第10次和歌山県職業能力開発計画 施策体系図 (目標達成年度33年度) 1.離転職者の再就職を支援する職業能力開発 【実施目標1】 全員参加型社会の実現に 向けた職業能力開発 目標:修了者就職率85% (現状73%) 人材不足の観光、介護、建設分野や、求人需要が強い医療調剤介護事務、中高年齢者対象パソコン訓練を拡充し、ハロー ワークの職業紹介と連携し再就職を支援。 2.障害者、子育て女性等特別な支援を必要とする方の職業能力開発 目標:修了者(子育て)就職率100%(現状100%) 目標:修了者(障害者)就職率55%(現状45%) ①総合実務科(知的障害者対象)の資格取得対策強化、②在宅障害者の受講を可能とするeラーニングコース導入、③子育て女 性を支援する短時間訓練コース・保育サービス付訓練コースを拡充。 3.中小企業の 産業人材育成への支援 目標:在職訓練コース数 40コース(現状10コース) 中小企業在職者のスキルアップに資する短期訓練を県立産業技術専門学院の設備や職業訓練指導員を活用し実施。 平成29年度より機械CAD、建築CAD、電気工事士講座、整備士講座など8科20コース実施し、40コースまで拡充。 【実施目標2】 成長分野・ものづくり分野 ICT分野を支える人材育成 4.地域特性に応じた産業で活躍できる若年人材の育成 目標:就職率100% (現状95%) 県立産業技術専門学院は、県内企業が求める技術・技能・資格に応じた人材育成を推進し、全修了生を県内企業へ就職。 田辺・白浜へのICT企業進出を踏まえ情報システム課程設置や、マシニングセンタや3DCADなどデジタルものづくり訓練強化。 5. 若年者への技能継承・職業キャリア形成支援 目標:3級技能検定受験者倍増 目標:ものづくりフェア参加者六千人(現状:四千人) 若者の技能検定手数料減免を検討し、職業能力開発協会の「ものづくりマイスター」派遣指導と併せ、3級技能検定受験者倍 増を図る。和歌山大学・和歌山工業高等専門学校では各15回、県企業トップによる経営理念、職業意識の講義を行う。 6. 産業技術専門学院の訓練科目最適化、生産性向上に資する訓練の実施 【実施目標3】 効果的・効率的な 職業能力開発 目標:就職率100% (再掲) 産業技術専門学院は、県産業ニーズへの対応と、ICT技術に係る訓練を充実するため訓練科目を再編。 自動車工学科の定員増、田辺への情報システム課程設置、デジタルものづくり訓練強化を図る。 7. 関連する行政分野や地域、産業界との連携 目標:年度毎の県職業能力開発審議会への進捗報告 ハローワークや労働局、産業界、教育関係との連携を強化し、地域ニーズを反映した訓練・就職支援体制を整備。 8. 職業訓練と職業能力評価制度の普及を通じた人材の最適配置 目標:全訓練生へのジョブカード交付 産業技術専門学院やジョブカフェ利用者への職業能力評価制度(ジョブ・カード)交付を図り、産業界が求める人材と求職者の マッチングを推進。
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