は健康増進施設 の管理上特に必 要が ある場合は,当 該許 可に係る 健康増 進 施 設の利用の条件 を変更し,若しくは利用を停止し,又は当該許可を取り消すことができる。 ⑴ 利用者がこの条例又はこの条例に基づく規則の規定に違反したとき。 ⑵ 利用者が第6条第2項の条件に違反しているとき。 ⑶ 利用者が偽りその他不正な行為により利用の許可を受けたとき。 ⑷ 健康増進施設の管理上支障があるとき。 ⑸ 健康増進 施 設 の 管理上以外の理 由に 基づく公益上や むを 得ない必要が生 じたとき。 ⑹ 前各号に掲げるもののほか,特に必要と認めるとき。 (入館の禁止等) 第11条 指定管理者は,利用者又はその者の行為が,健康増進施設の秩序を乱 し,又は乱すお それ があるときは, その 者の入館を禁止 し, 又はその者に対 し退館を命ずることができる。 (利用料金の納入等) 第12条 利用者は,指定管理者に健康増進施設の利用に係る料金(以下「利用 料金」という。 )を 前納しなければ なら ない。ただし, 指定 管理者が認めた ときは,後納することができる。 2 利用料金は,別表に掲げる額の範囲内において指定管理者が定める。ただし, あらかじめ市長の承認を受けなければならない。 3 市長は,利用料金を指定管理者の収入として収受させるものとする。 (利用料金の減免) 第13条 指定管理者は,あらかじめ市長の承認を得て,利用料金を減額し,又 は免除することができる。 (利用料金の不還付) 第14条 既納の利用料金は,還付しない。ただし,指定管理者は,次の各号の いずれかに該当すると認めるときは,その全部又は一部を還付することがで きる。 ⑴ 健康増進 施 設 の 管理上特に必要 があ るため,指定管 理者 が利用の許可を 取り消したとき。 ⑵ 利用者の責 めに 帰することがで きな い理由により, 健康 増進 施設の 施 設 等を利用することができないとき。 (損害賠償の義務) 第15条 利用者及び入館者は,故意又は過失により健康増進施設を損傷し,又 は滅失したとき は, それによって生 じた 損害を賠償しな けれ ばならない。た だ し ,市長又は 指定 管理者 が特別の 理由 があると認める とき は,この限りで ない。 (指定管理者が行う業務) 第16条 指定管理者は,次に掲げる業務を行うものとする。 ⑴ 健康増進施設の利用許可に関する業務 ⑵ 利用料金の設定及び徴収に関する業務 ⑶ 健康増進施設の施設及びその設備の維持管理に関する業務 ⑷ 前3号に掲 げる もののほか, 健 康増 進 施設 の運営に 関す る業務のうち, 市長が必要と認める業務 (指定管理者の指定の期間) 第17条 指定管理者が健康増進施設の管理を行う期間は,指定を受けた日の属 する月の翌月の1日から当該年度の3月 31日まで及び翌年度の4月1日か ら起算して3年間とする。 2 指定を受けた日の属する月の翌月の1日又は指定を受けた日が4月1日の場 合においては,前項の規定にかかわらず,当該の日から起算して3 年間と す る。 3 前2項いずれの場合においても,指定管理者の再指定を妨げない。 (市長による管理) 第18条 市長は,手続条例第2条の規定による申請がなかったとき,手続条例 第3条の規定に よる 指定ができなか った とき,又は手続 条例 第7条第1項の 規定により指定 を取 り消し,若しく は期 間を定めて管理 業務 の全部又は一部 の停止を命じた とき ,若しくは市長 が必 要と認めるとき は, 第3条の規定に かかわらず,健康増進施設の管理の全部又は一部を行うことができる。 2 前項の規定により市長が健康増進施設の管理を行う場合におけるこの条例の 規定の適用に関し必要な読替えは,別に定める。 (委任) 第19条 この条例に定めるもののほか,必要な事項は,市長が別に定める。 附 則 (施行期日) 1 この条例は,規則で定める日から施行する。 (三次市立学校施設利用条例の一部改正) 2 三次市立学校施設利用条例(平成16年三次市条例第119号)の一部を次 のように改正する。 別表中 「 水泳プール 専用利用 健 康 ト レ ー 1回当たり 午前 4,000円 午後 6,000円 全日 10,000円 100円 ニング機器 」を 「 水泳プール 専用利用 午前 4,000円 午後 6,000円 全日 10,000円 」に 改める。 (準備行為) 3 指定管理者の指定及びこれに関し必要なその他の行為等は,この条例の施行 日前においても,三次市公の施設における指定管理者の指定手続等に関する 条例の規定により行うことができる。 (指定管理期間の特例) 4 この条例の施行の日以後最初に指定する指定管理期間については,第17条 第1項及び第2項の規定にかかわらず,平成33年3月31日までとする。 別表(第12条関係) 区分 利用単位 9時から 13時から 17時から サロン室 グラウンドゴルフ場 13時 17時 21時 300円 300円 300円 300円 300円 1人1回 100円。ただし,高齢者,障害者等 健康トレーニング機器 は,無料とする。 備考 1 高齢者,障害者等とは,利用時において次に掲げる者とする。 ⑴ 満65歳以上の者 ⑵ 身体障害者手帳,療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳のいずれかの 交付者及びその介助者(障害者等本人につき1人まで) 2 利用者が市外居住者の場合は,利用料金の2倍の額とする。 3 利用者が営利目的の場合は,利用料金の3倍の額とする。ただし,当該 利用者が市外居住者の場合は,利用料金の5倍の額とする。 4 冷暖房機器を使用する場合は,利用料金の5割の額を加算する。
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