講 師 後藤 秀機 サイエンスライター、医学博士 1943年生まれ。東京工業大学大学院原子核工学課程修了。 コロンビア大学 研究員、ロンドン大学研究員を経て、横浜市立大学医学部、岩手医科大学等 に勤務。 コロンビア大学の研究員時代には脳神経科学を専門分野とし、 エリック・カンデル教授に師事。同教授は2000年度ノーベル生理学・医学賞 を受賞(受賞理由「学習記憶の神経機序」)。著書に『神経と化学伝達』 (東京 大学出版会)、 『イカの神経ヒトの脳みそ』 (新潮新書)、 『天才と異才の日本 科学史 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡』 (ミネルヴァ書房) では 第62回(2014年) 日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。 カエルの神経 から ヒトの脳 へ 神経生理学の近代的研究には、第二次世界大戦までの300年ほど もっぱらカエルが使われて来ました。戦後はさまざまな実験動物が 使われ、ついにはヒト脳の内部がどのように働いているか、生きた まま観察できるようになっています。不思議な脳神経の解明から、 いくつかのノーベル賞も生まれています。日本人研究者も加わり、 現在はさまざまな精神病、パーキンソン病、アルツハイマー病など の治療でも長足の進歩をとげました。講義では、そんな涙と栄光の 軌跡を俯瞰し、将来の展望も考えてみましょう。 脳の解明から精神神経疾患の制圧を目指して (写真提供:理研脳科学総合研究センター 理論統合脳科学チーム) 2017 年 3月8日 (水) 19 : 00~20 : 30 (18 : 30~受付) ■会 場 :日比谷図書文化館 4階スタジオプラス(小ホール) ■定 員 :60 名(事前申込順。定員に達し次第締切) ■参加費 :1,000 円 ■申込み :電話(03-3502-3340)、E メール([email protected])、 来館(1 階受付)いずれかにて、①講座名 、②お名前(よみがな)、 ③電話番号をご連絡ください。 ※小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) 〒100-0012東京都千代田区日比谷公園1-4 http://hibiyal.jp
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